2016-11-11 (Fri)
今年も雪見だいふくの季節がやってきたので買いに行きまして
新作のクリーミースイートポテト味が濃厚すぎてお茶が欲しくなったゆさです、こんばんは。
ほんとにスイートポテトの味がしたよ!
箱入りの苺ソースのチーズケーキ味も食べたら濃厚でおいしかったので
もう一箱買ってくるか検討中…あれ2個入りとか出してくれませんかね。
今年の雪見だいふくは濃厚路線でいくようですな、来年は何味が出てくるかな。


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今年も図書館総合展に出張してきました。
何度も来てるのに限られた時間内で出展ブースを効率よく回る方法が未だにわからず
2~3回同じ場所を回って「あれーさっき気づかなかったけどこんなのあったんだ!」ってなるのもしばしば。
もうちょっと周りに注意を払える人間になりたい。
例によって色んなソフトやシステムに心奪われながら見学したり体験させてもらって
図書館界の進化について本気出して考えました。
とりあえず職場にペッパーが1人ほしい、ルンバみたく癒される気がする。

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キハラさんブースの充実っぷりが今年もすごい、
禁帯出と館内に続き貴重書と書庫マグネットが出たよー!
今のところマグネットは4種類ですが別売りのシールとか見てると寄贈書や学書とかあるので
次年度以降に出てくるだろう可能性を考えています。楽しみ←
マステは犬と猫、ブックパンケーキ。猫のステッカーはお買い物するともらえるやつです。

去年の記事にも割と散財したようなこと書きましたけど、今年はダークホースがいましたので出費は倍。
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おまわりさんこいつです、ブックトラックUSB!!
価格が普通のUSBの3倍はするうえ数量限定と聞いていたので在庫があるか不安でしたが
ブースのカウンターをちらりと見たらご丁寧に箱入りで限定品っぽさが醸し出されてて
実際にこの目で見るまでは買うかどうか迷ってたのに思わず手が伸びてゲットしてしまった!
あなにくし実物の力。いとをかしキハラさんのデザイン力。
8GBでセキュリティついてるからちょっとした量のデータ保存とかに使おうかな。

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USBはこんな感じにディスプレイしてありました。
両脇の阿蘇のメイスイペットボトル(100円)、パッケージにご注目。
キハラのわんこはともかく「禁帯出」と「館内」シールのパッケージ!
図書館ペットボトルって感じ…こんなの飲みながらカウンターでお仕事したいよ…(館内は飲食禁止です)。

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他にもブースを巡って買ったりもらったりしたもの。
「図書館の自由に関する宣言」は図書館戦争で有名になりましたが
日図協さんのブースでポストカードを見つけてゲット!誰に贈ろうかな。
土佐和紙の見本はブースでアンケートに答えたらいただけました。
帝京大学の本おみくじ今年も引いたよ~。

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土佐和紙を使った修復実演を見学。
昔の本は酸性紙が多くてちょっとしたことですぐベリっといってヒィ!ってなるのですけど
ちぎった和紙を貼ると元通りになったりします。
(貼るのは極薄の和紙で文字が透けるので問題なく読めるのだ)
糊をつけるとき網戸のあみを使うと便利だとか、
貼った後は水分を逃がすために紙を挟んだりアイロンかけるといいですよ~など
職場で実践できるようなお知恵を拝借しました。
専門家さんの話を直接聞ける機会ってなかなかないのでな…
修復の専門家ってNDLくらいしか常駐いませんのでね。

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図書館におすすめの本コーナーとか、社会福祉団体とか、出版社のブースもあるよ。
写真は偕成社さんです。ノンタンとはらぺこあおむし!
80周年おめでとうございます~~あおむしのぬいぐるみと穴の開いたリンゴのディスプレイもあった。

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帝京大学メディアライブラリーセンターの「共読ライブラリー」は今年も立体的。
去年みたいな2階建てではなかったけど、本棚がいくつか立ってて
おすすめ本と紹介文がポップにディスプレイされてるのおもしろいです。
学生さんが生き生きと説明してる姿を見ると元気が出ます。がんばってる姿はかっこいい。
左奥の黒板にメッセージを残すと本おみくじが1回引けるのだ。

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ポスターセッションもやってます。
Kumoriさんのポスターは今年もかわいかった!参加者が自分でしおりを書いてぶら下げる参加型でした。
しおりの裏にはナルニア国物語、アリス、はてしない物語などからの引用があるよ。

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災害コーナー。
これまでにも阪神や新潟、東日本の震災が登場してきましたが今年は熊本。
倒れた本棚や散らばった本の再現と、対策についての展示がありました。
全国各地、土地や気候が異なるなら災害の状況も規模も異なりますので
その都度その場に合った対策を取らなくてはなりません。
来年は鳥取・島根の特集だろうか…会場には募金箱もあったので寄付してきました。

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夕方のフォーラムを終えて外へ出るとすっかり日が落ちていました、冬至ももうすぐだねー。
みなとみらい駅の観覧車がレインボーできれい。

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駅のクリスマスツリー☆
今年は海の生き物がたくさんいました。

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小雨が降ってたけど、ちょうど横浜のイルミネーションが始まる日だったので少し見学。
星が降ってきて木にひっかかったような。

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イルカ!
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2015-11-13 (Fri)
雪見だいふくモンブラン味がとてもお上品な味わいで感動したゆさです、こんばんは。
クッキー&クリームはピンとこなかったけど、モンブランはモンブランだった。おいしい☆
1個分けてあげて食べた弟の感想が「ロッテかっけぇ」だったことをここに記します。
キャラメル味は試してませんが生チョコレート味もおいしかったので
箱もいいけど2個パッケージも出ないかな。


図書館総合展に出張してきたのですが、出展や参加者の情熱もさることながら
フォーラム会議室に並べられた机や椅子やPCやマイクを見ると
今日までにセッティングした人たちがいたんだなぁお疲れ様です…と思う癖が近頃つきました。
これが大人になるということです。
あと、みなとみらい駅の観覧車きれいだしクリスマスツリーが大きくて写メ撮ってしまった。

企業や団体さんの出展ブースや大学のポスターセッションもおもしろかったです。
うちの職場もお世話になっているキハラさんのブースがもう毎年のことですが大繁盛していて
今年もレジには大行列ができてました。
フォーラムがパリコレならキハラブースはコミケかデザフェス。ならば買う。買わねばならぬなにごとも。
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手に取ってレジに並んでるときは楽しくて鼻歌混じりだったけど
帰宅して鞄の中からグッズ引っぱり出したら、なんというかその、頭が冷えました。あわわわ…。
図書館司書キャラクター「コモちゃん」のシールはスタッフさんが譲ってくれました~。
LINEスタンプにもなってるみたいで
殺伐としたTLにブックトラックをカートにした図書館司書が(ry なんてことが起きそう。
貸出カードはメッセージカードになってて封筒がついてるんですが
散りばめられた禁帯出と館内マークの中にひとつだけ貴重書マークがあって胸熱、
来年にはぜひ貴重書マグネットを作っていただきたいものだ。

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去年は売切れで血涙をながした禁帯出マグネットを!ゲット!
キハラブースは「完売御礼」「売切れ」「本日の配布は終了しました」に耐えるメンタルが求められます。
「これありますか」「申し訳ありません…」の会話の近くでラストワンをレジに通すような地獄絵図が
最終日に限らず見られたりするのです。
きょうは閉館しました缶バッジはくじ引いたら出てきたのですが一体どう使えばいいのか、
ぬいぐるみにつけて休館日に入口に置いたら和みますか…?
ちなみにわたしは買わなかったけど禁帯出シールなるものもありますので
よそへの貸出を禁止したい人が周囲にいる方はどうぞ。

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夜明けの図書館も置いてあった。
マンガは現在も連載中で4巻を楽しみに待っているところです。すすめレファレンスマンガ!

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日本財団が今年から始めた「これも学習マンガだ!」の選書がブックトラックに乗っていて
チラシもあったのでもらってきました。
わたしも手元に置いてるマンガがリストにたくさん載ってるし、気になってたのもあるし
タイトルも作者さんも知らなかったのもある。

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分類キャラクター「ブックパンケーキ」のマスキングテープ!近頃流行りのマスキングテープ!
図書館の棚の間を歩いていると「哲学」「歴史」「小説」などの見出しが挟まってると思いますが
あれをキャラクターにしてさらにマステにするという二段構えのキハラさんすごい。
「本棚にぬいぐるみを置くような感覚で」というコンセプトで作られたのに
その後本当にぬいぐるみ作っちゃうのすごい。
クリアファイル売ってたから買ったしチラシももらってきました。ゆるキャラ好きの後輩に布教しなくちゃ。

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帝京大学メディアライブラリーセンターさんの「共読ライブラリー」は4年前から続く展示で
いつも2階建てブースになってて、こちらも分類キャラが活躍している。
しかもそれぞれの分野に1種類とかじゃなく、歴史は王様や探検家がいたり
自然科学には科学者や物理学者がいたりと色んな職業で表現されてておもしろかったです。

他にも色々回りましたが、人が多すぎたのとブースでお話に夢中になったのと楽しかったのとで
あまり写真撮らずに帰って来てしまった。
埼玉福祉会のブースで声優さんがオーディオブックを公開録音してて技術の高さに唸ったり
カーリルさんがソース配ってたりB&Bが北欧家具売ってたりししょまろはんはビラビラしてたり
あちこちでプレゼンやトークやワークショップがあり毎年回り切れずに時間切れになってる気がする。
あと電動棚とか、電子系のブースにペッパーをちらほら見かけました~。
確か山中湖の図書館ではペッパーが職員として働いていたっけな。


