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ゆさな日々

猫・本・歴史・アートなど、好きなものやその日考えたことをそこはかとなく書きつくります。つれづれに絵や写真もあり。


こんぴらさんと直島アートの旅その1。

  1. 2018/09/15(土) 23:58:59_
  2. 旅行
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アルス画房の入賞作品展示が無事終了しました!
応援してくださった方々ありがとうございました。


さてさて、先日に遅い夏休みをいただいて香川へ行ってきました☆
香川もですが四国へ行くこと自体が初めてですごい楽しみでした。人生初!四国上陸!!٩( ᐛ )و
こんぴらさんは昔からずっと行きたくてなかなかタイミングがなかったのですけども
とにかく階段がとてつもないと聞いて(奥社まで1368段ある)、
早く早く行かねば!と、やっと今回計画しました。
あと友人に猛烈プッシュされた直島にも行ってみたかったし^^

まずは夜行バスで高松へin。
人生初の瀬戸大橋を楽しみにしていましたが寝てる間に渡ってしまったらしい、
渡ってるのをリアルタイムで感じたかったのにうわああああ。
(今回、帰りはフェリーだったので…次は絶対に起きて渡るぞ…!
高知も愛媛も徳島も行きたいとこいっぱいだし香川もまだまだ行きたい場所残ってるし)
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高松駅のパン屋さんでモーニング☆
サンドイッチとサラダ、あと隠れちゃってるけどゆで卵。エネルギー補填してしゅっぱ~つ。

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お、おう。(リアルに見たの初めて)

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高松駅前には高松城跡があります。
豊臣秀吉の部下だった生駒親正が築城し、のちに高松松平家が入りました。
(平賀源内の上司だった松平頼恭は5代目藩主だよ!)
瀬戸内海に面した海城で過去に訪れた与謝野晶子が「わたつみの玉藻の浦を前にしぬ高松の城竜宮のごと」と
歌を詠んでいるそうです。

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二ノ丸から内堀にかかる鞘橋へ。
ここには築城当時から橋がかけられていて、戦の際には橋を落とし天守を守ることもできたとか。

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鞘橋右手には琴電の高松築港駅のホームが見えます。

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左手には天守跡の石垣。
お城の中には堀がめぐらされていて、藩祖の松平頼重などは
「讃岐は海の国なんだから泳げなきゃだめ」と部下たちに水練をさせ自分も泳いだそうです。
お堀で泳ぐ殿様って、ちょっと、シュール。

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天守跡に来てみました。
過去に老朽化で取り壊されてしまいましたが4階と地下1階建てだったことがわかっているそうです。

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月見櫓。2代目藩主のときに完成しています。
今は埋め立てられていますがかつてはこの櫓の前まで海だったので
海岸に船をつけてすぐお城に入ることができたそうです。

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東ノ丸にある艮櫓。月見櫓と同時期に建てられたそうです。

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お城を堪能した後は琴電でこんぴらさんに向かいます!

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琴電はかわいい車両がいっぱいでバシャバシャ写真撮ってしまった(笑)。
3両編成にがたぴし揺られて、目指すは終点の琴電琴平駅です。

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テーマ : 四国    ジャンル : 旅行

京都と滋賀の御朱印旅。

  1. 2018/07/15(日) 23:57:30_
  2. 旅行
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京都・滋賀へ日帰り旅してきました。
例によって六道珍皇寺さんのお盆ゑんま詣と限定御朱印が目当てでしたが
当日は非常に危険な酷暑になるとだいぶ前から天気予報で聞かされていて
どうしようどうしようと迷ったのですが、
てっきり発売初日になくなると思っていた西国三十三所草創1300年×CLAMPの御朱印帳が
奇跡的にまだ残っているお寺があると知り「やっぱり行きたい!」ってなって
出発3日前に夜行バス取りました!

「水分取る」「日傘と扇子必須」「移動時になるべく日陰を歩く」「とにかく無理しない」をモットーに
予定を立てて当日バスに乗って朝早くの京都駅に着きましたらば
想像していたより気温が高くなかったのと風が思いのほか気持ちよくて
あれっいつもの夏の京都と違う…??て拍子抜けしましたけど、
朝ごはん食べてさあ移動だ~と外へ出たら気温がぐんと上がってました。いつもの京都だった。

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そんな朝ごはんは京都駅の喫茶店でモーニング。
糖分とタンパク質とビタミンとエネルギーをかくとく!700ゴールドをしはらった!

バッグには日傘と日焼け止めとタオルと扇子と塩飴ちゃんが常備、
駅のコンビニで冷たいペットボトルを2本買って準備万端、いざ六道さんへ。
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着いたよ~。すでに暑っつい!
すでに気温は30℃を超えていたと思われる。(体感)

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朝8時だというのに境内には行列ができていて
本音を言えば日陰で待ちたかったけど人数が多くてそうもいかず、日傘を差して扇子であおいで
わずか1時間でぬるま湯になった爽健美茶をごくごく飲んで待ちました!
(わたし普段は冷たい飲み物なるべく飲まないようにしてるんですけど
今回はちょっと考えて冷たいの買いましたが大正解だったと思う)

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開門前にご住職による閻魔賽日法要が行われ、並んでいたみんなで手を合わせます。
般若心経に始まりその後も別のお経が唱えられ、「閻魔大王~」とおっしゃった以外はわからなかったけど
たぶん聞き違いとかでなければ西日本豪雨の供養もしていたと思う。

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開門後、ご本尊の薬師如来像にお参りして、無事に限定金朱印をいただけました。
小野篁は百人一首かるた仕様で、閻魔様はだるま商店さんの屏風からのデザイン。は~かっこいい。

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お庭に咲いていた桔梗の花。
六道さんの夏の庭はいつもより緑が濃い色に見えます。

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お庭に降りるときのサンダル。六道珍皇寺、略して六珍。

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テーマ : 京都    ジャンル : 旅行

新緑の比叡山・近江坂本の旅。

  1. 2018/05/21(月) 23:51:30_
  2. 旅行
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滋賀へ日帰り旅行に行ってきました☆
6月末まで限定の琵琶湖ホテルの百人一首カクテルを飲みに行きたくて、
「せっかくだからずっと行きたかった紀貫之のお墓にも行こう☆」と、急に思いまして。
で、ちょっと調べたら三井寺の特別公開があったので、じゃあついでに近江神宮も行こうかなとか
あれよあれよと予定が増えて結局パンパンになりました。うん、いつものことだ。

例によって夜行バスで京都駅に到着、時間がギリギリでしたので朝ごはんは買い食い。
食べながらJRで膳所に移動して、京阪膳所駅にてびわ湖チケットをゲットしました。
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今回は京阪電車を乗り降りするのでお得な切符があるの便利!
沿線の施設で割引も受けられますぞ。

