トラックバックテーマ 第1415回「好きな漢字を教えてください!」
こんにちは!トラックバックテーマ担当の新村です今日のテーマは「好きな漢字を教えてください!」です!好きな漢字といっても、・形がかっこいいから好き・響きがいいから好き・キレイに書けるから好きといろいろあると思います漢字をバランスよく書くことが苦手な新村ですがなぜか「希」という字だけはキレイに書けますなので、?...
トラックバックテーマ 第1415回「好きな漢字を教えてください!」
読書好きという性質が先天的なものか後天的なものか、未だによくわからないのですが
昔から、本と同じくらい漢字が大好きだったりします。
算数や理科の宿題は苦手でしたけども、国語の宿題(音読とか漢字書取りとか)だけは
喜々として取り組んで、それが好きなまま大人になってしまいました。。
もともと小さい頃から本や辞書を読むのが好きだったのと
理系の勉強や運動がまったくできなかったぶん、
こっちはがんばるぞという気持ちもあったんだと思う。
そんなわけで好きな漢字もやっぱりたくさんあるのですけれども。
まずは…なんかふと浮かんできたので「夜」。
ゆさが昼型ではなく夜型であるという個人的性質もあって、この字は好きです。
夜と聞くだけで周囲に静けさが満ちてくる気がする。
「空」も好き。解放感のある字だと思っています。
「雲」という字の「云」の部分が、空に舞う龍を表しているのだと白川静氏の著書で知ったときは
ものすごく感動した。雲すげぇ。そんなにかっこいい字だったのか。
「星」もいいなあ。日の下に生きるって書くのかっこいいです。
「海」は字面も好きですが、「うみ」という響きがあったかくていいなぁと思います。
さしすせそなどの摩擦音は文章を爽やかにしますが、まみむめもの鼻音も包容感があって良し。
「影」は物の影のほかに光を指す場合もあると知ってから好きになった字です。
「鳥」は象形文字だったと思うのですが、見事なまでに見たまんまで面白いです。
鳥の中で好きなのは「鷹」。字面がなんか好き。鋭さとスマートさがあると思ってる。
「翔」も鳥を連想させるからか、好きです。
「猫」…は漢字というより本体が好きなんだと思う(笑)。
「鯨」は本体にぴったりの字だなーと見るたびに思います。
「華」の字の艶っぷりにくらりときたのは小学校で習ったときだったかな…。
同じく「彩」とか「錦」も。なんだこの綺麗な字はって書きながら思いました。
たくさんの色が見えるようで、きらめいているようで、やさしい陽光が感じられて好きです。
「鬼」は猫と同じく本体が好k(ry
「絵」は自分が描く人間だからということもあるけど、画数が多くてわりとごちゃっとした字面で
いかにも絵らしい字だなぁと思っています。
「歌」は旁より部首の方が画数が多いせいかずしっと重たそうに見えるというか、
どうかすると左に傾きそうというか、左右で重力が違うような印象がありまして
アンバランスな字って感じがしているのですが
でも音楽を歌うときって前のめりがちになったりする時があるから別にいいのかな、という気も。
(短歌を詠むときは必ずしもそうならないような気がしますけれども)
「祗」の物々しい感じも好き。『平家物語』で祗王の名前を見たときは雅な字だなぁと思ったっけな…。
「匠」の、凛とした人の姿を連想させる響きがとてもいいと思うことがあります。
「榊」という植物が「賢木」とも書くことがあって神様にお供えするための木だと教えてくれたのは
平岡八幡宮の宮司さんでした。あぁあのお話はすごく勉強になった…!
字面も意味もそのまんまな字ですが、結構好きです。たおやかだけど芯がありそうな字をしているなと。
好きな植物の漢字でパッと出てくるのは「藤」かなあ。豪華な字だと思う。
バランスの良さだったら「蓮」なんですけど…。
そして「橘」の字は美しくて好きなのですが未だにそらで書けません。
「和」が休戦条約そのものを象徴している字だと教えてくれたのは
やっぱり白川静氏だったような…。あの方の著書からは本当に学ぶことがたくさんありましたね。
「篆」はわたしの好きな書体から。
「語」はゴではなくカタリと読む方が好きです。
吾の言と書くところから「語る」の字はその人の言葉そのものなんだなぁという気がします。
吾とつくところを見ても、みんなそれぞれ違って、ひとつとして同じものはないということの象徴のような。
あと、単体ではないのですが
「明鏡止水」と「花鳥風月」という四字熟語がものすごく好きだったりします。
字面も響きも、熟語が象徴するそのものも。
見た目で楽しめて意味で楽しめて指し示す本体でも楽しめて、
漢字は見れば見るほど妄想が広がる文字だと思います。あー深いっ!

歌人シリーズ10。9はこちら。
結局夜通ししゃべったり打ったり食べたり飲んだりしていた3人。
ようやく夜が明けました。
宿直の仕事も終わりなので、貫之は碁盤を片づけ、躬恒は日誌を書きます。
貫之「あー、終わった!眠ぃー」
躬恒「何事もなくて良かったねぇ。さあ帰ろ帰ろ」
忠岑「つーか何で君たちそんなに元気なんさー」
徹夜でも元気な2人と対照的に少々お疲れ気味な忠岑。
ちょっとはしゃぎすぎてしまったようです。
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