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2012_02
09
(Thu)23:43

ときには真珠のように。

1段目。
自室の手塚マンガ軍団です~。
高校生のとき『ブラックジャック』にハマって、おこづかいはたいて一気に買いまくったもの。
背表紙が日焼けするとよくないので、窓に背を向けている本棚に入れてカーテンかけてあります。
『新選組』と『ふしぎなメルモ』が出っ張っているのは、奥に『ユニコ』のカラー漫画があるせい。
あれすごく綺麗なんだけど単行本サイズしかないのよねー。

手塚治虫さんが亡くなられてから今日で23年になるのですね。
わたしが物心ついて間もない頃だったので、当時のことはほとんど記憶にないのですが
良かったような淋しいような。
手塚さんのマンガをリアルタイムで読めなかったのは残念だけど、
もし手塚さんがご健在でたった今亡くなったとしたら号泣どころじゃないと思う。


2段目3段目。
手塚さんの描く、いわゆる「ちっちゃな主人公」のかわいさが昔から好きで
(素直で純真でひたむきで、コロコロしてて、加えて艶とかエロスのあるかわいさだと思う)
小さい頃はアニメの『アトム』とか『ジャングル大帝』とか見ていたのですけど、
大人になってちゃんと原作マンガを読んだら、かわいいだけじゃない彼らの魅力がいっぱいで
ああ両方見られて良かったなぁ…と思ったりしました。
ジャングル大帝のアニメが、レオが大人になるまでやっていたかどうか覚えていないのですけど
大学の頃に原作を読んだらあのラストで、「えっこんな話だっけ」って思った。
たぶん子どもの頃に読んでいたら本を持ったまま硬直していただろうと思います。
(余談になりますけども、手塚さんはジャングル大帝のラストを描くときに
ベートーヴェンの悲愴ソナタをレコードで大音量で流していたらしくて、
当時アシスタントをしていた藤子不二雄A氏はすっかり感情を揺さぶられて
泣きながら背景を描いていたのだそうな)

あと、手塚マンガによくいる「アウトローorピカレスク」なキャラって
あまりいい最期を迎えることが少なかったりすると思うのですけども。
(ロックとか我王とかアドルフとか結城とかダイバダッタとか七色いんことか)
特にびっくりしたのが『ミッドナイト』のラストで、あれはまさかの展開で本当びっくりして、
いえ別にあれでいいんですけど、読み終えてまさか、まさかこうなるか…!と思いながら
しばらく呆然としていた覚えがあります。
『バンパイヤ』は最後まで読みたかったなー。
トッペイチッペイの兄弟も好きですが、それ以上にロックの悪っぷりが光っていた気がします。
すんごい楽しそうだったよなぁあのロック…たぶん描いてた手塚さんも。

読み切りや短編も好きですね~。
『安達ヶ原』『インセクター』『ウオビット』『るんは風の中』『夜よさよなら』とか、とか。
連作短編の『ザ・クレーター』とか『聊斎志異』も良かったなぁ。
『雨ふり小僧』には全わたしが泣いた。あれはいい話…。
『イシ』ではロックがめずらしくいい人(笑)だったので色んな意味でむずがゆかったです。
実験アニメの「ジャンピング」とか「ある街角の物語」もいいなぁ。
『がちゃぽい一代記』のラストの大コマはいつ見ても幸せな気持ちになれますね。


そういえば、何年か前に手塚キャラ大集合のアニメがあったのですけど
覚えている方いらっしゃるでしょうか…。
大晦日に天馬博士の館で開かれたパーティで手塚さんがいなくなって、
キャラたちが総出で推理しながら捜索するというストーリーだった覚えがあります。
(あれに出てきたブラックジャック先生は妙に達観してるっぽい人で何か良かった)
ビデオにもDVDにもなっていないらしくて、早くなればいいのにって思ってます。
もう1回見たいよー。

あのね…。
サファイヤとチンクはいいコンビだと思う。
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