猫・本・歴史・アートなど、その日見たもの考えたことをそこはかとなく書きつくります。つれづれに絵や写真もあり。
第2250回「朝食は和食派?洋食派?」
2017年04月03日 (月) | 編集 |

こんにちは!FC2トラックバックテーマ担当の梅宮です
今日のテーマは「朝食は和食派洋食派」です
朝食は1日のはじまりを元気にスタートさせる大切な食事ですよね...
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旅行中などの例外を除いて、基本的に白米・お味噌汁・納豆or卵です。
納豆のときは辛子を入れずにお醤油かポン酢だけ、
卵のときはレンジであたためチンだけしてポン酢かけて溶いてごはんとかき混ぜます。
気分が向いたら卵をハムエッグにしたり、納豆に海苔をつけたりすることも…
ので、和食派ですかねえ。
洋食を食べないわけではなくて、うちは夜に朝のぶんまでのお味噌汁を作って朝に白米を炊くので
必然的にごはん食になるのですな。
それが習慣づいてしまっているのでたまにパン食とかにすると新鮮な気持ちになる。
パンで食べるならトーストにしてバター塗るのが好きだし、とろけるチーズ乗っけても好きだし
さいころに切って野菜と混ぜてオープンサンドにするのも大好き。
あとコーヒーより紅茶、もっと言うとハーブティー派なのでジャスミンかカモミールをつけますね。

映画『コクリコ坂から』の主題歌を歌っている手嶌葵さんの「コクリコ坂から歌集」に
その名も「朝ごはんの歌」という歌が収録されているのですが、
ご存知の方も知らない方も何も言わずに聴いてみてください→こちら
朝聴いても夜聴いても、聴いてるだけで朝ごはん食べたくなるんですよ…!
(昼ごはんでも夕ごはんでもなく朝ごはんである点がポイント)
食べ物の歌って大好きですけど、最近聴いた中でダントツにお腹がすく歌です。
映画の中でも主人公の海ちゃんがおいしそうな朝ごはんを作っていて「食べたい!」と思ってしまう。
ジブリ映画の食事シーンは総じておいしそうですよな^^
あと谷山浩子さんの「おはようクレヨン」も好き~。→こちら
朝起きたクレヨンたちが絵を描いて洋食の朝ごはんができる歌。
子どもの頃にみんなのうたで流れるのが毎回楽しみで夕方はテレビにかじりついていて
クレヨンで朝ごはんを描いたりしておりました。
あの頃は一時期クロワッサンとサラダとスクランブルエッグの朝食にものすごく憧れていたな…
あの魅力は何でしょうね…おしゃれだからかな。
今は自宅での朝食にはしないけど、旅先で出会うとたまに食べます。楽しい。

「絵本や小説に出てくる食べ物が食べたい」という欲求は定期的に訪れますが
「歌に出てくる食べ物が食べたい」っていうと他に何があるかな…。
手遊び唄のカレーライス作る歌(にんじん、たまねぎ、じゃがいも、豚肉…ってやつ)をやると
毎回カレーが食べたくなってたなそういえば。
ユーミンの「チャイニーズスープ」を聴くと中華風スープが、
おかあさんといっしょの「シンデレラのスープ」を聴くとカボチャスープが飲みたくなるし
プリキュアの「しあわせごはん愛のうた」を聴くと卵かけごはんが食べたくなるし
キテレツ大百科の「お料理行進曲」を聴くとコロッケが食べたくなるし
ひとりでできるもんの「魔法のゲーム」を聴くと料理がしたくなる。
わたしはひとりでできるもんでBPやブイヨンの存在を知りましたし
包丁の握り方からテーブルマナー、ガス漏れ警報器が鳴ったらどうすればいいか学んだのも同番組でした。
本当に勉強になる番組だった。
(舞ちゃんにはもう会えないけど、文ちゃんの松村泰一郎くんは今どうしてるのかなとぐぐったら
えらいイケメン役者になっていてびっくりしました)

反対に、およげたい焼きくんやだんご三兄弟を聴いてもたい焼きやお団子を食べたくはならないけど
きょうの料理や3分間クッキングのテーマを聴くとものすごくお腹がすく。。
ごちそんぐDJは最近やっとおもしろく見られるようになってきたかな~。
あと最近、ねば~る君が歌う「しずかなごはん」を聴いたのですが
アニメーションから何からすさまじいインパクトで脳内ループどころじゃなかった…!夢に出てきそう。
♪はっこーハッコーはっこハッコハッコー!

そういえば高円寺のギャラリーでやってるごはん展を少し覗きたいと思ってて結局行けずじまいになりそう…
おいしそうなごはんのイラストやグッズがいっぱいあったんですよな。むむ。
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お化けと王家。
2016年03月20日 (日) | 編集 |
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Bunkamuraオーチャードホールにて「Orchestra Valse Vol.5」を聴いてきました♪
ジブリファンのアマチュア音楽団体Orchestra Valseによるフルオーケストラで
「となりのトトロ」と「天空の城ラピュタ」の劇中曲が演奏されるコンサートです。
去年のVol.4(カリ城とナウシカのプログラム)に初めて行ってとても面白かったので
今回も発売日にチケット取りました。
トトロプログラムには「さんぽ」「となりのトトロ」を歌われた井上あずみさん&娘さんのゆーゆさんが、
ラピュタプログラムではシータ役のよこざわけい子さんとムスカ役の寺田農さんが
ゲストでお越しになって歌と朗読を披露してくださいましたよ(*´︶`*)。
去年もでしたけどチケット代はLoppiの発券手数料108円だけでした!
いやいや素晴らしすぎてむしろ払うよ!?払わせてくれ~。
(写真のパンフレットも井上さんインタビューや王家対談が掲載されているにも関わらず無料配布だった)

16valse1.jpg
オーチャードホール初めてですよ。
ドキドキしながら入場したら天井むちゃくちゃ高くてふおおおってなった、こんな広いホール久し振り。

第一部は「となりのトトロ」のメドレー。
パンフレットを見たらプログラムの最初が「さんぽ」だったのと、
注意事項などの会場アナウンスが放送されてバルスの皆様がステージに着席されても
ゲストの井上さんが現れなかったので、
これは井上さん「さんぽ」の歌詞にあるみたいに歩きながら登場したら面白いなあと思っていたら
オーケストラがイントロを奏で始めて、そこへ
「みなさんこんにちはー!」とエメラルドグリーンのドレスに身を包んだ井上さんがご登場!
そのまま「さんぽ」の歌を歌ってくださいました~うわー、うわー!!
子どもの頃からずっと聴いてきた歌ですが、オリジナルの歌手さんの声を生演奏で聴くのは初めてで
感激しすぎてまだ始まったばかりなのに脳みそがどこかへ飛んでいきそうになった。
伴奏がフルオーケストラなのも最高でしたよ~~いきなり贅沢な時間♪
お引っ越しの音楽を聴いてると働きたくなってくるし、
風のとおり道も鉄琴のイントロからぐんとオーケストラに入るのが鳥肌立ってしびれたし、
おかあさんの歌ではサツキとメイの「メイは大きくなったからひとりで寝るんじゃなかったの」
「お母さんはいいの!」のセリフを井上さんとゆーゆさんで再現されたのかわいかった(*´∀`*)
ネコバスの音楽わくわくしましたー!なにあれ!!
あれシンプルな音から演奏楽器が徐々に増えて最後にオーケストラで爆発するんですね。
最初にフルートが鳴って、次にトランペット、弦楽器、最後に全体が鳴り出したのを見て
ああ、こういう構成なんだと思いました。
こういうコンサートのいいところは
映画で流れていた音楽の音をどの楽器が演奏していたか目で見てわかることですね。
映画観てて「クラリネットかな?」「コントラバスきたー」「ピアノ」などわかる部分もあるのですが
わからなかった部分も含めて改めて理解できるというか。
ラストの「となりのトトロ」は井上さんとゆーゆさんが歌い出すと客席から自然に手拍子が起こって
わたしの脳内には映画のエンディングクレジットと挿絵が再生されていたよ。大好きですのでね^^


休憩をはさんで、続いて交響詩「天空の城ラピュタ」。
バルスの皆様が着席なさって、最後によこざわけい子さんと寺田農さんが登場なさると盛大な拍手が☆
よこざわさんは青い上着に白パンツ姿、寺田農さんは黒スーツに白シャツ姿で
式台の両脇に置かれたハイスツールにそれぞれ腰かけられたのを見て
(たぶんその方が客席から見てバランスがいいからだと思うけど)、
おお…やっぱり王家2人仲良く並んで朗読はなさらないのねって一瞬思ってしまったラピュタ脳でした←
てか、よこざわさんが膝を揃えて美しく座っていらっしゃったのに対して
寺田さんは終始片足を立てた姿がすげぇ様になっててセクシーで
そのポーズのままムスカのセリフ朗読なさるからどうしようかと。。
どこ見たらいいかわからなくてオペラグラスの行く先が迷子になりかけましたけど
お2人とも素敵すぎてガン見してしまった(どっち)。

相変わらず愛にあふれた音楽で、久石さんのオリジナルに少しエッセンスと修飾がなされて
でもコンサートホールだからちっとも気にならない、むしろカモンなくらい迫力ありました。
スピード感あふれる襲撃シーンやカーチェイスシーンの音は指揮者も演奏者もつっ走ってたし
ゴンドアやラピュタ庭園の音はやさしく切なく、しみじみとした気持ちになりました。
そしてどの音楽を聴いても映画の場面が思い出される…。
ハトと少年(パズーが吹くラッパ)の演出がよかった~!
スラッグ渓谷に朝がきた音楽の後に、会場の上の方からポワっていう音がしたので何?と見上げたら
3Fバルコニー席にひとりの男性が立って、手にはトランペットを持っていたので
まさかあそこから??と思う間もなく♪ソドーソドーレーソミーファソソーのメロディが朗々と吹かれた!
3F席で高らかに奏でられるハトと少年!スゲー雰囲気ばっちり!
てかパズーの試し吹きまで再現することないじゃないの~~最高かよ。
(あれはちゃんと音出し確認して吹き始めるパズー意識高けぇなってすごく思ってるシーンです)
ちゃんと鳩が飛ぶSEもつけられてて映画の映像が見えるようでした。
どちらかというと強く、凛とした音で少年の肺活量の音というよりラピュタ愛に満ちた音だったけど
これはそういうコンサートだからいいのだ。

例の「ホワホワホワ」みたいな感じのタイガーモス号の飛行音とブザー音に始まり、
今回も効果音がパーフェクトに再現されていましたよ。
シータの乗った船が襲撃されるときの飛行機の音やフラップターのエンジン音や銃声までは予想してたけど
ムスカのモールス信号はオーケストラのど真ん中に本当にモールス信号機が登場して(!)、
ピピピーピピピピーって鳴らし始めて客席がどよめいたよね(笑)。
ていうか今回は劇中ジェスチャーの再現が多くておもしろかったです。
シータがムスカの頭を瓶でポカリとやるあれは女性メンバーさんが男性メンバーさんを殴る振りしたり
スラッグ渓谷に車をとばしてきたドーラ一家のパフパフっていうクラクションとか
機関車に乗り込んでくる男たちにシータがシャベルをぶつけるのまで再現されて
笑いそうになるのを必死で堪えました。なんじゃありゃー!!(爆笑)
飛行石の音は鉄琴とハープで美しく奏でられていたし、
洞窟で飛行石が光る音は木琴が不思議な音を出していたし
シータがロボット兵に破壊をやめさせるシーンはよこざわさんが「やめて」って言っても
延々とビーム音が鳴り続けていて待って待ってシータ危ないから!って声に出すところだった。
竜の巣の中を行くシーンで雷の音はもちろん、パスーが口パクで「父さん」っていう間まで完璧再現。
何もそこまで…と思わずツッコみたくなる部分にも手を抜かないバルスの皆さんマジ愛好家。
園丁のロボットの歩く音はティンパニーと鉄琴のささやくような音色が
不思議さと優しさをかもし出していて癒されました。
ラストのコーラスどうするのかな?と思ってたら金管パートの方々が♪ルルル~って歌い出されて
ラピュタが崩れていく音と相まって切なさMAX。すばらしかったです。

よこざわさんと寺田さんの朗読には海馬を刺激されまくって大変でした…!
ラピュタは30年前の映画ですがよこざわさんの声全然変わってなくて
聞けば聞くほどシータなのすごかったし、
寺田さんのムスカ大佐は青年将校だった頃に比べ思慮深さが足されて強くなってた、
大佐どころじゃないよジェネラルだよこれ!
今回は映像がないのでお2人とも間をたっぷり取ってじっくり朗読するスタイルで、
ところどころカットされた部分もありつつシータとムスカのセリフを中心にプログラムが作られていて
中盤と後半はほとんど2人でしゃべってましたね。
ムスカがシータにロボット兵を見せるところはワルさが増していたし
「まだか、早くしろ」は映画よりやっつけな感じだったし
「つながりましたー」ってバルスのメンバーさんがセリフをつないで
「私はムスカ大佐だ~」に入るセリフは歯切れよくテキパキした指示っぽくてかっこよかったし
閣下たちへの「君はラピュタ王の前にいるのだ」の演説は映画そのまんまだった。
後半は名ゼリフの連発でその1「読める、読めるぞ…」はよろこびが3倍くらい増していたし
その2「見ろ、人がゴミのようだ!」はジェスチャーつきなうえに重厚さとゲスさが10割増しで
失神するところだったよ!(誉め言葉です)
くっは~!寺田さんすごすぎる。
その3「目が~目が~」については完璧すぎてもう何も言うまい……
溶鉱炉に親指を立てて沈んでいくムスカが見えたからもういいのよ(幻視)。

シータが鳩たちと戯れるシーンや朝ごはん食べながらゴンドアのこと語るシーン、
タイガーモス号で見張りをしながら呪文について語るところで思わずウルウルしてしまって
「ダメよ!最後まで泣かないと決めたじゃない!」とか青春マンガみたいな口調で必死に涙腺押さえたけど
時々ポロッときてしまいました…よこざわさんやばい。
小さかったシータが「リテ?」と口足らずに言っていた呪文を
成長したシータが「リテ・ラトバリタ…」とつぶやいた声の変貌にぞわわわってきたし、
「ヒタキの巣だわ」とか本当に映画のままの声色でセル画から背景画から全部ありありと思い出しましたよ。
クライマックスのムスカとの対決の長台詞は、よこざわさんもブログで語っていらっしゃいますが
ご自分で納得のいく演技ができたらしくてよかったなあ…。
(映画の演技が×というわけではありません)
そして要所要所で「ああここに田中真弓さんがいたらなあ」と何度も思いました。
もちろんパズーがいなくても、シータのセリフの後にパズーの声も自動的に脳内再生されたので
問題はなかったのですけども。
最後の「バルス!」はものすごい声量が飛んできて全身がビリビリして一瞬息が止まりかけたよ!
よこざわさんすごい~!
そしてさんざん刺激されて緩くなっていた涙腺がラピュタが崩れた瞬間に決壊…
音楽と崩れる再現SEが完璧すぎたせいですね…泣くなという方が無理。
映画でパズーとシータのアップになってるところ、フルートで泣いてるみたいだった。
最後に井上さんが黒地に銀のシックなドレスで登場されて「君をのせて」を熱唱、
もう言葉にできない、むり。