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京阪電車に乗って坂本比叡山口駅にやって来ました。

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駅を出ましたらいきなり茶園が!地名から日吉茶園と呼ばれているそうです。
最澄が唐から持ち帰った茶の種を植えたのが始まりとかで、
延暦寺浄土院(最長の廟)にもここのお茶が献じられるそうだ。

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比叡山に向かいますよ~写真は穴太衆積みの石垣のある道。
戦国時代の石工集団穴太衆!安土城の石垣を作った穴太衆!彼らの地元にも残ってるんですね。

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せっかくなので石垣に沿って歩きます。
右に戦国時代の石垣、左に涼しげなせせらぎの水路、頭上には風にそよぐ緑と初夏の青空。最高です。

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10分ほど歩いてケーブル坂本駅に到着。
ここからケーブルカーに乗って比叡山へ向かいます。坂本側から登るの初めてだよ(゜∀゜)☆

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午前8時、始発のケーブルカー。目指すは紀貫之のお墓だ!
(切符を買うとき窓口にびわ湖チケットを出すと往復乗車券が2割引きで買えますぞ)

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金沢北条氏と運慶の鎌倉。

  1. 2018/03/07(水) 23:58:28_
  2. 旅行
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前回記事の続き。桃の節句の日に横浜の称名寺と金沢文庫に行ってきました。
乗り換えで京急に乗ったんですが、というか京急に乗ったの久しぶりでしたが
シートめっちゃふかふかで座り心地最高かよと。エアウィーヴかよと!
待って待って京急こんなにすごいホスピタリティどうしたのって感動して
あまりに気持ちよくていつの間にか眠ってしまい、起きたら金沢文庫駅でした。ジャストビンゴ。

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金沢文庫駅から歩いて、まずは称名寺へ。
鎌倉時代の武将で金沢殿と呼ばれた北条実時が開基で、金沢北条氏一門の菩提寺です。
実時の子顕時、その子貞顕の代に伽藍や庭園が整備されて
鎌倉幕府の滅亡と金沢北条氏が滅んでからはしばらく衰退していたようですが
江戸時代の復興で建物が再建されるなどして、現在に至っています。
(称名寺は実時の戒名「称名寺正慧」からの名称)

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仁王門。
江戸時代に再建された楼門は猛々しくも唐破風が雅やか。

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東大寺金剛力士像を思わせる阿吽の仁王像がでかいし迫力あるし超かっこよかった!
写真は阿形さまです。
振り上げたその手で今すぐ張り倒されたい。そして邪念を払っていただきたい。(何)

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門をくぐるとこれまた雅な浄土庭園。実時らの趣味が伺えます。
目の前に広がる池は阿字ヶ池。称名寺は真言律宗なので阿字観にちなんでいるのでしょうか。
手前の梅の木は花が咲いていました。

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かわいい☆
この日はとてもいい天気で風もなく過ごしやすく、気温も高くてまさに春のような一日でした。
桃の節句はこうでなくちゃ。

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反橋(太鼓橋)。きれいなカーブで掛かっています。
こちらも近代に再建されたもの。

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亀!!
池の周りに無数の亀がいて甲羅干ししたり、池の中をすいすい泳いでいたりしてかわいかったです。
池には他にも鯉や鴨が泳いでいたり、鷺が飛んできて小島にとまったりしていました。長閑な風景。

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平橋を渡って金堂へ。
ご本尊は弥勒菩薩像ですが、この日は扉が閉まっていました。
橋のたもとには鐘楼があります。

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御朱印。ぼさつの寺めぐりのをいただきました。
ご本尊の弥勒菩薩像のお名前と挿絵が入ってます。きれいだ。

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金堂の隣に建つ釈迦堂。

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新宮古址。
称名寺の鎮守社で、こちらも江戸時代に再建されたそうです。

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釈迦堂の右に伸びている道を進んで裏山を登って、開基北条実時のお墓へ。
境内の地図を見たときはちょっと歩けば着きそうな距離だったのに結局10分くらい歩いたと思う、
しかも山からの水で途中の道がぬかるんでいて靴が半分泥まみれになりました。
お参り予定の人は歩きやすい靴で行ってくだされ!

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環境音しかしない、とても静かな場所だった…静かに眠れているのだろうか実時さん。
祖父の姉が北条政子で、仕事は主に執権を支える役職に就いていて
文永の役の際には北条時宗を支えた激動の人生なんだよね。
引退後は法律や仏教や漢籍に関する図書を集めたり、和歌などを学んだり
河内本『源氏物語』の注釈書を作ったりする文化人でもあったそうです。
大河ドラマでは池畑慎之介氏がもんのすごく知的におしゃれに演じておられたよね!今でも覚えてる。

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実時の子・顕時と、孫の貞顕のお墓は境内にあります。
顕時は親王の側近や地方官として、貞顕は六波羅探題および15代執権として鎌倉幕府に仕え、
ともに好学で文化人だったそうです。
称名寺が一時期大伽藍ともいえる七堂伽藍を成していたのは親子3代の文化意識だったのかも。

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称名寺と金沢文庫はトンネルで繋がっていると聞いておりましたので
境内をぐるりと回って見つけました、中世の隧道。
文化財指定がされているため通せんぼがしてあり通り抜けることはできませんが
江戸時代にはこのトンネルの向こうに「文庫がやつ」という地名があったそうで
昔の金沢文庫はその辺りにあったのではないかと考えられているようです。
向こう側に金沢文庫の建物が見えました。

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中世隧道の隣にあるのが現代の隧道。歩いて金沢文庫へ行けます。
さあ、運慶展へ向けてれっつらごう☆

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トンネルの中には歌川広重による「金沢八景」が展示されています。
こちらは「称名の晩鐘」で、称名寺の鐘楼が描かれているとか。

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トンネルを歩いてものの1分、金沢文庫に着きました。
北条実時の邸宅にあった文庫のコレクションを収蔵している歴史博物館です。
(過去に県立図書館だった時代もあるためよく図書館と間違われるそうですが、現在は博物館)
実時が創建した当時は和書や漢籍を所蔵していて、鎌倉時代の終わりとともに散逸しましたが
一部は称名寺に保管され受けつがれてきたそうです。
今回の運慶展ではそれらの貴重な書物も鑑賞できるらしい、楽しみ。

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中世の隧道を金沢文庫側から。
文庫の方が称名寺境内よりも少し低い場所にあるのですが、背伸びをすると向こう側が見えました。

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「運慶-鎌倉幕府と霊験伝説」展を鑑賞します!
去年、東博で開催された運慶展とも協力しているそうで
その時に見た仏像ともいくつか再会できました。

