歌とメルヘン。
前回の記事にちょこっと書きましたが、10日の夜に東京国際フォーラムで開催された
「谷山浩子コンサート ~デビュー40周年大感謝祭~」に行ってきました♪
かれこれ3時間の長丁場でしたけど、
ひさびさに広いホールで生演奏をたっぷり聴けて大満足&疲れ知らずです。
うおお超楽しかった元気出たー!!ヽ(≧▽≦)ノ
コンサートは夕方5時に開演。浩子さんはピンクと赤のお洋服に身を包んでご登場。
まずは7歳の時に初めて作った曲「ほしのよる」、10歳で作った「クリスマスツリー」、
14歳で作った「天使のつぶやき」などを
シンガーソングライターを目指した頃のトークを混ぜながら、弾き語りで披露してくださいました。
「クリスマスツリー」は浩子さん曰く、
「わたしの唯一のクリスマスソングにして、クリスマスなのに諸行無常を歌っている曲」だそう(笑)。
クリスマスに着飾ったツリーが翌日には忘れられてしまうという歌で、
何となくアンデルセン童話の『もみの木』みたいだなって思った。そうかあれも諸行無常か(違)。
「天使のつぶやき」は「諸行無常がさらに進んだ曲」とのことでしたが
うん、聴き比べるとわかります。確かに進んでいました( ̄▽ ̄)。
(しかも14歳とか、厨二病まっただ中だしねー)
続いて、ポプコン予選大会で入選した曲「お早うございますの帽子屋さん」、
山川恵津子さんのシンセで「カントリーガール」、
谷山さんのピアノと山川さんのピアニカで「ねこの森には帰れない」が披露された後で
いよいよ、浩子さんのコンサートに欠かせないお2人、石井AQさんと斎藤ネコさんのご登場♪
4人で「たんぽぽ食べて」をやってくれたのですが、これがすごかった!
生演奏であるという効果も手伝って、かなりどぎつい空間が演出されていました(笑)。
ネコさんのバイオリンが猛り狂っていたな…上がって、下がって、また上がってた。必見。
照明も赤と黄色と黒が会場をぐるんぐるん回っていてどぎつさ5割増でした。
面白かった。圧倒。
ってか、久し振りに聴きましたけどもやっぱり黒い歌ですなぁ、たんぽぽ食べて(笑)。
そして、NHKみんなのうたの「恋するニワトリ」「まっくら森の歌」。
「まっくら森~」は人生で一番最初に聴いた浩子さんソングなので思い入れがありますねー。
アウトロがピアノソロであるところもお気に入りだったりします♪(←ピアノ大好き人間)
みんなのうたのアニメーションも大好きだったなぁ、本橋靖昭氏…。
で、これ気づいた人いるかな、「まっくら森~」を歌う浩子さんとグランドピアノの影が
ホール右側の壁にでーっかく投影されていました!
(たぶん浩子さんの隣に置かれていた照明の向きのせいだと思う)
「おおぉでっけー」とか、ひとりで感動しておりました☆
『まっくら森』の絵本に出てくるまっくらさんみたいでしたな。予期せぬ照明効果。
そして、オールナイトニッポンのテーマ曲だった「てんぷら★さんらいず」と
「風になれ~みどりのために~」から、「ドッペル玄関」へ。
特に「ドッペル玄関」を演奏する石井AQさんが楽しそうでした☆
よっぽど思い入れあるんだなぁ。
(どうでもいいけど「ドッペル玄関」はDVD『うたのえほん』のイメージが頭から離れません。。
もうさーお台場と東京湾とレインボーブリッジ借り切って
「ドッペル玄関」のプロジェクションマッピングやろうぜ!宇宙人の襲来っぽく!笑)
休憩を挟んで第2部に入って、演奏メンバーもドラムやギターが加わって8人に増えたところで
「王国」が始まったわけですけども。
もう、もうね、すごかった!2部は最初からクライマックスだったよ!!