そういえば話は変わりますが、世の中には本棚マスキングテープというのがありましてな。
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新宿トゥールズで見つけた時は即レジに連れてったよね!
だからマステ沼は深いって言ったのに…。
ちなみに型抜きで、写真だとわかりづらいかもですが本のサイズに合わせて凸凹しています。
手作業かどうかはわからない。
あとこれ眺めてると「これ分類どうなってんだろう?棚は何層?全集と単行本混ざってない?
棚毎に余裕はありそうだしスピンは全部入れ込んであるな、司書GJ」とか、職業病を発症します。
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2015-07-24 (Fri)
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わたしがジュンク堂池袋本店と同じくらい大好きな、ロゴの青白コントラストがまぶしいリブロ池袋が
今月20日をもって閉店するということで!最終日に行ってきましたよ!
いつも混んでいる書店ですが、この日はいつにも増して混雑していて
会計待ちの行列も入口から蛇みたいに伸びまくった大行列ですごかった。
この数時間後に閉店とかまったく信じられなかったけど、
レジで店員さんの名札についてた「40年間ありがとうございました」の文字でドカンと実感わきました。
わーん。

わたし書店は大型小型を問わず好きですし
膨大な品数誇るお店からオレ様平積みまで幅広くおいしくいただいてますけど、
リブロ池袋に対しては愛のバロメーターも熱量もすぽーんとアップしててレベルがちょっと違う。
埼玉の奥地に生まれ育ったわたしが最初に体験した(あえて体験と言います)大型書店が
池袋東武の旭屋書店で、その次がリブロ池袋だったのでした。
あああ職場が都内だったとき毎日のように通っていたリブロ池袋が、
大山のぶ代さんや上橋菜穂子さんにサインをいただいたリブロ池袋が、
からすのパンやさんの朗読聴いたリブロ池袋がー!
新宿のジュンク堂や渋谷のブックファーストが閉店したときも悲しかったけど
リブロは小学生の頃から当たり前にあった書店なので悲しみが大きすぎる。
こう、慣れ親しんだ家や学校が跡形もなく取り壊されるみたいな、そんな気分。

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西武池袋線側の入口からリブロへ向かって歩いていくと、最初に目にする明るい柱。
先月から多くの作家さんが訪れてメッセージを寄せておられるのがtwitterに上がっていました。
3月に閉店が発表されてからわたしも意識して行くようにしてたんですけど、
ここ通るたびに柱のメッセージが増えていて泣きそうだった。

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谷川俊太郎さんのサイン。
他にも長友佑都さん、高橋源一郎さん、上野千鶴子さんなど寄せ書きがいっぱい。
つぶやいてる作家さんやニュースのまとめができていましたのでどうぞ→こちら

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子どもの頃からの思い出いっぱいの児童書売り場「わむぱむ」。
壁にはぐりぐら、ババール、ノンタン、はらぺこあおむし、エルマーと龍、星の王子さま、
11ぴきのねこなど絵本のキャラクターたちのシルエットが別れを惜しんでおりました。
備え付けの用紙に影絵になってるキャラクターの名前を書くとプレゼントがもらえるクイズとかやってて
わむぱむスタッフさんは最後まですごい。
最後のわむぱむ通信(7/20号)をもらってきたら
「子どもの世界を360°見渡せるような売り場をつくる」ことがわむぱむの目指したものと書いてあり
ああ、本当にそうだったなあと思いを馳せるなど。

児童書の新刊はここへ来ればほぼ揃っていたので好きな作家さんの新刊チェックとか
仕事の選書の参考にするのにも定期的に寄らせてもらってたし
(カタログも使いますけどやっぱり実物をめくる方が内容がわかって納得して選べたりするのです)
ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんや富安陽子さん、高楼方子さんの他たくさんの本を買ったな…。
絵本ときどき立ち読みしててごめんなさい。大好きです、絵本…。

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閉店前の1ヶ月だけ2Fに復活していた詩の書店「ぽえむ・ぱろうる」にも
谷川俊太郎さんのメッセージが。
詩の本のスペースこれだけとれる書店って専門店でもない限りあまりよく知らない…。
営業不振で閉店するわけではないから店員さんたちも残念だろうなあ。

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1Fのカルトグラフィアで開催されていた「本棚から見る、リブロ池袋本店の40年」展。
セゾン時代からの40年間を本と年表で振り返っていました。
このスペースのフェアは毎回テーマがおもしろかったけど、これも最後。
わたしはセゾン時代はよくわからないけれど、
2階までだった書籍館が90年代後半に4階まで増えたときは心の底から感動したぞ!
それまで人文書・児童書・コミック売り場を階数で記憶していたから慣れるまで迷子になったぞ!
(でもすぐ慣れて半年後には目をつぶっても店内歩けるようになった)

たくさんの本とわたしを出会わせてくれてありがとうございましたリブロ池袋。
時間がなくて閉店時間まで店舗にいられなくてごめんなさいリブロ池袋。
スタッフの皆様最後まで本当に本当にお疲れさまでした。
午後9時の閉店の様子もTwitterで見ることができました…ありがたい世の中です。
こんなに盛大にフィナーレが行われるなんてすごい。
あのフロアは来月には三省堂になりますが、リブロ池袋店の店長さんは閉店のあいさつで
「いつかまた池袋に戻ってきます」と…力強くおっしゃったそうで…。
書店にもいろいろドラマがあるものです。

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ごそごそとゲット。
1巻から買ってるのと、ジャケ買いと、買おうと思ってて忘れてたけど
棚の間をぼんやり眺めていたら再会したので買ったのと。
リブロは新刊の入荷数も豊富ですけども、十年二十年前の本とか普通に置いてくれてて
何というか「ここへ来れば20~30年くらいの出版物の歴史がわかる」書店だったなあ。
最終日まですてきな出会いをありがとうございました。

そして29日には三省堂書店がやってくる…。
せめて本屋さんが続いてくれるというのは本当に有難いしうれしい。オープンしたら行きます。


korin12.jpg※クリックで大きくなります
「風神雷神図屏風Rinne」光琳・乾山編その12。11はこちら
光琳が乾山の工房を訪ねています。

乾山「景徳鎮の氷裂文がきれいだったからやってみたんだ~すごくうまくいったの」
光琳「そりゃいい、大事なのは心だ。自分で美しいと思ったように絵付けするのが一番だよ」
乾山「うん。兄ちゃん次いつ来れる?」
光琳「明日」
乾山「早っ」
光琳「できるだけ来る。内蔵助が戻って来るのが9月だから、それまではな」
乾山「……行くことにしたの」
光琳「ああ」
乾山「東下りだね」
光琳「道中、八橋を見てくるよ。…家のものをあっちへ運ぶから、しばらくは行ったり来たりになるが」
乾山「忙しいね。多代さんたちは」
光琳「江戸の家が落ち着いたら呼んでくれって」
乾山「はは、それがいいね」
光琳「何かあったら文で知らせろよ」
乾山「うん。兄ちゃんも書いてね」

乾山が景徳鎮に取材したという色絵石垣文皿は1700年前後に制作されたとされ、
現在はMIHO MUSEUMが所蔵しています。

鳴瀧窯ほか御庭窯など忙しい乾山に、光琳はたびたび手紙を書きアドバイスをしています。
乾山が二条家から注文を受けろくろを回していた時には
「自らの心より出てし正しき貴志の工を祈り申者也(自分が美しいと思ったものを絵付しなさい)」と書き送っています。
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2015-01-17 (Sat)
先日の歌会始の儀、お題が「本」だったそうですがぐぐってみたら
一覧が出てきました。→こちら(PDF)
思えば万葉集からの歴史上の歌集をめくっても書物そのものを詠んだ歌は見たことない気がして
去年にお題を聞いたときは「おお、新しい!」と思ったのを覚えています。
(「本歌取り」という言葉がありますけど、これは技法ですしね)

「本」の字が歌に詠みこまれていればOKとのことで、書物としての本以外の歌詠んだ方もいらっしゃるけど
わたしはやっぱり書物関係の歌に目がいってしまいますな(´▽`)。
ひとつひとつ拝読していくとうんうんわかる、そうだねそういうことあるね、
ああそういう見方も、本とのそういう付き合い方もあるのか、など頷くことばかりでした。
「恩師より贈られし本ひもとけば~」とか
「数多ある考古学の本に囲まれて~」はまさにこういう経験あるので感慨深くなったり
「あったよねこの本うちに~」の部分で今日という日を意識して泣きそうになったり
「二人して荷解き終へた新居には~」を微笑ましく思ったり
「雉さんのあたりで遠のく母の声~」に全国のお母さんお疲れ様ですって思ったり
「この本に全てがつまつてるわけぢやない~」の歌に凛とたたずむひとりの人間を夢想したり
「本の虫私がすすめて読んでゐる~」に仲良く並んで上巻下巻を読む2人の姿が浮かんだり。
本っていいなあ。
うれしかったのは、わたしの好きな歌人である今野寿美氏が参加していらっしゃったことですね~。
相変わらずとても美しい歌、「指先に起こしては」の部分がぐっときました。

あと、眺めていて、声に出して詠みたいなと思いました…。
古今和歌集のお話を描いていたときも思ったのですが、
歌は考えや情感を短冊に「書い」て「詠われ」たものなので、耳で聴くとまた別な気がします。
文字におこすときどの字を漢字にしてひらがなにするか、とかも、歌人は推敲したかな…。
おなじ理由で、詩集や句集、対談集なども読んでいてふと音読してみたくなるときがあります。
歌詞カードとかだったら歌ってみたくなる。

生まれてからずっと本と一緒に生活してきて活字に慣れているせいか、
音読は昔から得意で
国語の授業とかに句点読みや段落読みなどをすることになっても
特に間違えたりつっかえることなく読めたのはわたしの数少ない自信のひとつだったりします。
漢字も、難読漢字でない限りはだいたい読めたし
古文も(意味を理解してるかはともかく)「十二束三伏せ、弓は強し」とか音読するのは大好きでしたし…。
きれいな言葉を見つけると目で見て、手でなぞって、口に出すことが癖になっていたのとか
算数や体育がからきしダメで周りの子に後れを取っておりましたがこっちは負けないぞというのとか、
理由は色々あったかもしれない。
ただ、同じ声に出す言葉でも早口言葉はとても苦手です。。
生麦生米とか、東京特許許可局とか、きゃりーぱみゅぱみゅさんのお名前を一発で言えた例がない。

