画はまた無声の詩とかや。

突発的にネイチャーな絵が描きたくなって描いたもの。うちの近くの川がモデルになっています。
こんな人たちがうろついているかどうかは、見たことないのでわからないですが…。
どうでもいいけどコピックでネイチャー塗るのって難しい。
*絵師のイラスト記事一覧はこちらです*
川は海と違って水位が低いので、水の中から透ける石や苔や川岸から映りこむ木々によって
水の色が決まるのが面白いなぁと思います。(水たまりとか池とか田んぼとかもそうですな)
うちの近くの川は山裾を流れているので、
山の木の色を反射してエバーグリーンになっている部分が多いのですけれど
こちら側(手前)は小石だらけで白っぽくなっていたりする。
ところで石燕といえば妖怪画という図式ができてしまっている感じがしますが、
彼は花鳥画や美人画やお寺の絵馬などもちょこちょこ描いている人だったりします。
石燕の著書のひとつに『鳥山彦』がありますけども
これは最初から最後まで花鳥画でまとめられた画集です。
そして、『画図百鬼夜行』よりも先に出版された画集でもあります。
なので、江戸の人たちは『画図~』が刊行されたときは
ちょっとびっくりしたというか、意外に思ったんじゃないかな…。
「あれ、この人、本画の絵師じゃないの??」みたいな感じに。
とは言いつつも、わたしも石燕と聞いて最初に思い出すのはやっぱり妖怪画ですね…。
特に『画図百鬼夜行』の河童ちゃんの顔がかわゆす。
何かを見ているようで、実はどこも見ていないような目をしているところが好きです。
石燕の描く妖怪たちは、おどろおどろしいのもいるけどユーモラスで親しみがあって
体温が感じられる気がします。本当に江戸の町に生きているような。
たぶん、石燕が江戸っ子というのも影響しているんだろう。
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