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2018_09
11
(Tue)23:51

イラストコンペ入賞2018。

※期間限定トップ記事。最新記事はこの下です↓

2018konpe1.jpg
アルス画房(熊谷市)の「第28回ARSコミックイラストコンペ」にて
優秀賞をいただきました☆
投票してくださった方々ありがとうございますありがとうございます!!
優秀賞はわたしともうお一方の2人で
「票数は同率2位でした」と店員さんが教えてくださいました。そんなことってあるんだ。。
アルスのイラストコンペでは過去にアルス賞(お店の店員さんが選ぶ賞)は2回いただきましたが
投票で入賞したのは初めてです。うれしい☆

2018konpe2.jpg
色んな方に「物語みたい」「10秒後が気になる」「始まりなの?終わりなの?」と声をかけていただいた
幸運な絵です。→こちら
描いてる間は〆切のことで頭がいっぱいだったので
正直わたしにもこの2人がどんな状況にいるのか未だにわかってません…^^;
ご覧になった皆様がお好きなように想像してくださいね。


現在アルス画房にて入賞作品展示が行われています。
入賞作品一覧ページ→こちら

【アルス画房】 HP→<http://www.arsgabou.com/
埼玉県熊谷市鎌倉町152
10:00~19:00 毎週水曜日定休
入賞作品展示期間:2018/8/10(金)~9/11(土)

お店へのアクセス:こちら
JR熊谷駅から徒歩7分
駅北口のロータリーを左方向へ、線路に平行して歩いてください。一方通行出口右角。
お店の向かい側に駐車場がありますので、お車でもお越しいただけます。

お近くの方や興味のある方、お時間がございましたらぜひお越しください♪
ヽ(*^∀^*)ノ
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2018_08
20
(Mon)23:53

第2412回「お化け屋敷、好きですか?」

こんにちは!FC2トラックバックテーマ担当の東條です。
今日のテーマは「お化け屋敷、好きですか?」です。
夏といえばひんやり背筋が凍る、お化け屋敷が楽しい季節です。
近年、リアルなお化け屋敷が大人気ですが、東條はお化け屋敷が苦手です...
FC2 トラックバックテーマ:「お化け屋敷、好きですか?」


どちらかというと苦手。
学校の文化祭や遊園地のなど、いろいろ見かけますが滅多に入らないです。
何というかこう、誰かがハレの格好をして待ち構えていて
「さあ怖いぞ」「どうだ怖いだろう」「怖がれ!」的なあの空気感がどうも苦手。
肝試しも小学校の頃のキャンプでやったけど(2人1組で神社へ行って帰って来るというやつでした)
参道におどかし役の人がいなかったからかえって怖かった覚えがある。
誰かいるとわかっているより、誰もいないとわかっているところへ行く方が怖い気がします。
誰かいたらどうしようって。

あ、ホーンテッドマンションは好きです☆
オバケたちがお客に全っ然興味をもたずに楽しそうに宴会してるの見てるとこっちも楽しくなる^^

オバケや幽霊や妖怪のたぐいは昔から大好きですが
こちらに何もしないとわかっているものか、あるいはキャラクター化されたものが好きなのであって
リアルに現れられたらどうしていいかわからない。
テレビや映画も、ほん怖とか心霊番組とか普段は特に見ないな…
あ、でも「シックス・センス」や「学校の怪談」は何だかすごいものを見た…と思った映画です。
「キャスパー」はかわいくて好き。
ホラー小説も特には読みませんが『営繕かるかや怪異譚』は
付き合い方を考えればいいという視点を与えてくれたので好きです。
怪談を聴くのも好き~林間学校や修学旅行での怖い話タイムは楽しかった。
ただそれも、「どうだ怖いだろう」「怖がれ!」みたいな、いかにもな語りをされると冷めてしまって
淡々と語られる方がゾクゾクしたりします。個人的に。
亡くなられた桂歌丸さんの落語を一度だけ聴いたことがあって、宗悦殺しだったのですが
歌丸さんは特に声を荒げたり低くしたりせず、ただひたすらに登場人物たちを演じていらして
その淡泊な語り口が妙に怖かった覚えがある。
脚本の構成もさることながら(圓朝だし)人が怖がるポイントを心得ていらしたのだろうな…
もう一度ナマでお聞きしたかったです。

あと、この映画がめっちゃ気になってます…「A GHOST STORY」。
事故死した夫の幽霊が家に帰り、幽霊が見えない妻にずっと寄り添っているだけの映画と聞いて
なんというラブストーリーだと思いました。
白い布を被っているだけという、昔ながらのシンプルな衣装(?)もこういう映画だと妙に味わい深く見える。


hakoneko12.jpg
お盆が終わりまして、今年も本家の皆様お疲れさまでした。
わたしはお盆期間中もほぼ仕事だったので少し手伝っただけですけども
今年はお客さんも少なくて例年より静かでした。
ただ、お客さんが来ているときは決して人前に出て来ないにゃんこ様たちにとって
お盆はまったく気の休まらないイベントだったりします。
知らない人だらけのおうちこわい!
この日は箱に逃げ込んでおりました。他に棚の後ろへ隠れたり2階に行ったきり降りてこないことも。

でもってお盆中もシンカリオンのことで頭がいっぱいでしたよ。ダンダンズダンダン。
32話観ましたけど、アキタくん28話のあれまだ引きずってたんですね。
ハヤトはどんどん強くなってて歯がゆい、自分も追いつきたいとマタギの感覚を思い出そうとしたり
マタギは生き方だって語るあっきーはかっこよい。
回想シーンでおじいちゃんと山について語るアキタ…よいものだ…(ゲンブさん風に)。
(アキタの祖父役のいずみ尚さんは秋田県の出身だそうですね。お国言葉に深みがあったなァ)
ステルス迷彩で姿をくらますガイストパンツァーの位置を「北東55度」と言われてもわからないハヤトに
アキタが「じゃあこれならわかるか」って、
「おまえが大宮駅からさいたま新都心方面を向いているとしたら久喜駅の方角だ」
「大宮駅ホームから久喜駅ということは東北本線、9番線、11番線、次は土呂駅…わかったそこか!」
それでちゃんと敵をみつけて撃破したからもうバトルそっちのけで笑ってしまった(^◇^)わははは☆
この状況で鉄道例え話を振れるアキタも、それでわかるハヤトも両方すごいよ!
あと埼玉県民なので想像ついたのもちょっとうれしかったです。ハヤトくんと同じ県に住んでてよかった。
アキタ本人はやり遂げた感はなかったみたいですが、
フタバさんが「さっき鉄道の話でハヤトくんを導いて歩み寄ったのは仲間を知っていなければできない、
きみもハヤトくんに負けないくらい前に進んでいる」とフォローしたのがよかったです。
そうだよアキタ~~きみはさっきみたいな機転が利くほど成長してるんだよお~~~。
彼らの側にフタバさんがいてくれて本当によかった…仲間とのバーベキューは心置きなくやりたいもんね。
でもって今回のキャンプは陽動作戦だったわけですけど、
エージェントたちは釣られたわけではなくビャッコさんがきちんと見抜いていて
でも停まっている機体を攻撃はしないところに彼らのプライドを感じました。
罠に乗ってやると強気なスザクさん、ステルス迷彩で翻弄、主人公たちがさらにその上をいく胸アツ展開!
彼らはどこまでいくんだろう…新幹線は止まらないよ。(魔法の言葉)
そして今週もお留守番の本庄さんに誰かお土産買っていってあげて。
あと今回からOPにシノブのピンカットが追加された~~おめでとー!!✧*。٩(ˊωˋ*)و✧*。

あと、今回も見ていて思ったんだけど、タイタンパーかっこよかったですけど
シンカリオンに足りないのは攻撃力じゃなくてバリア機能じゃないかなあ。
盾みたいな物理的なものじゃなく、いわゆるシールドのような、機体から離れた位置に張る膜のようなやつ。
(N700Aのデュエルモードにバリア機能ついてるけど
あれは戦闘エリアを狭くすることで局地戦を有利にするという、戦うためのバリアであって
身を護るためのものではないのでちょっと違うと思ってる)
シンカリオンは装甲が頑丈なので戦闘時はそれ自体が盾になりますから
ちょっとやそっとじゃ運転士は傷つかないようにできてますが、
27話でブラックシンカリオンがカイサツソードをはねかえしたのをN700Aが左腕だけで防ごうとして
リュウジが大怪我したくだり…
あれもしシールドが張れていたらあんな怪我にはならなかったんじゃないか、
もしかしたら回避できていたんじゃないかという気もしなくもない。
他の機体も、これわたしの肌感覚ですが背後をとられると敵の攻撃を受ける確率が跳ね上がり非常に危険なので
研究所のみなさんどうかぜひご検討を、子どもたちが怪我しないようにしてくれキントキさん~!
できれば四角じゃなく球体が張れるといいな。見た目が綺麗だから(ヲイ)
…とか、ボーっとそんなことを考えつつ家の廊下を歩きながらお膳を運んでいたとき
あまりに没頭しすぎていたせいか一瞬「あれこれどこへ運ぶんだっけ?」と
襖の前で立ち止まった日があったことをここに告白します。もうわたしの頭はダメだ。

そういえば今日はテレビも新聞もTwitterも、各方面から秋田秋田って聞こえてきて
アキタくんの誕生日は7月だからもう終わってるのになァと思っていたら
秋田県の金足農業高校が第1回高校野球大会以来103年ぶりに決勝戦進出を果たして
そのお祭り騒ぎだったんですね。
公式アカも秋田県庁を始めNHK秋田など各放送局やアニメイト秋田までもが奇声をあげ崩壊していた中
秋田朝日放送さんが一文字で表現していたのが秀逸でした→こちら
決勝戦当日は秋田県民の皆さんは仕事になるんですかね。臨時県民の日にするべきでは^^
そしてこんなときでもわたしの脳みそはシンカリオンまみれなので
テレビの前で一家総出で応援する男鹿家が浮かんでしまって頭を抱えています。ダンダンズダンダン。
2018_08
16
(Thu)23:56

遮二無二進化中。

先週の土曜日に『新幹線変形ロボ・シンカリオン』沼にものの見事にドボンして
ぶくぶく沈みっぱなしのゆさです、こんばんは。
きっかけは当日に放送された31話(エヴァ新幹線の回)で、それがあまりに楽しかったので
ちょっと気になって見逃し配信中の30話を見たら京都の話で、それも結構おもしろくて
こんなワクワクするアニメシンカリオンとは何ぞや?と公式サイトに行ったら
なんとその日から1~30話の一挙無料配信が始まっていて、
しかもわたしはその日1日たまたま予定がなかったのでございま~す……(シャショット風に)。
見るしかなかった。で、全部見た。で、公式の思うツボにまんまとドボンした!
あの日から寝ても覚めても頭がシンカリオンでガンガンズダンダンの主題歌が延々と脳内を回っております。
ダンダン地団駄!踏まれるくらい独走中。