はっきり運慶の作と判明している仏像は、まず梵天立像。
東博の運慶展にいらした聖観音菩薩像と同じで、ふだんは瀧山寺にいらっしゃいます。
三面四臂、頭の上にもうひとつお顔があり、きれいに彩色されて、真っ白お肌に衣の模様が美しかった!
ゆったりとした体躯ですが足腰がどっしりして力強く、また衣の表現もリアルなため
運慶とともに息子の湛慶も協力したのではないかとされています。
瀬戸神社の舞楽面「抜頭」は裏面の墨書きから運慶が夢想により彫り上げたと伝わる面で
隣に展示されていた陵王面(作者不明)とともに源実朝が所用し、のちに北条政子が神社に寄進したそうです。
抜頭面のギョロ目とわし鼻、顔かたちの筋肉の付き方はまぎれもなく運慶だなあという迫力。
称名寺光明院の大威徳明王坐像は東博で見たよ~~お久しぶりでございます!
ああ相変わらず何ておっかない忿怒の表情…これで完全体だったらどんだけの迫力なんだろう。
胎内に納められたお経には源氏大弐殿(甲斐源氏加賀美遠光の娘で頼家と実朝の養育係)が
1216年に発願したと書いてあるそうで、運慶にとっては晩年(60~70代?)の作品ですよね。
大日如来・愛染明王とともに三尊を構成していたそうですが、今はこの像のみが残ります。
小さいからすぐ近くで見れて、技術がむちゃくちゃ高いのが素人目にもわかるお像なんだよな…
展示室の外にはこのお像が運慶作と確認された際の新聞記事や
調査の様子などを撮影した写真が展示されていました。

運慶願経に結縁がある同世代の仏師たちの仏像。
宗慶の阿弥陀如来坐像及び両脇侍坐像(保寧寺)は
如来にしては胸板が厚いのと衣のシワの圧倒的表現が慶派仏師らしさを醸し出している。
実慶の大日如来坐像は頼家の妻辻殿の発願で
印を結び薄目を開けてこちらを見ている如来さまは美しい、でも胸板厚い。

運慶または慶派の作品ではないかと言われる仏像。
薬師如来・脇侍・十二神将・四天王のフルセットがわずか16cmの厨子に納められている奇跡、
四天王は東大寺様といって、東大寺の四天王に形が似ていました。
その隣に、こちらもわずか30cmの金剛力士立像。
これはもともとどこかに飾られるわけではなく、
東大寺の金剛力士像をモデルにして仏師が制作した雛型のようなものらしい。
阿形さまは首が失われておりました…なんてことだ。
曹源寺の十二神将立像は、去年まで長いこと東博常設展にいらっしゃって
あのときはスーパー戦隊みたいな並び方をしていたんですが
金沢文庫はシンプルに横一列にズラっと並べてありました。
でもそのぶん、距離が近づいて鑑賞することができました。

金沢文庫の文書。
称名寺聖教から文書がいくつか出ていて、
「讃仏乗抄」は主に平家の南都焼き打ちの後の復興について書かれた史料で
東大寺の総供養では運慶たちが制作した金剛力士像の開眼法要が行われたことが記されています。
「東寺講堂御仏御舎利員数」は運慶たちによる1197年の修理の件で
各仏像の真言、仏舎利を所蔵する場所などの内訳が細かく描かれています。
他にも「東寺講堂御仏所被籠」に大仏師法眼運慶と書かれていたり
参考出品の1218年の「吾妻鏡」には雲慶(運慶ではない)の記述がでてきたりします。
たくさんの人が運慶と仕事をしたときのことを残してくれていて有難い。

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この日はかなぶんカフェでランチ。
文庫カエル(金沢文庫キャラ)と、ボサツちゃん(称名寺のキャラ)が仲良くハイタッチ。

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ワンプレートランチ。キッシュ、サラダ、パンにスープがついてます。
キッシュもおいしかったけど、何といってもパンが焼きたてでクルミもベリーも入ってて
表面がカリっと香ばしくて中味はもっちもちで最高においしかった!
あのパン食べるためだけにまた来てもいいと思ったくらいです。もういっこ注文すればよかった!

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図書閲覧室。
鎌倉時代を中心に中世の資料が閲覧できる専門図書館です。
称名寺に保管されていた和書や漢籍もマイクロフィルム化されて閲覧できるそうです。
この日は来館者が多かったので図書室内も混雑していました。

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名残惜しいですが後にします…。
文庫の前にあった梅の木も花が咲き始めていました。

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紅梅と白梅が混じって咲く「思いのまま」でした。
だんだん梅の花が見られるようになってきて、もうちょっと経てばもっと暖かくなるだろうし
そうしたら桜の花が咲くぞ!待ち遠しい春。

京都で初閻魔。

  1. 2018/01/17(水) 23:28:53_
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はい新年早々、京都に行ってきました(笑)。
奇跡的にお休みが取れたのですが夜には関東で用事があったので
お昼過ぎまでのちょこっと滞在しかできなかったけど、
例によって六道珍皇寺さんの「お正月の初閻魔に御札と御朱印あげるからおいで」というお誘い(?)を
目にしておきながら涙を呑むことにならずに済んだのでよかった。
何回目だこういうの!楽しいからいいのだ!!(笑)

いつものように夜行バスで行きまして、京都の冬だから寒いだろうと思っていたのですが
この日は曇りで朝の気温があまり下がらず想像していたよりも過ごしやすかったです。
(とはいえ寒いことに変わりはないのでお腹と背中をホッカイロでサンドイッチして行動ですよ)
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閻魔・篁堂も初閻魔詣で仕様。
献灯台には火がともされ献香台からはお線香の香りもしていて、
堂内の閻魔王坐像の前には果物やお酒などのお供え物がされていました。

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ひととおり準備が整ったところでご住職がお経をあげて新年斎日の法要が行われました。
拝観者の延命・除災・除病を祈願するものだそうです。
冬の空に響く声明とチーンという鈴の音。ひんやり。

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矢二郎にいさんがいた!
アニメ放映の年が明けても受付に置いてくださるのうれしいです。

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鐘楼に鬼瓦がいたことに今更気づいた、落慶から半年も経ってるのに。。
怒ったり悲しんだりしてる風でもなく、穏やかなお顔でこちらを見下ろしている鬼さん素敵。

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法要で祈祷されたお札と銀紙御朱印も無事にいただけました。ありがたや。
お札は床の間に置いて今年の延命・除災・除病を祈願することにいたします。

この後は四条河原町へ移動~。
(いつもの朝ごはんの写真を載せてないけど撮り忘れてしまったからで、ちゃんと食べました。ご安心を)

