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映画『ミス・ポター』をやっと観ました!
上映中は上映している映画館が近所になくて、DVDも近くのTSUTAYAに置いてなくて
数年前にNHKのBSで放送したのも録り逃して涙目だったのですが、
先週のBS朝日で放送があって、ほぼ直前に気づいて大慌てで録画しました。
うおおおついにおうちで保存できるのね…やったあ!

ピーターラビットの絵本で有名なビアトリクス・ポターの半生を描いた映画です。
ノーマン・ウォーンと協力しながら動物たちの絵本を出版して大人気作家になって、
やがて稼いだお金で湖水地方の土地を買い上げて環境保全につとめるようになるまでの人生が
美しい映像とともに展開してゆきます。
始まって数分もしないうちに「うわあ好みの映画だ…(*´∀`*)」と思い始め、
「こういうの好きだ…ほんとに好きだ…(*´∀`*)」と思って見終わりました。
人生のロードムービーですね。
冒頭で、ビアトリクスが絵を描く手元だけを映した映像が続くのですが
絵の具まみれのパレットとか、試し塗りとか、鉛筆の動きとか、筆バケツの水に色がパッてつくのとか
セリフがなくてもわくわくしてきます。
昔も今も、絵を描く作業ってこんなにわくわくするんだ…!というのを、あらためて感じました。
今との違いはペンタブ使うか筆使うかの違いだよ!

最初から最後までイギリスの香りがたちこめていたのも感動。
わたしイギリスの映画やドラマはあまり見ない方なのですが
(ポワロやミス・マープルのドラマは好きだけど)、
スッスッと進むストーリー展開とか、中流階級の豪奢なドレスとか髪型とか
馬車とかティータイムとかクリスマス・パーティなどなど
久しぶりに「イギリスっぽさ」をまんべんなく味わえて楽しかったです。
資産家のお家ってなぜあんなにドールハウスっぽいのだ…。
家具も何もかもかわいすぎるではないか~~ときめいてしまうではないか~~。
(去年NHKで放送されていたドラマ「SHERLOCK」もイギリスのお国柄が全面的に出ていて好みです。
ブラックジョークがドン引きするレベル。新シリーズの放映まだかなあ)

ビアトリクス役のレニー・ゼルウィガーさん、笑顔がステキな俳優さんですね。
(ブリジット・ジョーンズの日記は見ていないけど興味湧いてきました)
わたしは、頭がよくて行動力もあって、自分の仕事に自信を持っていて
思いこんだら行くを地でいくビアトリクスをずっと見てみたかったので
ものの見事に演じてくれて嬉しいです。
絵の動物たちを見つめる眼差しがやさしい。
動物たちはビアトリクスにだけは動いて見えるのですが(このアニメーションが秀逸!)、
実際に動いたらこんなだろうな、楽しいなあと思いました。
ピーターに話しかけながら描くのも素敵でした。絵描きならよくやる行動。
「ピーター!動いちゃダメでしょ!」って、本気で叱っていて笑った(笑)。
(だから後半で動物たちが画用紙から逃げ出していくシーンは背筋が凍りつくほど怖かった)
初めての絵本を出版することになったとき、
出版社からの帰り道で馬車の窓をあけて風を感じるシーンが良かったです。
あのシーンのロケ地はハイドパークだそうな…!なんてこったあこがれのハイドパーク!
あんなに広い公園なのですね。行きたいよう。

ノーマン役のユアン・マクレガーが、か わ い い。
普段はオドオドきょときょとしていて、お母さんに頭が上がらないヘタレ君ですが
絵本の仕事の話になると途端に顔を輝かせて語りだすのね。
ビアトリクスの絵を一目で気に入って、印刷コストを下げて安く売るのを提案して
でもカラー印刷には手を抜かないの。かっこいいです。
何よりビアトリクスと一緒に仕事ができるのが嬉しくてたまらないって感じに
始終幸せそうに笑ってばかりでしたねえ。
うおおおユアンかわいいよー!
(『スター・ウォーズ』のオビワン役が全然笑う暇もなかった反動ですかと
突っ込みたくなりました・笑)
クリスマス・パーティでビアトリクスからYesとささやかれたときに
一瞬、ほんの一瞬だけ、わっと泣きそうな顔をするんですが
それ以上にめちゃくちゃ嬉しそうでね(*´ω`*)。
マジで泣くかと思ったよ!ユアンこんな顔できるんだかっわいいーーって胸キュンでした。

駅でビアトリクスとノーマンが別れるシーンは、もうこれきりだと知っているので切なかったです…。
こういうのがノンフィクション映画のシビアなところですね。

ノーマンの姉ミリーがやさしい人で泣けました。
ビアトリクスのよき相談相手で、ビアトリクスもミリーが好きで、気持ち良い信頼関係でした。
「愛する人が幸せになるのが、私の幸せ」は名言ですおねえさま。
演じたエミリー・ワトソンさん、目がとても印象的な俳優さんで、どこかで見たなと思っていたら
『オレンジと太陽』で主演されていた方じゃありませんかー!
そうだったそうだった、映画館でポスター見て思わず釘付けになったあの俳優さんだよ。
宝石のような目とはああいう目のことをいうのかもしれない。
(『オレンジと太陽』そのものは見ていませんが…なかなか観る勇気がわいてこない…)

