着るアート。
ブロとものkanayanoさんと一緒に、千葉市美術館の「kimono Beauty」展を見てきました♪
お江戸中期の着物から近現代の着物まで、刺繍から染め物、写実から幾何学デザインまで
様々な形・柄の着物や帯がありましたよ!
どれも芸術品だった。
ああやっぱりわたし着物好きだわ。見るのも、着るのも、着た人を見るのも好きだわ。
ボストン美術館から里帰りしてきたビゲローのコレクション展示はほぼ江戸時代の着物で、
結婚式に着る打掛が多かったです。
梅の木が全身を覆うように刺繍された着物に圧倒されました。
着物の裾から木が生えているみたいでした。すごいダイナミックデザイン…。
尾形光琳や狩野山雪の梅図を連想させるような、大きな梅だった。
(小さな梅を無数に刺繍した着物もあって、そっちは写実的だったから応挙っぽかった)
武家の女性たちの着物は青海波、几帳、源氏物語の一場面など
平安時代を連想する模様が多く見受けられました。
お江戸は出版流通がさかんで王朝物語を読んでいた人もたくさんいただろうから、
こういう模様が流行したのかもしれませんね。
そして単衣も豪華。刺繍をたっぷりほどこしたものや、ほとんどスケルトンの夏着物。胸熱。
町人女性の着物は味わい深かったですねぇ。
江戸の町人にとっては袖や裾や裏地など、見えない部分に少しだけ手をかけるのが「粋」だったので
模様そのものは素朴でも技術には目を見張るものがあります。
ほんの少しの刺繍に金糸や銀糸使ってみたり、宝石のような飾りをつけたり。
(当時は衣装比べなんてイベントもあったくらいだし)
で、文明開化の時代になると洋服の影響も受けて
バラとかチューリップとか、それまでになかった柄も出てきて
染め物の技術も発達してくるから大きくプリントできるようになっていくのですね。
ヨットが海に浮かぶ風景を裾いっぱいに描いた着物にびっくりした。
あれ実際に着たらどういう雰囲気になるんだろう…。
あと、この時代のコーディネートはヒールと合わせたり、フリルやリボンもついたりして
モダン度がぐっと増していると思う。
で、さらに時代を下ると幾何学模様と写実がごっちゃになった模様とかが出てきます。
菊や椿、梅、撫子、杜若などの、写実的な花のハンコを全身にぽこぽこ押したみたいのとか、
アール・デコ調の幾何学的な模様をずらりと並べたような柄ですね。
このあたりは現代の着物とほぼ同じ印象だな…。
須坂クラシック美術館の銘仙もいくつかありました。
いっときはマダムやお嬢様から女中さんまで、ほぼ日本中の女性が着ていたというほど
爆発的に売れていた日常着ですねえ。
線対称とかプリント柄とか、強烈なデザイン性に富んだ着物が多かったです。
どれも超オシャレでした。もしわたしが当時の人だったら百貨店のバーゲンで買い占めちゃうよ!
(そして銘仙と聞くと、彩の国民としては秩父銘仙を思い出さないわけにはいかない)
ただ、婚礼用の打掛や振袖は江戸時代とそんなに変わらず手が込んでいたなあ。
かんざしや笄、帯もたくさんありました。
3匹の龍がからみあう帯と、革本がプリントされた帯と、
海賊船のような帆船模様の帯を見ていたら欲しくなってしまった♪
うあーこういうのどこかに売ってないかなあ。
きものの図案もありまして(高島屋が受注していたやつ)、
王朝の風景とか薬玉とか、高貴な模様が多かったです。
当時の人もこれを見ながら完成予想図を想像して胸ときめかせるなどしたのだろうか。
和服の柄って本当に豊富だよな…。わたしゃ花か、ちょうちょか、鬼か。
あ、子ども用の着物もいくつかありました。どれもちいちゃかった。
これらを着て家の庭を走り回るお子さまを想像するとたまらんね!かわいいね!
わたしも普段着物ユーザーのはしくれなので
和服に関わる職人さんの技は高度だと頭ではわかっているつもりなのですが、
改めて見せられると、やはりすごい。
特に刺繍のみごとさに惚れ惚れしました……(*´ω`*)ふつくしい、すばらしい。
花や景色を刺繍するとなると立体感も必要になるわけで、
(糸の色の濃淡でそれが出せるのですが)どうやってその微妙な位置にその色持ってこれんの…と
途方にくれることもありました。
手間暇かけて仕立てられた着物が高価なのは相応の理由があるのですよね。
(映画『千と千尋の神隠し』にかぶれていた頃に、ピンクの布を洋裁屋さんで買ってきて
手縫いで水干を一着仕立ててみた経験があるのですが、
特に刺繍もしなかったのにあの手間は何だったの…と今思い出しても思います。難しかった。
和裁師さんはすごい)
師宣、歌麿、清長、北斎、英泉、重政ほか、当時の風俗を描いた絵本や巻物も展示されていました。
西川祐信&鈴木春信師弟の絵本がそれぞれ並べられていましたよー。
きゃー師弟共演おめでとう!
祐信の描く女性はふくよかで包容力が感じられますけれども、春信は可憐な女性を描きますよね。
2人とも古典オタクだからか、絵の中に和歌も入れられていました。
好きなものが同じで気も合う、似た者師弟だったのだな。キュン。
そして祐信の肉筆「四季風俗図巻」もありましたよ!
ひゃーーっ肉筆に会えるとは思わなんだ。
雪がどっさり積もった、とあるお屋敷(たぶん京都)の冬の日常の部分が広げられていました。
庭で雪合戦をするお嬢さんたちの晴れ着、赤とかピンクとか、明るくてステキだったなあ。
屋根の猫がかわいい。

