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2011_08
30
(Tue)23:26

イーハトーブ&遠野物語の旅その2。

岩手旅行2日目です~☆1日目はこちら
この日は遠野物語ゆかりの地をもっさり回ってきました。

かっぱかっぱ☆
↑遠野駅前にいた河童さんたちです。和気あいあい。

以下、写真が多いのでたたみます↓よろしければクリックしてどうぞ~☆

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2011_08
28
(Sun)23:53

イーハトーブ&遠野物語の旅その1。

昨日まで岩手県花巻市&遠野市へ一人旅してきました~☆
今回次回とレポをお届けしますv(^ ^)v

まずは花巻市のレポから。宮沢賢治ゆかりの地をもっさり回ってきました。

幻想的。。。
↑花巻駅なはんプラザにある、からくり時計「銀河ポッポ」です。
夕ごはんを食べた後に行ったら、運良く見ることができました。
銀河鉄道の夜のキャラクターたちが出てきて音楽が流れます。明るくやさしいメロディ♪

以下、写真が多いのでたたみます↓よろしければクリックしてどうぞ~☆

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2011_08
25
(Thu)23:52

本からページが湧き出てくる。

昨日がホルヘ・ルイス・ボルヘスの誕生日だったので『砂の本』をパラパラ読んでいました。
ボルヘスが晩年に著した本で、個人的にボルヘス作品の中では一番のお気に入り。

ボルヘス作品の不可思議さって、何といえばいいのか…幾何学と数学とファンタジーと聖書と煉瓦が
地上10メートル辺りをふわふわ浮かんでつかず離れず共存しているような、まさにカオスな印象で
読んでいて途中で訳がわからなくなったりすることもあるのですが、
同時にそこがたまらなく魅力的だったりします。
わかりにくいようでいて、実は筋道がちゃんとあって、その筋道を見つけるのも楽しい。
この本にしても、老いてますます盛んになったボルヘスの幻想(もとい妄想)が
いかんなく書きつけられている感じがします。
表題作「砂の本」が一番好き。ああいう本があったらぜひ読みたいとは思うけど
でもやっぱりわたしには読み切れないかもなぁ、
読めたとしてもページについていけそうもないからダメかなぁ。
(あと、吉良上野介をモチーフにした短編が収録されているのも
この本の魅力のひとつかもしれない)

ちなみにどうでもいい余談ですが、ボルヘスのFNの「ホルヘ」って何だろうと思って調べてみたら
スペイン語表記なのだそうな。(ボルヘスはアルゼンチン生まれの人)
で、ホルヘはラテン語ではゲオルギウス、英語ではジョージ、フランス語ではジョルジュ、
ドイツ語ではゲオルグ、イタリア語ではジョルジョ、
カタルーニャ地方の言葉ではジョルディになるのだそうです。へー。


明日から岩手県に旅行に行って来ますので、ちょっこし留守にします☆
twitterにはちょこちょこ出没していると思います~。


本日のお絵かき↓
※クリックで大きくなります
何となく西村重長。江戸時代の浮世絵師です。
役者絵、美人画、浮絵、花鳥画、歴史画、風景画など多くのジャンルの絵を描いたほか、
石摺絵を考案し、晩年には神田で古書店まで経営し始めた、とても多才な人でした。
鳥居清信・西川祐信・奥村政信のファンだったらしく、
彼らの画風をかなり参考にしていたそうです。
鈴木春信は重長の絵をみて、絵を描き始めたともいわれます。

重長の描く役者って必ずと言っていいほど、大きなギョロリとした目をしていて
画面左上をキッと見上げているのが面白いなぁと思います。
あとやたらガタイいいよね。
司馬遷『史記』の『鴻門の会』における樊噲登場シーンの「頭髪上指目眦尽く裂く」とか、
歌舞伎の舞台で見得を切る役者とか、何かその手の決めポーズが好きそう。
きりっとかっこつける人を描くときに筆が乗る人だったのかもしれません。

たまにすごく冷めた目をする人だといいと思う。
*浮世絵師のイラスト記事一覧はこちらです*


クリックで拍手お返事。↓
皆様いつもありがとうございます(^-^)/☆

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2011_08
24
(Wed)23:11

ペルセポネが石榴を食べる。

自分の好きな歴史上の出来事だけ(←ここ重要・笑)を書き込んだ
「今日は何の日手帳」というのを数年前から作っているのですけど、
今日の項を見たら、今日は5年前に冥王星が惑星から準惑星に降格した日でした。
わー、もうそんなに経つんだなぁ。。。(゚o゚)
(そういえば当時、このニュースの前後でホルストの『組曲「惑星」』が大ヒットになりましたっけ)