なんというかもう、設定からしてツボ。
主人公が大宮小学校に通う鉄ヲタ小学生(主に乗り鉄)で、父親が元新幹線運転士の現てっぱく職員で
その鉄道博物館地下に超進化研究所と指令室があり格納庫にロボット「シンカリオン」が収納され
運転できるのはシンカリオンとの適合率が高い人物で(主に鉄分を保つ子ども)運転士と呼ばれて
乗車すると自動的に私服からパイロットスーツにお着替えできて
正体不明でどこから現れるかもわからない敵を相手に戦っていて
敵が出現する前には必ず漆黒の新幹線が線路を走って
敵が出現したら人工衛星から捕縛フィールドが発射されその中で戦うので市街地への被害はなくて
戦闘後にシンカリオンから降りた運転士には医師によるケアがある(これ重要)という
ものすごくちゃんとしたルールの中で物語が展開していくんですよ(しかし注射はぶっとい)。
ちょこちょこエヴァと似たところもあるしゼーレみたいな上層部もいるけど、エヴァと決定的に異なるのは
パイロットと司令部(特に主人公と彼の父親)に信頼関係があること。
お父さんを信じて戦う主人公と、見守りながら後々共闘していくお父さんの関係がよいです。

「時間と言ったことは守る」主人公ハヤトくんが乗るシンカリオンE5はやぶさ!わたしも大好きな新幹線です。
はやぶさは漢字で書くと隼、ハヤトくんの漢字はたぶん隼人だからそういう意味でも適合率高いよね~。
スマホも普段背負ってるリュックもはやぶさカラーなのかわいい^^
新幹線やてっぱくや駅弁の蘊蓄を語りだしたら止まらず、通学路やお風呂で鉄道唱歌を歌い、
夏休みの自由研究は毎年新幹線をテーマにし、冬休みは時刻表と路線図を片手に妄想旅行を繰り広げ、
風呂あがりにブラリモリタの新幹線特集に夢中になり湯冷めして翌日風邪をひき、
真夏に長袖で帽子もかぶらず新幹線の写真を撮り続け熱中症になりかけたりと
たまに危なっかしいけど新幹線まみれのライフスタイルで毎日楽しそう。
仲間を探しに地方へ出かける際も「〇〇新幹線に乗れる!」って楽しんでるよね^^
京都→新大阪の一駅区間をのぞみで移動し駅のホームで出入りする新幹線を延々と見物したり
(駅から出ないのかとシャショットに問われて「出てどうするの?」と一点の曇りもない)
名古屋駅でドクターイエローに遭遇してるのうらやましい~!わたしも会いたい。
何かに驚いたり興奮したり感動したときに、「山陽九州新幹線みずほなみのノンストップ」とか
「安倍川駅付近通過中ののぞみA席窓側から富士山が見えるよりもすごいこと」とか
いちいち鉄道のたとえを連発するの全然わからなすぎておもしろい(笑)。
あ、「上越新幹線の池袋延伸が実現するくらいありえない」っていうのはわたしにもわかった!それはすごい。
(あやねるさんの声がめちゃめちゃハマってて、明るく素直な少年っぽさがすごく出てる。
彼女が低音を出せるのは宝石の国で知ってたけど少年声がこんなにハマる方だったとは。新発見)
E5は安定した強さをもっていて、敵を改札機に閉じ込めて刃物で物理的に倒す接近戦もできるし
連結器からぶっ放す必殺技グランクロスはきっとグランクラス(特別車両)からの技名ですよね!
主人公の乗るロボットのカラーがレッドやホワイトではなくグリーンというのも新しいなと思います、
これ以降のロボットアニメの主役機にグリーンが増えていったらおもしろいね。
いやこのシンカリオンというロボは出動からして色々楽しいんですが、ShincaなるICカードをタッチして起動し
「この列車は〇〇行きで~す」とか語尾が微妙に伸びる車内アナウンスが流れて発車ベル音が鳴り、
運転士の「シンカリオン〇〇、出発進行!」という掛け声で出発し
運転士がShincaギアを左腕に装着して時速1200kmを超える速度になり
「チェンジ!シンカリオン」の掛け声とともにモードチェンジして戦闘スタイルになるという、
新幹線ファンもロボットファンも両方のファンも大喜びするんじゃないかというルーティン☆
変身SEがいちいちかっこいいんですよ、音響の三間さんがとてもいい仕事をしてますな。
しかしハヤトくんは初めて乗車したときからすごかった…
お父さんが連発する初耳なはずの専門用語を的確に理解してはやぶさをパーフェクトに操縦し、
わずか10秒でレイルローダーを撃破するという神技初陣。やばし。
得意科目は社会と理科で国語と算数が苦手みたいだけど
鉄オタなので鉄道用語やそれに近い単語は語感で理解してしまうんだろうか、末恐ろしい。。
そんなハヤトくんのパートナーのシャショットがかわいい^^
普段はゆるキャラでハヤトくんのリュックに入って目だけ出ていて
シンカリオンに乗ると本気声になるニャンコ先生みたいな車掌ロボット☆
「〇〇でございま~す」って口癖が妙に耳に残ってしまいます。うえださん強い。
黙るときは「ドア閉まりまーす」って言って画面がブラックアウトするの地味に怖い。

仲間たちも素敵。
アキタくんが登場したとき、最初は正直「こまちに乗るの女子じゃないんだ…」と思ってしまったんだけど
こまちの名の新幹線に男子が乗るというロマンもありではないか?と目覚めてからどうでもよくなりました。
小町×深草少将ってことでしょ(//∀//)。(違うあきたこまち)
偶然とはいえE5に乗り合わせてハヤトくんの戦闘を背後から見物することになったアキタくんが
「雪をなめるな」と北から目線で冷静にグランクロスの発射タイミングを指示した姿が
むちゃくちゃかっこよかったせいでもありますよ。イケメンだったよ。
フュリアスフレイム戦で時間稼ぎを頼まれて「後でスイーツ奢れよ」って不敵に笑ってきっちり仕事するのとか
アイアンスチーマー戦で機関車が敵であることに躊躇したハヤトくんに
「戦うんじゃない、とりもどすんだ。今のも昔のも。鉄道が好きなんだろ」って言い放った彼は
最高にイケメンだった…!
金沢のきんつば食べられたのかな。あの後3人でスイーツ食べに行ったりしたんだろうか^^
E6はフミキリキャノンがかっこよくてもっとぶっ放してくれ~~ってなってます、
小町が両肩にキャノン砲装填してると思うとテンションがMAX←
ツラヌキくんは絵に描いたような熱血漢ですが初めての土地では地形を確認する冷静さもあって好き~。
ハヤトくんと歴史トークしてるシーンが本当に楽しそうで
しかもめちゃくちゃ勉強になる内容だったからちょっと君らあと1時間くらいしゃべっててくれって思ったよ。
山手線の建設の掘削工事と江戸城の堀の用水工事で盛り上がる小学五年生ズかわいすぎる!
かがやきがパワー型新幹線というのは彼が乗って説明されるまで知らなかったので勉強になりました、
山越えするからですかね。
技を繰り出す際にいちいち四字熟語叫ぶのがウザかわいくて毎回楽しみです。
公式サイトの用語集がツラヌキくんの四字熟語でいっぱいなのむちゃくちゃ愛しい☆
おうちの会社で「若」って呼ばれながらいつか継いで大きくする夢がでっかいし
合同訓練でミクさんが女の子だから守るとかじゃなく対等なパートナーとして共に戦うのよきだし
みんなで母の日のプレゼント買いに行くときリュウジをしれっと誘えるし
(秩父のソウルフードみそポテトをイメージ画像で出してくれて感謝しかないです)、
ハヤトくんとシャショットのけんかに一発くらわして
「相棒はおまえしかいないんだからハヤトのだめなとこも受け止めろ」と説教かますの超頼もしかったし
それを「2人の間に橋をかけるとは」と土木工事に例えるアキタくんに座布団10枚。
寮での同居生活が功を奏してますな~最初は室内に境界線引いていがみ合ってたのにな。よい。
フュリアスフレイム戦で理科が得意なハヤトくんが真空化を提案して
アキタくんに援護されながらトレーニングで不発に終わったリンク合体を成功させたのアツイ~!
ロボットものはやっぱり合体しなきゃね^^
そんな彼らの日常生活における関係性もとてもよくて、
学校ではシンカリオン運転士っていう役割そっちのけで小学生やってるし
乗り鉄・ビームライフル・土木工事と趣味も専門も全然違うから普段から各自で好きなことしてますよね。
大阪に行っても3人一緒に行動しなきゃダメとかじゃなく
新幹線・スイーツ・大阪城とそれぞれ目的がバラバラなので
「あとでまた集合な」「うん!」ってドライに別行動して楽しむ小学五年生たち理想すぎない?
お互いを尊重できてるしすんげぇ自立してるなと思いました。いっぱいしゅき。

シノブくんはかなり実在に近い忍者キャラとして設定されてるんじゃないだろうか、
人前に絶対出ないとか、逃げること生き延びることを最上のルールとしているの素晴らしいです。
必要最低限の言葉しか口にしなかったり料理上手だったり色々ツボ、お蕎麦おいしそうでしたね。
アキタくんと生まれが近くて意気投合して(中の人が山形出身だそうでお国言葉がなめらかでした)、
ワイルドボアにされた山の主と戦いたくないみたいだったけど
山へ返したいなら戦わないといけない、狩りにはパートナーが必要だって頭を下げられて
共闘の末に主を山へ返すことができてよかったね。
(そういえばハヤトくんに「取り戻すんだ」と言ったのはアキタくんだったなァと見ながら思い出した)
マタギの末裔×忍者の末裔による山の主狩り最高かよ!
ワイルドボアの放つ弾丸を全弾撃ち返し「どうした来いよ」と挑発するE6も
満月をバックに跳躍するE3もかっこよすぎて泣くかと思いました。桜吹雪キラキラ☆
クール&キュートな東北山育ちコンビのバトルめちゃめちゃたぎったのでまたやってくれないかなあ。
ユーチューバーのアズサちゃんは何故かやたらフルネームで呼ばれるけど
(上田アズサだから長野の特急がモデルだよね)
運転士のLINEグループ作ったり戦闘中に容赦ないツッコミを送ったりと
シンカリオンに乗る同級生たちを茶化しながらも応援しているのが好き~。
出水さんに「訓練して適合率を上げれば君もシンカリオンに乗れるよ」と言われても
ハヤトたちと張り合うつもりはないから別にそれはいいってシレっと言うのよかったなあ、
彼女にもちゃんと選択肢はあるとわかったし
「いつかシンカリオンが公表されるときドキュメンタリーを作りたいから今から追いかけておく」と
研究所内でカメラを回す(出水さんの許可済み)姿が生き生きしてたよね。
記録は大切ですよアズサちゃん!
漆黒の新幹線を撮るのも撮り鉄。なるほど。
(いつかシンカリオンを踊らせてみた動画撮れるといいですね。
あと運転士たちのアイドル妄想めっちゃすばらしかったですありがとう)

