2017_08
20
(Sun)23:30

白黒をつけむと君を独り待つ天伝う日ぞ楽しからずや。

ドラマを観始めた時から最期は史実でどうなるか知ってるし覚悟もできていたはずなのに、
本日の『おんな城主直虎』にて鶴こと小野但馬守政次が退場してしまったダメージが
想像以上だったゆさです、こんばんは。
ふええ終わった…終わってしまった…。゚(゚TωT゚)゚。
ロスとかそんなもんじゃない、高橋一生という役者を使い切った壮絶なおそろしさを味わったぜ…。
あのラスト一生忘れねぇ( Д )(返事がない、ただの屍のようだ)

大河ドラマはある意味ネタバレドラマであって
登場人物がそれぞれの最期に向けてどう生きていくのかが見どころなんですけど、
たまに「いやじゃあ~~史実やめろぉ」と頭を抱えたくなる脚本にぶん殴られるので油断できないよね。
しかし今年はほんと容赦なかった…!
BSで見ててラスト15分はずっと息できなくて、見終えて覚えたのはとてつもない脱力感と爽快感で
母に「ごはん作るよ」って言われても立てなくて。。
ごはん前に見るんじゃなかった…食欲ガタ落ちでした。食べたけど。来週も生きて見るために食べたけど。
公式サイトもXdayに向け高橋一生氏のインタビュー5日間連続更新という地獄GJなキャンペーンを展開していて
くっそわかってやがるな大河スタッフ!と拳を握り締めながら毎日読んでました。
高橋さんのお話ぶりから、鶴の気持ちをとても大切に演じてくださっていたのが伝わってきて
鶴が高橋さんでよかったなあと思います。
オールアップのときは柴咲さんやムロさんや大道具さんまで飛びついてきてくださったみたいですが
同時に終わってしまったというさみしさも感じられたそうで、政次のこともずっと考えていたとか。
わたしも見終えて数時間経つけどとうぶん鶴のことが頭から離れそうにないよ…。

直虎と政次の別れのシーンは大河史上屈指の名場面として語り継がれると思う。
てっきり高橋一生を見届けるだけかと思っていたら柴咲コウをも見届ける回でしたね、
おふたりともすごい役者さんだと思いました。
政次を助けることよりも政次の気持ちを優先するというか、
政次を助けられるほどの武力がない小国だから助けたとしても再起できる可能性が低いから、
なら政次の願いを叶え自分が後を引き受ける方を選ぶという強烈なストイックさ。
「わたしが送ってやらねば(お経ではなく槍で)」そうくるかよ!そうくるかよ!!(突っ伏)
磔って苦しませる処刑法なので絶対に苦しませないぞみたいな気持ちもあったかなあ直虎…。
バレバレでも最後まで周囲をあざむくことを選んだ2人による裏切り者と裏切られた者の演技もすごかったし
この瞬間に到達させるまでの森下さんの脚本もそれに応えた高橋さんと柴咲さんもすばらしかった。
「我をうまく使え、我もお前をうまく使う」の伏線のこんな使い方!こんな帰結!
「地獄へは俺が行く」じゃなくて「地獄へは共に行く」とした直虎。とても彼ららしい、しばしの別れになったね。
(その後に幼い頃の2人の笑顔出すのずるい)

鶴は大きくなってお父さんにどんどん似てきて、
子どもの頃お父さんに言ったのと同じことを甥っ子に言われたりしてどんなえぐさで裏切るのかと思ってたけど
「鶴は一人で井伊を守ろうとしてるんじゃないか」という考察は春頃から各方面でずっと見かけていて
夏頃から鶴も急にそんな素振りを見せて鶴推しのわたしは「ほらみろ、鶴は味方だ!」って最初は喜んだけど
待ってそれ裏切って死なれるよりもっとしんどいのでは??とみんなが気づいた頃には
もうエア碁で語り合うくらい後戻りできないレベルで直虎と政次の信頼関係が構築されてしまっていて
辿りついた今日の放送では各方面でダメージを受けた人々によるアリスの涙の海ができていたね。
直虎が政次の真意に気づいたのわかっても(気づかれたか…でも態度は変えられないな)と思ったのか
口調やそのままだけど態度が、ものすごい距離の詰め方でした。
遠慮ゼロで捕獲&羽交い締めにしたりタメ口になったり、先週まであんなにすれ違っていたのに
目に見えて距離が一気に縮まってほんとあの週は心臓によくなかった^^;
やることも色んな意味であからさまになって、直虎が妙な動きをしたら六左を脅して裏を吐かせたり
会議の場にあまり長くいたら顔に出るから退出したり
着物踏んづけて直虎を止めたら空蝉みたく着物を脱いで駆けていかれちゃったり
でもありがとう恩に着るって屈託なく言われると必死で微笑まないように取り繕ったりする。
おとわは鶴の気持ちに気づくべし…とか思ってたけど
でも鶴もなつさんの誠意に早く気づいた方がいいと思ってたから
最近の「俺たち…この戦が終わったら昼間に碁を打てるな…」とか「この戦終わったら結婚しよう」には
フラグでしかないとわかってても萌えが天元突破。
誰かが「スネイプのポジション」と言っていたのが忘れられないよ…
でもちゃんと小野の殿として家臣に慕われていて真意まで見抜かれてましたね、かわいい。

虎松の首騒動で鶴のやった行動がまるで歌舞伎の「もどり」「身替り」「首実検」で
寺子屋や熊谷陣屋を見ているような気分になりましたが森下さんお詳しいんだろうか…。
前に出た解死人と人身売買の話を思い出させるような、
でもそれを現実に実行するのは地獄絵図なのだということを容赦なく突き付けたと思います。
普段から秘して語らず頑なに自分の考えを表明しなかった鶴が
「井伊を再興する!」って叫ぶところも最高にクライマックスだし
ああこの回のためにこれまでの抑えた演技が活きてくるんだ…脚本も高橋さんもすごいって思ったし
再興させて今度こそ2人で一緒にやるんだっていう決意も感じられて燃えて萌えてたまらんかったです。
一方、「それが小野の本懐だから」のセリフで思い出したけど
鶴のお父さん政直がご初代様の井戸で直虎に酒を注がれて一族とともに名前呼ばれるシーンよかったね!
こうなると親世代も何か葛藤があったのかなあとか、
小野の井伊谷城乗っ取りも本当にこんなだったんじゃないかとか思える構成になってるのすごいわ…。

本日の落書き↓
masatsugu.jpg※クリックで大きくなります
BS見終えて篁抱きしめてあげてくれ!って勢いのまま描いたんですが
ちょっと薄くて見づらいね、すみません。
小野と井戸で彼らの先祖といわれる小野篁を連想した人はTwitterにも何人かいたけど
「地獄には俺が行く」というセリフで篁か!篁なのか!!と
ドラマとは全然別のところでフィーバーしていた自分がいたことをここに告白します。
鶴しんじゃったからとうとう篁に会うんだなと思うと心がみぞみぞする。
でも南渓和尚が「政次が死ねばあの子も死んでしまう」と言っていたので来週の直虎がとても心配です。


