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2010_03
07
(Sun)18:16

あたしはまだ送り人よ。

送り人の娘』を読了…。
はぁ~いい話だった。。。(*´艸`*)ムフフ
これ確か児童文学ファンタジー大賞選考の最終まで残ってたやつですねvv
出版おめでとうございました!

舞台は古代日本です。イメージは弥生時代あたり?
死者の魂が迷わず黄泉の国に行けるように送っていく
「送り人」という役目を持つ少女の伊予が主人公。
ある日彼女は、穂高見国の王子に傷つけられた狼の闇真を、
黄泉に送るどころか魂を連れ戻して蘇らせてしまいます。
それを知った穂高見国王の猛日は、自分が死んだときに蘇りを行わせるために
伊予をあの手この手で捕まえようとします…。

全体的なストーリー構成は典型的ですけれど、
みんながみんな、良くも悪くも自分のための思惑で動いているから
不条理な方向に向かってしまうのが、あまりにもリアルで泣けてきます( p_q)。
登場人物一人一人の思いが結構細かく書かれていて、
表現がだいぶ直接的なせいか涙なくしては読めない…。
王様が死にたくない理由とか、半分以上トラウマですもん。
この世と黄泉の在り方とか、伊予の出身一族にまつわる呪いみたいなものは
おぉ~うまく書かれてるなと思いました。
物事が積み重なるとこうなるのね、みたいな。
あと、知らないことは怖いことだなと思いました。。
自分が見たものだけを真実としてしまうと、
思いこみから差別につながってしまうんだなと。
普段はわかっているつもりだけど、あらためて気をつけていこう。

伊予は強い力の持ち主で、しかも13歳ということもあって
次々に起こる出来事に振り回されぎみでぐらぐらしている子ですが、
最後にはきっちり責任を果たそうと頑張る姿が印象的でした。
闇真はかっこいい女性だった。。。
願わくば狭霧をもうちょっと活躍させて欲しかったな…。
ラストがだいぶ残念じゃありませんか(^ ^;)頑張って狭霧~。

東逸子さんの表紙と挿絵が美しいです。



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↑来ちゃった…!!
遣唐使船に乗りに行く旅はこれで準備万端です(笑)。
だって無料入場券付いてるも~ん。
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