こんにちは!トラックバックテーマ担当の水谷です!今日のテーマは「最近読んだ本を教えてください」です。水谷の、最近読んだ本は「カラフル」という小説です。つい先日まで、アニメ映画として上映されていたのですが原作の小説も読んで、すごく考えさせられました。小説とアニメでは、若干、内容が違うのですがどちらも、良いお話でした。水谷は、もともと、そんなに読書はしないので文学的なものよりも、読みやすい小説をよく読...
FC2 トラックバックテーマ:「最近読んだ本を教えてください」
わたしの好きな歴史上の出来事だけ(←ここ重要)を書き込んだ
「今日は何の日手帳」というのを数年前から作っているんですけど、
今日の項を見たらミヒャエル・エンデの81回目の誕生日でした。
わお、もうそんなになるんだと思って『モモ』とか『はてしない物語』をパラパラ読み返しました。
両方とも夢中で読んだ覚えがあります。懐かしい。
しかしエンデが強い内面世界を持っているのって、作品を読めばすぐにわかりますね。
この人絶対、外より内の世界が好きだよなあって。
しかもそれ、マイスター・ホラの「どこにもない家」みたいに
隅から隅までがっちり形作られていてちょっとやそっとじゃ壊れそうもないのが、すごい。
大勢でわいわい楽しくやるより、静かな場所で一人で考え事をしているタイプではなかろうか。
そして、その時間を何よりも大切にしているとか。ああ、親近感が湧く(笑)。
日本が大好きだったエンデ。晩年は『はてしない物語』を翻訳した日本人女性と結婚しています。
ドイツ人って堅実なイメージがありますけど、
小説を読んでいる限りは必ずしもそれだけではない気がする。
オトフリート・プロイスラーとかエーリッヒ・ケストナーの小説を読んでみても
とても真面目なのですけど、ストーリーや情景表現にはユーモアと余裕があるなと思います。
プロイスラーの『大どろぼうホッツェンプロッツ』で、カスパールとゼッペルがお互いの名前を
ホッツェンプロッツに間違えて覚えさせて活躍するのが、いつ読んでも面白くてたまらん。
大好きです(^▽^)。
他に好きなドイツ人は…
ヴィルヘルム・グリム&ヤーコプ・グリム、ヘルマン・ヘッセ、トーマス・マン、
ヨハン・セバスチャン・バッハ、ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン、ロベルト・シューマン、
ヨハネス・ブラームス、ノルベルト・ブルグミュラー、フェリックス・メンデルスゾーン、
フリードリッヒ・フレーベル、アルブレヒト・デューラー、アンネ・フランク、オリバー・カーン。
偏ってますね…(^ ^;)。

鈴木春信の周辺事情その15。14はこちら。
春さんが帰ってきたのは、ちょうど仲秋の名月の日の午後でした。
お月見の準備をしながら、子鬼さんたちに質問攻めの春さんです。
春信「ねえねえ、普段はどこにいるの?」
子鬼「冥府の閻魔様のところ。身の回りのお手伝いしてる」
春信「どうやってここへ来るの?」
子鬼「そこの井戸から」
春信「へぇ~~。みんな石ちゃんに描いてもらってるの」
子鬼「まあねぇ」
春信「誰かに見つからない?」
子鬼「大丈夫、すぐ消えるから。それに、見える人の方が少ないもん」
春信「おれは見ていいの?」
子鬼「うん。先生が警戒してないし」
春信「石ちゃん、いつから知り合い?」
石燕「2年前。引っ越しても引っ越してもついてくるからよ、暇つぶしに描いたら世情受けした」
先生は慣れているのでドライです。
鳥山石燕の妖怪絵の集大成『画図百鬼夜行』シリーズは
彼の晩年に刊行されたものですが、あそこまで細かく描くには
若いうちから相当の枚数をさばいていただろうなぁと思っています。
そして世間においてそれなりの需要がないと、描き続けるのは難しいはず。。。
スポンサーサイト