立体展示もあります。ここのゾーンだけ撮影OKでした。(フラッシュ撮影は×)
広げて展示されている着物もいいですが、
こうして展示してくださると、人が着るとこうなるんだってイメージできて
よりワクワクしてきますね~。

右側の着物の帯の模様が、六花亭のバターサンドのパッケージに見えて仕方なかった←
大好きです六花亭…。
真ん中の着物の黒帯は色とりどりの鳥の羽模様ですよ~。
同時開催の「文人画再発見!」では、
主に池大雅&玉瀾夫婦にキャッキャウフフしてきました。
大雅の絵からは相変わらずマイナスイオンを感じる…(´∀`)。
達磨も李白も、大雅が描くとほんわか人物になりますね。
玉瀾の「蘭図」は、扇子に墨一色で蘭の花が描かれているのですけども
花をそのまま写し取るのではなくて、するすると引いた線だけで描かれていて
全体の造形を見て初めて「蘭」とわかる、そんな感じでした。
すばらしいバランス感覚だな、玉瀾…。
頼山陽が著書の中で、仲良く並んで一緒に絵を描く池夫婦の姿を絵にしていますけれども
2人の絵を見ると何から何まで似通っていてそこがとても微笑ましい。
個人的には、大雅は文人らしく渋めの色塗りだけど玉瀾は明るい色で画面を作ってるなって思う。
確か夫婦合作もどこかにあったよねー。
岡本秋暉の花鳥図が、華やかなんだけど渋くて、ああ文人の描く絵だなと。
南蘋や南蘋派に学んだ人はだいたいこういう色遣いをしますねぇ。
あと牡丹を大きく美しく描くことが多い。
そして酒井抱一…姫路藩主の弟で光琳のファンで狂歌連が好きで遊びもうまくて(つまりプリンス)、
俗っぽい表現の中でも雅さを忘れないタッチが大好きだコノヤロウ!!
…しかし、しかし、本当のクライマックスはミュージアムショップで待っていました。。
こんなことになると誰が予想できたでしょうか。いやできぬ。
いつものようにショップを物色していただけですよ。
特に何を買うこともないだろうと思っていたのにですよ。
うっかり品台の上に『画本虫撰』(喜多川歌麿筆)の豆本を見つけたときの、
そしてその巻末に鳥山石燕の跋文を見つけたときのわたしの悶えっぷりを想像してください…。
え え え え え え え ゚ ( Д ) ゚
せ、石燕…歌麿…ぬ…ぬおおおおぉ…ぐあああぁ…!!(封神演義風に)
どどどどどうしよう石燕と歌麿が売られてるとか…まじか…!
もうね、たぎりすぎて心臓の動きおかしくなりました。。ガチで息苦しくなった。