わたしが人生で一番お世話になっているN700Aのぞみさんに乗っているリュウジくん、
ハヤトたちがピンチの時に現れる率が高かったりアドバンスやデュエルモード変形もできたり
ダブルスマッシュやドラゴンナックル出せるのかっこいい~!ロケットパンチはロボットアニメのロマン。
(苗字の清洲は名古屋の清洲城から、技名にドラゴンついてるのはドラゴンズからでしょうか?
名前も"リュウ"ジで弟はタツミ(辰巳?)くんでお父さんはチクマ(千曲川)で龍神伝説があるドラゴン一家)
唯一の中学生運転士で大人料金だから普段は自由席に乗って移動してるのも
すごく親近感が湧きます。おれたち自由席組。
彼は話が進むごとにどんどん背負うものの重さが明かされて…こんなに影のある子だったとは…
お父さんが亡くなってお母さんは入院していて、お兄ちゃんをやらなきゃならなくて
年上でしょとか、きみがいるとお母さん助かるよねって色んな人に言われ続けてきたんだろうな。
シノブも料理上手だけどリュウジが暗いキッチンで卵焼き作ってる姿はシノブとは全然違う…
大宮から帰って病室の前で「母さん、俺これでいいんだよな」ってつぶやくのつらい。
シンカリオンから降りた運転士たち…ハヤトたちは遊んだりテレビ見たり宿題をめんどくさがったりしてるけど
リュウジはハヤトたちがする必要のないことを(責任感強いからたぶん率先して)やっていて
こんなに懸命に家族を守っている彼をどうやって守ったらいいんだろう。
たぶん小学生の頃は鉄道大好きで(回想でコンパスの時刻表持ってたし)空手もやってたけど諦めてしまって
今はお父さんが関わっていたシンカリオンに乗ることでかろうじて持ちこたえているような。
(そしてリュウジの出撃中はタツミくんがお母さんのケアラーにならないといけない)
そんな白のシンカリオンことリュウジ、ゲンブにもセイリュウにも気に入られてしまってあわわ、
彼はまだ子どもなんですあわわわ(何の心配)。
ブラックシンカリオン戦に駆けつけたリュウジは小学生たちを振り向きもしないし大丈夫かとも気遣わなくて
その背中はかっこいいけどさみしくもあったな…。
ホクトさんがどんな風にリュウジを指導したのかわかりませんが
少なくとも本人はエース運転士として小学生を守り戦わせないために最前線には出さないと一人で決めて
一人で戦うようになってしまった。
実際彼は強いんだよね。N700Aは接近戦も遠距離戦もできてバリア機能もあるオールラウンダーで
一人で戦えるように作ってあるわけで。(そして肉弾戦の動きが完全に空手で泣ける)
でもハヤトは手を出すなって言われたのが…信じてくれないことがつらくて一緒にやれないって言ったけど
本当はあんなこと言いたくなかったろうし、
リュウジも驚いてたからまさか拒絶の言葉が返ってくるとは思わなかったんだろうな。
適合率が高いだけじゃなく意志をもった人間と認識したというか…責任感から見えてなかったんだろうけど。
だからその後の共闘でちょっと信頼関係築けたのよかった。゚(゚´ω`゚)゚。
リュウジがツラヌキとミクにブラックシンカリオンの間合いに入るリズムをアドバイスしたとき、
ああそれで合同訓練ではこの2人が組んだんだってわかったし
ちゃんと彼は後輩を見ていたってわかってすごくうれしかったです…!
武器の活かし方も攻撃のバリエーションも知っていて、味方の士気をあおる言葉も持ち合わせていて
一撃の威力ならN700Aよりはやぶさの方が高いのを知ってるから最後にハヤトに任せてくれた。
そもそも彼は敵の特徴を見抜きウィークポイントを突く能力が高いのよね。
「必要なのは経験と訓練された天性の才による反射」のセリフがそれを物語っている。
(大切なのは経験よりインスピレーションだってポルコ・ロッソも言ってますな)
あと大阪でエネルギー切れしたはやぶさを「詰めが甘いぞ」って助けに来てくれたり
「遅れてすみません!」って京都までホクトさんを助けに来るやつなー!
ホクトさんがピンチの時点でハヤトができないならリュウジが助けにくるの予想できたし
「大丈夫N700Aが来る、必ず来る…キターーー!!!」ってなりました。師と弟子で息もぴったりだったね。
(これらがだいたい放送時の7時20分だったため彼は7時20分の男と呼ばれているとSNSで知りました。わあ)

発音ミクさんが色々すごい、つまり初音ミクなんですけど
最近の彼女は動画だけではなくオーケストラと一緒に踊ったり歌舞伎に出たりしてますけど
とうとうシンカリオン運転士としてテレビアニメにレギュラーデビューしたよ、どこまでいくんだ彼女は!
新幹線は止まらないなら彼女も止まりませんね…最高ですありがとうございます。
眼鏡っ娘でしゃべり方がボカロっぽいのがツボなんですけど
声優もオリジナルの藤田さんで、彼女がアフレコした声を
ミクさんの会社のクリプトンさん(本社:北海道)がボカロ風に加工していると聞いて
どんだけ気合いの入ったコラボなんだと頭を抱えたくなりました。
何より毎週アニメでミクさんを見られるという僥倖。
最初はツンツンしてたけど乗り物酔いが発覚してからは少しずつ本音を言うようになって
戦闘中に対処法を実行してうまくいって自信がついたのよかったです。
彼女に必要だったのはロジカルなアドバイスと行動であり
ソウヤさんはミクがそれをできる日をずっと見守りつつ信じて待っていたんだね。
ダブルカイサツソード熱かった!
(このアニメは一人でがんばらねばと思ってる人は初登場時にツンツンしてるな…
リュウジはヤングケアラーで家族や年下を守らなきゃいけないと思ってたし
ミクは北海道支部ただ一人の運転士だったから責任を強く感じてしまっていた)
みんなで母の日のプレゼントを買いに行ったときに鉄道唱歌のオルゴールの音色を聴いて
いち早く「あら、いい音ね」と反応したのはさすがボカロというしかない、元キャラの特性を活かすアニメ…!
剣道やってるのかっこいい~~雪の降りしきる摩周丸の上で竹刀を振る姿が凛々しい☆
「あなた何かやってますね?」ってリュウジを試すようなことしたり、
ハヤトに特訓つけるときも容赦なく面をひっぱたいて
「大事なのは下半身の力です」とか真理をのたまうからひれ伏しそうになった。かっこいい。やばい。
ハヤトたち3人も初めてミクの顔をモニターで見たとき「女!!?」ってハモってたけど
その後はずっと仲間として接しているし一緒に戦うのすごく好きだ~。
(ちなみに余談になりますけども、新幹線の歴史は今年で54年ですけど
女性の新幹線運転士が誕生したのは今から18年前の東海道新幹線で
その後山陽、東北、長野などで次々に女性の運転士がデビューしているそうです。よいことだ)
レイくんはツラヌキでさえドン引きする暑苦しさ(笑)、
ペンダントとイヤーカフつけてスニーカー履いてるおしゃれ男子。
お父さんがJAXA職員で宇宙飛行士を目指して、身長伸ばすために牛乳飲んでニボシ食べる子ですが
自分が乗る800つばめの設計に関わる天才児っていうギャップ萌え。
そういえば門司支部に積まれた本めちゃくちゃ多かったな…全部読んでるのかな。
ハヤトたちがポカンと見守る中シンカリオンの制御システムについて説明し提案してくれたり
スカイハイ戦で落下し損傷したはやぶさの修理に関わってくれたり
飛行機が苦手なハヤトのために皿倉山でのパラグライダー特訓に付き合ってくれたり
初陣で相手を単独で撃破する超優秀な後輩。
ウイング射出、リフトオフ、シンカリオンが飛んだあ!パンタグラフアローかっこいい~。
あとレイくんがハヤトを運転士のリーダーだと力説したとき、ツラヌキが
「リーダーはリュウジかと思ってた」とかさらっと言って、ちょ、おまえ、まじか…!ってちょっと感動した。
リュウジは実力No.1でみんなから頼られているけど
そんな彼にないものを持ってるハヤトがやっぱり主人公に見えるって、何かロミ空っぽいな。

そんなこんなで子どもたちが乗るシンカリオンですけど
司令室で見守る大人たちに「子どもだけに戦わせはしない」という思想がずっとあるのも
素敵だなと思います。
1話で適合者が現れても手放しで喜ばずに躊躇したよね。当たり前ですよね。
子どもを戦わせることに慎重な双葉さんや出水さん、
息子がシンカリオンに乗ることに葛藤があるホクトさんを見ていると
ちゃんと良識ある人たちのもとにハヤトくんたちはいるんだな、と思う。
子どもを心配し守りたい大人たちと大人たちの力になって街を守りたい子どもたち、
子どもの意志を尊重することと子どもを守ることの両立がよく対比されていますね。
ハヤトの家族にしても、「わたしはよくわからないから」ではなく「何も知らない方が普段通り接せるから」と
あえて詳しい話を聞かないことを選んで
息子がわざと明るく振る舞っているとき今がそのタイミングとばかりにちゃんと話を聞くサクラさんや
運転士たちがまだぎこちなかった頃に仲良くしなさいとか抽象的なことじゃなく
敵の情報を伝えたうえで「どうすれば勝てるか」を自然に協力して考えさせるホクトさんは素敵。
運転士の息子に交通安全のお守を渡したり(京都のどこの神社のだろ~)
娘のハルカちゃんにすごいタイミングで研究所やシンカリオンについて一気にばらしたことを謝ったり
家族に対して精一杯、誠実であろうとしてますな。
(そしてハルカちゃんは「おにい」とか「~だと思われ」「~なわけで」等の言い回しがとてもツボだ)
ツラヌキの母ミスズさんも「親に気を遣うんじゃない」と尻をたたく肝っ玉母ちゃんで
息子は労働者ではなく子どもであり人間であると考えているのが伝わってきてホッとした。
「安全第一だけは守ること」は格言にしていいと思います。シンゴジランには笑ったけど(笑)。
あと整備士群団、中でもおじいちゃん整備士のキントキさんが大好きです☆
シンカリオンが機械であること、戦闘で傷だらけになること、その傷を治し修理する人たちがいること、
シンカリオンは一人で動かすわけではなく支える人たちがいて
ネジ1本欠けても動かないことを教えてくれた人ですね。
クイックルワイパーでお掃除してる場合じゃないですぞ小学生運転士たちよ^^
この世には子どもと大人と高齢者がいるのだよね。
プログレスクリーナー戦でキントキさんが吸わせるだけ吸わせて内部から破裂させる作戦を思いつき
E7の車輪ドリルとグランクロスの粒子でかき混ぜて自滅させる方法を編み出すプロセスがすばらしい。
精神論じゃなく物理学の知識で勝つ!かっこいい。
「人間も機械と同じでツボをおさえればいつまでも働けるし間違って使えばすぐ止まるよね」とか
急に社会問題ぶっこんでくる油断のできないアニメでもあります。
ハヤトはきっといい大人になるね。

