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2011_07
08
(Fri)23:56

自称絵描きはかく語りき。

ちょっと色々あって大きめの絵を描いているのですけど
普段お絵かきしている紙がそんなに大きいサイズではないため、
なかなかバランスが取れなくて四苦八苦しています。
A5かB6しかないラフを、数倍のB4サイズイラストボードに写しているところです。
もはや地獄。。。

中学や高校の頃は文化祭の部活のスペースでイラストボードを描きまくりましたけど
社会人になった今はついついサボリぎみになっているので
ちょっとチャレンジしてみようかなと思ってやってみたわけですが、ブランクは厳しいですな。
しかし「大きい絵描いてみよう」と課さないとどんどん描かなくなるし、
描くことの手応えをつかんだあたりで満足してしまうと
やっぱり次回からカンを取り戻すまでに時間がかかるので、
ラフでもスケッチでも何でも、普段から理由を見つけては大きめの絵を描くようにしています。

いつだったか「大きい絵が描ける人は小さい絵も描ける」という言葉を
ネットかどこかで見たのですが
その通りかもなぁと実感しているところです。がんばろう。


本日、金曜ロードショーで『魔女の宅急便』を見ました~。
映画の後半で、キキとウルスラ(絵描きのおねえさん)が魔女と絵描きについて語り合うシーンが
子どもの頃から大好きだったりします。
「血は神様か誰かがくれた力。お陰で苦労もするけど」っていうウルスラの台詞は沁みる。
絵描きにとって、絵を描くって自分を描くことじゃないかと思います。
自分が何をどう見ているか、何を考えているかが紙の上にダイレクトに出てくる。
あと、必ずどこかに自分が反映されているから
自分と向き合うということにもなってくるんではないかな…。
今まで誰ひとりとして同じじゃないキャラクターをいっぱい描いてきたはずなんですけど、
みんな、どこかわたしなのです。
別にキャラがわたしの顔とそっくりというわけじゃなくて、わたしに見えてくるっていうか
わたしの部分的なところ(性格とか長所とか短所とか)をまざまざと見せつけられる感じ。
むー、うまく言えない…。

でも彼らはやっぱりわたしとは違うのだよな…。
わたしが一定年齢の彼らと出会うまで、彼らはこの世のどこかにいたわけで
あの服を着たいとかこのスイーツ食べたいとか、やりたいことがいっぱいあって
そんな彼らをたまたま見つけたわたしが絵にさせてもらっている…というのが
今のわたしのお絵かき方法かもしれません。


本日のお絵かき↓
しっとりと。※クリックで大きくなります
出先で見たお姉さん。
ファッションからして美術系の人かも。大きな指輪がオシャレだった☆
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