(しかし悲しいですねぇ、イントロで王国だとわかってしまうこの耳が… ̄▽ ̄)
曲のモチーフが『ゲド戦記 こわれた腕環』であることは浩子さんが何度か口にしているけれども
生演奏で聴くと、あのアチュアンの世界観がシンセの音で会場内に構成されていくようで
ドキドキしてしまいました。。
照明も、青と白のライトがゆらゆら揺れて、深い海か闇の底のような演出になっていて雰囲気あった。
これはライブだからこそ味わえる演出ですね。
あと、この曲はラストに男性ボーカルが入っているのですが
今回はギターの古川さんが素敵ヴォイスで歌っていらっしゃいました。
古川さんいいお声だな…そういえば原曲は誰が歌ってたんだっけ…?と思って、
帰宅してから「王国」が収録されているアルバム『歪んだ王国』を引っ張り出してきて
歌詞カードを確認してみたら綾辻行人氏だった。。
そうだったそうだった、「王国」のオリジナルは綾辻氏の歌声が聴ける曲なのだった。
(ちなみに綾辻氏は同アルバムに収録されている「時計館の殺人」の作詞者でもある)
「海の時間」「ひとりでお帰り」「カイの迷宮」(ネコさんのバイオリンが唸っていた)
「さよならのかわりに」(伴奏が古川さんのアコギ1本だった)、「電波塔の少年」ときて
「よその子」がきました!うわあああ大好きだーー☆
物語調の歌で、宇宙の子どもが街を彷徨い歩いてやがて丘にたどりつく歌。
ゆさ的励ましソングのひとつだったりします。ゆるゆると励まされる歌だと思う。
大いに盛り上がったBパートの間奏が終わってふっ……とピアノソロになるところで
照明もふっと消えて、ステージのバックに無数の光がきらめいて星空が出現する演出があった!
あれはすばらしかったです。
でもやっぱり「丘の上から見下ろす街の ひとつの家の窓が開いた
やがてまたひとつ そしてまたひとつ 次々と窓が開いた
ここから見えるすべての家の すべての人の幸せを
祈れるくらいに強い心を 強い心を僕は持ちたい」のあたりでじーんとくるよね…。
あのラストパートが「よその子」の真骨頂だと思う。
(実は数年前にこの曲を聴いて以来、脳内にこびりついて離れないイメージがあったりします。
そのうち何らかの形で描けたらいいなと思っています)
最後に、大きいものを歌ったシリーズということで「さよならDINO」「NANUK」。
NANUKはいいなー、ホッキョクグマの歌だけどあったかくて好きです。
浩子さんの曲でダントツにおすすめしたい曲。興味のある方はぜひ聴いてみてください。
アンコールは「銀河通信」と、現在ラジオ深夜便でオンエア中の「同じ月を見ている」でした。
この2曲を並べて歌うことになったのは、実は理由があるそうです(笑)。
浩子さんがTwitterで自分情報を検索していたら
“新曲の「同じ月を見ている」は「銀河通信」とどこが違うんだ”というツイートを見つけたそうで
「今日は聴き比べてみてください♪」とのことでした。
…実はわたし、「同じ月を見ている」はラジオ深夜便で聴いていないのです(^ ^)CDも買ってない。
なぜかというと、時期的に今回のコンサートで絶対歌ってくれるだろうと確信していたので
それならまずは生演奏で聴いてみよう!と思って事前に何もせず行ったのでした。
…結果。
大正解!!生で良かった!!(当社比)
あとでCDを買ってゆっくり聴きたいと思います♪
そして、ダブルアンコールは(拍手しすぎて手が真っ赤になっちゃった^ ^;)、
浩子さんのピアノソロで「意味無しアリス」。
「今回白い曲が続いてるし、黒で終わるのもアレだし、だから白でも、黒でもない、灰赤紫…?」
という幕切れを目論んだらしい。
大丈夫よ浩子さん、言わんとすることはわかるよ!