敵エージェントがいとしい。
最初はシルエットのみで会話してくれなかったからまったく情報がなかったけど
会話の節々からだんだん目的や関係性がわかってきた感じ。
地の底で滅びゆくはずだったのが生き延びる方法を探して人間たちを研究してるのかな…
巨大怪物体のバリエーションとかブラックシンカリオンを見ると相当高い文明をもっていると思うんだけど。
エージェント4人の名前がいい!セイリュウ・スザク・ビャッコ・ゲンブだよ。四神ですよ。ネーミングセンス!
ビャッコがいつも冷静に作戦立てたり短い言葉で語るのどきどき、
「超進化研究所ごと葬り去れ」がぞくぞくしたー!とんでもないセリフだけどね!細谷氏しびれる。
スザクの妖艶で行動力があって人の弱点を狡猾につく頭の良さずるい、おねえさまと呼びたい。
(30話でビャッコとスザクが信長と本能寺の話したあげく兜まで手に入れていてこれ歴史ファン絶叫ちゃうの、
過去に九鬼水軍ネタまでひっぱってくるしこのアニメの信長推し謎すぎるんだぜ)
ゲンブの骨伝導みたいなしゃべり方ぞわぞわする~~パワーズさんの声びりびりする。
N700Aに叩きのめされたけど生きててよかった…「生きてた!よかった!」って叫んじゃったもん。
I'll be back…!人間の文化をそこまで研究してるのか(たぶん違)。
セイリュウはみんなに見守られて育ってきたのかな…精一杯背伸びしてみんなと並ぼうとしてる感がある。
レイくんが人懐っこくてすぐ仲良くなるワンコならセイリュウは常に毛を逆立てて唸ってるタイプのワンコですね。
最初はN700Aをガルガル敵視してたけどグランクロスをくらってからはハヤトに気づいて
「緑のシンカリオン、きさま、名前は」って認めたの胸アツでした、君の名は。シンカリオンver.きた…!
(そしてミクさんも緑だけどなって思わず突っ込みました)
そんな彼らが作ったであろうブラックシンカリオンは研究所のシンカリオンを基にはしてそうというか、
開発目的は同じでどこかでズレが生じてこうなったみたいな、元をたどれば同じものなのかな…
研究所のシンカリオンの武器を完コピしてるけど単純にコピーだけしたわけでもなさそうだし…。
最近のクライマックスはセイリュウが出撃させたブラックシンカリオンと
研究所のシンカリオンたちの再戦ですけど、
セイリュウが健闘してるのを肌で感じながらゲンブが叫んだ「行っけー!」が胸アツでしたし
ビャッコもスザクもセイリュウを心配して震える声でテレパシー送ってるのが泣けて泣けて。。
戻ったセイリュウを迎える3人がすごくやさしくて
(たぶん?)ラスボスと思われるイザさんもやさしくて
研究所は本当にエージェントたちと戦ってていいのかな…?って不安になってきているところです。
(いや、彼らが攻めてくるうちは迎撃するしかないですけども)
というかあの戦闘は萌えのてんこ盛りだったといいますか、
みんながハヤトとホクトさんを信じて繋いでいく展開がむちゃくちゃ熱かったよね。
アキタ・ツラヌキ・シノブが3人がかりでブラックシンカリオンを抱えて地下試験場へ移動させるときの
セイリュウの暴れっぷりが、それこそ龍が暴走したみたいなものすごい迫力の作画だったし
3機は損傷して戦えなくなってしまったけど、やり遂げた3人はがんばった。
あそこでアキタが下した判断を後でリュウジが評価するのもよかったです。
こだまを待たなきゃならないハヤトが出撃したがるのを、セイリュウとの戦闘で忙しいのに通信つないで
「今一番大事なことはなんだ」って、直虎の鶴みたいな説教するから鶴がだぶって
ぶわって涙出てしまったんですけどどうしてくれるのリュウジくん。
逢坂さんもインタビューで突然のデレにびっくりしたとおっしゃってたけどこっちもびっくりしたよ。
ハヤトを信じてるから信じてほしいって後を託すこともできるようになったし
駆けつけてきたミクとレイくんにお礼言って武器を借りられるようにもなったけど、
「ドクターイエローだ」って、押されても負けるつもりはなくてホクトさんが来るまで持ちこたえる覚悟で
まだ一人でがんばっちゃう癖は直ってなかった。。
「わずかな可能性でも勝つために命を賭す」って中学生のセリフじゃねえよ…いのちはだいじだよ。
(彼たまにすごいこと言うよね、「二度も仕留め損ねはしない」とか
ノブナガスイグン戦でも名古屋の英雄をよくも!じゃなく「相手にとって不足なし」とかさあ)
セイリュウが暴れてトンネルの天井が崩落するアクシデントがあっても
こだまを通すために瓦礫の山をみんなで片付けて目視とか最後の点検をするところ、
改めて新幹線てこんなにたくさんの人の手で安全が守られているんだなと鳥肌が立ちました。
通過する時間はたった3秒、でもその3秒のために力を尽くす人たちはかっこいいです。
このシーンに流れる音楽がツボでしてな~!歩く速さの四拍子で行進曲のような、
着々と作業を積み上げていくみんなにとてもマッチしてた。作業用BGMとはこういう曲をいうのだ(^皿^)。
そして超グランクロスを撃つために研究所の電力をはやぶさに集中させるヤシマ作戦!!
こだまと合体して適合率99%とかハヤトどんだけお父さんのこと信頼しとるのだ、
はっきり言ってシンクロ率400%超えよりも感動がフルスロットルで頭と心臓がどうにかなりそうだったよ。
ブラックシンカリオンじゃなくおれの負けだと絞り出すようにうめいたセイリュウ、
戦わないと人間がわからないと言ってたし戦いながらずっと色んなこと考えてたろうな。
「新幹線は止まらないよ」と言われて「おれだって…」ってどんな風に返答しようとしたのかな。
「シンカリオン同士で戦ってもうれしくない」「きみもシンカリオンのこと好きなんじゃないの?」と問うハヤトに返した
「好きだと…?」の一言にものすごく色んな感情が込められているような気がします。ああ、セイリュウ。
戦闘後にシンカリオンを降りたハヤトが複雑な表情なのも今後のフラグのような予感がする。ハラハラ。

そしてそして。
初音ミクコラボもすごいけどエヴァコラボの31話もすごかったです!
というか31話だけじゃなく17話にも登場してたのね~そのときはハヤトが目撃するだけでしたけども。
ゲンドウポーズで鉄道補完計画を語るハヤト…すべてはJRのダイヤ通りに(笑)。
「いつかシンカリオンになったりしないかなあ」「それは頼もしい仲間になりそうでございま~す」とか
セリフによる布石もあったんですね。
そんな31話は明朝体のタイトル、第三新東京市、箱根湯本駅、オリジナルBGMに主題歌に声優さんたち、
色々混ざってる使徒(声がゴジラ)、出水さんのゲンドウポーズ、えゔぁ屋、洞木三姉妹、Sound Onlyのミサトさん、
デーンデーンデーンデーンドンドン、カイサツロンギヌスの槍によるATフィールド破壊、
そしてトドメのにんにくラーメンチャーシュー抜きと「あんたバカァ?」。ここまでやるか!ありがとう!!
レイやアスカもいるってことは青や赤の500TypeEVAもあるのかしら、
いつか彼女たちが乗るシンカリオンもやってくれないかしら。
エンディングクレジットでアスカが惣流だったので新世紀とのコラボってことだと思いますが
それにしてはシンジがとてもいいお兄さんだったような^^;
これでリュウジと同い年か…どんだけ場数踏んでるんだこの世界のシンジは。
あと駆けつけてきたのがBパート中盤だったから7時20分じゃねえかってSNSで突っ込まれてて笑った、
中学生運転士は2人とも7時20分の男。
最後のシンジの笑顔がまぶしい!新世紀のOPのラストカットですよね。
すごくお兄さんというか大人っぽくて頼りがいのあるシンジになってたのが感慨深くて、
あの世界のNervはきっと「おまえしかいないから乗れ。乗らないなら帰れ」な大人たちじゃなくて
超進化研究所の大人たちみたいな「子どもだけに戦わせない」という意識を持っているんだろうね。
リアルタイムでご覧になったらしい松坂桃李氏がTwitterで「子ども向けじゃなかった」とつぶやいてたけど、ほんとに。

作画が崩れない、足を引っ張る人がいない、みんなで何とかする、自然に鉄道や歴史の知識が増えていく。
いいアニメじゃないかシンカリオン!
次回からの毎週録画予約も済んだし、次の土曜日が楽しみです。
2018_08
12
(Sun)23:58

東海道中地獄旅。

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歌舞伎座で八月納涼歌舞伎第二部を観てきました☆
今年もチケットは激闘に激闘を重ねたよ…パトラッシュもう疲れたよ…ゲットできたのが奇跡のようだよ…。
(意訳:戻りチケットがほぼ皆無でたとえ戻ったとしてもタイミングが合わないとゲットできず
戻ったのを確認して電話しても「そこ埋まってます…」と申し訳なさそうな声が返ってくるという。
オペレーターさんにいっぱい迷惑をかけてしまった2018年の夏も既に残暑ですね)

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演目はこちら!
おととし去年に引き続き「東海道中膝栗毛」の3作目と、舞踊「雨乞其角」です。
やじきたは染五郎さんが幸四郎さんになったし今年はどうかなァと思っていたら
Twitterであっさりと今年も猿之助&幸四郎でやりますよ~みたいなノリで公式から情報がきて
「やんのかよ!」って声出して突っ込んでしまった。
幸四郎の名前でバカ騒ぎができるとは…!お偉い人たちの心意気に感謝します。

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木挽町広場も夏の風景。

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広場のお店「はなみち」にあった手描きポップが妖怪仕様でかわいい^^
他にもオバケやお菊さんが猫だったり夏祭りの様子が浴衣を着た猫たちで描かれてて和みます☆
お店の人は猫好きなのかな。

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今日はここから観劇。
全体を見渡せるし花道も近いし、役者さんの顔も見られるしよいとこよい席☆

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鳥屋。
やじきたはおととしはラストに飛んでいき、去年は冒頭で飛んできたので
さあ今年はどっちから来る?どっちからでも驚かないぞ!と気持ちを引き締めておりましたが
幕が上がって降りたらわたしの精神はもはやそんなことはどうでもよくなっておりました。
なぜかというと。

以下↓新作歌舞伎のため盛大なネタばらしになりますのでこれからご観劇の方はご注意ください。
大丈夫な方はクリックで開いてどうぞ☆

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2018_08
08
(Wed)23:47

進上、餠餤一包。

アルス画房のイラストコンペが終了しました~。
見てくださった方、応援してくださった方々ありがとうございました☆

さてさて、今年も行ってきましたよ。西武池袋本店の菓子博☆
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今年で2回目の開催ですが催事場に着いたら午前中だというのに大盛況で
人をよけながら前に進むのが大変でした。
全国から和菓子屋さん洋菓子屋さんが一堂に集結するスイーツ天国なイベント、
ぜひ来年も再来年も続けていってほしい~!