泣いてばかりいないで別の話もしようね、傑山ニキのすばらしさを語ります。
ジャンプしても弓を射っても、いや何もせず腕まくりしてその場にたたずんでるだけでかっこいい!
イベントonlyのチートキャラみたいな強さを持っているのにあまり戦う姿を見せてはくれないけど
馬を盗もうとした盗賊たちが逃げ出すの見て弓を射るのをやめるのは僧侶の慈悲って感じするし
虎松に弓を向けて戦闘への覚悟を問いかけ「まだお早い」って微笑むのマジずるい。
懐に手紙を入れて徳川への使者として走るニキの頼もしさには
「あ、これ絶対無事に手紙届けられる」って根拠のない安心感が漂ってますよね^^
今日も敵の矢を品定めする姿がめっちゃ様になってたし
寺を飛び出しご初代様の井戸の前で瞑想する直虎を木陰からひっそり見守ってたり、
ふいに登場して思いも寄らぬ行動をとるニキのせいで心臓がもたないよ!
そして輝くウルトラ僧、ハイッ☆\\( 'ω' )//
昊天さんも槍使いとわかってかっこいいシーンもちょこちょこありますが
直虎に槍を壊されて「わたしの槍…」ってなってるシーンは気の毒だけどちょっとおもしろかった。
あと「昊天」は古代中国では西の空の意味があると知ってかっけえ!ってなってます。
和尚様とにゃんけい様のコンビもずっと続いていてくれて本当にありがたい、
小林さんの抱き方が安定しているのでしょうね、にゃんけい様が安心しきってるのが伝わってくるよ。
そんな和尚様の寝所へ一瞬で忍び込みにゃんけい様を膝の上に乗せる龍雲丸も只者ではない。
初登場の頃の印象は「なんかクラッシャーが来たな」って感じだったけど(水筒は返したんだろうか)、
あれよあれよと井伊谷になくてはならない存在になった頭の出世ぶりときたら。
パイレーツ・オブ・タイタニックしながら材木を運んでくる龍雲党はとてもかっこよかったです。
気賀の城で語り合う鶴と頭の会話もよかったねえ、
鶴は頭を「こいつ盗賊だが頭はきれるし滅多なことでは動じないな」って思ってそうだし
頭は鶴を「こいつ敵に見えるけど何か目的があるな、そしてそれは尼小僧のためだな」って
口にしなくても眼差しでわかった風なのが伝わってくる高橋さんと柳楽さんの目の演技すごかりし。
今日も「ごめんだね」って鶴を生かそうとする頭に泣かされたし
鶴に拒絶されて「わかんねえわ」って脱力するのもすごく頭っぽかったし
でも「井伊ってのはあんたのことだよ」って直虎に政次の思いを伝える頭めっちゃいい奴(´;ω;`)ブワッ
というか鶴・亀・虎の幼なじみに龍が加わったんだね、四神がそろったよ。

『井伊家譜』とかの史実だけを見ると
遠州の混乱に乗じて今川に通じ井伊谷城を乗っ取った小野に対して三人衆の近藤康用が
小野但馬守を捕まえて処刑し井伊氏に城を取り戻してあげた的な内容のことが書いてあるそうで
ドラマはほんとに史実通りのことをやっただけなので近藤さんを叩いてはいけませぬ…。
ドラマの彼も材木を盗まれ犯人は不明のまま、しかも政次も一枚かんでるし不信感を募らせても無理はない。
(というか彼は近藤康用~もみあげは燃えているか~みたいな副題をつけたくなるくらい髪型がすごい、
去年の本多忠勝といい毎年すさまじいもみあげの人が出てくるの何なんですかね)
家康も信玄から手紙が来なかったら残って直虎の話を聞いてくれたかもしれないけど、
謀とわかっていても徳川氏が生き残るために出発しなければならなかったあたりが
戦国時代のリアルだなあと実感せずにはいられなかった…ヤッスも愚か者ではないのだ…。
ダイオウグソクムシみたいな土下座退場には笑ったけど。。
今川氏真も北条軍と武田を挟みうちするはずが多数の裏切りが出て今川館に撤退したら
そっちも燃やされてしまって掛川に逃げざるを得なくなってしまったんよね。
(そしてそんな燃える今川館を眺める武田軍の中には
いやぁ~うまくいきましたな御屋形様!ってゲラゲラ笑う草刈正雄さんがいそうです)
マッティ氏真が「何故かような汚い真似ができる!」とか言ってたけど
直後に「だって信玄だもん」というツイートが滝のように流れてきて去年の影響マジパないなって思いました。
結論:全部武田のせい。
あっ今川といえば寿桂尼様を忘れてはいけません、浅丘ルリ子様めちゃくちゃ怖かったしかっこよかったです!
武田の名前を聞いて復活したり各地を調べたうえでデスノート書いてる姿に震えたし
直虎の謀も政次の真意もお見通しだったに違いない。
だから亡くなったとき今川オワタ…って思ってしまった。次郎法師様の謡い経も美しかったですね。


そんな次郎法師様も領主としてずいぶん経験を積んだなと思います。
井伊の男性陣が脳筋すぎてこりゃ小野がいなきゃダメだってなってた前半から
直虎に代替わりして主人公補正で全部うまくいく!…かと思いきや直虎も脳筋でトラブル続きだったのが
今やwithB(ポメラニアン之の字&ラブラドール六左)を従え、お百姓さんたちと綿をつくり、
方久や龍雲党とともに気賀を回し、しの様とタッグを組んで虎松に教育をほどこすまでになった~☆
「女だと見くびられている方が都合が良かった」とか
「今度会ったら鋸挽きの刑にしてやる」とか「女は血など見飽きてる」とハードな発言したり
(月の意味もあるだろうけど何人もの死を見てきた彼女だからこその言葉ともいえる)、
「関口の首を徳川に出せば井伊を守れる」って家老と密談するところまできたよ!
小国の生き残り作戦まじやばい、主家を騙して生き延びると考え始めた絶対殺すマン大河ドラマ!!
さんざん直虎に対して文句言ったりそれ本当に大丈夫なんですかって怒ってた之の字が
ここのところ微妙に押され気味になってたり
殿と対等に相談して特攻隊長の仕事してるのもおもしろいね^^
六左も自分には何もないって言ってたのに綿畑でお百姓と働いたり龍雲党と真っ先に仲良くなったり
虎松の護衛も仰せつかれるようになって六左あああ!成長めざましい。
(そして六左の妹の桜さんが嫁いだ庵原助右衛門はあの木村重成を…去年のあの好青年を…うわあ史実)
あとね!しの様と直虎が同志になれたのすごくよかったですよ!
頭を下げようとする直虎の頭をぺちっと押さえるしの様は素敵でした。
というか主人公の初恋相手をあそこまでSageる大河ドラマってこれまでにありましたっけ、
直親さん3月頃のわたしの涙を返してくれ。
あと、たけさんの姪の梅さんが出てきたときもわたしの涙を返してくれって思った(笑)。
なんだよ姪って!いや、大好きですが一人二役^^;
直虎もたけさんに「井伊で長生きしてね」とかじゃなく「井伊でよぼよぼになり死ねばよい!」って言うのが
ほんと直球ですばらしかった。

