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染めの町。

文字ひらひら。
新宿中井で開催されているイベント「染の小道」に行って来ました~☆
中井が染め物職人の町であることから、町そのものを染め物ギャラリーに見立てて
商店街と妙正寺川に染め物を飾る催しが毎年開かれているそうです。
↑は中井駅ホームにあった暖簾。粋なレタリング。

川のギャラリー。
中井駅の側を流れる妙正寺川には、江戸更紗や小紋や友禅などの反物がかけられていて
カラフルでとても綺麗でした。
川沿いの建物と比較していただくとわかるかと思うのですが、一反一反がかなり長いです。
風の強い日だったので、時々反物が風をはらんで高く大きく舞い上がることもありました。
鯉のぼりみたいで美しかった☆

江戸更紗は50年ほど前に爆発的ブームが起きて以来人気のある染めだとか。
(紅型の粋な柄が流行したからだと、染色協議会の解説パンフレットに書いてありました)
小紋はここ最近に流行し出したようで、現在は更紗と並んで人気のある柄です。
あと付下げを創り出したのは当時の東京友禅なのだそうです。知らなかったー。

葉っぱの影と。
アップ。
色んな模様の反物に、太陽の光と、川辺の木々の影が映りこんで別の模様が創り出されていて
あーこれ自然と人とで一緒につくるアートなのだなぁと思いました。
木々が風に揺れるとまた模様が微妙に変わるから、一秒と同じ模様ではなかったりする。
うふふふステキだ~(*^w^*)♪

そよぐ布たち。
新宿の落合・中井界隈はかつて江戸時代からつづく染色技術を持つ職人たちが
工房を構えていた町でした。
戦後間もない頃の新宿は、当時流行した銀座ファッションの柄を取り入れ着物ブームを起こし、
京都・金沢とともに日本の染めの三大産地ともいわれ、
水質にめぐまれた神田川や妙正寺川流域には、反物を洗う職人たちの姿が見られたそうです。
しかし時代とともに着物の需要が減り、川で反物を洗うことができなくなるなどの事情もあって
工房が減るなどして、過去のような勢いは今はないようです。
現在、東京小紋や友禅は国の伝統的工芸品の指定を、江戸更紗は東京都伝統工芸品の指定を受けて
今日では各地の展覧会などで伝統工芸士たちが活躍しているそうです。

しろとくろとあか。
町のあっちこっちのお店には染め物の暖簾がたくさんかけられていました。
ご家庭で玄関に飾るようなちょっとしたものから
お屋敷で飾られるような大きなものまでさまざまなバリエーションがあり、
町を歩いていると大いに目を楽しませてくれます。
↑の写真の暖簾は和菓子屋さんにあったものです。着物とか、襖にありそうな絵柄だなぁと思いました。
そういえばもうじき梅の季節ですね。

ももいろ。
うさぎと桃色。春らしい感じがして気に入った1枚です。
うさぎの筆のタッチが鳥獣人物戯画のうさぎみたいに生き生きしていました。

きいろ。
紅型染め暖簾。牡丹など季節の花が染め抜かれています。
雪輪に青海波とかオッシャレ~。


また、商店街と川の展示だけではなく、駅周辺や川沿いにあるお店や工房やギャラリーでは
染め物展示や即売会なども開かれていたので、いくつか見てきたのですが
どれもとても楽しかったです。
小さなギャラリーにあった、桃の節句と端午の節句をモチーフに染めた2着の着物がステキだった☆
あれたぶん、節句のときに着ても飾っても楽しめるデザインではなかろうか。
あと、紅型染めの工房で染め体験の見学もしてきました。
たくさんの絵の具と筆で、布に手描きの絵を描く参加者の人たちの目は真剣そのもので
わたしもドキドキしてしまいました。

にゃー本当に和物イベントは楽しいですな。。。
あ(・∀・)着物を着た人もちらほら見かけました。皆さん色とりどりで美しかったです。
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テーマ: 伝統工芸 | ジャンル: 学問・文化・芸術