ゆさな日々

猫・本・歴史・アートなど、その日見たもの考えたことをそこはかとなく書きつくります。つれづれに絵や写真もあり。

Category [絵本・児童書 ] 記事一覧

本の本。

サン・ジョルディの日も世界の本と著作権デーもセルバンテスの命日も過ぎてしまいましたがこども読書週間は5月まで続きますので本を読んでおります☆わたしはもう子どもではないけど子どもの本を読むのは大好きだからこれでいいのだ。(いや、別に普段から読書週間であってもなくても読んでますけど)先日、ジョゼ・ジョルジェ・レトリア&アンドレ・レトリア親子の『もしぼくが本だったら』を読んだのですが「ずっとしまってきた...

Where's Wally, everywhere。

松屋銀座で開催中のウォーリーをさがせ!展に行ってきました。絵本『ウォーリーをさがせ!』が1987年の出版から30周年を迎えた記念の展覧会です。作者マーティン・ハンドフォード氏の絵本の原画をはじめ約150点が来日、入口にあったハンドフォード氏のメッセージによると「世界初公開の絵がほとんど」とのこと!お住まいのイギリスでもあまり展示の機会はないのかしら。(それにしてもメッセージ読んで思ったけどハンドフォード氏...

虫愛づる姫君。

ジャクリーン・ケリー『ダーウィンと出会った夏』『ダーウィンと旅して』を読みました。実は初読は去年でして、タイトルに惹かれてパラリとめくったら文字がぎっしり(に見えた)、でも読み始めたらグイグイ引っぱられて止まらなくて夢中で一気に読んでしまって感想もそのとき書いたつもりだったのですが最近、書いていないことに気づいたので書くことにします^^;1899年(続編は1900年)、世紀末のアメリカはテキサスに暮らすキ...

連れていけるのは生きたい命。

柏葉幸子さんの『涙倉の夢』を読みました。山あいのおばあちゃんの家(屋号:さがえ)にやってきた亜美が「(お仕置きや病気の隔離などで)倉に入れられた人はみんな泣く」ことから涙倉と呼ばれる倉にふと入って数十年前の時代に迷い込んで昔のさがえの様子を目撃するところから物語が動き始めます。(「蔵」ではなく「倉」なのは何か理由があるのかしら…たとえばこういう記事がありますけども)当時温泉宿を経営していたさがえに...

まちがったいろ?そんなものはない。

世田谷美術館のエリック・カール展に行ってきました。アメリカの絵本作家エリック・カールさんの仕事を紹介する展覧会です。絵本の原画はもちろん、カールさんのスケッチや習作や画材、影響を受けた作家の作品などもあってカールさんの人生とお仕事をたどれる内容になっていました。入口にカールさん(御年87歳!)からのビデオメッセージが上映されていて白いお鬚もじゃもじゃの、気さくそうな青い目のおじいさまが「日本のみなさ...

図書室と5つの物語。

『ぐるぐるの図書室』を読みました。まはら三桃さん、菅野雪虫さん、濱野京子さん、廣嶋玲子さん、工藤純子さんの5人の作家さんたちがデビュー10周年記念に書きおろした放課後の学校図書室が舞台のリレー短編集です。皆さま2006年にデビューされたので「2006年組」と呼ばれているそう。工藤純子さんは読んだことないけど、他の作家さんはずいぶん前から読んでた気がしていて去年で10年だったと聞いて「おおっそんなに経つ…い...

現代の天岩戸。

富安陽子さんの『天と地の方程式』がおもしろいです。3冊とも発売とほぼ同時に読んで、たまたまですけど全3巻読み返したのが先週の夏至だったのでちょっと感想めいたもの書いてみることにします。(物語のクライマックスが夏至の日の出来事なのだ)ちなみに1巻を読んだのは歌舞伎座で幕見席のチケット買うために並んだ時だったと記憶してる…本のページをめくりながら目の端に映っていた風景の記憶が待機列の椅子なので。夏至に...

目覚めよと呼ぶ声が聞こえ。

森川成美さんの『アサギをよぶ声』全3冊を読みました。スカイエマさんの力強いタッチの表紙にひかれて何となく読んでみたら続きがどんどん気になってワーッと一気読み。古代日本のような世界観の、ひとりの少女の生きざまを描く物語です。(人生でも生き方でもない、生きざまって感じだなと読み終えて思いましたので…シンプルなタイトルの児童書ですが内容はすっげえ硬派でハードボイルドだった)「男だったらよかった」とか親に...

鬼神に横道なきものを。

先日ネサフをしていてたまたま、竹下文子さんの『酒天童子』を見つけたのですが読んでみたら内容があまりにもツボで沼が深すぎて危うく足を滑らせ頭からドボンしかけたくらいすばらしかったのでその事を書きます。どこがどうツボって、魅力を語ろうとすると「筆舌に尽くしがたい」という言葉でしか表現できないししかも読んだの真夜中だったからおかしなハイテンションが脳天突き抜けて沼に落ちそうなすんでのところで踏みとどまっ...

ダイアナ・ウィン・ジョーンズのファンタジーランド観光案内。

教文館で開催中の佐竹美保さんの展覧会に行ってきました。佐竹さんはSFやファンタジーの表紙絵や挿絵でご活躍中の画家さんで、書店で彼女の絵を見ない日はないというくらい、幅広いジャンルの表紙を描いていらっしゃいます。虚空の守り人、シェーラひめのぼうけん、盗まれた記憶の博物館、勾玉シリーズノベルス版、ハウルの動く城シリーズ、魔女の宅急便、黒い兄弟、サラシナ、竜が呼んだ娘などなど大好きなものからまだ読んでなく...

