こんぴらさんと直島アートの旅その1。
アルス画房の入賞作品展示が無事終了しました!
応援してくださった方々ありがとうございました。
さてさて、先日に遅い夏休みをいただいて香川へ行ってきました☆
香川もですが四国へ行くこと自体が初めてですごい楽しみでした。人生初!四国上陸!!٩( ᐛ )و
こんぴらさんは昔からずっと行きたくてなかなかタイミングがなかったのですけども
とにかく階段がとてつもないと聞いて(奥社まで1368段ある)、
早く早く行かねば!と、やっと今回計画しました。
あと友人に猛烈プッシュされた直島にも行ってみたかったし^^
まずは夜行バスで高松へin。
人生初の瀬戸大橋を楽しみにしていましたが寝てる間に渡ってしまったらしい、
渡ってるのをリアルタイムで感じたかったのにうわああああ。
(今回、帰りはフェリーだったので…次は絶対に起きて渡るぞ…!
高知も愛媛も徳島も行きたいとこいっぱいだし香川もまだまだ行きたい場所残ってるし)

高松駅のパン屋さんでモーニング☆
サンドイッチとサラダ、あと隠れちゃってるけどゆで卵。エネルギー補填してしゅっぱ~つ。

お、おう。(リアルに見たの初めて)

高松駅前には高松城跡があります。
豊臣秀吉の部下だった生駒親正が築城し、のちに高松松平家が入りました。
(平賀源内の上司だった松平頼恭は5代目藩主だよ!)
瀬戸内海に面した海城で過去に訪れた与謝野晶子が「わたつみの玉藻の浦を前にしぬ高松の城竜宮のごと」と
歌を詠んでいるそうです。

二ノ丸から内堀にかかる鞘橋へ。
ここには築城当時から橋がかけられていて、戦の際には橋を落とし天守を守ることもできたとか。

鞘橋右手には琴電の高松築港駅のホームが見えます。

左手には天守跡の石垣。
お城の中には堀がめぐらされていて、藩祖の松平頼重などは
「讃岐は海の国なんだから泳げなきゃだめ」と部下たちに水練をさせ自分も泳いだそうです。
お堀で泳ぐ殿様って、ちょっと、シュール。

天守跡に来てみました。
過去に老朽化で取り壊されてしまいましたが4階と地下1階建てだったことがわかっているそうです。

月見櫓。2代目藩主のときに完成しています。
今は埋め立てられていますがかつてはこの櫓の前まで海だったので
海岸に船をつけてすぐお城に入ることができたそうです。

東ノ丸にある艮櫓。月見櫓と同時期に建てられたそうです。

お城を堪能した後は琴電でこんぴらさんに向かいます!

琴電はかわいい車両がいっぱいでバシャバシャ写真撮ってしまった(笑)。
3両編成にがたぴし揺られて、目指すは終点の琴電琴平駅です。
以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開きますのでどうぞ☆

琴電琴平駅に到着!瓦屋根のかっこいい駅だ。

せっかくなので少し離れたところにあるJR琴平駅も見学しました。
90年ほど前に建てられた、モダンできれいな建築で有形文化財に指定されているそうです。

マンホールにはこんぴらさんの階段とお駕籠。

琴平駅前の一の鳥居からしゅっぱ~つ!

琴平郵便局のある交差点。
去年のブラタモリでこの辺りに琴平急行電鉄(廃線)の駅があったと言ってたのを思い出しました。
あと、こちらも今は廃線ですが琴平参宮電鉄の線路もこの付近を通っていたらしい。

参道には文豪たちの句や歌、小説の一部などからこんぴらさんに関するものが引用された碑が点在します。
こちらは与謝野晶子の碑。
彼女は夫の鉄幹とともに新婚旅行でこんぴらさんを訪れています。
他にも参道や境内には与謝蕪村、小林一茶、北原白秋、石榑千亦、高橋由一、
東海道中膝栗毛で有名な十返舎一九も参拝しているし、
登場人物の弥次さん喜多さんも膝栗毛の続編でこんぴら参りをやってますね。

一段目に突入!1368段への道も一歩から。

階段→平坦→階段→平坦な道が続きます。
時々こうして「今〇〇段目です」的な看板が立っていて有難いやら、
まだこんなにあるんかいと突っ込みたくなるやら。
道沿いにはお土産屋さんが並んでいまして、このお店の名前は覚えやすいですね。
お土産屋さんによっては無料で杖を貸してくれるところもあります。
また、自力で登るのが困難な方のために表参道の階段登り口から大門までの365段目まで
乗せて行ってくれる登山駕籠もあります(登り5300円)。
金刀比羅宮の決まりで365段目からの大門から先は五人百姓しか商売ができないため
そこから先へは駕籠が入れませんが、
事前に本宮へ連絡して追加料金を払うと596段目(旭社の前)まで連れて行ってくれるそうです。

