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ゆさな日々

猫・本・歴史・アートなど、好きなものやその日考えたことをそこはかとなく書きつくります。つれづれに絵や写真もあり。

桜花さきにけらしな。

※しばらくブログの更新をゆっくりにします。次回は11日に更新予定です。


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我が家の桜です!
例年より一週間ほど早く、先週には満開になっていたのですが
お天気が曇りや雨の日が続いて写真が撮れなくて、やっと青空の日に撮影できました。

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どこから撮っても花、花、花。

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青空にピンク色の絵の具を散らしたような。

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よく見ると蕾がいくつかありますが、花がたくさんあるので気にならない。
蕾が咲くころには他の花は散り始めてしまうので、完全な満開はなかなか見られません。

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楽しくなっちゃったのでみんなを連れ出しました。桜ミクさん以外はお花見初めてですよ!

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木の幹にも花が咲いています。

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せっかくなのでWミクさんで。

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ハヤトくんとミクさんは4月から中学校に進学するんですよね~おめでとうございます☆

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タツミくんは中学2年生に、リュウジさんは高校1年生になります!おめでとう!!


あと先月、川越氷川神社のむすびカフェに行ったのですが
状況が状況なので混雑するお昼どきは避けようと思って朝一に行ったら貸切状態でした。
あそこのケーキは下手すると午前中で完売してしまうので、急いで行ったのはそれもあったので
ちょうどよかったかなと。
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3月のケーキ「上巳」をいただいてきました。
上巳の節句にちなんだお菓子で、無花果のムースとハーブのクリームとピスタチオのババロアが重なってて
3色のマカロンも乗っててかわいい。
味は甘酸っぱくておいしかったです☆

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桜色シフォンケーキと苺。
ケーキはふわふわしていて、添えられたクリームは練乳とピスタチオ入りでした。
あと蓋を取り忘れて撮影しちゃったけど、左上の丸い器に入っているのは桜アイスクリーム。

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この子たちを連れて来ていました☆
桜ミクさんと桜チョコレートを一緒に。

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新河岸川のお花見は人のいないところで短めに。
今年は桜まつりも中止だそうですが、提灯はぶら下がっていて、夜間のライトアップは行われたみたいです。
来年は落ち着いてお花見ができるといいな。

「ことならば咲かずやはあらぬ桜花 見る我さへにしづ心なし」紀貫之
(古今和歌集巻二・八二番)
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テーマ: - ジャンル:写真

燃やせ魂。

各方面からおすすめされていた映画『プロメア』をDVDで見ました。
さすがTRIGGER&中島かずき、情報量が多くて頭がパンクしそうですよ。
まさか堺雅人氏がロボットに乗るアニメが見られるとは!
特に後半はずっと大声で叫びまくってて大変そうでした。あと主演の松山さんと早乙女さんも。
というか脚本家とのコンビが、これ「ふたがしら」ですよね(笑)。
堺さんも新感線で早乙女さんと一緒に中島さんの舞台に出ていらっしゃるから
俳優さんみなさんにご縁があるんですね。
ご本人たちで実写化待ったなし、いやマジでできそうですよ!できると思います。
松ケンさんや早乙女さんはそのままで大丈夫だもん…堺さんはちょっと、いやだいぶ鍛えないとだけど。
(なんて考えてたら堺さんがインタビューで似たようなことをおっしゃっていた→こちら

とにかく映像がすごいというのをあちこちで聴いていましたし、予告編やCM見てても確かにすごくて
いざ本編を見たら想像以上にものすごかったです。
舞台となる街プロメポリスの構築(背景にでほぎゃらりーが参加している!)、
音速のようなアクション、炎のゆらめき、メカやロボのきらめき、イメージの引用など
とにかく「アニメーションをやる」みたいな、絵を動かすことにひたすら重点が置かれている感じでした。
常に画面のどこかで何かが動いていて、静止した絵がほとんどなくて
あれっ今何かいた?って一時停止して確認したりする作業の連続。
世界では大きくても小さくても必ず何かが動いている、的な意志をひしひしと感じるというか…。
○の表現があまりなくて△や□が多用されていたのは幾何学的な世界観だと説得力を持たせるためなのかな、
こんな表現があるんだなあと思いました。
ずっと「スゲー」「やべー!」「スッゲー!!」って言ってました。全編通して口開けて見てた気がする。
原画の主線がカラフルなのであまり原画っぽくなくて、手描きというよりCGで動かしてる感があって
キャラクターは自由に動き回っているし、カメラの動きもドローンのように縦横無尽で
(船から撃って出ようとするクレイをカメラがぐあ~~って回り込むカットでうおおおってなった)、
こりゃスタッフの皆さん大変だったろうなあ…。
背景もきれいで、プロメポリスの街をはじめレストランの様子とかモービルの内部とか
ガロが頭を冷やしに行く氷の山とかバーニッシュたちが隠れていた火山近くの砂地とか
空気のカチっと冷えた雰囲気とか、強い日差しも感じられるような背景だったと思います。
デザインチックな背景で気温が感じられる画面、見事だ。

グレンラガンやキルラキルがそうだったように、ストーリーは歌舞伎や特撮のように王道で
でも先が読める気持ちよさというか、「やっぱりこうなった!」的なおもしろさがありました。
というか主人公にやたら歌舞伎の演出がつけられてますよね、見得とか七五調セリフとかツケとか…
中島さん歌舞伎も書いてるしね。
キャラクターやロボの名乗りでアルファベットとカタカナと止め絵が必ず出るって、どんだけ歌舞伎好きなんすか(笑)。
メガマックスもグレンラガンみたいな変形するし、ガロの丁々発止な決めゼリフも迫力あって
「で、出た~!中島節!」って突っ込まずにはいられなかった。
(セリフあまりに長くてリオに「おまえは何を言っているんだ」って突っ込まれちゃうのすごく好き)
クライマックスにガロがドリルでメインエンジンに突っ込むシーンはグレンラガンそのものでしたな、
良くも悪くも出世作だからなああれは…。
そんな中島作品でたぶん、歴代で一番バカって言われまくっているガロくんは
活動時に服脱いじゃうのなんでだろうな、
君が憧れている極東の火消しは法被着て火事場で纏振ってたんだぞ(^ω^)。
(カミナさんに似てると思ったらやっぱりそうで、今石さんもインタビューで「僕の主人公はだいたいああなる」って言ってた)
教養はないけど人一倍素直で目立ちたがり屋、火消しとしてまっすぐに生きる信念もあり、
そのための体力もきちんと持ってるから普段から鍛えてそう。
「バーニッシュも飯を食うのか」って言って、それが違うと知ると「悪かった」と謝れるのに
「我慢できれば普通の人間と一緒だろ」って、思ったことをすぐ口にしてしまうドストレートさ。
ただ、リオにクレイの話を聞いて最初は否定しても、ちゃんと疑って勲章を返しに行ってるので(捕まっちゃうけど)
目の前で見たもの聞いたことをそのまま受け止める性格なんだろうなあ。
レスキューの仲間たちも個性的すぎて大好きです。
みんな別方向を向いたオタクですが背中を預けあっている信頼感が見て取れるというか。
明るいアイナもクールなレミーも、マイペースなルチアも豪快なバリスもかっこいい。
「整備しといたよ。隊長の命令でね」っていうセリフはルチアさんの頼もしさが爆発してますが
隊長のかっこよさも伝わってくるいいセリフだなと思います。
信じてくれる仲間たち!
というか新谷さんどこかで聞いたことある声だと思ったら蛇崩さんじゃないですか…!
というか声優陣がいつものメンバーすぎますよね。吉野さん稲田さん小清水さん柚木さん檜山さん小西さん。
…そういえばガロが好んで使う纏は纏流子ちゃんの名前に通じるのか…。
小清水さんは今回はあまり暴れ回らないお役でしたね、
妹のスカイミスに飛び乗ったおねえさまかっこよかったです。
中島さんの書く姉妹キャラはお互いに向き合った時の絆が最強なのだよな。キルラキルの姉妹も好きー!

バーニッシュフレアの表現がとても美しくて、紫とピンクと青と黄色が入り混じった炎が
バーニッシュさんたちの手から出るたびに興奮しておりました。きれいだった。うむ。
炎というとどうしても「何かを燃やす」ものとして描かれがちですが
この映画は化学の現象としてのフレアを表現しているというか…それに色をつけているというか…。
(バーニッシュの炎が三角で表現されているのに対して
レスキューの人々が使う氷の武器は四角く表現されているんですね)
圧巻だと思ったのはリオが龍のかたちをした炎になってプロメポリスを襲撃してくる一連のシーンですが
ビル群の間に舞う龍の美しさと破壊の限りをつくす激しさがもう、何というか言葉になりませんでした。
あのシーンはすごかった。
アメコミチックな画面のなかに東洋の龍がいるというちぐはぐさと
炎は確かに揺らめいているのに硬質というか、ガラスのようにキラキラと尖ってもいて
リオの気持ちがそのまま龍のかたちをとっているように思えてどうしようもなく泣けてしまった。
泣きながら破壊してるんだよね。仲間を不当に奪われた怒りと悲しみの龍なんだよね。
バーニッシュの発火が先天的なものか後天的なものか、劇中では言及されないけど
最初のバーニッシュが現れてから30年経過しているのならたぶんリオたちは先天的な世代で
生まれてからずっと本能と戦いながら生きてきて、それを理解されることなく
ガロが前半で言ったように炎を出すな=「普通の人間」になれと言われ続けてきたわけで。
リオがいつマッドのリーダーになったのかわからないけど(リオ編にあるらしいけど見てない)、
きっと彼は仲間のことも自分のことも守りながら生きてきて
そんな仲間たちをひどい目に遭わされたのだから怒って当然ですよ…。
(ゲーラとメイスに逃がしてもらうときに「おまえたち!」って叫んだセリフ聞いて
某新幹線ロボの運転士を思い出しちゃったのは内緒です)
「むやみに殺さないのが誇りじゃなかったのか」ってガロに言われて我に返った姿を見て
ああ~~~どこまで冷静なの!って頭を抱えそうになりました。
暴走してるようでしてないんですよ。自分が何をしてるかわかってるんだよ彼は…なんて、しんどい。
人の名前は一度聞けば覚えるし、刑務所から仲間を助け出すときも周到に計画用意してるっぽいし
デウス・X・マキナをリオデガロンに作り変えるシーンも、ガロに頼まれて纏を作るシーンも
まあ炎をポキって折って剣を作れたりする子なのでわかるっちゃわかりますが
一度しか見たことないはずの纏をパーフェクトに再現しちゃうあたり、
本当に頭のいい子なのだなあと思います。
対クレイ戦で「あえてよけなかったみたいだがどういう作戦だ」ってあくまで作戦があると思ってるリオと
「やせ我慢!やせ我慢だ!」って何も考えてないガロの対比ほんとにおもしろい。
火の元用心パンチとかマッチ一本火事の元キックとか、どこまでお江戸好きなんだガロ。。
リオデガロンのときはちょっとクレイに押され気味で奥ゆかしい感じでしたがどんどん押し返していって
(炎と氷に貫かれて止まるロボ2体のカットなんすかあれめちゃめちゃ絵になってた)、
クレイの告白を経てリオがガロを守って、ガロがリオに火をつけて
かつて燃やすのを我慢しろと言ったガロの「燃やせ!」のセリフにリオがうなずき、
ガロデリオンになったら2人とも完全に着火してるから燃え上がっちゃってまあ、まあ、
しかも腕組んで仁王立ち、トップをねらえから変わらないガイナ立ちキター!
物事が巨大化して宇宙規模の事態になるのは中島作品文法ですが、
プロメアは太陽系を燃やして終わったけどたぶん尺があったら宇宙の果てまで燃やした可能性もあるよな、
銀河をぶん投げるラスボスと戦ったグレンラガンみたいにさ…。
ラストでプロメアが燃え尽きてリオたちが力を失う描写はフルバを思い出しました…。
リオの表情がさみしそうだった。