アフタートーク。
井上さん、よこざわさん、寺田さんのお三方が一堂に会するのは完成試写会以来らしくて
つまり30年ぶりとのこと。。
完成披露パーティもあったらしいけど井上さんとよこざわさんだけ参加されたそうで
よこざわさんが井上さんのドレスの色まで覚えてらしたのすごかった。
寺田さんはアフレコの後、一度も完成した映画をご覧になったことがなかったそうで
(大学(寺田さんは大学教授もなさっています)で学生さんからムスカの声をリクエストされても
「似てない」などと言われてしまうらしい^^;)、
学生さんに金ロでやるのを教えてもらい観たのと、
今回のためにわざわざDVDを借りて観たとおっしゃって客席にどよめきが(笑)。
「やっと自分のモノマネができるようになりました」とおっしゃる寺田さんを見て
去年もアスベルの松田洋治さんがそんなお話をなさってたなあ、などと思い出したり。
井上さんとよこざわさんがニコ生のラピュタ実況に参加されたときのお話をなさってて
わたしも後で知ったのですが入場者70万人、コメント100万件超えだったらしくて。
最近はラピュタ放送時にTwitterでバルス祭とか開催されてるし(ゆーゆさんは参加したとか)、
これからも盛り上がっていくんだろうな。
司会の方が「作品はこれからもずっと愛されていくと思いますので
また機会がありましたらご一緒したい」とオファーを出すと
おふたかたとも「ぜひ」「モノマネを覚えたので」などとOKが出されて拍手が起きてた^^

アンコールでステージに戻って来られた寺田さんがくるりと客席に背を向けたと思ったら
演奏者の皆様に向けて拍手をなさっていて、つられて客席の拍手も大きくなりました。
ああいう気遣いのできる方ほんと尊敬する。
レセプションも盛り上がったみたいでよかったです→こちら
オーケストラバルスでは乾杯の音頭が「バルス」らしいですが今回はムスカ大佐が唱えたそうですね、
いいなあ聞きたかった(笑)。

アンコールには井上さんの「みっつおしえて」とバルスによる「鳥の人」まで聴かせていただいて
ごちそう様でしたーーー!!
去年のカリ城とナウシカに続いて、今日はトトロとラピュタを目の前で聴かせて、いや観させてもらって
お湯屋の料理を片っぱしから食べまくったカオナシみたいに頭と胸とお腹がパンパンだった。
わたしどれも劇場で見てないんですけど公開30年目にして劇場で観た気分。マジ感動。
あふれる愛と思いをアンケートにたたきつけてオーチャードホールを出て
フラフラしながら渋谷駅に辿り着いたら、
三連休のど真ん中の日だったせいか改札から人が溢れすぎてえらいことになってました。。
ひ、人がゴミのようだ…!

Vol.6は開催されるのかな、どなたがゲストにいらっしゃるのでしょうか、楽しみに待ってます♪
おじさまとひめさま。
2015年04月12日 (日) | 編集 |
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なかのZEROにて「Orchestra Valse Vol.4」を聴いてきました♪
ジブリ音楽ファンのアマチュアオーケストラ団体Orchestra Valseによるフルオケの生演奏で
「ルパン三世 カリオストロの城」と「風の谷のナウシカ」の劇中曲を堪能できるコンサートです。
しかも島本須美さん、松田洋治さん、京田尚子さんがゲストでお越しになって
カリオストロプログラムでは島本さんがクラリスを、
ナウシカプログラムではお三方がナウシカ・アスベル・大ババ様のセリフを
それぞれ朗読してくださるというじゃないですか!行くしかないじゃありませんか!!hshs
てなわけでチケット発売と同時に取りに行ったわけです。
ちなみにこんな豪華プログラムにも関わらずチケット代は無料だ!
(あえて言うならLoppiから発券するときに手数料108円かかるだけ)
世の中にはなんて太っ腹な人たちがいるのでしょう、神様仏様Valse様。

なかのZEROは初めてで、ホールは割と広くてオーケストラ向きな感じ。
席は自由席だったのですが、運よく前から2列目に座れて
よしここから演奏者さんたちのパフォーマンスと声優さんたちをガン見するぞ!と準備万端。
開演前にはシタール奏者のサワン・ジョシさんとカヌーン奏者の鈴木未知子さんが
ステージで楽器を演奏してくださったり、
Valseメンバーの人たちがトトロや耳をすませばの音楽を奏でてくださったりして
じわじわとジブリムードが高まっていたのですが、
突然、会場内にパカラッパカラッパカラッとヤックルの蹄の音が響き渡って
「静まれ、静まりたまえ!我が名はアシタカ、東の国より本日の諸注意を伝えに来た!」と
松田洋治さんの声でアナウンスが!会場大爆笑☆
しかもその後は「本日はご来場いただき~…」とか携帯の電源とか時計のアラームのこととか
アシタカの声で諸注意アナウンスなさるものだからさらに笑いが(笑)。
うわー本当に松田さん来てるんだ!って開演が待ち遠しくなったし
すばらしいファンサービスだと思いました。ありがとうございます~。

開演ブザーが鳴って、楽団の人たちとドレス姿の島本さんがステージにご登場。
まずはカリオストロの曲を演奏してくださいます。
プログラムは映画のシーンに流れた音楽がそのシーンの順番どおりに演奏され、
音楽をバックに島本さんがクラリスの劇中セリフを朗読するという「音楽朗読劇」みたいなもので
もう~最っっ高によかった!
カジノから逃げ出してくるルパンと次元、塔へ侵入するルパン、クラリスとの出会い(再会?)、
撃たれたルパンに結婚式を邪魔しにくるルパンに湖の底から現れるローマの街!
いちいち場面やセリフが脳内にあふれ出て涙出そうになったわ~。
ルパン三世のテーマで「ルパンthe Third」ってバックコーラスが入った瞬間は
あまりの迫力にぞわって鳥肌立ちましたよ。
いつもはギターサウンドで聴いているテーマですが
オーケストラになるとこんなにお腹に響くとは。生演奏の力。
そして島本さんのクラリス様ですよ…!
「泥棒さん?」のひとことが発せられた瞬間あの会場はカリ城の高い塔の部屋になったね!
気品と透明感のある静かなささやきとか何もかも35年前と変わらないお声で迫真の演技、
映画で五ェ門が「可憐だ…」って言ってるけど、ほんとだよめちゃくちゃ可憐だった。
映画でもそうですけど「おじさま!」って叫ぶ回数がかなり多くて
うおお隣に山田康雄氏がいればいいのに、お2人で朗読してほしい~って思いながら聴いてた。
最後に「炎のたからもの」を歌ってくださいました~ひいぃっクラリスの熱唱!

ちょっと想像以上すぎてカリ城だけでお腹いっぱいになりそうでした。。まだまだ続くよ。

休憩を挟んで、次はナウシカのプログラム。
カリ城と同じように音楽朗読劇で、島本さん・松田さん・京田さんがナウシカ音楽をバックに
ナウシカの劇中セリフを臨場感たっぷりに朗読してくれます^^
ああテトとの出会いがトルメキアの侵攻がアスベルとの出会いが王蟲の暴走がっ!!
オープニングテーマのしっとりした音に風の谷の壮大な音、
レクイエムはソロの歌声やコーラスが入るので厚みがあって鳥肌立ちまくり、
ナウシカとアスベルが腐海の底にいるときの寄り添うようなピアノのやわらかさ、
クシャナ殿下が巨神兵をつれてきたときの爆発音。
ここまで忠実な音をさがすの大変だったんじゃないでしょうか、お蔭でリアリティありまくりよ…。
王蟲の暴走から鳥の人へのコンボは脳内にラストシーンが浮かんできて
島本さんの「王蟲ありがとう、ありがとう」のセリフでやめて~泣く~~ってなって
ボロボロ泣いてしまった。。

特に松田さんが「行けナウシカ!行け!」って叫んで島本さんが「アスベル」って言った直後に
メーヴェとコルベットの戦いが始まったときの盛り上がりはヤバかった…!
あれはこの映画で一番かっこいい曲だと個人的に思ってますが
オーケストラも最高にかっこよく大迫力の演奏に仕上げてくれていて感動した。
ティンパニーが暴れまくりクラリネットが唸りバイオリンが風を添えていて
あまりの理想的すぎる完成度に倒れるかと思ったよ!
え、え、え、なにこの私得アレンジやばくない?やばくない??って頭がどうかなりそうだった。
ちょっと語りますけどこの一連のシーンは映画の作画もすばらしくてですね、
アスベルがメーヴェを蹴り出してから(彼の唯一かっこいいシーン)、
ナウシカも後ろ髪をひかれる顔をするんだけどそれは一瞬で
もう引き返せないと気持ちを引き締めてキッと前を向いてブリックから離れていくんだよね。
メーヴェの後ろの雲からコルベットがぐわって出てくるときのおっかなさとかっこよさは
子どもの頃から大好きで、
赤い弾丸をよけながら飛んでいくナウシカがそれはもう美しくて、あそこも大好きなカットです。
そして前方からあの「姫様ー!」ってやんちゃな声がするんだよね…永井さん……。
やっぱり音楽聴くと思い出すなあ、またDVD見たくなってきた。

朗読は言わずもがな、声優さんたちの熱演を前から2列目で見られる幸せ。
島本さんは青いワンピースにブーツという映画後半のナウシカを思わせるファッションで
しかも、たまたまだと思いますけどわたしの席の真正面の延長上に座られてて
「ユパ様」とか「なんて立派な王蟲」とかおっしゃるからドキドキしちゃいましたよ。
どどどどどうしよう姫ねえさまが目の前に目の前に!!(あたふた)
さっきまでクラリスだった人が急にナウシカになったのもびっくりだし
30年前とは思えないほど声がそのまんまなのもびっくりした。
ユパ様のセリフは端折られているので、
ああここに納谷悟朗さんがいらしてくれたらどんなにいいだろうって泣きそうになったので
脳内で映画を思い出しながらセリフ補完してました。ついでに永井さんや榊原さんのも。
松田さんは最初どちらかというとアシタカっぽくて(アスベルを演じたとき高校生だったらしい)、
ナウシカとアシタカが話してるみたいに聞こえるんだけどセリフはアスベル…みたいで
ちょっと面白かったですが、
朗読するうちにちゃんとアスベルの声になっていったのはさすが。
特に「そうかなあ、僕にはいつもと同じにしか見えないが」は呑気な感じが最高潮で
愛すべきヘタレっぷりが炸裂してた(笑)。
(アスベルはハウルに次ぐヘタレだと個人的に思っています)
そしてそして!京田さんの「その者青き衣をまといて金色の野に降り立つべし」が
生で聴けて耳がしあわせでした!
ギャ~大ババ様ーー!!o(≧▽≦)o(バンバンバン!!←床叩)
もうあれでホールが青き清浄の地に包まれたよね…声優マジックばんざい。
京田さんは本当に大好きな声優さんでお姿を拝見するのも楽しみでしたが
凛と座って台本を持つ手に力を込めながらの熱演でひたすら圧倒されまくりでしたよ、
存在感が違いすぎた。。
大ババ様が伝承を語るシーンは義太夫節を意識してらしたという話をどこかで聞いていたので
耳を凝らしてしっかり聴かせていただいたら確かに節がきいてて低音だった、うん。
あのシーンもユパ様とのやりとりがありますが、やっぱりセリフは省略されているので
ああここに納谷さんがいて一緒に朗読してくれたらなあと思った。
プログラム冒頭では映画の最初に出るテロップの朗読もしてくださって
おごそかな雰囲気の中オープニングテーマが始まったのでした。かっこよすぎ。五体投地。

音の演出もすばらしくて、風の音を表現するのに笹を鳴らしたり牛アブの鳴き声がパーカスだったり
楽器で表現しているところもあるのですが、
メーヴェが飛ぶ音や爆発音などは映画の効果音が使われていましたね。
王蟲の巣の音はどうするのかなと思ってましたが特になかったような、
やっぱりあの音はギターじゃないと表現できないよな…。
(映画のギター音は布袋寅泰さんの演奏です。久石さんに「ギターで泣いてくれ」と言われたとか)
また、大ババ様が「殺すがいい、ジルを殺したように」と叫んだとき
谷の人たちが激怒してあわや大暴動、みたいな映画のシーンを
演奏者さんたちが「ジルさま」「ジルさま!」と口々に叫んで再現していたのは
素でびっくりした(笑)。
ホールに叫び声があふれると共鳴するから迫力あっていけない。
その後島本さんが「みんなわたしの話を聞いて」って言うのも当時の声そのまんまでもー泣けた。

アンコールで声優さんたちがトークなどしてくださって、
島本さんが「もう30年経っててあの時の声はものまね?しなきゃ出ない」とおっしゃって
会場はまたまたぁ、みたいな雰囲気に(笑)。
松田さんが「僕は17~18だったんですけど」って言ったら
島本さんが「そういう話やめよう(笑)。でも言うけど、大ババ様は?」って聞いて
京田さんが「わたしは…って(年齢が)バレちゃうじゃない!あなただってかわいい少女だったわよ」
なんておっしゃるから島本さんが「すごい過去形…!」って顔を覆ってた。。
で、「そういえばアシタカとおトキだよね」って話になって(松田さんがアシタカで島本さんがトキ)、
少し朗読がてら演奏しましょうか、ということになって会場から拍手が起こりました☆
島本さんの「生きてりゃ何とかなる」のセリフにおおってなって、
オーケストラが「アシタカとサン」を美しく演奏してくださって
それをバックに松田さんの「会いに行くよ、ヤックルに乗って」のささやきがかっこよすぎて
うおおアシタカ様ーー!って叫びたくなった。
からの、エンディングのアシタカ聶記の荘厳さときたら
さっきまで青き清浄の地だったホールが一瞬にしてシシ神の森に変貌しましたよ。音楽マジック。
やっぱもののけ姫の音楽は底が深いですな…。

ラピュタの裏話もありました。
1986年にラピュタが公開される前にタイアップCMが放送されたらしいのですが
ナレーションの依頼が松田さんと島本さんに来ておふたりで演じられたそうです。
だからパズーとシータもてっきり2人でやるのかと思って収録しながら盛り上がってたけど
気づいたら田中真弓さんとよこざわけい子さんに決まっていて拍子抜けしたとか(苦笑)。
と、そんなお話をするおふたりの後ろから指揮者さんがヒュッと何かを差し出して
それがラピュタドリンク(しかも当時のパッケージ)だったから松田さん島本さん、そして会場もびっくり!
松田さんが「え、これ、どうしたんですか!?」って聞いたら
指揮者さんが「まあ、色々と」とニコニコしてて面白かったです(*^ω^*)。
で、せっかくだからとオーケストラ演奏をバックにナレーションを生で披露してくれました☆
「ラピュタは本当にあったんだ」って松田さんの爽やかヴォイスで言われると
アシタカ様がドリンク宣伝してるみたいだよね(笑)。
それにしてもなんてレアな…今日はどんなサービスデーなんだ!

あと、アンコールでお子さんたちから声優さんたちへ花束の贈呈があって
松田さんがひざまづいてお子さんと同じ高さの目線で受け取られていたのが印象的でした。
くっはーかっこいい!