別に冥王星がなくなるわけじゃないし、学問上はそれでいいと思うのですが
わたしにとっては「セーラープルートと、ハデスとペルセポネに関係ある名前の星」という
印象なので、ちょっとさみしく感じたのを覚えています。
いや、天文学の研究者にとってはすごく大切なことで、今後の研究を左右することで、
そういう風に定義できるだけの根拠と理論があるからそうする、というのも
わかっているので、そこは同意しているのですけども。

(ところでハデスは冥界の王という立場ゆえか、神話の中ではあまり目立たないですけど
好きになった人(ペルセポネ)に対してベッタベタに甘いのがかわいいです。たまらん。
ペルセポネを誘拐する話で、彼女を連れてきたもののどう接していいかわからなくてオロオロしたり
「地上に帰りたい」って言うペルセポネのお願いをあっさり聞いたり
ペルセポネの母のデメテルに全然頭が上がらなかったりして、
神様というより人間っぽい感じがします。あーハデスかわいいなぁ)

2年くらい前に小学館から出た『星の地図館 太陽系大地図』を見てみると、
冥王星と衛星のカロンが青白く輝いている写真がアップで載っています。すごく綺麗(*´ ∀ `*)☆
この本は結構分厚くて重たいのですが、太陽系の惑星の特徴や天文学の歴史なども載っていて
ボリュームたっぷりで読み応えがあるのでおすすめしたい1冊です。

星を眺めたり、太陽や月や星の本とか映像を見るのは子どもの頃から大好きだったりします。
太陽系の図鑑とか、星座の本とか、理科の教科書の天体の章は、夢中で読んでいた気がする。
蝕や流星群を見るのも好きですね。
最近は、はやぶさのドキュメンタリーに感動したり
少し前にかぐやが撮った「地球の出」のDVDを買ってどきどきしながら見たりしています。
星に関するお祭も好き。七夕はもちろん、アニメ『銀河鉄道の夜』のケンタウル祭もいいなぁ。


21ページ sekionimanga22.jpg22ページ
鳥山石燕と子鬼マンガのラストです。8はこちら
この後は本編に続きます。よろしかったら↓のリンクをどうぞ。宣伝です(笑)。

当初は本編とリンクするとは思いも寄らなかったのですが、
描いていくうちに「そういればこれって春さんが帰ってくる前の出来事なんじゃないか」と思ったので
こういうラストになりました。
読んでくださった皆様、コメントくださった皆様、ありがとうございました!
少しでも楽しんでいただけましたら幸いです(*^ ^*)☆
*浮世絵師のイラスト記事一覧はこちらです*
2011_08
22
(Mon)23:58

いただき物です!!

ブロとものkanayanoさんから酒呑と茨木のイラストをいただきました!!
すごいです超力作です!クリックして大きくしてご覧くださいませさぁどうぞーーー!!(落ち着け)


素敵素敵☆

な に こ れ き れ い … !!!(((((*゚▽゚*)))))
A3サイズでばばーんと描いてくださいました。すごっ!!
こんなに大きな絵を描くのって勇気も覚悟も相当いると思うんですけども、
さらりとやってのけているkanayanoさんマジイケメンです尊敬です!!
絵全体の雰囲気が綺麗で妖しくて素晴らしすぎます~☆
夜と月と鬼と藤の樹、わたしの好きなものをいっぱい詰め込んでくださいました。
(個人的感想ですが鬼と藤の花って相性が良さそうな気がしているのです。あと桜も…)
不敵に微笑む酒呑も、笛を吹く茨木もオトコマエ度MAXで惚れそう(//▽//)ポッ
ちょ、こんな鬼いたら、お近づきになりたいとか考える以前に
その場で見とれて次の瞬間倒れますねきっと。

し、しかもこれ、ナマ絵なのですよ…直筆原稿いただいちゃったのですよ~vvv
うひゃああぁぁあぁもう感激すぎて脳みそがどこかへ飛んで行きそう、いや行っちゃう!

酒呑と茨木は(というか鬼たちは)夜空の月を眺めるのが好きだったらいいと思います。主にわたしが。

kanayanoさん本当に本当にありがとうございました~♪ヽ(≧▽≦)ノ
大事に大事にいたしますね☆


その1919ページ その2020ページ
鳥山石燕と子鬼マンガその8。7はこちら
とうとう本編のこのあたりにリンクしましたf(^_^;)。どちらもクリックで大きくなります。
よろしければどうぞ。次回でラストになります~。
*浮世絵師のイラスト記事一覧はこちらです*
2011_08
20
(Sat)23:36