あと、いつものようにどうでもいい話なのですけど。
わたし子どもの頃に「小説や漫画を音読する」というとてもご近所迷惑な癖があって
ときどきですが今も印象的なト書きとか主人公のセリフとかついうっかり声に出しちゃって
家族に変な目で見られたりすることがあります。
最近声に出したのは「頑張ってるヤツらの邪魔するのはもっとダサいでしょ」と「え?マー坊」でした。
(両方とも千歳ヲチコチ)
いやほんと、ファッってなっちゃったので。
ヲチコチはほんと名言多いな…毎回気をつけてないと下手すると全部音読しちゃってる時ある…(;´∀`)。

声に出すといえば、Eテレでやってる『にほんごであそぼ』。
あの番組は子どもの頃に出会いたかった。今もときどき見ます。猫萬斎かわいい。


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本年の和菓子初め~。
手前が歌舞伎座3F花見さんの鶴で、奥がくらづくり本舗さんの羊と本。
本は、歌会始のお題にちなんでいるそうです。
本の歌もですが和菓子も聞いたことないので、レアなお買い物ができたかもしれない☆


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2014-04-15 (Tue)
リンともの八少女夕さんからバトンをいただいてきました~。

【読書バトン】 

1.いつ頃から本が好きになりましたか?
気づいたら読んでいたのでわかりません。
赤ちゃんの頃は『いないいないばあ』とか『ねないこだれだ』とか両親が読んでくれて
キャッキャしていたそうです。
就学前には本が好きなことを自覚していて、
家にあった本や小学校の国語の教科書とか適当に読んでました。

2.家族に本好きな人はいますか?
父と弟。父は伝記や将棋やスポーツもの、弟は三国志と戦国時代本、わたしはファンタジーや研究書や古典。
ばらばらだ…。
妹はダヤンの絵本が好きで、母は特に読みません。
あ、マンガはみんな読みます。

3.幼い頃に読んだ絵本は?
『からすのパンやさん』『かばくん』『ぐりとぐら』『だるまちゃんとてんぐちゃん』『わたしのワンピース』
『スイミー』『どろんこハリー』『てぶくろ』『はらぺこあおむし』『ピーターラビット』『ふたりはともだち』
書ききれない…。
過去記事にまとめてありますのでご覧ください(絵本以外も混ざってますが)。

4.学生時代、読書感想文を書くのは好きでしたか?
苦手でした。高校が読書活動に力を入れる方針で夏休みの宿題にありましたがうまく書けませんでした。
よくある感想文の雛形がどうもしっくりこなくて、ほかの書き方も知らなかったしね。
今思えば好きに書いてみれば良かったのかも。

5.毎号チェックする雑誌はありますか?
マンガならサンデー、LaLa、ITAN、Gファンタジー、熱風。
ほかは芸術新潮、ダ・ヴィンチ、MOE、日本児童文学、デアゴスティーニの週刊○○。
図書、本、波、書斎の窓、學鐙など書評誌も読みますね~。

6.ベストセラーは読む方ですか?
ベストセラーを読む、ということはないです。
読んだ本がたまたまベストセラーであることはあります。

7.本は書店で買いますか、それとも図書館で借りますか。
両方です。
手元に置いておきたいと思ったら買います。

8.あなたは「たくさん本を買うけど積んどく派」? 「買った本はみんな目を通す派」?
たくさん買って積んでおくし、買った本はみんな読みます。
はやく積ん読消化しなきゃ…。

9.本を捨てることに抵抗がありますか?
あります。

10.本をよんでる人は”眼力”があると耳にしたことがありますがそう思いますか?
どんな力だろう。
本の表紙から内容が読める?見えないお友達が見える?それとも目からビーム?(☆w☆)ピカッ
わたしにはどの力もないです。

11.本屋さん、何時間いられますか?
何時間でも。
そのお店で気になる本を読みつくしたら飽きると思う。

12.お気に入りの本屋さんがあったらおしえて♪
東京堂書店、ボヘミアンズ・ギルド、BOOK246。雰囲気が大好き。
大型書店ならリブロ、ジュンク堂、紀伊国屋、ブックファースト、三省堂、ヴィレッジヴァンガード、
八重洲ブックセンター、神保町の古書店街。研究書が充実してる。
あと、本屋さんじゃないけど東博のミュージアムショップの書籍コーナーと
せんだいメディアテークのKANEIRI Museum Shop 6が好き。美術書が充実してる。

13.本屋さんへの要望・リクエストがあったらどうぞ。
もっと本を!(ゲーテ風に)
あと検索機の地図をもう少しわかりやすくしてほしい…わたしの探し方が下手なのでしょうけど、
一発で見つかったためしがない。

14.気になる箇所にはラインを引く派? 隅っこを折る派?
引かないし、折りません。
栞は挟みます。

15.速読派と熟読派、あなたはどちらですか?
わからないです。友達には速いって言われます。
たまに本に引っぱられることがあってそのときは速読になるのが自分でもわかるし、
自分とテンポの違う書き手さんの文章は頭に入りにくいのでゆっくり読みます。

16.本を読む場所で、お気に入りなのは?
オフトゥンとこたつ。

17.無人島に1冊だけ本を持っていけるとしたら。
これよく聞かれるんですが未だに思いつかない…。
室内や電車読書ばかりしているせいか、空と海に囲まれながら読んで楽しめる本てわからなくて。
吉川英治氏の言葉に「僕は持っていかない。僕の書いた主人公と脳内で対話する」みたいなのがあって
ああそれいいな、とも思っています。
そのときは広辞苑もしくは古語辞典を持っていきたい。

18.生涯の1冊、そんな存在の本はありますか?
好きな本はいくつもありますがどれでもなくて、これと思うのはまだ出会えてないです。
すでに出会っててそう思ってないだけかもしれないけど。

19.あなたのおきにいりの作家は?
一般書:芥川龍之介、澁澤龍彦、梨木香歩、H・ボルヘス、宮沢賢治、ル・グウィン
児童書:アンデルセン、D・W・ジョーンズ、バーネット、バーバラ・クーニー、L・ボストン
    伊藤遊、上橋菜穂子、荻原規子、柏葉幸子、菅野雪虫、高楼方子、富安陽子、
    濱野京子、廣嶋玲子、松谷みよ子、みおちづる、村山早紀
推理小説:アガサ・クリスティ
絵本作家:イアン・ファルコナー、エドワード・ゴーリー、いせひでこ、いわさきちひろ、
     ターシャ・テューダー、中川李枝子、ビアトリクス・ポター、松本春野、葉祥明、レオ・レオニ
詩人:茨木のり子、谷川俊太郎、川崎洋、パウル・ツェラン、エミリー・ディキンソン
歌人:今野寿美、俵万智

20.本を選ぶときのポイントやこだわりはありますか?
勘。

21.本はどこから読みますか?
始めから。
推理小説を読んでいて、たまに後半ページをめくって後悔したりします。
伝記や研究書はまえがきやあとがきに要旨が書いてあるので先に読んだりします。
古典は本文をチラ見していけそうなら読むし、現代語訳から読む場合もあります。

22.昔、読んでた漫画
昔=学生時代、で書きます。
少女漫画はなかよしを読んでました。ミラクルガールズ、きん注、セラムン、セイントテール、
闇は集う、プライベートアイズ、レイアース、さくら、ねんねこ姫。
りぼんとちゃおも少々。チャチャ、姫ちゃん、こどちゃ、ミンぼく、ジャンヌ。よつクロ、ぶーりん。
少年漫画はドラゴンボール、幽白、るろ剣、封神、ヒカ碁、ホイッスル、らんま、犬夜叉など。
名探偵コナンは今も読んでます。
他はあさりちゃん、ふしぎ遊戯、フルバ、ぼく地球、銀のトゲ、鋼の錬金術師、
手塚治虫マンガ、ベルばら、はいからさん、あさきゆめみし、パタリロ、日出処の天子、
マンガ版風の谷のナウシカなども大学生までに読みました。ガラスの仮面は今も読んでます。

23.学生時代ハマった本
文豪の小説、ラノベ、少年探偵団、ホームズ、ポアロ、赤毛のアン、ポリアンナ、戦争と平和、ゲド戦記、
陰陽師、創竜伝、銀英伝、十二国記。
高校の頃から文庫や新書を読み始めました。岩波や講談社、角川、新潮、中公、ちくまなど。
児童書は岩波少年文庫とか講談社青い鳥文庫とかフォア文庫など。
あと源氏物語と枕草子と平家物語と方丈記との出会いが中学生のときでした。落雷。

24.つまるところ、あなたにとって本とは。
友達。

25.バトンを回す人
本好きさんぜひ!


