地上のお花見。
「Court Cafe BLOG」のTOM-F様がブロともになってくださいました☆
紹介記事はこちらです。どうぞよろしくお願いいたします~。

宵の明星とうちの庭の桜のツーショット。まだ満開だった数日前に撮ったものです。
「日暮るれば山の端出づる夕づつの 星とは見れどはるけきやなそ」壬生忠岑
(忠岑集六二番)
地面や水に散り敷いた桜の花びらをパチパチ撮ってみました。

うちの垣根に散り敷いた桜。
散る桜も何気に好きだったりします。
桜は花が枯れる前に散るので、花びらが落ちた跡を見てもとても綺麗だなぁと思う。
ひらひら散る桜には雪が溶けるような儚さを感じるのと、
桜吹雪には鬼気迫るような凄絶さを感じるせいもあるからかな。
(梶井基次郎の「櫻の樹の下には屍體が埋まつてゐる!」ではないですけども)

アスファルトを車が通ると、花びらが風にあおられて道端に寄って
薄紅色の川みたいになったりすることもあります。綺麗~。
「ひさかたの光のどけき春の日に 静心なく花の散るらむ」紀友則
(古今和歌集巻二・春歌下八四番)

前回記事で目黒雅叙園に行ったと書きましたが、
当日は雨だったので、行人坂や雅叙園の前は雨に濡れた桜の花びらでいっぱいでした。
写真はロータリーにあるお七井戸の近くのアスファルト。
白い絵の具を散らしたみたいって思った。
「桜散る木の下風はさむからで 空に知られぬ雪ぞ散りける」紀貫之
(拾遺和歌集・春六四番)

垣根の中に紛れ込んでいる花びらもいました。雫が光って綺麗。

花びらが散った様は何度か絵にした経験はあるものの、
こういう、本物の花たちが実際に創り出す模様を見ていると
見ている分にはものすごく楽しいのですが
いざ描いてみるとなかなか難しいもので、四苦八苦するのと同時に
改めて自然の織りなす模様に憧れを抱く今日この頃です。
晴れた日の桜もいいですが、雨の日の桜も趣があってよし。
花はさかりに月はくまなきを見るものかは。地面を見るのもお花見です。
「いつの間に散り果てぬらむ桜花 面影にのみ色を見せつつ」凡河内躬恒
(後撰和歌集春下・一三二番)
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宵の明星とうちの庭の桜のツーショット。まだ満開だった数日前に撮ったものです。
「日暮るれば山の端出づる夕づつの 星とは見れどはるけきやなそ」壬生忠岑
(忠岑集六二番)
地面や水に散り敷いた桜の花びらをパチパチ撮ってみました。

うちの垣根に散り敷いた桜。
散る桜も何気に好きだったりします。
桜は花が枯れる前に散るので、花びらが落ちた跡を見てもとても綺麗だなぁと思う。
ひらひら散る桜には雪が溶けるような儚さを感じるのと、
桜吹雪には鬼気迫るような凄絶さを感じるせいもあるからかな。
(梶井基次郎の「櫻の樹の下には屍體が埋まつてゐる!」ではないですけども)

アスファルトを車が通ると、花びらが風にあおられて道端に寄って
薄紅色の川みたいになったりすることもあります。綺麗~。
「ひさかたの光のどけき春の日に 静心なく花の散るらむ」紀友則
(古今和歌集巻二・春歌下八四番)

前回記事で目黒雅叙園に行ったと書きましたが、
当日は雨だったので、行人坂や雅叙園の前は雨に濡れた桜の花びらでいっぱいでした。
写真はロータリーにあるお七井戸の近くのアスファルト。
白い絵の具を散らしたみたいって思った。
「桜散る木の下風はさむからで 空に知られぬ雪ぞ散りける」紀貫之
(拾遺和歌集・春六四番)

垣根の中に紛れ込んでいる花びらもいました。雫が光って綺麗。

花びらが散った様は何度か絵にした経験はあるものの、
こういう、本物の花たちが実際に創り出す模様を見ていると
見ている分にはものすごく楽しいのですが
いざ描いてみるとなかなか難しいもので、四苦八苦するのと同時に
改めて自然の織りなす模様に憧れを抱く今日この頃です。
晴れた日の桜もいいですが、雨の日の桜も趣があってよし。
花はさかりに月はくまなきを見るものかは。地面を見るのもお花見です。
「いつの間に散り果てぬらむ桜花 面影にのみ色を見せつつ」凡河内躬恒
(後撰和歌集春下・一三二番)
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