夜の学校で妖怪退治。

連載当初からずっと追いかけていた『結界師』が、先日最終巻が発売されまして
あー本当に終わってしまったんだなぁと感慨深くなっているゆさです、こんばんわ。。

読み始めた当時は個人的に「一癖も二癖もあるけどそこが面白い」という印象だったのですが
読んでいくうちに「あーまた来たよvvv」とか「こういうの好きね(笑)」的な展開も含めながら
それでもラストには、やっぱりこんな世界は初めて見たなぁという感想がもてて
素敵なマンガだったと思います。
田辺イエロウ節をこれでもかと見せつけられた感じ(笑)。

コンセプトが妖怪退治マンガなので、全体を通して闇のシーンが多くて
きっと閉塞感を感じてもおかしくないのかもしれないけど、
田辺さんが描く闇はむしろ明るいというか、空気が澄み渡っているというか、
おどろおどろしい感じではなく深い川や海の底のような雰囲気があって
そこがとても印象深かったです。
で、その闇は地球の自転や妖怪の力や神様の力によって生じたもので
人がどうこうできるものではなかったりする。
(5巻で良守が無色沼から戻れなくなりかけた時や、
21巻で時音が重い決断をしなければならなかった時なんかは本気で背筋がぞくっとした)
その闇に対して、主人公ができることは本当に少ないのですけども、
主人公ができない、もしくは見落としている穴を周囲の人々がきっちり埋めているのも
このマンガのいいところだなぁと思います。

妖怪を囲むように結界を作って、結界を滅することで退治する、というのも
とても斬新で面白かったです。
物を持ち上げたり、足場を作って空に昇ってみたり、イニシャルGを囲んでみたりと
かなり実用的(?)な使い方ができるのが楽しくてわくわくしました。
(良守は過去に友達をさんざん結界ですっころばしたらしい ^ ^;)
話が進むにつれて、だんだん「結界」というよりは「空間」「世界」を構築し統べる話のように
なっていきましたけれども、
そもそも結界というものには「空間と空間に一線を引いて世界を区切る」
=「まったく別な2つの世界が創られる」という要素も含まれていますから
べつだん違和感はないわけで、
全体を通してみると空間や世界を創り出す人々を描く物語だったのだな…と、
読み終えたときに納得がいきました。

登場人物の内面が色々複雑で、人間関係もかなり複雑で
(というか最早しっちゃかめっちゃか)少し読んだだけではその人となりがつかめないのが
途中はもどかしく思うこともあったのですが、
よく考えたらそれってすごくリアリティのあることなんじゃないか…と
今になってみると思います。
主人公の良守にしても、ただ明るく勉強嫌いな男の子というだけではなく
大きな力を持つがゆえの、何をしでかすかわからない危うさみたいなものがあって
(田辺さんも最終巻後書きで「やたら周囲をヒヤヒヤさせるあんちくしょう」とおっしゃっている)
不敵に行動することもあれば、急に感傷的になってしぼんだりすることもあるから
結局最後までどういう子なのか一言で説明できなかったりする。
このへんは良守だけでなく、全登場人物がそういう感じ(つかみきれないという意味)なので
また最初から読み返してみたら違う発見があるかもしれませんから
そこもまた楽しみのひとつですね。

あと、だから何っていうわけじゃないんだけど
このマンガは家族にしろ恋人にしろ友達にしろ、人を恋うる気持ちの強い人が多いと思います。
その人の行動原理のほとんどが、大好きな誰かのためだったりする。
中でも最強なのはやっぱり守美子さんかな…。
個人的には、良守の時音への気持ちも、閃の限への嫉妬も、時守の宙心丸への愛情も
守美子さんの思いにはかなわないんじゃないかという気がしている。
(彼らの気持ちが弱いというわけではないです、念のため)
そしてそんな守美子さんを唯一理解できていたのは、父の繁守でも息子の良守でもなく
夫の修史さんなんだろう。

田辺さんの次回作はあるのかないのか、まだどこにも告知がないのでわからないのですが
また何か描いていただけるならぜひ読みたいものだ。


その1616ページ その1717ページ その1818ページ
鳥山石燕と子鬼マンガその7。6はこちら
なんだか石燕が幼稚園の先生みたいになってきました…どうしてこうなった。
すべてクリックで大きくなります。
*浮世絵師のイラスト記事一覧はこちらです*
2011_08
18
(Thu)23:58

マッドティーパーティー。

マイプレシャス☆
マイポット&ティーカップ。前畑の陶磁器です。
ひんやりしているのですけど温かみが感じられて、触り心地がすごくよくて超お気に入り。
お茶飲む用と牛乳飲む用とで分けて使っています。
(牛乳を飲んだカップでお茶を淹れて飲むと、茶渋がついてしまうので(^ ^;))
みんなおいで~アリスの狂ったお茶会はじまるよっ!!

