
マイポット&ティーカップ。前畑の陶磁器です。
ひんやりしているのですけど温かみが感じられて、触り心地がすごくよくて超お気に入り。
お茶飲む用と牛乳飲む用とで分けて使っています。
(牛乳を飲んだカップでお茶を淹れて飲むと、茶渋がついてしまうので(^ ^;))
みんなおいで~アリスの狂ったお茶会はじまるよっ!!
カップにプリントされているのは、イギリスでアリスの本が出版された当時、
子どもたちに「怖い」と言われてしまったジョン・テニエルの挿絵です。
テニエルの絵って特徴的で癖も強いので、
わたしも子どもの頃は、イギリスの子どもたちの例に漏れず怖がっていたのですけど
大人になってみると、なぜか違和感なく見られるから不思議。
むしろこの絵じゃないとアリスって感じがしないくらいです。ふしぎふしぎ。
で、この絵をそう受け止めているのってわたしだけかなと思っていたら
宮崎駿氏が『岩波少年文庫の50冊』の中で
「この絵は、始めはなじめないかもしれないが、見慣れていくと必ず
この絵しかないと思えるようになる」とおっしゃっていて
あぁ同じことを考えている人がいたんだなぁとわかってちょっと嬉しくなりました。
ティーカップの裏には「ハートの女王がタルトをつくった」の原詩がプリントされています。
(夏の日に女王が1日かけて焼いたタルトをハートのジャックがくすねたというアレです)
カップのボディは、タルト泥棒裁判で、ハートの王が『罪状を読みなさい』と言った後に
白うさぎがラッパを鳴らすくだりの詩が書かれていて、アリスと白ウサギのイラスト入り。
そしてポットのイラストはトランプの人(?)たちの場面ですが
書かれている原詩はティーカップと同じで、タルト泥棒裁判の場面なので
イラストと詩の場面設定がちょっとズレてます。
なんでだ(^ ^;)。
せめてトランプの人たちが「女王様が来た~!!」って叫んで焦って
地べたに平べったくなるシーンだったらどうかなぁ。
(そのチョイスもどうなの)
とか、そんなことを妄想しつつ、日々のんびりティータイムをしています。
好きな飲み物は紅茶と麦茶とほうじ茶。コーヒーよりお茶派。
飲んだ後のさっぱり感がたまりません。ホットもアイスも好きですね。
ちなみに、砂糖やミルクはいっさい入れずにストレートで一気飲みしていますvvv
(あ、たまにレモンや生姜を入れることがあります。あれもとてもおいしい)


鳥山石燕と子鬼マンガその6。5はこちら。
何だか一区切りついてしまった感がありますが、あと少し続きますので
よろしければおつき合いくださいませ。
どちらもクリックで大きくなります。
*浮世絵師のイラスト記事一覧はこちらです*
スポンサーサイト