クレイの影の努力を思うと泣けてきます。
バーニッシュであることを隠して、ガロを助けた英雄になり街の権力者までのぼりつめて
地球のマグマが爆発しそうになるのを止める手立てを考えて、無理とわかったら船を作って
彼が選んだ人類1万人だけを乗せて他の星へ移住するという、ノアの箱舟のような計画をたてて
滅殺開墾ビームとか瞬砕パイルドライバーとか、移住先の星を開拓するための機能を搭載したロボに乗る。
(つまり戦闘用ロボではないんだよね…ガロくんが勝手にクレイザーXって名前つけてましたけど)
その機能をリオデガロンにぶつける際に人々は地下シェルターにいることを「当然だろう」とする。
「もっと燃やせ」という体の奥底の本能を必死で抑え込んで抑え込んで生きている。
ねえなんでこんな泣けるキャラなの??。゚(゚´ω`゚)゚。
ラスボスが実はとんでもない事情を抱えている設定ほんと、中島さん好きだよねえ…。
「おれは助けるぜ、リオも地球もあんたも」ってガロに言われたときどんな気持ちだったかな、
ラストで燃え尽きた姿を見てちょっと心配になってしまいました。
「炎上したら消してやるし火の粉からも守る」ってガロがリオに言ったけど、
そしてその信念にはクレイも含まれるだろうけど
街の復興もバーニッシュの尊厳回復もとてつもなく長い道のりになりそうだよな…。
(中島さんて社会問題をぶっこむ割には主人公の熱さで押しきって後は宙ぶらりんてことがよくある気がする)
あとフリーズフォースのヴァルカンおじさんがアーマースーツから転げ落ちたとき、
一瞬、ヴァルカンの首が落ちたのかと思って超絶びっくりしてたら彼の体がスーツに乗ってるだけだったっていうオチに
すさまじく驚いてしまいました。小さいおじさんだったのか。。
待って、ヴァルカンがこうってことはじゃあ、部下たちも…??ってなったけど考えないことにしました、
考えたらたぶん眠れなくなる。


タイトルのプロメアもだけど、プロメポリスとかプロメテックエンジンとか
あれらの用語は全部プロメテウスに通じるのでしょうか。
ゼウスが人類から取り上げた火を人類に分け与えたために
怒ったゼウスに鎖で繋がれてハゲタカに体をつつかれちゃう神様で
(彼が不死身で、体が治るとまた次の日につつかれて傷だらけになるっていうのもバーニッシュに通じる気がする)
3万年後にヘラクレスが通りかかって助けてくれるまでずっと大変な目に遭ってるんですよね。
(そしてこのとき不死から解放されて冥界に行ったのがヘラクレスの師であるケイロンさんですな)
そういえばプロメテウス(promētheus)の意味のひとつは先見の明を持つ人というものだそうですが
クレイの名字であるフォーサイト(Foreshigt)も先見という意味だそうですね。
彼もプロメアの声を聞いた人だしなあ…なんだかまた泣けてきました。
ちなみにガロの名字ティモス(thymos)とリオの名字フォーティア(fotia)は
それぞれギリシャ語で「気概」と「炎」という意味だそうですね。
で、プロメス博士がたぶんゼウスなんだよな…デウス(Deus・ラテン語)はゼウス(Zeus・ギリシャ語)のことだと思うし。

あと3回はちゃんと観よう。

テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

窓辺にて。

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暖冬から春になり気温の高い日も続いているので、窓辺にいることが多い猫様たち。
あたたかくなるとこたつを出て日向ぼっこする時間が増えてきます。
猫様が日向ぼっこするようになると「春だなあ…」と思います。

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上から。

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気づかれた。

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しばらくしてまた見に行くと、娘にゃんこ様がカーテンの向こうに。。
彼女は数年前に「この白い布の向こう側の方があったかい」と気づいて以来、
こうして自力でカーテンをくぐって日向ぼっこしています。

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窓の外から見るとこんな感じに見えます。

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こちらは出窓。
午前中だけ陽が当たっているので、朝になるとよくこちらにいらっしゃいます。

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夜は座椅子でぐっすり。猫様が寝ている間は人間は座れません。



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Twitterで「テレワークを猫に理解させるのは不可能に近い」というツイートを見かけたのですが
確かに…。
うちの職場もテレワークがぼちぼち始まっていますけど(わたしはまだしてない)、
もし在宅で仕事するとなると猫様たちの相手をしながらの作業になると思います。
猫様は毎日がフリータイムだし、人間の都合など知ったことではないので
お腹がすいたらごはん食べたがるし、遊んで欲しい時は構ってちゃんになります。
ワードやエクセルなどの事務仕事はともかく、
職場と電話したりテレビ会議してる最中に「お腹すいたー!」とかニャーニャー割り込んでこられたらどうしよう、
お腹いっぱいになって寝てくれている間に会議するしかない…上司はわかってくれるだろうか!(^ω^;)
あ。でもこちらが疲れたらモフらせていただけるから、それはいいかも…ちょっと癒されてからまたお仕事できる…!
(普段から職場で猫を飼いたいと言っているアカウントはこちらです)

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猫様の普段の生活こんな感じなので。。
前回記事に載せた猫バスサンドと一緒にパチリ。色が似ている2匹。

テーマ:猫のいる生活 - ジャンル:ペット

明日ありと思う心の仇桜。

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吉祥寺の白髭のシュークリーム工房にお買い物に行きました☆
代田の本店には過去に行ったのですが、最近、吉祥寺にもお店ができたと聞きまして。
駅から徒歩5分の商店街にあります。

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げっと!水色帽子のチョコレート味と、黄色帽子のキャラメルバナナ味☆
チョコレートは通年で、バナナは期間限定の味です。
他にも通年の味としてカスタードがあったり、春の間はイチゴ味が販売されていたりします。
(イチゴ味は過去にいただいたけどおいしかったよ^^)

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黄色いもの同士と、水色のもの同士^^
(シンカリオンの子どもたちはジブリの映画とか見るんだろうか…。
70話でツラヌキくんが豚の映画のことほのめかしてたから、知ってはいるんだろうけど)

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吉祥寺に行きたかった理由のひとつがこれ、猫バスサンド。吉祥寺店限定商品です。
レーズンが入ったバターサンドでした。おいしかった☆

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お店の中にあった「しろひげ図書館」。
なんだろうと思ったら、近くの井の頭公園内にあるジブリ美術館の短編映画パンフレットを
数冊置いていて、貸し出しもしているそうなのです。
貸出方法や期間については書いてなかったけど、お店の人に聞けばお近くの人は借りられるのかも。


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お買い物の後は井の頭公園に移動。
公園内にあるお店でもお買い物をしたかったのです。

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井の頭池のところにあるブルースカイコーヒーさんです。
普段はコーヒーのお店ですが、桜の季節は「サクラスタンド」として桜ビールなどを提供しているらしい。

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めあてはこちら!猫ドーナツ☆

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めっちゃかわいい~~~猫が丸まって寝てる!!!
プレーン味なので中味は特に何も入っていませんが、もっちもちでおいしいです!

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包み紙にコタツが描いてあって、猫がコタツに入っているみたいに見えるんです☆
冬に食べたらもっと実感がわくかも。

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井の頭公園内は桜が咲いていたので眺めながら移動したかったけど、
公園内の人出がすごいので諦めました。
で、吉祥寺通りに出て歩いていたら車の量がすごい。。公園の駐車場の隣も通ったけどほぼ満車でした。
わたしは桜の時期の井の頭公園を知らないのですが、やっぱり毎年こんな感じなのだろうか。


そんなことを考えつつ吉祥寺通りを歩いて。
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ジブリ美術館へ。現状をどうしても見ておきたかったのでした。

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折からの新型ウィルスの影響で、美術館は4/28まで休館中。
開催中の手描きひらめきおもいつき展は来年2021年まで開催予定なので
今年中には落ち着いて開館できるようになっているといいけど…。
確か展覧会パンフレットが春頃にできあがると聞いていたので、
じゃあその頃にチケット取ろう~!とか呑気に考えていたらこんなことになってしまった。
確かなことなど何もない、というのを実感するこの頃です。

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トトロの受付をズームで。
いつもなら開館前は、ここまで行列ができるほど賑やかな美術館なのに。
(余談ですがこの写真を撮っていたとき、
受付の近くを掃き掃除していたスタッフさんがいたのが垣根越しに見えたのですが、
その人がわたしに気づいたらしくて、わたしがカメラを下ろすまでしばらく離れていてくれました。
黙ってそうしていてくれたのでわたしも黙って立ち去りました。お心遣いありがとうございました)

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屋上のロボット兵。
いつもは子どもたちに囲まれていますが、きょうはひとり。