カップにプリントされているのは、イギリスでアリスの本が出版された当時、
子どもたちに「怖い」と言われてしまったジョン・テニエルの挿絵です。
テニエルの絵って特徴的で癖も強いので、
わたしも子どもの頃は、イギリスの子どもたちの例に漏れず怖がっていたのですけど
大人になってみると、なぜか違和感なく見られるから不思議。
むしろこの絵じゃないとアリスって感じがしないくらいです。ふしぎふしぎ。
で、この絵をそう受け止めているのってわたしだけかなと思っていたら
宮崎駿氏が『岩波少年文庫の50冊』の中で
「この絵は、始めはなじめないかもしれないが、見慣れていくと必ず
この絵しかないと思えるようになる」とおっしゃっていて
あぁ同じことを考えている人がいたんだなぁとわかってちょっと嬉しくなりました。

ティーカップの裏には「ハートの女王がタルトをつくった」の原詩がプリントされています。
(夏の日に女王が1日かけて焼いたタルトをハートのジャックがくすねたというアレです)
カップのボディは、タルト泥棒裁判で、ハートの王が『罪状を読みなさい』と言った後に
白うさぎがラッパを鳴らすくだりの詩が書かれていて、アリスと白ウサギのイラスト入り。
そしてポットのイラストはトランプの人(?)たちの場面ですが
書かれている原詩はティーカップと同じで、タルト泥棒裁判の場面なので
イラストと詩の場面設定がちょっとズレてます。
なんでだ(^ ^;)。
せめてトランプの人たちが「女王様が来た~!!」って叫んで焦って
地べたに平べったくなるシーンだったらどうかなぁ。
(そのチョイスもどうなの)

とか、そんなことを妄想しつつ、日々のんびりティータイムをしています。
好きな飲み物は紅茶と麦茶とほうじ茶。コーヒーよりお茶派。
飲んだ後のさっぱり感がたまりません。ホットもアイスも好きですね。
ちなみに、砂糖やミルクはいっさい入れずにストレートで一気飲みしていますvvv
(あ、たまにレモンや生姜を入れることがあります。あれもとてもおいしい)


その1414ページ その1515ページ
鳥山石燕と子鬼マンガその6。5はこちら
何だか一区切りついてしまった感がありますが、あと少し続きますので
よろしければおつき合いくださいませ。
どちらもクリックで大きくなります。
*浮世絵師のイラスト記事一覧はこちらです*
2011_08
16
(Tue)23:56

七リーグ靴の歩き方。

お盆がつつがなく終わりましたー。ご先祖様たちも無事にお送りできました。
忙しかったけど、毎年この行事を終えるたびに何だかしんみりします。
夏もあと半分だなぁという感じがしてくる。


ところで話は変わりますが、本日はダイアナ・ウィン・ジョーンズ氏の誕生日だったというのを
twitterでRTが流れてきたのを見て思い出しました。
ので、さっきまで『魔法使いハウルと火の悪魔』をパラパラと読み返していました。
過去にさんざん読んでいる本ですが、今でもすごく面白いと思えます。
七リーグ靴でソフィーとマイケルが行ったり来たりする描写と、
ペンステモン先生がソフィーの力を指摘するシーンと、
酔っぱらって帰ってきたハウルがベッドで寝ようとしてベッドに逃げられるシーンが
何度読んでも好きだ。

ジョーンズ氏の書くキャラクターは一見、頭のネジが外れている人たちだらけのような感じですが
その中にきちんと筋道立った考えがあって、みんなそれに従って動くから
ストーリーが全然脇道にそれないのかなぁと思います。
まるで、七リーグ靴であっちこっちに場面が飛ぶみたいな感じにぐちゃぐちゃだったストーリーが
ラストになると一気に(しかも手際よく)まとまって
1000ピース近いパズルを完成させたときのような、大きな爽快感が読後にあるのです。
『ハウル』を初読したときに、読後のあの独特の気持ちよさが癖になって
彼女の本にめちゃくちゃハマったんだよなぁ…。
ほかに好きなのは『呪われた首輪の物語』『七人の魔法使い』『魔法の館にやとわれて』
『魔法!魔法!魔法!』です。どれもすごくオススメ☆

あと、彼女の絶筆が来年徳間書店から刊行されるそうなので、そちらも楽しみにしています。


誕生日といえば、先日『ぐりとぐら』に関する本をパラパラとめくっていたときに
挿絵担当の山脇百合子氏の誕生日はわたしの誕生日の次の日だ、というのを発見して
とてもハッピーな気分になりました☆

