fc2ブログ
2012_03
06
(Tue)23:54

ゴーイングマイウェイ。

大河『平清盛』の雅仁たん(のちの後白河天皇)がものすごい曲者すぎてどうしよう…!
部屋中をぐるぐる転げ回りましたよ。。
後白河天皇は小説やドラマではわりとトリッキーな描き方をされやすい人ではありますけど、
ここまで屈折したキャラで描かれたドラマは
少なくともわたしが見てきた限りでは例がなかったような気がします。
で、そうなっちゃった理由は、自分に刀を突きつけて息子を守ろうとする清盛に対して
ものすごくイラついていたあの表情にしっかり表れていたような。…ウラヤマシイヨウ、みたいな。
今年の大河は色々と冒険していて楽しいです。
みんな思惑があって、それぞれの理想や欲のために忠実に生きているところに
めちゃめちゃ人間くささを感じる。

わたしはテレビや映画や小説に出てくる「敵だけどいい人」みたいなキャラクターが好きなのですけども、
いかにも悪役らしい悪役というのもわりと好きだったりします。
何というか、「そちもワルよのう」「お代官様ほどでは」みたいな人たちとか
「うわはははは!わしが悪役だ文句あるか!」みたいな開き直った潔さがあるような人は
理想のためとかでなく、権力や世界征服などの私利私欲に基づいて行動していたりしていて
かえって人間らしいような気がする。
日本の時代劇における悪代官&悪徳商人の「頭はいいけどツメが甘い悪役」コンビは最強ですが、
モリアーティ教授やフック船長みたいな、いわゆる「知的で紳士な悪役」というのも
何だかんだで好きです。
長年生きてきた男の貫禄に加えて、一筋縄ではいかない雰囲気も感じさせてかっこいい。
(わたしはおじさまキャラとかオヤジキャラと呼ばれる人たちが結構好きなので
ふと気がつくとそういう人たちにばっかり目がいっていることがあります…)

子どもの頃に見ていた番組で「あっこいつヤなやつ」と思ったのは
機関車トーマスのディーゼルだったかも…。
反対にエドワードのかっこよさにときめいていた覚えがあります。トーマスは…ふつう←
あと、バットマンのジョーカーとか、SWのダースベイダー&パルパティーンも好きです。
とにかく圧倒的で、主人公に対して容赦ないところがもうすごい。
あそこまで絵に描いたようにくっきりはっきりした悪役は
「いいぞもっと出番増えろ」という気持ちにさせられてしまいます。おもろい。
(どうでもいいけどパルパティーンと聞くと
いつも「ドラえもんがポケットから道具を出すときの音みたいな名前…」と思ってしまう自分がいる)

バルタン星人は子どもの頃は全然悪役っぽい感じはしなかったのですけども
(むしろかわいささえ感じていた)、
今になってみるとものすごい野望を持っていた人だったんだなーと思います。
あとよく笑う人だなと…別に悪役じゃなくても、あれくらいいつも笑っていると、人生楽しいんじゃなかろうか。
そしてジブリお宅としてはムスカ大佐を忘れるわけにはいかないね!
彼は服装から何から本当にきちんとしていて清潔感のある人で、
年を重ねてちょっと味が出てきた感があるんだけどやっぱりまだ青いところも残っていて
そういう部分が映画の中で巧みに表現されているのがすばらしい。
というかムスカはさー彼にもショタ…少年時代があったはずで
黄色サングラスじゃなくランドセルとか短パンがめっちゃ似合ってたかもとか考えると泣けてくるな。
(二度と取り戻せない年月だからこその良さってだけですが)

他にもばいきんまんとかノロイとかフリーザ様(無意味に「様」付けで呼びたくなる)とか
ロケット団とか志々雄真実とか、世の中には魅力的な悪役がいっぱいいますね。
あー面白い!!
要するに「『敵ながら天晴れな人格者』『どこまでも悪役』どっちもオッケーさぁどんと来い☆」
とか、そんなことを思う日々なわけであります。


本日のお絵かき↓
有明の。※クリックで大きくなります
壬生忠岑。
紀貫之、凡河内躬恒と同じく古今和歌集の編纂者のひとりです。

『大和物語』とか『忠岑集』を読んでいる限りだと
「ものすごくヤンキーっぽいおしゃれさん」な印象が強い人だったりする。個人的に。
*ブログ内のイラスト記事一覧はこちらです*
スポンサーサイト