どこまでもゆける力。

先週、ジュンク堂池袋本店の「荻原規子 ファンタジーを語る」トークセッションに行ってきました♪荻原さんの新作『あまねく神竜住まう国』刊行記念イベントです。池袋店の喫茶は小ぢんまりした空間で作家さんとフラットに話せるので大好きだ~。ワンドリンク制につきホットティーを注文。参加者のみなさんがひととおりドリンクでほっと一息ついた頃に時間がきて荻原さんが真珠のネックレスをつけた白地に青模様のワンピースでご登場...

小さな動物はしっぽに弓を持っている。

思いがけず招待券をいただけたので(O先生ありがとうございました!)、横浜そごう美術館の「トーベ・ヤンソン展 - ムーミンと生きる」に行ってきました♪トーベ・ヤンソン生誕100周年を記念してフィンランドで行われた回顧展が日本にやって来て今後は北海道や新潟なども巡回するそうですよ~。フィンランドのご親族や美術館に所蔵されている原画や遺品の展示が中心でムーミンはもちろん、アリスやホビットの挿絵や生涯描き続け...

さあ、もう、なんにもいうことはない。

前回記事の続き。箱根の岡田美術館の後に星の王子さまミュージアムに行ってきました。何年か前に妹がサークル仲間たちと行って、最近は母が友達たちと行ってきておみやげ話に聞くだけでもすごく素敵そうな場所と感じていたので楽しみにしながら向かいました。小涌谷駅から箱根登山電車に乗って、終点・強羅駅をめざします。ゴトゴト揺られて強羅駅に到着!扉が開いたとたん、小涌谷よりも強い硫黄のにおいがしました。やっぱりここ...

カナダと日本とフィンランド。

日本橋三越で開催された「モンゴメリと花子の赤毛のアン展~カナダと日本をつないだ運命の1冊」に行ってきました☆ルーシー・モード・モンゴメリ生誕140周年と、日本&カナダ修好85周年記念の展覧会です。2008年にも『赤毛のアン』出版100年記念で展覧会があってあれはアンの内容が中心でしたが今回はアンの著者モンゴメリと翻訳者村岡花子さんの人生をたどる内容になっていました。モンゴメリ『赤毛のアン』の「マリラ...

ぼくらのなまえはぐりとぐら。

中川李枝子さんの「ぐりとぐら生誕50周年記念及びてんじつきさわるえほん刊行記念トークセッション」を池袋のジュンク堂書店で聴いてきました。絵本『ぐりとぐら』が雑誌「母の友」に掲載されてから50年を迎えた記念と(雑誌掲載時は「たまご」というタイトルだったそうな)、記念企画のひとつとして出版された『てんじつきさわるえほん ぐりとぐら』の刊行記念のイベントです。ぐりとぐらはもちろん、「そらいろのたね」「い...

魔法の呪文のことを考えて…。

ジークリート・ラウベ『庭師の娘』を読みました。約250年前のオーストリアを舞台にした、庭師になりたい少女マリーの1年間の物語です。1768年ということはマリア・テレジアの治世ですな。ヨーゼフ2世とか、シュタルツァーとか、メスメル博士とか、ルソーとか、世界史でおなじみのお名前がちらほら。(ちなみに主人公マリーと同じ名前のマリー・アントワネットはこの2年後にフランスへ行ってルイ王太子と結婚します)岩波...

動く図書館。

前回記事で国際子ども図書館の建物を紹介しましたけれども、最近、建物のない図書館について書かれた本を読みましたのでご紹介します。まずはコロンビアの図書館から。コロンビアには国立図書館や公共図書館、コロンビア大学図書館などがありますが図書館がない地域もありまして、『ろばのとしょかん-コロンビアでほんとうにあったおはなし』(ジャネット・ウィンター著)はそんな一地域のことを描いた絵本。コロンビアに住む本好...

毒にもなれば薬にもなる。

まはら三桃さんの『わからん薬学事始』を読みました~。マンガ『赤髪の白雪姫』を読んで以来、知識はないけど薬草そのものには興味のあるわたしにとってパーフェクトにホイホイなタイトルだったわけですが、本編も薬草と謎がいっぱいで楽しく、すいすい読めましたね。まはらさんの本は『鉄のしぶきがはねる』『鷹のように帆をあげて』など数冊読んでいますが、今までのと違って少しファンタジーが入ってます。こういう本も書かれる...

ぼくが目になろう。

先週のことになりますが、Bunkamuraザミュージアムで開催されていた「レオ・レオニ絵本のしごと Book! Art! Book!」展に行ってきました。小学校の教科書で知った『スイミー』でレオニの描く世界が大好きになって以来、彼の絵本はたくさん読んできたので今回その仕事がまとまって見られるなんて!と喜んで行きました。展示内容ですが、絵本原画はもちろん、油彩、スケッチ、リトグラフ、エッチングほかレオニが使っていた道具なども...

魔法の家のお留守番。

サッカーW杯最終予選、いい試合でしたね~(´∀`)。お互いに攻めまくってキーパーと守備が動きまくってカードも最小限で、選手も主審も監督も紳士でした。なかなかシュートが決まらなかったけど楽しかったです。相手のハンドのとき本田の前にボール蹴ったのがわたしの贔屓の清武さんだったんだけどあの瞬間(のようにわたしには見えた)にうちの父と弟が「PK!」って叫んで「え?え?巻き戻して」ってなったのが母とわたし。(父...

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プロフィール

ゆさ

Author:ゆさ
飼い猫に熱烈な愛をそそぐ本の蟲
歴史やアートも溺愛中
*twitterにも出没なう。→こちら

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