ノエル君が出ないの何故とか、キノコ研究ェ…とか、絵本の出版の順番がだいぶ違いますよねとか
ビアトリクスのクリスマスといえば『グロースターの仕立て屋』でしょーとか
言いたいことはそれなりにありますが(^ ^;)、
全体的にあたたかな映画だったと思います。
もこもこふわふわなベンジャミン・バニーが出てきてくれたのと、
ビアトリクスが初めて絵本を出すとき、子どもたちがお小遣いで買いやすいようにと
小さなサイズ+低価格での出版を望んでいたのを強調してくれたのは嬉しかったですね。
もともとはビアトリクスがノエル君にプレゼントしたくて、あのサイズになったので。

ロケはイギリス各地で行われたようで、
ビアトリクスが住んでいたヒルトップ農場のある湖水地方でも撮影があったとか。
ヒルトップ農場はいつか行きたい土地ベスト5にランクインしています。いつ行こうかなあ。
余談ですが、そしてロケ地ではありませんがビアトリクス・ポター資料館なるものが
我らが彩の国にあります。→こちら
過去に2度、春とクリスマスの時期に訪れましたが雰囲気あって良かったですよー。
興味のある方はぜひ行ってみてください。

しかし出てくる動物が実写もアニメーションもめっちゃかわいいな、
スタッフに動物好きな人でもいるんだろうかと感心していたら
監督が『ベイブ』のクリス・ヌーナン氏なんですね!
ベイブ大好き~(´▽`)動物わらわらで楽しくて何度も観ました。
吹替えの田中真弓さんの声が超絶キュートで抱きしめたくなります。
田中さんベイブかわいすぎ。見るたびにもえ。
あ、でもアヒルさんはNHK版のが好きでしてな…中の人がばいきんまんでね…ツボでね…ごにょごにょ。



tsurayuki80.jpg※クリックで大きくなります
「貫之1111首」古今集編その24。23はこちら
906年1月。新年の初出勤です。

躬恒「やっと春らしくなってきたねえ」
忠岑「日ごとにあったかくなるしな。あーなんかいいことねえかなあ。ひと仕事したんだぜ、おれたち」
貫之「別にいつもと変わらんだろ」
忠岑「そゆこと言わないっ。いいよなーそっちは仕事も官位もニョキニョキ伸びてなー」
貫之「"ふりぬとていたくな侘びそ春雨の ただにやむべきものならなくに"」
忠岑「ちえ」
躬恒「はいはい、ケンカしなーい」
貫之「…あのさ」
忠岑・躬恒「なに?」
貫之「ちょっと手伝って欲しいことがあるんだけど」

貫之はこの年の2月、越前権少掾に任じられますが遥任(任地に赴かないこと)で済ませています。
御書所の仕事に集中していたのかもしれません。


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5月中に撮影した花の写真が、結構たまってきたのでアップしてみます~。

まずは我が家の上の庭から。
ここがいいの。
石楠花。割と背の高い花です。
他はみんな空に向かって伸びながら花を咲かせているのですが、
この子だけなぜか地べたに這いつくばっていました。
最近は暑い日が続くから日陰で咲きたかったのかもしれない。

色とりどりよ。
箱根空木。
咲いているうちに花の色が薄紅から赤へと変化していく、面白い花です(^ ^)。
木の花なんですけど、お花畑にいるような錯覚があるなあと。

今年はこれがせいいっぱい。
下の庭の芍薬。
去年は満開でしたけれども、今年は疲れちゃったのかポツポツ咲き。

ちなみに連載中のお話に出てくる牡丹ちゃんのモデルはこの花だったりします。
牡丹じゃないけどね。咲き方が毎年一定じゃないあたりが、ね(^ ^;)。

全部で咲かなくってもいいじゃないの。
紫蘭。
開いてるんだか開いてないんだか、この微妙な咲き方がツボ~♪


他にも、うちの庭以外にパチパチした花があるので、いくつかご紹介。
もっさり。
GWの仙台旅行で仙台城址に行ったとき、城址内の護国神社にあった桜の花です。
ものすごく大きな花びらが神社いっぱいにあふれていました。

ひんやり。
鎮魂の泉に落ちていた桜。
水に落ちた花ってきれいだと思う。

……。
さて、これは何でしょう。

じゃーん。
正解はこちら☆
青葉城本丸会館の入口にありました。七夕祭に使われるのかなあ。

ゆるゆると。
平泉旅行で訪れた毛越寺の枝垂桜。ちょうど満開でした☆
桜の向こうに見えるのが本堂です。

☆
星の王子さまパーキングエリアに咲いていたパンジー。
後ろの岩は3つの山の形をしていたから、たぶん、王子さまの星にある火山のイメージだと思います。

花をぼーっと見るのが好きです。癒される。マイナスイオンの力だなあ。


今年の彩の国の5月は、例年より暑かったような気がしています。
熊谷と鳩山と本庄はさっさと報道デビューしたねえ。いつものこと。
(北部がやたら暑かったり、そんな暑い北部にガリガリ君製造工場があったり
番組をつぶしてまでレッズ戦orアルディージャ戦を放送したり
ももクロコンサートを4時間ぶっ通しで放送したりする彩の国がわたしは好きです^ ^)
仕事の担当が変わったせいもあり体力ゲージが常にMAXでした…原因不明のほてりは起こるし。
ぶっちゃけ来月の谷山浩子さんコンサートと、再来月の観劇(時代劇と歌舞伎)が目下の楽しみです♪
歌舞伎は市川猿之助襲名披露公演ですがチケット即日完売したんだよねあれ…。
ようやく取れた席が、舞台に近いんだけど異様に右側なので
一体どんな視界になるのかとってもwktkです。「皆さま左手をご覧ください」的な。的な。


あかり。※クリックで大きくなります
「貫之1111首」古今集編その23。22はこちら
その夜。貫之が満足そうな顔をしていました。
2首をどこに配置するか決めたようです。

