fc2ブログ

ゆさな日々

猫・本・歴史・アートなど、好きなものやその日考えたことをそこはかとなく書きつくります。つれづれに絵や写真もあり。


クリムゾン・グローリー。

  1. 2011/10/02(日) 23:48:12_
  2. 徒然写真
  3. _ tb:0
  4. _ comment:8
まっかっか。
近所の川岸で彼岸花、もとい曼珠沙華が見頃だったのでパチパチしてきました☆

点々と。
群生するところもあれば、まばらに咲いているところもあります。
それでも、1本1本がとても鮮やかな赤色だから、あんまりスカスカして見えないんだよな…。
柿本人麻呂の詠んだ歌の中に彼岸花を指すと思われる歌がありますけど、
あれにも「いちしろく(はっきりと、の意)」って書かれているよね。

「路の辺の壱師の花のいちしろく 人皆知りぬ我が恋妻を」柿本人麻呂
(万葉集巻十一・二四八〇番)

斜めから。
赤い絨毯みたい。

なんかドヤ顔っぽいよね。
彼岸花はとても美しい花ですが、見ていると何となく鬼気迫るような凄みを感じる花でもあります。
お彼岸の前後に一斉に咲くということと、有毒性からくる連想かも。

天を仰ぐ。
川をバックに。

ところで、地元の周辺では数年に数本くらいしか見られないのですけど
この花には赤い花のほかに、白い色をした花もありますね。
彼岸花の名所である巾着田や半田市に、真っ白な彼岸花がぽつぽつ咲いている写真を
ニュースなどで見かけることがあります。今年も咲いているのかな。

そして半田市といえば新美南吉の『ごんぎつね』の舞台ですが、
童話の中にも、兵十のお母さんのお葬式をごんが見かけるシーンで
「彼岸花が赤い布を散らすように咲いている」という描写があったような。
そういえば来年は『ごんぎつね』が「赤い鳥」に発表されてから80年目にあたりますね。


本日のお絵かき↓
まっくろくろすけ。※クリックで大きくなります
七福神シリーズ4人目。大黒天。
「だいこく」が「大国」に通じることから、大国主と同一視されることもあるそうです。
(『因幡の白兎』のお話大好きだ~)

子どもの頃は、彼の持つ打出の小槌が欲しくて欲しくて
気が狂いそうな思いをしていたことがあります(^ ^;)。
*ブログ内のイラスト記事一覧はこちらです*
スポンサーサイト



テーマ : 四季 −秋−    ジャンル : 写真

NEW ENTRY  | BLOG TOP |  OLD ENTRY



カレンダー

09 | 2011/10 | 11
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

プロフィール

ゆさ

Author:ゆさ
猫に熱烈な愛をそそぐ本の蟲
歴史やアートも溺愛中
最近は新幹線とシンカリオンも熱い
*twitterにも出没なう。→こちら

初めての方はブログご案内をどうぞ。
当ブログはリンクフリーです(宗教、アダルトサイトは×)。
文章や画像の加工、無断転載は禁止。
版権元の企業や団体とは一切関係ありません。

All Rights Reserved.
No reproduction or republication without written permission.
This blog is written only in Japanese.



にほんブログ村 イラストブログ オリジナルイラストへ
にほんブログ村 歴史ブログ 日本史へ


☆気が向いたらクリックお願いします

FC2カウンター

キリ番踏んだ方、報告いただければイラストのリクエストを受け付けます☆詳細はブログご案内をどうぞ。

「小倉百人一首」

問い合わせ先

月別アーカイブ

検索フォーム

« 2011 10  »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード