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2010_06
24
(Thu)23:05

137~8億光年の孤独。

BShiの100年インタビューで谷川俊太郎さんが出演されていました~。
(この番組のOPテーマすごく好き。子どもたちのコーラスが綺麗なのです)
服装は夜のミッキー・マウスのTシャツとGパン。ラフだ~すてきだ!
来月に紀伊國屋で谷川さんのトークイベントがあるので行きますけど、
何を着ていらっしゃるかなぁ(^^)。

始まりは「かっぱ」の朗読。国語の教科書とかにも載ってますよね。
この詩は色んな形で朗読すると良さがわかるんだなぁ~リズミカルですばらしいvvv
「声に出して朗読すると、体で感じるからいい詩だと思うことがあるんですよ」とのこと。
紙に書かれた詩は意味をもつけど、言葉にすると文字ではなく音になるので
感じ方が豊かになるんだそうです。
音ってある意味言葉よりも強烈なときがある気がする。音楽やオノマトペがそんな感じ。
ほかにも「わたし」「拒む」「さよなら」などの朗読がありました。どの詩もじーんときます
(ちなみにわたしの好きな詩は「朝のリレー」と「世界の約束」です)

詩を書くうえでは、言葉でどうやって人とつながるかを常に考えてきたそうです。
確かに言葉はあくまで手段ですから、美辞麗句を並べるのが目的になったら
何も伝わらないよなぁ~と思いました。。
要は自分が何をどういう風にどんな相手に伝えたいか、ですものね。
「他人から聞いた言葉でも、いつか自分のものになる。
その言葉で言ったり書いたりした方が面白いし、伝わりますよ」と
谷川さんがおっしゃるのを聞いて「同感~」と思いました。

そんな風に毅然とお話なさっていたのに、質問コーナーで小学生から
「いい詩を書くには?」と聞かれたら「そんなのこっちが知りたいよ」とか、
「一番好きな本は?」と聞かれたら「ぼくは一番を決めるのが嫌いなの」と答えたりとか
子どもっぽい面もありました(笑)。
というか、ご自分が書いたものはほとんど忘れてしまっているとか。
確かに、未発表のものとか合わせたら膨大な数になりそう。。。

詩のこれからについても「楽観はできないけれど、人は詩情を必要としますから
今後も詩は力を持ち続けていくと思います」ってさらりとおっしゃいました。
すてきだなぁ。。。
思えば流行とかも、人が詩情やポエジーを必要とする結果なのですよね。
誰だっていいものが見たいし、体で感じて幸せになりたいと思っていますしね。
わたしも本や絵や音楽のない生活は考えられません。お金も大事だけど、感性も大事にしたいです。
他にも谷川さんが素敵なお話をいっぱいされていたのですが
とても書ききれない(>_<)!見応えのある番組でした~。。

ラストの100年後の人たちへのメッセージで
「まだ鉄火巻食べてます?」とおっしゃったのには笑えた。。
ほんとこの人面白いなあ!(笑)

さっき窓から夜空を眺めたら、月が綺麗に見えました
こういう番組を見た後って目が物を綺麗に映してくれますね。
(井上直久さんも前にブログで似たようなことをおっしゃっていたような)


makki16.jpg※クリックで大きくなります
↑遣唐使団は元気でやってますシリーズその7。6はこちら
それぞれ宿舎をこっそり抜け出して、月明かりの中で宴会です。
近況とか唐のこととか自分たちのこれからとか、ほろ酔い気分で語ります。
修行の場が違うとなかなかおしゃべりできないので、こういう時間は貴重~。
ちなみに場所はシリーズ冒頭で玄ちゃんがお経を唱えていた所で、
企画・立案とプロデュースはマッキー。
場所提供と幹事は先輩組がやるものです。でも結構楽しんで準備していたかも(笑)。

何となくキリがいいかな…と思いましたので、このシリーズはいったんラストといたします。
盛り上がりに欠けてすみません(^ ^;)。
前回シリーズに引き続き、見て下さった皆様、
拍手やコメント下さった方々、本当にありがとうございました。
今後の構想とかおぼろげながらできていますが、まだまとまらないのです(汗)。
また彼らの日常が見えてきたら描こうと思いますので、
そのときは付き合ってやってくださいませ~。(^-^)/~

次のシリーズはこちらからどうぞ。
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