一子「決まったの」
貫之「十二巻の恋歌と、十巻の物名に収録する。明日、帝に奏上の文を書く」
一子「そっか」
貫之「……」
一子「……」
貫之「あのさ、一子」
一子「なに」
貫之「花を、増やしていいかな」
一子「どこに」
貫之「牡丹の、となりに」
一子「ふーん。いいよ」
貫之「ありがと」
一子「…また、賑やかになるのかしら」
貫之「やめてくれ。牡丹は1人でじゅうぶんだ」

一子が作っているのは、牡丹ちゃんのための衣です。
春までに作ってあげると、以前に約束したもの。

かお。
国立科学博物館の「江戸人展 からだが語る『大江戸の文化』」に行ってきました。
「人」の展示って何ぞ?と思って、行ってきた人たちの感想をいくつか見てみたら
俄然興味がわいてきたのでいざ出陣。

江戸絵画や文化、風俗などの展示はよく行きますが、江戸考古学展は初めてでwktk。
科博が所蔵する考古資料の中には、江戸時代の遺跡から発掘された頭蓋骨や人骨もあって
今回はそれらとともに江戸の着物、化粧品、髪型、江戸の人を写した写真などを展示して
過去に実際に生きていた人々がどんな姿をしていたのか、どんな生活文化を持っていたのかが
わかるようになっています。
実際に見たら想像以上の面白さで、小さな展示だったにも関わらず1時間以上うろうろしてきました。
ちょっと考古学ハマるかも( ˘∀˘ )。

展示室はこんな感じ↓(フラッシュを焚かなければ撮影OKです)
かお2。
「大江戸の顔」ゾーン。
江戸の人は、身分によって顔つきが違っていたそうです。
右手前が町人女性、左が武家女性、右奥が町人男性、左奥が武家男性の顔をそれぞれ肉付け復元したもの。
頭や目の大きさ、鼻の長さや高さ、歯並びもまるで違います。
ちなみに武家人の方が歯並びが悪かったそうな(;´∀`)。
理由は食事や生活環境の影響とみられますが、
柔らかいものばかり食べているとそうなるんだろうか。それとも噛み合わせの問題?ふむー。
たまには固いもの食べて顎を動かそうかなー、などと自分を顧みたりして。

この後ろに無数の頭蓋骨がずらりと展示されているのですが、町人と武家を見比べてみると
町人は頭が小さくてまんまる、ほぼ四角形の顔してて、歯が茶色。
何より顔の幅が広い!
(テルマエ・ロマエのルシウスが見たら絶対「平たい顔族」って言うと思う)
さすがに皮膚は残っていないので顔色まではわかりませんが、
遊女や芸者でもない限り化粧はほぼしないはずだから、日に焼けてもいたろうな。
逆に武家や大名と呼ばれる人々は顔と顎が細くて、面長で頭でっかち。
いわゆる貴族形質というやつ。
江戸時代はこの貴族形質が「美人」とされたらしいですね。
喜多川歌麿の「寛政の三美人」が一緒に展示されていましたが、
言われてみればあれに描かれている美女たちはみんな貴族形質の顔をしていたわ。
美人図というのは理想でもあるわけだから、そりゃそう描くよねえ。
歌麿の、というか、江戸人の美意識が裏付けされたようで納得。

突発企画:この法則を思いつくままに当てはめてみる。
徳川の将軍たちや大奥の女性や、旗本、御家人、同心の人たちは面長ってわけだ。
大石内蔵助や吉良上野介、水戸黄門、暴れん坊将軍や大岡越前、遠山の金さん、鬼平、中村主水、
平賀源内、鈴木春信、曲亭馬琴、十返舎一九などは面長ってわけだ。
逆に越後屋をはじめ商人、職人、鼠小僧次郎吉、八百屋お七、銭形平次、木枯し紋次郎、髪結い伊左次、
大田南畝、山東京伝、蔦屋重三郎、歌川広重、歌川国芳、市川團十郎、
新選組の試衛館メンバーあたりは平たい顔ってわけだ。
わーなんかイメージそのまんまって人もいるし、ガラッと変わる人もいる(笑)。

そういえばGWの仙台旅行のとき、瑞鳳殿で伊達政宗の復元容貌像を見ましたけれども
今思えば政宗の顔も典型的な貴族形質だったんだな…。
戦でやたら体動かしてるし、汗かいたろうし、町人みたく代謝はよさそうなイメージあるんだけど
やっぱり殿様なのですね。

「20万年前の頭蓋骨もあるんだぞ。少しは敬意を払え!」シャーロック・ホームズ
(BBCドラマ「SHERLOCK」シーズン1第2話より)
いや…全然関係ないけど…ちょっと思い出したので…好きなセリフなので…むにゃ、むにゃ。


ちまっ。
展示室にはこんなパネルがたくさんありました。
科博だから当たり前といえば当たり前なんだけど、すげぇ科学的なパネル(笑)。
江戸の人は日本史上、もっとも身長が低い人たちだったそうです。へえ。

人骨もいくつか展示されていまして(全身の骨がほぼ丸々残っているもの)、
特徴と分析がパネルで説明されていました。
たとえば…。
・女性。胸郭が上がっている。帯をぎゅっときつく締めていたから?
・女性。結核により喉の骨が溶けている。
・女性。ストレス物質が骨に影響している。(ちなみに江戸人の抱えていたストレスは日本史上最高)
・男性。骨が変形し体が傾いている。重たい物を持つなど重労働の人?
・男性。梅毒で頭蓋骨に穴が空いている。(江戸は人口の50%近くが梅毒持ちだったらしい)
・男性。かなりのお年寄りで、歯が一本もない。入れ歯も一緒に見つかった。