合戦がなくても有名人が出なくてもドラマとして充分おもしろく作られてますよ…!
正直、今年の大河ドラマの主人公が直虎と聞いた頃は
「直虎?おもしろい題材だけどわかんないことだらけの人だよ1年やれるの??」とか思っていたのが
まさかこうなるとは、あの頃の自分に心配いらないよって伝えたい。
あと約4ヶ月で武田と上杉と北条とノッブのあれこれがあってヤッスに直政を会わせにゃならんのだよ。
次回「尺は足りるのか」デュエルスタンバイ。
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2017_08
16
(Wed)23:52

貴方など懐かしい切れぎれの誰かや何かの寄せ集めにすぎないのだから。

暑かったり涼しかったりよくわからないお天気続きで
お盆に入ったら寒い日が続いて過ごしやすいけど頭がこんがらかっているゆさです、こんばんは。
雨が全く降らないのも困りますが、近年の雨の降り方は異常というか容赦なさすぎてつらい。
短期間にドバっと降るんじゃなくて期間を分けてシトシト降ってくれませんかね…
あと、外の方が涼しいけど湿度が高すぎるので窓開けられなくて
窓閉めてても何だかんだ湿度は高いから部屋の中にいてもジメジメしてて梅雨か、梅雨なのか。
今は残暑のはずでは…残暑お見舞い申し上げますという言葉の似つかわしくない残暑の季節とは。


盆送りを無事にすませて今年もお盆が終わりましたわ~全国の本家の皆さんお疲れ様でした。
合間に録画していたコトリンゴさんの映画音楽番組を見まして、
このセカを見たときは本編に夢中だったというのもあるけど、OPEDとみぎてのうたくらいしか記憶になくて
こんなにたくさん音楽が流れていたんだな~と番組を見て気づくっていう^^;
広島の流山教会でのコンサートの様子を見てピアノ曲にあふれているのも気づけたし、
道理で映画見ながら心地よかったわけです( ˘ω˘ )ピアノダイスキ
映画に寄り添っている音楽というか、本編の邪魔を全然しない音楽づくりをなさっていたんですね。

隣組はカバーってすぐわかったけど悲しくてやりきれないもカバーだったの知らなかった、
フォークソングとはまた違った柔らかさと軽快なアレンジになってますよね。
(サトウハチローの名前を久々に聞いた気がします…ちいさい秋みつけたが好き)
ありこさんを演奏するコトリンゴさんが左手でピアノを弾いてたけどそっち(左手)を一切見ずに
木琴を叩く右手だけ見て演奏してるのがすごかったし
すずさんのお料理BGMに菜箸やボールやお鍋、ザルなどがドラム代わりに鳴らされるのおもしろかった。
戦後の闇市で流れるNew dayに至っては、わたし本編見てるとき音楽が鳴ってることさえ気づいてなかったよ…
どんだけ集中してたのかって話ですけど
でもやっぱり音量にすごく気を遣われていたというか、さりげなく流す演出がされていたのかなとも思う。
コトリンゴさんと海自音楽隊の人たちによるジャズ演奏がブラバンみたいでかっこよかったです。
戦後に海外文化が復活してすずさんがダンスホールに行くかもってコトリンゴさんがおっしゃって
周作さんとダンスを踊るすずさんを妄想して楽しくなりました^^
おばあちゃんになっても踊ってそうっていうのもわかる…想像できるもんね。
余談ですがコトリンゴさんたちが演奏していた桜松館は
老朽化のため市が引き取って観光施設にするので音楽隊が移転するそうですが、
隣の海自呉集会所本館は解体が決まっているらしいですね。
建物を残すのはお金も人手もかかるので大変なのはわかるけど、
せめて「ここにこういう建物があってこんな風に使われていた」という記録は残してくれたらいいなと思う。

記録といえば、8月なのでNスペが戦争に関する特集を色々やってたけど
(特に目新しい事実や研究成果はなく個人的にはおさらいって感じでしたけど)、
ここ半年近く話題になっている文書の管理・保存については改めて意義を再確認したなあ。
京都大学は当時の文部省とのやり取りをきちんと保管してるから今も当時について調査研究できるし
克明に記録された日誌の観察と批判は事実のみならず最前線にいた人の精神状態も教えてくれるし
子孫の方がおっしゃった「遺品を見たくはないが捨ててはいけない」の言葉は
負の歴史から学ぶために資史料を整理保存することの重要性を端的に表していたと思う。
文書は可能な限り残すべきなんです…私費もだけどそれが公費なら尚更の義務です。
当たり前のことですが最近どうもおろそかにされている話題ばかり見かけるので
現代人と未来人のためにもがんばらなくては。


何故こんな重い話になったんや、けもフレの話をします。再放送ばんざい!
実は最初、毎朝と知らなくてうっかりHDを毎週予約に設定してたんですが
内田さんのツイートを見かけて慌てて毎日録画に切り替えました。かばんちゃんありがとう。
OPの前に「おえかき動物図鑑」なるコーナーができて声優さんと子どもたちがダンスしたり
サーバルを始め動物園のフレンズを子どもたちがお絵かきする(しかもお絵かき対象は毎日変わる)という
お子様を巻き込んだ企画になってるのすごい。
深夜アニメをお子様が見てないってことはないと思うけど
朝の放送なら深夜よりはアクセスしやすいかもしれないね。楽しんでもらいたいです^^
1話見ただけだと当時は脱落者が出たのわかるわ~と思いますが
1話の段階ですでに色々伏線が貼られているのも改めて見るとわかって
これ話が進むにつれ謎が増えておもしろくなって、終わったらもう一度見返して
あーこんなところにこんな伏線が!これ既出だったんだ!とかびっくりするのを楽しむアニメなのかもしれぬ。


niseeiden1.jpg
今日は各地で大文字の送り火が行われますね。
というわけで「京の空飛ぶ偽叡電大どら焼き」です。矢三郎のしっぽを作った鳴海餅本店の新商品。
シルエットから一発で矢二郎にいさんとわかるクオリティの焼き印、細かいな~。

niseeiden2.jpg
帯をめくると偽叡山電車と大文字のツーショット。
大文字山は狸の尻尾が出てますね…お父さん?お父さんかな。
2017_08
12
(Sat)23:33

舞台(いた)から始まるミステリー。

2017kabukiza7.jpg
歌舞伎座で八月納涼歌舞伎第二部を観てきました☆
去年すごく楽しかった東海道中膝栗毛の続編が上演されると聞いたのと
来年、幸四郎を襲名する染さんが今の名前で猿之助さんと共演するのは最後かもしれないということで
何がなんでも見たくてがんばってチケット取ったどー!
木挽町広場も涼しげな景色で夏祭りみたいな雰囲気でした。

2017kabukiza8.jpg
「修禅寺物語」と「東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖(こびきちょうなぞときばなし)」を鑑賞します。
歌舞伎座捕物帖のサブタイトルの読みは一般公募から選ばれたそうだ。

2017kabukiza9.jpg
今回はここから鑑賞。
お舞台のほぼど真ん中で通路も近いぞ!役者さん通ったらいいのにって思った。(ら、後でほんとに通ってくれた!)