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いつも満席で、外にも待機列が常にできていたカフェ麦わらぼうしも静まり返っている。
こんな麦わらぼうしを見たのは初めてです。
入口に掛かっているメニューの看板も文字が消されていました。こんなことになるなんて。

この後は三鷹駅から電車で帰りましたが、中央線も東上線も窓が開いて換気がされていたり
ホームや車内放送では時差出勤についてのアナウンスがずっと流れておりました。
何より休日だというのに電車がガラガラだったのがびっくり。間あけて座れたよ…。

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帰宅して、リアルこたつ猫である娘にゃんこ様と猫ドーナツのご対面。
きみもこたつの中ではこんな格好してるんですよ、と言っても、本人はよくわからなかったようです。

テーマ:スイーツ - ジャンル:グルメ

線路は続くよどこまでもその5。

サラメシの東海道新幹線回、観ました☆
ドクターイエローの検測前に密着と聞いたらやっぱり観ないわけには。。

大井車両基地の車庫入りイエローはいつ見てもかわいいな…お休みしてるみたいに見えるの(*´︶`*)。
検測は電気部電気課の人たちのお仕事なんですね。
測定用パンタグラフの整備とか、観測ドームの窓の掃除とか、模擬走行とか
お仕事の一部を紹介してくれて興味津々☆
検測員は7人。イエローの業務は社内でも機密事項が多くて、知る社員もごくわずか。
大井車両基地は広く、敷地内の移動だけでも大変なので
検測員さんたちのランチはお弁当が多いと聞いて確かに…と思ってしまった。
基地に行ったことある人は想像つくと思いますが、あそこから買い物行ったり食事したりすると
かなりの時間を移動にとられて、せっかくのお昼休みがもったいないですよね…周囲にコンビニもないしね。
イエローの中に冷蔵庫があるのは過去に放送されたバクモンのイエロー回でも見なかったと思うので
ちょっとおもしろかったです。
イエローの中に冷蔵庫!!(゚∀゚)☆(テンション↑↑↑)
(バクモン再放送してほしいなあ…見たけど録画しなかったんですよ…また見たいなあ)

施設技術係のひとが、「ドクターイエローから送られてくるデータを使って」保線のお仕事してるのエモい…。
いやそのためのデータですけども!
検測データをもとに直接、目と耳で線路の状態を確認するんですね。
線路の脇に立って、時速285kmの列車が間近で走行するのをあんな至近距離で目視するんだ…。
風圧も音もすごそうですが、まさにそれがお仕事というか
経験工学とおっしゃっていたけど、何十万回も列車の音を聞いて違いがわかってくるそうです。

取材の人の「ドクターイエローを発見するにはどうしたらいいですか」という問いかけに対して
社員さんが苦笑しながら「運しかないですね」と答えていたので笑ってしまった。
検測日を予測しているファンは何人もいますが、公には秘密ってことになってますからね^^;

あと。。
保線作業員さんのお弁当に卵焼きが入っていたり
研修センターで講師をつとめる元運転士さんが社食でカレーを食べていたりするのを見て
ついついシンカリオンを連想せずにはいられませんでした。
台所で電気もつけずに卵焼き作ってる某中学生のせいだよ!
超進化研究所の食堂で食べられるカレーは研修センターをイメージしていたりするんだろうか…。



あとたまに、らじるらじるで「子ども科学電話相談」の配信も聞いているのですが、
動物・昆虫・天気・天文・宇宙など様々なテーマに混じって鉄道の質問も受け付けている日があるので
新幹線の質問をするおともだちがいて、答えてくれる先生もガチで
聞いていてとっても楽しいです。
たとえば…。

Q.新幹線や在来線特急に鳥の名前が多いのはなぜ?(小学2年生)
鉄道ファンですと名乗るおともだちから。(好きな電車は京王電鉄、ラッピング電車が多いとか)
新幹線のはやぶさ・つばめ・つばさ・とき、在来線のつばめ・はと・リゾートやまどり・こうのとり・かわせみ・やませみなど
電車の名前に鳥の名前が多い理由が気になったそうです。
「はやぶさの名前は小学生が決めたことがあるって聞いて、関係あるのかな~って」とのこと。

A.確かに多いですね。(鉄道ジャーナリスト梅原淳氏)
他に鳥の名前の列車というと、長崎線のかもめ、走ってないけどひばりなどもある。
新幹線や特急は速く走る電車だから、速いもの、地域を代表するもの、日本を代表するものなど
立派なものから名づけようということでつけられているのかも。
最初につけられた鳥の名前の列車は在来線の「つばめ」(1930年)。
燕は人間が走るスピードより速く飛ぶから、あこがれが込められているかも。
電車に名前がつけられることが増えて、愛称の候補がなくなってきてからは
もともと在来線に使っていたとき、つばめ、はくたかなどをつけた。イメージもよくて慣れ親しまれていたので。
ちなみに鳥のハヤブサは時速360キロくらいで飛べます。
新幹線の現在の最高速度は320kmなので、ハヤブサと競争したら負けてしまいます(笑)。
もうちょっと人間はがんばらないといけない。

おともだち「リニアモーターカーとかも鳥の名前がつきそうですね」
梅原氏「そうですね。ハヤブサより速い鳥がいるのかな。コンドル?ハヤブサはギネスブックにも出てますね」
司会「リニアにどんな名前をつけたい?」
おともだち「うーん…わかんない」
司会「もしかしたら名前の公募があるかもしれないから考えておくといいかもしれませんね」
電話を切る前のやりとりがほのぼのしていて微笑ましかった(*´ `*)。


Q.電車を作るのには何分くらいかかりますか?(小学2年生)
電車をつくるところを全然見たことがないというおともだちからの質問。

A.設計して、まず全部の部品を作って、運転できるようになるまでだいたい1年くらいかかります。
電気で動く部品と、車体とか車輪とか作って、車両メーカーで部品を集めて組み立てる。ここまで半年くらい。
在来線はステンレス製。特急や新幹線はアルミ製。ちょっとずつ作り方が違います。
まず土台をつくり、柱を立てて、板を貼る。機械ではできません。人間の手作業で作っています。
車体を作るのも1ヶ月くらいかかります。おうちを作るのと同じです。
機械化も難しいし、各地域や会社でオーダーメイドで作られ独自設計が多いので、まとめて作りにくいです。
少しずつ条件はそろってきてるけど。

おともだちは「今までわからなかったけどちょっとわかってきました」と答えてらっしゃいました。
よかったですね(*´ `*)。


Q.3歳(!)のおともだちから。
おともだち「かがやき、台風、水に浸かっちゃった。パンタグラフ切れた。誰も動かない。車輪も外れた」
司会「その後どうなったかなっていうことかな?」
おともだち「うん」
(司会の人が質問の意図を聞きだす手腕がすばらしかったです)

A.北陸新幹線、長野の車庫で浸水しちゃって動けなくなってしまいました。大変でしたね。
11月に見に行ったんですけど、車体(4m)の半分(2m)くらい、客室まで水に浸かった跡があって。
車体は傷んでないけど、電気の部品はほとんど床下についているので浸水したら使えません。
ブレーキがきかないみたいなことがあっては大変なので、新しい車両をつくることにしたんです。
基地から動かすことも難しいので、一部の車両はもう1両ごとに切り離しています。もったいないんだけど解体。
座席とか、使えるところは使うけど、心臓部分の電気部分が使えないんです。
車体も傷んでるから使わないということになりました。


あと、放送終了前の感想で梅原氏が
「東海道新幹線ができたときに「ひかり」という、自然現象で一番速いものの名前をつけてしまったので
それより速い列車の愛称をつけるときどうしようってなって、「のぞみ」という、人間の想いにしたっていう話があるので
人間と科学とどっちが勝つかっていうのはあると思います」ともおっしゃっていました。
音速(こだま)と光速(ひかり)の後に急にお気持ちがくるっていうの、確かにちょっとおもしろいんだけど
東海さんのそこらへんの事情はどこかに記録されているんだろうか…。
「のぞみ」の名付け親は阿川佐和子さんだけど、確か彼女が委員会に呼ばれたときには
「希望」「きらら」「つばめ」などの候補がいくつかあって
彼女が「新幹線の愛称は大和言葉でつけられてきたから、「希望」は「のぞみ」ではないか」とだけ発言したら
後日「のぞみに決まりました」と聞いて「うそ!」って思ったとかみたいな話を
阿川さんのエッセイかどこかで聞いた覚えがあります。
(ちなみに列車の愛称が大和言葉という指摘は阿川弘之氏によるものだそう)


そういえば本日、今年の国宝や重要文化財の指定・登録について文化審議会の答申があり
琉球時代の歴史書とか長屋王家木簡とか法隆寺の木造天蓋とか行田市の足袋製造用具とか岡本太郎の太陽の塔などが
新たに文化財指定されましたが(鈴木其一の夏秋渓流図重文指定おめでとおおおおおお)
資料をスクロールしていたら電車の車両の指定があるのに気づきまして。
平安神宮に保存されている「京都電気鉄道電車」が重要文化財になったそうです。→こちら
この車両は3年前に平安神宮を訪れた際に見学したので
「あー、あれか」と、ちょっと感慨深くなりました。
ゆさは新幹線とローカル線のファンですが、街中をトコトコ走る路面電車も大好きなので
ああいう電車が保存されていくのはとてもうれしい。
そういえば先月の美の壺で路面電車を特集した回がありましたけど
うっかり録画忘れてしまって、慌ててテレビつけたら最後の広島電鉄のとこしか見られなかったんです!
BSプレミアムさん、いやEテレの選でもいいからぜひ再放送をお願いします!!