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歳末の京都旅その3。

  1. 2017/12/25(月) 23:29:45_
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年の瀬京都日帰り旅行の季節になりましたので(何だそれ)行ってきました。
例によって六道珍皇寺さんの「小野篁忌に限定御朱印あげます」につられたわけです^^
墨書きの御朱印は去年と同じ御影入りのでしたけど、
今年は7月に鐘楼を修復したから特別に篁と閻魔様の金紙御朱印に御影スタンプ入れちゃうよっていう
最高級にお得感あふれるお知らせが公式サイトに載ってたんだもん!!
ちくしょう「今年限り」というやつにめっぽう弱いわたしですとも…!
というわけで夜行バス予約して飛び乗りましたとさ。

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朝の京都駅に到着したときはまだ暗かったけど
バス停へ移動する間に日の出を迎え一気に明るくなったので思わず見上げる。
よく考えたらちゃんと見たことなかったかもここの天井…幾何学的なデザインだよね。
(そしてガメラ3でバトル中に落っこちてきたガメラとイリスにぶち抜かれる場所でもある)

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バスで六道さんに到着。
すでに行列ができていたので並んで拝観を待ちます。寒い。。
ご住職がお堂にお茶を供えたりお経を上げたりなさる姿も見かけました。忌日だなあ。

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去年までは本堂にお焼香がありましたけど、今年は閻魔堂への献灯になっていました。
蝋燭の火をお供えすると「篁の智慧の光で照らして」もらえるらしい。
お参りしたら去年まで本堂にいらっしゃった小野篁木像が
今年はこちらの閻魔像と篁像の間に鎮座していらっしゃいました。なむなむ。

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無事に御朱印をいただく。
7月にいただいた金紙の、梵字の部分が御影スタンプになっていました。
こういうちょっとした違いに弱いのですよファンは…課金待ったなし。むふふ。

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SAGANさんの朝ごはん!だし巻卵焼きのおいしさにすっかりハマってしまいました。
お店を見つけたのがちょうど去年のこの日で、訪れてから早1年になるのですね~。
これからもきっとお世話になり続けると思います。京都のおすすめ朝ごはんのお店^^

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紅葉と国宝の旅。

  1. 2017/11/26(日) 23:39:20_
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京都に日帰り旅してきました☆
目的は京博の国宝展ほか随心院や聖護院の限定御朱印で、
さて他にどこへ行こうかと観光サイトを開けたら紅葉特集が目に飛び込んできて
じゃあいい機会だからかねてから気になっていた東山の紅葉を見てこよう!と思い至ったのでした。
当日は天気もよくて絶好の行楽日和だった!ありがたい。

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いつものごとく夜行バスで早朝に市内入りして朝ごはん。
からふね屋さんのモーニング初めてだよ~。
このお店のメニューはボリュームがあって(当社比)1000円以下でこんだけ食べられます、
卵はふわふわでパンは厚切りもちもちでした。

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バスで随心院へ。小野小町が余生を過ごした土地と伝えられています。
7年前にも訪れていますので小町関連の史跡などは省いて、今回は紅葉を中心に。
入口からこんなに綺麗^^

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小町祭の限定御朱印^^
曼荼羅殿の字は普段もいただけるそうですが小町の料紙に書かれるのはこの時期だけですってよ!
数量限定とのことでしたが無事いただけてよかった^^

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お庭の紅葉も見頃でした。

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池にかかる紅葉と、水に映る紅葉と、水に落ちた紅葉の3つを楽しめる贅沢な空間。
寒くて朝も早かったせいか人が全然いなくてゆっくりできました。
冬が近いから空気も澄んでる気がした。

この後は電車で蹴上に移動。
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南禅寺へ向かいますよ!写真は蹴上駅向かいにあるネジリマンポです。
中に入ってびっくりしたのですが、耐久性を高くするため煉瓦が奥に向けてぐるりと斜めに積まれているんですね。
(ちなみにこの上には蹴上インクラインが走っていたようです…それで丈夫に積む必要があったのか)

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小布施と戸隠と善光寺の旅その2。

  1. 2017/09/30(土) 23:23:29_
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長野旅行2日目です。1日目はこちら
今日は戸隠と善光寺と、ちょこっと川中島です。

旅館の人が言っていたとおり朝起きたらかなり寒かったのですけど、
こんな機会もあまりないと思ったので寝てる家族をほっぽって一人で中社へお散歩に行きました。
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中社参道沿いの旅館に泊まったのですぐ着きましたよ。
やはりお山にある神社へ行くときは近くに泊まるに限る。

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階段の上にある戸隠の三本杉。のうちの、2本。
その昔、人魚を殺したことが原因で子どもたちを失った若狭の男が
夢で出家するようお告げを受けて八百比丘と名を変え戸隠までやって来てこの杉を植えたという、
なかなかハードな伝説があるそうです。

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階段を登ったところの狛犬が二段構え。

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朝8時の戸隠神社中社!誰もいない!!
写真では白くなっちゃってますけど空は青いし静かだし木々のざわめきと鳥の声しかしない、
空気もひんやりして気持ちよかったです。
戸隠もずーっと来たかった場所のひとつなのでやっと叶ってうれしい☆

戸隠神社のお社は大まかに5社あります。
神社のある戸隠山は、古事記にある天岩戸神話で閉じこもった天照大神を神々が外へ出して
天手力雄命がその岩戸を高天原から投げ飛ばし落下したところが山になったとされているので
祭神は岩戸開きに関わった神々が5社それぞれに祀られています。
ちなみに中社の御祭神は天八意思兼命。
天岩戸のお話において「そうだ、宴会しよう!」と言い出した神様で
知恵の神様でもあるので学業成就や開運などのご利益があるそうです。

社殿の中は撮影禁止ですが広々として、能舞台があって雅です。
天井に河鍋暁斎の龍図が描いてあったそうですが近代の火事で焼失し(泣)、
現在はレプリカが復元され掲げられていました。
ギョロ目でとってもおもしろい表情で、でも天を見据える強さも感じられる絵だった。
暁斎せんせいは江戸時代末期に戸隠山へ招かれ神酒をあおりつつ龍を描くパフォーマンスをしたそうで
たくさんの人が見学に来て大いに盛り上がったらしい。
『暁斎画談』外編下巻に一部始終と暁斎自筆の挿絵が載っていました→こちら
暁斎せんせいは戸隠に来る前も小布施に寄ったり善光寺で洪水に遭難したり
戸隠に来たら来たで奥社付近で天狗らしき怪異に遭遇したり
「冬までいて欲しいけど豪雪が」と聞いて慌てて下山しようとして人家の裏口へ迷い込んだり
朝日山で狼に遭遇して谷底へ落っこちたりと珍道中を演じています。
ほんとエピソードに事欠かないなこの人は。

