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大河ドラマ『平清盛』が本日最終回でした。
はあぁぁ…とうとう終わってしまったなあ、はあ。。
1回目をBSで見て放心状態になって、2回目を地上波で見たら落ち着いていたせいか号泣した。
平家の人々が次々に消えていくくだりで涙腺決壊ですよ、やだやだみんな死んじゃやだあああ。
ラスト2ヶ月は毎週平家物語だったので嬉しい反面切なかったりもしました。
あーわたしはやっぱり源平がものすごく好きなんだな…。

脚本、人物、美術、音楽、すべてがエネルギッシュで毎回楽しみでした。
何もかもが最高の布陣であった…これが泣かずに見られるものか。
しかもこのドラマは「たくましい平安」という、
わたしにとってたいへんツボな描き方をしてくださっていたので
そういう意味でも終わってしまって淋しいです。
源氏vs平氏という単純な構図ではなくて、源氏と平氏がそれぞれ何をしていたか。
清盛を愛し、反発し、尊敬し、相容れず、目標とし、真っ向から刃向かい、さわらぬ神にと避ける、
そんな色んな人たちがいて、誰一人おなじことを考えていなくて
いや考えが重なる部分もあるんだけど
みんなどこかちょっと自分勝手で、ちょっと野望があって、ちょっと本音と違うことも言ったりする。
日常は細かく穏やかに、政争は生々しくリアルに、芸術は徹底して雅に、戦争はダイナミックに容赦なく描く。
「800年前の現代劇」というか、ライブ感があって、体温があった。
群像劇ということであらゆる人の視点で描かれてもいましたしね。
誰に視点を置くかで全然別の物語になるとかツボすぎる。たぎる。やばい。

1話で中井貴一氏演じるおとん無双にノックアウトされてから視聴決定。
玉木くんの義朝にしびれまくり、ふじっきー西行に大爆笑し、
為朝のチートっぷりにびびりまくり、盛国の一歩下がってついていきます感に萌えて、
鳥羽たん崇徳たんに至ってはぶっとんでないと面白く感じなくなってしまう始末。
特に崇徳たんの演技は凄まじかった。井浦さんがなりきっていた。
待賢門院と堀河局の美人コンビが素敵でした。
2人が並んでるシーンでいつも、あなた方あと5分くらいそうしててくださいって思ってた。
ごっしーと滋子夫婦の見た目ちぐはぐで心意気がそっくりっていうの、良かったなあ。
というかごっしーは何もそこまでやらなくていいよっていうくらい松田くんがノリノリでさ…はあぁ。
時子は源氏物語をつぶやいていた頃はとてもかわいくて、
話が進むにつれてどんどん演技が深くなって壇ノ浦では最高潮だった!平家のおかんだった!(号泣)
政子さんも最初は恋する女性だったのが、どんどん凛々しく勇ましくなっていった。かっこよす。
重盛と宗盛の対比も露骨で良かったです。
窪田くんはすごい、「平家の生真面目天使」だった従来の重盛像を掘り下げてくれました。
石黒くん宗盛の、バカっぽいけどバカでは終わらなかった意地にも拍手。
禿をしっかり描いてくれたのも嬉しかったですね~。
羅刹が最終回で「祇園精舎の鐘の声~」とか語りながら琵琶を奏でていて泣けた。
信西はフェアリーだった頃が好きでした。入道になってからも好きだけど。
頼長さんと兼実さんは「麻呂」っぽさが爆発していて毎回笑いをこらえるのが大変でした。
もうー2人とも伝説の人になってしまえばいいのよー。
(しかし頼長の趣味のシーンは予想外に具体的であった…現場は淡々と撮影したらしいけども。
さすがです耕史さん)

頼朝と義経兄弟の微妙な距離感がとても良かったです。
義経と弁慶のアニキと弟(アニキ=義経、弟=弁慶です)っぷりもすごく良かったです。
まさか平家ドラマで腰越状が出るとは思わなかった。弁慶の立ち往生が出るとも思わなかった。
ってか、かみっきーと青木さんコンビで衣川とかツボすぎるだろ…しかも予想以上に壮絶でした…。
義経が首を切って死ぬのは切腹がまだなかったからで、あの頃の武士はああやって死ぬんだよね。
(タッキーの義経は光になって封神されたけど)
かみっきーは良い役者さんになりましたね。これからもなっていくね、きっと。