浩子さんの気の遣い方ってほどよくズレていて好きです。なんか、ホッとするというか(笑)。
しかし公爵夫人って、本当にこの歌詞のままの人物だよな…。
原作の児童文学でもアリスの話を全然聞かないし、
何か言っても違う答えを返してくるし、自分の赤ちゃんにブタって言うし。
(かといって、べつにアリスは公爵夫人の頭を持って鍋にぶちこんで煮たりはしないけれども)
フリートークも相変わらずのふわふわっぷりで楽しかったです。
ポプコンで歌を披露したときに「グランプリはわたしだ」と確信していたとか(実際は入選)、
最初はライブでお客さんが怖かったけど「失敗しても死ぬわけじゃないし」と開き直ってからは
お客さんの方を向いてしゃべらないと落ち着かないとか、
バブルの頃はスタジオを長期間借りられたとか、
ラジオやってた頃は声を高めにしてキャラも明るくしていて大変だったとか、
最近はインタビューで「40周年ですがいかがですか」って聞かれるけどよくわかんないとか。。
浩子さんとしては、初めて曲を作った少女の頃から
いつの間にかここまでやって来た感の方が強いそうです。気づいたら40年経ってた、みたいな。
年を取った感覚もそこまで強くないらしい。
「よく考えたら実際のおじいちゃんおばあちゃんたちでも
“わし”とか“~じゃ”とか、昔話みたいな言葉遣いしてる人はいないし、
みんな、そのまんまで大人になったり年を重ねていけばいいと思います」とおっしゃって
うんうん…って思った。
…で、コンサートに参加した人がみんなブログやtwitterに書いてることですが(^ ^;)。
(さっき検索してたら新聞記事にもなってた)
浩子さんはデビューしたばかりの頃に某評論家から
“もう少し年相応の歌を歌ったら。メルヘンババァになりたいなら別として”と書かれたそうで
「お陰様で、なりましたよ!」なんて言うから会場大爆笑!!
誰だそんな評論書いたの、お陰で浩子さんが本当にそうなっちゃったじゃないか(笑)。
最高です。この人どこまで少女なんだ。ついていきますこれからも☆
(ところで会場にいた人で、浩子さんみたいなメルヘンババァになりたいと思った方いませんでしたか。
わたしは思いました)
浩子さんは年内もソロコンサートでお忙しいそうで(オールリクエスト行きたいなー)、
来年にはROLLYさんとのコラボライブまで決まっているそうな。
ちょ、待っ、やるのか、あれを…!?
どんなビジュアルになるのか想像つくようなつかないような、想像するのが怖いような(笑)。
※クリックで大きくなります
「貫之1111首」歌合編その26。25はこちら。
友則の昇進と貫之の異動を合わせて、昼間からわいのわいのとお祝い宴会です。
忠岑「おめでとうございまーす☆」
友則「ありがとう~」
忠岑「中務省とか超あこがれだわー。遊びに行っていいすか?」
友則「うん」
忠岑「やったぜ!貫之、おまえんとこは?」
貫之「"降りぬとていたくな侘びそ春雨の ただにやむべきものならなくに"」
忠岑「ンだよ冷てぇな、ケチケチすんなや」
躬恒「絶対ゆっきーのとこ襲撃しようね、岑ちゃん」
貫之「好きにしろ」
忠岑・躬恒「するー☆」
要はバカ騒ぎする理由が欲しいだけだったりする人たち(笑)。
※クリックで大きくなります
夕方。貫之が帰宅すると、萩の花は閉じていました。
貫之「…もうそんな時期だったか」
一子「3週ってあっという間よねぇ」
貫之「挨拶できなかったな」
一子「また来年会えるでしょ。あ、そうだ、伝言。『次回会うまでに出世しといてね』だって」
貫之「あいつ…。他に言うことねぇのかよ」
一子「またひとつ重圧ね」
来年までしばしのお別れ。898年の秋もそろそろ終わりです。
歌合編は、ここで一区切りといたします。