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御神木です。巨木!
これと入口の2本を合わせて戸隠の三本杉というそうです。
樹齢は800~900年ほどで天然記念物に指定されています。

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水の音がすると思ったら本堂の脇に滝があるよ。

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さざれ滝という小さな滝。
水の勢いはそんなに多くなくて、さらさら流れている感じでした。
流水音ってなんでこんなに落ち着くんでしょうね…しばらくボーっと眺めてしまった。

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まだ時間があるので、中社の西門からちょっと足を延ばしてみます。

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小布施と戸隠と善光寺の旅その1。

  1. 2017/09/26(火) 23:45:17_
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長野に行ってきました☆
母が「小布施に行きたい」と言ってて、わたしが「戸隠に行きたい」と言ってたら
父が車に乗せて行ってくれることになりまして。
高速で2時間半くらいで着く!長野近い。(普段それ以上の旅しかしてないから近く感じる)
一泊二日でしたが2日間ともよい天気でした。よかった。

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松代PAで休憩したとき何だかこんもりした場所があったので弟くんと一緒に突撃。

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川中島合戦の広場でした。当時の古戦場がこのすぐ近くなのだよね。
石で車懸りの陣と鶴翼の陣を再現してあります。

どこかに行くとき、もちろん目的地に着いてからの時間も楽しみなのですが
目的地まで過ごす時間もけっこう好きだったりします。
車や高速バスでの旅はSAやPAに寄るのが楽しみです。
最近は各地にご当地メニューなどが増えてますし
「ここは何があるかな」的な気分で寄るとおもしろいものに出会えたりすることが多いです。

高速を降りてしばらく走りまして、まずは小布施にin。
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岩松院に来ました。
室町時代の創建で、福島正則の霊廟や小林一茶の句碑、葛飾北斎の鳳凰図などがあります。
お寺の周囲はりんご畑やぶどう畑に囲まれていてのどかな雰囲気です。実りの秋わくわく。

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入口の仁王門は木に覆われて、赤い仁王像も迫力あり。

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本堂です!まずはご本尊の釈迦如来像と北斎せんせいの鳳凰図に挨拶しますよ。

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夕やけだんだん、猫はまんまる。

  1. 2017/09/02(土) 23:44:56_
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日暮里をウロウロしてきました。
朝倉彫塑館にて本日から開催される「猫百態」展に行きたかったのと
最近やたら猫推しの谷中界隈で猫のお菓子を買いたかったのと
久しぶりに有名人のお墓参りをしようと思ったのです。
谷中はお寺がいっぱいあるし、下町なので町人クラスの有名人がたくさん住んでいて住居跡もお墓もあって
しかもどれも歩いて回れる距離なのがいいよね~。

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まずは日暮里駅東口から、江戸うさぎへ。
妖怪いちご大福で有名なお店で(いちご大福が出るのは冬のみ)一度来てみたかったんだ!
今の季節はあんず大福、こしあん大福、涼大福が販売されています。

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げっと!
あんず大福と、せっかくなので生どら焼きを。

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妖怪あんず大福ミルククリーム入り☆
白蛇がこちらを見上げているような、目がテンテンな不気味な表情がキュート、おキュート!
どうやって食べたらいいかわからなくて結局一口でいただきました。甘酸っぱくておいしかった^^

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生どら焼きには鳥獣戯画のうさぎの焼き印が。
どら焼きって結構、ボリュームがあって完食後は胃が重たくなったりしますけど
これは皮も餡子もフワッとしていておいしかったです。


いったん駅へ戻って、西口から朝倉彫塑館へ。
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着いた~徒歩5分くらいです。
館の存在はだいぶ前から知っていたけど来るのは初めてです!
ず~~~~~っと行きたい行きたいって思っててやっとタイミングが合いました、うれしい。

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ポスター見てるだけでもワクワクするね!猫いっぱい。

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ふと屋上を見上げたら見下ろされていた。ど、どちら様で…??

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京都と奈良の地獄旅。

  1. 2017/07/23(日) 23:24:47_
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先週の連休に京都と奈良へ日帰り旅してきました。
例によって六道珍皇寺さんの特別拝観へのお参りが目的ですが、
この日は藪入りで閻魔賽日でもあったのでせっかくだから京都の閻魔詣でをしよう!と思ったのと
現在、奈良国立博物館にて開催中の「源信 地獄極楽への扉」展も見たかったので
かつての都2か所で地獄めぐりと相成りました。

と、その前に祇園祭のお話を少々。
朝早くに夜行バスで京都駅入りしたのですが、この日は祇園祭宵山でもあり
四条通の界隈に山鉾が出ているはずだよなあと思って観に行きましたよ。
2017kyoto119.jpg
烏丸線から地上へ出たら、うおー!なんか建ってる!
祇園祭の山鉾は縦に長いので写真に収めるのが大変です。
動かしてるとこもかっこいいだろうなあ。

2017kyoto120.jpg
絵が描かれていたり彫刻がついてたり胴体部分を織物がぐるっと囲んでいたりと
隅々まで総合芸術のようなデザイン、
写真の函谷鉾は孟嘗君がニワトリの声で函谷関を脱出した故事がテーマになっていて
屋根裏には今尾景年の鶏図が描かれています。

2017kyoto121.jpg
四条通から室町通へ入ると菊水鉾がありました。
町内に古くからあった菊水井という井戸から名づけられたそうです。

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屋根には鳳凰の彫刻があり、内部には水墨の龍が見えました。


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(拍手お返事は次回記事にさせていただきます。もうしばらくお待ちください)
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遣唐使と仏教アートの旅その2。

  1. 2017/05/03(水) 23:45:59_
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奈良&京都旅行2日目です。1日目はこちら
今日もいっぱい歩くので、朝ごはんをしっかり食べてレッツゴー!