二の鳥居のところにいる狛犬。
江戸時代に岡山の職人から奉納された備前焼の狛犬です☆かっこいい。

あと491段ってほとんど500段じゃん!とか突っ込みながら登ります。
この辺りですでに汗だく。。

踊り場で一休みしていたところ、横の広場にあった掃海殉職者顕彰碑。
太平洋戦争の後に海底の機雷などを除去し水路を開く仕事に従事した人たちを追悼しています。

鼓楼と清塚。
清少納言が晩年にこんぴらさんにお参りした際のものといわれる塚石が立っています。
鼓楼は江戸時代に時刻を知らせるため太鼓を鳴らしていたそうです。

大門に来たぞおおおおお!(落ち着け)
江戸時代初期に高松藩主の松平頼重が寄進したそうです。

門をくぐった先で大きな傘を開いてお店を出している人たちがいます。
こんぴらさんの境内での商売は基本的には禁止だそうですが、
唯一許可が下りているのがこの五人百姓の人々です。
その歴史は古く室町時代までさかのぼり、
彼らの販売する加美代飴は付属の小さいハンマーで割って食べるというもの。おもしろい。
ここからしばらくは平坦な参道が続きます。

宝物館。
こんぴらさんや、江戸時代に金毘羅大権現だった頃に奉納された宝物が展示されています。
十一面観音立像や能面などは重要文化財に指定されているそうです。

しばらく歩いていくと広い場所に出ました。

こんぴら狗の像。
様々な事情からお参りできない人に代わって、初穂料と食費の袋を首から下げて
こんぴらさんに代参したワンコたちがいたそうです。
お参りするワンコというとお伊勢さんのおかげ犬が有名ですが、こんぴらさんにも犬が来ていたんですね。

神馬のいる厩舎。
中には道産子の月琴さんという13歳の白馬がいらっしゃいました。
写真を撮るとびっくりしてしまうそうなので控えまして、お顔だけ拝見。きれいでやさしい目をしていた。

アフリカゾウの像。
東京から奉納されたそうですが、わたしの第一印象は
「神社に奉納された象の像…つまり神の象の像!(By TRICK山田奈緒子)」などと
謎の興奮がありました(笑)。

愛媛の造船会社から奉納された巨大プロペラ。自動車運搬船に使われたものだそう。

さらに階段を登って、表書院へ。
江戸時代初期の建築で、円山応挙の障壁画や伊藤若冲の襖画があります。
(若冲の絵のある奥書院は普段は非公開)

表書院の前で一休みがてらちょっと立ち止まってパチリ。ブラタモリでやってた直角に曲がる参道です。
左がさっき登って来た道で、真っすぐ先へ進みます。

少し進むと、また直角に曲がる参道。
参拝者は右から来て右へ曲がり、奥へ進みます。

着いた!
…と思ったらここはまだ本宮ではなく旭社といいまして、天御中主ほか古事記の神々を祀るお社。
こんぴらさん最大級の建物で、完成までに40年かかったとか。。
屋根裏や柱間に彫られた動物や花鳥風月の彫刻がたいへん見事でとても装飾性の高い建物。

旭社を通り過ぎて、さらにくねくね曲がる道を行きますと奥に手水舎と階段が見えてきます。

階段の前に到着するとどこからともなく雅楽の音色が聴こえてきました。階段の上からだ!
雅な音色と「あと少し!御本宮まで133段!」と書かれた金ピカの札に励まされながら
懸命に階段を登ります。
もう汗だくすぎて何が何だかわからなくなってるけど、あと少しと言われるとがんばれるし
雅楽が演奏されるなら舞殿あるいは本社が近いはずだからやっぱりがんばれる、音楽の力はすごい。

着 い た あ !
今度こそ着きました本宮です!やっと着いた!うれしいーー!!
クライマーズ・ハイじゃないけどここまで来れた達成感でものすごいテンション爆上がりの中
社殿に上がり全力で手を合わせました。
やばかった。きつかった。来られてよかった。うん。
そしてあんなに励ましてくれた雅楽はわたしが到着するとほぼ同時に聞こえなくなりました。
どんな伶人が奏でていたのか拝見したかったな。
本宮は大物主神と崇徳天皇を祀り、海上守護や農耕・殖産・医薬ほか様々なご利益があるそうです。
社殿はとても古いようで、創建がいつかはよくわかっていないみたいですが
一説には大化の改新の頃までさかのぼるのではないかと言われるとか。
境内は割と広くて、平日でしたが参拝者は結構多くて
お遍路さんらしき白装束の団体さんや制服姿の修学旅行生なども見かけました。

