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2010_02
07
(Sun)21:10

イバラードに行った日。

井上直久さんの『迷路の街で聞いた話』をゲット!
絶版でなかなか見つからなくて、古本屋でやっと見つけました。
文庫本ですがハードカバーになっていますよ。わーいこういう装丁大好き☆

中味は、イバラードを訪れた青年が、旅先で出会った人々から聞いた話を
まとめて文章にして、井上さんが絵を添えた…というコンセプトです。
人参色の髪をした女の子、模型職人の青年、日焼けした庭師、ラピュタ売りの人、
色々な住人たちがイバラードの暮らしについて語っています。
イバラードの他の本にもよく出てくるニーニャやメーキンソーやスコッペロもいます。
あ、めげゾウも。。。

あの世界は小惑星がたくさん集まった庭があったり、
住んだことはないのに「昔住んでいたことがある」って思ってしまう家があったり、
何かの思いが形になって現れたり(ソルマという現象です)、
人魚だった人が丘に上がって生活していたりします。
言葉が通じなくても、相手が何を言っているかがちゃんとわかるそうです。わお。

何だかわからない単語や現象が次々に出てくるのですけれど
住人たちの話を聞いているうちに、昔から全部知っているような気がしてきて
「えっ何が不思議なの?」ってなってくるからまた不思議。
市電とか市場とか工房とか、平易な、懐かしい言葉で語られているからかも。
井上さんの絵もたくさん載っていて素敵です~。
イバラードは井上さんの記憶にある現実世界を描いたものなので、
日常世界のすぐ近くにある世界なのかもしれません。
列車で半日もかからないよって本文にも書いてあるし。



ここからは余談。
人間の形をしているけど人間でないものって、よろしいと思いませんか(何)。
そういえば3日の鬼に浮気し放題の日(笑)は豆まきせずに食べるだけだったな(^^)。
わたしは基本的に「鬼は外」はしません。むしろ「鬼も内福も内」。
だって日々鬼に浮気しまくってるから。
こんな本とか、こんな本とか、あとこんな本も持ってますし。
日本史上の鬼たちの生きざまを思うと、もうどうにも止まらない。
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