頼りないわたしの記憶とか過去の読書メモとかブクログとか、あれこれ見ながら書いてみたのですが
昔から好きな作家やジャンルは変わらず好きですな。
20年近く読んでる絵本や小説もあるけどちっとも飽きない。
そんな中新たなジャンル開拓したりしてて、でも増やしてる自覚ぜんぜんなくて
だから今回書いてみてびっくりしたのでした。
風呂敷広げすぎだ…。
それと昔からの癖で未だに抜けないのですが、わたしは本読んでて笑えるシーンはクスクス言うし
胸にくるシーンはガチで涙ぐみます。外で本読むと誤解されるタイプ。
あと音楽聴いたら鼻歌歌うし、ゲームすれば腕ごとコントローラー動かします。周りに物が置けません。

ぺったんこ。
最近買ったブックマーカー。
栞の先っぽにレプラコーンの足がくっついていて、本に挟むとちょっと面白いことになります(笑)。
オズの魔法使いからヒントを得てデザインされたんですって。かわいい~☆

栞やブックカバーを集めるのもすきです。

「小説を読むということは、その体験を深く吸い込むことです。さあ深く吸って。それを忘れないで」
(アーザル・ナフィーシー『テヘランでロリータを読む』p.156)
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2013-10-08 (Tue)
前回記事で科博の深海展のことを書きましたが、あの後ちょっと時間があったので
同じ上野公園内にある国際子ども図書館に行くことにしました☆

ブックカフェみたい。
行く前に、藝大にくっついてる上島珈琲でお昼ごはん。
なんとも広々としたテーブルと椅子でいただきました。混んでてここしか空いてなかったの(;´∀`)。

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藝大音楽学部と並んで建っている国際子ども図書館。
国立国会図書館の一翼を担う、日本で唯一の国立の児童書専門図書館です。
上野には何度も来ていますが入るのは初めて。

gaikan.jpg
建物正面。貫録のある洋館です。
もともとここは帝国図書館として1906年に完成したのですが、改修して子ども図書館になったそうです。
建物は今年で107歳。おおお。

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中に入ってみたら大階段がシャレオツ!
なにこの直線と曲線と幾何学模様の見事なまでのハーモニー!たまらん!!
わたしこういう、すっきりした中に細かい模様っていうデザインに弱いんです…。
石造りだとなおテンション上がる。

階段の窓からは東京国立博物館表慶館の屋根がちょこっと見えます。
道路を挟んでお隣同士なんですよね。
東博は戦前まで帝国博物館でしたから、昔は帝国図書館・博物館が上野に並んでいたわけで
上野が昔から文化の町であったことがしみじみと。
…ん?ということは、帝博の総長だった九鬼隆一や森鷗外も
この図書館に来たことがあるかもしれない(゚ω゚)。

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階段を上がって2階に来ました。
古城かマナーハウスにでもやって来た気分です。天井高っ!

奥に見えるお部屋が第二資料室。外国で刊行された児童書や雑誌や電子出版物が読めます。
欧米にアフリカ、オセアニア、世界中の児童書と関連資料がずらり。
英語くらいしかわかりませんでしたけど(^ ^;)。
室内はあまり広くなく、資料もそんなに出ていなかったですね。
子ども図書館は国会図書館と同じで閉架式(ほとんどの本が書庫にある)で、
検索して司書に請求する方式だからかも。
第一資料室はまわれ右したところにあります。
日本とアジアで刊行された児童書や関連資料、教科書などもありますよ。

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3階にやって来ました。ガラス部分は安藤忠雄氏のデザイン。
光がたくさん入って明るいです。

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本のミュージアム。(室内は撮影禁止)
子どもの本に関する展覧会が毎月開かれています。

現在は「日本の子どもの文学−国際子ども図書館所蔵資料で見る歩み」を開催中。
日本に本格的な児童文学が誕生した近代以降に出版された児童書の代表的なものを
年代順に並べて展示してありました。
図書も雑誌もいろいろありましたよ。
鈴木三重吉が創刊した児童雑誌『赤い鳥』や『金の星』ができて、
芥川龍之介や宮沢賢治や小川未明や坪田譲治らが童話を書き、
新美南吉や椋鳩十や浜田広介が出現します。
戦争を経ていぬいとみこや古田足日、佐藤さとる、松谷みよ子、あまんきみこ、那須正幹と続き、
やがて福音館書店の「こどものとも」と、岩波書店の「岩波の子どもの本」が創刊され
柏葉幸子、角野栄子、荻原規子、上橋菜穂子、高楼方子、富安陽子と
現在もご活躍中の児童文学作家さんたちに至っています。
特に戦後以降はなつかしくてたまりませんでした。
『だれも知らない小さな国』『ビルマの竪琴』『龍の子太郎』『ぐりとぐら』『はじめてのおつかい』
『ぼくは王さま』『車のいろは空のいろ』『霧のむこうのふしぎな町』『ズボン船長さんの話』
『空色勾玉』『精霊の守り人』『十一月の扉』『西の魔女が死んだ』『クヌギ林のザワザワ荘』
ぜんぶ大好きで読んだよー!!

ほかにも絵本、童謡・唱歌、昔ばなしの絵本や雑誌、
小学校の教科書に載っている児童文学の紹介があります。
スイミー、ちいちゃんのかげおくり、ごんぎつね、やまなし、大造じいさんとガン。懐かしい~。

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扉のとなりにある窓には絵本が☆

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メディアふれあいコーナーの窓側の壁にあったレリーフ。荘厳…。
子どものための図書館がこういう建物なのってとても素敵なことだなあ。


日本における図書館の児童サービスの歴史は
1872年設立の書籍館に児童図書館が設けられたことから始まりまして、
戦前も一部の公立図書館で児童室や児童閲覧席がぽつぽつ増えていくのですけども
やっぱりサービスとして本腰を入れるようになったのは戦後ですかねえ。
1970年代くらいから児童室がわーーっと広まって
東京子ども図書館ができたのが1974年だから
本格化してからまだ50年経ってないんですね。

70年代に児童室が広まった背景には、
アメリカに留学して日本に児童室の仕事を伝えた人たちがいたからだったりします。
東京子ども図書館の設立に関わった石井桃子さんや松岡享子さんがそうですね。
ちなみに石井さんはアメリカでたくさんの図書館関係者と交流していますが
そのうちひとりの女性の仕事が本になっています。→こちら
1906年、ニューヨーク公共図書館に児童室を作ったアン・キャロル・ムーアの絵本です。
興味のある方は読んでみてください。
(読み終わったら石井桃子さんの『子どもの図書館』をぜひ! ←ステマ)

そういえばまだ東京子ども図書館も行ってないんだよーいつ行こうかなあ~うおお~。
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2013-06-21 (Fri)
埜納タオさんの漫画『夜明けの図書館』公式サイトにて
「図書館司書・応援&感想コメント」にひとこと書かせていただいています~。(無記名ですが^ ^;)
こんな機会は初めてでとても緊張しました。
わたしの他にも、全国のたくさんの司書さんがメッセージやコメントを寄せていますので
よろしければご覧になってみてください。

図書館には、利用者の方が本や情報を探したり調べたりするときに司書がお手伝いをする
「レファレンスサービス」というサービスがあるのですが、
『夜明けの図書館』はそのレファレンスを通して本と人との交流を描く素敵ハートフル漫画です。
現在2巻まで刊行中。

2巻の帯裏にも司書たちのメッセージが載っています。アツイ…!
興味のある方は要チェック♪

図書館に来て「あの本あるかなあ」「ちょっとこれ知りたいなあ」「調べ方がわかんないなあ」
「他にもこんな本あるかなあ」「調査してるんだけど役に立つ資料やデータベースないかなあ」
など、など、知識や情報やロマンをお探しの方。
カウンターや書架にいる司書に声をかけてみてください。お手伝いいたしますよ(´▽`)ノ


本日6月21日は夏至。暦の上では夏ですね。
彩の国北西部はあいにくの雨で、降ったり止んだりのジメジメした1日でしたが
確実に梅雨明けに向かっているわけで。
夏への扉は開かれたのだな(^ ^)。
夏至で考えられるレファレンスってなんだろう…。
今年の夏至はいつ、過去のこの年の夏至は何日だったの、夏至の日照時間は、地球と太陽の位置は、
暦ってどう決めるの、そもそも暦っていつできたの、夏至の行事には何があるの、どう行われてるの…。
夏至ひとつで考えられることはたくさんあります。図書館で探してみようかしら。
ちなみに北九州市立図書館にはこんな質問が寄せられているそうです→こちら
面白い言い伝えがあるんだなあ。


そういえば今日は江戸時代の国学者・本居宣長の誕生日でもありますね。
彼が残した随筆『玉勝間』のなかに、図書の貸し借りについて書いた章がありまして
今読んでも非常にうなずけるのですけども。
・珍しい書物を持っていたら独り占めせず、親しい人・同じ志の人に見せて世に広めなさい
・本の紛失は大変悲しいこと
・遠くに本を貸し出すときは、本を運ぶ道中や貸す相手の人についてよく聞いておくこと
・人から本を借りて読んだら、すぐに返しなさい
・借りた本のページを折ってはいけません
(以上、ゆさ超訳)
本を読むこと、書物を愛する人の言うことはいつの時代も変わらないですね~。

余談になりますが、さっきぐぐって知ったんですけど、宣長って1730年生まれなんですね!
同級生に狩野典信と曽我蕭白とジョサイア・ウェッジウッドがいますよ。ヒョエー。

本が読みたいです。読書の秋ならぬ読書の夏。いや、春も冬も読んでいたいんだけど。


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2013-03-26 (Tue)

こんにちは!FC2ブログトラックバックテーマ担当ほうじょうです。今日のテーマは「本、作ったことある?」です。高校生のころの夏休みの宿題だったか、絵本を作る課題がありました絵の具を使った絵を描くのが苦手だったので難しかったのですが出来上がってみるとすごい達成感でした!本を作るのってお話を考えたりイラストをどうしようか考えたり、どんな装丁にしようか、ページ数はどうしようか…考えることがたくさんでとって...
FC2 トラックバックテーマ:「本、作ったことある?」


・小学校の美術の授業で絵本作り
・中学校の美術の授業で絵本作り
・高校の部活で部誌作り
・大学の図書館児童サービス論の授業で絵本作り

こんなもんかな…。
他にも小学校や中学校の修学旅行でしおり作ったり、高校の図書委員会で本紹介の冊子作ったり
大学の先生がわたしたちの学年を最後に定年退職するのでゼミ生で記念誌作ったり
学生時代は何かと本や冊子の制作現場に居合わせることが多かったような。
個人的に友達と合同誌(コピー本)とか作ったりもしましたが、あれどこやったっけなあ。

あと、自分の手で全部書いて製本したのはこちら↓
和装。
大学の卒論☆
(中身は方丈記への愛と厨二ドリームで溢れているのでしんでも公開できない)
うちのゼミは和紙で和装製本するのが決まりでした。にちぶん~。

表紙にする千代紙と厚紙を画材屋さんで、東急ハンズでたたみ針とたこ糸を買ってきて、
厚紙を和紙でくるんで見返しつけて三方折込表紙にして
ゼミ仲間やOBの先輩に手伝ってもらいながらおっかなびっくりドリルで穴あけて、
ちくちく縫って作りました。
原稿用紙をそのまま綴じた袋綴じというやつです。
表紙の内側にはやわらかい和紙で遊び紙も入れてあります。

