キジムナーの島。
「来夢 IN」の桐月きらり様と相互リンクさせていただきました。紹介はこちらです。
お知らせが遅くなってすみませんでした。。。どうぞよろしくお願いいたします☆
末吉暁子さんの『赤い髪のミウ』を読みました。
ある理由で学校に行けなくなった男の子の航(こう)が、沖縄地方の島の少人数学校に移って
たまたま見つけたツリーハウスで出会った「ミウ」という女の子と言葉を交わすようになります。
学校の子どもたちは航と同じく、様々な問題を抱えています。
わかりあえる子もいたり、わかりあえない子に振り回されたりする中で
やがて島のガジュマルの木に住むというキジムナーの伝説もからんできて、
航はちょっと奇妙な体験をします…。
ミウが赤い髪をしているので、彼女がキジムナーか否かがひとつのキーになっていますけど
中盤で少しドキッとする描写があって、ハラハラしてしまいました。。。
(そういえば、キジムナーを初めて知ったのは藤川桂介さんの『宇宙皇子』だったなぁと
読みながら思い出しました。あれでも確か「赤い髪に子どもの姿」で出てきたような気がする)
10歳前後の頃って、誰でもわりとひりひりとした刹那的な部分を持っているというか、
自分でも自分の行動の意味がちゃんとわかっているけれど
それでもやってしまう…みたいなところがあるような気がします。
航はまさにそんな男の子なのですけど、少しずつ子どもたちや島の人々のことを聞いて
自分も痛みを持っているけど、他の人たちもそうなのだと知っていく過程が秀逸です。
島のおばあちゃんである「モミばあ」が、航に何気ないことを語りかけるのがやさしくて好き。
あと梨本先生の仕事にかける情熱と、それゆえの悲しさが切なくてたまらんかった…!
末吉さんの本は『ぞくぞく村』シリーズとか『黒ばらさんの七つの魔法』を読んでいますけど、
特に好きなのは最近出た『水のしろたえ』という本ですね。
少女・真玉と高丘親王のお話なのですが、これに出てくる坂上田村麻呂がおそろしくかっこよくて
「いやあぁぁ田村麻呂かっけえぇかっけえぇ!!」とわめきながら
彼と平安時代初期について調べまくった覚えがあります(^ ^;)懐かしいなぁ。
※クリックで大きくなります
↑何となくまぁくん。この間の正装玄ちゃんっぽい感じに。
先日お買い物に行ったとき素敵なブローチを見て、まぁくんに似合いそうと思ったのでした(^ ^)。
あと、着物の色をいつもより濃くしています。
*遣唐使のイラスト記事一覧はこちらです*
クリックで拍手お返事。↓
皆様いつもありがとうございます(^-^)/☆
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末吉暁子さんの『赤い髪のミウ』を読みました。
ある理由で学校に行けなくなった男の子の航(こう)が、沖縄地方の島の少人数学校に移って
たまたま見つけたツリーハウスで出会った「ミウ」という女の子と言葉を交わすようになります。
学校の子どもたちは航と同じく、様々な問題を抱えています。
わかりあえる子もいたり、わかりあえない子に振り回されたりする中で
やがて島のガジュマルの木に住むというキジムナーの伝説もからんできて、
航はちょっと奇妙な体験をします…。
ミウが赤い髪をしているので、彼女がキジムナーか否かがひとつのキーになっていますけど
中盤で少しドキッとする描写があって、ハラハラしてしまいました。。。
(そういえば、キジムナーを初めて知ったのは藤川桂介さんの『宇宙皇子』だったなぁと
読みながら思い出しました。あれでも確か「赤い髪に子どもの姿」で出てきたような気がする)
10歳前後の頃って、誰でもわりとひりひりとした刹那的な部分を持っているというか、
自分でも自分の行動の意味がちゃんとわかっているけれど
それでもやってしまう…みたいなところがあるような気がします。
航はまさにそんな男の子なのですけど、少しずつ子どもたちや島の人々のことを聞いて
自分も痛みを持っているけど、他の人たちもそうなのだと知っていく過程が秀逸です。
島のおばあちゃんである「モミばあ」が、航に何気ないことを語りかけるのがやさしくて好き。
あと梨本先生の仕事にかける情熱と、それゆえの悲しさが切なくてたまらんかった…!
末吉さんの本は『ぞくぞく村』シリーズとか『黒ばらさんの七つの魔法』を読んでいますけど、
特に好きなのは最近出た『水のしろたえ』という本ですね。
少女・真玉と高丘親王のお話なのですが、これに出てくる坂上田村麻呂がおそろしくかっこよくて
「いやあぁぁ田村麻呂かっけえぇかっけえぇ!!」とわめきながら
彼と平安時代初期について調べまくった覚えがあります(^ ^;)懐かしいなぁ。

↑何となくまぁくん。この間の正装玄ちゃんっぽい感じに。
先日お買い物に行ったとき素敵なブローチを見て、まぁくんに似合いそうと思ったのでした(^ ^)。
あと、着物の色をいつもより濃くしています。
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