この後は、紀貫之の人生で最大の仕事である古今和歌集編纂編に入ります。
まとめられたら描き始めようと思います。
見てくださった方々ありがとうございました(^ ^)☆
「谷山浩子コンサート ~デビュー40周年大感謝祭~」に行ってきました♪
かれこれ3時間の長丁場でしたけど、
ひさびさに広いホールで生演奏をたっぷり聴けて大満足&疲れ知らずです。
うおお超楽しかった元気出たー!!ヽ(≧▽≦)ノ
コンサートは夕方5時に開演。浩子さんはピンクと赤のお洋服に身を包んでご登場。
まずは7歳の時に初めて作った曲「ほしのよる」、10歳で作った「クリスマスツリー」、
14歳で作った「天使のつぶやき」などを
シンガーソングライターを目指した頃のトークを混ぜながら、弾き語りで披露してくださいました。
「クリスマスツリー」は浩子さん曰く、
「わたしの唯一のクリスマスソングにして、クリスマスなのに諸行無常を歌っている曲」だそう(笑)。
クリスマスに着飾ったツリーが翌日には忘れられてしまうという歌で、
何となくアンデルセン童話の『もみの木』みたいだなって思った。そうかあれも諸行無常か(違)。
「天使のつぶやき」は「諸行無常がさらに進んだ曲」とのことでしたが
うん、聴き比べるとわかります。確かに進んでいました( ̄▽ ̄)。
(しかも14歳とか、厨二病まっただ中だしねー)
続いて、ポプコン予選大会で入選した曲「お早うございますの帽子屋さん」、
山川恵津子さんのシンセで「カントリーガール」、
谷山さんのピアノと山川さんのピアニカで「ねこの森には帰れない」が披露された後で
いよいよ、浩子さんのコンサートに欠かせないお2人、石井AQさんと斎藤ネコさんのご登場♪
4人で「たんぽぽ食べて」をやってくれたのですが、これがすごかった!
生演奏であるという効果も手伝って、かなりどぎつい空間が演出されていました(笑)。
ネコさんのバイオリンが猛り狂っていたな…上がって、下がって、また上がってた。必見。
照明も赤と黄色と黒が会場をぐるんぐるん回っていてどぎつさ5割増でした。
面白かった。圧倒。
ってか、久し振りに聴きましたけどもやっぱり黒い歌ですなぁ、たんぽぽ食べて(笑)。
そして、NHKみんなのうたの「恋するニワトリ」「まっくら森の歌」。
「まっくら森~」は人生で一番最初に聴いた浩子さんソングなので思い入れがありますねー。
アウトロがピアノソロであるところもお気に入りだったりします♪(←ピアノ大好き人間)
みんなのうたのアニメーションも大好きだったなぁ、本橋靖昭氏…。
で、これ気づいた人いるかな、「まっくら森~」を歌う浩子さんとグランドピアノの影が
ホール右側の壁にでーっかく投影されていました!
(たぶん浩子さんの隣に置かれていた照明の向きのせいだと思う)
「おおぉでっけー」とか、ひとりで感動しておりました☆
『まっくら森』の絵本に出てくるまっくらさんみたいでしたな。予期せぬ照明効果。
そして、オールナイトニッポンのテーマ曲だった「てんぷら★さんらいず」と
「風になれ~みどりのために~」から、「ドッペル玄関」へ。
特に「ドッペル玄関」を演奏する石井AQさんが楽しそうでした☆
よっぽど思い入れあるんだなぁ。
(どうでもいいけど「ドッペル玄関」はDVD『うたのえほん』のイメージが頭から離れません。。
もうさーお台場と東京湾とレインボーブリッジ借り切って
「ドッペル玄関」のプロジェクションマッピングやろうぜ!宇宙人の襲来っぽく!笑)
休憩を挟んで第2部に入って、演奏メンバーもドラムやギターが加わって8人に増えたところで
「王国」が始まったわけですけども。
もう、もうね、すごかった!2部は最初からクライマックスだったよ!!