テーマ:今日見るテレビ、聞くラジオ - ジャンル:テレビ・ラジオ

「お客さん、何にします?」「いつものやつ。」

福田里香『ゴロツキはいつも食卓を襲う フード理論とステレオタイプフード50』を読みました。
映画や小説、マンガやドラマ、あるいは古典など
数多ある物語の中で描かれる食べ物や食事シーンの表現について50章にまとめた本です。
ちょっと前にブロともさんが紹介していて、おもしろそうだなあと思って読んでみたら
予想以上におもしろかった!
テーマと提示される事例がとても想像つくんですよ…チョイスと編集がうまいのだな。

作品の中に登場する食べ物や食事シーンを分析していくと、その食べ物の表現が
登場人物の性格や感情、あるいはそのシーンの状況説明などに一役買っているというのが
著者の考える「フード理論」というものだそうです。
ちなみに著者が考えたフード三原則というものがあるそうで、
1.善人は、フードをおいしそうに食べる
2.正体不明者は、フードを食べない
3.悪人は、フードを粗末に扱う
なるほど…!と思ってしまいました。思い当たるシーンや表現が色々浮かんできますなあ…。

目次を開くと、タイトルにもなっている「ゴロツキはいつも食卓を襲う」とか「仲間はいつも同じ釜の飯を食う」
「失恋のヤケ食いはいつも好物」「絶世の美女は何も食べない」
「食いしん坊の寝言はいつも「う~ん、もう食べられない」」などなど、
映画や小説における「食べ物あるある」について章タイトルを一瞥しただけで
わかるー!って頷いてしまう章立てになっていて、どこから読んでも楽しいです。
著者の文章が軽快でわかりやすくて、読みながら何度「わかる~!」って言ったか覚えてない。。
一番わかるわ…!ってなったのは、「お茶を飲むのは、ちょっとひと息のサイン」。
物語世界に登場するお茶のシーンはだいたい「ちょっとひと休み」なシーンが多いという分析。
たとえば映像作品などでコポコポ…と注がれるお茶と、カップから立ちのぼる湯気が映って
次のシーンでは「それで、相談事ってなに?」ってセリフが入って物語が進むとか、
主人公が疲れてお茶をしながらその日1日を振り返るとか、
事件を整理しようとしてこれまでの出来事を書きだしたら糸口を見つけるとか、
大団円のシーンでお茶会が開かれていたら「すべて終わりました」という一件落着感が出るとか。
わたしは紅茶党なので物語におけるお茶のシーンは大好きなのですが
そのどれもがだいたい、ホッとできる時間として描かれているから好きなのかなァとこの本を読んで思いました。
マリラが支度する3時のお茶とか、ロミオがカセラ教授の家でいただいたお茶とか
ミス・マープルや杉下右京さんが事件解決後に飲む紅茶とか
さめない街の喫茶店でお料理と一緒に出てくる紅茶がおいしそうだったりとか。
食卓に紅茶があるというのはわたしにとって落ち着くシーンであることが多いですね。
あ、でもアリスのマッドティーパーティーは、落ち着いているシーンとは程遠いな…。
あ、でもPandoraHeartsの“素晴らしきなんでもない日”のティーパーティはマッドティーパーティーが元ネタですが
とてもすばらしかったですね…オスカー叔父さん…!(泣)

飲み物については他にも、「マグカップを真顔で抱えたら、心に不安があるか打ち明け話が始まる」とか
「少女まんがの世界では温かいココアには傷ついた心を癒す特別な力があると信じられている」とか
「驚きは、液体をプッと吹きだすことで表現される」などの章がありました。
カップを抱えて黙ってしまった人は何かを語り出す心構えをしていることが多いし
ショックを受けた人に誰かが「あったまるよ」って言ってココアを出したり
何かに驚いたり誰かに驚かされたりしてカップのお茶をブーっと吹くシーンは確かによくあるアイコンだ。
「お茶吹いたw」っていうネットスラングもありますしね。
「動揺は、お茶の入ったカップ&ソーサーをカタカタ震わせることで表現される」も、
確かに手に持ったカップをカタカタ震わせてしまう人は何か不安なことがあるか、隠しごとをしている場合が多いような。
カップ&ソーサーは見た目の美しさやデザイン性が高い食器なのでパーティや面談のシーンに使われやすく、
「対人関係で緊張を強いられる場面に出てくるのが定番」とのこと。
推理小説だったら証拠を見つけたか、犯人がわかったか、犯人に脅されているか、
次に狙われるのは自分だ!なんて怯えてひとりで部屋に閉じこもってしまうとか、かなあ。(それ死亡フラグ)
推理小説といえば、「事件で悶絶死が起こる場合、それは青酸カリの仕業」という章があったけど
(わたしもアガサ・クリスティの小説でさんざん見かけた毒物の名前です)、
倒れた人からアーモンド臭がするとか探偵がよく言ったりしますが
匂いがわかる距離まで近づいてしまうと嗅いだ人も危険だと聞いたことがあります…あれガスの匂いらしいので…。
でも確かに「匂い」があった方が物語のリアリティが増すよなあ…
リアルを取るかリアリティを取るか、クリエイターが表現に悩むところですな。

「仲間は同じ釜の飯を食う」とかも、具体的なシーンは浮かびませんが
数人でひとつのお皿からチャーハンとか餃子とかスパゲティとかドーナツとかを取り分けていたら
何となく集団っぽいイメージがあるような。
あと「同じ釜の飯を食った仲じゃねえか」みたいなセリフもよく聞きますね。
名バイプレイヤーとかが演じる、気のいいあんちゃんあたりが言いそうなセリフ。
あと、同じ釜じゃなくても、同じものをそれぞれ食べていたら仲間っぽいイメージもあります。
本にも書かれていたけど、アン・シャーリーとダイアナ・バリーのお菓子作りのシーンとか。
わたしが思いつくのは映像研の主人公3人がよく一緒にラーメン食べにいったりするとか、あんな感じ。
「焚火を囲んで酒を回し飲みしたら仲間」とか「食べ物を分け合ったら親友の証」とかも
わかるわかる!ってなりました。
焚火を囲む酒盛野郎どもの話も、少年がポケットから食べ物を出して「ほら、食えよ」って相手に差し出すのとかも
エモくて好きです。
いいシーンでは食べ物が粗末にされないし、おいしそうに描かれますね。
そういえばこの本の挿絵はオノ・ナツメ氏によるものですが、
氏の作品である『ACCA13区監察課』は食べ物のシーンがとても幸せそうで好きだ…。
特にロッタちゃんやモーヴさんが好んで行くパン屋さんとか監察課のおやつシーンが好き~。

初出がどこかという分析がなされていた、
「遅刻遅刻~!と言いながらパンをくわえて走っていると曲がり角で誰かにぶつかって恋が芽生える」と
「バナナの皮ですべって転ぶ」。
遅刻遅刻~!の初出がどこかという話題は定期的にネット上で湧いては消えていってますけど
まだ特定には至っていなかったはず…。
バナナに関しては『バナナの皮はなぜすべるのか?』という本まで出ているそうですが
この本でも初出がどこかははっきりとはわかっていないらしい。
確かどちらもここ100年以内のことではないかという解釈がどこかにあった気がしますが…どうなんだろう…。
「スーパーの棚の前で2人が同じ食品に手を伸ばすと恋が芽生える」あたりも
特に書いてなかったけど初出はどこなんでしょうね…。
(ちなみにわたしはこのシチュエーションについては、スーパーの食品棚よりも
書店や図書館で2人の人間が同時に同じ本に手を伸ばすシーンが浮かびます)
「マスターが放ったグラスはカウンターをすべり、必ず男の掌にぴたりと収まる」とか
「あちらのお客様からです」とかも、何度も見た記憶はあるけど
初めてこの表現を使ったのはどんな物語だったんだろう。
こういうのってAIとかで探したりできないのかな、
ありとあらゆる文章や映像作品をインプットして検索するAIとか…できないんだろうか…。
(素人なので勝手なことを言っています)

食べ物が粗末に扱われるシーンも確かにある。
ゴロツキはいつも家族の食卓を荒らすし、コメディではパイが投げられるし(そして人に当たる)、
ガムは噛んで吐き捨てられるためにあるし、映画館ではポップコーンが食べ散らかされる。
悪党がよく、食事中のお皿に煙草をジュッて押し付けるシーンがありますけど
それで極悪非道さを表現したりもしますけど
あれどんな作品でいつ見ても心がヒヤッとします…だってもう食べられないじゃん…。
逃走劇やカーチェイスなどで、厨房が大混乱になったりシャンパンタワーがガッシャーン!と倒されたり
果物屋やスーパーの品物がはね飛ばされて散らばることで
アクションの大きさを表現する手法もよくありますけど、あれも本当に心臓に悪い…。
絵的な派手さはありますが、やっぱり食べ物がもったいないと思ってしまうんだよね。食いしん坊なのでね←
あと、粗末にするとはちょっと違うけど「賄賂は菓子折りの中に忍ばせる」で山吹色のお菓子が紹介されていまして
これも時代劇でさんざん見る演出ですね。
(一番最近に見たのは大岡越前か必殺仕事人あたりの、コテコテの時代劇だった気がする)
余談ですがこのお菓子、朝霞市にあるお菓子会社が実際に売っていまして→こちら
うちの弟くんがお土産品のお店で売られているのを見つけて買ってきてくれたことがあります(笑)。
弟くん曰く「見たとたん笑いが止まらなくなってレジに持って行った」とのこと。
このてのパロディ商品は理解して買ってくれる人がいるだけで大成功なのではないかな。


さらに余談ですが、「孤独なひとはひとりでご飯を食べる」の章を読んでいて
真っ先にシンカリオン68話でしょんぼりカレーを食べていた先輩を思い出してしまって、
でもあの後アズサちゃんに呼ばれてみんなで写真撮って、たぶんだけどご飯も一緒に食べたろうから
大丈夫大丈夫…などと気持ちを落ち着かせておりました。
というかシンカリオンは食べ物のシーン多いよな…。
1話から速杉家の食事シーンがあるし、伝説の手巻きパーティや新麺会もあるし
アキタくんがスイーツマスターだしセイリュウくんはケーキをきっかけにアズサちゃんと仲良くなったし。
ミクさんが作ってくれた卵酒(大沼指令長レシピ)とか、アキタくんが紹介した黒蜜のどら焼きとか
門司でレイくんが紹介した焼きカレーとか、タツミくんが食べまくる名古屋めしとか
ハヤトくんが買ってきた名古屋土産とか、鹿児島でみんなで食べたタカトラくんお手製のさつま揚げとか
ご当地にまつわる食べ物も結構出てきました。
屈指の名シーンはゲンブさんへのケーキと名もなきお鍋ですね…もう色んな意味で泣けてくる。。
「鍋は料理界の新幹線」とか「おいしいものを食べたとき、それを食べさせたい相手が家族」なんてセリフもありますね。
(あとで聞いた話ですが脚本の下山さんがグルメな人らしいです。
だから枕崎の鰹節とか利尻昆布とかしれっと出てくるのかな)

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そんなわけでカレーを作ったら彼をひとりにはしません…。
みんなで一緒にパチリして食べるよ。