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奈良公園を抜けて東大寺に歩いてきたら
南大門手前の駐輪場に自転車ではなく鹿さんたちが駐輪していた件。
地面の上で朝日も当たってポカポカするのでしょうか、おはようございます☆
園内では早起きの鹿さんがすでにお客さんから鹿せんべいをもらってもりもり食べたりしていた。

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ナンダイモーン!
今日は奈良国立博物館に快慶展を見に行くのですが、
その前に慶派の人々が手がけた金剛力士像を見に来ました。つまり第2会場です。

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快慶とその工房が手掛けたという阿形さま。

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吽形さま。
ここには何度も訪れていますが、
このおふたりの間に立って双方から睨まれるともう感極まって言葉なんか出てこないですね、
今回も無事にお会いできてうれしいです本当にありがとうございます!
慶派の技術と800年の歴史と圧倒的感謝と感動。やばし。

東大寺金剛力士像は近年に調査された像内納入文書によると
制作の総指揮を運慶がとり、快慶や湛慶を始め慶派の仏師たちがおよそ2ヶ月で仕上げたもの。
ノミを入れてからわずか2週間で台座と基本的な体格を作ってあとは補正・修正と彩色だったそうで
(できた当時は赤い肌に緑や青の裳をつけていたらしい)
ものすごいスピード仕事だったのよな…。
みんなちゃんと寝てごはん食べてたかしら、本当にお疲れさまでした。

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東大寺に行くといつも会う猫さまに今回も会えました!
近づくと逃げられてしまうので遠くからこっそり観察。癒されますありがとうございます。

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というわけで奈良博の快慶展に向かいますよ~第1会場!
南大門が第2会場なら昨日の安倍文殊院は第3会場かな、そしてやっと第1会場(笑)。

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遣唐使と仏教アートの旅その1。

  1. 2017/04/29(土) 23:46:05_
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奈良と京都に行ってきました☆
今年は吉備真備・玄昉・阿倍仲麻呂・井真成ら第9次遣唐使が717年に海を渡ってから
1300年の節目の年にあたるため、
ちょっと思い立って彼らのゆかりの場所を巡ってまいりました。
あと奈良博でやってる快慶展と、京博でやってる海北友松展にも行きたかったし。

例によって夜行バスで移動、奈良のホテルに荷物を預けてからバスに乗りまして
まずは福智院へ。
2017nara_1.jpg
バス停から道を1本入ってすぐ。
遣唐学問僧として唐に渡った玄昉が帰国後に建立した清水寺というお寺が
中世に福智院地蔵堂として再興されたそうです。
朝早かったためか境内は人が全然いなくて静かでした。

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本堂。
お茶と飴の接待を受けながらご住職のお話を伺いました。
ご本尊の地蔵菩薩坐像(鎌倉時代)が内陣の中央にどーん!といらっしゃってかっこいい☆
めずらしく光背を背負ったお地蔵様で、
六地蔵と閻魔・太山王のほか560体もの小型化仏がびっしりと連なっていて
これは56億7千万年後に現れる弥勒菩薩の信仰が影響しているとか。

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玄昉僧正顕彰之碑。没後1250年を記念して建立されたものです。
本堂には玄昉の小さな像もありまして、眉の太いイケメンさんだった。

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いただいた御朱印。
ご本尊の地蔵菩薩さんは毎月27日が縁日で、見開きの御朱印はこの日だけいただけます。
あと玄昉の御朱印もあったので書いていただきました!
さりげなく「元清水寺」と入ってますが、これは玄昉が建立した際の寺名ですね。
彼がいた頃とお寺の名前は変わってしまったけど繋がっているような気がして
お寺のお心遣いに泣きそうになった。

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境内の八重桜。ソメイヨシノよりも遅れて咲くそうです。
他にも牡丹や白菖蒲など花がたくさん咲いたお庭はとても賑やかでした。

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福智院から歩いて5分。頭塔の見学に来ました。
頭塔はホテルウェルネス飛鳥路の敷地内にありまして、
ホテルのフロントに見学料300円を支払うとパンフレットをいただけて入口を教えてもらえます。
ではではいってみよー!

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着物で京都旅。

  1. 2017/03/18(土) 19:23:59_
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京都に行ってきました。
もはや言うまでもない気がしますが一応(笑)六道珍皇寺さんの特別公開が目的です☆
あと京都市は今月いっぱいを「伝統産業の日」としていて
着物の人は観覧料が無料になる施設があったり、伝統工芸に関するイベントが開催されたり
色々楽しそうだったので。
着物で京都観光は2度目ですが今後も折を見て着れたらいいなあ。

夜行バスで朝早くに京都に着いて、駅のトイレで着物に着替えて
そのまま市バスに飛び乗って東山へ。
2017kyoto43.jpg
六道珍皇寺!
ちょうど日が差して冥府の井戸のあるお庭も明るかったです。

今回の特別拝観ではお寺が所蔵する上村松園「多から舩」が本堂で初公開されまして
しかも先月の美の巨人たちでチラッと映ったりしてたので、
混んでるかもと思ってバス停から走って行ったら境内に誰もいなかった。。
ので、有難いことに一番乗りで受付していただけました。
「多から舩」は過去に展覧会で何度か出品されたのは知ってたけどなかなかタイミングが合わなくて
今回やっとナマで見られた!
女の子が頬杖をついて宝船の挿絵をゆったり眺めている、雅でかわいらしい絵です。
この絵が奉納された経緯はよくわかってないみたいですが
松園が師事した竹内栖鳳の家が東山にあったことと、栖鳳を通して建仁寺と関わり
その縁で奉納されたのではないかということです(珍皇寺は建仁寺派)。
堂本印象「鷺図」も先月に引き続き鑑賞して、
縁側のお部屋にはこれまた初公開の田村月樵「文殊菩薩画」が。
洋画家であり僧侶でもあった月樵は建仁寺の襖絵を描いたりしていた人で
晩年は日本画も描いたそうです。

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お彼岸限定御朱印の文殊菩薩さん御朱印と「多から舩」のポストカードをいただきました。
六道さんは次から次へと御朱印の種類増やしてくれちゃってもう!
しかも7月には鐘楼落成記念に金色墨朱印出しちゃうとか!行くわ!!(結論)
(日にちが祇園祭と丸かぶりなので生きて帰れるかは不明です)

2017kyoto45.jpg
境内に咲いていた山茶花。もうすぐ春ですね~。
あと4月から始まる有頂天家族2期のポスターも貼ってあって楽しみだし、
そして六道さんついに!4月のブラタモリに出るらしいからみんな見ような!お兄さんとの約束だ!!

(´-`).。oO(最近の六道さんはメディア露出をすごくがんばってて応援してる…
有頂天家族2期も始まるし人が増えて混雑しちゃうかもしれないのは怖いけど
でも六道さんの寺宝がすばらしいことや小野篁がおもしろい人物なのは知られていってほしいし
今まで行ったことない人にも行って欲しいとも思う…複雑なファン心)

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もはや恒例となりつつあります、SAGANさんでの朝ごはん。
トーストに卵が乗ってサラダとドリンクついて600円!ありがたい。

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バスに乗って最初の「着物で無料スポット」、京都国立博物館に来たよ。
トラりんスイーツを食べて、トラりんに会いに行きます☆

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銘仙と足利氏と国広の町。

  1. 2017/03/06(月) 23:55:37_
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週末に足利市に行ってきました。
去年の記事見たらほぼ1年ぶりだった~そうかもう1年経つのか)
足利市にある「うさぎや」というアンティーク着物屋さんが
月に1日だけ販売している足利銘仙柄の和菓子が買いたかったのだ(^ω^)。
前に一度行ったことがあって、そのときは市松模様と矢羽のお菓子がいただけまして
今月は「雛祭り限定カラーですよ☆」というアナウンスがあって「ほしーい!」ってなりまして。
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足利市駅から、うさぎやさんへ。徒歩10分くらいで着きます。
お店の前にも中にもうさぎ像やお人形がいました。