で、楽しい時間をさらに楽しく締めてくださったのは会場に流れたアナウンスですよ。
「本日はご来場いただき誠にありがとうございました。
大切な玉の小刀など、お忘れ物のないようご注意ください(キリッ)」
また会場に笑いが(笑)
まさかアシタカに始まりアシタカに終わるコンサートとは、松田さん最後までお疲れさまでした!

はあぁ今思い出してもドキドキする…♪
ジブリファンの団体だけあって指揮者も演奏者も熱の入りようが違うというか、
後半かなり音が暴走してたような気もするけど(笑)あの空間にいられて幸せでした。
これたぶん作曲した大野さんや久石さんだったらもう少し演奏に抑揚つけると思いますが
Valseのみなさんは「よっしゃ盛り上がるぜえええ!」って熱気がすごく伝わってきて
好きで好きでたまらないって気持ちで奏でてるのがよくわかる。
松田さんもブログに書いてらっしゃるけど、本当に愛のある演奏会で
演奏者も観客もジブリファンという、ファンだらけのイベントだったんだなと思いました。
楽しかったですよ~ありがとうございました!

valse3.jpg
ホールを出たらあった看板(笑)おじさまも来てたのね(笑)。

valse2.jpg
来てたのねその2。みんなおじさまによって心を青き清浄の地に持っていかれちゃったのか。
わたしの心も運ばれたまま帰ってこれてません。
パンフレットに島本さんからサインもいただけて余計に帰ってこられなくなってるよ…。
握手もしていただいて、すごくあたたかい手ではにゃってなった。

それにしても団体名がValse(バルス)ってうかつに口にしづらいですけど(^^;)、
あえてその名前をつけるところにハンパない愛も感じる。
果たしてVol.5は開催されるのか、されたらまた聴きに来たいです(^ω^)b


valse4.jpg
コンサートの前にはブロとものあやのさんとランチ♪
どこのお店に行くかは事前に打合せしてなかったのですが
2人とも中野のクロシェットカフェに行きたかったことが判明して大笑いして、
しかもこんなかわいいワッフルがいただけました。
桜をイメージした期間限定メニューだそうです☆
ニャンジバ先生はあやのさんからのお土産。ありがとうございました!
年の瀬の歌。
2013年12月17日 (火) | 編集 |
先週末、NHKホールで「久石譲 第九スペシャル」を聴いてきました♪
久石さんが第九を初めて指揮するコンサートです!
新聞広告で知ったのですが、
チケットの発売日が待ち遠しいイベントは数多くあれど今回は楽しみすぎてはげそうでした。
発売初日にファミマへすっ飛んでいって取りましたとも。
(あとで聞いたら即日完売だったそうだ)

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ホールへ行く途中にあった代々木公園の大樹イルミネーション。
うきうきしていたのでかなり光輝いて見えました☆

子どもの頃はとても大きく広く感じていたNHKホールは、十数年ぶりの身には何だかコンパクトな印象。
(でも実際に演奏が始まったら本当に安定したすばらしい音響で、
さすがは何十年も音楽を聴きつづけてきた建物だなって思った)
わたし誰かのコンサートに来るといつも会場をぐるっと回ることにしてまして、
今回も例に漏れずレッツ会場拝見。
おおおここが紅白の審査員席かーとか、審査員席からだとこう見えるのかーとかwktk。
月末に紅白を見る目が少し変わりそうです。
ステージの上ではすでに何人かの方が調弦中で、
クラリネットの人が風立ちぬのメロディをパラポラピロンと軽やかに吹いてらして素敵すぎて
ちょっとあなたあと30分くらいそうしててくださいって思った。

開始時刻が迫ると舞台袖から演奏家の人たちと合唱隊の皆さんがしずしずと出ていらっしゃった。
合唱は一般公募を含む約320人。ステージ後方に人がぎっしり。すごい眺め。
そして、全員がスタンバイしたところでいよいよ久石さんがご登場~☆
うわああ~~!!!Jooooooooo!!!←
感激しすぎて拍手しまくって手が真っ赤になりました。
実はご本人をナマで見るの初めてだったのでした…テレビでは何度も見てるけど…。
ナマ久石さんは2階席からはマッチ棒でしたがもうそんなんどうでもいい、
同じ空間にいられるって考えただけで頭の後ろがどっかへ飛んでいきそうになった。
だってナウシカやトトロの頃から好きでさ…生き神様でさ…そんなわけで拍手しすぎました。

第九ってだいたい単品で聴くのが多いように思いますが、今回は久石さんの曲も演奏されました。
Orbisという曲、そして映画「風立ちぬ」と「かぐや姫」からの組曲です。
Orbisはパイプオルガンと合唱つきの曲でした。
タイトルはラテン語で環とか繋がりの意味で、グレゴリオ聖歌にも同じタイトルの歌がありますね。
演奏もすばらしく優雅で、合唱がすごくきれいで讃美歌のようだった。→こちらで聴けます
(サントリーホールと大阪城を中継で繋ぐイベントの際に作った曲だそう)
パイプオルガンも良かったなー。ひさびさにパイプオルガンの音を聴きました。
久石さんの曲だと何かが始まりそうな予感がするような、歌うようなメロディがいいなあ。

風立ちぬのバラライカとバヤンとギターすばらしかった…!
あのかそけく、でも確かな、強くやさしく弦をはじく音やばいっすね…!!
映画のことぶわっと思い出して鳥肌立って、そんな自分に自分でびっくりした。
もうね、出だしのタータターターン、タタタタターターン、のくだりで涙出てきて
ああ今空飛んだなあ…今学校だなあ…ああ働き始めたなあ…飛行機作ってるなあ…落ちたなあ…
菜穂子さんだなあ…軽井沢デートだなあ…汽車に乗ったなあ…名古屋駅で再会したなあ…
カストルプさん出たわあ…カプローニさんと会ってるなあ…とか、
音楽で映画のシーンを次々に思い出しては泣いてました。
隣の席の人きっとこの人やばいってドン引きしてるよなあって思ったけど
曲が終わったとたん、お友達同士だったのかしら、隣の2人のお嬢さんたちと
「やっぱり風立ちぬいいよね!好きだわ!」って語ってらしてちょ、混ぜてくださいって言いたかった。
言わなかったけど。

かぐや姫も泣きそうでした。ってか泣いてた。
さらっとした音とメロディ、引き算の映画なら音楽も引き算。
楽器が必要最低限で室内楽みたいなんですけど、
本当に郷愁を誘われるメロディだなと思いました。かぐや姫の山に帰りたくなった。
竹藪で翁に見つけてもらって、すくすく育って野山を走り回って転がって笑って
捨丸兄ちゃんとランデブーして…わあああああ。。
やばいまた観たくなってきた、3回目行くか、DVDを待つか、2つに1つ、明日はどっちだ。
(そういえばサントラを風立ちぬとともに密林でぽちりました。明日届くはず)

休憩を挟んで第九です!
演奏者でもないのに、もう休憩中からドキドキするわたし。
第九をナマで聴くの初めてだったんですけど、指揮者が久石さんだなんて幸せすぎる。ぬおお。
久石さん、第九を指揮するのがずっと夢だったそうで
パンフレットのコメントもご自分の曲は少しだけ、第九は倍以上のスペースで語っていらっしゃった。
ベートーヴェンを作曲家として、音楽家として尊敬なさっているのだなあと思いました。

そういえば第九のフル楽章も初めての経験でした。約1時間20分の長丁場。
第一楽章の出だしを聴いて、わあ、ベートーヴェンだって思ったのは
事前に久石さんの曲を聴いていたからかもしれません。
さっきまで久石さんがニコニコしていたステージに、突然ベートーヴェンがあのコワモテで
のっそりやって来た感じ。
運命とか英雄あたりの、暗くも明るくもない雰囲気にすばらしいバランスで構成された音。
すみずみまでみっちり音が詰め込まれたような隙のなさ。
これが音楽の理想の形式ですと言わんばかりの、
でもドヤ顔じゃなくまじめくさったコワモテのベートーヴェンが浮かんできました。
演奏はさすがの読響で、いちいち音がかっこよかったです。
均整のとれた第一楽章、旋律がリフレインする第二楽章、なんだか夢の世界のような第三楽章。
もう感動。

合唱隊の皆さんは第一~三楽章までずっと座りっぱなし。第四楽章でやっと立ち上がりましたが
300人が一斉に立つと空気が震えますね(笑)。
前列にいたソロ歌手の4方も立ち上がって、まずは
「O Freunde, nicht diese Tone!」のバリトンソロ!!キターーーーーかっこいいっ(゚∀゚)☆
テナーとバリトンのFreude、Freudeの掛け合いと、すぐの合唱の
「Freude, schoner Gotterfunken」とのコンボでもうあかんかった。
想像を果てしなく超えた歌声と音楽に五感ぜんぶ刺激されまくって頭おかしくなりそうだった。
ソプラノとアルトが加わっての掛け合いもやばかった。
クライマックスの全員合唱はもうホールを突き抜けるような神演奏であった。
わあああ一緒に歌いたいー!!
久石さんもタクトをたたきつけるように振って、コンマスも楽団も懸命についていってて
なんかそれ見せられてるってだけで本日何度目かわかりませんが涙出ました。
第九で涙出るってなんなの。
ステージの上の人たちがどこまでも全力すぎて完敗です。ほんとなんなの。動悸が止まらないよ。

演奏が終了した直後の拍手の大きさったら、文字通り埋め尽くすような大拍手。
スタンディングオベーションしてる人もいました。
わたしも手が真っ赤で痛くなるまで拍手してしまった。
1824年に初演されたときベートーヴェンは指揮台にいたけど
そのときは耳がもう聞こえてなくて拍手が聞こえなかったんだよね、
ベートーヴェンにほんと今日の音聴かせてあげたかった。

カーテンコールは3回。
出てくるたびに照れてる久石さんかわいかった。
2階席じゃなく1階席だったらわぁわぁわめきながら駆け寄るところでしたよ。
どこまでも楽団の人たちをたててらした。謙虚な方ですね。

いやー…しかし第九のクラシックとしての完成度の高さがすごくよくわかりました。
単品だとわかりにくいけど今日は久石さんの曲があったから、重厚さ四角四面さを余計に感じたのかも。
久石さんのタクトなので重厚な中に優雅さがあったようにも思いました。
指揮を終えてくるっと客席を向いた久石さんがすがすがしいまでの笑顔でしたな。
良かったですねえ、夢がかなって(´▽`)。

ジブリ関係者も何人かいらしてたみたいでした。
鈴木さんと高畑さんはいました。鈴木さんはいつものあの服装(笑)。
山田洋次さんを見たってツイートなさってる方がいました。わあー、気がつかなかったわ。

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ロビーにお花もたくさんきていましたよ。

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いつものトリオ+EXILEのATSUSHIさん。
東博の京都展テーマソングで一緒にお仕事なさってましたね。

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ダイオウイカと深海ザメからも(笑)。
あー、今日のステージにATSUSHIとダイオウイカさんが来てくれたら
久石譲2013Worksの総決算ができたのに!(笑)
第九の上を飛ぶダイオウイカってすごい絵ヅラじゃありませんか。見てみたい。

会場にカメラ入ってますってアナウンスあったからそのうち放送あるといいな!
放課後の歌、放課後の笛。
2013年06月18日 (火) | 編集 |
放課後の音楽室。
先週末に東京文化会館で開催された
「谷山浩子・放課後の音楽室~栗コーダーカルテット音楽部~」を聴いてきました♪
放課後の学校で、音楽室から明るい歌声や陽気なリコーダーの音がかすかに聴こえてくる…
そんな懐かしい風景をイメージしたコンサートです。
浩子さんも栗コーダーさんも大好きなゆさにとっては、目の前にチケットぶらさげた釣竿垂れられて
「ほ~らコラボレーションだよ~♪」と囁かれているようなものでして。
「わ~コラボレーションや~(´▽`)」と、まさに釣られるようにチケット取りましたとも…。
しかも会場が東京文化会館!つまりクラシックホール!わーい☆
オペラ古事記のときも思いましたが、文化会館の音響システムは神。
音がこれ以上はない、というくらいに気持ちよく聴こえます。
(栗コーダーの近藤さんも演奏中に「いい音がしますねえ~」っておっしゃってた)
座席は通路を挟んで後ろ側でしたが、列のど真ん中でステージが真正面だったし。うん。満足。

浩子さんの歌とリコーダー4本による「ねこねこでんわ」の演奏からコンサートが開幕。
トークで浩子さんが、「放課後の音楽室コンサートは今日で3回目で、
1~2回目は『先生と歌って演奏』のイメージで、今回は『部活動』の気分です」とのこと。
浩子さんがマイク1本なのに対し、栗コーダーの栗原さん・川口さん・近藤さん・関島さんのお4方は
リコーダーの他にギター、ウクレレ、ピアニカ、マラカス、サックス、トライアングル、チューバなど
それぞれ楽器をたくさん使うので椅子の周りが大混雑でした。
グループ名にもなっているリコーダーは小さいソプラノから巨大なバスまで数十本あったよ…。
これらを曲ごとに、あるいは演奏中にテキパキと持ち替えながら見事な演奏を披露してくださいました。
浩子さんが「準備の間は見ないふりをしましょう♪」と
客席に呼び掛けて笑いが起きていました。

「森へおいで」「不思議なアリス」「そっくりハウス」がリコーダーやギターで演奏された後、
浩子さんは「保健室に行ってきます~」とご退場。
ここから栗コーダーカルテットのコーナーになりました。
「人数へると、さみしいね…」「心元ないね…」「僕ら今日かなりアウェーだよね…」とか
おじさんたちのかわいいつぶやきに会場が癒された(?)ところで、
あの「ピタゴラスイッチ」が~!!
30秒くらいの短い曲ですが、大好きな番組の大好きなオープニングテーマです♪
この音楽でピタゴラ装置がカチャカチャ動くんだよね~。あれは本当にかわいい。
(わたしは「カチャカチャ萌え」と呼んでいます^ ^)
次の「マヨネーズ第二番」であれっと気づいたのですが、
この方たち、お互いに目くばせしながら演奏なさるのですね。かわいかったです。
(実は栗コーダーさんをナマで拝見するのは今回が初めてだったりします^ ^)
そして「羊どろぼう」あたりから栗コーダーカルテットの真骨頂が。
リコーダーはもちろん、ピアニカ、チューバ、ギター、マラカス、いつしか会場の手拍子も加わって
それぞれがみんなちょうどよいボリュームで、終わった瞬間とてもスカッとしました。
川口さんが「手拍子のやめ時のタイミングがすごい!」と客席を褒めてくれて
みんなで笑いました。

栗コーダーさんは映画音楽のカバーアルバムも出していらっしゃいまして、
その中から「ジョーズ」と「帝国のマーチ」が披露されまして。
もう客席がね、みんな笑ってましたね(笑)。
想像してみてくださいよ、リコーダーで奏でられるジョーズとダースベイダーですよ( ̄▽ ̄)♪
(帝国のマーチはバラエティ番組の情けない場面で使われたりするほか、
「やる気のないダースベイダーのテーマ」という通称までついています)
笑えて脱力して和めて癒されますのでぜひ聴いてみてください~。→こちらと、→こちら
ジョーズとダースベイダーがゆるキャラに見えてきますよ( ̄▽ ̄)。