今まで自分の誕生日を紹介するときは「わたしの誕生日はドラミちゃんと同じ」という風に
言っていたのですけれども、
これからは「さらに山脇百合子氏の誕生日の前日です」というのを
付け足してみたら面白そう、とか思ってみたりした。
(ついでに言うとうちの母の誕生日は森茉莉氏&白洲正子氏と同じ日だったりする)


その1111ページ その1212ページ その1313ページ
鳥山石燕と子鬼マンガその5。4はこちら
先生と子鬼くん、外出してみました。場所は隅田川沿いのどこかです☆
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2011_08
14
(Sun)23:57

ご先祖様帰省中。

お盆も暑さもまっただ中ですね~。皆様いかがお過ごしでしょうか。

我が家は例年どおり、午前中からの親戚ラッシュで大忙しの1日でした。
基本的に両親がお相手をして、わたしはお茶とかお菓子とかフルーツとか出していたのですが
午後のお客さんが帰った後に手を洗ったら指に違和感があって
何だろうと思ったら少し皮がむけて血がでていました…ぶつけた記憶がありませんf(^ ^;)あれえぇー。

親戚が来る時期はだいたい、お盆とお彼岸とお正月と誰かの命日くらいなのですが
(お仕事とか用事とか年齢的な事情とか色々あって)数年に1度しか来ない人もいるので
そういう人が来ると「わ~久し振り~!!」ってなることも多いです。
1年や数年って短いようで結構長いので、色白だった男の子が真っ黒になっていたり
明るく元気だった女の子が前以上にかっこいい人になっていたり
おとなしかった一番年下の子がバリバリ旅行できるようになっていたりして
そういう変化にびっくりするも楽しい(*^ ^*)。
(あと、うちの一族はほぼ全員がオタククオリティでできているため、
微生物・少女マンガ・PC・メカ・経済学・韓流・日本史等々、話題がごちゃまぜに出るのですが
最終的にはいつも「○○っていいよねー」な結論になるのも楽しいです(^ω^)。
やっぱり気兼ねないおしゃべりはいいなぁ~)

主立った来客は今日のうちにほとんど来てしまったので、明日はのんびりできるかな…。
できれば余裕をもってお相手したいですからね。。


で、そんな日の姉にゃんこ↓
でーん☆
ドアップです(笑)。カメラを向けたら珍しく寄ってきました。
このカメラいいねと君が言ったから8月14日はカメラ記念日(字余り)。

すぴぐー。
でもやっぱり、その後は妹のひざの上で寝てしまいました。
人見知りする子なので、今日はお客さんがたくさん来て緊張してしまったみたいです。
(来客中は部屋の隅で隠れて寝ていた)
たぶん今夜はこのまま爆睡して起きないかな…。よい夢をvvv


その99ページ その1010ページ
鳥山石燕と子鬼マンガその4。3はこちら
やっと動き出した感じです(^ ^;)よろしかったらどうぞ。
どちらもクリックで大きくなります。

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2011_08
12
(Fri)23:57

にゃらんカフェ行きました♪

じゃらんのにゃらん♪
銀座のR25カフェで開催中のcoolにゃらんカフェに行ってきました~☆
写真は入り口隣のディスプレイです。
炎天下の中、有楽町駅から歩いてここに着いたときは汗びっしょりになっていましたが
涼しげなレイアウトに癒されました。
たらいに入っているにゃらんが気持ちよさそう。

店内も端から端までにゃらんだらけでかわいすぎったらないです!!
テーブルにはにゃらんのプレートが置かれているし、歩くにゃらんがプリントされているし、
天井からは「ゆ」文字が書かれた水色の巨大うちわが吊られているし、
お店の一番奥には大きなのれんがあって、至福顔のにゃらんが温泉に入っているし~!
あー、にゃらん、かわゆいなぁ(*´∀`*)vvv

ひんやりスイーツ☆
↑肉球アイスサンドと抹茶にゃらんシェルキーですvvv
アイスサンドのスポンジ(?)は黒糖味で、甘くてもっちりしておりました。
(うまく言えないのですが、黒糖フークレエをぎゅっと濃縮したみたいな感じだった)
シェルキーは猫型バニラアイスと、抹茶味のかき氷と、カップの底に入っていたコーヒーゼリーが
何とも言えないアンバランスな味をかもしだしていて、すっかりハマってしまい
無心でぱくぱく食べていたら頭がキーンとなりました。
外がとても暑かったので、ひんやりスイーツが余計においしく感じたのかもしれません。