まずは「修禅寺物語」。
伊豆の修禅寺にある「頼家の面」と伝わる面の話を聞いた岡本綺堂が取材のうえ脚本を書いたもので、
頼家が暗殺される前日譚のようなお話です。
面作り師夜叉王の娘として生まれた桂(猿之助さん)は、公家だったお母さんの性格を受け継いで気位が高く
「わたしこんな家で一生暮らすなんて嫌、絶対に出世する」と息巻いております。
妹婿の春彦(巳之助さん)は夜叉王の仕事を誇りに思っているのでそんな義姉と意見が合わなくて、
姉も姉で「ちぇっ」てやって去るシーンとかあっておいおい(^^;)って感じ。
妹の楓(新悟くん)はハラハラしながら見守りますが
夜叉王(彌十郎さん)は桂はああいう性格だからと諦めている様子。(リアルやじゅさん親子だね)

そこへ頼家(勘九郎さん)が花道からおともを連れてご登場。青い狩衣がとっても涼し気です☆
頼家の顔を写した面を作ってほしいと頼んだけどまだできないの?と催促に来たのでした。
夜叉王は「何度も打ったけどうまくできません。いつできるかわかりません。自分の心に叶ったものじゃないと渡したくないです」
などと、芸術に時はないみたいなことを言いまして
怒った頼家が斬りかかろうとしたところを「面はできてますよ!」と桂が止めます。
夜叉王が気に入らなかったその面を、頼家は「おれにそっくりじゃん!」と一目で気に入りますが
夜叉王は「それはダメです。何度打っても死人の面にしかならないんです…」と悲しげ。
頼家は構わず、面と一緒に桂のことも気に入って連れて帰ってしまいます。
花道を歩いていく頼家と桂はたいへん美しかったですが
引っ込みBGMによくある三味線も太鼓も奏でられなくて、非常に静かな引っ込みだったのが印象的でした。

場面は変わって桂川にかかる虎渓橋で、頼家が橋の石にひじをかけながら桂と何げない話をするのですが
この時の勘九郎兄さんの立ち姿がめっちゃ様になっててかっこよかった~☆
出世したかった桂は頼家にお礼を言いまして、
頼家は頼家で妻の若狭を争いで亡くしたばかりだったので
「おまえ今日から若狭局と名乗りな」と言われて桂ちゃん天にも昇るような気持ちになっちゃいます。よかったねえ。
そこへ北条の使いの金窪兵衛行親が頼家と桂を追ってやってきまして
取り合わずに2人は逃げますが、行親は頼家を暗殺するために追っていきました。
たまたま茂みに隠れて一部始終を見ていた春彦は「すわ一大事」と走り出そうとして、
頼家が心配で戻ってきた下田五郎景安(萬太郎さん)に気づきかくかくしかじか…としゃべっていると
行親の部下がどどっとやってきます。
「春彦、ここはおれが引き受けるから、おまえは将軍に注進しに行きなさい!」と
みっくんを逃がして戦う萬ちゃんの立回りがものすごくかっこよかったよー!
戦いながら直垂の袖をきゅっと締めて腕まくりして、たった1人で5~6人をバタバタとやっつけてしまいました。
附け打ちのないリアル殺陣も初めて見たかも…新歌舞伎って色々と挑戦したジャンルだったんですね。

将軍御所に夜討ちがかかったと聞いて、桂を心配する楓ちゃんのところへ
春彦が走って帰ってきて、義父と妻に報告するのですが
「姉はさておき、上様の安否もわかりませぬ」とか言っちゃって、おい弟ちょっと素直すぎないか(苦笑)。
そこへ花道から桂さんがふらふらと歩いてくるのですが(将軍御所から逃げてきたんですね)、
振り乱した髪に頼家の面をつけて、血まみれの着物の上に直垂をつけて長刀を持っておいたわしい…!
七三でぴたりと止まって周囲を見回した猿之助さんはとても雄々しく見えたし
でも家の戸口に辿りついてバッタリ倒れてしまったのが哀れでした。
妹夫婦に抱えられながら「一時でも将軍に仕えられて、局の名前ももらって本望。もうしんでもいい」って、
えええちょっとーーーせっかく出世できたんだから生きようよ…生きてよ…(´;ω;`)
楓ちゃんが「パパ~お姉ちゃんしんじゃう」って泣いてるのに、当のパパはなんと
「断末魔の顔を今後の面作りの手本にしたいから、おまえちょっとそのままじっとして」とか言い出して
客席からえええ…!?って声が上がってざわ…ざわ…って戸惑いの雰囲気が。
やっべえ何か地獄変の良秀みたいなこと言い出しちゃったよこのパパ…!
妹夫婦がポカンと見守る中、きっと顔を上げる桂とそれをスケッチする夜叉王という
何ともシュールな場面の幕切れでありました。
同じ岡本綺堂作の番町皿屋敷を見たときも思ったけど
やっぱり綺堂の歌舞伎はよくわからないです…まだまだ修行が足らないね( ˘ω˘ )。


幕間に鳥屋を間近で見たくて、休憩に入ると同時にエスカレーターで3階へかっ飛んでいったら
下手側の通路(思い出の役者さんパネルがあるとこ)が壁パーテーションで封鎖されていて
ちょっとした騒ぎになっていました。
何か大道具でも運び込むのかなあと思って気にしなかったんですが、
これ実はやじきたにおける最初のサプライズのための仕込みだったと開演後にわかって
スタッフさんが説明しなかったのもうなずけます。あれは何も言えないわ…。
(わたし3階席で鑑賞したことないので知らなかったんですが、
あそこの扉が使えない場合は下手席の人は中央扉へ回らないとお席に戻れないんですね…
3階席は狭いから客席を通る移動は大変だろう)

2017kabukiza10.jpg
その鳥屋。
去年に引き続きクライマックスでやじきたが飛んでいくんだろうなぁとワクワクしていたわたしの想像は
幕が上がったと同時にあっさり瞬殺されたのでした。
なぜかというと。

以下↓新作語りのため盛大にネタばらししておりますのでこれからご観劇の方はご注意ください。
大丈夫な方はクリックで開いてどうぞ☆

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2017_08
08
(Tue)23:21

親子の距離感。

アルス画房のイラストコンペが終了しました~。
見てくださった方、応援してくださった方ありがとうございました☆

連日、台風に猛暑に大変なことになっている日本列島ですが
我が家の猫様たちは相変わらず元気です。
catkyori_1.jpg
先日撮った写真。おふたりの距離感がちょっとおもしろかったのですよ。

catkyori_2.jpg
顔を洗って、

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毛づくろいをして、

catkyori_4.jpg
ちょっと目を合わせてから、

catkyori_5.jpg
ねむる。

うちの親子は基本的に単独行動が好きであまり一緒にいないのですが、
寝る時もだいたいこんな風に距離があいてます。理由は不明。
この長さからちょっとでも詰めるとどっちかがこの場を去ったり戦闘態勢に入ったりして
この光景は見られなくなってしまいます。
たぶんおふたりにしかわからない絶妙な距離なんでしょうね…。

catkyori_6.jpg
起きた。まだボーっとしてます。

catkyori_7.jpg
気になる。


ところで8月8日は世界ネコの日(WorldCatDay, InternationalCatDay)らしいですね。
国際動物福祉基金(IFAW)が定めたとか、イギリスでナショナル・キャット・アワードが開かれるとか
色々それらしい由来はあるものの
なぜこの日に定めたのかという理由は今のところ不明みたいです。
とはいえ、SNSなどネット上にはニャンコ写真をアップする運動(という名のうちの子自慢大会)が開催されているので
猫好きにとってはたいへん楽しい1日でありました(=^ω^=)。

catkyori_8.jpg
ニャンコ先生といっしょ。
現世でこんなかわいいひとたちと一緒に暮らせるのは
きっと前世のわたしががんばって徳を積んだお蔭かもしれないから
今のわたしもがんばって来世のためになることしようとおもいます。
(とりあえず車のタイヤにお経を書いてマニ車にすれば運転するだけで自動的に徳を積めるぞ…
とか、そんなことばっかり考えてるから宝くじ当たらないんだ)