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季節の花と手毬とともに和菓子。かーわーいーいー☆

うさぎやさんでは毎月第一土曜日を「う・サロンの日」として
足利の名産品である銘仙の着物柄を模した和菓子が販売されます。
ひとつひとつ手作りのため数が少なく、タイミングによってはすぐ完売してしまうので
確実に買いたい方は予約していったほうがいいよ~。
う・サロンの日の2日前までにお電話すればいいそうです。

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無事にゲット^^
雛祭りの時期ということで桃・白・緑のダイヤ柄。菱餅の色だ~!
事前に連絡して1個取り置きしてもらったのですが
ダイヤの並びがひとつひとつ違っているのがおもしろくて2個いただいてしまった。

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同日に買った熊谷の花扇さんの和菓子(ぼんぼりと花見酒)も添えると
なんだか雛壇みたいに見えてきた。
お着物の和菓子なので菱餅柄の銘仙を着たお雛様が2人いるみたいな、
もしくはぼんぼりの下でお酒と菱餅でお花見みたいな。


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足利市内も散策してきましたよ~去年は足利学校しか行けなかったからね。
高台にあるので駅から社殿が見える(!)足利織姫神社に行こうと歩いていたら
道路沿いにからくり時計を発見。
神社の社殿を模していて時間ぴったりになると動くらしくて
ガラス窓の中には十二単のお人形さんがいました。織姫さんだろうか。

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着いたよ~。
鳥居をくぐると229段(!)もの御影石の階段が続いています。ふえぇ。。
(映画「ちはやふる」の撮影に使われた階段でもあるそうです)

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雪晴れの京都旅。

  1. 2017/02/11(土) 20:41:43_
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京都へ日帰り旅してきました!
例によって六道珍皇寺さんが「寺宝展と特別御朱印やります」とおっしゃったのと
相国寺さんの若冲展に行きたかったのと北野天満宮の宝物殿で久々に鬼切丸を見たくて
タイミングいいじゃん、ヒャッホー☆と夜行バスの予約を取った直後、
週末の西日本は大雪かもしれませんという天気予報が発表されまして(震)。
夜行バスからも「大幅な遅れが予想されます」とアナウンスされて
バスが遅れたら一泊してこようかな…などと呑気に考えて乗ったのですが
「あと5分で京都です」とのアナウンスで目を覚まして時計を見たら(いつになくよく眠れたバスでした)、
きちんと定刻通りに着いてくれました。
外へ出たら寒かったけど空の雲は薄いところと厚いところがあって雪は夜明けに止んでいて
お蔭で傘をささずに移動できてよかった~!(傘さすのがめんどくさい人)

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朝ごはんは松原通のSAGANさんで卵かけごはん☆
不定休なのでどうかなあと行ったら開いてた!朝の8時過ぎに!うおお有難かった。

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「雪の六道さんが見られるかもしれない…!」という淡い期待は夜明けの粉雪とともに消えました。
というわけでいつもの六道珍皇寺です。

ご本尊の薬師如来像や地蔵菩薩立像、毘沙門天像、十一面観音像などにお参りして
酉年ということで初公開された堂本印象「鷺図」を鑑賞。
印象氏は京都出身の画家で(立命館大学の近くに堂本印象美術館がある)、
お兄様が六道さんの役員を務めておられたことがあるそうで
そのご縁で印象氏も絵画を奉納されたようです。
水面に片足だけでスッと立つ白鷺の美しいこと!ふわっとした色遣いがすばらしかった。

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境内にある玉垣の中に印象氏の名前があるのは以前から気づいていたけど
色々関わりがあったんですね。
そういえば印象氏は鳴滝の尾形乾山作陶址の石碑にも揮毫していたような。

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お庭もいつも通り。冬の空気はパリッとして心地よい緊張感が漂います。
機会があれば雪のお庭も見てみたいな…。

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いただいた限定御朱印。
六道さんは一体いくつ限定を出すつもりなのだ、次回をお待ちしています←

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歳末の京都旅その2。

  1. 2016/12/25(日) 23:32:05_
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今年もやってしまいました、年の瀬京都日帰り旅行☆
我らが六道珍皇寺さんが「小野篁忌に限定御朱印あげます」とか公式サイトに書くからだよ!!
あとね、去年と同じ御朱印だったら別に行かなかったと思いますが
今年は御影スタンプ入りっていうじゃないすか!なぜそこでお得感出しちゃうかな!!
行かない選択肢はなかったのでとっとと夜行バス予約して飛び乗りましたとも。

早朝の京都駅に降り立ちまして、普段なら地下鉄かバス停へ向かいますが
今回は駅北口広場へまっしぐら。
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先月設置された羅城門模型を見に来ました☆
20年前の平安京遷都1200年記念事業にて制作されたものです。
平安京の入口である朱雀大路に実際に建っていた羅城門を十分の一スケールで再現、
いっとき展示された後はメルパルク京都の地下に保管されていたのを
京都の玄関口である駅前に展示されることになったそうです。
模型の隣にはデジタルサイネージがあって解説映像も見られますよ。

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せんせい!ガラスケースがありません!
周囲を小さな柵で囲まれてはいても結構、近づいて細部まで観察できるの有難いですね。
一方、北口広場には屋根がないためこの模型は常に雨風にさらされていますので
保存の観点から考えるとリスクはあるよな…
(この日の朝は雨上がりだったので模型は雨に濡れてびっしょりでした)
その一方で羅城門というイメージを考えると風雨でじわじわエイジングされて
いい具合にボロさ加減が出てくる方が味わい深くていいのかもしれない…
などなど、色々考えました。
あ、雪が降りつもったら風情あるかも!