境内からは讃岐平野が見下ろせます。曇りなのが残念ですがよい眺め。
街の景色は昔とは全然違うけど、昔の人もここまで登ってきてここからの眺めを堪能したのかな。

こんぴら狗開運みくじを引いたら吉と出ました。良くも悪くも。
おみくじの中には小さな金色の犬のお守りも入っていましたよ。

御朱印をいただきがてら少し休んだので奥社へ向かうよ。階段はまだまだ続きます。

玉垣の並んだ参道を歩いていきますと。

常磐神社。武雷尊と誉多和気命(八幡神)を祀ります。
ここは無人なのでお参りだけして先へ進む。

白峰神社。
平安時代末期に京都から配流され坂出で亡くなった崇徳天皇と、彼の母待賢門院を祀ります。
崇徳院は生前にこんぴらさんにもお参りしているらしい。
御朱印をいただきがてら一休みしました。おみくじもあるみたいです。

あと20分…!がんばる。

また少し歩いていくと、菅原神社があります。
菅原道真を祀っていてこちらも無人。

さらに続く階段。
真っすぐではなくジグザグに続く階段は鞍馬山のつづら折りよりも急な登り坂で
ほとんど崖を登っているような気分。
神社へのお参りだけど山登りでもあるのだなと思いました。うん。山登りと思えばいいんだ。

登って登って、本当に着くのか、道を間違えてないか、永遠に着かないのではないかと思い始めた頃
向こうに赤いお社が見えたときは叫びそうになった!

最後の階段!

奥社です!着きました!奥社です!!
やっと終点ですよ~~~やったーーー長かった!!(わかったわかった)
奥社は正式には厳魂神社といって、金刀毘羅本教の教祖である厳魂彦命を祀ります。
厳魂彦は江戸時代初期に象頭山の守護になることを誓って亡くなり、
その激しい業績から天狗信仰と結びつけられてもいるそうです。

すごいな…1368段ほんとに登って来たんだ…みんなすごいな…!

崇徳院もここまでお参りに来たと伝わるそうです。

切り立つ岩壁の上の方に天狗と烏天狗の顔が彫ってあった。厳魂彦への奉納でしょうか。
(こんぴらさんは現在は神社ですが、神仏分離令が出されるまではお寺であり大権現が祀られていたので
天狗信仰と修験道があった頃の名残なのかもしれない)

御朱印を待ちながら景色を眺めます。あ~~晴れてたらよかったのに!
曇りで雨が降らなかっただけ有難いのかも。
(実際、こんぴらさんを降りたら雨が降り始めたので待っててくださったんだろうかという気もしなくもない)

というわけで山を降ります。登ってきたからには降りるのです!
(正直、こんぴらさんに来たい一心でここまで登ってきたので
「さあ帰ろう」と思った瞬間まで下りがあることをすっかり忘れてました^^;)
ここからまた長い坂道と1368段の階段を下って行くわけで、つまり往復2376段!
かつてここに神社と階段作った人たちすごいし、
昔も今もここへお参りに登ってくる人も下っていく人もみんなすごいよ…ご利益あるよきっと。

本宮の境内まで戻って、下向道を下りようとしたら神馬の像と絵馬殿を発見。

絵馬殿の中。天井に絵馬がぎっしり奉納されています。
江戸時代の扁額から現代のフェリーの写真まで、船に関する奉納品がたくさん。
漁師さんの船とか民間の船舶会社や豪華客船、青函連絡船もあってすごかったです。
宇宙飛行士の秋山豊寛氏とロケットの絵馬まであった!そうか宇宙船だから船なのか。
真ん中に吊られたボートは堀江謙一氏が太平洋単独航海を達成したとき実際に乗っていたマーメイド号で
彼は大きな航海をする際はこんぴらさんにお参りにいらっしゃるとか。

絵馬殿の前から階段を降りて行くと、旭社の隣に着きます。こうなってたのかあ。

大門を出てしまいました。
登ってくるときはあんなに大変だったのに、いざ降りるとなるとちょっともったいない気分になります。
でも雨降ってきたから下りる。

参道にあるお店で讃岐うどんをいただく。
「熱いのと冷たいの、濃い味と薄い味どっちがいい?」っておじさんに聞かれて「熱い薄味で」と答えたら
おだしの効いたすごくおいしいおつゆでした。
讃岐うどんは何度かいただいたことがあるけど四国でいただくのは初めてでやっぱりコシがあるなあと。
温泉卵もちょうどよい半熟でおいしかったです。

おなかもいっぱいになりましたので金丸座を見に行きますよ。
海の科学館から坂を登ったところにあります。

着いた!
金丸座は正式には「旧金毘羅大芝居」といいまして、
江戸時代後期に建てられた現存する最古の芝居小屋です。
元々は金倉川の近くに建っていて、江戸時代に金毘羅信仰が流行した際に
富くじや歌舞伎などの興行が行われていたそうです。
現在は国の重要文化財に指定され、毎年4月にはこんぴら歌舞伎が開催されます。
(1985年に中村勘九郎(18代目勘三郎)・中村吉右衛門・澤村藤十郎のお三方により始められました)
建物しか見られないのかと思っていたのですが入口に係の人がいるし
「入場料:大人500円」とか表示してあったので
思い切って「あの、建物の中見られるんですか…?」と尋ねたら
「はい、見られますよ~今ガイドと入った人たちがいますのでよろしかったらどうぞ」とのことで
予定外の金丸座見学となりました!