骨からこんなに色々わかるんだ!すごい!と目から鱗の連続でした。

そして、ありました。腕や頭に刀傷のある男性の骨。
体中に無数の切り傷があり、辻斬りもしくは相当激しい斬り合いをしたとみられます。
この人がどうしてこうなったかはわかりませんけれども
江戸初期や幕末期にはきっとこんなことがたくさんあったろうな…。
その隣が試し斬りの紹介。
斬ったor刺した跡の残る骸骨と、銘刀(長曾根虎徹)が並んでいました。
試し斬りは知識として知ってはいますが、実際に使われた道具や骨を見るとぞくりとします。
(日本刀の展覧会とかたまに行くけど、誰を斬ったとか書いてある刀って少ないよね。
童子切安綱や鬼切丸は、また別ですが)

ちょっとダークな話になりますけど、江戸時代は処刑された罪人の遺体が
役人によってさらに斬られることが行われていまして、
つまりそれで日本刀の切れ味を確認していたわけですね。
「この刀は重ねた胴体を2つ斬った」とか、堂々と記録していたりする。
うおお怖え。お江戸デスファイルまじ怖ええ。
こういうところが江戸、いえ日本史のすさまじさだなあと思います。
戦国の世あるいはもっと以前から、刀を持つこと、チャンバラや決闘、そして首を取ることが
いかにこの国の人々にとってありふれたことだったか。
お江戸は華やか文化や循環型リサイクル社会と言われますけれども、確かにその通りですけども
一方でこういう風習があったということを、あらためて。
「きれいはきたない、きたないはきれい。闇と汚れの中を飛ぶ」って言ったのは
『マクベス』の魔女だったなあ。

『解体新書』も、復刻版ですが展示がありましたよ~。
お江戸の「からだ」研究書といえばやっぱりこれだよね♪
小田野直武が人体の絵を、外身も中身もすべて、細かく細かく描いた本。
よく考えれば直武もこれらを「見て」描いたわけだよね。玄白の腑分けにつきあったりしたのかな…。
あと、自分で自分をミイラ化(!)した本草学者のミイラ展示も。
実物ではなくCTスキャンの映像展示ですが、脳も内臓もほぼ残っていると確認されているそうです。
どうやってミイラになったかはまだ不明らしいですけど
体内に大量の柿の種が残っており、
種に含まれるタンニンが防腐剤になったのではないか、と推測されていました。
なお、この学者の目的は自分の研究成果を確かめることであって
子孫に「機会があれば掘り出してみなさい」と言い残してもいるそうなので
いわゆる即身仏とはちょっと違うのかもしれません。

面白かったのが、当時の化粧と灯りの展示。
当時のお化粧をした女性の人形が部屋の中にいて、側に行灯がともっていて
蛍光灯を点けたり消したりできて、明るいときと暗いときとで化粧の見え方が違うというもの。
顔を白粉で真っ白にしたのも、唇に少しだけ紅をさすのも
行灯に照らしてみると映えるからだったんだ。
ちゃんと理に適っているのだなあと思いました。

お歯黒、つまり鉄漿のにおいは正直きつかったです…。
そもそも成分が酢酸に鉄を溶かした鉄漿水なので、ものすごい臭いなわけですね。つーんどころじゃない。
江戸の女性たちは夜明け前か家族が家にいないときに、窓を開けるなどして換気対策をとったうえで
歯を染める作業をしていたそうですが、
なるほどこれは納得…スカンクじゃないけど側にいたら確実に卒倒するレベル。
わたしの後ににおいを嗅いだ小学生くらいの子どもたちが
展示物の蓋を開けたとたん「うえっ」と叫んでいて同情した(^ ^;)。
(当日は親子連れが多かったのです)

美麗細工。
紅入れ!
紅の作り方とか紅餅(おもひでぽろぽろを思い出したのは内緒)とか展示してあったけど
もうそんなの無視無視!!(無視すな)
漆に透かし彫りに蒔絵。書物、家紋、鶴亀、花鳥風月~☆
はあぁ江戸細工たまらんね…お江戸の職人さんはやっぱりすごいね…。

町人や武家や遊女の髪型展示もあったのですが。
非常の人。
うおおおお!
この髷は、あれですよ、平賀源内さんの髪型ですよーー!!→こちら
絵では何度も見たけど、立体で見たのは初めて。時代劇や舞台でもほぼ見たことないし。

わたしは浮世絵贔屓ですけど、江戸時代をテーマにした展覧会や時代劇や映画や舞台を見ると
浮世絵に描かれた髪型や着物がどう立体物になるかを見ることができるので
面白くてたまりません☆
同じ髪型でも、髷を大きく作ったり、簪を増やしたり、髪にふくらみを持たせたりと
人によって工夫されてるのも楽しいし。
お絵かきの参考にもなるしね!

