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ゆさな日々

猫・本・歴史・アートなど、好きなものやその日考えたことをそこはかとなく書きつくります。つれづれに絵や写真もあり。


ああ文化その6。

  1. 2011/02/20(日) 23:19:34_
  2. 文化・美術
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  4. _ comment:0
きらきら。
出光美術館の「琳派芸術-光悦・宗達から江戸琳派」展に行ってきました~。
うおぉ何から何までめっちゃ美しかったー!!(≧▽≦)☆
江戸琳派絵師の予備知識とかまったく持たずに行ったのですが、彼らがすごいのはわかった!

酒井抱一生誕250年を記念して開催されている展覧会なので
抱一の作品が一番多く展示されていたのですけど、
いっぺんに彼の作品が大好きになってしまった。あぁもっともっといっぱい見たかった。
何というか…空間を生かすのが非常にうまい絵師だったのだなぁという感じがしたのです。
若冲や蕭白のような細かい描き込みは一切なくて、画面の上下にさらりと花や鳥を描くだけで
画面の奥行きをヒョイと表現しちゃう人なのですよ。
うあぁ何て粋なんだこの江戸っ子め。たまらんvvv
中でも「紅白梅図屏風」には鳥肌立った…!!
大きい屏風だったせいもあると思いますが、何よりバランス感覚の良さにたまげました。
「糸桜・萩図」は、桜と萩の木に、歌を描いた短冊がかかっていてオシャレだったvvv

抱一の弟子の鈴木其一も、画面がすっきりした絵を描く人なのですけど
その代わり細部への力の入れようがすごかったです。
「四季花木図屏風」の楓の木の根に見とれてしまった。凸凹していて本物の木みたいだった。
「秋草図」の線の細さも、細心の注意を払っているような緊張感がありました。
筆入れるたびに息止めてそうな…(^ ^;)。
この人の作品では「芒野図屏風」が気に入りましたvvv
銀地の画面いっぱいに薄墨と濃墨を駆使してススキを描きまくったものです。
薄墨のススキが、下の銀地と一緒に光っていて綺麗だった☆
いいな~こういう野原に子どもたちや狐狸たちが走り回る絵とか描いてみたいよ。

俵屋宗達の歌仙図とか源氏物語図などもありまして、やっぱり品があるなぁと思いました。
上方の人だから、王朝モノを描かせるとこれがすごい。。。
尾形乾山の工芸品もあって、阿倍仲麻呂の歌と三笠山を描いた角皿を見たときは
「うおぉ仲麻呂だぁぁ~~!」と叫びたくなってどうにかこうにか我慢しました。

館内は、休日ということもあってだいぶ混雑していました。。。
抱一の「八ツ橋図屏風」が大きかったので遠くから見ようと思って、少し離れて振り返ってみたら
人の頭がいっぱいでちょっとヘコんだり、とか…f(^_^;)。
あ、でもでも、其一の「三十六歌仙図」を見ていたときに
掛け軸の中廻し(絵の上下の部分)に描かれている扇と水模様が素敵だったので見とれていたら、
わたしの近くにいた二人組の女性が(会話の内容からしてたぶん玄人さんだと思われる)、
「この中廻し綺麗ね。トリコロールだわ」とおっしゃっていたのをチラ聞きしたので
よく見てみたら確かに青白赤の3色がメインの模様になっていました。。。
「気がつきませんでしたっありがとうございます!」と心の中でお礼を言いました(^人^)。

あと、作品の解説だけではなくて、江戸のマメ知識とか鑑賞コラムのようなキャプションが
展示の合間合間にちょこちょことつけられていたのも面白かったです。
宗達・光琳・抱一と写されてきた「風神雷神図」の違いや共通点の比較がされたキャプションも
面白かったのですが、ゆさ的にかなりツボだったのは
「喜多川歌麿が挿絵を描いた18世紀末の狂歌集『絵本詞の花』に
若い頃の抱一の姿が描かれている」というものでした。。。(^w^)
遊里であそぶ数人の男女の図に、ひとりだけ背を向けている男性がいるのですが
羽織の家紋と、その絵に添えられている狂歌名(尻焼猿人)から
その人が抱一とわかるようになっているのだそうな。
絵本そのものの展示はありませんでしたが、勉強になりました~。


ぎらぎら。
↑戦利品。抱一「糸桜・萩図」(真ん中)と其一「三十六歌仙図」(奥)のポストカード。
左のクリアファイルには抱一の「紅白梅図屏風」がプリントされていて、銀の紙が挟まっています。
粋だ~~☆


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