店内は結構混んでいて、きゃっきゃしながら写真を撮っている人も何人かいました。
にゃらんを好きな人はやっぱりいっぱいいるのだなぁ。

いわゆる「ブランドやキャラクターを冠した」カフェはあまり来たことがなかったのですが
(ジブリ美術館のカフェ「麦わらぼうし」ならよく行くとか、そんなレベルだ)
今回は素敵な内装やメニューが見られて食べられて楽しかったです(*^ ^*)。
レジではにゃらんグッズも売っていたので
うちわと手ぬぐいを衝動買いして、くじ引きで缶バッジももらってしまったよね…!!
(一番欲しかった肉球まんじゅうと肉球せっけんは売切れでした。また行く機会があったら買いたい)


その66ページ その77ページ その88ページ
鳥山石燕と子鬼マンガその3。2はこちら
展開があるのかないのか、よくわからないまま続いています。よろしかったらどうぞ♪
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*浮世絵師のイラスト記事一覧はこちらです*
2011_08
10
(Wed)23:25

博物館できもだめし。

国立歴史民俗博物館の「妖怪変化の時空」展と
東京国立博物館の「博物館できもだめし」展に行ってきました~。
どちらも鳥山石燕の絵本が出品されているということで、
行く前から行った後までテンションあがりっぱなしで楽しんで来ましたとも!

歴博の鳥山石燕展示は『画図百鬼夜行』で、
ぬらりひょん&元興寺、海座頭&野寺坊(新座の妖怪ですね*^ ^*)のページが開かれていました。
きゃ~やっぱり素敵絵vvv
石燕の描く妖怪絵は恐怖よりも笑いを感じさせるものが多いのですが
『画図百鬼夜行』のぬらりひょんときたら全然怖くないよ…むしろかわいいよ…!
駕籠からおりて建物に入っていこうとして、ちらりとこちらを向いている姿が
もぅ~~ほんとにかわいい。
あと、元興寺の月のフキボカシは今まで資料でしか見たことがなかったのですが
本物は想像以上にきれいでした。あーこんな色だったのか。

それから、歌川国芳の「源頼光公館土蜘作妖怪図」…風刺画ですね。
少し前にEテレの日曜美術館で見たときも大きいなぁ~と思いましたけど
やっぱり3枚並ぶと、大きさも相まって迫力が増しているような。
これに影響を受けて描かれたのが、国芳の弟子だった河鍋暁斎が描いた
「侠客日本魂於迷府大猛勇顕」ですな。
ただ、国芳が明らかに狙った感じのサービス精神たっぷりな絵を描くのに対して
暁斎の絵の人物たちは、全員真面目な顔をしながらよく見るとズッコケたことをやっていて
「まじめにバカをやる」という感じがして何とも面白いなぁと思います。
どうでもいいけどあの絵の右端で頭をかいている男が、
暁斎本人の顔とだいぶ似ている気がする。

そ、そしてそして、月岡芳年の「清姫日高川に蛇体となる図」が想像以上に良くてですね…!!
清姫の着物の模様と色(特に赤と紫)がすごかった…いや情念の描かれ方もすごかったけど。
波打ち際で、髪をほどいた着崩れ姿の女性が裸足でたたずんでいるという図でして
見たときは怖かったけど、見ているうちにどんどん絵の世界に引きずり込まれて
美しいとさえ思ってしまった。
あと狩野洞雲の百鬼夜行図も、存在は知っていたのですが
初めてナマで見ることができたので良かったですvvv
この人の妖怪もとてもユーモアがあるのですよね~。ふらり火がかわいかった。

他には、幕末に起きた天災や流行病などが妖怪絵化された図や、
(女性の声で船を招いて難破させるという、
サイレンやカリュブディスの神話を連想させるような妖怪絵もありましたが
人の声や楽器で船を呼び寄せる生き物というのは、洋の東西を問わずよくあるモチーフだと思います。
石燕も著書の中で「海座頭」とか「川赤子」などを描いてるし)
歌舞伎の中の幽霊や妖怪を絵にしたものもありました。
三代目歌川豊国の「四谷怪談隠亡掘」には、ちょっとした仕掛けがしてありまして
戸板に張りついているお岩さんをヒョイとめくると、小仏小兵が現れるというものになっています。
こういうの当時の子どもたちは喜んだろうなぁ。


続いて東博の「博物館できもだめし」展へ。
ここでの鳥山石燕展示は『百鬼夜行拾遺』で、道成寺鐘と燈台鬼のページが開かれていて
しかもピンスポが当たっていました(笑)。
何じゃこの扱い。。。
い、いやそれ以上にびっくりだったのが、この本、白黒じゃなくてフルカラーでした!!
ええーっ知らなかったよ、国書刊行会の画集『画図百鬼夜行』ですら白黒掲載なのに!!
1781年刊ってことは初版ですよね、初版は、フルカラーだったのか…(゚▽゚;)。
ほんともう、今日は先生の絵の新しい発見が2度もあって
脳みそが大気圏を抜けてぶっとんでいくような思いにかられまくりました。
おかあさんわたし見に来て良かった…本当に良かったよ……!
道成寺鐘は炎があかあかと燃えていて、燈台鬼は背景が黄色のグラデーションでした。
石燕の色指定と、摺師の人たちの腕と、両者のセンスの良さに脱帽でした。
はあぁ…フルカラーはいいね…(*´▽`*)~3