ここがポイント。
背には花切れをつけて表紙を開きやすくしてあります。
あのとき確か、先輩が製本のハウツー(超うまいイラストつき)を紙に描いてくれたのですが
どこかへやってしまった…どこいったあれ。

和本リテラシーを提唱なさっている中野三敏氏が、著書『和本のすすめ』の中で
学生さん向けに「一度お手頃価格な和本を買ってきて自分でバラして、
その構造を理解してからもう一度自分の手で綴じ直してみる」実践をしていると書いておられました。
いいなあ楽しそうだなあ。
本のしくみがわかるし、何より「本ってこうやって作るんだ」というのがわかるではありませんか。
和本は表紙に上質紙を使うだけで身分がぐんと跳ね上がるといいますけれど、
ちょっと奮発して良い紙を使うとか、紐をカラフルにするとか、題箋をつけるとか
少し工夫するだけでも和本てすごくオシャレになるので
作るのが楽しくなってくるのですよね。
昔々は写本をどんな装丁にするかが、その人のセンスの見せどころでもあったしね。
(ちなみに中野氏の『和本のすすめ』ですが、初版と後版のくだりで
鳥山石燕の『鳥山彦』の初版と改題後修正版を比較しているので
気になる方は読んでみてくださいね。わたしはとびあがって喜びました)

そんなわたしは、すっかり和本作りに味をしめて『和装本のつくりかた』の本を買ったはいいけど
何年も本棚にしまいっぱなしで一度もチャレンジしていなかったりします。まあよくある話。
和紙買ってきて筆で文字書いて"純"な和本つくりたいなーとか、豆本つくってみたいなーとか
野望だけは大きな春先の夜。



御簾のこちらと向こうとの。※クリックで大きくなります
「貫之1111首」古今集編その9。8はこちら
904年4月6日。承香殿の東に設けられた編集所に、撰者たちは集まりました。
初日ということで力が入ります。

貫之「歌の背景はみんなバラバラだから、もっとざくざく分類できないかな」
躬恒「万葉集みたいに?」
貫之「より、細かく」
躬恒「続万葉の春歌は、花とか月とか鳥で分けたけど」
貫之「うーん…」
忠岑「悪くないが、もっとこう、移ろいが欲しいんだよなー」
貫之「そう、それ。春が来て、鶯が鳴いて、花が咲いて…とかさ」
躬恒「じゃあ、立春が最初だね」
忠岑「立春、雪解け、若葉のもえぎ。梅が咲く、桜が咲く、藤が咲く。鶯のさえずり、千鳥の来訪、雁が北へ帰っていく」
貫之「それだ。四季の巻は節分から始めるぞ。立夏、立秋、立冬」
躬恒「いいねー」

『貫之集』によると、古今集は編纂初日から議論が白熱し、撰者たちは夜半過ぎまでしゃべっていたそうです。
御簾の奥からにこにこしながら眺めているのは帝(醍醐天皇)。このとき19歳の青年君主でした。

貫之はこの日のことを、夜半にふと聴こえたホトトギスの声も詠みこんで歌にしています。
「こと夏はいかが鳴きけむ時鳥 今宵ばかりはあらじとぞ聞く」
(『貫之集』巻九・八一九番)
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2012-12-08 (Sat)
山茶花。
よく行く図書館の階段の踊り場に飾ってあったお花。
毎月変わるので、司書さんかどなたかが定期的に生けているのだと思います。
それにしても絵になる生け方やなー。

(男鹿和雄さんや二木真希子さんの画集、
絵本『のばらの村のものがたり』などのすばらしい植物画や風景画を見ていると
見ている分には描くのがものすごく楽しそうに思えるのですが
いざ自分で描いてみるとなかなか難しいもので、描くたびに四苦八苦すると同時に
ああいう絵を描ける方々への憧れが強まる今日この頃です)

図書館にお花やアートが置かれているというのは特に珍しい光景ではないですけども、
定期的に変えているところってどのくらいあるだろう。
美術館や博物館のライブラリーや、芸術系の大学図書館はともかくとしても
最近はギャラリーを併設する公共図書館も増えてきているので
(大学時代にバイトしてた図書館がそうでした)、
そういう部分は会期ごとに展示品が変わったりしますけれども。
9月に函館市立図書館へ行ったときに児童室の壁を見たのですが、
あそこは現在活躍中のアーティストが期間限定で自由に作品を飾れるスペースがあるらしくって
ちょくちょく変わったりするのだそうです。
図書館の壁も明るくなるし、アーティストは作品を見てもらえるし、来館者は無料で見られるし、
誰にとってもステキな取り組みだなって思った。
図書館はアートとの出逢いの場でもあるのだ。

大学時代にバイトしてた図書館は絵画(複製)の貸出もやっていたなー。
小林古径からルノワールまで東西近代絵画が揃っていた。

というより、図書館には「書架」というアートがあることを忘れてはいけないのではないか。
(いや、わたしが勝手に思っているだけですが^ ^;)
書架とはつまり書棚のことで、図書館の顔ともいえる場所ですね。
図書館のアイデンティティや選書方針は書架を見ればだいたいわかるのですが
もうひとつ大事なのは、本がきちんと整理整頓されて並んでいることですな~。
前後にデコボコせず、紐しおりも仕舞われ、背丈ごとにまとまって美しく並べられた書架は
まさにアートだと思う。
電子書籍がなんだー!時代は背表紙だー!
(こんなこと言ってますが別にゆさは電子書籍反対派ではありません)
棚の空いたスペースにステキ装丁な本をディスプレイするのも、書架アートのひとつですよ。

前の職場で書架整理のプロフェッショナルがいらっしゃいましてですね、
乱れた書架がその人の手であっという間に一糸乱れぬパーフェクトな書架に変貌していくのを
ゆさは指をくわえて拝見していたものです。(指くわえるな)
いやーあれは神業だった。
(そういえば確か『夜明けの図書館』にもそんな場面あったなぁ)

あ、行きつけの図書館は今日行ったらこうなってました↓
葉っぱ~。
「Lux aeterna luceat eis(絶えざる光をもって彼らを照らしたまえ)」ということばを
ふいに思い出しました。



十八代目中村勘三郎さんの訃報から3日経ちますが、未だに信じられずにいます。
先月の森光子さんもびっくりしましたが、勘三郎さんもびっくりでした。
戻ってくるとばかり思っていたからかもしれません。
もうあの日は朝から大打撃で午前中どう仕事してたか全然覚えてないや…。
世界の一部がえぐり取られたような感覚がありますね。
あの方がいるべき場所だけが真っ黒に塗り潰されたような。

長男の勘九郎さんが南座の口上で述べておられましたけど、ご本人が一番悔しいだろうなあ。
まだまだやりたいことがたくさんあっただろう。
ご冥福をお祈り申し上げるとともに、中村屋兄弟をずっと応援し続けていこうと思います。


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2012-01-28 (Sat)
先日、twitterで「#ぼくのかんがえた最強のとしょかん」というハッシュタグに遊びに行ったら
色んな人が思い思いにツイートしていて、
そのあまりの多種多様さに爆笑したりツッコんだりニヤリとしたりキュンとしたりしているゆさです。
(ってかトレンドに載っていたらしいことを今知りました。わあ)

まとめもできていました。こちらです↓
「ハッシュタグ#ぼくのかんがえた最強のとしょかん」まとめ

5000件以上あるのですが名作揃いですよ…。本が1冊できるよこれ誰か作りませんか。
人の想像や理想次第で、図書館ってもっともっと面白くできるんだって思った。

中でも特にツボだったのはこちら↓
司書が田中要次でどんな本リクエストしても『あるよ』で答える
な に そ れ ス テ キ … !!☆(*゚▽゚*)☆
レファレンスカウンターにエプロン姿の氏が座っていて
「この本ありますか」って聞いたら「あるよ」って言うのを妄想して惚れそうになったではないか。
しかも検索して探すとか野暮なことはしないで、
きっとカウンターの下からおもむろにドサッと出したりするんだよー。何故そこにあるんだよー。
ってか、彼がいる図書館ならきっと「St.George's Tavern」っぽい感じの内装で
飲み屋図書館みたいになっていやしないかしら。
通販しかやってないテレビがつけっ放しになっているとか、入口の壁にはダーツがあるとか。

あと、「私の借りる本全てを先に借りているバイオリン職人を目指す男の子がいる」もツボった。
ありそうでなかった聖司くんネタ。
図書館中のすべての本の図書カードに彼の名前が書かれていたら確かに面白いですが、
最近の図書館はほぼバーコード化されているのでこれは夢見るしかないのだろうな。
誰が何の本を借りたという記録も個人情報にあたりますし。

まとめを見ていると、「滞在したくなる図書館」「いつまでも滞在していたい図書館」を
求めるツイートのなんと多いことかと思います。
食堂があってベッドがあって、24時間年中無休で開館している図書館って理想ですよね。
単純に「住める」「泊まれる」っていうのもあった!わかるよー超同意!
足湯つき」とか、いやそれは無理かな…と思ったけど笑ってしまいました。
足湯はいいな、うむ。
いくら本を置いても床が抜けない」のもいいなぁと思う。そんな床欲しい。
あと、「どこかに秘密の書庫への入口がある」「とある本を棚から引くと異世界への扉が開く
建物が変形して悪と戦う」みたいなSFネタもいっぱいありました。
みんなどんだけ図書館に夢見てるの。妄想パワーすごい。
あ、でも自動書庫を動かしているときは、じわじわ開いていく棚の間から何か出てきそうな気はする。
オバケとか妖精とか、秘密基地とか、どこかの初号機とか。

スタッフネタもあって、「司書がナイスガイとタフガイ」「司書がミタさん」「カウンターにラルク」とか
ネタっぽいのから願望まで様々でした。
館長が児玉清」にはほおおぉステキ!って思って、
館長がボルヘス」にはむぅー違和感はないけどカオスな選書してそう…とか思ったりした。
たぶんボルヘスが館長をやると、砂の本よろしくページがあふれ出て止まらない本とかが
ジョーカーっぽく書架のどこかにひっそり置かれていて、
うっかり開いてしまった人はその本の最終ページを見つけるか、
メキシコ通りの国立図書館に納本するまで図書館から出られなくなるんだろう。


