買うか借りるかした方がいい、と最近思っているゆさです。こんばんは☆
仕事帰りやお出かけのついでにフラっと立ち寄ったとき、「あ、これ気になる…」と思っても
何となくそのまま帰って来ちゃって、後日やっぱり読みたいと思って行くと
すでに買われているか借りられているかして読めない場合が結構あります。
お店や図書館を変えても見つからなかったり、とかも。
という理由で最近本を買いすぎ&借りすぎています(爆)。
『愛蔵版蛍火の杜へ』『赤髪の白雪姫6巻』『こばと6巻』は以前から待っていたので
買ったその日にジーンときたりハラハラしたりしながら読みました。
(蛍火は近いうちに映画も観に行く予定~♪)
『兄のトランク』は宮沢賢治イーハトーブ館で買ってきたのですけど、
表紙がステキで、著者の宮沢清六さんの文章が読みやすくていいです。
身内の方が書く文豪の姿って、当たり前だけどリアルで好き。
ほとんど綺麗な思い出になってしまっている部分と、突然道が繋がったように生々しくなる部分があって
写真を見たり映像を見たり音声を聞いたりしている気分になってくる。
『奇想の系譜』はまだ部分的(若冲と蕭白の章だけ)にしか読んでいないのですが
内容が濃くてすでにお腹いっぱいになりかけていて困っています。。。
特に蕭白の章が楽しくて仕方ないです。しょーはくー!!
(蕭白の研究って、最近はわりと見かけるようになったけどやっぱりまだ少ない気がしているので
見つけて読めた日には天にも舞い上がりそうな気分になったりする)
これで蘆雪の章とか読んだら、わたししばらく絵師関係の研究書読めなくなるんじゃなかろうか…。
それから『あやかし草子』は装丁が気に入って、目次を見て何となく著者と馬が合いそうと思って
パラ見したら章ごとに文体が違うのが面白かったので読んでみました。
一文が短く、繊細で美しい文章なのですがたまにパッと火が点いたようになるのがいいです。
ムジナの和尚様のお話が好きだなぁ…。
『時平の桜、菅公の梅』は山田章博氏の表紙イラストに惹かれて読んでみたら
中味の時平と道真がイラストまんまの姿でしか想像できなくなって困惑(^ ^;)。
それくらい綺麗で影響力のある表紙です。ググれば画像が出てくると思うので気になる方はぜひ。
時平が主人公の小説ってなかなかないと思うのですが、この本は良かった~。
青年が壮年にあこがれて、惹かれつつもやがて離れていく話。ハマる人はハマると思います。
しばらくまともに本屋さんや図書館に行けなくて、久しぶりに行けたときって
欲しい本や読みたい本がもっさり待ち構えているので困ってしまいます。
好きな作家の全集とか出ていた日には、ものすごく嬉しいけど軽く目眩がしたりする。
そういえば『本づくりの匠たち』『和本への招待』『ジブリの哲学』を全然読んでいないことを
今になって思い出しました。あわわわ早く読みたい。。。
本日のお絵かき↓

芹沢鴨。
本日が命日なので描きたくなりましたシリーズ(何それ)です。
色々と伝説のある人なのでキャラが決まってしまっている感がありますが、
そういうのもひっくるめて、とても複雑な人だったのではという印象があります。
鴨が持っている扇子は、何年か前に京都のお店で見たものを一瞬だけ思い出してから描きました。
(彼の持ち物にこういう扇子があったというわけではないです)
数年前のドラマ『新選組!』における佐藤浩市さんの芹沢鴨が
めちゃくちゃかっこよかったのが未だに忘れられない。
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