
というわけで行ってきました~。
アガサの生誕120周年を記念して開かれているもの。
会場は東京国際フォーラムの相田みつを美術館です。なんでだ。
直筆原稿&初版本がどっさりありました~!
そして創作ノート&メモもどっさりありました~!!
『スタイルズ荘~』に『ナイルに死す』に『復習の女神』に『予告殺人』に『カーテン』!!
ぎゃー。
即死です…。
どれも見た瞬間生きてて良かったと世界に感謝したよ…(大袈裟)。
筆跡は丸っこくて大きかった。作品とは裏腹に何てやさしい字を書くんだ。
作家の手が見られるのは原稿の醍醐味ですね。パソコンではこうはいかない。
アガサの私物も何点か展示があって、
愛用のティーカップとかねずみとりを意識した食器とか、
イブニングドレスとか、文学博士授与式に着たコートと帽子とか。
トランクとパスポート(誕生日が間違えて書いてある!笑)と携帯用タイプライターもあった。
彼女の旅行の話は自伝で読んだけど、楽しんだことしか書いてなかったような。
ミステリも同じくらい楽しんで書いたのかもしれない。
貴重なアガサの肉声テープが再生されていて(自伝を朗読したものです)、
想像通りの声だったのも嬉しかった。
明るくも暗くもない、落ち着いてお茶目な声でした。
「わたしはタイプライターがあればどの場所でも書けるけど
取材の記者たちは『仕事場を見たい』と言うから困るわ」との言葉に
ああこの人作家だなと思いました。
何しろ書いた量がハンパじゃないので、
気持ちいいくらい次々に筆が進んでいたのはそのせいだろう。
生前のアガサを撮影したホームビデオも上映されていました。
水着ではしゃいでいたのがおかしかった(笑)。普通のおばあちゃんですね。
あと写真も(複製でしたが)あったし、アガサの出生届も薬剤師免許も
絹に印刷された「ねずみとり」のプログラムも友人への手紙もあった。
ああ、どうしよう書ききれない。。。
もうホントお腹いっぱいです…。(*´∇`*)=3はふぅ
ショップで『アガサ・クリスティーの秘密ノート』上下巻もゲット。
読むよ読むよ。
4月は遠いなーとか言ってた頃がちょっと懐かしい(笑)。

お昼に食べたお茶漬け

劇作家の井上ひさし氏が死去…。
独特のユーモアの中に厳しい視線を内包されていた。
人間としては色々問題のあった人だけど、作家としては一流だったと思う。
『ひょっこりひょうたん島』はライオン君と海賊トウヘンボクと、
ヘタレのダンディさんが好きでした。
『吉里吉里人』はいつか読みますので、天国で気長にお待ち下さい。
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