それにしてもこの髷のスッキリっぷりはパない。ザ・江戸のアタマって感じ。
江戸の美意識は何事もさっぱりすっきり軽く!だと思っています。てんこ盛りは野暮。

髭剃りと髪結い。
展示の最後の方にあった幕末の江戸を写した写真のコーナーで、
いちばん江戸を感じた写真。

浮世絵は理想の産物だから、粋!かわいい!きれい!いよっ、日本一!和む!ものが多いけど、
写真はただただ現実ですねえ。
展示で見てきた、小さな小さな江戸人たちがたくさん写っていました。
現代と景色は違うけれど、みんな笑って怒って泣いていました。
家族写真とか、ブロマイドとか、お出かけの様子とか、船着き場に仲間で集まって談笑とか、
お父さんが子どもにからまれながら苦笑しているとか、これ現代人でもあるよねえ。
(*´ω`*)

そういえば「国宝指定の写真は一枚もない」と、東博の学芸員さんに以前聞いたことがあります。
重要文化財はあるよね。島津斉彬の写真ね。
ちなみにみんな大好き浮世絵も国宝は一枚もないよ。


いやー本当に見ごたえのある展示でした。眼福、お腹いっぱい。もう食えない。
あの時代に生きていた人の趣味や生活だけではなく、
顔や手や、皮膚、髪、お腹や足を感じ取れるようになった気がします。
彼らがああいう体だったからこんな文化が生まれた、やがて生まれた文化が体にも影響していった、
その繰り返しで「江戸人」という顔や体ができたんだなと。
明るくもあり暗くもある、見習いたいし見習いたくない、すばらしいけど残酷、
などなど、いろいろ考えました。
何より、たった200年前にたくさんの人が本当に生きていたんだ…!と思えたのが
一番ワクワクしたかなあ。
科博のコレクションや研究はすばらしいです。ずっとずっと残して伝えていくべき。

写真コーナーの紹介パネルにヘンリー・ヒュースケン(米総領事館通弁官)の
こんな言葉がありました。
この国の人々の質樸な習俗とともに、その飾りけのなさを私は賛美する。
この国土のゆたかさを見、いたるところに満ちている子どもたちの愉しい笑声を聞き、
そしてどこにも悲惨なものを見いだすことができなかった



いちご~☆
科博のレストランでベリーケーキをいただきました☆
ここに入ったのも初めて。初めて尽くしですね、今日は。



銀世界。※クリックで大きくなります
「貫之1111首」古今集編その22。21はこちら
12月。
貫之が雪見がてら、忠岑と友則が先日詠んだ歌を歌集のどこに配置するか考えていると、
一子が帰ってきました。友則の妻を訪ねてきたところです。

一子「ただいまー」
貫之「おかえり。どうだった」
一子「誰かと話すと気がまぎれるって。躬恒さんの北の方や忠岑さんの北の方もいらしてた。考えることはみんな同じね」
貫之「そうか…」
一子「……」
貫之「……」
一子「決まらないの」
貫之「うーん、難しくてなー」
一子「一度は完成ってけりつけたんだもんねえ」
貫之「そうなんだよ」
一子「でも、入れたいよねえ」
貫之「そうなんだよ」
一子「……」
貫之「いい歌だから、とても」

普段はケンカ腰で忠岑とつきあっている貫之も、忠岑の歌の実力は認めているのでした。
友則の歌については、言わずもがな。

日曜日に、善光寺出開帳@両国回向院に行ってきました☆
1778年、つまり江戸時代に行われ大変な人気を博した行事が230年ぶりに復活ですよ~。
普段は参拝できないお寺の仏様に会えるとくれば行くしかないでしょう。行くよね。
というわけで行ったのでした♪

1778年の出開帳は、当時なかなか参詣できなかった江戸の人々のために行われましたが
2ヶ月で1600万人の参詣があったと太田南畝先生が日記に書き残しているそうです。
リピーターがいたかもしれないけれど、それでも多いよな…(;´∀`)。
(ちなみにこの年、太田南畝は29歳です。ついでに言うと南畝の友達の平賀源内が50歳。
他の文化人は喜多川歌麿が25歳、葛飾北斎が18歳、曲亭馬琴は11歳ですよ!みんな若いわ!)

今年の出開帳は震災供養と復興支援が目的なので、収益は被災地の復興に全額充てられるそうな。




回向院!初めて来ましたよ(^▽^)/
というか、両国駅のこちら側に降りるのがそもそも初めてだったりします。
反対側は江戸博があるからよく行くけど…。


門をくぐり進むと、本堂の前にこんなのが立っています。回向柱ですね。
上部にくくりつけられた綱は、本堂の隣に設けられた念仏堂の中の前立本尊様の手に結ばれています。
柱に触れることで前立本尊との仏縁を結べるようになっています。
今回は陸前高田の杉の木だそうな…。


手前右が念仏堂、奥が本堂です。
ちょっと逆光になってしまいましたけど、回向柱からみょ~んと伸びている綱が
念仏堂の中に引かれているのがおわかりいただけるでしょうか。

写真撮影不可なので中の様子はお伝えできませんが、
この念仏堂の中にいらっしゃるのが、善光寺本尊の分身仏である前立本尊像です。
本尊は絶対秘仏のため非公開となっているので、代わりに出開帳仏としてお出まし、とのこと。
中央に阿弥陀如来・右に観世音菩薩・左に勢至菩薩の無敵トリオ。
そんなに大きくはなかったですが、立ち姿のとても美しい仏さんたちでした。
ばしっとポーズを決める四天王像とか十二神将像には「かっこよすぎるだろー!」ってなるんだけど、
こういう、静かに立つポーズの仏像を前にすると無言になるね…。
何を言っても自分が小さく見える気がします。