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ライブラリー・ラストラン。

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先月末のことですが、昭島市民図書館つつじが丘分室、通称「新幹線電車図書館」に行ってきました。
昭島市のつつじが丘公園内にある、0系新幹線の先頭車両を転用した図書館です。
この車両は1973年に製造され1991年まで「ひかり」「こだま」として東海道を走っていたもので、
1992年から図書館としてこの場所で働いています。
知ったのは先月で、知るなり「行きたい!」ってなってすっ飛んでいきましたよ。
新幹線+図書館とか、何てわたし得な施設なんだ。もっと早く知っておけばよかった。

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道路側の行先表示は「こだま・三島」。現役時代の表示かな。

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先頭部分。
すっご~い、住宅街の公園の中に新幹線!不思議な光景。

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公園内から見た先頭部分。

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線路の上に乗っているんですよ。こうして見ると今にも動き出しそうな感じがします。
(車両は定期的にメンテナンスを行っているそうな)

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下を覗くと車輪もちゃんとついていて、本当に本物をそのまま転用しているんだなと。

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みんなで記念撮影☆

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では、中に入ってみます。
車両の後ろ側に階段があるのでそこから入れます。

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こちらの行先表示は「ひかり・博多」。

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ドアは引き戸になっていて、取っ手を持つと横に開きます。
中は土足禁止のため、入口で靴を脱いで下駄箱に入れます。

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図書館の内部。
手前にある0系新幹線のシートが閲覧席になっていて、奥に本棚があって図書が並べられています。
ラインナップは絵本や児童書が中心。
床には絨毯とカーペットが敷かれているので床に座ってもお尻が痛くなるとかはなさそう。
上を見上げたら網棚にも本が置かれていて、そちらには一般向けの図書が並んでいました。

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1号車自由席の表示。
車内には他にも、座席番号やポスターのスペース、「禁煙車」「自動ドア」など
現役時代を思わせる表示がそのまま残されていました。

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閲覧席の窓にE5・E6がいたのでハヤトくんを置いてみた☆

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鉄道の本コーナー。
新幹線や在来線、国内や海外の鉄道図鑑、駅や鉄道員のお仕事についての本、
図書だけではなく雑誌、写真集、時刻表、紙芝居、トーマスの絵本などもありました。

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ドクターイエローの本もありました☆

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運転席に行ってみます!
司書さんに声をかければ誰でも入れるとのことでした。

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うおっ結構狭い。

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階段はなく、でっぱりというか踏み場がついていますので
そこに足を乗っけてよいしょと運転席に上がります。

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みんなで座ってみたよ☆
椅子が結構、ちっちゃいですね。

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運転席の窓からは外の景色が見えます。
運転台の機器は基本的にお触りOKだそうで、スイッチ入れていいし受話器もとっていいし
レバーもマスコンも動かせるし窓も開け閉めできました。
というか図書館資料として「運転台マニュアル」が置いてあって、
それによると前照灯をつけることも可能らしいですが
操作を間違えると図書館が停電する場合があるとのことで「こわ…」ってなってやめました。。
蛍光灯が消えるだけならともかく、お仕事中の職員さんのPCとか落ちたらシャレになりませんのでね。

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車両の前に設置されている鏡にお顔が映って見えました。
団子鼻かわいい。

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「あと1日」の表示。

実はこの図書館、今年の3月27日までで閉館すると決まっていたのですが
(わたしがこの図書館を知ったのも閉館のニュースを見たからです)、
折からの新型ウィルスの影響からの政府要請により
昭島市が3月いっぱいの市内の社会教育施設の臨時休館を発表したため、
この図書館も2日からは休館することになりましたので
3月1日で事実上の閉館となってしまっています。。
図書館の本については、教育総合福祉センターに新しくオープンする図書館に引き取られるそうですが
車両の今後については未定だそうです。

図書館としてのラストランがちょっと気の毒なことになってしまったけど、お仕事本当にお疲れさまでした。
現役時代もお客さんを乗せてがんばったし、その後は28年も図書館としてがんばった車両なので
何とか残してもらえるといいな。
図書館機能の移転作業もあるので、急にいなくなったりはしないでまだ当分いるとは思うので
外見はしばらく見学できるんじゃないかと…。
ここにいることになっても、いられなくなっても、いつか来るその日まで静かに過ごせますように。

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どうせやるならめんどくさくなろうぜ。

今期アニメ感想!!
ぼのぼの、ねこねこ日本史、鬼太郎6期、ちはや3期、ハイキュー4期、ヴヴヴ再放送、
MXでの再放送後にタカトミさんがUPしてくれるシンカリオンの配信ほか、新作を。

うちタマ。
2年前に擬人化を知って展示も見に行ったけど、2年越しにアニメになるとは。。
いや楽しみでしたけどね!
わたしにとっては94年以来のアニメうちタマ、興奮しないわけがあろうか。します。
シリーズ構成うえのきみこさんだし制作はMAPPAだし、期待しかないです。

見てみたら犬猫パートと擬人化パートがあって、
犬猫パートはワンワンニャーニャーキャンキャンゴロンゴロンでかわいいし
擬人化パートはひたすらまったりした時間が流れていってて
往年のファンにも擬人化ファンにもやさしい作りになっているなあと思います。
初回からタマが迷子になって、たけしくんがうちタマポスター貼ってくれたのでホギャーーッって声出ました、
文面変わってないんだなあ、ありがとうございます。ありがとうございます。
かと思えばモモちゃんのおうちが花屋からカフェになってたり、アイボと人間の関係を描いていたり
フミフミとかお風呂が苦手な猫とか色んな要素を盛り込んでますね。
みんなの居場所が西日暮里公園や根津神社や夕焼けだんだんだったり
(ノラがかき氷のことで通りかかったのは根津の芋甚さんですよね)、
わたしも歩いたことのある道をタマたちが歩いているのが楽しいです☆
トラの初恋が子豚ちゃんだったお話が本当に微笑ましくてよかった…。
猫の相手が豚でもみんな一切否定しないのよき、
「一番大切なのは好きって気持ちなのに」ってあのムーミンママも言ってるじゃない…!
おれたちのワイハー探して車のボンネットに潜り込んで眠っちゃったベーを
ノラたちが猫バンバンして助ける話とか、ちゃんと現代の動物問題についても描かれていて隙がない。
(車の持ち主の893さんがとっても猫好きだったのお約束ですね)
かと思えば急に仁義なき戦いみたいに城郭バトル始まったり
最強最弱を相撲で決めたり、クロが犬のおまわりさんやる回もあるしさあ…もう何なの…!(笑)
秀逸だったのがうえのきみこさんの脚本回ですね…1話もすごいけど特に2話後半…。
クロとゴンが犬猫のおっぱい談義をしている後ろでベーが大変なことになっているあれ。
LWAのスーシィ回とか至高ですけどうえのさんて何故ああいう話を違和感なくまとめてしまえるんだろうな…すごい。
今後も楽しみ。

ノラがイケメンすぎてどうしよう!!もう部屋中を転げ回ってますよ。
うちタマを知って以来ずーーっとノラ推しなんですがアウトローっぷりに拍車がかかってませんか、
わたしは一匹狼キャラに弱いんですよ!?(大声)
先週今週とノラがこんなにクローズアップされててノラ推しのわたしはどうしたらいいの。。
夏の間だけ一緒にいた人を決して忘れないノラ、ご飯をもらいに行く先々で名前がついてるノラ、
たまたま助けた子猫を尻尾で器用に面倒みるノラ。
子猫を飼ってくれるお家にはもうご飯もらいにいけないとかさ…行こうよ子猫ちゃん喜ぶよ…。
でもって最後はクロが全部もってったーーーークローーーーーッおまえーーーーーッ!!!
ノラがお腹すいてるかもってチキン持って来てくれてさ…一緒に食べたいってさ…。
なんだ君たち…やさしい世界…。゚(゚´ω`゚)゚。
そうですよカイくんのダンスの振り付け一瞬で完コピするノラは何なんすか、反則だろ!!(急に)
カイくんかっこよかった…ぴかぴかスーツで階段降り…宝塚のひとみたい…トップスターだ…。
保護猫カフェもショービジネスだから宝塚っぽいのはそりゃそうだなって思いますし
カフェの猫たちに性別がないのはたぶん去勢手術されてるからで、
やっぱりこのアニメは現実に起きていることをヒヤリと見せつけてくる…みんなのやさしさが切ない…。
ってかカイくんの中の人の愛称がカイだったってことはあの話完全に当て書きってことじゃん、
どこまで狙って作ってるんだこのアニメ。いいぞもっとやれ☆


宝石商リチャード氏の謎鑑定。
宝石だけではなく宝石鑑定がテーマと聞いて1話を視聴したら
主人公2人がいきなり東海道新幹線で神戸におでかけしたので「ホギャー」って鳴いて視聴決定(なぜだ)。
(彼らがいたの東京駅19番線の日本橋口ですよね…乗ってたのはN700Aのグリーン車ですよね…!)
パパラチアとかアレキサンドライトとか仏手柑とか、宝石の国を知っているとときめくワードがたくさん。
朱夏の映像はしっとりして美しいですね。夏目友人帳の頃から好きな制作会社です☆
キャラクターの作画もですが背景がすばらしくて、宝石店がある銀座の背景めっちゃ見覚えあるもんな…!
(資生堂パーラーのお菓子とか食べてるしとらやの羊羹も出てくるし)
上野の科博もしっかり出てきて楽しくなりました。あそこ鉱物標本がたくさんありますよね。
あとOPTのピアノイントロのフレーズ、特に入りの2音がすばらしい。