(ところでどうでもいい余談ですが、
百鬼夜行を紹介するキャプションの英語の表記が「Hundred Daemons in the Night」に
なっていたのは正直目から鱗でした。
いや、言われてみればそうなんだけど。。。f(^_^;)
以前に家族旅行で上田城に行ったとき、真田氏と関ヶ原の合戦について紹介した看板で
関ヶ原の合戦の英語表記が「Battle of Sekigahara」になっていたのを見て
あまりのギャップに家族中で大笑いしてしまったことを思い出したりもしました)

ほかに面白かったのは、「化け物かるた」。いろはかるたの妖怪ヴァージョンです。
石燕の『画図百鬼夜行』の影響が濃厚すぎて笑えました(^ ^;)。
垢舐めとかぬっぺふほふとか犬神とか羅生門の鬼とか、石燕の妖怪絵そのものです。
(猫又や鎌鼬なんて、妖怪の姿どころか構図までまるっと写されているし)
国芳の「天狗の夜道」「天狗の往来」…天狗が鼻に行灯ぶらさげてるし、鼻で駕籠かついでるし、
未だかつて天狗の鼻をここまで使いこなした浮世絵があっただろうかと思った。。。
天狗の体もてかってて、何だか健康そうでした。国芳らしいなぁ。

仁阿弥道八の三彩狸が、袈裟をつけた姿で、まっすぐ前を向いて座っていてかっこよかった。
横から見ると飄々としているのに、面と向き合うと威圧感がある感じ。
その隣にあった鬼の能面、般若かと思ったら「蛇」の面なのですね。。。
「道成寺」の清姫は顔が鬼(般若)で体が蛇ということから、そういう名がついているようです。
ということは、これ、あの能専用の面なのだろうか…。
あと、天狗や鬼や河童やドクロの根付も展示されていて
ちょこんとした存在感と隅々まで彫り込まれた細やかさに溜め息が出ました。。
それから、葛飾北斎の百物語の「皿やしき」や「お岩さん」はすごくいい色でした。
保存環境がいいのだなぁ。
「こはだ小平二」の闇のグラデが煙のようなもやのような、不思議な闇だったのですが
あれ一体全体どうやって摺るのだ。

本館の浮世絵展示は渓斎英泉と歌川広重の「木曽街道六拾九次之内」シリーズの
展示になっていまして、
この2人の絵って似ているなー…でもやっぱりどこか違うような?と思っていたら
広重は画面をすっきり作っていて、線にもメリハリがあって色もあっさりしていて
逆に英泉は線が細くて、色塗りでも影をつけたり白いハイライトを入れたりしているのだなと
展示を見終わってから気づきました。
なので英泉の絵には立体感があり、広重の絵には安定感があるのだなーと思った。


その44ページ その55ページ
鳥山石燕と子鬼マンガその2。1はこちら
相変わらずまったりペースで続いています。よろしかったらどうぞ~。
どちらもクリックで大きくなります。
*浮世絵師のイラスト記事一覧はこちらです*
2011_08
08
(Mon)23:56

君よ知るや東の国。

熊谷アルス画房でのイラストコンペが終了いたしました☆
たくさんの方にイラストを見ていただけて本当に嬉しかったです。
お越しいただいた皆様、投票してくださった皆様、応援してくださった皆様、
本当にありがとうございます!!
企画&主催のアルス画房さんもありがとうございました~ヽ(^▽^)ノ☆
本当にお世話になりました。また機会があったらやってみたいですvvv


本日は立秋でしたね。しかしものすごく暑い立秋だったと思います。。。
先週末までは結構涼しくて過ごしやすかったのに、
土日からまた気温の上昇っぷりがハンパなくて半分バテぎみです。
水分をとって、塩分もとって、体調管理をしっかりせねば。

…が、夜にtwitterを開いてたまたま目にした「#百物語」タグに遊びに行ったら
140~420文字以内のショートストーリーが溢れていて、
めっちゃ怖くて、でも楽しくて背筋がぞわぞわーっとしてよくわからなくなりました。
何これ楽しすぎるー!(((((( ̄▽ ̄;)))))
わたしは基本的に怖い話が苦手なので、積極的に本で読むことはないですし
テレビやラジオなどでそういう番組が放映されていてもめったに見ないのですが、
何かの拍子に「怪談」とか「百物語」などのキーワードが目に入ってしまうと
怖いもの見たさでつい見てしまいます。
今回TLに流れている現代の怪談や民話も、本当はものすごく怖くてたまらないんだけど
怖いもの見たさと好奇心にかられて20分くらいノンストップで追いかけてしまいました。
…あー……お風呂とお手洗いが怖い……。