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現代美術家の渡辺おさむさんによるスイーツデコのお城がむちゃくちゃかわいい☆
壁にも塔にもお菓子とホイップがびっしりデコられてるのヤバイ!台までデコられていて完璧。
ヘンゼルとグレーテルじゃなくてもふらふら入ってしまいそうな魅力と誘惑、お見事です。

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今回は湯布院CREEKSのジャズ羊羹(classic)を会場でいただく。
表面にピアノの鍵盤が描かれているおしゃれな羊羹です。
去年も販売されていたけどまるまる1本しかなかったので買えなくて涙をのんだのですが
今年はカットしたのも販売してくれたー!感謝感謝。
というわけで会場のイートインでmgmgしてきました^^
甘さ控えめであっさり食べやすく、巨大なドライイチジクがごろごろ入っててジューシーで
珈琲やワインに合うように企画されたそうですが紅茶にも合いそうな味でした。また食べたい。

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俵屋吉富さんの「マイ・ミュージアム~夏の思い出~」。
夏の絵日記をモチーフにしているそうで、パッケージもジャポニカ学習帳仕様^^
ノートの形の和菓子ってなかなかないので楽しい~!

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神戸凮月堂のどうぶつ上生菓子。
コイスルフクロウ、オヨグシロクマ、オトメヒツジ、イチゴハリネズミ。
みんなこっちをつぶらな瞳で見つめてくれるんです~かわいいよ~~。

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オヨグシロクマはこの水から顔を出してるのが最高オブ最高っ…!
水に沈んでるペンギンのお菓子もあったんですが売切れでした。かわいいお菓子は売れるのも早い。

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御菓子つちやの水羊羹「星に願いを」。
蓋をしたままだと深みのある夜空の色ですが、

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開けると銀箔がキラキラしてまさに夜空!
青色はバタフライピーというハーブティから抽出しているそうです。
この小さな器の中にあるのが夜空というのがもうたまらん…お菓子の世界はすごい。

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清月のマドレーヌ「一歩」(桃味)と、にゃんこの肉球をセットで(笑)。
こうして並べて見るとかなり忠実に肉球を再現したお菓子だなと思います。マドレーヌだからさわっても柔らかいし^^

そういえば今日は世界猫の日!SNSでは1日中かわいい猫さまたちの写真があふれていて幸せでした☆
そして世界肉球の日はまだですか。


で。
この夏は他にもゲットしたお菓子がありますので以下にご紹介( *´艸`)。
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かんだ和彩の「うちわ祭」。
毎年7月に行われる熊谷うちわ祭の3日間だけ販売される限定和菓子です!

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菓匠花見のスイカ(左)と、線香花火(右)。

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スイカは割るとちゃんと中が赤いんですよ!種もあるよ。作り込みすごい。

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梅林堂のフルーツケーキ「白桃」。
桃味のケーキではありません。桃です。これ全部桃です!(笑)
種をくりぬいてさらにカスタードと桃の果肉を詰め込んであるので
もはやこれはケーキなのか、ただの桃ではないのか??
いずれにせよ桃をまるまる1個食べられたのでたいへん幸せでしたよ(*´︶`*)。
7月の週末だけの限定販売だったのですが、8月の週末にも売ってくれるそうですよ~気になる方ぜひ。

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締めは甜瓜。母がもらってきて切ってくれました。
これ食べるとかぐや姫と捨丸にいちゃんごっこしてる気分になれます。
2018_08
04
(Sat)23:51

おしゃれ泥棒。

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猫「おまえのスリッパは預かった。返してほしければ膝をおよこし( ˘ω˘ )」
ゆさ「ス、スリッパーーーーー!!!Σ(゚Д゚;;)」

最近、娘にゃんこがしばしばこういう行動を見せるので
我が家ではスリッパ人質ごっこが流行っております。なんぞ。
この日はスリッパをぺしゃんこにして、完全に人が履けないようにされてしまいましたので
わたしは泣きながら靴下のままキッチンに立ってご飯作るハメになりましたよ。
猫よわたしに何という試練をお与えになるのです…!?
「ごは~んごは~ん」って台所で鳴かれていたのをめんどくさがってキャットフード出すのが遅れたのを
根に持っていらっしゃるのですか←
にゃんこ様が飽きて離れたのを見計らって取り戻す日々です。

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娘にゃんこのスリッパ占拠はこんなパターンの日もあれば、

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こんな日もあります。

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その枕は寝心地がいいのかい…?
「奴はとんでもないものを盗んでいきました。あなたのスリッパです」って
納谷悟朗さんのしびれるお声で言われたいですが、あまり様にならなそう。

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別のスリッパもこのとおり。割と何でもいいみたいです。

nekomakura6.jpg
「何か言いたいことがありそうね?」

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この暑い日々に一体なぜそんなところに大事な肉球を突っ込んでいらっしゃるのか、
猫にとって唯一汗腺のある大事な肉球ではないか~。
(後から思ったんですけどこの部屋エアコンがきいてたので、もしかしたら寒くてお手々を隠したのかもしれない)

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こちらはスリッパにまったく興味のないおかた。
夏になるとにゃんこ様たちがこうして床にノビャ~~っと寝転がるのが我が家の風物詩です。
連日の猛暑でちょっとお疲れ気味かな…
うちの子たちは外へ遊びに行くのが癖になっているので
日中は高温のため危険なのであまり外へ出さずに朝と夕方だけ遊びに行ってもらうようにしてますが
夕方でも30度を超えている日も多くて心配になる。
運動やストレス発散は大事だけど熱中症になったら大変だしなあ、ジレンマの日々です。



そういえばこの時期の風物詩である夏休み子ども科学電話相談を聴いてるんですが
(今年から聞き逃し配信が始まったので大きいお友達は歓喜しています☆)、
おうちで猫を飼っている男の子からの質問で以下のようなのがありまして。

男の子の質問:
「飼い猫のジジは暑がりなのになぜ暑いところ(タンスや冷蔵庫の上)に長くなって寝るんですか?
クーラーのある涼しい部屋には来ないんですか?」
回答:小菅正夫氏(元旭山動物園園長)
「ジジはクーラーのきいたところが嫌いなんだよ。動物は自分が一番心地いいところにいる。
冷蔵庫の上って高いところじゃん。基本的に猫はゆっくり寝るときは地べたよりも高いところが好き。
冷蔵庫の上さわってみた?熱くないと思うよ。(確かに横や裏の一部は暑いけど上は熱くない)
あと体温ってあるでしょ。ジジの体温は君よりも高い。
猫は人よりも体温が高いから人が心地よい涼しさは猫にとって寒すぎる、ということだと思うんだ。
あと、君の家ではジジは今日どこへ行こうかって自分で決めてるよね。それ一番いい!猫にとって最高だと思うよ。
ジジにとって今いるところが一番快適なんだと思う。気温だけじゃなく高さもね。
調べてみようか。ジジがいたところの床とか、ふわふわなのか固いのか、温度がどうなのかとか、
逆になかなか行かないところ、君が猫をそこへ置いてもすぐいなくなっちゃうところの床とか温度とか
比べてみると、ああ、ジジはこういうところが好きなんだってわかるかもしれないぞ。
夏休みの間にジジの様子を観察してまとめてみるとおもしろいと思います」

この件、わたしも一度ちゃんと専門家の見解を聞きたいと思っていたので
質問してくれた子には感謝していますし、ああやっぱりそうなんだなと思いながら聴いてました。
猫の体温が人よりも高いとか(平均38度前後)基本的にエアコンが苦手というのは
わたしも知ってはいますけども、
ただ猫にも色々いて友人宅の猫にはエアコンのきいた部屋にいるのが好きな子もいるので
最終的にはその猫さんの体質や性格によるのかも…とは思いました。
うちの猫様たちはというと、エアコンの部屋にいる場合もあればいない場合もあるので何ともいえない…
でも猫様たちのいる場所を観察したことは言われてみればこれまでなかったので
小菅氏にはよい視点を示していただいたなという感じです。

というかこの科学電話相談は色々な意味で勉強になっておもしろい…。
子どもたちは素直な疑問からガチ研究の疑問まで遠慮なく尋ねているし
(特にダイナソー小林氏が出演なさる際に電話してくる子たちはほぼ全員が恐竜ガチ勢だ)、
回答する研究者の方々も事実や発見や定理を踏まえて、なるべく噛み砕いて説明しておられる。
「これわかる?」と聞いて子どもが「わからない」と言うと「そうですか…じゃあこれなら?」と
あきらめずに説明しようとする大人たちはかっこいいです。
最近、素敵だなと思った質問は「世界は朝から始まったのか?」というもの。なんて詩的なのかと思ったし
回答した国司真氏(プラネタリウム解説員)が
「地球は半分が朝で半分が夜だからわからない」「宇宙が生まれたときも朝か夜かまだわからない」と
答えていらっしゃるのが誠実だなあと思いました。
何より「まだ」わからないっていうのがいいよね!研究の課題だしロマンだ。
2018_07
31
(Tue)23:59

トーハクで一緒に旅行しましょう(月曜日以外で)。

2018tohaku_36.jpg
前回記事の続き。
縄文展の後に東博本館の「トーハク×びじゅチューン!なりきり日本美術館」を観てきました。
Eテレが毎週放送している歌と美術の番組「びじゅチューン!」とのコラボ企画で
歌に出てくる美術品を映像やデジタルサイネージで体験できたりする展示です。
びじゅチューンは放送開始から注目している大好きな番組なので
このたび体験型展示になると聞いてうれしかった~。
(わたしのオススメは「風神雷神図屏風デート」です。もう何回聞いても飽きない。かわいい)

2018tohaku_38.jpg
入口は本館の大階段右手にあります。
北斎の神奈川沖浪裏をあしらった真っ青な看板には
びじゅチューン!作者の井上涼さんが歌う「トーハクトラベル」が流れていました。
キャラクターを引率しながら歌って踊ってジャンプして休憩する井上さん、楽しそう^^

2018tohaku_39.jpg
見返りすぎてほぼドリルの見返り美人がぐるぐる回っていました。
写真だと止め絵しかご紹介できないので、動画を撮ってあるのでご覧ください→こちら