入口で靴を脱いであがります。

順路の立札にびっくり。えっここ鳥屋ですけど、ここから入っていいの?

鳥屋を出るとこの眺め!
うおわあああああ!!!枡席うわあああああ!!!

うわー!!うわーうわー!!天井うわあああああ!!!!!
(提灯には半年前のこんぴら歌舞伎で舞台を踏んだ役者さんたちの紋がプリントされている)

桟敷席うわーー!!!
金毘羅大芝居の看板がかかっている下のお席は他の席よりも少し幅が広くて
VIPがいらっしゃったときはこちらにご案内して観劇してもらうそうです。
歌舞伎座の桟敷席よりずっと役者さんとの距離が近くて、これはちょっと座って観劇したいかも。

お舞台ーー!!!
すごいすごいわたし今役者さんが実際にお芝居された場所に立ってる!!

現在も人力のみで回転させる廻り舞台の隙間から地下が少し見えてドキッとする。
回る方に乗ってみるとガタリと揺れて歴史を感じます。

舞台からの景色。結構明るい。
金丸座の照明は自然光や提灯、蝋燭の光のみだそうで
本当に昔ながらの環境でお芝居が上演されるんだなあ。

舞台裏。
大道具や仕掛けが置かれたり役者さんが待機したりするのでしょうね。わくわく。

舞台裏のさらに裏。廊下沿いの部屋は役者さんやスタッフの楽屋になっています。
右の階段は二階の大部屋や座頭部屋に続いていまして、
天井が低くて狭いので気をつけないと頭ぶつけます。(わたしはぶつけた)
昔の人の平均身長は低かったというのをこういう場所に来ると実感する。

地下に降りるよ~。ここの階段も急です。

左が廻り舞台の仕掛け、右が花道の下。
舞台だけでなくセリやスッポンも全部人力で操作するんだよね。すごい。

花道の下へ。石垣が積まれた舞台下ってすげえな…!
途中に置かれた2段の踏み台はスッポンへの出口で、下から見上げても狭くて
役者さんが一人やっと通れるくらいの大きさに見えました。
突き当りの階段を登りますと、

さっきの鳥屋に戻ってきました。これで一周したんだな。

2階席にも行ける。

2階席からの眺め。
いやあ楽しかったです…!
たぶん興行中だと見学はできないと思うので、そういう意味ではこの日に来てよかったけど
いつかここでこんぴら歌舞伎を観てみたい。
きっと歌舞伎座とは違ってやたらガタピシ音がしたり役者さんとの距離が近かったり声がどかんとぶつかってきたり
お客さんぎっしりで熱気がすごいと思うのだ。
(金丸座にはエアコンがありませんので夏は蒸し風呂状態だそうです。だから歌舞伎は4月にやる)

金丸座を後にして、お土産屋さんの並ぶ道路から裏参道へ。
かまどさんの脇道から入ります。

ちょっと広い場所に出る。突き当りの左の階段を登ります。

ここから裏参道です。

階段を登って行くと学芸館があります。閉まってました。
勝川春章や谷文晁、高橋由一ほか名だたる画家たちの作品や
こんぴらさんに奉納された絵馬や考古資料などを収蔵しているとのこと。

左の道をさらに進んで、道の途中にある階段を登りますと。

金刀毘羅宮図書館があります。
こんぴらさんに関する資料を収蔵し、蔵書は5万冊ほどあるそうです。
無料で見学できると聞いてきたのですが、この日は閉まっていて
入口の貼り紙によると「毎月1日、10日、26日に開館」とのことでした。残念。。

雨がひどくなってきたので高松へ戻ることにしました。
琴電でのんびり行くよ~。

バーバパパ電車だ!
外装はもちろん、内装や電車のシートもバーバパパ仕様ですごくかわいかったです。
ピンクのシートに座れる日が来るとは思わなんだ…パパの膝に座ってる気分^^
高松に戻って、雨が降っていなければ屋島に行きたかったけど
止むどころか結構降って来てしまって、一瞬ですが雷の音も聞こえたので
諦めてホテルに行くことにしました。