クリックで拍手お返事。↓
皆様いつもありがとうございます(^-^)/☆

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2017_08
04
(Fri)23:50

あてなるもの。削り氷にあまづら入れて新しき金椀に入れたる。

西武池袋本店の菓子博2017に行ってきました。
全国各地から和洋を問わずお菓子屋さんが集まって来るイベントで
たぶんそれだけだったらスルーしてたと思うんですが、
京都の喫茶ソワレのゼリーポンチが食べられると聞いてすっ飛んでいきました!

kashihaku_1.jpg
会場に到着後は一目散にソワレのブースへ。
待機列はなかったけどパーテーションがスタンバイしていたから
混雑する時間もあるのだろうな…。
ゼリーのメニューは3種類ですが、実は過去に京都で一度ヨーグルト味をいただいたことがあったので
今回はシンプルにポンチを注文。

kashihaku_2.jpg
キマシタワーーー+゚+。:.゚(^◇^).:。+゚ +゚
すげ~~うおおお綺麗っ久々に見るから余計に感動する!
ゼリーとフルーツがサイダーと氷でキンキンに冷えてるぜ…まさに夏の食べ物。

kashihaku_3.jpg
レジでソワレの名刺もいただいた…おしゃれだ。
古きよき時代のアンティークなお名刺かっこいいね。

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ゼリーは赤・青・緑・黄・紫。
青と黄が重なって黄緑とか黄色と緑が重なってオレンジに見えたりとか
5色のはずなのにグラスの中がレインボー。
ステンドグラスというか宝石みたいです。ほどよい固さで食べやすい。おいしかったー!

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ソワレブースを出てほくほくしながら歩いていたら
4月のお伊勢さん菓子博2017で展示された工芸菓子の展示を発見。
写真は東京製菓学校の長谷川献氏による「行雲流水」という作品です。
(お伊勢さん菓子博行きたかったな…何だかんだで行きそびれてしまいました。4年に1回しかないのに。あうう)

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鳥も木も花も全部おかし!嘘みたい、かっこいい。
工芸菓子はいつ何を見ても感動する…飴細工とかウエディングケーキとか見るの大好きですし
こういう華道のような作品も大好き。
改めてお菓子って何でもありだなと思いました。

以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開きますのでどうぞ☆

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2017_07
31
(Mon)23:50

100人で歌をうたおう。

前回記事の続き。三井記念美術館の地獄絵ワンダーランド展を見た後に
国立公文書館の企画展「ふしぎなふしぎな百人一首」に行ってきました。

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藤原定家が選んだとされる100首の歌の内容や選ばれた時期、
歌人たちにまつわるエピソードや説話の成立過程、後世に新しく編まれた百人一首、
江戸時代に学問やパロディなど様々に使われた事例などが、主に版本を中心に紹介されています。
毎回、色んな資料が見られるうえに入場料無料+写真撮影可なのがいつも思うけど本当に有難い!

fushihyaku_2.jpg
ゆるキャラ蓮生さんかわゆす。
展示ケースには漢字だらけのキャプションが表示されていますが、蓮生さんがいるパネルはひらがなが多い。

蓮生は定家の子為家の妻の父・宇都宮頼綱の出家後の名前で、
彼が嵯峨野の小倉に設けた庵に定家が選定した歌(小倉山荘色紙和歌と呼ばれます)を飾ったのが
小倉百人一首の始まりと言われていますね。

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江戸時代の僧・信海の筆と伝わる「小倉山庄色紙和歌」。
霞や植物が描かれた料紙にさらさらと美しい書、一目見て「きれいだ」と思いました。
定家の筆だとこうはいかないから…カクカクしてるからね^^;
(いや、定家もオフィシャル時の字は整ってるけど信海みたいな字じゃなかったはず)

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百人一首の中から特に知られる歌人をピックアップして紹介するコーナー。
写真は小野小町に関する資料です。
百人一首9番「花の色は~」の歌は古今和歌集の春下巻から引用されています。
また、小町の人生は室町時代以降に卒塔婆小町、草子洗小町など様々な謡曲に脚色されていきますが
それには9番の歌が影響したともいわれるとか。

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小式部内侍のコーナー。
百人一首60番の「大江山いくのの道~」の歌の初出は金葉和歌集・雑上巻から。
母の和泉式部をからかった藤原定頼に向けて詠ったという、古典の教科書にも載ってるあの話です。
(鎌倉時代に編纂された十訓抄にも同じ話が載ってるね)
内侍は若くして亡くなるのですが、その折に和泉式部が詠んだ歌(後拾遺和歌集)がまた泣ける…。
「とゝめおきて誰をあわれに思ふらむ 子はまさるらん子はまさりけり」

他にも在原業平、壬生忠岑、平兼盛、崇徳院のコーナーがありそれぞれ紹介されていました。
業平の「ちはやふる~」の歌は古今和歌集と伊勢物語にそれぞれ収録されているけど
謂れが全然違っておもしろいし、
忠岑の「有明の~」の歌は定家と藤原家隆(定家と並び双璧と称された人)がともに秀歌として挙げているとか
兼盛の「しのぶれど~」の歌にまつわる話は鎌倉時代には尾ひれがついて流布していたとか
崇徳の「瀬をはやみ~」の歌は再録にあたり本人が語句を変更したとか、色々と紹介されていました。

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江戸時代初期に編纂された武家百人一首。
源氏や平氏などの武将100人による歌が収録されています。
ここから先の展示資料のほとんどは江戸時代が初版のものが多く、
お江戸の自由闊達さを改めて思いました。
昨日の地獄展といい、江戸時代って本当に色んなものを当世風におもしろおかしくして遊んでいたんだな^^

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近世百人一首。
成立は江戸時代と思われますが編纂した人が誰かはわかっていないみたいです。
色んな人が書き写し、のちに版本で出版されてもいるようで
当時はよく知られた書物だったのかな。
収録されているのは戦国時代~江戸初期の武将や歌人による歌です。

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幕末になっても新しい百人一首は選ばれているぞ。
写真は新撰百人一首で、南北朝時代から江戸時代までの歌人の100首がまとめられています。
正方形の中に歌を書くデザインなのは色紙を意識したからだそうで
小倉山荘色紙をイメージしたのかなあ。

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歌があるなら詩もあるという例。江戸時代初期に林羅山らが編集した百人一詩です。
漢から宋までの詩を100詩、百人一首のように並べたもの。

今回は展示されていなかったのですが、
歌と詩があるなら俳句もあるのかなあと帰宅して調べたら何と百人一句なるものが出てきたよ→こちら
真似してみたくなったのかもしれない。