念仏堂の2階へ移動~。
回廊には竹と、スワロフスキーの念珠がきらきらと。


念珠1本につき108個のクリスタルが使われているそうです。煩悩か。

ここも写真撮影不可のため中の様子はお伝えできないのですが、
室内には陸前高田市からの仏像がズラリ!
地蔵菩薩立尊、如意輪観音菩薩座像、聖観世音菩薩立像の3柱がお出ましになっていました。
地蔵菩薩さんは大きなお方と小さなお方のペアで、おやこ地蔵とも呼ばれるそうな。
そんなに大きくはないです。子どもの大きさくらいかな。
2柱ともわりと色白。
如意輪観音さんと観世音菩薩さんのお顔が穏やかすぎて和みました。
菩薩でこのお顔だから、悟りを開いて如来になったら
この人たちのお顔どうなっちゃうのかしら。究極の穏やかさがそこにあるのかな。どきどき。
(しかしいつ見ても如意輪さんの「よきにはからえ」ポーズはやばい…。
いい感じに脱力しててこちらもいい感じに肩の力が抜けるような気分になってきます。
さすがに煩悩をぶっこわす法輪をお持ちの仏様だけあって法力すごい…)

お部屋の壁全体には千住博氏の「浄土の滝」襖絵が描かれていて、
より荘厳な雰囲気がかもし出されていました。

如意輪観音さんと観世音菩薩さんは、震災の後に瓦礫の中から発見されたのだそうです。
見つかって良かった。本当に良かったです。

念仏堂の回廊から本堂に入ると、善光寺出品文化財のコーナーが。
聖徳太子像、善光寺縁起絵、釈迦涅槃像、和宮由緒の調度品など、いろいろあったのですが
高村光雲・米原雲海合作の阿吽の金剛力士像が…ガチでやばかった…!
筋骨隆々、風になびく衣、阿像のくわっと開けた口、吽像の仏具を振り上げた手、
地面を踏みしめて立つ足の甲まで筋肉に満ち満ちている!
おいおい、なんだこりゃ、いくらなんでもイケメンだ、かっこよすぎだ!!
このペアがコーナーの入口と出口にいらしたのですけども…しばらく身動き取れなかった。
とても美しかったのと、睨まれている気がしたのとで。
このての仏像には思う存分睨んでいただくのがいいのだよね。一発で邪気とか祓ってくれそう。

そんなこんなで仏教美術をたっぷり堪能したあとは。

お戒壇巡り!
といってもあくまで再現なので、善光寺のように床下の回廊へ入るわけではなかったです。
係の人から「壁にロープが設置されていますのでそれを伝ってお進みください」との説明を受けて中へ。

真っ暗な建物の中に入ると、墨で塗りつぶしたかのような黒が目の前にありました。
いっさい何も見えません。一寸先どころか1ミリ先も闇。あとは壁のロープだけが頼りです。
こわ~!こわ~!とか呟きながら、ロープをつたって、こわごわ足を前に出して歩きました。
足元が見えないってこんなに怖いんですね!

極楽の錠前には無事に触れることができまして、しばらく握ってきました。
小さかったので一瞬、わからなかったけど。。
(わたしの前を歩いていた人は、どうも触れなかったらしくて引き返して来てたし)
そこからすぐに出口でした。5分も歩かなかったかな。短かったですね。
まだ本場のお戒壇巡りを経験したことがないのでわかりませんが、
本物はこれより長いらしいので、いつか善光寺にお参りしたときはぜひ挑戦してみたい。


お参りを終えたあとは、回向院の境内を散策~♪
写真は浮世絵師・鳥居清長の碑。
戦災で長いこと失われていましたが、先日、再建されたそうです。
回向院の本堂では碑の再建を記念して、清長の浮世絵がいくつか展示されていました。
はああ、清長の美人画はすらりとして美すぃ~☆


曲亭馬琴のお師匠である山東京伝と、京伝の弟・京山のお墓。
墓石には本名の岩瀬醒の文字が。
京伝先生は深川の生まれだったね…。


猫塚。
「世話になっている飼い主が病気になったので、猫は商家から二両の金をくわえて帰った。
やがて猫は商家の者に殺されてしまい、飼い主が商家に事情を説明して猫を回向院に葬った」
というお話の伝わる塚です。

回向院は正式名称を「無縁寺回向院」というそうで、
猫塚のほか、災害の犠牲者、溺死者、遊女、水子、刑死者、犬、鳥など諸動物等、
ありとあらゆる生命の供養碑があります。
毛皮や楽器(三味線など)に使われた動物の供養塔も。
遊女や刑死者を供養する場所は少ないから、ここはそういう人たちの死後のシェルターでもあるのだな…。
「生き物、なんでもこーい」な回向院さん、頭が下がります。。


鼠小僧次郎吉のお墓。猫塚の隣にあります。
猫と鼠が仲良くしているんだなー。回向院らしいです(笑)。



両国駅に向かう途中で発見。
龍之介が養子として入った芥川家がこの近くにあったのですね。

他にもこの近辺には、赤穂浪士たちが討ち入った吉良邸の跡地や
勝海舟生誕の地、葛飾北斎生誕の地など色々見どころがあったのですけど
今回は時間がなくて断念~。

だってこの後、上野の科学博物館の江戸人展に行かなきゃならなかったから!
その様子は次回記事でお伝えしたいと思います。

映画『のぼうの城』をDVDで観ました。
映画館に見に行った友達が、「面白いから見て!佐藤浩市が超かっこいいよ!」と絶賛していたので
wktkしながら再生したら…最高でした(´▽`)☆
戦国時代が舞台なので歴史劇かと思いきや、大スペクタクルなエンタテインメントになっていて
もうシーンごとに笑ってばかりでした。あー楽しかった。
監督が犬童氏&樋口氏だしね、スペクタクルにならないわけがないよね。うん。
(そして今年2013年は、忍城攻めで石田軍を迎え撃った城代・成田長親の400回忌でもあるそうだ)