以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開きますのでどうぞ☆

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2018_07
27
(Fri)23:50

Once upon a time in 縄文。

jomonten1.jpg
東博の特別展「縄文-1万年の美の鼓動」に行ってきました。
縄文時代の造形美にスポットを当てた展覧会です。
わたしの縄文時代の知識は中学生のときの歴史の授業で止まっていて更新されてないんですけど
今回は考古資料に美術の視点から迫ると聞いてそれだったらわかるかもしれない…とか
あと東博さんはいつも適度な解説をキャプションに書いてくださるから不勉強でも何とかなるかも…と思って
おっかなびっくり行きましたら予想を超えてはるかにおもしろかったです。
特に土偶が!一度にあんな量の土偶を見たのは生まれて初めてかもしれない。

最初は縄文時代の人々の生活に関する展示から。
土器や水差し、武器や装身具など生活に使われたであろう展示物がズラリと並んでいました。
大きな漆塗彩文鉢形土器や微隆起文土器など、現代でいうお鍋や炊飯器にあたる容器は
彩文や微隆起文など大ざっぱに模様をほどこしている。
漆塗木製水差は三角形の形をしていて、発見時に種実が入っていたことから
果実酒を入れたのではないかと考えられているそう。
木製網籠、通称「縄文ポシェット」は植物などで編んで作られた小さな籠で
もはや何の植物かわからないくらい真っ黒でした。
中にクルミの皮が残っていたとのことでそれも展示されていたよ~古代のクルミ!ロマン!!
この籠の持ち主はクルミを食べていたのか…そうか…(謎の感慨)。
壺型土器は鹿児島県の出土品で、シンプルな造形で弥生土器っぽいんだけど
現在確認されているものの中では年代が最も古いそうで、
この形をいち早く作った南九州の人々の先見性!
鹿角製の銛頭や釣針の形は現代とほぼ変わってなくて
こういう道具の形ってこの頃には完成していたんだなあと。
漆塗りの櫛やかんざし、貝から作った貝輪などの装身具からは当時の人々のおしゃれや美意識が見てとれます。
土製耳飾りは見事な透かし彫り!モチーフは花なのか植物なのか水流なのか…どれにせよ美しいです。
現代のイヤリングみたいにてっきり輪っかを耳たぶに挟むのかと思っていたら
耳たぶに穴をあけて耳飾りをまるまる嵌めこむらしい!
イメージ図が描いてあったけどあれ痛くないのかな…ものすごく耳たぶ膨らませてますけども…
お釈迦様や聖徳太子レベルの耳たぶが必要と思われ。。

千葉県松戸市で出土した関山式土器(いっぱいあった)は
どれも表面に縄の文様がびっしりついていて、まさに縄文土器でした。
そもそもなぜ縄文の人々が土器に縄の模様をつけたのかは色んな説があるみたいですけども
ここまで縄だらけだと本当になぜ?って改めて疑問に思えてくる…どんな意味があったのかな。
新潟県十日町市で出土した火焔型土器がわーっと並んでいるのは迫力ありました!
土をけずるというよりも粘土で形をつくって焼く工程らしいですが
改めてよく見ると本当に複雑な形をしていて、どうやってこのデザイン思いついたんだろ…
見た目が派手だし結構な大きさですからすごく見栄えがしてかっこいい!
(…ええと、あまり同志がいないので口にする機会が少ないんですけど
わたし火焔型土器を見るといつもソフトクリームのコーンを思い出してしまうんです…。
上部が広くて下部が狭いのと、模様がついてるのと、何より茶色っていう点がコーンっぽくないですか…?
なので今回もでっかいソフトクリームがドサッと乗っかっている様を妄想しておりました。ごくり
こんなコーンでソフトクリーム売ったら絶対人気出ると思うけどな。どこかぜひ)
火焔型は群馬から新潟にかけての地域に出土していると聞いて
てっきり現地の流行なのかと思ったのですが、
そもそも縄文土器や土偶のデザインはかなり地域性があることがわかっていて
様式の囲い込みがあったのではないかと考えられているようです。
当時は既に各地域間の交流や移動がありますから、それで全国的に普及しなかったということは
やっぱりそういうことなのかな。

世界の土器との比較コーナーではインダス、メソポタミア、エジプト、中国、キプロスなど
各国の文明社会においてどんな土器が作られたかを見比べられるんですけど
(主に紀元前3000~2000年前前後を中心に比較していた)、
どこの国も弥生土器みたくつるりとして実用性重視だったり、表面に赤や白などの色が少し残っていたり
キプロスでは石灰で白の文様を入れたり、中国ではお皿の中心に魚の模様を描いていたり
イラクでは既に大量生産が始まっていたり(展示されていた無文杯には糸切りの跡があるらしい)
エジプトでは自分の土器に魚のようなマークを刻んでいたり(ヒエログリフの前の文字といわれる)
生活用品の形や用途の情報を世界中で交換していたのでは…などと思わせる共通性と非共通性。
そんな中に日本の火焔型土器が展示されているとデザイン性や装飾性が高すぎて異様でさえある。
大阪で出土した弥生土器の甕もあったけど、縄文時代よりもずっとシンプルになっていて
煤やお焦げがついていて生活感がありましたね。
まあ確かにこの形の方が料理には使いやすいかも…洗うのも楽そうだし^^;
あと、どこもこの時代はあまり色を使ってなくて茶色か白か黒が多いんですが
ここから数千年後には世界中でカラフルな食器を作り出すわけで、
それを思うと文明社会の進歩とカラフルを導入した人々の革新性が際立ちますなァ…。
色彩感覚やデザイン性は国ごと民族ごとに異なりますが、カラフルに進んでいく点は共通する人類。
そしてルネサンスや革新を繰り返してカラフルやシンプルが共存する現代に続いている。ロマン。

国宝に指定されている縄文史料コーナー☆
新潟県十日町市出土の火焔型土器はピン展示されてました!
十日町市の火焔型はさっきもいくつか展示されていたけどこの国宝指定の形は群を抜いてすばらしく、
やっばいこれでソフトクリームたべたい…とか、もう何度目かわかりませんが思ってしまった。
去年の国宝展にいたNo.1と一緒に出土したNo.6ちゃん…!かっこいい。
去年はどうやって作ったのか知らなかったけど、今回は土器の特徴などもさっき見てきたから
粘土を貼りつけてこういう複雑な形を作っていったこともわかっているので少し冷静に鑑賞できました。
細かい部分は欠けてしまったみたいですがそんなのまったく気にならないレベルの造形美だし
そもそもこんな形を作って焼いて、しかもほとんど無傷で土の中から出されて保存されて…。
ものすごい幸運と努力が重なって今この土器はこの場所にいるんだなとしみじみ。
土偶コーナーでは合掌土偶ちゃんにも久々に再会、4年前の国宝展以来ですな。
縄文のビーナスと仮面の女神がいらっしゃらなくて、スケジュールを見たら来週から展示されるとのことで
タイミングが合わなかったぐぬぬ、去年の国宝展で会えておいてよかった。
そしてそして!国宝展で会えなかった縄文の女神と初公開の中空土偶に会えたのうれしかった~!
女神のくびれとつるりとした背中、中空の欠けた部分から内部がチラ見できるのドキドキします。

後半は怒涛の土偶ラッシュ。
全身を細部まで細かく作ったものからデフォルメされたりシンプルなデザインだったりと
年代によって様々な形があるようです。
草創期の土偶はとても小さくて、頭や手足がなくて胴体のみというトルソーみたいな物なんですけど
やがて板の形をした板上土偶が作られ頭と胴体になり、筒型やポーズ土偶など手がつくようになり
最終的に遮光器やハート型やみみずくみたいな五体の形になっていったみたいです。
他にも頭のみとか三角形(膣?)とか、部分的な土偶も出土しているらしい。
線刻礫(草創期)は石に線を刻んで女性像をあらわしたものですが
石に絵を描くという表現方法がこの頃からあったとわかるし、
同時代にはミロのヴィーナスを始めヨーロッパでヴィーナス像がさかんに制作されていたこともあって
それらとの比較研究も行われているらしい。
多摩ニュータウン出土の土偶は手足がつけられ始めた頃のもので
ボディは板状、頬に石灰で白いラインが入れられているのが特徴だそうで
お化粧のようなイメージなのかな。
(ちなみに彼女は大英博物館へ出張したこともあるそうだ)
山梨県出土のポーズ土偶(胸に手を当てたポーズをとってる)が細い目に細い口で猫みたいな顔してるんですが
頭にも猫耳みたいな突起があって!もう猫にしか見えなくなった。
そして土偶といえば!な遮光器土偶が、見慣れているせいかやっぱり一番おもしろかった!
特につがる市出土の遮光器さんは教科書にも載っている有名人ですし
造形や文様の細かさも群を抜いてレベルが高いと思います。相当腕のたつ職人が作ったのではないかと。
何よりあの顔が味わい深いですよな…ずーっと眺めていても飽きません。
(わたしこの土偶がモデルのシャコちゃんがすごく好きでつがる市に見に行ったこともあります)
あと去年に本館で見たハート型土偶ちゃんにも再会。
何度見ても不思議な造形で、視線の先が気になります。何を眺めているのかな…。
みみずく土偶は3点展示されていましたがすべて埼玉県内の出土品だった!うおお。
特に鴻巣市出土の土偶が中空で自立もできて完成度が高いみたい。
横浜市出土の筒形土偶は2年前の考古室のリニューアル時に見ましたが
このお顔は太陽の塔のあの顔のモデルだそうです(岡本太郎が見たらしい)。
結髪土偶は、見た目が髪を高く結った姿に見えることから名付けられたみたいですが
これ髪型としては室町時代後期~江戸時代あたりに存在しても違和感ないぞきっと…!
全身に針でさしたような穴があいている刺突文土偶の凄まじさ、
これデザインした人何考えてたんだろう…呪いか何かかと推しはかりたくなるレベルの狂気を感じる。
(いや、まったく意味はなくてただの模様という可能性もあるけど)
相模原市の土偶装飾付深鉢型土器は容器の縁に小さなポーズ土偶がくっついていて
うっかり「コップのフチ子か!」とか突っ込むところだった、
コップならぬ土器のフチ子…ちょっと、見たい。
山梨県の顔面把手付深鉢型土器は縁に顔がついて、さらに胴から顔が突き出ているので
把手の顔は母親で胴の顔は子ども、つまり出産ではないかと考えられているそう。
顔面付石製品が…パッと見シーマンを思い出してしまって…いやはや。。

