飼い猫がぴょんとわたしの膝に飛び込んできて「ふぼあああ!」って声出たゆさです、こんばんは。
(今日は雨で気温が低かったため、人の膝が恋しくなったらしい)
一応、絵は無事でした…描き直しにならなくて良かった。
わたしは普段、お絵かきをリビングのテーブルでやるのですが
家族が立ったり座ったり、猫がテーブルに乗ったりすることもあるので
たまに悲劇が起きそうになります。
人が動く時はだいたい気配がするので、そういうときはわたしがペンを紙から離しますので
ほとんど未遂に終わりますけれども
それでも本当に時々、ドキッとする揺れが発生することがあって心臓に悪いです。
「お願いだから立つときは一声かけてえええ」ともはや死にそうな声で懇願したりする。
(どこか他でやれよという話)
ちなみにペン入れにはハイテック0.3ミリを使っています。
ハイテックは価格も安いし持ち歩きに便利だし、丸ペンGペンと比べても短時間で描けるし
しかも単にお手軽なだけでなく繊細な線もザクザクした線も自由自在に出せたりして
質の面でもわりと気に入っている画材です。
欲を言えばもうちょっと耐水性が欲しいかなあ。
あとインクが完全に乾くまでに妙に時間がかかるので、
ペン入れしたすぐ後にゴムかけができなかったり、コピックで塗るとにじんでしまうこともあるし。
でもこの欠点があるからこそ今の使いやすさが実現できているんだろう。
紙は上質紙の成分が何パーセントか入っているコピー用紙を買ってきて使ってます。
純白に近い色なうえに、インクをよく吸って発色もよくて
スキャンしてもゴミがあまり出なくて補正する必要もなかったりして、結構重宝しています。
わたしが主にフォトショでやる作業はコントラスト調整と味付け(ホワイトとか)程度ですが
ゴミが少ないだけでも作業量がぐっと減るのです。。
ただ本当にインクをよく吸うので、たまにコピックが予想外ににじんではみ出してしまうこともしばしば。
別にスキャンして補正すればいいんだけど。
昔はスキャンした後にデジタルでいじったらルール違反だ!みたいなことを
考えていた時期もあったのですけれども。。
やっぱりひとつひとつの絵に対してのメンテって必要だなぁと思います。
よくpixivなどで「アナログですみません」って書いている人がいますが
別にアナログだからいけないというルールはないし、
アナログとデジタルが相容れない描き方っていうのも何だか変な話だし、
補正したら違反というのも、誰に何に対して違反してるのかよくわからないし
選択肢が増えるのはいいことだよねーと思うようになりました。
「アナログ」「デジタル」ってしっかりページ分けがされている投稿雑誌とかありますけど
むしろそれにとらわれすぎてかえって描きたい絵から遠ざかってしまったら本末転倒だと思う。
ひとつの方法を努力して極めるのもいいですが(それは本当にすばらしいことですが)
2つを一緒に試したら意外と何とかなっちゃうこともあるんでないかな…。
というかわたしは、描けない方法で描くような無理はしないで
自分ができる方法だけで描いていたら今のスタイルになっただけなのですけれども(^ ^;)。

歌人シリーズ15。14はこちら。
朝ごはん中の貫之。天気がいいので廂にお膳を出して食べることにしました。
その周囲を、牡丹ちゃんがふよふよ浮遊しながら話しかけてきます。なんて格好してるんだ。
牡丹「ねえねえ、あたしがいない半年間、何か変わったことあった?」
貫之「べつに。大臣も替わってない。遣唐使がどうこうって話出たらしいけど、そんな余裕どこにもないってみんな言ってるし」
牡丹「ふーん。つらゆきは、秋から働き始めたんでしょ」
貫之「なんで知ってる」
牡丹「いちこちゃんから聞いた。何の仕事?」
貫之「内裏のはしっこ。下っ端の下っ端だよ」
牡丹「みつねさんたちは?」
貫之「似たようなもん。…あ、友則が藤原の大夫と顔見知りになったらしいから、そのうち何とかなるんじゃねぇの」
牡丹「すごーい!」
貫之「あいつ、これまでパッとしなかったからな。すっげー喜んでた」
牡丹「つらゆきだって今パッとしてないじゃん」
貫之「ほっとけ」
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