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秀歌が100首まとまっているというのは色んな意味で役に立つもので、
江戸時代には百人一首を使った教育や音楽活動が行われていたようです。
歌に三味線で節をつけたものや、歌の勉強の際に基本教養として教科書に載せたり
実際に歌を詠んでみる際の教則本になったり。
そうこうしているうちにお正月のかるた遊びなどに取り入れられたのかもしれませんが
これもはっきりした時期はわかっていないみたい。
近代になって小説にかるた遊びが書かれるようになる頃には(こころとか金色夜叉とか)
だいぶ普及していたのかもしれませんね。

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百人一首の研究本も。
細川幽斎や契沖などによる注釈書のほか、
「本当に定家が100首を選んだのか?」みたいな根本的な研究まで様々。

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定家にまつわる資料も。
明月記(写本)の1235年5月27日の記事には「嵯峨中院の障子を飾る色紙を書く」とあり、
定家が百人一首を選んだとされている根拠は今のところこれなわけですが
確かに現代まで伝わる100首が選ばれたとはっきり書いてあるわけじゃないんだよね…。
何だか紫式部日記の「源氏の物語、御前にあるを~」の記述を思い出すような話だと思いました。
(源氏物語も厳密に言うと彼女が作者だとはっきり断定されてるわけではないのだ)

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定家たん二次創作されるの巻。
謡曲「定家」には式子内親王との件が、
浄瑠璃「小倉山百人一首」(石塚豊芥子作)にも式子内親王と百人一首の件が
歴史物語のようになって語られています。
現代でも色んな歴史上の人物がドラマや小説やマンガやゲームになったりしてるけど、
昔から似たようなことは行われていて人々はそれを見て聴いて楽しんだり涙したりしたのでしょうね。
物語って自由だ。

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展示を観終えてアンケートを書き帰ろうとしたところ、
スタッフの人に呼び止められてゲーム「タッチでかるた」を紹介されました。
画面上に百人一首の誰かの上の句がランダムに表示され下の句の札をタップして歌を完成させるというもので
制限時間1分の間にいくつの歌を当てられるかチャレンジ。
知ってる歌はすぐ答えられるけど知らない・覚えてない歌はいくら考えてもわからなかった…
一応ヒントも出るので(ノーヒントの回答よりは点数が減点される)全問正解できましたけども。
伊勢・阿倍仲麻呂・持統天皇・小野篁の歌はすぐわかって、
他の歌はヒントを見て当てたらその日のランキング2位に入れました。
1位の人は点を見る限りノーヒントで正解しまくったっぽいな…すごい。


あ。
前に食べマスの記事を書いたときにポケモンやスヌーピーが出たらいいなと思ってたけど
先週、満を持して発売されたのがスヌーピーと聞いて「よっしゃあ!」と訳もなくうれしくなりました。
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ゲット。ローソンでの限定販売です。
スヌーピーがチョコ味で、ウッドストックがカスタード味。
スヌーピーの和菓子は京都のカフェでも買ったけど今回はチャーリーの代わりにウッドストックが来たので
お次はルーシーやライナスやシュローダーがお菓子になったらいいなあ。
(夢は言えば叶うかもって今回思い知ったので言ってみる。関係各所の方々よろしくお願いします!)
2017_07
28
(Fri)23:36

夏の地獄めぐり。

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三井記念美術館で開催中の「地獄絵ワンダーランド」展に行ってきました。
地獄と極楽を描いた絵巻、掛軸、版本、彫刻などから日本の死生観・来世観をたどる展覧会です。
灼熱のビル街から自動ドアで涼しい館内に入ったというのに
水木しげる御大の釜茹で絵に迎えられるというなかなかロックな趣向です。嫌いじゃない。

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先日、奈良博の源信展に行きましたけど関東でも地獄絵が見られるということで楽しみにしていて
サイトでチケット情報を見たら相互割引をやっていると書いてあったので、
源信展の半券を持って行ったら200円引きにしていただけました。有難や。
逆に三井記念美の半券を奈良博に持って行っても割引になるそうですよ。

そして最初の展示室で出迎えてくれるのも水木御大の作品。
「のんのんばあと地獄めぐり」の絵本の原画がズラリと並んでいました。
文字通り、水木少年とのんのんばあが地獄や六道をめぐる絵なのですが
少年は「うへー」とか引いてたりするんですけど、なんだかんだ2人とも楽しそうだった。
阿鼻叫喚地獄の絵に犬が描いてあったのを見て
先日の源信展で見た聖衆来迎寺の六道絵にも確か犬がいたなと思い出したり
炎の表現が地獄草紙みたいだなって思ったり…
後の展示を見ても思ったんですけど御大は各地の地獄絵や六道絵をたくさん見て描いたんだろうなと
見ればすぐわかるくらいのレベルで再現されていたと思うし、
わたしもやっとそういうのがわかるところまで来られたのかなあとちょっと思いました。
あとやっぱり現代の人ですから原画がきれいだ…
関係者の皆様にはなるべくこのクオリティでがんばって保存していってほしい。
(ところで御大が旅立たれてもうすぐ2年になりますがあの世からの原稿はまだ届かないのかしら…
御大が何をご覧になったのか気になる。虹色のゾウリムシ(by太宰治)はいるのかなあ)

往生要集3冊、遣宋完本・建長五年版と呼ばれる現存する最古の写本もあって
源信展で見たのは補遺本だったからこっちの方がオリジナルに近いんだろうか。
この本より前の地獄美術は東大寺二月堂本尊の光背に描かれた地獄図とか
平安初期の胎蔵界曼荼羅、中尊寺経の見返しに描かれた六道絵などだそうですが
源信が往生要集を書くうえで六道描写の参考にした「正法念処経」も合わせて展示してあって
(ちなみに正法念処経は地獄草紙の典拠でもある)
源信の思考過程などもわかっておもしろかった。
往生要集は発行後も絵入本や版本など色んな形で伝えられていくのは奈良博でも見たけど
京都の八田華堂金彦の挿絵はゆったりとした線で、でもやっぱり炎は迫力があった。

六道や八大地獄の絵、相変わらずこれでもかと責め苦が用意されている。
掛軸や絵巻で揃っている例がこんなに多いとは…たくさん見せてもらいました。
聖衆来迎寺の六道絵を模写した掛軸、さすが模本で色がきれいに残っていますが
先日原本を見たのでわかるんですが再現率むちゃくちゃ高くないですか、
絵師が特に書かれてなかったけどどういう人が描いたんだろうか。
佐太天神宮の北野天神絵巻には日蔵商人with不動明王の地獄めぐりが描かれ
太政威徳天となった道真に会ったりするんですが
途中で業火に焼かれる醍醐天皇が下着一枚になっちゃっててこれは…あんまりじゃないかな…^^;
長寶寺縁起の慶心尼と不動明王の地獄めぐりは
閻魔王宮で額にハンコを押されて終わりっていうのがおもしろいし、
さらに後日談では本堂で青いクモを見つけた慶心尼がなぜかパッタリ倒れてまた地獄へ行って
閻魔に「あなたハンコ作りなさい」と言われて目が覚めたら青い舎利を手に持っていて
それを使って閻魔王大実判を作ったっていう。
絵巻には慶心尼がハンコを作ったり、他のお坊様が閻魔王像を彫ってる描写があって
さらにそのハンコの実物も展示されていた!
長寶寺では毎年5/18に閻魔像の御開帳がありお参りすると額にハンコを押してもらえるそうで
やばい…行ってみたい…!!
富山の立山曼荼羅、立山連峰は死者の魂が集まり地獄と極楽が共存すると考えられているそうで
この曼荼羅は勧進の絵解きなどで使われた形式だそうですけど描いた人がすごい、
藩主の松平乗全が自ら筆を取ったものらしい。
すみずみまで細かく、色遣いが美しく、確かな描写力で山の緑や人々の生活、その中にある六道や極楽、
空には飛天が舞い赤い太陽と白い月が雲とともに出ている。
藩主って忙しいイメージですけど一体どんだけ時間かけて描いたのか、すごい人がいたもんです。