途中休憩をはさんで、浩子さんも保健室(笑)からステージに戻ってきてコンサート再開。
まずはトークから。
浩子さんと栗コーダーさんのコラボは9年ぶりだそうです!
「みんな年とらないね~」って5人で笑いが起きていました。
栗原さんが「僕らの音楽はインストだから曲の説明が必要で、演奏より説明が長くなっちゃう」とぼやくと
浩子さんが「そうか!栗コーダーさんのトークは歌詞なんだ!」って名言出しちゃった( *´艸`)。
こころのチューニング~♪とか即興で歌ってくれましたよ。さすがシンガーソングライター。

続けて「月が誘う」「ねこのみた夢」「まっくら森の歌」をご披露。
ここまで聴いていて、なんか今日やたらに曲の数が多いなあ、
栗コーダーさんも「時間がない時間が」ってアリスの時計ウサギみたいなこと言うし
何でかなあと思っていたら
トークで浩子さんが「曲のリストを出したら思ったより多めに返事がきちゃって、全部やることにしました」
とのことでした。そうなのかー。
しかし栗原さんが「実はこの中から選んでくださいっていう意味だったんですけど…」
浩子さん「えっ」
爆笑!さらに。
浩子さん「笛にとって、音程的に過酷な曲が多いんだけど、キーの上げ下げの希望は言われなくて」
栗原さん「ええと、キーを変えてもらったら演奏できた曲があるんだけど…」
浩子さん「えっ!」
大爆笑!!
この人たちちゃんと打ち合わせしたのかなあ(笑)。
いやあれか、打ち合わせもしていないのにここまで見事に演奏しきってしまうところが
やっぱりプロなんだろうな。
ってか、言わなかったらバレないのに(;´∀`)浩子さんどこまで素直なの。

「恋するニワトリ」を吹く栗原さんがとっても大変そうでした。。
演奏に選んだリコーダーはルネサンス期のデザインで、現在の音階より半音高いそうです。
吉と出るか凶と出るか、なんて演奏前は言いなさいましたが、バッチリ吉でしたよ~。
「悲しみの時計少女」が、もう、すごい。もともとゴシック調の曲ですが、ゴシック5割増し。
ウクレレとチューバの伴奏だとこんなに底冷えがするのか…ドキドキしましたお。
「そっくり人形展覧会」は栗原さん無双でした!!
この曲、浩子さんのオリジナル音源では間奏に男の人の長ゼリフが入るのですが
栗原さんがピアニカで不協和音を出すことで声っぽく表現していましたよ!
すごかった。プロの技をみた。
まさかピアニカに楽器の真髄を見るとは思わなかった…鍵盤少ないのにあんなに多重な音が出せるのか。
感動しました。
(ちなみに当初は長ゼリフを川口さんにしゃべってもらおうと浩子さんがお願いしたところ
「多すぎます」と辞退されたそうだ。
川口さん、お気持ちよくわかります。あれは長いよね^ ^;)

次が「マギー」「意味なしアリス」「たんぽぽ食べて」とシュールな選曲。
白い曲も黒い曲もごちゃまぜに演奏するのが浩子さんのいいところよね~。
意味なしアリスは川口さんのコーラスが入っていました。いいお声してるなあ。

ラストは「さよならのかわりに」。
ここで、今までずっと栗コーダーさんの伴奏で歌っていた浩子さんが
初めてピアノの前に座って弾き語り演奏♪
は~この曲はやっぱりピアノが一番いいですな…。
"心で抱きしめるよ さよならのかわりに"のあたりが何度聴いても泣ける。

アンコールの拍手に乞われてステージに再登場した浩子さんが
「このホール本当に響くね!5倍くらいに聞こえるもん」って興奮気味に言っていらした。
曲は「しっぽのきもち」だったのですが、
ここで突然、浩子さんの提案で客席も一緒に参加することに。
歌の終わりに"しっぽしっぽ~しっぽよ あなたのしっぽよ"というフレーズがあって
そこを全員で歌うことになりました。
浩子さんの歌唱指導で少しだけ練習して、みんな声が出せるようになったあたりで演奏開始。
最初はなんとなくみんな控えめでしたが、2度、3度と繰り返すうちに声が大きくなって
最後はかなりの大合唱になりました。楽しかったー♪

アンコールが終わっても拍手が鳴りやまない客席にむかって
浩子さんがマイクで一言「すみません、もう練習した曲はありません!(笑)」
大爆笑!!
明るく楽しい雰囲気の中、5人の方は退場して行かれました。
近藤さんが舞台袖にひっこむ間際に大きく手を振ってくれたので、思わず振り返しちゃった( *´艸`)。
思い出してみると最初から最後まで、一番サービス精神旺盛なのは近藤さんだったなあ。

いやー楽しかったです!
浩子さんの歌が聴けて、リコーダーの音で癒されて、トークに笑って、みんなで歌って
とても幸せな時間でした。
今度は9年後とか言わず(笑)、また近いうちにコラボしてくれたらいいなあ。
というか、今回のCDかDVDを出してほしいです。買うよ。


あ、そういえば。
休憩中の会場に流れていたBGMが栗コーダーカルテットのカバーアルバムで、
曲は「E.T.」「バックトゥザフューチャー」「刑事コロンボ」「エンターティナー」などでした。
あかん…ETが…ゆるキャラに…いやもともとゆるキャラっぽいビジュアルだけども。
コロンボはリコーダーでもいけるんじゃないかなあ。オリジナルは口笛だし、雰囲気似てるし。
とか、思いました♪
トラックバックテーマ 第1598回「お気に入りの合唱曲」
2013年01月31日 (木) | 編集 |

こんにちは!FC2ブログトラックバックテーマ担当山本です今日のテーマは「お気に入りの合唱曲」です。学生時代、合唱コンクールを経験したことのある方は沢山いらっしゃると思いますが、皆さんはどんな曲を合唱した事がありますか?最近は、流行のアーティストの曲を合唱したことのある方もいるとのことでうらやましい気持ちでいっぱいです!でも流行の曲でなくても、合唱曲って名曲が多いのでたまに、「コレ聴きたい!」という...
トラックバックテーマ 第1598回「お気に入りの合唱曲」


これです↓


コダーイの合唱曲は何でも好きですが、これがダントツで好きですね。
コーラスもメロディも、歌の雰囲気も最高潮に美しいと思っています。
荘厳な曲調がツボですね…あとラストのGloriaコーラスの神っぷりね…!
鳥肌モノです。必聴。あの歌声で天使降臨くるー♪
クリスマスの時期に、町の教会の前を通りかかるとプレゼピオをよく見かけますが
(キリストの生誕の様子を再現したジオラマみたいな人形飾りね)、
あれを見るたびにこの曲が脳内で自動的に再生される。

ちなみに原曲タイトルは「Angyalok és pásztorok」といいます。こちらもおすすめ。
原語で歌われた曲は雰囲気ありますよ~☆
わたしが持っているCDではハンガリー少年合唱団の子どもたちが歌っています。
これがほんと綺麗で…まさに天使の歌声です(*´ω`*)。
音源はクラシックCDショップの通販とかで買えますので(わたしもそれで買いました)、
興味のある方は探してみてください。


人生で一番合唱曲を歌った回数が多いのは中学校の頃ですね…。
専門学校というわけでもないのですが、なんか、やたらと音楽に力を入れていた学校でした。
合唱祭では「マイバラード」とか「春に」とか「時の旅人」とかを歌ってたなー。
「春に」はとても難しい曲でしたけれども、メロディが大好きだったので
うまくハモれたときが嬉しかったです。
作曲が木下牧子さんで、渋めのタッチなので歌いにくい部分もあるのですが
全体的に見ると曲としてしっかりまとまっているのがわかるっていうか、
長い年月を経てどっしりと立つ大木のような重厚さに溢れていてかっこいい。
そして!詞が谷川俊太郎という点でポイント高いね!詞だけ読んでもじーんとくるよー。

他は、「心抱きしめてBlue Sky」が、ロミ空の「空へ…」と雰囲気が似ていて好きでした。
「聞こえる」「さくら(御木白日の作詞の歌)」「からたちの花」を聴いていると
無条件で祈りたくなるんですがどうしてだろう…。
友達が「怪獣のバラード」が泣けると言っていて、聴いてみたらガチで泣けた件。
あと「涙をこえて」も好きだったな。ピアノ伴奏のイントロが、たぎる。

ピアノで思い出した。合唱部に所属していたとき、「冬がくる前に」を練習曲で歌っていたのですが
これ間奏がすばらしく素敵なメロディでありましてな…!
歌うのそっちのけでピアノを聴いていました(←歌え
たぶんめちゃくちゃピアノのうまい先輩が弾いていたせいもあると思います。あの指づかいは惚れる。
すごく細くて白魚のような指をしておられたのに、ひとたび弾きだすと滑らかな力強いタッチで
ピアニシシモもトリルも32部音符も何でもござれだった…!
先輩の音は今でもはっきりくっきり耳に残っています☆

あと、合唱じゃないけど、ハモリという点でゴスペラーズの歌も好きです♪
「ひとり」とか「星屑の街」とか「青い鳥」とか。
贔屓は北山陽一氏ですが村上てつや氏のキャラも捨てがたい…つかグラサン素敵です…。(何の話なの)
数年前に彼らがとうとうNコンの課題曲デビューを果たしたときは拍手を送ったよ!
「言葉にすれば」大好きです。
アンジェラ・アキさんの「手紙」も、Nコン課題曲の中で成功したひとつの例だと思ってる。

洋楽で有名な合唱というとアヴェ・マリアなのかなというイメージが個人的にありますけれども。
シューベルトのアヴェ・マリア(アニメ『フランダースの犬』最終回で流れている歌)は
聴いているうちに眠くなるけど好きですね。
いつだったか、サラ・ブライトマンが歌う同曲を聴いていたらガチで寝落ちしていたことがあります。
彼女の歌声は危険…(;^∀^)。
バッハのカンタータは「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」が好きですなぁ。
バッハはさすがというか、どの曲も安定していて聴きやすいです。音楽のおとうさん!
ベートーヴェンの第九はいつかナマで聴いてみたい曲のひとつだったりします。
年末になるとあっちこっちで歌われているのに、未だに聴きに行ったことない~行きたい~。
歌とメルヘン。
2012年11月14日 (水) | 編集 |
前回の記事にちょこっと書きましたが、10日の夜に東京国際フォーラムで開催された
「谷山浩子コンサート ~デビュー40周年大感謝祭~」に行ってきました♪
かれこれ3時間の長丁場でしたけど、
ひさびさに広いホールで生演奏をたっぷり聴けて大満足&疲れ知らずです。
うおお超楽しかった元気出たー!!ヽ(≧▽≦)ノ

コンサートは夕方5時に開演。浩子さんはピンクと赤のお洋服に身を包んでご登場。
まずは7歳の時に初めて作った曲「ほしのよる」、10歳で作った「クリスマスツリー」、
14歳で作った「天使のつぶやき」などを
シンガーソングライターを目指した頃のトークを混ぜながら、弾き語りで披露してくださいました。
「クリスマスツリー」は浩子さん曰く、
「わたしの唯一のクリスマスソングにして、クリスマスなのに諸行無常を歌っている曲」だそう(笑)。
クリスマスに着飾ったツリーが翌日には忘れられてしまうという歌で、
何となくアンデルセン童話の『もみの木』みたいだなって思った。そうかあれも諸行無常か(違)。
「天使のつぶやき」は「諸行無常がさらに進んだ曲」とのことでしたが
うん、聴き比べるとわかります。確かに進んでいました( ̄▽ ̄)。
(しかも14歳とか、厨二病まっただ中だしねー)

続いて、ポプコン予選大会で入選した曲「お早うございますの帽子屋さん」、
山川恵津子さんのシンセで「カントリーガール」、
谷山さんのピアノと山川さんのピアニカで「ねこの森には帰れない」が披露された後で
いよいよ、浩子さんのコンサートに欠かせないお2人、石井AQさんと斎藤ネコさんのご登場♪
4人で「たんぽぽ食べて」をやってくれたのですが、これがすごかった!
生演奏であるという効果も手伝って、かなりどぎつい空間が演出されていました(笑)。
ネコさんのバイオリンが猛り狂っていたな…上がって、下がって、また上がってた。必見。
照明も赤と黄色と黒が会場をぐるんぐるん回っていてどぎつさ5割増でした。
面白かった。圧倒。
ってか、久し振りに聴きましたけどもやっぱり黒い歌ですなぁ、たんぽぽ食べて(笑)。

そして、NHKみんなのうたの「恋するニワトリ」「まっくら森の歌」。
「まっくら森~」は人生で一番最初に聴いた浩子さんソングなので思い入れがありますねー。
アウトロがピアノソロであるところもお気に入りだったりします♪(←ピアノ大好き人間)
みんなのうたのアニメーションも大好きだったなぁ、本橋靖昭氏…。
で、これ気づいた人いるかな、「まっくら森~」を歌う浩子さんとグランドピアノの影が
ホール右側の壁にでーっかく投影されていました!
(たぶん浩子さんの隣に置かれていた照明の向きのせいだと思う)
「おおぉでっけー」とか、ひとりで感動しておりました☆
『まっくら森』の絵本に出てくるまっくらさんみたいでしたな。予期せぬ照明効果。

そして、オールナイトニッポンのテーマ曲だった「てんぷら★さんらいず」と
風になれ~みどりのために~」から、「ドッペル玄関」へ。
特に「ドッペル玄関」を演奏する石井AQさんが楽しそうでした☆
よっぽど思い入れあるんだなぁ。
(どうでもいいけど「ドッペル玄関」はDVD『うたのえほん』のイメージが頭から離れません。。
もうさーお台場と東京湾とレインボーブリッジ借り切って
「ドッペル玄関」のプロジェクションマッピングやろうぜ!宇宙人の襲来っぽく!笑)


休憩を挟んで第2部に入って、演奏メンバーもドラムやギターが加わって8人に増えたところで
王国」が始まったわけですけども。
もう、もうね、すごかった!2部は最初からクライマックスだったよ!!
(しかし悲しいですねぇ、イントロで王国だとわかってしまうこの耳が… ̄▽ ̄)
曲のモチーフが『ゲド戦記 こわれた腕環』であることは浩子さんが何度か口にしているけれども
生演奏で聴くと、あのアチュアンの世界観がシンセの音で会場内に構成されていくようで
ドキドキしてしまいました。。
照明も、青と白のライトがゆらゆら揺れて、深い海か闇の底のような演出になっていて雰囲気あった。
これはライブだからこそ味わえる演出ですね。
あと、この曲はラストに男性ボーカルが入っているのですが
今回はギターの古川さんが素敵ヴォイスで歌っていらっしゃいました。
古川さんいいお声だな…そういえば原曲は誰が歌ってたんだっけ…?と思って、
帰宅してから「王国」が収録されているアルバム『歪んだ王国』を引っ張り出してきて
歌詞カードを確認してみたら綾辻行人氏だった。。
そうだったそうだった、「王国」のオリジナルは綾辻氏の歌声が聴ける曲なのだった。
(ちなみに綾辻氏は同アルバムに収録されている「時計館の殺人」の作詞者でもある)