というわけで、わたしも考えてみました。ゆさ的最強のとしょかん。↓

「陽当たりの良い、小高い丘の上にある図書館で、周囲にはたくさんの樹が植えられている。
何世紀も前から建っているような、年季を感じさせる建物。
木の扉を押し開くと、中は明るくて、吹き抜けの天井からは明るい日の光が差し込んで
天に届かんばかりの本棚が吹き抜けをぐるりと囲んである。
外観は数階建の建物だけど、中に入ると上も奥も、どこまでもどこまでも続いているように見える。
上階に行くには階段かエレベーターで。どこまで棚が続いているのかは、誰も知らない。
最上階まで行こうとした人は何人かいるけれど、戻って来た人はひとりもいない。

司書は数人いる。でも、誰も彼らの顔や姿形を覚えていない。
開架や貸出カウンターやレファレンスデスクに確かに彼らはいるけれども、
利用者が用件をすませて「ありがとう」と言うと、もうそこにいない。
図書館はあくまで利用者が本を求め、探し、読むためにある。
司書はそのおてつだいをする。利用者が必要な本に出逢うと、その役目を終えて消える。
利用者がまた本を求めるときは、開架か貸出カウンターかレファレンスデスクのどこかにいる。
あるいはお昼休み中で、図書館併設のカフェにいるかもしれない。

本の種類はいろいろ。単行本も、文庫も、新書も、大型も、大活字も、点字も、音声も、電子もある。
様々な国のことばの本がある。
手に取ると、単行本も、文庫も、新書も、木や肌のようなぬくもりがある。
自由に閲覧席で読んでいいし、自由に借りて帰ることができる。
本を探していて、タイトルがわかっているときは、タイトルを呼べばいい。本は勝手に飛んでくる。
わからなかったら、何でもいい、ジャンルやキーワードを呟けばいい。
ただしこの方法ではありとあらゆる本が飛んでくるので、キーワードは複数呟く方がいい。
声が出せない人は図書館のパソコンに文字を入力すれば、スピーカーが呼んでくれる。

読んだ本をブックトラックに返すと、本はふわりと宙に浮かんで、勝手に元いた棚へ戻っていく。
違う棚に返すと、いやいやしてぱたぱたと飛んで、ちゃんと決まった棚へ戻っていく。
自分の家はここですとでも言うように。
常連さんがくると、読んで欲しくて勝手にその人のところへ飛んでいく本もいる。
が、本にも読まれたくない気分のときがあるので、そういうときは本棚から逃げたり
頑としてページを開かせてくれない。
おとなしく本の機嫌が直るのを待った方がいい。無理に開くと燃え上がって消えてしまうから。

図書館が遠くて来られない人は、図書館の名前を呼べばいい。
図書館は勝手にやってくる。
その人が本を借りると、図書館は勝手に帰って行く。自分の場所はあの丘ですとでも言うように。
本を返すときは、窓を開けるといい。本は勝手に図書館の棚へ飛んで帰っていくから」


…何だか「最強の」というよりも「あったら面白い」という感じになってしまった。
そして明らかにこの本の影響を受けすぎている気がします…てへぺろ。

あと、わたしは本を読むときに座ったり寝ころがることが多いのですけども。
寝て読んでいると、本を持つ手や腕がだんだん痛くなってくるので
下ろしたり上げたりしながら読むのですが、
そんなときはいつも、小さい頃に見たアニメ『エスパー魔美』を思い出します。
魔美がベッドに仰向けになって本を宙に浮かせて、手も使わずにページをめくっていて
「うわあああいいなあああこれ超便利いぃやりたい」と悶えまくった覚えがある。


本日のお絵かき↓
安麻侶曰く「舎人あり。姓は稗田、名は阿礼」※クリックで大きくなります
本日で『古事記』献上から1300年ということなので、記念に話者と筆記者。

「臣安麻侶言す。夫れ混元既に凝りて、気象未だ効れず。名も無く為も無し。誰か其の形を知らむ。
然れども乾坤初めて分れて、参神造化の首をなし、陰陽斯に開けて、二霊群品の祖と為る」

(『古事記』上巻・序文)

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2011-09-18 (Sun)
本屋さんや図書館に行って、買おうか借りようか迷った本があったら
買うか借りるかした方がいい、と最近思っているゆさです。こんばんは☆
仕事帰りやお出かけのついでにフラっと立ち寄ったとき、「あ、これ気になる…」と思っても
何となくそのまま帰って来ちゃって、後日やっぱり読みたいと思って行くと
すでに買われているか借りられているかして読めない場合が結構あります。
お店や図書館を変えても見つからなかったり、とかも。

という理由で最近本を買いすぎ&借りすぎています(爆)。
『愛蔵版蛍火の杜へ』『赤髪の白雪姫6巻』『こばと6巻』は以前から待っていたので
買ったその日にジーンときたりハラハラしたりしながら読みました。
(蛍火は近いうちに映画も観に行く予定~♪)
『兄のトランク』は宮沢賢治イーハトーブ館で買ってきたのですけど、
表紙がステキで、著者の宮沢清六さんの文章が読みやすくていいです。
身内の方が書く文豪の姿って、当たり前だけどリアルで好き。
ほとんど綺麗な思い出になってしまっている部分と、突然道が繋がったように生々しくなる部分があって
写真を見たり映像を見たり音声を聞いたりしている気分になってくる。

『奇想の系譜』はまだ部分的(若冲と蕭白の章だけ)にしか読んでいないのですが
内容が濃くてすでにお腹いっぱいになりかけていて困っています。。。
特に蕭白の章が楽しくて仕方ないです。しょーはくー!!
(蕭白の研究って、最近はわりと見かけるようになったけどやっぱりまだ少ない気がしているので
見つけて読めた日には天にも舞い上がりそうな気分になったりする)
これで蘆雪の章とか読んだら、わたししばらく絵師関係の研究書読めなくなるんじゃなかろうか…。

それから『あやかし草子』は装丁が気に入って、目次を見て何となく著者と馬が合いそうと思って
パラ見したら章ごとに文体が違うのが面白かったので読んでみました。
一文が短く、繊細で美しい文章なのですがたまにパッと火が点いたようになるのがいいです。
ムジナの和尚様のお話が好きだなぁ…。
『時平の桜、菅公の梅』は山田章博氏の表紙イラストに惹かれて読んでみたら
中味の時平と道真がイラストまんまの姿でしか想像できなくなって困惑(^ ^;)。
それくらい綺麗で影響力のある表紙です。ググれば画像が出てくると思うので気になる方はぜひ。
時平が主人公の小説ってなかなかないと思うのですが、この本は良かった~。
青年が壮年にあこがれて、惹かれつつもやがて離れていく話。ハマる人はハマると思います。

しばらくまともに本屋さんや図書館に行けなくて、久しぶりに行けたときって
欲しい本や読みたい本がもっさり待ち構えているので困ってしまいます。
好きな作家の全集とか出ていた日には、ものすごく嬉しいけど軽く目眩がしたりする。

そういえば『本づくりの匠たち』『和本への招待』『ジブリの哲学』を全然読んでいないことを
今になって思い出しました。あわわわ早く読みたい。。。


本日のお絵かき↓
水戸の脱藩者。※クリックで大きくなります
芹沢鴨。
本日が命日なので描きたくなりましたシリーズ(何それ)です。

色々と伝説のある人なのでキャラが決まってしまっている感がありますが、
そういうのもひっくるめて、とても複雑な人だったのではという印象があります。
鴨が持っている扇子は、何年か前に京都のお店で見たものを一瞬だけ思い出してから描きました。
(彼の持ち物にこういう扇子があったというわけではないです)
数年前のドラマ『新選組!』における佐藤浩市さんの芹沢鴨が
めちゃくちゃかっこよかったのが未だに忘れられない。
*ブログ内のイラスト記事一覧はこちらです*
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2011-04-15 (Fri)
Dedicated to You」の綾瀬一美様と相互リンクさせていただきましたvvv
紹介ページはこちらです。どうぞどうぞ、よろしくお願いいたします(^ ^)☆

ちょっとここのところ本棚の整理が全然できていなくて
色んな本が床に積まれた状態で待機中だったりするのですけど、
いかんせん棚がいっぱいで、なかなか手をつける決心がつかないです…。
うぅむどうしたものか。ヘ(-ω-;ヘ)

本はなるべくジャンルごとに配架したいと思っている身としては
棚の本の配置にはわりと気を遣っていたりします。
小説とマンガは手に取りやすい場所に置きたいなぁとか
画集やイラスト集は重たいから一番下の段がいいなぁとか、
エッセイや自伝はアイウエオ順またはアルファベット順に、歴史の本は時代順に並べたいとか。
なので、朝から「よしやるぞ!」と気合いを入れて整理を始めても
本が満足のいくように収まるのは夜半過ぎとかだったりする。
同じ棚に3冊入れたい本があるんだけど2冊しか入らないってことになると
とたんに手が止まってしまったり…。ああ、もう。

何より、本のジャンルを調べるつもりでパラリとページをめくってしまって
興味のあることや初読のとき気付かなかったことが書いてあったりとか、
すごく思い入れのある文章が書かれている書名を忘れてしまって
今までわからなくなっていたけどたまたま見つけることができたとか、
そういうパターンに陥ると中味を読み始めてしまって、作業が全然進まないです(^ ^;)。
年末の大掃除中に懐かしいものを発見して、
うっかり眺めていたら夕方になっちゃうパターンと似ていますね。