2016kyoto316.jpg
門番までいる。細かいところまで再現すばらしいです。

2016kyoto317.jpg
模型の後ろには地下階段の壁があるのですが、隙間から裏側も少し見られます。
ぐるっと360度見られるようになるといいな~。


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バスで六道珍皇寺に来ました。すっかり通い慣れてしまった。
閻魔・篁堂前の紅葉は、去年の今頃は少し残っていましたが今年はすっきり落ちてたね。

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だいぶ早く着いてしまったのでオープンまで本堂の前にて待機。
待っていると堂内からお経をあげる声明と木魚の音が聞こえてきて
なんだか忌日っぽい雰囲気に。
般若心経はわかって他は全然わからなかったけど「閻魔大王」という単語は聞き取れまして
篁って言ってたかどうか…お経のテキスト読めたらいいんだけどな。

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木屋町とみつきうまし祭。

  1. 2016/11/07(月) 23:59:56_
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文化の日に奈良と京都に日帰り旅行してきました☆
秋の京都非公開文化財特別公開で限定御朱印がもらえるのと、
平城京天平祭のオリジナル劇「阿倍仲麻呂伝 天空の月」にときめいてしまいましてね…。
だから御朱印と遣唐使は沼だって言ったのに!!(今更)
ことに後者は6月の初演を見に行けなくてショックのあまり涙で毛布をぐっしょり濡らしていたら(比喩です)、
再演されることになったと聞いて(゚Д゚)☆
これは来年に渡唐1300年を迎える第9次遣唐使のお導きだと思って
(実際は奈良県に再演の希望がどっさり寄せられたらしいです)、
今度こそ行くぞ~と夜行バスを予約したのでした。

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まずは京都の朝。久し振りに三条の進々堂へ!
野菜のミネストローネはホカホカあったか、
焼きたてトーストはもちもち&サックリしておいしかったです。

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進々堂から歩いてすぐ、木屋町通にある瑞泉寺へ。
何度か門前を通過したことはありますが中に入るのは初めてでした。
つか瑞泉寺さん、何と今回が!初公開だそうですよ!意外でした。

瑞泉寺は桃山時代に謀反の罪で自害させられた豊臣秀次と
彼の一族の菩提を弔うために創建されたお寺です。
高野山で秀次が切腹し、三条河原で妻や子どもたちが処刑されたのち塚が建てられ、
同時期に高瀬川を開削していた角倉了以が桂叔和尚とともにお堂を建立したとか。
塚はそのままに建物作ったらしいから正に処刑場に建ってるんだな…これも供養か。
ちなみにイラストレーターさんでもある現ご住職の中川学さんによるホームページが
ウルトラかわいいのでぜひご覧ください→こちら

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境内にある豊臣秀次一族のお墓参り。
真ん中にあるのが秀次の首を納めたと伝わる「石びつ」の石塔、
周りに妻と子どもたちと家臣たちの計49基の五輪石塔があります。
朝早くて寒かったけど澄んだ空気の中でお参りできたのはよかった。

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お墓の隣にある地蔵堂。
ご本尊は秀次の妻子たちに引導を渡し続けたと伝えられる引導地蔵菩薩です。
地蔵像の周りには人々の人形が安置されていて
これらは瑞泉寺の寺宝である「秀次公並びにご一族」に描かれた人々がモデルとか。

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消された菊花紋。
廃仏毀釈のとき、当時のご住職が天皇家にはばかって自主的にコンクリートでつぶしたそうです。
現在残っている古刹はだいたい廃仏毀釈をなんとかして乗り切ってきているわけで
そういうのもお寺の歴史ですよなあ…。

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秋の安芸と出雲の旅その3。

  1. 2016/10/26(水) 23:43:54_
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広島・出雲旅行3日目です。2日目はこちら
今回は出雲大社とその周辺をレポします☆

朝起きてすぐ、旅館の露天風呂を堪能(* ˘ω˘ *)
朝風呂とか久し振りでした…のぼせる手前まで浸かってしまってしあわせ。(お風呂だいすき)
あと、お風呂の壁に貼ってあった「出雲方言見立番付」がおもしろかった、
1位は「だんだん(ありがとう)」でした。
素敵なお風呂とお布団、昨日のアイスとおにぎりのおもてなし。だんだん。

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お風呂の後は朝の玉造温泉街をぶらぶらしました。
写真は玉湯川にかかる勾玉橋、大きな勾玉がくっついていて温泉街でも有名な橋です。
この4つは日本一大きい勾玉といわれているとか。

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玉湯川の中には足湯がいくつか設置されていますが、前日の雨でほとんど水没していたため入れず。
看板がおもしろすぎてツボった(笑)これ前はあったかなあ、覚えてない。

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温泉街の川沿いには籔内佐斗司さん氏による三種の神器や根の国訪問、佐太大神誕生、恋山など
神話をテーマにした銅像「神話の情景オブジェ」が8種類設置されています。
前に来た時はなかったから数年内に設置されたのでしょうね。

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因幡の白兎と大国主。
籔内氏はせんとくんをデザインした方だから人物の顔にもどことなく面影がありますね。

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ヤマタノオロチがむちゃくちゃかっこよかった!
手前にスサノヲの人形が立っていますがこの単品撮影の迫力がたまらんかったので。

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朝ごはん!とても豪華な和食ごちそう様です。
お米は仁多米コシヒカリでその場で炊きたてをいただけました。だんだん。

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玉造温泉に別れを告げて、あやのさんの運転で出雲へ向かいます。
宍道湖沿いを走る走る!この湖を見ると島根に来たって感じします。わくてか☆
(帰路でわかったのですが宍道湖って松江の中心街まで続いてるんですね…広いですね)

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秋の安芸と出雲の旅その2。

  1. 2016/10/22(土) 23:30:17_
  2. 旅行
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広島・出雲旅行2日目です。1日目はこちら
今回は宮島・弥山の様子をお届けします☆

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ホテルで朝ごはんを食べてエネルギー充填。いざ!

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フェリー乗り場で宮島弥山エンジョイチケット(フェリーとロープウェー往復チケットがセットになってるの)を買って乗船、
お船から弥山を眺めます。
この辺りまで近づいた頃が一番、観音様の横顔っぽく見えると思う。
天気予報は曇ときどき雨でしたが午前中はまだ明るくて雨も降ったり止んだりで
降ったら雨宿りがてら休憩して止んだら行動していました。(折り畳み傘を開くのがめんどくさい人)

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宮島に到着!まずはフェリー桟橋にほど近い階段から要害山に登ります。
毛利元就の宮尾城、もとい厳島古戦場跡。
厳島の戦いは、当時元就が仕えていた大内氏が家臣の陶晴賢に滅ぼされた後に
数万の晴賢軍をわずか3500人ほどの毛利軍が蹴散らしてしまった奇襲戦です。
(大河ドラマで風間トオルさんの大内義隆がとても気の毒な最期を迎えたのを鮮明に覚えてる)

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あっという間に宮尾城本丸跡に到着。山というより丘っぽい感じ。
ここからは塔の岡(陶晴賢の本陣があった場所)が丸見えです。

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今伊勢神社もあった。
伊勢神宮を勧請した神社で、この辺りは伊勢町と呼ばれているそうです。

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階段を降りていたら鹿さんに遭遇☆おはようございます。
今日も1日はりきって旅をしてまいります~。

以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開きますのでどうぞ☆
テーマ : 旅行記    ジャンル : 旅行

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ゆさ

Author:ゆさ
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