あ。民話で思い出したのですけど、本日8月8日は柳田国男の命日だそうですね。
先日、『遠野物語』を開く機会があって気づきました。
(あと雪舟と世阿弥といわさきちひろの命日でもありますな。芸術系が集合している感じ…)

で、そんなこんなというわけでもないんですが、実は月末に遠野と花巻に行ってきます。
「あそこ遠いよーめっちゃ遠いんだよー」という父親の必死(?)の説得を押し切って
遠野伝承園と宮沢賢治記念館に行ってきます。
河童とやまなしを見てこなくては!!
あと賢治の生家に行って、大学の同級生がゼミの合宿で写真撮ってきたのを見せてもらって
すごくうらやましかった「下ノ畑ニイマス」の看板を見て来る予定~。


↓少し前から描いていた鳥山石燕&子鬼くんのマンガです。
本日からしばらく連載します☆
(どうしようかなぁと思ったのですが、鉛筆描きです。見づらかったらすみません)
すべてクリックで大きくなります。よろしければどうぞ~♪

その1。1ページ その2。2ページ その3。3ページ

*浮世絵師のイラスト記事一覧はこちらです*



クリックで拍手お返事。↓
遅くなってすみませんでした。いつもありがとうございます(^-^)/☆

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2011_08
06
(Sat)22:53

I pray for a safe voyage。。。

時期的にそろそろ書いておきたいなぁと思ったので(そうしないと記憶もヤバそうなので)、
7月の3連休に観た映画『コクリコ坂から』の感想を書いてみることにします。

背景はコクリコの花。※クリックで大きくなります
↑海ちゃん~。
コクリコ荘で着ていたピンクのカーディガン姿が
とてもかわいかったので描いてみました♪
*ブログ内のイラスト記事一覧はこちらです*

以下ネタバレしているうえ、異様に長いですので
お時間のない方や未見の方はご注意ください。↓
(拍手お返事は次回にさせていただきます。もう少しお待ちください…)

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2011_08
04
(Thu)23:29

いただきましたー!!

ブロとものゆきなみきさんがうちの鳴神を描いてくださいましたー!!!
ぜひぜひクリックして大きくしてご覧ください!!↓

参上!

ぎゃーーーっかっこいい~~~~~☆o(*≧▽≦*)o☆
いただいたメッセージからこのイラストを見たとき、PCの前で叫んじゃいました!
もう~本当すごい迫力、まさに神様って感じです。凛々しい☆
パンクテイストな雰囲気がガチでかっこいいですなvvv
画面全体から動きが感じられて、太鼓とバチをかまえるポーズも決まってて、
あぁ何もかもが素敵すぎて惚れそう!
ちょ、うちの子、こんなにかっこよく決められる子だったっけ…!!
背景の黒と雷の黄色がすごく効いてますよ…すげぇクールですよ…はわわわ(*//▽//*)

ゆきなみきさん、あの絵をこんな素敵絵に昇華してくださって
本当に本当にありがとうございました~~vvv
これからもどうぞよろしくお願いいたしますっ☆

*ブログ内のイラスト記事一覧はこちらです*


そして↓に、どうでもいい鳴神&雷神マンガがあります(^ ^;)。
画像がいっぱいで重たいので追記にしまいました。よろしければクリックしてどうぞ~☆

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2011_08
02
(Tue)23:57

20000ヒットありがとうございます!

うはあぁ~~~っ二万打ありがとうございます!!!(大歓喜)

カウンター、が、にまんかい、も、回ったのか……うああぁぁ……(じたばたじたばた)。

毎回同じことしか言ってない気もしますが、
皆様いつも来てくださって、コメントや拍手も残してくださって
本当に本当にありがとうございますvvv
今後も精一杯やっていきますので、どうぞよろしくお願いいたします(≧∀≦)☆

そんなわけでお礼絵ですvvv↓
Thanks 20000hit over!!※クリックで大きくなります
10000ヒットのときにスーツを着た遣唐使たちを描いたので、
今回はスーツを着た妖怪絵師です。彼にしてはめずらしく微笑んでいる…。

1週間ほどフリーにしますので、「もらうよ~」というおやさしい方いらっしゃいましたら
どうぞ連れて帰ってやってください。
※イラストの配布期間は終了しています。
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クリックで拍手お返事。↓
皆様いつもありがとうございます(^-^)/☆

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