(しかし悲しいですねぇ、イントロで王国だとわかってしまうこの耳が… ̄▽ ̄)
曲のモチーフが『ゲド戦記 こわれた腕環』であることは浩子さんが何度か口にしているけれども
生演奏で聴くと、あのアチュアンの世界観がシンセの音で会場内に構成されていくようで
ドキドキしてしまいました。。
照明も、青と白のライトがゆらゆら揺れて、深い海か闇の底のような演出になっていて雰囲気あった。
これはライブだからこそ味わえる演出ですね。
あと、この曲はラストに男性ボーカルが入っているのですが
今回はギターの古川さんが素敵ヴォイスで歌っていらっしゃいました。
古川さんいいお声だな…そういえば原曲は誰が歌ってたんだっけ…?と思って、
帰宅してから「王国」が収録されているアルバム『歪んだ王国』を引っ張り出してきて
歌詞カードを確認してみたら綾辻行人氏だった。。
そうだったそうだった、「王国」のオリジナルは綾辻氏の歌声が聴ける曲なのだった。
(ちなみに綾辻氏は同アルバムに収録されている「時計館の殺人」の作詞者でもある)
「海の時間」「ひとりでお帰り」「カイの迷宮」(ネコさんのバイオリンが唸っていた)
「さよならのかわりに」(伴奏が古川さんのアコギ1本だった)、「電波塔の少年」ときて
「よその子」がきました!うわあああ大好きだーー☆
物語調の歌で、宇宙の子どもが街を彷徨い歩いてやがて丘にたどりつく歌。
ゆさ的励ましソングのひとつだったりします。ゆるゆると励まされる歌だと思う。
大いに盛り上がったBパートの間奏が終わってふっ……とピアノソロになるところで
照明もふっと消えて、ステージのバックに無数の光がきらめいて星空が出現する演出があった!
あれはすばらしかったです。
でもやっぱり「丘の上から見下ろす街の ひとつの家の窓が開いた
やがてまたひとつ そしてまたひとつ 次々と窓が開いた
ここから見えるすべての家の すべての人の幸せを
祈れるくらいに強い心を 強い心を僕は持ちたい」のあたりでじーんとくるよね…。
あのラストパートが「よその子」の真骨頂だと思う。
(実は数年前にこの曲を聴いて以来、脳内にこびりついて離れないイメージがあったりします。
そのうち何らかの形で描けたらいいなと思っています)
最後に、大きいものを歌ったシリーズということで「さよならDINO」「NANUK」。
NANUKはいいなー、ホッキョクグマの歌だけどあったかくて好きです。
浩子さんの曲でダントツにおすすめしたい曲。興味のある方はぜひ聴いてみてください。
アンコールは「銀河通信」と、現在ラジオ深夜便でオンエア中の「同じ月を見ている」でした。
この2曲を並べて歌うことになったのは、実は理由があるそうです(笑)。
浩子さんがTwitterで自分情報を検索していたら
“新曲の「同じ月を見ている」は「銀河通信」とどこが違うんだ”というツイートを見つけたそうで
「今日は聴き比べてみてください♪」とのことでした。
…実はわたし、「同じ月を見ている」はラジオ深夜便で聴いていないのです(^ ^)CDも買ってない。
なぜかというと、時期的に今回のコンサートで絶対歌ってくれるだろうと確信していたので
それならまずは生演奏で聴いてみよう!と思って事前に何もせず行ったのでした。
…結果。
大正解!!生で良かった!!(当社比)
あとでCDを買ってゆっくり聴きたいと思います♪
そして、ダブルアンコールは(拍手しすぎて手が真っ赤になっちゃった^ ^;)、
浩子さんのピアノソロで「意味無しアリス」。
「今回白い曲が続いてるし、黒で終わるのもアレだし、だから白でも、黒でもない、灰赤紫…?」
という幕切れを目論んだらしい。
大丈夫よ浩子さん、言わんとすることはわかるよ!