高松湾から見えた屋島。
平賀源内記念館も行けなかったし、こんぴらさんが楽しくて時間を使いすぎてしまったな…次回の課題。

駅の近くで晩ごは~ん。
注文したサラダが2人分だったみたいでサラダでお腹いっぱいになってしまったので
あとはお茶漬けで済ませました。
お店を出た後はコンビニでヨーグルトだけ買ってホテルに戻ってから温泉を楽しんで
テレビでアニポケともふもふモフモフを見ながらヨーグルト食べてました。
旅行の夜はヨーグルトを買うことが多いです。牛乳飲むタイミングがないからかな。
(ゆさには毎日一杯のホットミルクを飲む習慣があります)
次回は2日目、直島の模様をお届けします☆
応援してくださった方々ありがとうございました。
さてさて、先日に遅い夏休みをいただいて香川へ行ってきました☆
香川もですが四国へ行くこと自体が初めてですごい楽しみでした。人生初!四国上陸!!٩( ᐛ )و
こんぴらさんは昔からずっと行きたくてなかなかタイミングがなかったのですけども
とにかく階段がとてつもないと聞いて(奥社まで1368段ある)、
早く早く行かねば!と、やっと今回計画しました。
あと友人に猛烈プッシュされた直島にも行ってみたかったし^^
まずは夜行バスで高松へin。
人生初の瀬戸大橋を楽しみにしていましたが寝てる間に渡ってしまったらしい、
渡ってるのをリアルタイムで感じたかったのにうわああああ。
(今回、帰りはフェリーだったので…次は絶対に起きて渡るぞ…!
高知も愛媛も徳島も行きたいとこいっぱいだし香川もまだまだ行きたい場所残ってるし)

高松駅のパン屋さんでモーニング☆
サンドイッチとサラダ、あと隠れちゃってるけどゆで卵。エネルギー補填してしゅっぱ~つ。

お、おう。(リアルに見たの初めて)

高松駅前には高松城跡があります。
豊臣秀吉の部下だった生駒親正が築城し、のちに高松松平家が入りました。
(平賀源内の上司だった松平頼恭は5代目藩主だよ!)
瀬戸内海に面した海城で過去に訪れた与謝野晶子が「わたつみの玉藻の浦を前にしぬ高松の城竜宮のごと」と
歌を詠んでいるそうです。

二ノ丸から内堀にかかる鞘橋へ。
ここには築城当時から橋がかけられていて、戦の際には橋を落とし天守を守ることもできたとか。

鞘橋右手には琴電の高松築港駅のホームが見えます。

左手には天守跡の石垣。
お城の中には堀がめぐらされていて、藩祖の松平頼重などは
「讃岐は海の国なんだから泳げなきゃだめ」と部下たちに水練をさせ自分も泳いだそうです。
お堀で泳ぐ殿様って、ちょっと、シュール。

天守跡に来てみました。
過去に老朽化で取り壊されてしまいましたが4階と地下1階建てだったことがわかっているそうです。

月見櫓。2代目藩主のときに完成しています。
今は埋め立てられていますがかつてはこの櫓の前まで海だったので
海岸に船をつけてすぐお城に入ることができたそうです。

東ノ丸にある艮櫓。月見櫓と同時期に建てられたそうです。

お城を堪能した後は琴電でこんぴらさんに向かいます!

琴電はかわいい車両がいっぱいでバシャバシャ写真撮ってしまった(笑)。
3両編成にがたぴし揺られて、目指すは終点の琴電琴平駅です。
以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開きますのでどうぞ☆

琴電琴平駅に到着!瓦屋根のかっこいい駅だ。

せっかくなので少し離れたところにあるJR琴平駅も見学しました。
90年ほど前に建てられた、モダンできれいな建築で有形文化財に指定されているそうです。

マンホールにはこんぴらさんの階段とお駕籠。

琴平駅前の一の鳥居からしゅっぱ~つ!

琴平郵便局のある交差点。
去年のブラタモリでこの辺りに琴平急行電鉄(廃線)の駅があったと言ってたのを思い出しました。
あと、こちらも今は廃線ですが琴平参宮電鉄の線路もこの付近を通っていたらしい。

参道には文豪たちの句や歌、小説の一部などからこんぴらさんに関するものが引用された碑が点在します。
こちらは与謝野晶子の碑。
彼女は夫の鉄幹とともに新婚旅行でこんぴらさんを訪れています。
他にも参道や境内には与謝蕪村、小林一茶、北原白秋、石榑千亦、高橋由一、
東海道中膝栗毛で有名な十返舎一九も参拝しているし、
登場人物の弥次さん喜多さんも膝栗毛の続編でこんぴら参りをやってますね。

一段目に突入!1368段への道も一歩から。

階段→平坦→階段→平坦な道が続きます。
時々こうして「今〇〇段目です」的な看板が立っていて有難いやら、
まだこんなにあるんかいと突っ込みたくなるやら。
道沿いにはお土産屋さんが並んでいまして、このお店の名前は覚えやすいですね。
お土産屋さんによっては無料で杖を貸してくれるところもあります。
また、自力で登るのが困難な方のために表参道の階段登り口から大門までの365段目まで
乗せて行ってくれる登山駕籠もあります(登り5300円)。
金刀比羅宮の決まりで365段目からの大門から先は五人百姓しか商売ができないため
そこから先へは駕籠が入れませんが、
事前に本宮へ連絡して追加料金を払うと596段目(旭社の前)まで連れて行ってくれるそうです。

