
よく行く図書館の階段の踊り場に飾ってあったお花。
毎月変わるので、司書さんかどなたかが定期的に生けているのだと思います。
それにしても絵になる生け方やなー。
(男鹿和雄さんや二木真希子さんの画集、
絵本『のばらの村のものがたり』などのすばらしい植物画や風景画を見ていると
見ている分には描くのがものすごく楽しそうに思えるのですが
いざ自分で描いてみるとなかなか難しいもので、描くたびに四苦八苦すると同時に
ああいう絵を描ける方々への憧れが強まる今日この頃です)
図書館にお花やアートが置かれているというのは特に珍しい光景ではないですけども、
定期的に変えているところってどのくらいあるだろう。
美術館や博物館のライブラリーや、芸術系の大学図書館はともかくとしても
最近はギャラリーを併設する公共図書館も増えてきているので
(大学時代にバイトしてた図書館がそうでした)、
そういう部分は会期ごとに展示品が変わったりしますけれども。
9月に函館市立図書館へ行ったときに児童室の壁を見たのですが、
あそこは現在活躍中のアーティストが期間限定で自由に作品を飾れるスペースがあるらしくって
ちょくちょく変わったりするのだそうです。
図書館の壁も明るくなるし、アーティストは作品を見てもらえるし、来館者は無料で見られるし、
誰にとってもステキな取り組みだなって思った。
図書館はアートとの出逢いの場でもあるのだ。
大学時代にバイトしてた図書館は絵画(複製)の貸出もやっていたなー。
小林古径からルノワールまで東西近代絵画が揃っていた。
というより、図書館には「書架」というアートがあることを忘れてはいけないのではないか。
(いや、わたしが勝手に思っているだけですが^ ^;)
書架とはつまり書棚のことで、図書館の顔ともいえる場所ですね。
図書館のアイデンティティや選書方針は書架を見ればだいたいわかるのですが
もうひとつ大事なのは、本がきちんと整理整頓されて並んでいることですな~。
前後にデコボコせず、紐しおりも仕舞われ、背丈ごとにまとまって美しく並べられた書架は
まさにアートだと思う。
電子書籍がなんだー!時代は背表紙だー!
(こんなこと言ってますが別にゆさは電子書籍反対派ではありません)
棚の空いたスペースにステキ装丁な本をディスプレイするのも、書架アートのひとつですよ。
前の職場で書架整理のプロフェッショナルがいらっしゃいましてですね、
乱れた書架がその人の手であっという間に一糸乱れぬパーフェクトな書架に変貌していくのを
ゆさは指をくわえて拝見していたものです。(指くわえるな)
いやーあれは神業だった。
(そういえば確か『夜明けの図書館』にもそんな場面あったなぁ)
あ、行きつけの図書館は今日行ったらこうなってました↓

「Lux aeterna luceat eis(絶えざる光をもって彼らを照らしたまえ)」ということばを
ふいに思い出しました。
十八代目中村勘三郎さんの訃報から3日経ちますが、未だに信じられずにいます。
先月の森光子さんもびっくりしましたが、勘三郎さんもびっくりでした。
戻ってくるとばかり思っていたからかもしれません。
もうあの日は朝から大打撃で午前中どう仕事してたか全然覚えてないや…。
世界の一部がえぐり取られたような感覚がありますね。
あの方がいるべき場所だけが真っ黒に塗り潰されたような。
長男の勘九郎さんが南座の口上で述べておられましたけど、ご本人が一番悔しいだろうなあ。
まだまだやりたいことがたくさんあっただろう。
ご冥福をお祈り申し上げるとともに、中村屋兄弟をずっと応援し続けていこうと思います。
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皆様いつもありがとうございます(^-^)/☆
>春様
上橋さんの講演会すごく良かったですねー☆
キャラめっちゃ浮かんじゃいましたねっあばばばばでした(笑)楽しかった!
語り倒す会ぜひぜひ、本読んでると語りたいこといっぱい出てきちゃうんですよ!
免許皆伝は笑いました、上橋さんのおばあさまのお話もナマで聞けたらいいのに(*´∀`*)。
> テラ石田!
ひゃあ(笑)つい書いちゃいました、だってほんと、あのお方、マジでなりきっててテラ!だったから!(笑)
うあーアニメ観たい。
ちょっとあのイベントの情報は常にチェックせねばと思いましたー。
また気になるのあったらお知らせしますね!