海の時間」「ひとりでお帰り」「カイの迷宮」(ネコさんのバイオリンが唸っていた)
さよならのかわりに」(伴奏が古川さんのアコギ1本だった)、「電波塔の少年」ときて
よその子」がきました!うわあああ大好きだーー☆
物語調の歌で、宇宙の子どもが街を彷徨い歩いてやがて丘にたどりつく歌。
ゆさ的励ましソングのひとつだったりします。ゆるゆると励まされる歌だと思う。
大いに盛り上がったBパートの間奏が終わってふっ……とピアノソロになるところで
照明もふっと消えて、ステージのバックに無数の光がきらめいて星空が出現する演出があった!
あれはすばらしかったです。
でもやっぱり「丘の上から見下ろす街の ひとつの家の窓が開いた
やがてまたひとつ そしてまたひとつ 次々と窓が開いた
ここから見えるすべての家の すべての人の幸せを
祈れるくらいに強い心を 強い心を僕は持ちたい
」のあたりでじーんとくるよね…。
あのラストパートが「よその子」の真骨頂だと思う。
(実は数年前にこの曲を聴いて以来、脳内にこびりついて離れないイメージがあったりします。
そのうち何らかの形で描けたらいいなと思っています)

最後に、大きいものを歌ったシリーズということで「さよならDINO」「NANUK」。
NANUKはいいなー、ホッキョクグマの歌だけどあったかくて好きです。
浩子さんの曲でダントツにおすすめしたい曲。興味のある方はぜひ聴いてみてください。

アンコールは「銀河通信」と、現在ラジオ深夜便でオンエア中の「同じ月を見ている」でした。
この2曲を並べて歌うことになったのは、実は理由があるそうです(笑)。
浩子さんがTwitterで自分情報を検索していたら
“新曲の「同じ月を見ている」は「銀河通信」とどこが違うんだ”というツイートを見つけたそうで
「今日は聴き比べてみてください♪」とのことでした。
…実はわたし、「同じ月を見ている」はラジオ深夜便で聴いていないのです(^ ^)CDも買ってない。
なぜかというと、時期的に今回のコンサートで絶対歌ってくれるだろうと確信していたので
それならまずは生演奏で聴いてみよう!と思って事前に何もせず行ったのでした。
…結果。
大正解!!生で良かった!!(当社比)
あとでCDを買ってゆっくり聴きたいと思います♪

そして、ダブルアンコールは(拍手しすぎて手が真っ赤になっちゃった^ ^;)、
浩子さんのピアノソロで「意味無しアリス」。
「今回白い曲が続いてるし、黒で終わるのもアレだし、だから白でも、黒でもない、灰赤紫…?」
という幕切れを目論んだらしい。
大丈夫よ浩子さん、言わんとすることはわかるよ!
浩子さんの気の遣い方ってほどよくズレていて好きです。なんか、ホッとするというか(笑)。
しかし公爵夫人って、本当にこの歌詞のままの人物だよな…。
原作の児童文学でもアリスの話を全然聞かないし、
何か言っても違う答えを返してくるし、自分の赤ちゃんにブタって言うし。
(かといって、べつにアリスは公爵夫人の頭を持って鍋にぶちこんで煮たりはしないけれども)

フリートークも相変わらずのふわふわっぷりで楽しかったです。
ポプコンで歌を披露したときに「グランプリはわたしだ」と確信していたとか(実際は入選)、
最初はライブでお客さんが怖かったけど「失敗しても死ぬわけじゃないし」と開き直ってからは
お客さんの方を向いてしゃべらないと落ち着かないとか、
バブルの頃はスタジオを長期間借りられたとか、
ラジオやってた頃は声を高めにしてキャラも明るくしていて大変だったとか、
最近はインタビューで「40周年ですがいかがですか」って聞かれるけどよくわかんないとか。。
浩子さんとしては、初めて曲を作った少女の頃から
いつの間にかここまでやって来た感の方が強いそうです。気づいたら40年経ってた、みたいな。
年を取った感覚もそこまで強くないらしい。
「よく考えたら実際のおじいちゃんおばあちゃんたちでも
“わし”とか“~じゃ”とか、昔話みたいな言葉遣いしてる人はいないし、
みんな、そのまんまで大人になったり年を重ねていけばいいと思います」とおっしゃって
うんうん…って思った。

…で、コンサートに参加した人がみんなブログやtwitterに書いてることですが(^ ^;)。
(さっき検索してたら新聞記事にもなってた)
浩子さんはデビューしたばかりの頃に某評論家から
“もう少し年相応の歌を歌ったら。メルヘンババァになりたいなら別として”と書かれたそうで
「お陰様で、なりましたよ!」なんて言うから会場大爆笑!!
誰だそんな評論書いたの、お陰で浩子さんが本当にそうなっちゃったじゃないか(笑)。
最高です。この人どこまで少女なんだ。ついていきますこれからも☆
(ところで会場にいた人で、浩子さんみたいなメルヘンババァになりたいと思った方いませんでしたか。
わたしは思いました)

浩子さんは年内もソロコンサートでお忙しいそうで(オールリクエスト行きたいなー)、
来年にはROLLYさんとのコラボライブまで決まっているそうな。
ちょ、待っ、やるのか、あれを…!?
どんなビジュアルになるのか想像つくようなつかないような、想像するのが怖いような(笑)。



みんなで宴会。※クリックで大きくなります
「貫之1111首」歌合編その26。25はこちら
友則の昇進と貫之の異動を合わせて、昼間からわいのわいのとお祝い宴会です。

忠岑「おめでとうございまーす☆」
友則「ありがとう~」
忠岑「中務省とか超あこがれだわー。遊びに行っていいすか?」
友則「うん」
忠岑「やったぜ!貫之、おまえんとこは?」
貫之「"降りぬとていたくな侘びそ春雨の ただにやむべきものならなくに"」
忠岑「ンだよ冷てぇな、ケチケチすんなや」
躬恒「絶対ゆっきーのとこ襲撃しようね、岑ちゃん」
貫之「好きにしろ」
忠岑・躬恒「するー☆」

要はバカ騒ぎする理由が欲しいだけだったりする人たち(笑)。

また来年。※クリックで大きくなります
夕方。貫之が帰宅すると、萩の花は閉じていました。

貫之「…もうそんな時期だったか」
一子「3週ってあっという間よねぇ」
貫之「挨拶できなかったな」
一子「また来年会えるでしょ。あ、そうだ、伝言。『次回会うまでに出世しといてね』だって」
貫之「あいつ…。他に言うことねぇのかよ」
一子「またひとつ重圧ね」

来年までしばしのお別れ。898年の秋もそろそろ終わりです。

歌合編は、ここで一区切りといたします。
この後は、紀貫之の人生で最大の仕事である古今和歌集編纂編に入ります。
まとめられたら描き始めようと思います。

見てくださった方々ありがとうございました(^ ^)☆
ハーモニー・グローリー。
2012年11月02日 (金) | 編集 |
リンともの八少女様からバトンをいただいたのでやってみます~。
ありがとうございます☆


♪合唱好き集まれーバトン

Q1 さぁ、始めますよ?
A1 よろしくお願いします。

Q2 合唱歴はどのくらいですか?
A2 中学校3年間はやる専。卒業してからは聴く専。

Q3 所属パートは何処ですか?
A3 アルト。
1回だけ先生の指示でソプラノとメゾやりました。尊敬する先輩にお近づきになれて嬉しかった♪
いや、アルトとメゾにも尊敬する先輩いたけど。

Q4 所属している(た)所は混声ですか?それとも?
A4 女声。

Q5 合唱曲で好きなジャンルは何ですか?
A5 ジャンル…??

Q6 ポリフォニーを歌ったことがありますか?
A6 パッヘルベルの「カノン」を文化祭でやりました♪
普段の練習では「かえるの歌」とか「森のくまさん」を好き勝手に歌って遊んでたなー。
先生がブルグミュラーの「アラベスク」を改造したやつをみんなで歌ったことも。
歌の絡み合いとか追いかけっこって楽しいですよねぇ♪

Q7 どんな曲or作曲家を歌いましたか?
A7 一番歌ったのは「アヴェ・マリア」だと思う。短いし覚えやすいし練習にはもってこい。
作曲家としては高田三郎、木下牧子、高嶋みどり、中田喜直、鈴木輝昭ほか、
イルカ、松任谷由実、エルガー、スメタナ、コダーイも。
特にコダーイは歌いやすかった。音楽教育に力を入れていた人だから、たぶんそういう作りの曲が多いんだろう。

Q8 ア・カペラと伴奏付の曲ならどっちが好きですか?
A8 うーん………。
好きな無伴奏曲は先輩たちが文化祭で歌っていた「ヘンルーダの花が咲いたら」です。
好きな伴奏付曲は御木白日作詞の「さくら」と、谷川俊太郎作詞の「春に」。

Q9 好きな合唱団ってありますか?
A9 杉並児童合唱団とハンガリー少年少女合唱団!CD持ってるよー♪
ウィーン少年合唱団も好きです。ドラえもんの歌やアルゴリズム体操を歌ったこともあるよね。
ステキでした(^ ^)。

Q10 好きな曲or作曲家はいますか?
A10 コダーイの「天使と羊飼い」。

Q11 挑戦してみたい曲or作曲家は何ですか?
A11 第九とか目覚めよと呼ぶ声ありとか、さまよえるオランダ人。
高田三郎氏の「四季」は冬をやりましたが、全部やってみたかったなぁと思ってます。

Q12 コンクールって出ましたか?
A12 出ました。

Q13 結果はどうでしたか?
A13 連盟の方は、中1のときに先輩たちに東日本大会と関東大会に連れて行ってもらいました。
Nコンはほぼ県大会。いい思い出です。

Q14 コンクールで何か思い出はありますか?
A14 毎回出番が終わるたびに、ロビーに行ってみんなで写真撮りまくりました。
集合写真とか、階段でピースしたりとか、勝手に誰かのブロマイド撮ったりとか☆

Q15 合唱をやっていて楽しかった思い出を教えてください。
A15 コンクールで色んな学校の色んな歌をいーーっぱい聴けたこと。しあわせな時間でした。

Q16 逆に辛かった思い出も教えてください。
A16 先輩と揉めたりとか、来なくなった子をどうするかとか。
中2のときに顧問の先生が変わって、うまくいかなくなった子もいたっけな。色々ありました。
人生の養分です。

Q17 何かメッセージがありましたらお願いします。
A17 歌は人生を明るくしますね!(by志茂田景樹氏)

合唱好きさんいらっしゃいましたらやってみてくださいねー♪


今日は毎年恒例の、神保町ブックフェスティバルに行ってきました!
いやーあの本の街と、歩道に並んだ本の回廊はいつ見てもときめきますなぁ(*´∀`*)。
貫之とか古今集の本いっぱい見つけてゲットしてきました。ほくほく☆
今から勉強します。


焦燥。※クリックで大きくなります
「貫之1111首」歌合編その23。22はこちら

忠岑「歌合の後の宴会でさ、藤原の大納言に誉められただろ」
貫之「なんで知ってる」
忠岑「おまえの後ろにいたから聞こえた」
貫之「……」
忠岑「いい歌だったよ。おまえさ、肩の力抜いた方が技巧が冴えるよ」
貫之「ほっとけ、調子に乗ってたんだ。次回は選ばれてやる」
忠岑「やり方変えんの?」
貫之「そうだ」
忠岑「ふーん」
貫之「……なんだよ、その顔」

余裕。※クリックで大きくなります
忠岑「んー?ちょっと予感がした。歌合がもっと面白くなりそうな」
貫之「言われなくたってやってやるさ」
忠岑「ふんばれよ、若造。おじさんたち待ってるぞ」
貫之「自分で言うか」
忠岑「言うさ。年寄りは、下が花開いてくれるのが何より楽しみなんだぜ」

このお話では2人ともしごく対等のように付き合っていますけれども、
史実では、貫之と忠岑は12~13歳くらい年の差があったりします。(ちなみに貫之が年下)
歌も人生経験も、忠岑の方が一枚上手なのでした。
友よ、もっと快い、歓喜に満ちた歌を歌おう。
2012年10月09日 (火) | 編集 |
今年もNコンこと、NHK全国学校音楽コンクールが無事に終わりましたねぇ♪
中学校の部の中継は毎年リアルタイムで観ております。ゆさは中学の頃に合唱部に所属していたので。
(詳細はこちら
今年は金賞が会津若松第四、銀賞が郡山第二、銅賞が鶴川第二と豊春でした♪
うおお豊春やったあ!来たれ埼玉の星!震えるぞハート!燃え尽きるほどヒートオォッ!!
(そいやジョジョのアニメ初回観ましたが雰囲気あって良かったです)

しかし金銀で福島県がワンツーフィニッシュという…やっぱり常連なだけあって強いなー。
郡山は去年まで4年連続金賞だったのですが、5連覇はならず。
心中察するに余りあります。悔しいだろうな。
ただ、会津若松が金賞というのはわたしも納得だったわけでして。
なんというかなあ、全体的な完成度が高くて、安定感のある曲に仕上げてきたんですね。
郡山のようにぞくっとするほど綺麗ではないけど、聴いてて一番心地よかったのが会津でした。
毎年金賞をつかむ学校を見ていると、安定感のあるところが受賞しているような気がする…。
極端ではないけど惹きつけられる歌を歌う学校、とか。
いや、でもほんと、郡山の歌は美しかったよ…!
ハモリも音程もさることながら、何より、歌声が透き通ってた。
毎年思うのですが、ああいうところが郡山の真骨頂だと思います。

今年の課題曲の作詞作曲はYUIさんで「fight」でした。
明るくさっぱりした曲調。
曲の後半で手拍子をしていたのは武庫川と筑紫女学園でしたな。
楽譜に何か書いてあるのかわからないけど、たぶんアドリブだと思う。他校はしてなかったので。
あ、郡山は指パッチンをしていました。あれもステキ。

自由曲は出場校が好きな歌をチョイスするので、毎年何が出てくるか楽しみなのですが
個人的に好みだったのが筑紫女学園と豊春の自由曲です♪
・筑紫「女声合唱組曲『わたしは阿国』」から『旅』
・豊春「出雲国引き伝説による混声合唱のために」から『国来(くにこ)、国来よ』
両方ともゆさの趣味的にドツボな選曲だったこともあるのですが、
見ても聴いても楽しい曲でした。
タイトルからもわかるように、そこかしこに郷土芸能の香りが漂っていました。
特に豊春は、伴奏に鼓と鈴とリコーダーを使っていて、ソロも謡のようでした。斬新な試み。
これオペラとかでやったら盛り上がるかもしれない。
豊春は全日本の国大なら常連校ですが、Nコンの成績はどうだったっけとぐぐったら
今年で2回目の国大だったらしいです。2回目で銅賞!おめでとう~☆(身内びいき)

昨日までNコンサイトでコンクールの動画が公開されていたのですが、現在はリンク切れてます。。
そのうちNコン on the webで今回の様子とか公開されるといいな…。


月明かりふんわり落ちてくる夜は。※クリックで大きくなります
「貫之1111首」歌合編その18。17はこちら
夕食後の夕涼みにて。

貫之「一子」
一子「なに?」
貫之「わるかった…歌、見てもらったのに」
一子「こういう日もあるわよ。お疲れさま」
貫之「…あのさ」
一子「なに?」
貫之「おまえんとこ、近々、歌合あるじゃんか」
一子「あるわよ」
貫之「手伝う」
一子「ありがと」