二の鳥居のところにいる狛犬。
江戸時代に岡山の職人から奉納された備前焼の狛犬です☆かっこいい。

あと491段ってほとんど500段じゃん!とか突っ込みながら登ります。
この辺りですでに汗だく。。

踊り場で一休みしていたところ、横の広場にあった掃海殉職者顕彰碑。
太平洋戦争の後に海底の機雷などを除去し水路を開く仕事に従事した人たちを追悼しています。

鼓楼と清塚。
清少納言が晩年にこんぴらさんにお参りした際のものといわれる塚石が立っています。
鼓楼は江戸時代に時刻を知らせるため太鼓を鳴らしていたそうです。

大門に来たぞおおおおお!(落ち着け)
江戸時代初期に高松藩主の松平頼重が寄進したそうです。

門をくぐった先で大きな傘を開いてお店を出している人たちがいます。
こんぴらさんの境内での商売は基本的には禁止だそうですが、
唯一許可が下りているのがこの五人百姓の人々です。
その歴史は古く室町時代までさかのぼり、
彼らの販売する加美代飴は付属の小さいハンマーで割って食べるというもの。おもしろい。
ここからしばらくは平坦な参道が続きます。

宝物館。
こんぴらさんや、江戸時代に金毘羅大権現だった頃に奉納された宝物が展示されています。
十一面観音立像や能面などは重要文化財に指定されているそうです。

しばらく歩いていくと広い場所に出ました。

こんぴら狗の像。
様々な事情からお参りできない人に代わって、初穂料と食費の袋を首から下げて
こんぴらさんに代参したワンコたちがいたそうです。
お参りするワンコというとお伊勢さんのおかげ犬が有名ですが、こんぴらさんにも犬が来ていたんですね。

神馬のいる厩舎。
中には道産子の月琴さんという13歳の白馬がいらっしゃいました。
写真を撮るとびっくりしてしまうそうなので控えまして、お顔だけ拝見。きれいでやさしい目をしていた。

アフリカゾウの像。
東京から奉納されたそうですが、わたしの第一印象は
「神社に奉納された象の像…つまり神の象の像!(By TRICK山田奈緒子)」などと
謎の興奮がありました(笑)。

愛媛の造船会社から奉納された巨大プロペラ。自動車運搬船に使われたものだそう。

さらに階段を登って、表書院へ。
江戸時代初期の建築で、円山応挙の障壁画や伊藤若冲の襖画があります。
(若冲の絵のある奥書院は普段は非公開)

表書院の前で一休みがてらちょっと立ち止まってパチリ。ブラタモリでやってた直角に曲がる参道です。
左がさっき登って来た道で、真っすぐ先へ進みます。

少し進むと、また直角に曲がる参道。
参拝者は右から来て右へ曲がり、奥へ進みます。

着いた!
…と思ったらここはまだ本宮ではなく旭社といいまして、天御中主ほか古事記の神々を祀るお社。
こんぴらさん最大級の建物で、完成までに40年かかったとか。。
屋根裏や柱間に彫られた動物や花鳥風月の彫刻がたいへん見事でとても装飾性の高い建物。

旭社を通り過ぎて、さらにくねくね曲がる道を行きますと奥に手水舎と階段が見えてきます。

階段の前に到着するとどこからともなく雅楽の音色が聴こえてきました。階段の上からだ!
雅な音色と「あと少し!御本宮まで133段!」と書かれた金ピカの札に励まされながら
懸命に階段を登ります。
もう汗だくすぎて何が何だかわからなくなってるけど、あと少しと言われるとがんばれるし
雅楽が演奏されるなら舞殿あるいは本社が近いはずだからやっぱりがんばれる、音楽の力はすごい。

着 い た あ !
今度こそ着きました本宮です!やっと着いた!うれしいーー!!
クライマーズ・ハイじゃないけどここまで来れた達成感でものすごいテンション爆上がりの中
社殿に上がり全力で手を合わせました。
やばかった。きつかった。来られてよかった。うん。
そしてあんなに励ましてくれた雅楽はわたしが到着するとほぼ同時に聞こえなくなりました。
どんな伶人が奏でていたのか拝見したかったな。
本宮は大物主神と崇徳天皇を祀り、海上守護や農耕・殖産・医薬ほか様々なご利益があるそうです。
社殿はとても古いようで、創建がいつかはよくわかっていないみたいですが
一説には大化の改新の頃までさかのぼるのではないかと言われるとか。
境内は割と広くて、平日でしたが参拝者は結構多くて
お遍路さんらしき白装束の団体さんや制服姿の修学旅行生なども見かけました。