宝石鑑定がテーマですが別にキラキラした物語ではないというか、派手ではなくミステリ要素も薄くて
でもエピソードが発信するメッセージがとてもやさしい…というと、キャラクター小説の域を出ていない気もするけど
宝石の魅力を通して依頼人の生き方を肯定していく構成になっていて、そこが素敵だなと思います。
謎解きはあくまできっかけにすぎずその人の抱える事情もひっくるめて肯定していく姿勢が好ましい。
リチャード氏本人の美しさもテーマになってくるしね。
リチャード氏、宝石に詳しくて数ヶ国語を操るマルチリンガルで(2話のアバンは櫻井氏めっちゃ大変だったと思う)
甘いもの(特にプリン)に目がなくて詐欺の現場に乗り込んでグラサンオールバックで演技もできる。
なんていいキャラなんだろう!
そんなプリンを始め数々のスイーツをチョイスしてパパッと作っちゃうアルバイトの正義くんの言動に
毎回ヒヤヒヤさせられます。
Holicの四月一日くんやfateの士郎くんとはまた異なる正義感ゆえの危うさ。若さと言ってしまえばそれまでかもだけど。
依頼人の相談に乗ろうとして空回りしたり、再会した先輩の変化にショックを受けたり
毎回彼が傷つきはしないかとハラハラしてしまう。
あと彼は、誰かを気にするあまり自分の気持ちに無関心な部分があるような…
谷本さんがお見合いするって聞いてもはっきり自分の気持ちを言えなかったところとか。
(余談ですが谷本さんのお相手の声にどうも聞き覚えがあるなと思ったら星野氏だった…羽島指令長…!)
そんな正義くんが、リチャード氏の事情に触れてだんだん自分の気持ちを自覚して
言いたいこともわかってきて行動力もぐんと増してきたの、すごいなあと思います。
お話が進むにつれ2人の関係もだんだん変わってきて、より深まってきた感があるね。
また一緒に日本に帰ってエトランジェを再開できますように。

最新話でなんかすっごいイケメンが出てきたー!いとこだー!ってなったんですが
イギリスのお貴族様すごいね…あれが華麗なる一族か…。
(松風氏はああいうキャラをやると本当にうまい)
リチャード氏のお家事情が一気に明かされて、なるほど複雑って感じですが
正義くんが黙って引き下がらないのは読めていたはずなのになあ…。
道しるべに銀座の店のレシート使うの良かった。ああいう、お互いにしかわからない暗号は大好物です(笑)。
にしてもめっちゃ情報量の多い最新話でしたな…原作小説は未読ですが読んだらわかるのかな…。
イギリスの背景すごくきれいですね。大英博物館行ってみたいです。


ランウェイで笑って。
原作マンガは未読ですがアニメ1話を観たら構成もエネルギーもものすごくて視聴決定。
身長が低くてもトップモデルをめざしパリコレのランウェイを歩きたい女の子と
パタンナーの才能がめちゃくちゃ優れていてファッションデザイナーをめざす男の子の物語ですが
1話がまるまる女の子のお話で、その子の夢と持っていないものと環境がバーンと描かれて
でもどうやって諦めずに克服していくか、精神論だけではなく彼女がふとしたときに見せる才能が
とても説得力をもって伝わってくる内容だったし、
導入→問題→突破に至る過程のテンポも構成もバランスがとてもよくて
もうストーリーの初回としてもアニメ1話としてもすばらしい作り方で引き込まれてしまった。
あとで原作をWebで見たらそのままの構成だったので原作がすばらしいんですな…。続き読むか。

育人くんが気の毒すぎて。。
お父さんがいなくて、お母さんは入院してて、妹が3人いる高校3年生で
自分が就職すれば妹たちの進学や習い事で好きなことさせてあげられるって考えてる長男ー!
なんてこった…無条件で応援したくなるやつ…幸せになってほしいやつ…!!
家事や妹たちの世話に追われながら柳田さんや綾野さんのとこでバイトして芸華大のコンペ参加して
何とかなるかもって思った矢先にしばしば金銭面でそれらが叶わなくなったりするのつらくて見てられないし
大人たちの心ない言葉や事情に振り回されたりして…ほんと…大人たちおまえらあああ!ってなる。
持っている人の言葉ってそれだけで強いから、持ってない人は浴びせられた時ものすごくしんどいんだよ。
お母さんの手術代が払えなくて何もかもやめなきゃならないかもって危機感が怖すぎて
いやいやマガジンだから必ず救われるはずって心を強く持って見ていたら
千雪さんが研二パパに連絡してくれてパパが力になってくれて本当によかった…。
やっと、やっと、1話で雑誌に書かれちゃった千雪さんの出まかせが真実になるときがきた☆
ていうか研二パパ育人くんのデザイン買ってあげてなかったんかーい!
育人くんが高校生だから雇うのも買うのも諦められてしまってたのか…。
でも柳田さんのところに紹介してくれたのもパパだし、才能は評価してくれているよね。
柳田さんのショーで大失敗してもあっという間に取り返す技術とメンタルを持っているので
彼はきっと大丈夫だ。
千雪さんが身長158cmしかなくて、本気でモデルになりたくても
お父さんをはじめ業界の人からまったく相手にされないのつらくて見てられない(2回目)。
成岡さんが応援してくれているのが唯一の救いですが、彼女を納得させるのも大変だったしな…。
彼女も無条件で応援しています。夢を叶えてほしいよ。
彼女に向いているモデルの仕事ほんとうにないのかい…どこかにあるんじゃないのかい…??
(身長で苦労しているキャラクターというとハイキューの日向くんやかげきしょうじょの里美さんが浮かびますな…。
前者は身長が低いからスパイク撃つために誰よりも高く飛ばなくてはならなくて、
後者は娘役になりたかったのに身長が伸びすぎて男役にしかなれないっていう。
自分がどんなにその夢を目指したくても最初からハシゴが外されているって本当につらいよ)
育人くんも千雪さんも、お互いにとても影響しあって原動力になっていて
彼が、彼女がこんなにがんばってるんだから自分もがんばる!ってなってるの、いい関係だなあと思います。
いつか育人くんのファッションショーで千雪さんがランウェイを歩く日が来ますように。


映像研には手を出すな。
SHIROBAKOが会社のアニメ制作を描くアニメなら映像研はSHIROBAKOの5人の青春時代だ、
高校生だった彼女たちがどんな風に七福陣を作ってたかってやつですよ。
ちょっと違うのは映像研の時代が2050年で舞台が武蔵野ではなく芝浜で
メンバーは5人ではなく3人で、しかもうち1人は絵を描かないので実質戦力は2人だけってところ。
イメージボードと設定厨の子、キャラを動かしたい子、マネジメントの子とバランスがよすぎる人選だし
話が通じる者同士が出会ってるからテンポがよくて、アニメ制作の専門用語が基礎教養レベルで連発される。
SHIROBAKOみたいにじゃんじゃん視聴者を置いてきぼりにしてくれ~。
1話の宮崎駿リスペクトはアニメオリジナルらしいですが
未来少年コナンで制作にめざめて(ラオ博士もギガントも出てきたから浅草氏は全26話を見たんだろか)、
おもしろさを演出目線で全力解説する姿とか
芝浜高校のイメージや飛行パッドカイリー号の設定画とか見てると雑想ノートみたいですごい。
役割だけ見てると高畑宮崎鈴木が未来に生まれ変わって思う存分遊んでるみたい。やばい。
「ぽんぽこぽんぽこ」「宴だ宴だ!」ジブリだ。
浅草氏水崎氏の「妄想」「アイディア」や、「これから見せたいもの」「どう実現しようか考えてること」を
水彩アニメーションとして3人が想像の中で体験したり、
「できあがったアニメーション」を映像で実際に見せてくれる手法がすばらしいし
SEを彼女たちの声で表現しているのがまたいい。宮崎さんがやどさがしや風立ちぬでやってますよね。
確かに妄想するときって自分の声で「ゴー」とか「ガガガガ」とか「ピューン」とか「ニャー」とか、
自分で声に出して妄想するもんね。(わたしだけ?)
妄想するのはだいたい浅草氏と水崎氏なので、最初はずっと2人がやってましたけど
最新話でとうとう金森氏がSEをやったね!がたんごとんがたんごとーん!!おめでとう。

部活を立ち上げるところから始まって、色んなことをやってるうちに
だんだんスタジオっぽくなってきてますね。
3人の軋轢と親交のバランスがとてもよくて、譲れない部分もありつつ(それらをお互いに理解し認めつつ)
じゃあどうしたらいいだろうって全員で知恵を出して考えていく姿が好きです。
時間のない状況で折衷案を出しながらコンセプトを崩さない姿勢はもはやプロの仕事。
浅草氏と水崎氏が暴走して金森氏が軸に引きずり戻すのがパターン化しつつあって楽しい、
やりたいことがありすぎて湯水のごとくどんどんアイディア溢れ出す両氏だからなあ。
予算審議会で発表したアニメ、やっつけ仕事でしたが
工夫次第で世界を組み立ててリアリティも追求して見た目も派手な3分動画をここまで作れるんだなあ、
先人の知恵はすごいし実現してみせた3人もすごい。
(金森氏とソワンデ氏のやりとり好きです。2人とも治安が悪そうなのがおもしろい(笑))
BGMや効果音、動画ソフトなど様々な技術を駆使して限られた枚数秒数で仕上げていく2人と
日程調整に辣腕をふるう金森氏のやりとりは
過去に創作物の〆切を体験しまくった身には覚えがありすぎて心がブルブル震えます。
ペース配分てほんとに大きな課題なんですよね…。
(朝4時って朝って感じするよね)(業界人は机の下で寝るよね)(勝手なイメージ)
品質にコスト、納期と問題は山積みで、でも情熱は燃え続けていてギリギリまで諦めないけど
〆切までに完成させるためには切り捨てなければならないものが多かった浅草氏…。
「終わるとか完成するとかではなく、魂をこめた妥協とあきらめの結石が出る」のセリフは
クリエイターの叫びに聞こえました。
そんな彼女たちの制作物の熱量を体験する審議会客席の描写が、まさに体験。
溢れそうな涙を堪えながら浅草氏が切った啖呵は落語の大工調べが下敷きになっていると思いますが
自分の言葉ではうまく言えなくても落語でなら言える、というところに芸能の力を感じました。
この世に落語があってよかった…ひとりの女の子が救われていますよ。
(そして浅草氏がそういう人だとわかっている金森氏は最高です)
あとこの高校のある街が「芝浜」である謎が解けたというか、
「芝浜」は夢が現実になる噺なのでアニメーション制作にも通じる雰囲気があると思う。
生徒会も「こいつら予算なくてもやるタイプじゃん」と言いながら
「ちゃんと出したらどんなの作るんだ?」ってなってるから有能だとわかります。
じゃあ予算出さなくていいってならない人たちは好き。