以下、異様に長い&盛大にネタバレしています。未見の方はご注意ください。



前回記事
にも少し書きましたが、映画の舞台は戦国時代の武蔵国・忍城。
豊臣秀吉による小田原攻めの一環で、総勢2万の大軍にたった500騎の兵+農民兵で立ち向かった
忍城軍の戦いを描きます。

…で、そもそもどんな経緯で戦になったかといいますと。
「時は戦国時代末期。秀吉さんが小田原に攻めてくるので、
小田原城主の北条さんから各地の支城にヘルプ!誰か一緒に籠城して!と出陣命令がきました。
忍城主の成田氏長は、忍城1000人の家臣から半数の500人を引き連れて
小田原城に籠城に行ってしまいました。
城主の代わりにお城を守ることになった従弟の長親は、
やって来た石田三成軍に対して降伏する予定だったのに
なんと長親がイヤって言ったもんだからバトルすることになっちゃったよ!さあ大変!
どうする長親!どうなる忍城!バトル・オブ・オシジョウここに開戦~」
という感じ(笑)。
セリフと行動で流れるように説明してくれるのでわかりやすかったですね。
脚本家さんがうまいのだな。
このくだりで武州とか、館林城とか、下忍とか、本庄越前守とか、知ってる地名が次々に!
彩の国民としては大感激です(*´∀`*)。学校給食で食ったなあ武州めん…(今その話じゃない)。

のぼうと呼ばれる城代・成田長親と、その周囲の人々がとにかく個性的。
のぼう様こと長親は髷が長くてまつげも長くて、仕草がいちいちかわいいお殿様でした☆
野村萬斎氏のヒョロヒョロした演技が楽しかったです。
お酒の席で狂言の酒盛り歌を歌ったり、田楽踊りを踊ったりと本業も発揮されていたし。
(ちなみに田楽踊りの振付を考えたのは萬斎さんだそう。
エキストラさんたちに指導するときめっちゃ厳しい先生だったようです)
小田原に向かう城主の隊列を、門櫓の上から見送るのぼう様のかわいさは異常。
柱に手をついて目を白黒させて、萬斎さんそれ、怯えを通して色っぽい演技だよ(笑)。
お城の湖をバックに、横顔がとてもきれいでした。
かと思えば、三成の使者の長束を迎えたとき、この長束がすごいやなやつだったので
ムカッ腹立ててムギーーッて歯をむいて
「降参しない!戦う!」って言っちゃって、ああ、もう、売り言葉に買い言葉(笑)。
だから坂東武者は礼儀がなってないって言われちゃうんだよ!
(当時の西の人にとって関東は人外魔境ですから、坂東人は野獣みたいに思われていたらしい)
そんな坂東武者が大好きです。

正木丹波守@佐藤浩市氏は、友達も絶賛していたけどステキでした!
馬を駆って長親を探し回るシーンが初登場。めっちゃかっこよかったです。
現場で一番馬を乗りこなしていた人が佐藤氏だそうで、オーディオコメンタリーでも絶賛されていました。
手綱を片手で持ってね、走るのもすごいけど、
定位置でピタッと止まれるのが単純にすごいと思う。
メイキングでも馬をやさしく撫でていらしてキュンときました(*´ω`*)。
動物にやさしい人っていいよね~。
長親との気の置けない関係も好きです。
小さい頃から仲良しで、お寺の柿を盗んで和尚様に箒で追い回された過去がある設定で
2人で会話するときは少年の頃に戻ったように遠慮がないし。
普段は厳格で冷静で漆黒の魔人の異名を持つおっかない丹波守が、長親相手だと
「あのバカ」「あ、すまん」「ガキかてめえは!」「やっちまうか」とか、くだけたセリフ多数。
もうほんと、長親と丹波守でロードムービーやってくれよ…今度は映画館に見に行くよ…。

柴崎和泉守@ぐっさんや酒巻靱負@成宮くんも良かったです。
ぐっさんは、家臣団がきちんと鎧をつけているのに対し、唯一袖なし鎧(笑)動きやすそうだなあ。
城主が開城を決めたとき真っ先に反対したり、丹波守の槍を欲しがったりと
劇中で一番テンション高くて元気なガルガル野郎でした。
この映画のテンション最高値はぐっさんですね。
成宮くん、茶髪でした…。き、きっと日光が強いからですね、熊谷も館林も近いし!(震え声)
兵書を読みまくって頭がよくて、活躍の場を探しているのがなあ。
戦国時代の武士はだいたいガツガツしてるからね。いいねえ。
甲斐姫に告白したときもドストレートで、玉砕してもめげないで、いい性格だなあと。
一度は降伏を決めた忍城軍がヤケ酒をかっくらっていたとき、
「敵が攻めてくるのに酒など」って呟いてたけど
軍略のプロを名乗るならノブ様の伝説を知っときなさい。今川義元を攻めるとき湯漬け食ってた人よ。

石田三成が本陣を敷いた丸墓山古墳、小学校の遠足で行ったなあ。
お墓と知らずにみんなではしゃいで遊んでたなあ。何もかもみな懐かしい…(遠い目)。

石田軍にケンカ売って戦に臨む長親の陣羽織に、蛙がでかでかと描かれていて笑ってしまった。。
農民たちが武器を出すと言うので丹波守が「まだ持ってたのか」って言ってるけど
そうだねー農民は武器持ってるよねー鎌倉武士の末裔だし、完全な兵農分離はされてないはず。
「のぼう様が戦をするって言うんじゃ助けてやらねえとな!」って、たへえ@前田吟さんかっこよす。
そうして武器を手に集まってくれた農民たちに対して、長親ったら
「みんな、ごめーん!」って謝っちゃうし(;´∀`)。
この辺りも深刻なシーンのはずなんだけど、なぜか「あーもうしょうがねえな」ってなってしまうのが
萬斎さんの演技力だと思います。愛されキャラでくのぼう様。