『画本虫撰』は以前に蔦屋重三郎展で本物を見まして、
いいなー欲しいなーでも古書店で買うと高いからなーとか考えつつ現在に至っていたのですが
まさかまさかの復刻版ですよ…しかも豆本とかお得サイズでお手頃価格とか…マジですかっ…!
(奥付を確認したら去年の8月刊だった)
うおおお知らなかった知らなかった、ここで出会えて良かったよーーーーー萌えしぬ!!
なんか、ときめくとか胸キュンとかそういうのじゃないんですよ不意打ちすぎて爆発するかと!
ちょっと待って千葉市美なにこれ。アホか。こんなことがあっていいものでしょうか。
お蔭でさっきまで見てきた着物展の内容が全部頭から吹っ飛んだわ!
(あとでkanayanoさんが一生懸命思い出させてくれました。大感謝)
もはや酔っ払いの千鳥足よろしくヨロヨロとレジに向かい、何とかお財布からお金を出して
豆本を買うことができましたとも…。
ショップに入る前と出た後のゆさは完全に別人でありました。
良かった…おかあさんわたし今日ここ来て良かった…生きてて良かった…!
だってバッグの中に師匠と弟子入れて連れて帰れるんd(ry
kanayanoさんが隣にいるのに完全に1人でテンパって大騒ぎしておりました。
わけわかんなかったよね。マジごめんなさい。
展示を見終えた後は、美術館のレストランでランチにしたのですが
レジでお店の方に「お帽子かぶってハイカラねえ」と有難いお言葉をいただきました☆
お店の方によると、着物の展覧会なので着物姿で来る人が多い中、
着物に帽子をかぶった姿で来店したのはわたしが第1号だったようで…(笑)。
チキンカレーおいしかったです!ごちそう様でした。
おしゃべりしながら電車に揺られて、池袋をぶらぶらした後に竹取百物語で夕ごはんにしました。
以前に行ったアリスのお店の隣にある、コンセプト飲み屋さんです。

お店の入り口!竹林!
コラーゲンたっぷりのふわふわ肉団子入かぼちゃ鍋と、カクテル(ゆさはノンアルコール)で乾杯しました。
身近なことから大きなことまで、尽きることなくくっちゃべること3時間。
いやはや楽しみました。
わたし江戸時代と図書館と部活の話ばっかりしてたような気がするf(^ ^;)。