しかし今回ばかりは部屋が冗談抜きでヤバくなってきたので、土日で何とかできたらいいと思う。

本棚の間を歩くという行動が昔から好きです。
子どもの頃はインターネットや在庫検索機とかがなかったから、
本屋さんや図書室にどんな本があるのかは、店員さんや司書さんや自分のアンテナが頼りでした。
「なんか面白い本ないかな~」と思いながら、あちこち歩き回るのが好きでした。
(思えばあの頃から本棚が好きだったのだな…)
で、ずっとそんなことをしてきたせいか、あるテーマを何となく頭に思い浮かべて本棚を眺めて
ピンとくる背表紙を見つけてめくってみると、わりと探し求めている事柄が書いてあることが多いです。
で、その本の隣や近辺に並ぶ本を見ると、ちょっと違う視点で書かれた内容だったりして
また世界が広がる。この繰り返しが何ともたまらんです~(*´∀`*)。
新しい本が書棚に入ることで知識が更新されていくっていうのも、たまらんですな。
あぁよいなぁ本棚vvv


のんびりその3。※クリックで大きくなります
↑扉絵にならなかったけどせっかくだからサイン会してみたシリーズその3。その2はこちら
祐信と春信です。仲良し師弟。
*浮世絵師のイラスト記事一覧はこちらです*
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2010-12-02 (Thu)
ちょっと昔の時代の絵を描く場合、色んな資料を探して参考にするのですが
思いがけず役に立つのが、中学校や高校で使っていた日本史や古典の資料集だったりします。
こういう本は、教科書や研究書だけでは説明しきれていない歴史の動きや文化の中味が、
詳細な地図や写真や図版とともにコンパクトにまとめられているので
何かちょっとしたことを知りたいときにすぐ取り出せて、とても便利です。
卒業後に廃品回収とか出さずにとっといて、本当に良かった…。(-_-;A)

学生だった当時は覚えることがいっぱいありすぎてアップアップしていたので
資料集はとても難しく感じていたのですが、
今になると卒業後や社会人になってからの知識や経験が多少なりともあるため、
内容を理解するのにそんなに四苦八苦しないのが何だか嬉しかったりします。
知らなかったことがわかってくると、当時の人の目線にすんなり降りて行けるので
住んでいた場所とか持っていた物とか立場とかで考え方はこう変わるんじゃないかしら…と
色々妄想するのが楽しいですね。

しかし「あーこのときのこの人の決断が後々にこう響いていくんだなー」とか
「そっかーこれとこれがないとあれは完成しなかったんだなー」とか
ぶつぶつ呟きながら読んでいる自分に気付くと、
学生時代に焦ってできなかった分の復習をしているかのような気分になってくる。


なんか来た。※クリックで大きくなります
鈴木春信の周辺事情その24。23はこちら
神田白壁町に引っ越して戸主になった春さん、絵がそこそこ売れて、生活も落ち着いてきました。
そんな1760年の夏のこと。
朝起きて、顔を洗いに行こうとした春さんのもとへ、ひとりの男の子がやって来ました。
江漢「こんちゃっ!あなたが鈴木春信さん?弟子にして欲しいんスけど」
春信「ほへ?」
江漢「あ、おれのことは、司馬江漢って呼んでくださいね。あなたの絵に惚れたんです」
えっと、どっかで見た光景だなぁ…と思った春さんでした(笑)。ちなみにここですね。

桃色の人。※クリックで大きくなります
銅板画の創始者、司馬江漢(しば こうかん)。10代の頃、鈴木春信に弟子入りしました。
その後平賀源内、杉田玄白、小田野直武らと交流する中で徐々に西洋画を志し、
遠近法を学んで浮世絵に取り入れたり、油絵の具を手に入れて油絵も描きました。
1783年には、大槻玄澤と協力して日本初の腐蝕銅版画(エッチング)を作成しています。

少年時代は、結構やんちゃだったらしいのでそれっぽい男の子に。
元気でにこにこしている子は描くのが楽しいです。
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2010-11-12 (Fri)

こんにちは!トラックバックテーマ担当の水谷です!今日のテーマは「最近読んだ本を教えてください」です。水谷の、最近読んだ本は「カラフル」という小説です。つい先日まで、アニメ映画として上映されていたのですが原作の小説も読んで、すごく考えさせられました。小説とアニメでは、若干、内容が違うのですがどちらも、良いお話でした。水谷は、もともと、そんなに読書はしないので文学的なものよりも、読みやすい小説をよく読...
FC2 トラックバックテーマ:「最近読んだ本を教えてください」


わたしの好きな歴史上の出来事だけ(←ここ重要)を書き込んだ
「今日は何の日手帳」というのを数年前から作っているんですけど、
今日の項を見たらミヒャエル・エンデの81回目の誕生日でした。
わお、もうそんなになるんだと思って『モモ』とか『はてしない物語』をパラパラ読み返しました。
両方とも夢中で読んだ覚えがあります。懐かしい。

しかしエンデが強い内面世界を持っているのって、作品を読めばすぐにわかりますね。
この人絶対、外より内の世界が好きだよなあって。
しかもそれ、マイスター・ホラの「どこにもない家」みたいに
隅から隅までがっちり形作られていてちょっとやそっとじゃ壊れそうもないのが、すごい。
大勢でわいわい楽しくやるより、静かな場所で一人で考え事をしているタイプではなかろうか。
そして、その時間を何よりも大切にしているとか。ああ、親近感が湧く(笑)。

日本が大好きだったエンデ。晩年は『はてしない物語』を翻訳した日本人女性と結婚しています。

ドイツ人って堅実なイメージがありますけど、
小説を読んでいる限りは必ずしもそれだけではない気がする。
オトフリート・プロイスラーとかエーリッヒ・ケストナーの小説を読んでみても
とても真面目なのですけど、ストーリーや情景表現にはユーモアと余裕があるなと思います。
プロイスラーの『大どろぼうホッツェンプロッツ』で、カスパールとゼッペルがお互いの名前を
ホッツェンプロッツに間違えて覚えさせて活躍するのが、いつ読んでも面白くてたまらん。
大好きです(^▽^)。

他に好きなドイツ人は…
ヴィルヘルム・グリム&ヤーコプ・グリム、ヘルマン・ヘッセ、トーマス・マン、
ヨハン・セバスチャン・バッハ、ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン、ロベルト・シューマン、
ヨハネス・ブラームス、ノルベルト・ブルグミュラー、フェリックス・メンデルスゾーン、
フリードリッヒ・フレーベル、アルブレヒト・デューラー、アンネ・フランク、オリバー・カーン。

偏ってますね…(^ ^;)。


今夜はお月見♪※クリックで大きくなります
鈴木春信の周辺事情その15。14はこちら
春さんが帰ってきたのは、ちょうど仲秋の名月の日の午後でした。
お月見の準備をしながら、子鬼さんたちに質問攻めの春さんです。
春信「ねえねえ、普段はどこにいるの?」
子鬼「冥府の閻魔様のところ。身の回りのお手伝いしてる」
春信「どうやってここへ来るの?」
子鬼「そこの井戸から」
春信「へぇ~~。みんな石ちゃんに描いてもらってるの」
子鬼「まあねぇ」
春信「誰かに見つからない?」
子鬼「大丈夫、すぐ消えるから。それに、見える人の方が少ないもん」
春信「おれは見ていいの?」
子鬼「うん。先生が警戒してないし」
春信「石ちゃん、いつから知り合い?」
石燕「2年前。引っ越しても引っ越してもついてくるからよ、暇つぶしに描いたら世情受けした」
先生は慣れているのでドライです。

鳥山石燕の妖怪絵の集大成『画図百鬼夜行』シリーズは
彼の晩年に刊行されたものですが、あそこまで細かく描くには
若いうちから相当の枚数をさばいていただろうなぁと思っています。
そして世間においてそれなりの需要がないと、描き続けるのは難しいはず。。。
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2010-10-29 (Fri)
生きてます。
貧血による頭痛&めまいと、胃腸の痛みがひどくて寝込んでいました…。
立っているとふらふらするので座っているのですが、
お腹を庇う座り方をしてしまうらしくて、今度は腰が痛くなるという…orz
(それにしても今月の痛み方はおかしいです。急に寒くなったから冷えたのかも)

薬局で薬を買ってきて飲んだのと、日にちが経ったのとでだいぶ落ち着いてきました。
今日もお風呂であったまって、しっかりおフトン被って寝ます。


薬局の近くの本屋さんで『活字倶楽部』を読みましたら
イラストレーターの竹さんとワカマツカオリさんと友風子さんのインタビューが載っていて、
「イラストを描くとき、一番時間がかかる作業は何ですか?」という質問に
お三方とも「ラフ」と答えていらっしゃったのが印象的でした。
あたりがとれてしまえば後の作業が早いのは誰でも同じなのかも、と思ってちょっと安心。
わたしもラフがうまくいくまでは、ものすごく時間がかかりますが
できた後は「よし、これでいける!」とすっかり面白くなって一気に仕上げられるので…。
あと、アナログでイラストを描いている友風子さんが
「パソコンの戻るボタンが欲しいときがあります」とおっしゃっていて
わかりますよーー!!!ヽ(≧▽≦;)とその場で叫びそうになりました。
アナログでペン入れや色塗りをしていると、ごく稀にですが、そういう時がありますね。

あと『新週刊マンガ日本史』の第2号を買って読んでみたら、
本編よりも付録の加藤和恵さんマンガがはっちゃけていてビックリでした。。。
「ぶっ飛んだテンションの厩戸皇子に振り回される小野妹子」という図式は去年と同じですけど、
今回は皇子だけではなく蘇我馬子もぶっ飛んでいるので
妹子のヘタレっぷりに拍車がかかっていた感じがします。ミスター苦労人。
(もしこの面子で第3弾があるとしたら、
妹子は『フルーツバスケット』のはとりさんのようなポジションになるに違いない)

乙女の日本史 文学編』も買ったので、あとで読みたいと思っています。

そういえば11月9日まで読書週間ですね。
小学校や中学校のとき、朝の会の前に10分間読書をするというのがありました。
みんな結構、まじめな本を持ってきて読んでいたような覚えがあります。
あれ、今も行われているのかなぁ…。