松山ケンイチ氏の清盛は泥臭く這い上がる感が良かったですねえ。
最初はこれ大丈夫だろうか、視聴者の共感を得られるかなって正直思ってましたが
見続けていくうちにああ、そういう人物造形ではないのだなと思い至りました。
「視聴者目線の清盛」ではなく「やると決めたことをやる清盛」だったのだなと。
劇中でもテレビの外にも、共感してくれる人と、それちょっと違うでしょと言う人がいて
その部分もリアルだなぁと思った。
清盛がどういう思いを持って生きていたのかを、髪を剃り体重を増やしてまで
まさに全力でしがみつきながら演じてくれた松山くん、本当に本当にお疲れさまでした。
(ちなみに彼はオールアップ後に「まだまだです。初めから演じ直したい」と言っている)
あ、息子役の窪田くんと石黒くんは松山くんの清盛を語るとき「父上」って言っていて
それがすごく好きでした。仲良しファミリーめ!!

ラストシーン!まさかの小兎丸!まさかの倭寇ラスト!!(爆笑)
もう笑いが止まりませんでしたよ。おとんに似てきたねぇちびうさ!
桃李を演じていたのは柊瑠美ちゃんですな、おかあさん役ですよ、うわああ立派になってええ!
そしてラストカットは頼朝が1話で言った
「平清盛なくして武士の世は来なかった」のセリフで終わるとかマジ号泣。
波の下の都の撮影場所は江ノ島水族館だそうですがそんなんどうでもいいです…万感の思いや…。
(ちなみに制作側では当初から「波の下の都」で終わりにすると決めていたそうな)

心残りは平六代が出てこなかったことかな…。
あまり知られていないけれど、平家物語は清盛の曾孫である平六代が斬られて
「平家の子孫は永く絶えにけり」という一文で終わるのです。
歴代の平家ドラマを見ても、六代が出てきたドラマってないような気がする…なんででしょうね。
源義仲と熊谷直実と平敦盛も出なかったですね。無理かもとは思っていましたけど。
でも、ダメかもしれないと諦めていた藤原俊成が出てくれたからいいの~☆


坂東玉三郎氏も高く評価していましたが、美術さんの衣装や背景が毎回眼福でした。マジ職人。
山門ひとつとっても、今にも倒れそう感を出すために土を運んだり水たまりを作っちゃう心意気。
衣装にストーンウォッシュかけてエイジングとか初めて聞きましたよ…。
わたしあれ聞いてああこのドラマスタッフはちゃんとわかってる、本気だと思った。
音楽はオープニングテーマのピアノとフルートとティンパニーが大好きでした。
こんなに惚れ込んだ大河OPは初めてです。
あと、タルカスね。やつは、手強い。

SNS上でも大変楽しませてくれたドラマでした。
公式twitterさんが毎週欠かすことなく、見どころや時代背景やイベント情報をツイートしてくれて
俳優さんからのメッセージやスタッフさんの裏話も聴けるのがいつも楽しみでした。
パブリックビューイングは行けなかったけど、銀座の盛絵展平清盛ナイトは行けたし
twitterというエアお茶の間で実況中継しながら@nhk_kiyomoriフォロワーの人々と
一緒になって盛り上がったなあ。
特に大河botさん方の解説やパロディツイートやbot同士の高度なネタ会話が見事でした。
今年の大河は彼らの存在なしでは語れません。
もう #kiyomori ハッシュタグを使うこともないのか…そうか、そうなのか。


知盛が入水する時のセリフじゃないけど、「見るべき程の事をば見」たなあ…感無量です。
俳優のみなさま、大河ドラマスタッフのみなさま、大河人物botはじめ実況者のみなさま、
1年間本当にお疲れさまでした!
スタッフにありがとう2012年大河にさようなら、そしてすべての源平ファンにおめでとう!!

DVD買わねば。


海の向こう、空の果て。※クリックで大きくなります
清盛と福原の海。
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