土製品コーナー。こちらは人型だけではなく動物の形も多く作られたようです。
土面は顔につけて祭礼などに使われたのかもしれませんが
これ目も口も穴がふさがっているので装着したら完全に前が見えない!どうするんだろう。。
羽生市出土の土面は茶色の表面にうっすらと赤と黒が残っていて
隈取のような化粧が施されていた可能性があるそうです。
動物の土製品で最もよく作られたとされるのは猪で(逆に鹿は作らなかったらしい)、
会場には弘前市から出土したという猪が展示されていまして、かなり写実性が高い作品でした。
隣には小さな猪像があって(ウリ坊かな?)こちらはだいぶデフォルメされていましたね。
蛇形装飾付きの壺や鉢形の土器は大きなギョロ目で口をくわっと開けた蛇の把手がついているけど
割と単純化されていて古代エジプトやローマの壁画にもいそうなデザイン。
とぐろを巻いた状態でくっつけられているのとかあって結構、迫力がすごかったです。
さらに海獣型土製品も作られていた!
確かに水中哺乳類はこの時代には既に今と似たような姿形になってますけど
まさか当時の人々がここまで作っていたなんてまったく知らなくてびっくり。
出土したのは函館市とキャプションにあったので、確かにそれなら人々は海の近くに住んでいたろうし
漁で海へ出ることもあったろうし、海獣を目撃することも、こうして形にすることもあったろう。なるほどなあ。
海獣といえばクリの木に彫刻をほどこした彫刻木柱(2.5m)は大量のイルカの骨と一緒に発掘されたので
イルカを神として祀る人々のものではないかと考えられているそう。
(そして今のところそれらは能登など北陸でしか見つかっていないらしい)
植物の土製品もありましたがこれがまたすごかった。。
キノコの形をした土製品があったんですが今までの土製品は何だったのっていうくらいリアルで写実性が高くて
えっこのキノコ食べられるんじゃないの…とか一瞬思ってしまったよ。
同じく隣にあった巻貝土製品はそれ以上のクオリティで本当に海から拾ってきたかのような作品で…!
なんなの、これを作った人は何と戦っていたの、自分自身か。そうなのか。(落ち着け)
あと、リアルとはちょっと異なりますが
手形・足形付き土製品は手のひらサイズの平べったい粘土に手形や足形が押してあるもので
だいぶ薄くなっていたけど5本の指の形ははっきりわかったし、
何より人が作ったものということが体温をもって感じられたよね…。
サイズが小さいので子どもの手足ではないかと考えられているようです。親御さんが作ったのかな。
他にも子どもを抱いた姿の土偶(首がなかった)とか、土偶の形をした容器なども展示されていて
容器には乳児の歯や骨が納められている状態で発掘された事例もあるみたいです。
これらがどういう目的で作られたのかは不明ですが、こういうの見ると
縄文時代の乳児死亡率の高さや平均寿命30歳前後というのを思い出すし
つまりわたしはあの時代なら既にいなくなってるってことだし
決してユートピアではない、とても困難な環境に生きていた人々がいたことを出土品は教えてくれるわけで
今後も共有財産として文化財としてずっとずっと残してゆかねばならないなァとぼんやり考えたのでした。
土偶はやっぱりかわいいしおもしろいと思ってしまうんですけどね…時代背景を考えるとやっぱり祈りのためかな。

あと、土製品の展示ケースの間にちょこちょこ柱が建っているのですが
柱の真ん中の部分はガラスケースになっていて、
縄文時代の人々の服装や生活を復元したフィギュアが展示されていました。
「大きな槍を携える旅の狩人」は精霊の守り人のジグロみたいでかっこいし
「獲物を待ちぶせる少年と愛犬」は弓をかまえる少年がかっこいいし
「秋の森の恵みをムラへ」は縄文ポシェットに目がいっちゃったし
「ヒスイの首飾りが似合うムラのリーダー」は足元のウリ坊がかわいいし
「母から子へ伝える土器づくり」は粘土こねこねする親子が微笑ましいし
「神への祈り。土偶をかざす青年」は神々しくさえあるし
何より展示されていた土偶や土器などを当時を生きた人々が手にしていたという当たり前を
リアルに想像できてとても楽しかったです☆
写真撮れたらよかったのにな~~撮りたかった…あらゆる角度から…!
作者は藤森英二さんと書いてあってどんな人かなぁとぐぐったら
長野県の現役学芸員さんで考古学者でもあられる方とのこと!
ご本人のブログによると土器づくりと土偶をかざす青年は新作らしいです。素敵。

芸術家と縄文土偶。
柳宗悦が持っていた岩偶は岩をけずって作られたもので
マスクマンのような顔とパフスリーブみたいな腕をもつ大変個性的な形をしています。
柳は相当気に入っていたらしく自作の箱に納めていて、その箱も隣に展示されていました。
柳の弟子だった芹沢銈介も土偶をいくつか所持していて
特に気に入っていた遮光器土偶はツインテールで滑らかな体格。
濱田庄司が持っていた遮光器土偶はカネゴンみたいな顔をした愛敬あるデザインで
ちょっと首をかしげたような、とぼけた表情も味があってよいです。
(ちなみに濱田氏は縄文愛が炸裂して模造品も作っています)
川端康成がハート土偶と一緒に写っている写真はユーサフ・カーシュが撮影したものですね。→こちら

この後は楽しい撮影コーナー☆
岡本太郎が愛した東博所蔵土器の一部が撮影できます。
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岡本は1951年に東博で縄文土器と出会い衝撃を受け、美術手帖に論文を発表し、
その論文を含め自分で撮影した土器や土偶について書いた『日本の伝統』という本も出版しています。

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岡本が東博で見た顔面把手。どんな土器に付いていたのかな…。

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同じく岡本が東博で見た3つの深鉢型土器。すべて縄文時代中期のものです。
「爛熟した中期の土器の凄まじさは言語を絶する」と語っているそうで
あの岡本太郎が言葉をなくすとか、もうそれだけで彼が受けた衝撃が伝わってきますね。
身振り手振りでものすごく言葉を尽くして自論を語る人というイメージがあるので…そんな彼も黙ると。
「ガンジーでも助走つけて殴るレベル」と同じ用法で「岡本太郎も全力で黙るレベル」なるスラングができそう。


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平成館入口にあった「びじゅチューン!なりきり日本美術館」関連展示の、火焔型土器レプリカ。
レプリカなのでさわれます!(持ち上げるのは×)
表面はざらざらゴツゴツしていて、これたぶん触感までリアルに再現されてるんだろうな…!
目の見えない人にもさわって形を確かめてもらえるし、
何より普段は絶対にさわれない本物の代わりにレプリカで体験して
「これがもし本物だったら…!」などと妄想たくましく遊べるのも楽しい。レプリカばんざい。
(なりきり美術館については次回記事でレポします)

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割と低い位置に置かれていたので上からも撮影できた。
夏休みでお子様がたくさんいらっしゃってるので、おさわりしやすいようにの配慮かもしれない。
(願わくばいつかひっくり返して裏底を見てみたいものです)

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考古室にも行ったよ~。
縄文展を鑑賞した後だと土器の変遷や模様の流行がよくわかります。
装身具や生活用品などの展示もあってコンパクトにまとまっていてわかりやすいので
こちらを見てから縄文展で当時にどっぷり浸るのもよいかも。

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みみずく土偶のレプリカもあって、これは手に取って持ち上げられます。
(本物は縄文展に出張中)
結構ずっしりしていましたが、これ重さも忠実に再現されてるんだろうか。

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本館にも行きました。2階にある火焔型土器(伝新潟県長岡市出土)。
縄文展にあったのと同じように鶏冠状の把手がついています。やっぱりかっこいいなあ。
この土器の隣にもレプリカが置いてあってさわることができますよ~。

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うちにある遮光器土偶ストラップ。
東博所蔵の遮光器土偶(つがる市出土)がモデルで、6年前の博物館に初もうでの先着プレゼントです。
いつ見ても最高ランクのクオリティに感動する。
この子を連れて行って考古室で写真撮ろうと思ってたのに持って出るの忘れてしまった~~アホ~~~!
展覧会に出張中のシャコちゃんが考古室に戻って来たらまた連れて行ってツーショット写真撮ろうと思います。


で、さっきも少し言いましたがこの後は東博本館にて
「トーハク×びじゅチューン!なりきり日本美術館」も鑑賞してきました。
長くなりますので次回記事にてレポします☆
2018_07
23
(Mon)23:55

ノーと言えるようになりたいその3。

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八王子市夢美術館で開催中の「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」展に行ってきました。
ゴーリーの死後から世界を回り、2年前に日本に上陸して伊丹市を出発した展覧会が
2年かけて関東へ巡回してきましたよ~やったあ、待ってた☆

過去にも何度かゴーリーの展覧会は行ってますけど
今回は原画がたくさん展示されるのが楽しみで行きました☆
展示室に入ったら目の前の大きな壁にゴーリーと飼い猫さんの写真が飾ってありましたよ~。
ゴーリーファンならよく知る窓辺のあの写真です^^
壁の後ろに回ったら猫に囲まれたゴーリーの後ろ姿の自画像があって
ああ、この展覧会の主催者はファンの心をよくわかってらっしゃると思った。
Gorey7.jpg
こんな自画像。
(ミュージアムショップでこの絵のクリアファイルが売られてたので買ってしまった)

とにかく原画がたくさんありまして、中でもやっぱり見どころは絵本の原画ですね。
ゴーリーは絵本を作る際に原画を引き延ばしたり縮めたりせずそのままの大きさで絵本に印刷しているので
ひとつひとつがとても小さいのですが
絵と鑑賞者の間にパーテーションやラインもなくて、ぎりぎりまで近づいて見られるしあわせ(*´︶`*)。
最初に展示されていたのが弦のないハープの表紙原画とのことでしたが
どうも見覚えがないなと思ったら未使用の絵だった!うおお!!
出版された絵本とは表情やしぐさが少し違っていたので気づいたんですが…試行錯誤の形跡ですね。
未発表原画を見られるしあわせ(*´︶`*)。
イアブラス氏が抱えているハープの中の紙がくりぬかれて切り貼りしたみたいで
これひょっとして出版したのもそうなのかしらと思って手持ちの絵本を観察してみましたけど
印刷だとよくわかりませんでした…やっぱり原画はナマで見るに限る。
具体例のある教訓も、実際に出版された絵本の表紙は
タイトル文字にウサちゃんぬいぐるみがぶら下がっているシンプルなものなんだけど
未使用の表紙絵は登場人物たちの集合で、しかもこれから何かが始まりそうな予感がする印象でした…どきどき。
(ゴーリーは「意味をもたない作品は他のほとんどの作品よりも難しい」的な言葉を残している)