境内からは讃岐平野が見下ろせます。曇りなのが残念ですがよい眺め。
街の景色は昔とは全然違うけど、昔の人もここまで登ってきてここからの眺めを堪能したのかな。

こんぴら狗開運みくじを引いたら吉と出ました。良くも悪くも。
おみくじの中には小さな金色の犬のお守りも入っていましたよ。

御朱印をいただきがてら少し休んだので奥社へ向かうよ。階段はまだまだ続きます。

玉垣の並んだ参道を歩いていきますと。

常磐神社。武雷尊と誉多和気命(八幡神)を祀ります。
ここは無人なのでお参りだけして先へ進む。

白峰神社。
平安時代末期に京都から配流され坂出で亡くなった崇徳天皇と、彼の母待賢門院を祀ります。
崇徳院は生前にこんぴらさんにもお参りしているらしい。
御朱印をいただきがてら一休みしました。おみくじもあるみたいです。

あと20分…!がんばる。

また少し歩いていくと、菅原神社があります。
菅原道真を祀っていてこちらも無人。

さらに続く階段。
真っすぐではなくジグザグに続く階段は鞍馬山のつづら折りよりも急な登り坂で
ほとんど崖を登っているような気分。
神社へのお参りだけど山登りでもあるのだなと思いました。うん。山登りと思えばいいんだ。

登って登って、本当に着くのか、道を間違えてないか、永遠に着かないのではないかと思い始めた頃
向こうに赤いお社が見えたときは叫びそうになった!

最後の階段!

奥社です!着きました!奥社です!!
やっと終点ですよ~~~やったーーー長かった!!(わかったわかった)
奥社は正式には厳魂神社といって、金刀毘羅本教の教祖である厳魂彦命を祀ります。
厳魂彦は江戸時代初期に象頭山の守護になることを誓って亡くなり、
その激しい業績から天狗信仰と結びつけられてもいるそうです。

すごいな…1368段ほんとに登って来たんだ…みんなすごいな…!

崇徳院もここまでお参りに来たと伝わるそうです。

切り立つ岩壁の上の方に天狗と烏天狗の顔が彫ってあった。厳魂彦への奉納でしょうか。
(こんぴらさんは現在は神社ですが、神仏分離令が出されるまではお寺であり大権現が祀られていたので
天狗信仰と修験道があった頃の名残なのかもしれない)

御朱印を待ちながら景色を眺めます。あ~~晴れてたらよかったのに!
曇りで雨が降らなかっただけ有難いのかも。
(実際、こんぴらさんを降りたら雨が降り始めたので待っててくださったんだろうかという気もしなくもない)

というわけで山を降ります。登ってきたからには降りるのです!
(正直、こんぴらさんに来たい一心でここまで登ってきたので
「さあ帰ろう」と思った瞬間まで下りがあることをすっかり忘れてました^^;)
ここからまた長い坂道と1368段の階段を下って行くわけで、つまり往復2376段!
かつてここに神社と階段作った人たちすごいし、
昔も今もここへお参りに登ってくる人も下っていく人もみんなすごいよ…ご利益あるよきっと。

本宮の境内まで戻って、下向道を下りようとしたら神馬の像と絵馬殿を発見。

絵馬殿の中。天井に絵馬がぎっしり奉納されています。
江戸時代の扁額から現代のフェリーの写真まで、船に関する奉納品がたくさん。
漁師さんの船とか民間の船舶会社や豪華客船、青函連絡船もあってすごかったです。
宇宙飛行士の秋山豊寛氏とロケットの絵馬まであった!そうか宇宙船だから船なのか。
真ん中に吊られたボートは堀江謙一氏が太平洋単独航海を達成したとき実際に乗っていたマーメイド号で
彼は大きな航海をする際はこんぴらさんにお参りにいらっしゃるとか。

絵馬殿の前から階段を降りて行くと、旭社の隣に着きます。こうなってたのかあ。

大門を出てしまいました。
登ってくるときはあんなに大変だったのに、いざ降りるとなるとちょっともったいない気分になります。
でも雨降ってきたから下りる。

参道にあるお店で讃岐うどんをいただく。
「熱いのと冷たいの、濃い味と薄い味どっちがいい?」っておじさんに聞かれて「熱い薄味で」と答えたら
おだしの効いたすごくおいしいおつゆでした。
讃岐うどんは何度かいただいたことがあるけど四国でいただくのは初めてでやっぱりコシがあるなあと。
温泉卵もちょうどよい半熟でおいしかったです。

おなかもいっぱいになりましたので金丸座を見に行きますよ。
海の科学館から坂を登ったところにあります。

着いた!
金丸座は正式には「旧金毘羅大芝居」といいまして、
江戸時代後期に建てられた現存する最古の芝居小屋です。
元々は金倉川の近くに建っていて、江戸時代に金毘羅信仰が流行した際に
富くじや歌舞伎などの興行が行われていたそうです。
現在は国の重要文化財に指定され、毎年4月にはこんぴら歌舞伎が開催されます。
(1985年に中村勘九郎(18代目勘三郎)・中村吉右衛門・澤村藤十郎のお三方により始められました)
建物しか見られないのかと思っていたのですが入口に係の人がいるし
「入場料:大人500円」とか表示してあったので
思い切って「あの、建物の中見られるんですか…?」と尋ねたら
「はい、見られますよ~今ガイドと入った人たちがいますのでよろしかったらどうぞ」とのことで
予定外の金丸座見学となりました!