閻魔大王の姿も様々。
中山寺の六道絵の閻魔様が、このての絵にしては珍しく白い顔の閻魔様でおおって思ったのと
餓鬼道の真ん中に右上を見つめて手を合わせる獄卒を発見して、おやっと思ったら
彼の近くにいる死者たちも揃って手を合わせていたのが気になった。
右上は色落ちしてしまっているんだけどかすかに仏様の頭っぽいのが残っていたから
来迎でも描かれてたのかしら。
當麻寺の十王図の閻魔様と、誓願寺の地蔵十王図の閻魔様が
机の上で手を組むポーズでお仕事してる姿が完全に一致しててどっちか参考にしたのかな?
それともわたしが事例を知らないだけで閻魔様をああいうポーズで描いた絵はどこかにあるのかな。
あと、閻魔様は密教に輸入されると閻魔天にメタモルフォーゼするらしく
閻魔天曼荼羅なるものが存在するのを初めて知りました。
甲冑を身に着けた忿怒相で水牛に乗ってるっていう…すごい、こんな閻魔様見たことない。
河鍋暁斎の「閻魔・奪衣婆図」がもう、むちゃくちゃおもしろくて
閻魔様が短冊をつるそうとする地獄太夫の踏み台にされているのですが
あとこの閻魔様、四つ足だし髪がクルクルパーマになって口をくわっと開けていて
何となくですが唐獅子図屏風のお獅子みたいに見えるんだよね。意識したんだろうか。
奪衣婆は奪衣婆で、若衆に髪をとかしてもらってまんざらでもない顔をしちゃって、
あの天下の奪衣婆がですよ!本来ならその若衆くんの着物をひっぺがすのが仕事でしょうあなた…
ほんっと暁斎っておもしろい人だなと思う。

暁斎もそうですが、江戸時代は地獄をおちょくった作品が出版されまくった時代でもあります。
基本的に六道絵のイメージは繰り返されているけどそれらを踏まえたアレンジがもう、すごい。
山東京伝作・絵の『小野篁地獄往来』おもしろそうだ~~全部読みたかった。
烏帽子姿の篁が閻魔様が不在の地獄・六道・極楽をめぐるお話なのですが
獄卒がちょんまげ結って江戸町人風の風俗だったりするのがおもしろいです。
八代目市川團十郎の死絵で、地蔵菩薩に扮した八代目が閻魔大王を懲らしめているのとか
児雷也に扮して賽の河原の鬼を追い払うとか(対岸の子どもたちからは投石の応援まである)
先輩役者たちの顔をした仏様たちに蓮台に乗せられそうになってるとことか
もはや何でもあり。
八代目みたいな役者だったら地獄に行っても強いぜ!とか、絵師たちの声が聞こえるような気もする。
東覚寺の地蔵・十王図はデフォルメがすごくて、地蔵も十王もみんな目がでかくて閻魔は髭ボーボーで
とにかくゆっる~い表現がおっかしくて笑ってしまいました^^
芹沢銈介から柳宗悦に寄贈されたという十王図には十王たちの傍らにそれぞれ小さく本地仏が描かれて
十王たちも素朴な表現でかわいかったです。

彫刻もいくつかあって、室町時代の閻魔・司命・司録坐像は
閻魔様の黒目が小さくて口をくわっと開けて、するどさがあったように思う。
壬生狂言「餓鬼相撲」と「賽の河原」で使用される閻魔と地蔵のお面は
閻魔が真っ赤で地蔵が白という、遠目でも役割がはっきりわかりそうな色をしている。
鎌倉時代の十王坐像は、銘がないので十王のどなたかはわからないけど
中国の官人の服を着て口をかっと開けているから閻魔様イメージかもしれない。
木喰上人の木造閻魔・白鬼・十王坐像は閻魔と奪衣婆だけ歯をむき出しにして
笑っているのか威嚇しているのか…。
びっくりしたのが厨子入りの閻魔王坐像、わずか4cmの閻魔様!!
所有する正明寺によると善光寺別当の興金上人が閻魔王宮の仏事に招かれ
庭の松の木で彫ったその像を賜ったという言い伝えがあるそうです。
たとえ4cmでも腕まくりしてやる気満々な閻魔様まじ閻魔様、彫った職人の名前をぜひ知りたいですね。

とまあ、そんなこんなで地獄絵のイメージが強烈すぎて
極楽絵も最後にちょこっとあったけどあまり印象に残ってない(笑)。
あっでも、刺繍でできた阿弥陀三尊来迎図はすごいと思いました!
金の糸で来迎の全身図が作られていて…三尊の髪だけは人間の髪が縫い込まれているそうですが。
またそういうやつか。髪を縫い込むとか血で赤を塗るとか、やる人はやるんだよね。
阿弥陀二十五菩薩来迎図は阿弥陀様以外の仏様がみんな楽器を持っていらして
賑やかな音楽が聞こえてきそうな雰囲気。
法如(中将姫)の肖像画は背景に二上山があり、そこへ帰っていく阿弥陀如来一行の帰り来迎が印象的。

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ミュージアムショップにあったいったんメモに爆笑^^ 即買いました。
暁斎の「閻魔と鵜飼図」のポスカもあったのでゲット。展示はされないみたいですがおもしろい図だったので。


あと。
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秋葉原のハニトーカフェが今日から夏目友人帳のコラボメニューを期間限定で出すと聞いて
ランチがてら行ってきました。
あまりこういうイベントに行くことって普段はないんですけど(混んでるから)、
今回はメニューを見て食べたくなったお料理があったんです。

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これ~~夏目・田沼・柴田が作ったオムチャーハン!
6期3話のお泊り会 in 田沼家で男子高校生3人が夕ごはんを作るんですが
原作では炒飯だったけどアニメでは柴田が「オムライスなら任せろ」って勝手に卵焼いて乗っけたんだよね(笑)。
おかげで米とふわふわ卵を楽しめました…おいしかったよ、おまえら(何)。

夏目友人帳は劇中にこれっていう食べ物があまり描かれないので
(あえて挙げるとしたら七辻屋のおまんじゅうくらいか)、
コラボカフェとかやってもだいたいイメージフードとかドリンクが多くて
それはそれでオシャレでかわいいのが多くて楽しいんですけど、
あのオムチャーハンはガチで劇中に登場した食べ物だったし
作ってる3人がわちゃわちゃ会話してるシーンもすごくよかったので
それが再現されたのは本当にうれしい。
(で、食べてたら柴田や夏目があれこれ話し始めて以下怖い話展開になるお約束)
夏目は同級生たちといる時が一番遠慮なくしゃべってる気がします…高校生トークいいよね。
柴田また出ないかなァ緑川さんが準レギュラーと思ってるっておっしゃってたし、確か。