どきどき。※クリックで大きくなります
鈴木春信の周辺事情その7。6はこちら
祐さんが、今後のお仕事について、版元の担当者と打ち合わせをしている間に
師匠のお仕事の準備をする春さんの図。隣が気になって仕方ないようです。
「今度は、どんな絵、描くんだろう…」


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2010-10-19 (Tue)
こんなの見つけました。→福井県立図書館の「覚え違いタイトル集」。
「ハーメルンの音楽隊」とか、すごい!混ざってる!!(爆笑)
「さんまのおふだ」にも爆笑しましたvvvずいぶん生臭そうなお札だなぁ(笑)。
「うみのともだち」って、ボールはともだち!みたいですね(^ ^;)。
(『ともだちは海のにおい』のことなんですが、言葉の並びが変わるだけで雰囲気がガラリと…。
理論社よガンバレー)
類似語で覚えていたり、著者ヨミを勘違いしていたり、別々の著者の小説を混同していたり
中には「惜しい!」と言いたくなるのも。。。
みんな適当に覚えてるんだなぁー。わたしだけじゃなかった。ホッ(^.^;A)

本のタイトルの覚え方とはちょっと違うのですが、
わたしは子どもの頃、天気予報の波浪注意報を「ハロー注意報」だと思っていて
「こんにちはに注意するってどういうこっちゃ」とアホなことを考えていたことがあります…。
あと、東名高速道路を「透明高速道路」と思っていて、
プラスチックかガラスで出来たスケルトン系の道路を想像していたような(笑)。
ひどいもんだ。。。

今、BS2で『陰陽師』を観ています。野村萬斎さんの立ち振る舞い、別格だなぁ…。


しゅっぱ~つ。※クリックで大きくなります
鈴木春信の周辺事情その3。2はこちら
春さん、ろくにプランも考えないまま(笑)京へ向けて日本橋を出発です。
春信「行ってきま~す♪」
石燕「都の冬は寒いってェから、風邪ひくなよ!」
春信「は~い。着いたら、手紙書くね~」

ちなみに時刻ですが、明け七つ(朝の3時~4時)です。。。
当時、夜は冗談抜きで真っ暗でしたので(行灯や提灯は、日没後はほぼ役に立ちませぬ)
旅人は朝早くから歩き、明るいうちに次の宿場へ行って休みました。
慣れない旅先の薄暗い部屋で、ごはん食べたりお風呂入ったりしたくないですもんね…。
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2010-08-12 (Thu)
次回記事から遣唐使団ラストシリーズ始めます!!!
(ああ、宣言しちゃった……構成もペン入れもヨレヨレなくせにどうする気だ自分)

making13.jpg
↑竹藪を絶賛色つけ中。7~8色程度の緑を重ね塗り。
どんなに奥へ行っても暗くならないのが竹藪なので、光の加減に悩みます~。
いや迷ってる場合じゃない。どう光らせるかを考えつつ塗るしかない。

本屋さんに行って雑誌「MOE」を買って(今月はアリエッティ特集ですよ)、
パラパラと読み読み。この雑誌は特集の作り方が本当に丁寧できめ細かいです。
2つめの特集によると『星の王子さま』のPAができたらしいですよっ!!→こちら
知らなかったっ猛烈に行きたいけど高速道路は教習所で1回乗ったきりだ…勇気がない度胸がない。
でもでも、バラ園とかサテリットとか本編の言葉のレリーフとかあるらしくって
写真見るだけでもホント萌えるんですけど!!高速乗る訓練しようかな…。
で、王子さま再燃したので久しぶりに本編を読んだら、
子どもの頃と感じ方がずいぶん違ってビックリでした。
ゾウを飲んだウワバミは見間違えなかったのでまだ大丈夫と言い張ってみます。
しかし内藤さんの訳は本当に日本語が美しいです。大好きだ~。

「この人の訳じゃないと読めない」という本が多いです、わたしは。
ポターやファージョンは石井桃子さんじゃなきゃいかんし、アンデルセンは山室静さん。絶対。
プロイスラーは中村浩三さん、ホームズは延原謙さんじゃないと受け付けない。
若草物語は吉田勝江さんで、赤毛のアンは掛川恭子さんが一番いい。
…書いてみて思いました。堅い文を書く人たちがいいのかもしれません、きっと。
いかん。そう考えると好きな小説のタイプも偏ってる気がしてきた。
主人公に柔軟性がないと読めなくて、ツンな人は好きですが冷血はダメで
直接的な残酷描写は卒倒するしかなく(テーマ上必要な場合は別です)、
正面から恋愛を書く話はいいけど(少女漫画好きだし)明らかにネタとして恋愛が使われるのはイヤ。
本文のフォントは早川書房と偕成社が使っているやつが神です。
(クリスティ文庫や守り人シリーズがそうですね。行間もちょうどよい)
…ずいぶん色んな本を読めずに過ごしていると思います。いかん。。。

立秋過ぎたけど秋の風はまだかなぁ…。
お空が曇ってペルセウス座流星群見えない~どゆことや~!(←TRICKのお母さん風に)


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2010-02-18 (Thu)
はいはい利用しま~す!!小学生の頃から憩いの場です
学生の頃は図書館でバイトしてましたし、
卒業した大学の図書館も頻繁に顔出しますし。
卒業生用カードがあって、貸出もできるのですよわーいvvv
専門書オタのわたしとしては、ここがなくなると生きていけません。
大学図書館?何それ、桃源郷でしょ。

一週間に一回は、町内町外、どこかの公共図書館回って何かしら本を借りてますね。
お陰でお財布にはあっちこっちの図書館の利用カードが入ってます。
この図書館にはこの本があるけど、あの図書館にはないとか
図書館で行われるイベントとか、色々楽しみで
ついつい回ってしまうのですよ。
何より本をタダで読み放題というのが一番の魅力でしょうネ。
買うほどでもない本を借りたり
買おうかどうしようか悩んでいた本を試し読みしたり
なかなか手に入りにくい本を取り寄せてもらったり…。
そして禁帯出の本を閲覧コーナーに持っていくときの、あの幸福感!
たとえ借りられなくてもあの分厚さをバタッと開くのが楽しくて仕方ない。
ああ本読んでるって感じで。
どうしても読みたい本を探して書店や図書館を巡るのも好き。
見つからないかもしれないけど行動するのが好き。生きてる感じがする。
君よ知るやこの幸せ。。

通っていた地元高校の図書館の司書さんがいい人で、
貸し借りのやり方とか、資料の探し方とか、図書館の使い方とか色々教えてくれました。
一年間だけだったけど図書委員もやって、
文化祭で古本市めいたこともやったなぁ。懐かしい。

図書館の利用マナーについては様々言われてるからそんなに書くこともないけど、
あえて一言。
…Be quiet.

こんにちは!FC2ブログトラックバックテーマ担当ほうじょうです。今日のテーマは「図書館は利用しますか?」です。図書館はとても便利ですね!無料で、読みたい本を借りて読むことができます。それも膨大な量の蔵書から選ぶことができますし!でも人気のある本は、予約が入っていてそれを待つためにすぐに読めなかったり、返却日があるし、自分...
トラックバックテーマ 第906回「図書館は利用しますか?」





藤田まこと氏…(泣)。びっくりしました。あまりに突然で。
『必殺仕事人』シリーズが大好きでした。去年の最新作は欠かさず見てた。
ご冥福をお祈りいたします。
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2009-11-03 (Tue)
200911031226000.jpg
行ってきました。最終日ギリギリセーフ!
今回で50回だったんですね。

お天気が心配だったけど、晴れて良かった!
山のような本に囲まれて幸せで死ぬかと思いました(笑)。。。
交差点にズラーッと本の市場が並んでるのですよ~。
いやあ人が多かった。最前列まで出るのが大変だった。
普段ならだいたい行くお店が決まってますが、今日は全制覇。
こういうときでもないと出てこない本っていっぱいありますからね。

収穫はぼちぼち。でもずっと探していた本が買えました。やっほい。
帰宅してネット占いで本日の運勢を見たら、「掘り出し物が見つかるかも」でした。
うおぉ当たったよ!!(v ̄∇ ̄)/

来年も行くぞ~。


実践女子大で『源氏物語』のシンポジウムがあるそうで。
最近見つかった巣守の断片が発表されるってニュースでやってました~。
わーい行くよ行くよ。。。
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2009-10-27 (Tue)
ある人に「趣味は読書」と言ったらカタイね暗いねと言われまして。
いやそれはですね、と説明しようとしたのですが聞く耳を持っていただけず、
何だかその人の言い分だけをぐだぐだと聞いて終わった。

その人はわたしが普段からおとなしいのを見かねて、
「もっと明るくしなよ」と言いたかっただけなんでしょうけれども。
笑い飛ばせないなんてまだまだガキだなぁと自負しつつ世界の中心で叫びます。

余計なお世話です放っといてーーーーーっ

ε=ヽ(`□´)シヽ(゙ `□´)シ


…………はぁ…………はぁ…………


少し楽になりました。

一体いつからこんなに本を読んでるんだっけ…はるか昔からです。記憶にございません。
読むのが楽しくて寝るのが惜しいくらいなのは昔も今もおんなじで、
途中で読みやめると本に負けた気がするのもおんなじです。

自室の本棚や図書館の本棚や書店の看板を見ると元気が出るし、
ジャケ買いも作家買いも大人買いもするし、
今週と来週が読書週間なのが嬉しいし、
朝のラジオで布製栞が紹介されればネットで探しまくるし、
神保町の青空古本マーケット襲撃は年中行事だし、
秀逸な文章や言い回しに出会うとわけもなく泣きたくなるし、
最近は歌詞やポスターのコピーにも萌える始末だし。

たぶん本を持ったわたしは水を得た魚で、図書館や書店は居心地のいい水槽なんだなぁ。

読書は頭の体操で、心のおくすりです。
ボルヘスが『砂の本』で書いたみたいに、ページを繰るごとに次から次へと知識や思想が溢れてきます。
暗くない。暗いはずがありません。大丈夫だ。

読むのはやめません。やめられないし、やめたくない。
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