実家が田舎の本家なので、昨日から家中の掃除と盆棚つくりと買い物に追われ、
今朝から親戚という名の台風が絶賛上陸中です。
午前中はゆっくりできましたが、午後から父親のいとこときょうだいが怒濤のように来て
冷茶出して梨切って桃むいておはぎ出してを繰り返していたら訳が分からなくなりました。。。
お空は青いのに!(←今見たら曇ってて軽くヘコみましたorz)
しかしうちの親戚はみんなどこか呑気なので(笑)会話は結構弾みます。
来年高校を卒業する従弟が、おはぎをもりもり食べていたのが微笑ましかった(*^ ^*)。
見送りに外へ出たら、周辺にはまだオニヤンマが飛んでいました。
これがアキアカネになるとお彼岸が近いなーって気がしますね。
今日明日は黙祷しないと…。
ところで、前回記事で予告しましたが。。。

↑遣唐使団第4シリーズ「結」その1です~。前回シリーズはこちら。
734年の10月、多治比広成を大使とする第10次遣唐使が帰国することになりました。
一緒の船で帰る予定のマッキー、長安の官舎の部屋を引き払うのでバタバタしております。
玄ちゃんは以前に散らかしたトラウマがあるので(笑)定期的に整理していたため帰国準備万端。
真備「大衍暦がない大衍暦が!どこやったんだっけ!?」
玄「早くしろ、鍵閉めちまうぞ。…うわ何これ、おまえもっとでかい字で写せよ。細かすぎ」
真備「うるさいなぁ、放っといて!(焦)」
実は玄ちゃんが持っているのがマッキーの探し物だったりします(笑)それとは知らないだけ。。

↑ところ変わって大和国@日本。
半年以上前にマッキーが出した手紙が、ようやく妹の由利ちゃんに届きました。
「兄上が帰ってくる!」
この後、家にとって返して、お母さんと喜びまくると思います(^ ^)。待つ身も命がけ。
お兄ちゃんを迎える準備もしなければなりません。急に忙しくなりそうですvvv
続きはこちら。
クリックで、1枚目の絵のメイキングがあります。↓
ブロとものtamaさんからリクエストしていただいたので、やってみました(*´▽`*)ノ
※写真以外は全てクリックで大きくなります

↑ラフ。残念すぎるほど適当です…これはひどい。
絵のレイアウトが確認できればOKなので、まあ、よしとしよう。

↑下書き。ラフとは別の紙にイチから描いていきます。
わたしは下書きをそのまま主線として活かしてしまうので、この段階で線を決めておきます。

↑ペン入れ。Hi-Tec4ミリで下書きをごりごりなぞる。
窓の外の雲は、空の色を塗るときに大きさを決めるので、ペンは入れません。
さてどうしたものか、この時点でだいぶ別の絵に変貌してきたぞ…こんなはずでわ(゚_゚i)。
(どんなはずだったと言われましても絵が完成するまで本人にもわかりません爆)

↑ゴムかけ。これだと線の太さが全部同じで何が何だかわからんので、、、

↑主線を適度にごりごりなぞって、線にメリハリをつけて画面を整えます。
小物の質感とか、木目とかは、ここで描いておきます。
で、めでたくペン入れ終了~。もうこっからペン持たないって決めた!!

↑色塗り開始。コピックで、まずは人物からざっくり塗ります。
コピックは乾きが早いのでサッサと塗らないとムラが出ます。
そんな無理して出なくていいのに!!

↑できた。これだと平面的なので、、、

↑影をつけて髪にツヤを入れます。窓からの光を考慮し、あとはカンで塗ります。
コツは、ジブリを見習え。

↑マッキーの耳飾りは4色くらい使ってます。
もっとアップの時は5~6色くらい。逆にバックなら2色ですませることも。ケースバイケース。
だがマッキー…なぜあなたはそんな面倒な耳飾りつけとるんだ…。
連載の元になった何となくの絵の下書き段階で、色塗りのことまで考えなかったんだなきっと!
玄ちゃんのカフスや仲くんのピアスの方がずっと楽です…。

↑小物や大道具を塗ります。ついでに窓枠も。
背景は、人物に接触しているところから塗る癖があります。何でだろう…。
あれだ。城下の復興は殿様のお膝元から広がっていくってやつ。(←何のこっちゃ)

↑次、壁と竹と生垣。
前回記事に書きましたが、竹藪は曲者です…何故こんなにわさわさ描いた自分(←楽しかったから)。
下書きのとき塗ること考えないなぁといつも思うのですが、ついやってしまいます…困ったもんだ。
「窓から光が入るとき、内側の壁の色ってどんなだ」と今更のように気が付いて
自宅の窓でレッツ観察→塗り塗り。明暗出すのって難しいー。

↑空を塗って雲をつくる。突発的に山を描きたくなってペン不持の誓いを破りました(笑)。
よい子は真似しないでください。。。
最後に全体をざっと見て、窓とか小物とか着物とか
質感や立体感が足りないところに影をつけて、おしま~い☆
毎回、ほとんど直感とバランス感覚だけを頼りにほぼ無計画で描くので
出来上がってみて「ああ、こんな絵になるんだ…」と自分で納得する始末。。。
色指定については全体的なバランスは考慮するものの、すべてカンです。
ここがこの色だから、そっちはこうなるだろう…とか適当に決めます。
(小物や背景など、資料を見て描いたものは資料の色に従うことも)
tamaさん、こんなもんでいかがでしょうか。
何かのお役に立てばよいのですが。。。
ここまで見て下さった方、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。m(_ _)m