福は内鬼も内。
本日のお絵かき↓
※クリックで大きくなります
京都八坂神社で数年前まで行われていた福鬼行事にて、鬼さんたちが着ていた衣装。
はっきりした柄の中に雅さがあって好きです。
*ブログ内のイラスト記事一覧はこちらです*
八坂神社の鬼さんは厄災を祓ってくれる福鬼さんだそうで、
彼らに頭をなでてもらうと、1年の厄が祓われ無病息災で過ごせるということで
親しまれていたようです。
この行事でメインだったイベントのひとつが鬼舞で、
↑の衣装を身につけた数人の福鬼さんが、八坂の神様に向けて舞を奉納したのだそうな。
雅な格好をした鬼が檜舞台に凛と立って舞うとか、想像しただけで猛烈にかっこいいです。惚れる。
それにしても福鬼行事…鬼クラスタとしてはロマンのある言葉の響きと言わざるをえません。
復活しないかなーぜひ福鬼に頭をなでなでしてもらいたいものだ。
(ところでこの鬼さんたち、てっきり八坂神社に祀られているのかと思っていたのですが
調べてみたら彼らが普段住んでいるのは蓬莱島なのだそうな)
昨日あたりから日本各地では様々な鬼さんたちが出没していますね~☆
節分は鬼の話題が増えて、大手を振って鬼に浮気し放題な日なので楽しいです。
お祭があったり、豆まきしたり、これからの1年に向けて祈ったりと
春を迎える行事ならではの明るさがあるなぁと思います。
そんな行事に出てくる鬼のほとんどは、例えどんなに気性がやさしいとされても
やっぱりお子様が泣いて怖がりそうな恐ろしい顔をしたものが多いような。
これはあれかな、鬼が「恐ろしいもの」とイメージされている理由もあるのかもしれないけど、
昔々の大晦日に矛と盾を持って夜な夜な都中を走り回った方相氏がそうだったように
「怖い顔をしたものからは、災厄だって逃げていく」というイメージもあるのかもしれませんね。
そういえば…
『万葉集』には「鬼」の字が使われた歌がいくつかありますが、どう訓読されているかご存知ですか?
答えはこちら↓
「天雲之 外従見 吾妹兒尓 心毛身副 縁西鬼尾」
訓読「天雲の外に見しより吾妹子に心も身さへ寄りにしものを」
(万葉集巻四・集歌五四七番)
ところで私の場合、福鬼と聞いて真っ先に出てくるのは
嵐山町の鬼鎮神社に祀られている鬼さんだったりします。
あそこの鬼さんも、八坂神社の鬼さんと役割が似ていて
神様の使いとして神社にやって来て、参拝者の厄を追い払ってくれる鬼さんなのです。
境内で毎年行われる節分祭に、白装束の赤鬼と青鬼が出てくるのですが、
豆をぶつけられるために出てくるのではなく、実は豆を撒くのは彼らだったりします。
紅白幕で囲まれた舞台の上から、「おにはーうち!ふくもーうち!」と大声で怒鳴りながら
それはもう鬼のように(笑)ものすごい勢いで豆が撒かれます。頭に当たるとわりと痛いです。
鬼の力、あなどりがたし。
他にも、彼らが投げる福銭や丸餅やキャンディやチョコやみかんやティッシュ(!)を受け取ると
1年中無病息災でいられるということで、節分には毎年たくさんの人で賑わいます。
年末年始のバーゲンセールのように神社の舞台に群がる群衆は結構見応えがあります。
最前列から餅をゲットして出てきたらしい男子高校生が肩で息をしながら
「こ、殺される…!」と呟いたのをうっかり聞いたこともあるし(^ ^;)。
今年は行けなかったので来年は行きたいなあ。
あそこの節分祭楽しいし、撒かれたお菓子おいしいし、何よりあの鬼さんたちに会いたい。
クリックで拍手お返事。↓
皆様いつもありがとうございます(^-^)/☆

京都八坂神社で数年前まで行われていた福鬼行事にて、鬼さんたちが着ていた衣装。
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彼らに頭をなでてもらうと、1年の厄が祓われ無病息災で過ごせるということで
親しまれていたようです。
この行事でメインだったイベントのひとつが鬼舞で、
↑の衣装を身につけた数人の福鬼さんが、八坂の神様に向けて舞を奉納したのだそうな。
雅な格好をした鬼が檜舞台に凛と立って舞うとか、想像しただけで猛烈にかっこいいです。惚れる。
それにしても福鬼行事…鬼クラスタとしてはロマンのある言葉の響きと言わざるをえません。
復活しないかなーぜひ福鬼に頭をなでなでしてもらいたいものだ。
(ところでこの鬼さんたち、てっきり八坂神社に祀られているのかと思っていたのですが
調べてみたら彼らが普段住んでいるのは蓬莱島なのだそうな)
昨日あたりから日本各地では様々な鬼さんたちが出没していますね~☆
節分は鬼の話題が増えて、大手を振って鬼に浮気し放題な日なので楽しいです。
お祭があったり、豆まきしたり、これからの1年に向けて祈ったりと
春を迎える行事ならではの明るさがあるなぁと思います。
そんな行事に出てくる鬼のほとんどは、例えどんなに気性がやさしいとされても
やっぱりお子様が泣いて怖がりそうな恐ろしい顔をしたものが多いような。
これはあれかな、鬼が「恐ろしいもの」とイメージされている理由もあるのかもしれないけど、
昔々の大晦日に矛と盾を持って夜な夜な都中を走り回った方相氏がそうだったように
「怖い顔をしたものからは、災厄だって逃げていく」というイメージもあるのかもしれませんね。
そういえば…
『万葉集』には「鬼」の字が使われた歌がいくつかありますが、どう訓読されているかご存知ですか?
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「天雲之 外従見 吾妹兒尓 心毛身副 縁西鬼尾」
訓読「天雲の外に見しより吾妹子に心も身さへ寄りにしものを」
(万葉集巻四・集歌五四七番)
ところで私の場合、福鬼と聞いて真っ先に出てくるのは
嵐山町の鬼鎮神社に祀られている鬼さんだったりします。
あそこの鬼さんも、八坂神社の鬼さんと役割が似ていて
神様の使いとして神社にやって来て、参拝者の厄を追い払ってくれる鬼さんなのです。
境内で毎年行われる節分祭に、白装束の赤鬼と青鬼が出てくるのですが、
豆をぶつけられるために出てくるのではなく、実は豆を撒くのは彼らだったりします。
紅白幕で囲まれた舞台の上から、「おにはーうち!ふくもーうち!」と大声で怒鳴りながら
それはもう鬼のように(笑)ものすごい勢いで豆が撒かれます。頭に当たるとわりと痛いです。
鬼の力、あなどりがたし。
他にも、彼らが投げる福銭や丸餅やキャンディやチョコやみかんやティッシュ(!)を受け取ると
1年中無病息災でいられるということで、節分には毎年たくさんの人で賑わいます。
年末年始のバーゲンセールのように神社の舞台に群がる群衆は結構見応えがあります。
最前列から餅をゲットして出てきたらしい男子高校生が肩で息をしながら
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