浩子さんの気の遣い方ってほどよくズレていて好きです。なんか、ホッとするというか(笑)。
しかし公爵夫人って、本当にこの歌詞のままの人物だよな…。
原作の児童文学でもアリスの話を全然聞かないし、
何か言っても違う答えを返してくるし、自分の赤ちゃんにブタって言うし。
(かといって、べつにアリスは公爵夫人の頭を持って鍋にぶちこんで煮たりはしないけれども)
フリートークも相変わらずのふわふわっぷりで楽しかったです。
ポプコンで歌を披露したときに「グランプリはわたしだ」と確信していたとか(実際は入選)、
最初はライブでお客さんが怖かったけど「失敗しても死ぬわけじゃないし」と開き直ってからは
お客さんの方を向いてしゃべらないと落ち着かないとか、
バブルの頃はスタジオを長期間借りられたとか、
ラジオやってた頃は声を高めにしてキャラも明るくしていて大変だったとか、
最近はインタビューで「40周年ですがいかがですか」って聞かれるけどよくわかんないとか。。
浩子さんとしては、初めて曲を作った少女の頃から
いつの間にかここまでやって来た感の方が強いそうです。気づいたら40年経ってた、みたいな。
年を取った感覚もそこまで強くないらしい。
「よく考えたら実際のおじいちゃんおばあちゃんたちでも
“わし”とか“~じゃ”とか、昔話みたいな言葉遣いしてる人はいないし、
みんな、そのまんまで大人になったり年を重ねていけばいいと思います」とおっしゃって
うんうん…って思った。
…で、コンサートに参加した人がみんなブログやtwitterに書いてることですが(^ ^;)。
(さっき検索してたら新聞記事にもなってた)
浩子さんはデビューしたばかりの頃に某評論家から
“もう少し年相応の歌を歌ったら。メルヘンババァになりたいなら別として”と書かれたそうで
「お陰様で、なりましたよ!」なんて言うから会場大爆笑!!
誰だそんな評論書いたの、お陰で浩子さんが本当にそうなっちゃったじゃないか(笑)。
最高です。この人どこまで少女なんだ。ついていきますこれからも☆
(ところで会場にいた人で、浩子さんみたいなメルヘンババァになりたいと思った方いませんでしたか。
わたしは思いました)
浩子さんは年内もソロコンサートでお忙しいそうで(オールリクエスト行きたいなー)、
来年にはROLLYさんとのコラボライブまで決まっているそうな。
ちょ、待っ、やるのか、あれを…!?
どんなビジュアルになるのか想像つくようなつかないような、想像するのが怖いような(笑)。

「貫之1111首」歌合編その26。25はこちら。
友則の昇進と貫之の異動を合わせて、昼間からわいのわいのとお祝い宴会です。
忠岑「おめでとうございまーす☆」
友則「ありがとう~」
忠岑「中務省とか超あこがれだわー。遊びに行っていいすか?」
友則「うん」
忠岑「やったぜ!貫之、おまえんとこは?」
貫之「"降りぬとていたくな侘びそ春雨の ただにやむべきものならなくに"」
忠岑「ンだよ冷てぇな、ケチケチすんなや」
躬恒「絶対ゆっきーのとこ襲撃しようね、岑ちゃん」
貫之「好きにしろ」
忠岑・躬恒「するー☆」
要はバカ騒ぎする理由が欲しいだけだったりする人たち(笑)。

夕方。貫之が帰宅すると、萩の花は閉じていました。
貫之「…もうそんな時期だったか」
一子「3週ってあっという間よねぇ」
貫之「挨拶できなかったな」
一子「また来年会えるでしょ。あ、そうだ、伝言。『次回会うまでに出世しといてね』だって」
貫之「あいつ…。他に言うことねぇのかよ」
一子「またひとつ重圧ね」
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歌合編は、ここで一区切りといたします。
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