デザート。リンゴのシブーストに乗った塩アイスがウサギの形しててかわいかった☆
クリックで拍手お返事。↓
皆様いつもありがとうございます(^-^)/☆
お江戸中期の着物から近現代の着物まで、刺繍から染め物、写実から幾何学デザインまで
様々な形・柄の着物や帯がありましたよ!
どれも芸術品だった。
ああやっぱりわたし着物好きだわ。見るのも、着るのも、着た人を見るのも好きだわ。
ボストン美術館から里帰りしてきたビゲローのコレクション展示はほぼ江戸時代の着物で、
結婚式に着る打掛が多かったです。
梅の木が全身を覆うように刺繍された着物に圧倒されました。
着物の裾から木が生えているみたいでした。すごいダイナミックデザイン…。
尾形光琳や狩野山雪の梅図を連想させるような、大きな梅だった。
(小さな梅を無数に刺繍した着物もあって、そっちは写実的だったから応挙っぽかった)
武家の女性たちの着物は青海波、几帳、源氏物語の一場面など
平安時代を連想する模様が多く見受けられました。
お江戸は出版流通がさかんで王朝物語を読んでいた人もたくさんいただろうから、
こういう模様が流行したのかもしれませんね。
そして単衣も豪華。刺繍をたっぷりほどこしたものや、ほとんどスケルトンの夏着物。胸熱。
町人女性の着物は味わい深かったですねぇ。
江戸の町人にとっては袖や裾や裏地など、見えない部分に少しだけ手をかけるのが「粋」だったので
模様そのものは素朴でも技術には目を見張るものがあります。
ほんの少しの刺繍に金糸や銀糸使ってみたり、宝石のような飾りをつけたり。
(当時は衣装比べなんてイベントもあったくらいだし)
で、文明開化の時代になると洋服の影響も受けて
バラとかチューリップとか、それまでになかった柄も出てきて
染め物の技術も発達してくるから大きくプリントできるようになっていくのですね。
ヨットが海に浮かぶ風景を裾いっぱいに描いた着物にびっくりした。
あれ実際に着たらどういう雰囲気になるんだろう…。
あと、この時代のコーディネートはヒールと合わせたり、フリルやリボンもついたりして
モダン度がぐっと増していると思う。
で、さらに時代を下ると幾何学模様と写実がごっちゃになった模様とかが出てきます。
菊や椿、梅、撫子、杜若などの、写実的な花のハンコを全身にぽこぽこ押したみたいのとか、
アール・デコ調の幾何学的な模様をずらりと並べたような柄ですね。
このあたりは現代の着物とほぼ同じ印象だな…。
須坂クラシック美術館の銘仙もいくつかありました。
いっときはマダムやお嬢様から女中さんまで、ほぼ日本中の女性が着ていたというほど
爆発的に売れていた日常着ですねえ。
線対称とかプリント柄とか、強烈なデザイン性に富んだ着物が多かったです。
どれも超オシャレでした。もしわたしが当時の人だったら百貨店のバーゲンで買い占めちゃうよ!
(そして銘仙と聞くと、彩の国民としては秩父銘仙を思い出さないわけにはいかない)
ただ、婚礼用の打掛や振袖は江戸時代とそんなに変わらず手が込んでいたなあ。
かんざしや笄、帯もたくさんありました。
3匹の龍がからみあう帯と、革本がプリントされた帯と、
海賊船のような帆船模様の帯を見ていたら欲しくなってしまった♪
うあーこういうのどこかに売ってないかなあ。
きものの図案もありまして(高島屋が受注していたやつ)、
王朝の風景とか薬玉とか、高貴な模様が多かったです。
当時の人もこれを見ながら完成予想図を想像して胸ときめかせるなどしたのだろうか。
和服の柄って本当に豊富だよな…。わたしゃ花か、ちょうちょか、鬼か。
あ、子ども用の着物もいくつかありました。どれもちいちゃかった。
これらを着て家の庭を走り回るお子さまを想像するとたまらんね!かわいいね!
わたしも普段着物ユーザーのはしくれなので
和服に関わる職人さんの技は高度だと頭ではわかっているつもりなのですが、
改めて見せられると、やはりすごい。
特に刺繍のみごとさに惚れ惚れしました……(*´ω`*)ふつくしい、すばらしい。
花や景色を刺繍するとなると立体感も必要になるわけで、
(糸の色の濃淡でそれが出せるのですが)どうやってその微妙な位置にその色持ってこれんの…と
途方にくれることもありました。
手間暇かけて仕立てられた着物が高価なのは相応の理由があるのですよね。
(映画『千と千尋の神隠し』にかぶれていた頃に、ピンクの布を洋裁屋さんで買ってきて
手縫いで水干を一着仕立ててみた経験があるのですが、
特に刺繍もしなかったのにあの手間は何だったの…と今思い出しても思います。難しかった。
和裁師さんはすごい)
師宣、歌麿、清長、北斎、英泉、重政ほか、当時の風俗を描いた絵本や巻物も展示されていました。
西川祐信&鈴木春信師弟の絵本がそれぞれ並べられていましたよー。
きゃー師弟共演おめでとう!
祐信の描く女性はふくよかで包容力が感じられますけれども、春信は可憐な女性を描きますよね。
2人とも古典オタクだからか、絵の中に和歌も入れられていました。
好きなものが同じで気も合う、似た者師弟だったのだな。キュン。
そして祐信の肉筆「四季風俗図巻」もありましたよ!
ひゃーーっ肉筆に会えるとは思わなんだ。
雪がどっさり積もった、とあるお屋敷(たぶん京都)の冬の日常の部分が広げられていました。
庭で雪合戦をするお嬢さんたちの晴れ着、赤とかピンクとか、明るくてステキだったなあ。
屋根の猫がかわいい。

立体展示もあります。ここのゾーンだけ撮影OKでした。(フラッシュ撮影は×)
広げて展示されている着物もいいですが、
こうして展示してくださると、人が着るとこうなるんだってイメージできて
よりワクワクしてきますね~。