入口で靴を脱いであがります。

順路の立札にびっくり。えっここ鳥屋ですけど、ここから入っていいの?

鳥屋を出るとこの眺め!
うおわあああああ!!!枡席うわあああああ!!!

うわー!!うわーうわー!!天井うわあああああ!!!!!
(提灯には半年前のこんぴら歌舞伎で舞台を踏んだ役者さんたちの紋がプリントされている)

桟敷席うわーー!!!
金毘羅大芝居の看板がかかっている下のお席は他の席よりも少し幅が広くて
VIPがいらっしゃったときはこちらにご案内して観劇してもらうそうです。
歌舞伎座の桟敷席よりずっと役者さんとの距離が近くて、これはちょっと座って観劇したいかも。

お舞台ーー!!!
すごいすごいわたし今役者さんが実際にお芝居された場所に立ってる!!

現在も人力のみで回転させる廻り舞台の隙間から地下が少し見えてドキッとする。
回る方に乗ってみるとガタリと揺れて歴史を感じます。

舞台からの景色。結構明るい。
金丸座の照明は自然光や提灯、蝋燭の光のみだそうで
本当に昔ながらの環境でお芝居が上演されるんだなあ。

舞台裏。
大道具や仕掛けが置かれたり役者さんが待機したりするのでしょうね。わくわく。

舞台裏のさらに裏。廊下沿いの部屋は役者さんやスタッフの楽屋になっています。
右の階段は二階の大部屋や座頭部屋に続いていまして、
天井が低くて狭いので気をつけないと頭ぶつけます。(わたしはぶつけた)
昔の人の平均身長は低かったというのをこういう場所に来ると実感する。

地下に降りるよ~。ここの階段も急です。

左が廻り舞台の仕掛け、右が花道の下。
舞台だけでなくセリやスッポンも全部人力で操作するんだよね。すごい。

花道の下へ。石垣が積まれた舞台下ってすげえな…!
途中に置かれた2段の踏み台はスッポンへの出口で、下から見上げても狭くて
役者さんが一人やっと通れるくらいの大きさに見えました。
突き当りの階段を登りますと、

さっきの鳥屋に戻ってきました。これで一周したんだな。

2階席にも行ける。

2階席からの眺め。
いやあ楽しかったです…!
たぶん興行中だと見学はできないと思うので、そういう意味ではこの日に来てよかったけど
いつかここでこんぴら歌舞伎を観てみたい。
きっと歌舞伎座とは違ってやたらガタピシ音がしたり役者さんとの距離が近かったり声がどかんとぶつかってきたり
お客さんぎっしりで熱気がすごいと思うのだ。
(金丸座にはエアコンがありませんので夏は蒸し風呂状態だそうです。だから歌舞伎は4月にやる)

金丸座を後にして、お土産屋さんの並ぶ道路から裏参道へ。
かまどさんの脇道から入ります。

ちょっと広い場所に出る。突き当りの左の階段を登ります。

ここから裏参道です。

階段を登って行くと学芸館があります。閉まってました。
勝川春章や谷文晁、高橋由一ほか名だたる画家たちの作品や
こんぴらさんに奉納された絵馬や考古資料などを収蔵しているとのこと。

左の道をさらに進んで、道の途中にある階段を登りますと。

金刀毘羅宮図書館があります。
こんぴらさんに関する資料を収蔵し、蔵書は5万冊ほどあるそうです。
無料で見学できると聞いてきたのですが、この日は閉まっていて
入口の貼り紙によると「毎月1日、10日、26日に開館」とのことでした。残念。。

雨がひどくなってきたので高松へ戻ることにしました。
琴電でのんびり行くよ~。

バーバパパ電車だ!
外装はもちろん、内装や電車のシートもバーバパパ仕様ですごくかわいかったです。
ピンクのシートに座れる日が来るとは思わなんだ…パパの膝に座ってる気分^^
高松に戻って、雨が降っていなければ屋島に行きたかったけど
止むどころか結構降って来てしまって、一瞬ですが雷の音も聞こえたので
諦めてホテルに行くことにしました。

高松湾から見えた屋島。
平賀源内記念館も行けなかったし、こんぴらさんが楽しくて時間を使いすぎてしまったな…次回の課題。

駅の近くで晩ごは~ん。
注文したサラダが2人分だったみたいでサラダでお腹いっぱいになってしまったので
あとはお茶漬けで済ませました。
お店を出た後はコンビニでヨーグルトだけ買ってホテルに戻ってから温泉を楽しんで
テレビでアニポケともふもふモフモフを見ながらヨーグルト食べてました。
旅行の夜はヨーグルトを買うことが多いです。牛乳飲むタイミングがないからかな。
(ゆさには毎日一杯のホットミルクを飲む習慣があります)
次回は2日目、直島の模様をお届けします☆
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