文化祭のロボ研アニメで「ロボアニメとはなんぞや」のループにハマってしまった
浅草氏の気持ちすっごいわかる。。
世界を構築していると必ずぶち当たる問題ですよね…。
パイロットの安全は守られるか、パイロットは後ろが見えない、エンジンスペースもない、緊急時どうやって脱出する?
巨大ロボは嘘の塊ですが、視聴者の目は厳しいし手間を惜しめばロボ警察にすぐバレるとドツボにハマって
金森氏の言葉にぶん殴られるまで戻ってこられなくなっちゃうの、他人事じゃないです。。
「あんたがダメだと思うからこの作品はダメなんすよ。他人なんて関係ない。
あんたはあんたが満足できるロボットを好き勝手描く以外に選択肢はないんすよ。
みんなあんたが指示したものに近づけるため最善をつくしてる。
それはあんたがいいものを創造すると期待しているからです。
だができあがったものがクソおもしろくなかったら責任は全部おまえにあるからな。なぜならあんたは監督なんだ」
この言葉はお守りになりますわ…!
水崎氏の「巨大ロボは責任だから」「どちらに転んでも死ぬさだめ」と明朗快活に言いながら
「結局ロボアニメを作る人が一番信頼してるのは人間でしょ」と言うのも、とってもあたたかい。
描くときは一気に描くけど描かない時間が長すぎる浅草氏に描いてもらうには放牧するしかないんですね。
お蔭で内部に説得力を持たせるデザインを描き上げて、本人も満足したし
金森氏はホッとしたんじゃなかろうか。
浅草氏は自分の作るものに説得力がないと動けなくなっちゃいますからねえ。

映像研が制作したロボアニメ、うちの弟くんにも見てもらったんですが
「水から出てきて目が光るのはマジンガー、カタパルト射出はガンダム、「発進」の文字はエヴァ、
チェーンソーで敵を倒すとどめのシーンはスパロボのオマージュ」と次々に解説してくれました。
カニの動きとか怪獣映画の影響がもろにあるっぽい。
SEをつけたら作画の補完になるって言われた水崎氏が悔しがるのすごくよくわかるし
箸の持ち方を教わらなかったから独特の持ち方で育って作画もそういう風に描いてて
金森氏と浅草氏の箸を見てあれ、自分と違うって気づくのも、細かいけれどよくある話。
育った環境と文化を信じて表現するとき、周囲と異なるやり方だったという相違はしばしば起こりますな。
走り方、箸の持ち方、色んな意味で経験が出るよなあ表現というものは…。
(でもそれでご両親に水崎氏の作画であると伝わるシーンはよかった)
「なぜ手描きにこだわるのか。撮影や色はデジタルなのに」「アナログかデジタルか見る側はこだわらない」と
金森氏に言われて、動画ソフトの有能性は認めつつも
自分が本当にやりたい部分だけは譲らない強さとかっこよさ。
「わたしはわたしを救わなきゃいけない」「わたしはここにいるって言わなくちゃ」のセリフで泣きそうになったよ、
なんて力強くやさしい言葉なんだろう…!
この作品は名言のオンパレードで、その多くが発信者の実体験に基づいているから
魂の叫びに聞こえるんですよね。
凄まじいのが金森氏で、「進捗はいかがですか」「こいつは高く売れる」「仕事しろ貴様ら」
「そこにあっちゃいけねぇんだよ」「いい店なら自然に客が来るなどという考えは甘い」
「金をもらって責任を持つのと金をもらわず責任も取らないのと、どっちが健全か言ってみろ」
「宣伝なくして商売は成りたたない。同時に作品がなければ何も始まらない。
こだわりだけじゃなく客の購買意欲を掻き立てる内容を考えろ。わたしが宣伝します」
金言は「SNSは遊びじゃねえんだ」だと思う。
小さかったちび森氏は親戚のお店でお金がないと何もできない現実を目の当たりにしていたわけで
今の彼女の考えの源は実体験にあったんですね。
水崎氏母に「お友達?」って聞かれた浅草氏が「仲間です」ってきっぱり答えるのもかっこよくて好き、
あんなにシンプルでかっこいいセリフ!
最新話で、これまで無意識にやっていた「演出」に気づいた浅草氏の目がシンプルに美しくて
ああ、気づくことができたんだ…ってものすごい幸福感に包まれました。
彼女の妄想と世界構築は生命活動と同義だもんね。
「ワシの世界は演出によって最強化する!」もうテレビの前で拍手するほかありませんなあ。

というか。
この前やっと気づいたんすけど百目鬼氏と千雪さんの声って同じ人がやってるんすか…!?
声優さんは本当にすごいなあ…。
というか音響部が壮大なアーカイブですごい…!
百目鬼氏はあれをひとりで管理しておったのか。学校は何をしているんだ。早急に保存環境のためのカネを出したまえ。
浅草氏の中の人も、伊藤さん声のお仕事初挑戦て本当かよって思うくらいハマってるし
水崎氏の人はアニメ初出演&レギュラー初って本当かよ…!?
田村さんはできる女に憧れていたそうで、金森氏をやるのはとても楽しいそうです。よかったですね^^


そういえば劇場版シンカリオンが!やっと!!今月末から函館で上映されるらしいです!
めでたい☆おめでとうございます\\\٩( 'ω' )و ///
せっかく函館が舞台になっているのに北海道での上映は札幌や旭川などだったので
ようやく聖地で映画が始まることにうれし涙を禁じ得ない。
粘り強くリクエストなさった関係者のみなさんとファンのみなさんのお力らしいので
函館でもたくさんの人に見てもらえますように。
せっかく摩周丸もお掃除されてピカピカになって戻ってきましたからね!
函館に行きたい。

キティさんシンカリオンのオリジナルPVが…すごい…!→こちら
シンカリオンモードはかっこよくてハローキティモードはかわいい!!
SEがキラキラしてるし画面もキラキラだし、ハヤトくんの決めゼリフも言ってくれて
これソウギョクさんもファンもみんな幸せになっちゃうやつだーーーーっキティさーーーーーん!!!+゚+。:.゚(*゚Д゚*).:。+゚ +゚
変形BGMが500こだまやtypeEVAと同じ500のやつだったのでぜひホクトさんやシンジさんと共演してくだしあ、
イエローの音楽もちょこっと使われてるから倍で幸せになっちゃいますね。
りんごミサイルのなかに1個だけハートが混じってるの細かいし
リボンスティックを構えるお姿がもはや魔法少女のようだし
リボンの上にちょこんて立つお姿がかわいすぎて!どこまでいくんだキティさんは…!

MkⅡと紅が出てくれたのも本当に本当にうれしかったです。ありがとうございます…!
セリフはなくてもあの2人が乗ってる感があって涙出ました…2人が乗ってるよおぉ。゚(゚´ω`゚)゚。
(そういえばキティシンカリオンの声がめぐ姉だったから運転士はご本人なんでしょうね)
「シンカリオンのかっこいい姿を見たかっただけ」というキティさんの言葉にうなずくソウギョクさんめっちゃかわいい、
シンカリオンのバトルが見たくてMkⅡと紅に幻覚見せて戦わせちゃうメンタルはだいぶやばいですが
ブラックが欲しいって言ってたもんね…かっこいいシンカリオンを見たいよねええぇわかるよわたしも見たい←
シンカリオンが今後も戦ってくれるためにもソウギョクさんはせっせと宇宙に営業かけて
他の星にいるキトラルザスさんたちを地球に呼び戻してください!!(考え方が物騒)


追記にシンカリオンな日々です。↓

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テーマ:アニメ・感想 - ジャンル:アニメ・コミック

第2095回「好きなひな祭りの食べ物は?」

こんにちは!FC2トラックバックテーマ担当の葉月です
今日のテーマは「好きなひな祭りの食べ物は?」です
明日の3月3日はひな祭りですね
ひな祭りの時期になるとスーパーやコンビニなどに雛あられをはじめ、菱餅やチラシ寿司などカラフルな食べ物が売ってあるのを見ると...
FC2 トラックバックテーマ:「好きなひな祭りの食べ物は?」


子どもの頃から好きなのは菱餅とひなあられですね~昔から甘党なので、今でも好きなお菓子です。
ちらしずしや手まり寿司のおいしさは大人になってから知りました。
(小さい頃は酢飯が食べられなくて握り寿司が苦手だったんです…手巻き寿司ばっかり食べてました。
どんだけ甘党だったんだ)
雛祭りの食べ物はカラフルできれいなものが多くて好きです。

今ではすっかり和菓子派ですけどね(^_<)-☆
2020hina1.jpg
シャトレーゼの内裏雛と王母桃。
お内裏様は小さな笏を持っていらっしゃるし、お雛様は小さな扇を持っていらっしゃる。細かい。
桃は上巳(桃)の節句に掛けてあるのでしょうけど中味が桃味のあんこでした!

2020hina2.jpg
花扇の内裏雛。
かっこよく「寿」の旧字が押印されたお内裏様、桜の模様のお雛様。

2020hina3.jpg
お店に行けたのが閉店ギリギリになってしまって、店じまいでお忙しかったと思うのですが
慌てて帰ろうとするわたしを御主人が呼び止めてお茶を出してくださって
さらに「これも食べな」と出してくださったのがカフェオレ大福!
チョコレートやフルーツだけでなくカフェオレも大福になる時代がやってきましたよ坊ちゃん!!
中味は白クリームとほんのりコーヒー味の餡子でおいしかったです。
御主人いつも本当にありがとうございます。お店ずっと通い続けます。


チョコレートで思い出したんですけど。
chokogozila1.jpg
先月、新宿に行ったときに新宿ミロードのショーウィンドウに
全身がチョコレートでできたゴジラさんがいたんですよ。。

chokogozila2.jpg
「ゴジラvsバレンタイン」という企画だったみたい。

chokogozila3.jpg
ゴジラとしてはちっちゃいけどチョコレートとしてはでかい☆
頭でっかちで等身が低くて寸胴、手が大きいデザインのこれは…初代の雛型ではないか!
初代そのものでも2代目でも80年代でもVSシリーズでもKOMでもなく、
初代雛型をチョイスした理由が知りたいです…企画した人のこだわりなんだろうか。

chokogozila4.jpg
こっちから見るとミニラみたいにも見えて、なおゴジラとしてのちっちゃさが際立つ。

chokogozila5.jpg
お店に入って見学することもできたんですけど、人間の大人よりは小さいサイズ。
背びれまでめちゃくちゃ細かいです…ほんとにチョコレートなの…!?
どうやって作ったんだろう、一から造形するのか型を作ったのかわかりませんが
近くで見ても精巧なフィギュアみたいに見えて、
チョコレートというのは言われなければわからないような…。
甘い匂いがしたのが、かろうじてチョコレートらしさをかもしだしていたといいますか。
お菓子職人さんという人々はすごいなあ…。

chokogozila6.jpg
ゴジラの足元に散らばっていたパッケージの箱。
ゴジラ、モスラ、キングギドラなどのシルエットが
一昔前の特撮ポスターのようにかっこよくデザインされていました。
初代ウルトラマンのOPとかにこういう感じのイラストがよく使われてましたよね、
怪獣たちのシルエットをバックにスタッフのテロップが流れるやつ。あれみたいで好きだなと思いました。

怪獣のシルエットってかっこいいんですよ…それはつまりデザインがこなれているということなんですけど。
改めて過去のデザイナーたちへの尊敬の念を抱く今日この頃。

テーマ:スイーツ - ジャンル:グルメ

ぼくを読んでくれる?