月明かり、星のまたたき、ひやりとした風、虫の声。静かな静かな、初秋の夜です。
澄んだ音の鳴る黒いあのこ。
2012年05月30日 (水) | 編集 |
うちの職場の一般出入口付近は音楽が流れるようになっていまして
クラシックがかかっていることが多いのですが、
ここのところ急に天気が崩れることが多かったせいかショパンの「雨だれ」をよく聴きました。
この曲、響きがすごく美しいので好きです。
なんというかね、きらきらしている気がします。音色が見えるような。

ショパンの曲は常にピアノが主人公で、曲調もおしゃれで素敵だなぁと思います。
彼のピアノに対する愛が伝わってくるような。
バイオリンとかヴィオラを使うこともあるんだけど、
その中でピアノの音が埋もれずにくっきり聞こえているというか、
「強烈に自己主張してるわけではなくただ淡々と存在しているような音」というのが
ショパンのピアノの音に対するわたしの印象です。
極度の人見知りで、大勢の前で弾くのがとても苦手だったそうなのですが
数人(特に友達)の前だととたんに聴いて聴いて僕こんな曲作ったんだよってがんばってしまう、
そんなショパンがいとしいです。

小さい頃にピアノを習っていたので、ピアノ曲、というかピアノの音がとても好きです。
ちょっと適当に弾いてみるだけでも楽しくなってしまいます。
みずみずしくて澄んだ音なのですよねぇ。木が鳴っているなんて信じられない。
あの箱の中で一体何が起きているというのだ…なんか、湿度があるに違いないぞ。
(一応、音の鳴る原理は知っているのですがなぜああいう音になるのかが未だにわからない…西洋の神秘)

両親がクラシック好きなお陰で、わたしも曲はそれなりに知っている方だとは思うのですが
実はフルオケや協奏曲などの曲名はあまり覚えていません…(^ ^;)。
なので「あれだよ」とか曲名を言われても聴かないとわからないことがしばしば。。
『のだめカンタービレ』とかを読んでいても作中で曲名がたくさん出てきますが
あまり「あーあの曲か」とピンとくることはありません。
が、ピアノ曲はタイトルを聞くと「あーあの曲か」と脳の奥からメロディを引っ張り出せたりします。
のだめが幻想即興曲を弾いているのをシュトレーゼマンがこっそり聴いていたのは
何気にいいシーンだと思っている。本当にどうということのないシーンなのだけども。
そして卒業時にメフィストワルツを弾いた千秋先輩に拍手を送りたいです。
やったのかよ、あれを…勇者だな。
のだめでさえ超絶技巧曲を弾いたときはオクレール先生にダメ出しされていたのに。

現代だと久石譲さんと中村由利子さんとアンジェラ・アキさんと綾戸智恵さんの弾くピアノが好き。
特に久石さんはアルバムが出ると買ってしまいます。あのお方の曲調は大好きだ~。
おしゃれで壮大さもあって、古典の基本が踏襲されているんだけど全体的には現代風で。
(映画『風の谷のナウシカ』エンディングのクライマックスと締めくくりは、すごいと思う)
鬼束ちひろさんがよくピアノ伴奏で歌うけど、あの独特の雰囲気も好きです。
谷山浩子さんがさらりさらりと弾く音もいいなぁと思ってる。
以前にリリースされたピアノソロアルバムは一時期車の中でエンドレスでかけまくってました。
「Cotton Color」と「悲しみの時計少女」のインパクトがすごい。
それから、今年の大河のOPTでピアノを弾いている舘野泉さんの音が美しくて好き~。

うまく言えないんですが、わたしはどうも
そんなに派手じゃないんだけど気がつくと感情をわし掴みにされて
ぐらんぐらん揺さぶられるような曲調のピアノ曲が好きみたいです。
上に列挙した人たちの作る曲or弾く曲ってそういう傾向がある気がする。個人的に。


たかいたかーい。※クリックで大きくなります
歌人シリーズその26。25はこちら

翌日。貫之は仕事を早めに切り上げて忠岑を伴って帰宅しました。
忠岑は壺庭で牡丹ちゃんと再会するやいなや、抱き上げてグルグル廻し始めます。

牡丹「きゃーっみねさんだみねさんだー久し振りだー!!」
忠岑「はーい2年振りの岑さんですよー本物ですよーかっこいいんですよー」
牡丹「かっこいいかっこいいー!」
忠岑「でっしょ~。よく言われるんですよー」
貫之「(なんだこのやりとり…)」

ひさびさなんだからもっと実のある会話すりゃいいのに…とか、思う貫之でした。
和風BGM。
2012年03月04日 (日) | 編集 |
作業の合間にニコ動を適当に検索していて「ニコニコ伝統芸能シリーズ」というタグを見つけて
何だこれって思ってポチッとしてみたらわたし的にツボな動画がいっぱい出てきまして、
喜んで再生しまくっていたらいつの間にか夜になっていたとか
そんな休日の午後です、こんばんは☆

三味線や尺八や琴などの和楽器でJ-POPやクラシックを演奏する動画が
ニコ動には結構アップロードされていて、
内容はライブステージとか檜のお舞台とかの生演奏動画から、PVっぽい本格動画まで様々です。
他にも三味線とか伝統芸能とか和ロックとか和風BGMなどのタグで検索してみたら
着物でロック!みたいなのがどっさり出てきました。
うおおおすごいなぁかっこいいなぁ面白いなぁステキだなぁ(*^∀^*)♪

個人的にかっこいいと思ったのがこれ↓

師範とか人間国宝が和風ロックテイストで演奏してくれるとかステキすぎる~vvv
別名が「先生何やってるんですかシリーズ」というのもうなずけます。
あとコメントに国宝の無駄づかいってあって紅茶吹きそうになりました。わかるよ。うん。
ギターが渡辺香津美氏とか…うそでしょうわたしでも名前知ってる。
機会があったら生で聴きたい1曲ですが、もし聴けたら放心してしばらく硬直してそうだ。

演奏もだけど映像演出もすごいと思ったのがこれ↓

冒頭で書と三味線と和太鼓が代わりばんこに出てくるところにものすごいセンスを感じた。
東方Projectのオリジナルも聴いてみたのですが、
三味線や尺八の音がちゃんとオリジナルの音で聴こえてくるということは
それだけ再現率の高いアレンジがされているのだろうな。
和太鼓担当のお坊さんがつけているヘッドホンがハンパなく似合いすぎている件。

クラシック動画も「くるみ割り人形」とか「ボレロ」とか色々あるんですが
「剣の舞」がすげぇ高クオリティでかっこいいかなぁ。
三味線でこの手の曲をやると三味線の真骨頂が見える気がする。



本日のお絵かき↓
心あてに。※クリックで大きくなります
凡河内躬恒。
百人一首収録の歌が印象的すぎて白のイメージがあります…白い霜のイメージ。

紀貫之とともに古今和歌集を編纂した人です。
同時代の歌人としては貫之とほぼ同等の作歌能力を持っていたらしい。
*ブログ内のイラスト記事一覧はこちらです*
大河カンタービレ。
2012年02月07日 (火) | 編集 |
がさがさ。
最近ようつべで歴代大河のOPTを見つけてぐるぐる流しながらお絵かきするのが楽しいゆさです。
数年に1回くらいのペースで大河OPブームが到来するのですが、
今回は確実に清盛の影響と言わざるを得ません。
もう清盛だけ毎日のように聴いています。ピアノとフルートとティンパニーが良すぎるからだよ!!
重厚なのに繊細な部分がある曲ってたまらんです。
職場からよろよろ帰宅してごはん食べて、お風呂で化粧落とすので精一杯な毎日ですけど
誘惑に勝てずPC立ち上げてノンストップで清盛OPを流していたら
髪びしょびしょのままこたつで寝てしまって、目が覚めたら無我の境地だったこともありました。
困った楽しい!!


最近の大河OPで好きだったのは『功名が辻』のテーマです~。
特にアップダウンとかなくて平坦な曲調ではあるのですけど、
バイオリンと金管の歌うようなメロディがすごく好みでした。
『新選組!』のOPみたいに歌詞つけてもそのまま歌えるんじゃないかと思う。
映像も凝ってたような覚えがありますね。
千代のテロップが出るところで画面が一気に華やかになるのが綺麗だなぁと思っていました。
そんな華やかながらも色々ごちゃごちゃしていた画面から金色がサーッと流れ去って、
千代が一豊に贈った馬の絵が出てくるのですが
そこでパッと六平太のテロップが出ていたのが印象的すぎて忘れられない。
最高だよね…かっこよかったよね六平太…(*´▽`*)。

ちょっと前のだと『元禄繚乱』OPがいいなぁ♪
これも『功名が辻』の曲調とどことなく似ていて、そんなにアップダウンはない感じですが
聴いていて全然飽きないのが不思議。中盤のクラリネットのソロがいいのだなー。
音楽担当の池辺氏がすごくいい仕事しているなぁと思います。
ちょうどオリジナルのOP映像つきの動画を見つけたので見ていたら、
あの時代の美術や風俗がふんだんに出てきていたことに今更のように気づきました。
冒頭に流れる川は明らかに、光琳の紅白梅図屏風の川ではないかーー!!
踊る唐子とか、美女を見て真っ赤になる唐獅子とか、探幽や永徳の筆にしか見えないんだけど(^ ^;)。
花魁道中の風俗に関してはあれっと思うところもありましたけど、
確か新吉原に移転してだいぶ経ってる時代だからいいのかな。
ラストに出てくる、白布を振って舞う少女は
一蝶の絵で似たような子を見た覚えがあるんだけど気のせいかしら。

あと、本編も音楽も大好きだったのが『秀吉』~。
OPTは、出だしから結構派手な感じで、最後もわりと派手に盛り上がっていたりして
歴代OPの中でもわりと元気なタイプの曲ではないかと思います。
今でもバラエティ番組などで時々使われていたりしますよね。
映像の見どころはやっぱり、画面を駆け抜けていく少年かな。
秀吉の子ども時代を意識したっぽい感じの子が、きらきらしい光をまといながら走ったり
犬と戯れたり、階段にごろんと寝ころんだりするのがめんこいです。
子どもの出てくる大河OPとして素晴らしいと思うのはこのOPと
今年の清盛でファイナルアンサーかも。

他にも『花の乱』とか『炎立つ』のOPとかも渋くて好きなのですが
今聴くと、何気にハイレベルな音楽だったのだなぁと思ってしまいます。
あれらは本編込みで大人向けだ…うむ。
『花の乱』の、ピアノソロからフルオケに入るところとかぞくぞくってしますし、
『炎立つ』は日本の、というより中国の行軍っぽいイメージでかっこよいです。
ドラマの時代設定が、とかく取り上げられることの多い戦国や幕末ではない、というのもポイント高し。
あ、でも『新選組!』OPは「若くて元気なにいちゃんたちが大声で歌える歌」みたいな感じで
良かったなぁと思っています。
そして…キャストのテロップの背景にキャストを意識した映像を当てるようになったのって
このOPからだったような気がするんですがどうでしたっけ。。。
(たとえば近藤勇が佐久間象山から「鬼瓦」と呼ばれるシーンがあったので、
近藤のテロップの背景はいつも鬼瓦だったとかね)
『風林火山』のOP映像がその影響をもろに受けていたような気がします。
あと内容をほとんど覚えていないのですけど、『太平記』とか『独眼竜政宗』とか
『毛利元就』のOPが好きでした。
元就は映像も美しかったなぁ。題字は元就本人の字だそうですね。


よし明日もがんばろう。
現代の神話。
2011年11月23日 (水) | 編集 |
ででーん☆
東京文化会館で、黛敏郎作のオペラ『古事記』を観てきましたー♪
大好きな演目ですし、オペラそのものも観るのすごく久し振りで
(十年以上前に『フィガロの結婚』と『蝶々夫人』を観て以来だ)
わくわくしながら行ったのですが、いやもう、めっちゃくちゃ良かった…そして楽しかった☆

歌い手の人たちみんな綺麗でかっこ良かったです。
天照のソプラノは美しくて、イザナギと風の神のバリトンは迫力たっぷりで、
思金神のバスは安定してて聴きやすかった。
衣装も、舞台上で歌い手がくるっと回るとふわっ~と広がるタイプの、
日本の民族衣装に西洋のドレスのヒラヒラテイストが加わったみたいな衣装で
すごく華やかでした。
あと、ドイツ語のオペラなので字幕を追いつつ鑑賞したのですが
「天照」とか「出雲」とか「天叢雲剣」とかの固有名詞はさすがに
「Amaterasu」「Izumo」「Ame no Murakumo no Tsurugi」など日本語のローマ字表記でした。
良かった…天叢雲ソードとか、厨二っぽいのに訳されてなくて良かった…!(笑)

そして!オペラといえば音楽!さすが都響!荘厳で重厚で力があった!!
文化会館のホールの音響もすばらしくて、音が体中にびんびん伝わってきました。
生演奏すごい。クラシックホールすごい。
特に雅楽器などを使ってはいなくて、全編フルオーケストラでした。
(休憩中に舞台のオケを見学してきたけど、琴も琵琶も笙も横笛も和太鼓も見あたらなかった)
よく考えてみれば、古事記の時代設定は雅楽が完成するずっとずっと前だから
雅楽器を使うとかえって平安とか鎌倉っぽい雰囲気になってしまうのかもしれない。
プロローグとエピローグで、バックスクリーンに宇宙が映し出される中で鳴るバイオリンが
めちゃめちゃ緊張感あって良かったなー。
たぶん世界の混沌を表現しているんだと思う。

ストーリーはごくシンプルで、「国産み」「天の岩戸」「八岐大蛇」「天孫降臨」の
4幕構成になっています。
原本のダイジェスト感は否めないけど、会話も状況説明もほとんどないあの長編を舞台化するには
これくらいがベストかなあとも思いました。
(たぶん原本の一字一句をそのまま舞台化したら、終わるまで何日かかるかわかんないし)
「国産み」は、黄泉の国のシーンもあったので全体的に照明が暗かったのですが
イザナギの禊で天照が産まれたら一気にパーッと明るくなって、
おぉ太陽が出たなって感じがして良かった。
月読と一緒に父親にかしずく場面、日月が並んだせいか照明も最高潮に明るくなっていました。
月読は特に歌うこともなく、その後も出てくることはないんだけど
夜空を思わせる薄い青色の衣装を着て、ぞくりとするような美しさのある人だった…!
あーもっともっと見ていたかった。
そして須佐之男は相変わらずのやんちゃ坊主でした。
髪はザンバラで、服も適当に着ていて、いかにも彼らしい容姿なのがいっそ清々しかった。

あと、イザナギが黄泉の国でイザナミを見てしまうのは好奇心からではなくて
「黄泉の国の闇に耐えられず灯りをつけてしまったから」とか、
須佐之男がイザナミに会いたいのは、単に「お父さんに怒られたから」ではなく
「姉と兄は天にいるのに、自分だけ海にいるのは何故か問いたいから」だったりして、
登場人物の行動の動機に感情以外の理由がつけられているのが
何ともオペラらしい作りだなぁと思います。
思金神が「岩戸の前で宴会をしよう」と提案する場面でも、
「絶望の中にも笑いがあるっていうじゃない☆(←意訳)」って言ってたし。