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ニャンコ先生パンケーキ!チョコで肉球が描いてある(=^ω^=)。
今回のコラボは1メニューにつき缶バッジとポストカードがついてきます。先生かわゆ~。

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テーブルにいた黒ニャンコ先生。
他のテーブルにも白ニャンコ先生や黒ニャンコがちょこんと乗っていたり
大きめの椅子には先生クッションがあったり、レジにはエプロンをつけたニャンコ先生がいましたよ~。
お店中に先生がいる光景はちょっと、すごい。
8月いっぱいなのでまた行きたいなあ、藤原家のごはんプレートも食べたいです。

あと、この日は国立公文書館の「ふしぎなふしぎな百人一首」も見てきたのですが
長くなりますので次回記事にてレポしたいと思います。


クリックで拍手お返事。↓
皆様いつもありがとうございます(^-^)/☆

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2017_07
23
(Sun)23:24

京都と奈良の地獄旅。

先週の連休に京都と奈良へ日帰り旅してきました。
例によって六道珍皇寺さんの特別拝観へのお参りが目的ですが、
この日は藪入りで閻魔賽日でもあったのでせっかくだから京都の閻魔詣でをしよう!と思ったのと
現在、奈良国立博物館にて開催中の「源信 地獄極楽への扉」展も見たかったので
かつての都2か所で地獄めぐりと相成りました。

と、その前に祇園祭のお話を少々。
朝早くに夜行バスで京都駅入りしたのですが、この日は祇園祭宵山でもあり
四条通の界隈に山鉾が出ているはずだよなあと思って観に行きましたよ。
2017kyoto119.jpg
烏丸線から地上へ出たら、うおー!なんか建ってる!
祇園祭の山鉾は縦に長いので写真に収めるのが大変です。
動かしてるとこもかっこいいだろうなあ。

2017kyoto120.jpg
絵が描かれていたり彫刻がついてたり胴体部分を織物がぐるっと囲んでいたりと
隅々まで総合芸術のようなデザイン、
写真の函谷鉾は孟嘗君がニワトリの声で函谷関を脱出した故事がテーマになっていて
屋根裏には今尾景年の鶏図が描かれています。

2017kyoto121.jpg
四条通から室町通へ入ると菊水鉾がありました。
町内に古くからあった菊水井という井戸から名づけられたそうです。

2017kyoto122.jpg
屋根には鳳凰の彫刻があり、内部には水墨の龍が見えました。


以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開きますのでどうぞ☆
(拍手お返事は次回記事にさせていただきます。もうしばらくお待ちください)

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2017_07
19
(Wed)23:26

ブログ8周年。

ブログを始めて8年が経ちました!
もう8年、気づけば8年、末広がりの八年です。長かったようなあっという間のような。
子どもの頃から何ひとつ長続きしないわたしが既に8年も続けている事実に奇跡を感じる。
いつもご来訪くださり声をかけてくださる皆様、本当にありがとうございます!ものすごく励みになっています。
思い起こせば書き始めてから本当に色んな出会いや気づきがあったなあ…
環境や考え方の変化が楽しかったり変わらない部分に一喜一憂したり、まだまだ発展途上ですが
よくここまでやって来たなと思います。
柿は種を植えてから実がなるまで8年かかるけど自分は一生だと言ったのは武者小路実篤でしたか、
わたしは何かひとつでも実らすことができたかどうか…。
ともあれ、9年目に突入しますが今後も相変わらずのマイペースでゆるゆるやっていく予定です。
どうぞ末永くよろしくお願いいたします☆

今ふと思ったんですが8の字って横に倒すと∞(インフィニティ)になるんだね…。
いや、特に意味はないですけど(笑)。


8thanniversary.jpg※クリックで大きくなります
8周年記念絵。
7年目は抱一でしたので、今回は谷文晁をアップで。
彼は幕府から依頼されてやたら旅先の景色をスケッチした人なので
でっかいスケブを持たせてみました。
隣に飛んでるちっちゃいのは抱一と亀田鵬斎です。
史実における仲良し3人トリオで一緒に絵を描いたり珍物を見せ合ったりごはん食べに行ったりする仲。

連載やるやる詐欺が続いております。じっと手を見る。
わたしはお話を作るというよりキャラを作って彼らに勝手に動いてもらう方法でやってるんですが
実在の人を相手にする場合はゴールが決まっているのでどうやってそこへ行くかを考えるわけで、
今回もそうしようと思って色々やってみたものの、途中までやっては止まるのを繰り返しています。
描きたいものは詰め込めるけど自分の好きなものになっていないというか、
宗達、光琳と描いてきて3部作の締めくくりにふさわしくしなければ!って変に気負いすぎていることに
最近やっと気づいて、もうちょっと肩の力を抜いて考えてみようという気持ちにやっとなってきたところ。
悶々としたまま進めても結局「うーーーーーーーん……」と納得できない仕上がりになるのは目に見えているし、
時間はたっぷりあるので再考です。
似たようなお話になるのは描いててもモチベーションがあがらないので
少しは新しいことを取り入れて前進しないとな~って
おむすびのおかか味とアップルパイ(最近のマイブーム)を噛みしめながら思うわけです。
このブログを続けている限り必ず描きますので、今後とも温かい目で見守っていただけますと幸いです。

記念絵、1週間ほどフリー配布いたします。
もらってくださる方いらっしゃいましたらどうぞお持ち帰りください☆
※配布期間は終了しています。

*ブログ内のイラスト記事一覧はこちらです*
2017_07
15
(Sat)16:20

イラストボード展示2017。

※期間限定トップ記事。最新記事はこの下です↓

conpetti.jpg
告知絵です~今回展示する絵にいる子を描いてみました。
背景の黄色と色玉6色で七色になっているのは
展示絵のタイトル「irise'e(音楽用語で「光彩をおびた・虹色になった)」に引っ掛けています。


毎年恒例、アルス画房(熊谷市)の「第27回ARSコミックイラストコンペ」にて
イラストボードを展示させていただきます☆
コンペの内容は「手描き」「ティーンズ」「CG」「豆うちわ」の4部門です。
毎年力作が集まっていまして今年も楽しみ。

展示作品一覧ページ→こちら
わたしはいつものように手描き部門参加で1点描きました。→こちら

展示期間中は、部門ごとにお好きな作品に投票もできます。
(店頭の投票用紙に記入後、お店の投票箱に入れていただきます)
わたしも先日行ってきました☆


【アルス画房】 HP→<http://www.arsgabou.com/
埼玉県熊谷市鎌倉町152
10:00~19:00 毎週水曜日定休 (7/21(金)は臨時休業だそうです)
コンペイラスト展示・投票期間:2016/7/15(土)~8/6(日)

お店へのアクセス:こちら
JR熊谷駅から徒歩7分
駅北口のロータリーを左方向へ、線路に平行して歩いてください。一方通行出口右角。
お店の向かい側に駐車場がありますので、お車でもお越しいただけます。

この夏も熊谷が熱いぜ!
お近くの方や興味のある方、お時間がございましたらぜひお越しください♪
ヽ(*^∀^*)ノ