北川チハル『だれもしらない図書館のひみつ』(汐文社)を読みました。
夜長森図書館という架空の学校図書館を舞台に、そこで働く司書さんと
夜になると動き出す本たちと、本が好きなとある読者たちのお話です。
職業柄、図書館とか博物館がテーマになっている物語は見つけるとチェックするので
この本も例外ではなかったのですが、
図書館から本が消えていく展開が怖すぎて途中で読めなくなってしまって
1週間くらい伏せて置いていまして、
でもやっぱり続きが気になったので思い切って再度ページを開いたら
そこからワーーーーーッと幸せな世界になってあっという間に読んでしまった。
わたしが読めなくなった辺りが怖さのピークだったみたいです^^;

いや棚から本がなくなるっておっかないんですって!図書館員にとってはホラーでしかありません。
蔵書検索で「貸出可」となっている図書が、請求記号に沿って並べているはずの図書が
該当の棚に行っても置かれてない!
こちらは仕事にならないし、利用者さんは読みたい本が読めないしでダブルパンチなわけです。
そういうときはだいたい、他の人が閲覧席で読んでいるとか貸出手続前に持ち歩いているとか
「新着図書」や「きょう返却された本」の棚に置かれているとか、破損して修理中のため事務室にあるとか
理由は様々考えられるのですけども、
一番多いのはやっぱり請求記号とは別の棚に置かれてしまっている場合かな…。
読んだ人が、戻す場所がわからなくてヒョイっと置いてしまうとか
職員がうっかり(本当にうっかり!)返却ミスをしてしまうとか。。
職員のミスはちゃんと仕事しろ!って感じですけど
もし利用者さんで、読んだ本をどこに戻したらいいかわからなくなってしまったら職員に声をかけてほしい…
別に怒らないから…職員が責任をもって元の場所に戻しますから…!
とまあ、そういうわけで年1回の蔵書点検がとても大切になってくるわけです…。
図書館によく行かれる方は図書館が年に1度、1週間ほどの休館日を設けているのをご存知だと思いますが
あれは図書館にある資料を全部チェックするための作業を行っているからだったりします。
(なので、建物はお休みだけど職員は出勤しているんですよ~)
どの本が図書館にあって、どの本が貸出中で、きちんと請求記号順に並んでいるかを
1冊1冊すべて確認するわけです。
最近はバーコード化してだいぶ作業も楽になりましたが、ベテランの先輩のお話を聞くと
貸出カード時代は本当に大変だったといいますから…技術は進歩しています。

ええと、本の話に戻ろうね。。
夜長森図書館にはマザー・ブックというオルゴール人形が置かれているのですが
夜になり館内に誰もいなくなると、そのマザー・ブックがひとりでに鳴り出して
図書館にいる本という本に魔法をかけて動けるようにしてくれます。
人間が見ていないところでおもちゃや博物史料が動く、という映画をいくつか知っていますが
本が動き出すというのもワクワクします☆
中でも絵本コーナーの本たちは賑やかで、自分は子どもたちに人気があるとか
誰それさんの家にお泊りにいって帰ってきたばかりだとかおしゃべりしていて楽しそう。
そんな中、あまり子どもたちに読まれない『ひかげのきりかぶ』という絵本がいまして、
こちらがこの物語の主人公くんです。
ひかげには文章がなく、絵だけの絵本なので
手に取ってもらっても「つまらない」と言われて棚に戻されてしまうことが多かったりして、
他の絵本がお泊りに行って帰ってきたというのを聞いて羨ましく思ったり
今日こそ誰かが読んでくれるかなあ…と、その時間を心待ちにしていたり
「地味」などと言われて心がどしゃぶりになってしまう毎日を過ごしています。
そもそも自分がどんなお話か、ひかげは知らないらしいのでした。
(この物語の本たちは、誰かに読んでもらって初めて、自分がどんなお話か知るという設定です)

そんなひかげが、あるときから図書館に起こった事件の真っただ中に放り込まれます。
絵本コーナーから絵本が1冊、2冊…と消え始めるのです。(こわい)
司書さんが探しても見つからず、子どもたちは「読みたい本が今日もないよ~」と残念そうで
絵本たちも心配になって、図書館から絵本を連れていく「絵本さらい」の仕業ではないかと騒ぎ始めます。
しかも最初にいなくなった絵本『ヒマワリとはつこい』のバーコードが館内から見つかって
「人気者をねたんだのでは」とひかげが疑われる事態になってしまい、
ひかげはぶるぶる震えるばかりでしたが
『ヒーローマン』の絵本が庇ってくれて事なきを得ます。
ヒーローは子どもたちに大人気の絵本で、ひかげのことも知らずに「新入り?」と聞いてしまうような本ですが
ひかげがヒーローよりずっと前から図書館にいることを知ると「すまなかった」と謝って
握手をしてくれる素敵な本です☆
「あの握手は、ぼくをハッピーにしてくれたんだ」というのが、ひかげを庇った理由でした。かっこいー!

そんなヒーローマンもある日行方不明になってしまいます。。(こわい)
絵本たちは夜に館内のパトロールを始めますが、『火の玉オニ』と一緒に行動していたひかげは
お手洗いで『火の玉オニ』が目の前で絵本さらいに攫われるのを見てしまって
気絶してしまったりするのですけど、
絵本たちや子どもたちと過ごした時間を思い出して、その時間を守りたい、取り戻したいと勇気をだして
見知らぬ本にみんなの目覚めタイムをもらって絵本さらいに攫ってもらうことにするくだりが
もはや怖さのピーク。。
この辺りで読めなくなっちゃったんですよね…ひかげが健気すぎて、絵本さらいが怖すぎて。

ひかげの冒険が始まります。
お手洗いに隠れて、ワンピースにバッグを持った姿の絵本さらいがやってきたときに
そのバッグに飛び込んでみんなを探しにゆきます。すごいな…!
図書館の外に出たのが感覚でわかったのもつかの間、ヒュルヒュルっと大きな風にさらわれて
図書館の屋上に連れて行かれて出会ったのが森の木っこたちで、
彼らが人間に化けて絵本を攫ってきていたことを知ります。
「わたしたち、本、すき」「もっと、近くで、みたい」「もって、かえりたい」ということで
バーコードを切り取って絵本を図書館から持ち出していたらしい。
木っこたち、屋上に落ち葉を敷いて小枝でテーブルを作って図書館みたいなレイアウトを作っているのが
とても微笑ましくて^^
そこでひかげは、攫われた絵本たちが丁寧に飾ってあるのを見つけます。
その理由が「人間は、よごす」「人間は、やぶる」「わたしたち、やさしくする」というもので
色んな意味でグサッときてしまった。。
(この物語には子どもたちが絵本を楽しんで読む描写のほかに
興奮のあまり床に落としたり踏んだりする様子もごまかさずに書かれていまして
この作者はよくご存知だ…!と思ったのでした。
著者略歴を拝読したら元保育士さんということだったので、そういう場面をご覧になっていたのかな)
ひかげが読み聞かせをすると木っこたちはキャッキャと喜んで拍手をしてくれたので
思い切って「ぼくを読んでくれる?ぼく、字がないんだけど」って言ったときのドキドキが
ものすごく伝わってきて泣きそうになりました。
こんな切ない願い事ってありますか??ないよ(T_T)。
今までずっと地味だとか言われてきて、拒否されるかもしれないって思いながらお願いを言うのって
ものすごく勇気の要ることだと思うので
木っこたちが「読みたい!」って飛び跳ねてくれたときもやっぱり涙が出そうになったし
ひかげがどんな絵本か気づいてくれて「すき」「こんな本、はじめて」って言ってくれたの、もう号泣。。
よかったなーひかげーー!!。゚(゚´ω`゚)゚。
木っこたちがまた図書館から絵本を連れてくると言い出したときに
「本当に絵本が好きなら攫わないで」って胸を痛めながら懸命に対話を試みるところも
ひかげの話を聞いてわかってくれて一緒に図書館へ帰る協力をしてくれる木っこたちもみんな素敵だ!
ひかげほんとに…がんばったな…!

木っこたちが残した手紙で、屋上で司書さんの読み聞かせが始まることになるラストシーンは本当に幸せ。
(お互いが見えない者同士が手紙を介して繋がるっていう展開にめちゃくちゃ弱いのです)
見えない読者がいるロマン…!
そこでやっと、ひかげが司書さんにページをめくってもらえるのですけど
同じ絵ばかりでつまんない、という子どもたちの前で司書さんが何度も繰り返してページをめくっていると
ゴウくんという子が「わかった!」と気づいてくれるシーンも本当に幸せ。
ゴウくん本当にありがとうな~。


あと、読み終えたときにごくごく短い感想をTwitterに呟いたのですが
作者の北川さんから直々にメッセージをいただいてしまいました!→こちら
さらに主人公の『ひかげのきりかぶ』からもいただいてしまいました→こちら
SNSをやっていらっしゃる作家さんはたくさんいるので
今までにもRTいただいたり直接メッセージくさだったり、わたしからお伝えしたりすることはありましたけど
作家さんとしてではなく主人公さんとして送ってくださった方は初めてで
素敵だー!!って動揺してしまって
かなり大慌てな返信を送ってしまいました…北川さんすみませんその節は…。
誰とでも気軽にコミュニケーション取れるのがSNSのいいところですな。

テーマ:読んだ本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

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ゆさ

Author:ゆさ
飼い猫に熱烈な愛をそそぐ本の蟲
歴史やアートも溺愛中
*twitterにも出没なう。→こちら

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