(そして非常にどうでもいいことですけど、思金が舞台に出てきたとき
あまりにおじいちゃんな思金だったので超びっくりしたf(^_^;)。
少なくとも天照よりは年下なので、青年の姿をしていると勝手に思っていたのですが
今回の思金は髪もメイクも白っぽくて衣装も豪華で、教会の大司教か
スターウォーズのパルパティーンが来たかと思ってしまったよ。
やっぱり西洋では知恵者=老賢者なのかな…。
オーディンやケイロンやマイスター・ホラや灰色のガンダルフに代表されるみたいに)

天宇受賣の舞が華やかで良かったー♪
ヒラヒラした衣装を着て、手拍子と、シャンと響き渡る鈴の音に合わせて
笑顔で踊る姿はまさに芸能の神様って感じ。
衣装にスリットが入ってて、たまにちらちら見え隠れする手首や足が色っぽかったです。
周囲の神々も榊の葉を持ってはやし立てていて、楽しそうだったなぁ。
…で、その躍り手たちの中に、なぜか天手力雄(ゲーム『大神』のスサノオに超似てた)が
混じって一緒に踊ってたのが、最高にかわいくて笑ってしまった。。。
しなやかに軽やかに踊る神々の中で、彼だけ無骨にぎこちなく躍っていて
何ともいえないインパクトがありました。
しかも、彼らの躍りを岩戸の中から見た天照が、自分から扉開けて出てきちゃったー!(驚愕)
えええええ、ちょ、手力雄、仕事してないんですけど…!(笑)
その後は特に注連縄をしめることもなく(^ ^;)「太陽が戻って良かったねー」な雰囲気になって
須佐之男が髪を切られて幕が下りてしまいました。わあ、ここは原本通りね。

須佐之男が八岐大蛇を退治するシーンは
(ここでの須佐之男はちゃんと髪を結っていた)
大蛇の姿形が出てくるわけでも、須佐之男が刀を振り回して戦うわけでもなく
合唱と、舞台に吊られた布の動きと、赤と黒の毒々しい照明と、大太鼓のみの演出でしたが
個人的にはこのオペラの中で一番迫力のあるシーンだったと思う。
特に合唱…数十人が客席にかっと目を向けてうごめきながら、底冷えのする声で歌うんです。
超怖かった。
合唱の本気を見せつけられた気がしました。あぁあれはぞくぞくした…!!
大蛇から天叢雲剣を取りだした須佐之男が、櫛名田に剣をわたそうとして
櫛名田が断る場面があったのですが、そこで例の
「八雲立つ出雲八重垣妻籠に 八重垣作るその八重垣を」の歌が出てうわーってなった!
歌われたのはドイツ語で、歌そのものは字幕で表示されたのですけど
まさか和歌が出るとは思わなかったので嬉しいサプライズ。

ニニギが超美人さんだった…!
純白の衣装で、稲穂を頭に飾って、稲穂を手に持っていて、まさに名前の通りの人でした。
(そういえば今日は新嘗祭だったな…と、ニニギを見ながらふと思い出したりもした)
月読と同じで歌うことはしませんでしたが、三種の神器と一緒に降りていく後ろ姿が
美しくて凛々しかったです。
ここで全員の合唱が入って、語り部の「世界が治まった…」的なセリフで無事閉幕~。
あ、そうそう、語り部の語りは日本語でした!
たぶんオーストリアで上演されたときはここで字幕が出たんだろうな。

ラストのカーテンコールがすごく長くていつまで経っても幕が降りなくて、
拍手し続けていたら手が真っ赤になってしまったw(^_^;)w
歌い手の方々の他に指揮者や演出の人(だよね?きっと)も登檀してお辞儀なさってました。
そうだ今日は千秋楽だった。

音楽と舞台劇と神話に浸れた、ものすごく贅沢な2時間半でした♪
そのうちまたオペラに行きたいです!
あの子が空を飛んでくる。
2011年10月18日 (火) | 編集 |
谷山浩子さんのアルバム『夢みる力』を聴いています♪

個人的に楽しみにしていたのが、「初恋の頃」~☆
手嶌葵ちゃんの『コクリコ坂から歌集』に浩子さんが提供した曲です(^ ^)。
(浩子さんはその歌集の作曲に全面的に参加しています)
編曲がフォークソングっぽくて、映画の雰囲気が出ていて良かったです。
これ、映画の背景である60年代に流れていたとしても、あんまり違和感ないんじゃないかな…。
フォークといえば、1曲目に収録されている「さよならDINO」も何となくフォークっぽい雰囲気。
ちょっと懐かしい失恋ソングみたいな感じの曲です。
歌詞にはジュラ紀とか白亜紀とか出てきて、そこは「何せ谷山浩子だから」っていうか、
まぁその、相変わらずのスケール感なんだけど。

「何かが空を飛んでくる」。冒頭だけ聴くと、いつものカオスっぽい曲かなと思ったのですが
最後まで聴いたら思っていたほど破綻していなくて、綺麗にまとまっていて意外でした。
(なんかこう書くとダイアナ・ウィン・ジョーンズの小説みたいだ)
銀河の青いサバ、わたしのところにも飛んできて欲しい。
あと、「のらねこ」「おうちでかくれんぼ」が楽しい歌です~♪
どちらも、絵本かミニドラマを1本見たな、という感じがしました。
浩子さんは絵本みたいな歌を作るのが本当にうまいなー。歌で物語をひとつ作っちゃうんですよね。

「KARA-KURI-DOLL」と「SHADOWLESS」。くろ!この2曲、くっろー!!
特に「SHADOWLESS」、ここまで純黒な歌って「きれいな石の恋人」以来じゃなかろうか…。
こういう歌がするっと出てくるから浩子さんって侮れない人だわ。
彼女が作る黒い歌の黒さって、いわゆるグロさとか気持ち悪さとかじゃなくて、
ガラスや水晶が音もたてずに静かに壊れていくような、そういう黒さだと思う。
少年や少女のマイナスのパワーで世界が滅亡するというのは、
かの地球滅亡三部作をはじめ、浩子さんの作品の中でわりと多く見られるモチーフでもありますね。
澁澤龍彦のドラゴニア・ワールドの世界観と似ている気がする。なんとなく。

「わたし帽子」、切ない曲。。。
涙が出るとかじゃなくて、ただただ切ないです。目を閉じて聴いてしまう。
『翼』収録の「星より遠い」に、どこか通じる雰囲気があるような気がします。
お別れしちゃってもう会えないっていう歌なんだけど、歌の世界に漂う空気はぽかぽかしている感じ。
「きみのともだち」も切ないです。『トイ・ストーリー』が好きな人は好きになれる歌かも。

アルバムタイトルにもなっている「夢みる力」と「NANUK」は純白な歌だ…♪
「NANUK」の良さは、感情やメッセージがあからさまに歌われていないがゆえの良さというか、
テレビや写真でよく見るホッキョクグマの姿をそのまま歌っただけ、というところが
やっぱりすごく心に響くんじゃないかな…。
平易な言葉って綺麗ですよね。

今年の「猫森集会」、結局行かなかったなぁ。来年は行こうかな。

というか、芸術の秋ですし、どこかへ音楽聴きに行きたいです。
とりあえず来月上野でやるオペラ『古事記』はチケット買ったんだけど
よく考えたら着ていく服がなかったあぁ買いに行かねば!
あと庭園美術館がリニューアルクローズ前に夜間開館やるらしくて、職場の人に招待券もらったから
こっちも行くの忘れないようにしよう~。
東洋文庫ミュージアムも明後日からリニューアルオープンだから行きたい。
それから、読書週間にあわせて始まる神保町ブックフェスティバルも行かねば!
あのお祭いつも人がいっぱいで道とか超歩きづらいけど、もー楽しくてたまらない!!


↓本日のお絵かき
唐の空の下。※クリックで大きくなります
吉備真備と井真成。唐の国にてお勉強しながら散策中の図。
シリーズ本編が色々と忙しくて、
せっかく唐にいたのに観光で町中巡りとか全然やってなかったなぁと思って描いてみました。
何を話しているのかな…。

そういえば、西北大学が「西安で井真成墓誌を発見した」と世間に公表した日から
先週の10月12日で丸7年目ですね。
*遣唐使のイラスト記事一覧はこちらです*


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中学か…何もかもみな懐かしい…。
2011年10月12日 (水) | 編集 |
先日テレビで、NHKの全国音楽コンクールを見ていたときに
中学時代に所属していた合唱部で歌っていた曲を思い出したので
CDを引っ張り出してきました。
懐かしいなぁ~。
そしてあの頃の課題曲って、単純な曲調だけど実はものすごいテクが要ったということに
今更になって気づいた。おそ。

(そういえばここのところ、中学校の部の課題曲はJ-POPの人たちが作っていますね。
ゴスペラーズのときは、作曲した彼らがアカペラ集団ということもあって
わりと合唱曲っぽくなっていたと思うけど、
以降の曲は……そこはその、J-POPの歌手に作ってもらうことに意味があったんだろうし、
それぞれの曲もオリジナル歌手の演奏で聴けば別に難がある訳じゃないんだけど、
でも明らかに合唱向きの曲調じゃないんだよな…学生さんたち大変だなぁ。
中学生が親しみやすいように、という意図で彼らを起用しているのかもしれないけど)

吉野弘氏作詞・高田三郎氏作曲の「雪の日に」がいちばん思い出深い~。
(この曲のお陰で関東大会と東日本大会まで行けたのです)
歌詞はひたすら「雪が」「雪は」「雪の」「雪に」と、雪雪言いまくってて
ピアノ伴奏もトリルが多くてまさに雪景色(というか吹雪)を連想してしまうような、
何気に壮大な歌です。組曲だからかな…。
半年以上歌い続けましたけど、夢中だったせいか全然飽きませんでした。今もソラで歌えます。
♪雪~が激~しくぅ降りぃつづぅける~~~ヽ(^△^)ノ♪

そういえばコダーイの「天使と羊飼い」って今も歌われてるのかな…と思って
さっきぐぐってみたら、比較的最近の日付の動画があったのでちょっと嬉しくなりました(*^ ^*)。
実験的に練習曲として歌っただけですが、
ラストのgloriaコーラスが本当にすばらしいのです。好きだー!!!
この曲は毎年クリスマスにラジカセでかけています。
クリスマスには彼の合唱曲が合うと思う。
ってか、曲のテーマが「生誕」だから、合うのは当然といえば当然と言えるかも。
絵画の『受胎告知』とか『生誕』を眺めながら聴いてもムード出るんじゃないかな…。
(余談ですが受胎告知はフラ・アンジェリコのとカラヴァッジョのが好き)

「ヘンルーダの花が咲いたら」って確かハンガリー民謡だったよね…??
部活の先輩たちが文化祭で重唱したやつが今も一番好きです。
あの曲は彼女たちの歌声でわたしの記憶に録音されています。
そのせいかあの歌を聴くときは、原詞よりも日本語訳の方がしっくりきます。
(先輩たちが歌っていたのは訳詞ver.だったので)
ソプラノの先輩がマジですごかった…。そしてそれ以上にすごかったのがアルトの先輩だ…。
もはやハモリの饗宴。

Nコンも含めて、合唱コンクールへの参加は毎回ドキドキでしたが、
他の参加校の課題曲の歌い方を聴いて勉強したり、
「へーこんな曲あるんだ!」みたいな自由曲もたっぷり聴けて、幸せな時間でもありましたね。
よく考えたらあんなに合唱聴きまくった日々は他にないよ!
混声やらせたら日本一とか、テクの要る歌を軽々と歌いこなしちゃうとか
レベルの高い学校が多くて毎回うきうきしていたな~。
(思えば自分たちの歌よりも他校の歌を聴く方が楽しみな時とかあったかも…ゴメンみんな)
和音不協和音問わず、溜め息が出るほどのハモリが聴けた or 歌えたときは
マジで興奮します。あれは合唱の醍醐味のひとつだと思う。

合唱はひとりじゃできないだけに、みんなで力を合わせたら最強です。
しかし音楽ってほんとに人生を明るくするな~音楽を好きで良かった(*´∀`*)♪


↓本日のお絵かき
空と君のあいだ。
石燕と、雨に濡れたくない妖怪さんたち。
突然の雨に難儀しているところへ、たまたま先生が通りかかって
「何やってんだよ…」と傘を貸してくれた感じかな。

何となく番傘を描きたくなって描き始めたらなぜかこんな絵になりました。
釣瓶火はともかく、海座頭と鈴彦姫が濡れたくないのは
どちらの持つ楽器も濡れるといい音がしなくなってしまうためです。

空と君の間にあるのは冷たい雨ばかりじゃないと思う。
*浮世絵師のイラスト記事一覧はこちらです*
第1229回「どんな曲をよく聴く?」
2011年07月04日 (月) | 編集 |

こんにちは!FC2ブログトラックバックテーマ担当藤本です。今日のテーマは「どんな曲をよく聴く?」です。色んな曲を偏らず聴くよ!って方もいらっしゃるでしょうがあえていうならどんな曲ですか?私は根が暗いせいか結構ダークな曲や失恋ものをよく聴いちゃっていることに気づきました思えばカラオケでも明るい曲は歌っていないですね皆さ...
トラックバックテーマ 第1229回「どんな曲をよく聴く?」


よく聴く…と言うより「毎日頻繁に聴くわけでもないけど、好きで聴く回数の多い曲」というのは
いくつかありますので、列挙してみたいと思います。

まずはクラシック。ショパンとリストとコダーイをリスペクトしています(*^w^*)。
ショパンの曲は全部好きで、お店やレストランでかかっているとジーッと聴いてしまいます。
室内でお絵かきしたりお菓子食べたりしながらCDを聴くのがマイベストシチュエーション。
リストの「ハンガリー幻想曲」「ラ・カンパネラ」は一時期ものすごく聴きまくった。
あと少し前に聴きに行ったリスト生誕200年記念コンサートで
「波の上を歩くパオロの聖フランチェスコ」も気に入って、たまにかけたりしています。
コダーイの女声合唱曲のCDは、クリスマスにかけると雰囲気が出るので大好きvvv
あとラヴェルのボレロ。
ボレロは人生で一番最初に聴いたクラシックなので、思い入れもひとしおだったりします。
無人島に1枚だけCDを持っていけるとしたらボレロがいいです。
これといった特徴もなく癖もない曲だから、飽きずに聴いていられるんじゃないかと思う。

ピアニストの弾く曲というのも結構好きで、
リチャード・クレイダーマン(「渚のアデリーヌ」は神曲と思う)のファンですvvv
バイオリニストだったら五嶋みどりとヒラリー・ハーンが好き~。
特にハーンの弾くチャイコフスキーは聴いていると倒れそうなくらい美しいと思うわけだ。

J-POPだったらDreams Come Trueと谷山浩子と鬼束ちひろと手嶌葵とRIKKI。
3月11日後にドリカムの「何度でも」を聴いたらジーンときて気分が明るくなりました。
浩子さんは、「まっくら森の歌」を聴いて戦慄を覚えて以来のファンです。
最近はジブリや手嶌葵ちゃんに曲提供をすることがよくあって、二度どころか三度おいしい。
RIKKIは子育て中なせいか、近ごろはあまりメディアにいなくてちょっと淋しいですが
FFXのテーマ曲「素敵だね」は今でも時折猛烈に聴きたくなったりする。