アルファベットの絵本シリーズも、ゴーリーは迷ったらアルファベットをやると言っているくらい好んでよく作っていて
でも登場人物はだいたいろくな目に遭わないのですが、それをエロくもグロくもなく淡々と描くゴーリーは本当にすごい…
殺人や恐怖って感情抜きに描くのなかなか難しいテーマだと思うので。
鉄分強壮薬はグリーティング作家だった曽祖母ヘレン・ジョン・ガーベイに捧げられた絵本で
構成がグリーティングカード風になっているのはそのためだそうです。
ガーベイの作品てまとめて見ることはできるんだろうか~見てみたい。
折れたスポークはポストカード風の絵のどこかに必ず自転車を入れるというテーマの絵本で
原画のひとつに水墨画のような空の絵があって
おお、ゴーリーおじさんが線以外で空を描いている…!とちょっと意外でした。
ビネガー・ワークスはウェストウイング・蟲の神・ギャシュリークラムをセット販売したときのポスターですが
描かれている大人も子どもも動物たちもすがすがしいまでにガイコツばかりで一周回って笑えてくる。。
うろんな客はかわいいな~原画は印刷よりもインクが濃く見える気がします。
この絵本は、というかゴーリーは自分の作る絵本を大人向けとは全然思っていなくて
うろんな客も「どうして児童書にしないんだ」などと出版社に意見したことがあるらしい。
あと展示ケースにゴーリーが使っていたメモ帳やペン先(Hunt#204)やインク壺などがありましたが
ちょこんとうろんな客ぬいぐるみが座っていたのもかわいかった☆
出品一覧表に個人蔵とあったけどあれ濱中氏の所蔵品だろうか…とても見覚えがありました。

動物の絵もかわいい☆
子ども部屋の壁模様のカバみたいなキャラがむちゃくちゃかわいくてこんな壁紙ほしいって思いました。
(実際にカバがモデルらしくて、カバのスケッチとキャラ設定の走り書きが並んで展示されていた)
この絵本はゴーリーが自分の絵本を出版するために作ったファントッド・ブレス社から出しているので
割と自由な作りになっているそうです。
キャッテゴーリーのかわいさは相変わらずでした!
人間はバッドエンドにばかり描いてるのに猫はハッピーエンドにしかしないゴーリーおじさん、ぶれないね。
失われたライオンたちも、ライオンがネコ科であるためかゴーリーのタッチはやさしくて
主人公に抱っこされたり甘えたり隣で寝てしまっていたりしてかわいい。
あとゴーリーはイギリスのナンセンス詩集や小説の表紙・挿絵も手掛けていまして、
特にエドワード・リアが好きだったらしくジャンブリーズや輝ける鼻のどんぐなどに挿絵をつけているのですが
実はリアも猫好きな人だったとのことで、ジャンブリーズはリアの猫フォスに、
どんぐはゴーリーの猫たち(リヴィア・アグリッピナ・カンズケ)に捧げられています。
猫好き同士のケミストリー☆
ちなみにゴーリーの猫カンズケは源氏物語宿木に出てくる上野の親王からとられています。
(ゴーリーの愛読書はクリスティとアリスと源氏物語なんだよね)
キャッツポッサムおじさんの実用猫百科(ミュージカル『キャッツ』の原作)のどの原画も猫がかわいい、
作者のT・S・エリオットは猫になりたかった人なんだよね^^

出版物以外の原画もおもしろかったです。
母親宛てにゴーリーが出した手紙の封筒がいくつかあって、封筒の表に何かしらイラストが描かれていて
空中ブランコに乗る鳥たちとか、葡萄の木にワインをそそぐ天使たちとか
カノン砲に突っ込まれた男とか、雲の中のはしごを登っている人とか
いちいちユーモアにあふれていてかわいい!
こんな封筒もらったら捨てずにとっておきますよ…直筆ならなおさら。いいなあ。
プレゼント交換するドラゴンと人のイラストがもう、もう、最高にかわいくてかわいくて
何の目的で描かれた絵かはわからないけどこんなクリスマスカードほしい!って思った。
(ネッシーがモデルだそうで、ゴーリーはネス湖にも旅行に行っているけど
ネッシーを見られなかったことを残念がる言葉も残しています)
アイススケートをするワニはタイトル通り4本足にスケート靴つけて滑ってるワニがいるけど
別にワニが主人公の絵ってわけでもなくて構図は陸の人間たちが中心なのが、なんともゴーリーの味わい。
ドッグイヤー・ライド・ポストカードは刈込造形、つまり庭の生垣を動物の形にカットしたものが
命を吹き込まれたらどうなるかがテーマの連作になっていて
でもゴーリーのことだから人間が刈込造形と仲良くなるとかキャッキャする絵は全然なくて
犬に噛まれたり蛇にまとわりつかれたり熊に抱きつかれたり大砲に入れられたりと
みんなさんざんな目に遭っていて、ああやっぱりなって思った。
ゴーリーがバスタブの形をした生垣描いた時点で嫌な予感しかしないよ!案の定人の姿はない絵でした。
あとバレエやオペラも大好きだったゴーリー、贔屓のバレリーナがいたみたいだし
ニューヨークシティバレエ団の振付師ジョージ・バランシンに憧れて自分もニューヨークへ移住して
バランシンの参加する舞台を欠かさず見るほどの熱の入れぶりはすごい。
当時ゴーリーは「私にとって悪夢とは新聞にジョージの訃報をみつけること」とも語っていて、
数年後にそれが現実になったときはショックを受けてケープコートに引っ越しますが
地元の大学で開催されたオペレッタ「ミカド」に舞台美術と衣装デザインで参加するなどしていて
行動が完全にオタクなゴーリーおじさんまじ慕わしいな…!
ミカドの衣装デザインは冠被ってるし足袋穿いてるしで色々おもしろいんですが、
中でも自転車に乗るミカド(ロートレックを意識したのかな?)の冠の襞が「M」になって
MIKADOのタイトル文字に被っているポスターデザインは秀逸でした。
NYシティバレエ団の50シーズン記念にファンとして描いた回想「薄紫のレオタード」は
子どもと手を繋いだおじさん(たぶんゴーリー本人)がいましも出かけようとしている後ろ姿に見えました。

今回、ゴーリーの原画をこんなにたくさん見たのは初めてだったのですけど
ほとんど修正のあとが見られないのが何だかものすごく印象的でした。
鉛筆じゃなくペン描きですから消しゴムで消すこともできないはずで、
きっとものすごく構想立てて下調べして下書きもしっかり描いて準備万端にしてからペン入れ始めるんだろうな…
とか思っていたのですが、いくつか展示されていた下書きを見ると
原画の緻密さとは似ても似つかないほど雑な走り描きばかりで、意外と大ざっぱな一面も見られました。
優雅に叱責する自転車のためにおしゃべりする自転車のスケッチをしたり
自転車が街をどのように移動したかを住宅の配置図に矢印で描きこんでいたりと
絵本に直接描かないこともしっかり設定してあってさすがだなと思った(スケッチは雑ですが)。
あと絵本タイトルや著者名を手書きでレタリングしているのマジ感動する!
文字も絵本の一部です。

鑑賞中は会場でずっとメモをとっていたのですけど、わたしがやたら紙をひらひらさせていたせいか
見かねた監視員さんがクリップボードを貸してくださいました!
お蔭でむちゃくちゃメモがとりやすくて助かりました…ありがとうございました。

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中国風オベリスクに出てくるゴーリーおじさんのパネル。
毛皮コートにスニーカー、髭もじゃの顔はお気に入りの自画像の姿だそうです。

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うろんな客もいます。

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ここにもいます。

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ギャシュリークラムのちびっこのひとり、Aではじまる名前の子エイミー。
この子を始めとして子どもたちがアルファベットの順に酷い目に遭う絵本で
展示は他にも表紙のラフ画とかありましたけど、ざくざく描いてあるぶん完成絵よりも怖かった。
(ちなみに裏表紙は26の墓石である)

Gorey6.jpg
パネルのあるスペースにはテーブルと椅子が用意されていて
ゴーリー絵本の日本語訳が読めます。
わたしが行ったときも熱心に読んでいる人たちがいました。夢中になっちゃうよね。
実は展示室の中にも各国で刊行された書籍がガラスケースに展示されていたけど
やっぱり椅子と日本語訳絵本が用意されていたのがよかったです。
展示室の中で作家の絵に囲まれながら絵本が読み放題とか!なんという素敵サービス。
2018_07
19
(Thu)23:54

ブログ9周年。

ブログを始めて9年が経ちました。
9年。すごい。一桁数字の中で最大の奇数をついに経験してしまった。あと少しで二桁とか信じられない。
九といえば猫の魂の数じゃないすか!
(西洋には猫は九つの魂を持っているという言い伝えがあります)
他にも九曜とか九尾の狐とか憲法9条とかベートーヴェンの第九とか九字(臨兵闘者皆陣列在前)とか
やたら身近に存在する9という数字はミステリアスで何だか好きです。
九九って八の段まではやたらつまずくけど九の段から急に言いやすくなるよね(何の話だ)。

当ブログを見にきて読んでくださってる方々、拍手やコメントくださる方々、ふらりと立ち寄られた方々、
モニターの向こう側の姿は見えませんが皆様の足跡が本当に励みになっています。いつもありがとうございます!
記事が最近ますます全面的に迷子になりつつあるとっちらかりブログですが
どうぞ末永くよろしくお願いいたします。
(果たして10周年記事を書くことができるかどうか、乞うご期待)

9thanniversary.jpg※クリックで大きくなります
9周年記念絵。
8年目までは歴史創作キャラを描いておりましたが今回は趣向を変えてみました。
イラストコンペ記事に描いた2人と、提出絵に描いた2人をセットで。
いつか一緒に描きたいとは言ったけどこんなに早く1枚の画面が実現するとは思いませんでした、
提出絵であんなに悩んだ時間は何だったんだ…やればできるもんです。
文字や絵が空中に立体化するモチーフが好きなのでそういう能力を持つ人たちを描いてみたかった!
まだ名前は浮かんでないけどいつかこの4人でお話書けたらいいなあ。
(それよりもやるやる詐欺になってる酒井抱一のお話をなんとかしろ)

わたしお絵かきは基本的にアナログで描いてスキャンしてデジタル加工を組み合わせるのですが
今回はなるべく背面はそのまま活かしたいと思いました。サーモンピンクはずるい。
というかスキャナ!スキャンすると吹き飛ぶコントラスト!E51!BV11!RV17の立体感!!
おまえら…あんなに時間かけて塗ったのに…どこへ行った…!!とか何とか毎回泣きながらレタッチしますよ。
アナログ絵描きのつらいとこですよな。
スキャナでアナログ原画を取り込むと色が薄くなるわ原画にあるはずの色が画面上に存在しないわ、
俺のスキャナがこんなに仕事できないはずはない(ボーナスはたいて買ったんだぞぉお)。
フォトショがなかったらアナログとデジタルを仲良しこよしにすることもできませんよ…
フォトショばんざい。焼きこみレイヤーばんざい。

記念絵は1週間ほどフリー配布いたします。
もらってくださる方いらっしゃいましたらどうぞお持ち帰りください☆
※イラストの配布期間は終了しています。

*ブログ内のイラスト記事一覧はこちらです*



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