村山早紀さんの『コンビニたそがれ堂~星に願いを』を読みました。
前2冊も読んでいますが、続きをやっと図書館で借りられました。
風早の町の夕暮れ時、お稲荷様の社のそばにあらわれるコンビニたそがれ堂。
店員は、銀髪のおにいさんがひとり。
陳列している商品は、訪れたお客さんが、そのとき、一番必要としているもの。
それを使って、お客さんたちは、そのとき自分が一番やりたいことをやり抜いていきます。
村山さんはよく、電子機器とファンタジーの共存をやります。今回はツイッター。
『アカネヒメ物語』で、パソコンと神様の術が融合したのもビックリでしたが
ツイッターもファンタジーと一緒にやれることが証明されました…えらいこっちゃ。
というか、このシリーズ自体、設定がものすごくツボなのですけれども。
コンビニは現実的であっても経営者が…ね(^ ^;)。店員のおにいさんに会いたい。
容姿といい正体といい、こんな美しい店員さん、なかなかいませんよ!
でもたそがれ堂を見つけないと会えないんだよなぁ(汗)、
会えても商品をうまく使えないだろうからダメだなぁ(- -;)。
村山さんは、人が心に傷を負ったときどう行動するかを書くのが本当にうまい。
傷の受け止め方と、精一杯の抵抗と、その後、傷とともにどう生きていくか。
一度負った傷は完全には癒されないけど、うまく付き合う方法を考えればいいんだよ、
そのためには、誰かの手を借りてもいいんだよ…みたいなことを
繰り返し書いていらっしゃるのかなぁと思いますね。
『シェーラひめ』も『はるかな空の東』も『アカネヒメ』もそうだったような。
新しくシリーズが始まった『黄金旋律』もそんな感じですかね。あれも続きが気になります。
遣唐使団は次回に持ち越しです。なかなかうまくいきません…orz
クリックで拍手お返事。↓
皆様いつもありがとうございます(^-^)/☆
スポンサーサイト