現代音楽なら久石譲。何を置いても久石譲。彼の作ったジブリの音楽はほとんど聴いています。
『ラピュタ』の「君をのせて」が切なくて大好きだー!!
栗コーダーカルテットのリコーダーも好き。「ピタゴラスイッチ」のテーマとか、
「やる気のないダース・ベイダーのテーマ」とか、湯川詩音が歌う「溜め息の橋」とかたまらんです。
特にダースベイダーのテーマはリラックスできます。色んな意味で(^ ^)。
中村由利子とか西村由紀江のピアノ曲もリラックス効果抜群だと思うのだなぁ。
梶浦由記も好き。歴史秘話ヒストリアのオープニングテーマ、
Pandora Heartsの「レイシー ピアノVer.」(エリオットとリーオが連弾してるやつ)が好きです。
菅野よう子と坂本真綾のコンビも素敵だなぁと思ってます。
菅野さんはピンでも好きです。カウボーイビバップの「Tank!」はいつ聴いてもノリにノッてしまう。
あと、最近はBS朝日「京都1200年の旅」エンディングの「希望という花を」(村松崇継作曲)と
NHKBSP「極上美の饗宴」のエンディングテーマ(松谷卓作曲)に癒されまくっています。
どちらもピアノが本当にきれい。CD、出てないのかな…。


本日のお絵かき↓
lリストマンガ1。1ページ目 リストマンガ2。2ページ目
↑少し前に描いたシューマン&リスト漫画。どちらもクリックで大きくなります。
1839年にシューマンが自作の「幻想曲」をリストに献呈したらしいのですが
そのお礼としてリストが「ピアノ・ソナタ ロ短調」を作曲していたとき、
シューマンは病気で倒れてしまいそのまま帰ってこなかった…という史実に
目から汗が出てダダっと描いた妄想の産物。。。鉛筆描きです。

ちなみにうちのシューマンはこんな人。→こちら
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ピアノの魔術師の詩情。
2011年03月05日 (土) | 編集 |
パルテノン多摩の「横山幸雄ピアノリサイタル~オール・リスト・プログラム」に行ってきました♪
フランツ・リスト生誕200年を記念して開催されたリサイタルです!
もう、ほんと素晴らしかったですよ~~!!ヽ(≧▽≦)ノ☆

個人的には、1曲目の「波を渡るパオロの聖フランチェスコ」が気に入りました♪
(『のだめカンタービレ』パリ編でのだめが弾いていた曲だ)
リストの壮年期に作られた曲で、とても宗教色の強い内容になっています。
イタリアのメッシナ海峡を渡ろうとしたパオラの聖フランチェスコが、漁師に船を貸してもらえず
自分の赤いマントを海に浮かべて渡った奇跡を表現した曲とのこと。
曲の始まりはさざ波のような音がポロポロと続くのですけれど
どんどん音が増えて盛り上がってきて、中盤で最高潮に盛り上がる箇所では
大波がザバーっとあふれてくる感じで大海嘯のようだった。。。
(何となく映画『十戒』のクライマックスで海が割れるシーンを思い出した…)
すごくかっこいい曲だと思いました。
ピアノの音だけで、さざ波も、海の広さも、フランチェスコの足音も、海峡の大波も、
おそらく雲間から差しているであろう金の光も、全部表現してしまっているような。
ピアノの詩人といわれたのはショパンですが、リストもじゅうぶん詩人だと思う。

次の「森のささやき」と「小人の踊り」は、リストが弟子たちの練習曲として作ったものだとか。
…しかし練習曲とはいえ、そこはリストの作る曲なので(^ ^;)かなり難曲でした。
(最初から最後までトリルと三連符の連続で、森のささやきどころか、森のざわめきって感じ)
これはソルフェージュやハノンを弾くより勉強になるかもなぁ~。あと指が強くなりそう。

続いて「ヴェルディのリゴレットによる演奏会用パラフレーズ」と
「パガニーニによる超絶技巧練習曲集の第3曲ラ・カンパネラ」でしたが
この2曲は、元々ヴェルディの歌劇とパガニーニのバイオリン協奏曲だったのを
リストがピアノ1台だけで弾けるように編曲したものです。
どちらも、原曲よりかなり派手なアレンジになってます。。。
(リストはオーケストラをピアノ1台で表現する、ということに挑戦し続けた人だそうですが
そういうことがままあったらしい…)
というか、この人はどの曲を聴いても「おれはこう弾くぞ。おれはここにいる!」っていう
主義主張が見え隠れしている気がする(^ ^;)。

それから、「愛の夢」。ショパンの夜想曲へのオマージュだそうです。
これ、わりと有名な曲じゃなかろうか。とても暖かくてやさしい曲です。
夜にコーヒーか紅茶を飲みながら聴きたくなるような曲、とわたしは思っていますvvv

そして休憩後に演奏されたのは、「ピアノソナタ ロ短調」オンリーでした。。。
リスト唯一のピアノ・ソナタだそうです。
30分近くの長い曲なので、中味を知らないと正直、聴き続けるのきついと思います(^ ^;)。
いや、すばらしかったですけどね。
(わたしの右隣の席の人は思いっきり寝ていました)

そんなリストを長時間弾き続けたピアニストの横山幸雄さん。
1曲1曲弾き終えるたびに汗をぬぐって、ピアノに片手をついて立ち上がって
少々フラつきながら観客にお辞儀なさる姿が印象的でした。
リストの曲はこんなにもエネルギーを使うのだなぁとつくづく思いましたネ。
すばらしい演奏をありがとうございました!!

アンコールは
・リスト「ためいき」
・シューマン作曲/リスト編曲「献呈」
・シューベルト作曲/リスト編曲「アヴェ・マリア」
でした。リストが編曲すると、献呈もアヴェ・マリアもこうなる。そんな感じの曲。

そんなこんなでリサイタルが終わって、「ラ・カンパネラ」脳内エンドレス再生状態のまま
電車に乗って帰りました(笑)。。。
もう1回くらい、どこかのコンサート聴きに行きたいなぁ…リストイヤーのうちに(・w・)。


眠そうな顔になってしまったorz※クリックで大きくなります
↑タクトを振るフランツ・リストを妄想描き。
彼は30代でピアニストを引退して、作曲や指揮や後輩育成に勤しんでいたのだそうな。
「ピアノの魔術師」といわれた人だからか、生涯弾き続けていたイメージが勝手にあったので
ちょっと意外に思いました。
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ノナの星の行く先は。
2011年02月24日 (木) | 編集 |
井上直久さんのブログでイバラードの絵を拝見していたら
「ノナの星」(ジブリ美術館の映画『星をかった日』のサントラ収録曲)が聴きたくなって、
CDをPCに入れたところ、「ノナの星」だけ聴くつもりが結局全部聴いてしまった。。。f(^_^;)
(どうでもいいけどこのサントラ聴いてると、みょーに郷愁の気持ちにかられてきます)

映画そのものもすごく好きで、上映期間を狙って美術館に行ったこともあります。
イバラードの世界を舞台に、時間局から逃げ出したノナという男の子が
種売りから星の種を買って、魔法使いのニーニャの家に居候しながら植木鉢で大事に育てるのですが
やがてノナ君は星と別れて時間局の家に帰らなくてはならなくなり…みたいな話。。。
画面もストーリーもとても静かで美しいです。オススメですよ!

そして映画に流れる音楽がまた……切なくてよいのです~(゚ーÅ)ホロリ
初めてこの映画を観たとき、あっという間に音楽のファンになってしまって
思わず美術館のショップでサントラを買って帰ったのでした。。。
詩的で綺麗な音楽集ですよ~。映画の場面が浮かんでくるのは言わずもがな。
わずかなパーカス以外はほぼバイオリンとピアノだけで演奏されているのですが
(都留教博さんのバイオリンと、中村由利子さんのピアノ)
これ、他に楽器はいらないですね…。曲の奥行きをばっちり表現できていると思う。

あと、これはわたしの勝手なイメージですが
サントラ収録曲の演奏順が「起承転結」っぽい感じがするのです。
最初から最後まで通して聴くと、明るく始まりちょっと落ち込んで
また少しずつ元気を取り戻していく…という構成になっていて、
音楽だけで聴いても十分ストーリー性があるというか。なにこれ芸術品だ。

『星をかった日』サントラはジブリ美術館で買えますので、興味のある方はぜひ。。。

中村由利子さんのピアノソロアルバムも聴きたくなってきたな…。
あれはホッとしたい時に聴くとホッとします(*^ ^*)。


いかんです、最近、心が癒しを求めている気がします…(^ ^;)。
よいのものを見て聴こう。そうしよう。


↓もっか一気読みページの描きおろし中。あと少し、がんばります。
描き描き…。
今月中には何とかしたい…。


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梅の花栄えてあり待て還りくるまで。
2011年01月26日 (水) | 編集 |
友達が貸してくれた、坂本真綾さんのアルバム『You can't catch me』を聴いています~♪

真綾さんの歌は昔から大好きなので、うきうきしながら聴きました☆
最初の「eternal return」はアップテンポでいい感じです~vvv
真綾さんが元気な曲を歌うと、とても明るい気持ちになれますね。あぁ、いいなぁ~これ。
(このCD、今はもっぱら車の中で聴いているので、運転がノリノリになってしまう)
「DOWN TOWN」を聴いていたとき、何となく聞き覚えのある曲だなぁと思っていたのですが
宣伝サイトに「アニメ『それでも町は廻っている』OPT」と書かれていたのを見て
あぁアニメのCMで聴いたんだな、ということに思い至りました。。。
「stand up, girls!」も結構ノリノリで聴いちゃうなぁ~。女の子への応援歌ですね(^ ^)。
あと「ムーンライト」は子守歌のような曲調なので、眠くなってきます(笑)。

一番いいと思ったのは「美しい人」(上海万博「遣唐使船再現プロジェクト」テーマソング)です(´∀`)。
(この曲が聴きたくて友達からCD借りてきたと言っても過言ではない)
ずいぶん前からようつべとかで時々聴いていたのですが
今回やっとCDに収録されたので、ようやく綺麗な音源で聴くことができました。
改めて聴いても、もう、もう、すごすぎて感動としか言えません!
こんなに艶のある曲を聴いたのは本当に久し振りです。初めて聴いたときは鳥肌たったし!
真綾さんの声が!菅野さんのメロディとアレンジが!!うっはぁぁ~~(≧▽≦)☆
何というか、わたしの遣唐使への思い入れが強すぎるのかもしれませんけど、
遣唐使たちのあんなイメージやこんなイメージが次々に湧いてくる曲なのですよvvv
現代とは比べものにならないほど危険で先の見えない航海のさなか、
唐へと向かう船上に、目も開けていられなくなるほどごうごうと吹き付ける風の中でも
すっくと屹立している真備や仲麻呂の姿が真っ先に思い浮かんでしまう。

そして歌詞がさらにグッときます…。
「渡り鳥よ導いて 命が覚えている遥かなるあの場所へ」の部分とか
「まだ見ぬかの地の花は まるで鈴の音の響き 西へと向かう風に 憧れよ」の部分とか
聴くだけで当時の人たちの思いとか当時の風のにおいとかがものすごく感じられて
うああぁあぁぁぁ~~~!!!と叫んで夕陽に向かって走り出したくなるわけです。
どうしようこの曲マジで癖になる。。。
とうぶん車の中でも脳内でもヘビーローテーションさせようと思います♪

中国の人が歌っていらっしゃる「美麗的人」(「美しい人」中国語Ver.)もそのうち聴きたいな…。


使用前。※クリックで大きくなります
鈴木春信の周辺事情その42。41はこちら
なぜか石燕先生の家にて(^ ^;)寝る間も惜しんで摺りに熱中する春さんたち。
これまで、紙や見当や摺り技法などなど、あれこれ研究して失敗して試行錯誤して、
どうにかこうにか形にしてきました。あとは幸さんの腕ひとつです。
そして、ついに…。

使用後。※クリックで大きくなります
全員「「「やったーーーーー!!」」」
一ミリのズレもない、十色以上もの顔料をふんだんに使った多色摺版画が、ようやくできあがりました。
蜀江錦のように美しいと謳われた、吾妻錦絵の誕生です。


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心のきれいな人はぼくの姿が見える。
2010年10月21日 (木) | 編集 |
高野山 花坂の暮らし KOUYASAN / La vie de HANASAKA」のはなさかすーさん様と
相互リンクさせていただきました。
紹介はこちらです。どうぞどうぞ、よろしくお願いいたしますvvv


さっきテレビのチャンネルを何気なく回していたら、NHKみんなのうたをやっていて
「わらしのうた」という歌を聴きました。
子どもたちと遊びたい座敷童子の歌で、メロディがゆったりほっこりしていて素敵です♪
歌詞も〝明日天気になぁ~れ〟とかあって、どこかノスタルジックでした。
歌っているのは山崎バニラさん。
(「日めくりタイムトラベル」で大正琴をつまびきながらプレゼンなさる様がすごく面白い人だ)
アニメーションはカールおじさんで有名なひこねのりおさん。
ひこねさんは「赤鬼と青鬼のタンゴ」も手がけていらっしゃったかと思います。
キャラクターが丸くてコロコロしているのがかわいいなぁ。

昔、よく聴いていたみんなのうたリスト↓
「ありがとう・さようなら」中井貴一・吉田直子
「おはようクレヨン」「まっくら森の歌」谷山浩子
「北風小僧の寒太郎」堺正章・東京放送児童合唱団
「キャベツUFO」工藤順子
「こだぬきポンポ」下條アトム
「コンピューターおばあちゃん」酒井司優子
「鳩の詩」ダ・カーポ
「ヘンなABC」一城みゆ希・東京放送児童合唱団
「メトロポリタン美術館」大貫妙子
「山口さんちのツトム君」川橋啓史
「ラジャ・マハラジャー」戸川純・東京放送児童合唱団
「わたしの紙風船」赤い鳥

最近の歌なら「手紙~拝啓 十五の君へ」が好きです。高屋奈月さんのイラストも綺麗でした。
ちなみにうちの母は「おしりかじり虫」が好きだったりします。妹は「とのさまガエル」。

懐かしくなってあれこれと鼻歌で歌いながら、夕ごはんに鶏だんごの野菜スープを作りました。
10個の鶏だんごを家族5人で分けると1人2個なので、
「鶏だんごは2つ入れてね」とか言ってみるとラピュタみたいだ。
(パズーが注文したのは肉だんごでしたけど。。。)


なむなむ。。。※クリックで大きくなります
鈴木春信の周辺事情その4。3はこちら
東海道を行く春さん。道祖神さんを見つけて合掌。
「どうぞ、お見守りください…」

東海道は江戸・日本橋から京都・三条大橋までの約130里(約500km)の街道です。
成人男性が1日7~8時間、寄り道せずに歩き続けると
戸塚・小田原・三島・蒲原・岡部・日坂・浜松・赤坂・宮・四日市・亀山・土山・草津で宿をとり、
13泊14日で着きます。(ちなみに飛脚は3~4日で走ったそうです)
春さんはのんびり歩くので、20日前後はかかるかもしれません(笑)。宿代が…!


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