右側の着物の帯の模様が、六花亭のバターサンドのパッケージに見えて仕方なかった←
大好きです六花亭…。
真ん中の着物の黒帯は色とりどりの鳥の羽模様ですよ~。
同時開催の「文人画再発見!」では、
主に池大雅&玉瀾夫婦にキャッキャウフフしてきました。
大雅の絵からは相変わらずマイナスイオンを感じる…(´∀`)。
達磨も李白も、大雅が描くとほんわか人物になりますね。
玉瀾の「蘭図」は、扇子に墨一色で蘭の花が描かれているのですけども
花をそのまま写し取るのではなくて、するすると引いた線だけで描かれていて
全体の造形を見て初めて「蘭」とわかる、そんな感じでした。
すばらしいバランス感覚だな、玉瀾…。
頼山陽が著書の中で、仲良く並んで一緒に絵を描く池夫婦の姿を絵にしていますけれども
2人の絵を見ると何から何まで似通っていてそこがとても微笑ましい。
個人的には、大雅は文人らしく渋めの色塗りだけど玉瀾は明るい色で画面を作ってるなって思う。
確か夫婦合作もどこかにあったよねー。
岡本秋暉の花鳥図が、華やかなんだけど渋くて、ああ文人の描く絵だなと。
南蘋や南蘋派に学んだ人はだいたいこういう色遣いをしますねぇ。
あと牡丹を大きく美しく描くことが多い。
そして酒井抱一…姫路藩主の弟で光琳のファンで狂歌連が好きで遊びもうまくて(つまりプリンス)、
俗っぽい表現の中でも雅さを忘れないタッチが大好きだコノヤロウ!!
…しかし、しかし、本当のクライマックスはミュージアムショップで待っていました。。
こんなことになると誰が予想できたでしょうか。いやできぬ。
いつものようにショップを物色していただけですよ。
特に何を買うこともないだろうと思っていたのにですよ。
うっかり品台の上に『画本虫撰』(喜多川歌麿筆)の豆本を見つけたときの、
そしてその巻末に鳥山石燕の跋文を見つけたときのわたしの悶えっぷりを想像してください…。
え え え え え え え ゚ ( Д ) ゚
せ、石燕…歌麿…ぬ…ぬおおおおぉ…ぐあああぁ…!!(封神演義風に)
どどどどどうしよう石燕と歌麿が売られてるとか…まじか…!
もうね、たぎりすぎて心臓の動きおかしくなりました。。ガチで息苦しくなった。

『画本虫撰』は以前に蔦屋重三郎展で本物を見まして、
いいなー欲しいなーでも古書店で買うと高いからなーとか考えつつ現在に至っていたのですが
まさかまさかの復刻版ですよ…しかも豆本とかお得サイズでお手頃価格とか…マジですかっ…!
(奥付を確認したら去年の8月刊だった)
うおおお知らなかった知らなかった、ここで出会えて良かったよーーーーー萌えしぬ!!
なんか、ときめくとか胸キュンとかそういうのじゃないんですよ不意打ちすぎて爆発するかと!
ちょっと待って千葉市美なにこれ。アホか。こんなことがあっていいものでしょうか。
お蔭でさっきまで見てきた着物展の内容が全部頭から吹っ飛んだわ!
(あとでkanayanoさんが一生懸命思い出させてくれました。大感謝)
もはや酔っ払いの千鳥足よろしくヨロヨロとレジに向かい、何とかお財布からお金を出して
豆本を買うことができましたとも…。
ショップに入る前と出た後のゆさは完全に別人でありました。
良かった…おかあさんわたし今日ここ来て良かった…生きてて良かった…!
だってバッグの中に師匠と弟子入れて連れて帰れるんd(ry
kanayanoさんが隣にいるのに完全に1人でテンパって大騒ぎしておりました。
わけわかんなかったよね。マジごめんなさい。
展示を見終えた後は、美術館のレストランでランチにしたのですが
レジでお店の方に「お帽子かぶってハイカラねえ」と有難いお言葉をいただきました☆
お店の方によると、着物の展覧会なので着物姿で来る人が多い中、
着物に帽子をかぶった姿で来店したのはわたしが第1号だったようで…(笑)。
チキンカレーおいしかったです!ごちそう様でした。
おしゃべりしながら電車に揺られて、池袋をぶらぶらした後に竹取百物語で夕ごはんにしました。
以前に行ったアリスのお店の隣にある、コンセプト飲み屋さんです。

お店の入り口!竹林!
コラーゲンたっぷりのふわふわ肉団子入かぼちゃ鍋と、カクテル(ゆさはノンアルコール)で乾杯しました。
身近なことから大きなことまで、尽きることなくくっちゃべること3時間。
いやはや楽しみました。
わたし江戸時代と図書館と部活の話ばっかりしてたような気がするf(^ ^;)。

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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 ジャンル : 学問・文化・芸術
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