石田三成はこの手の歴史ものによくある、素直で血気盛んな人物像。
ちなみにこの映画、秀吉が備中・高松城を水攻めで落とすのを、三成が目撃するシーンから始まるのですが
このときに三成は「こんな戦がしたい!」と思って
それがのちのちまでアイデンティティになっていたりする。
大谷刑部といえば顔を隠しているイメージですけど、そうか、この頃はまだ病気じゃないんだっけ。
山田孝之くんがやるとふさふさしてますね…あのヒゲ触ってみたい。

忍城戦。エリート軍隊vs烏合の衆ってコメンタリーで言ってた(笑)。
太鼓に続いて法螺が鳴ります。細かいところに気を配ってくれる時代劇は楽しい。
戦い方も、鉄砲と槍が中心で後方から弓矢とか、
白兵戦になると殴る蹴るの暴行込みで何でもありになったりとか、リアルですね。
殺人マシーン前田吟さん超こわかった。。
(先鋒の槍の長さは気になったけども。だって戦国時代であの短さって、いえ何でもないです)
長束軍が正木軍にこてんぱんにやられてるのに、大谷軍が猛攻してて、この刑部アゲなんなの(笑)。
ぐっさんが袖なし鎧で孤軍奮闘で、槍一本で大軍を押し返したりしてて
もはやリアル戦国無双(笑)。
アドレナリンがんがん出まくってる。中盤はほとんどぐっさんの見せ場でしたね。
で、投石器で巨大な石礫がばしばし飛ばされてきて、さすがに押され気味になったぐっさんに成宮くんが
「いいんじゃないですかあ、もう!」「うるせえ!」この会話が呑気すぎて爆笑した。
石田軍を長野口の門内におびきよせたあと、油をまいた地面に向けて
ニヤッと笑って火矢を放つ成宮くんがすっごいステキな笑顔で(笑)、白い歯が見えてた。
あれ、よく門が吹っ飛ばなかったなあ…。

武器と鎧をぶんどってきて(戦の定番)、勝利した忍城軍のシーンで
丹波守が馬の上であぐらかいてるのにビックリしました。佐藤氏のバランス感覚すごすぎる。
しかし丹波守…勝っていても味方をしっかり観察してて「士気は高い。勝てるぞ」って思ってるとか。
冷静。かっこいい。

というわけで石田さんちの三成さんは堤を作って水攻めしよう!と言い出します。
ここで冒頭の高松城攻めが活きてくるんですね。
(大谷はこの戦がうまくいくと思ってるから、だめだこいつ早く何とかしないと状態だけど^ ^;)
で、その堤作りのシーンで
地面から埴輪が掘り出されて気づかれずにぐしゃってつぶされるカットがあって
ぎゃーーー文化財があああ!って一緒に見てた弟とガチで叫びました。。
そうなんだよこの辺りは古墳なのよ、古代のゴミ(と書いて史料と読む)が埋まってるんだよやめてえええ。
本当に一瞬のワンカットなのですけどマジで心が折れました…。
でもわたしめげない…残り1時間…最後まで見る…よ…(震え声)。

そしてやって来ました水攻めシーン。特撮だそうです!
1/3スケールのミニチュアの町を作って、川から引いてきた水をドバっと流し込んで撮影して
後から人々が合成されるという手法をとっているそうな。
押し寄せる波に破壊されていく建物、逃げ惑う人々など、かなりの迫力なので
見る人によってはつらいと思います。
人々が城内に避難してきてすし詰め状態な様子とか、現在進行形の人が見るとしんどいだろうなって。
(映画の公開が延期された理由ですね…これからご覧になる方もお気をつけください)

長親が命を懸けた作戦シーンは楽しくて、面白くて、緊張感に満ちて、かなしかったな。
水攻めでできた湖の上に小舟で出て行って
「ばあーーっ!」と女装をとき、鈴を鳴らして、笛太鼓に合わせて田楽踊り。
萬斎さんの本業!
軽快でなめらかな動き、全身から漂う"のぼう様らしさ"が、さすがでした。あれは見とれる。
(「保元・平治の頃より伝わる田楽踊りじゃ!」のセリフ…。
そうか、そのあたりまで遡るか…田植えが地域制になってくるのは鎌倉時代だっけ。
村のみんなで水路を引いて田圃を作って、田植えも稲刈りも個人作業から共同作業になるあたり。
田楽もその頃から始まったのかもしれませんね)
この田楽踊りは、萬斎さんが狂言「二人大名」と「鬼の継子」をミックスさせたオリジナルの踊りです。
笠を使っての一人二役とかすごいですよー。
メイキングでは広沢池で1人で踊っている様子が収録されていました。(見物する石田軍は別撮)
スタッフさんいいなあ…目の前で野村萬斎の舞が見られるんだぜ…いいなあ…。

雑賀衆は仕事人ですね。すごい長い大筒を持って出てきて笑っちゃった。
あとね、わざわざ本陣から撃つ必要はないよね。当時の鉄砲の飛距離は…いえ何でもないです。。
「冷たかったなあー」って萬斎さんがコメンタリーでおっしゃってた。
マジで冷たそうでした。お疲れさまでした(;´∀`)。
水に落ちた長親を、鎧を脱ぎすてて助けに行く丹波守と、助け出した後の下ろし髪丹波守に萌えはげた。
そしてここで甲斐姫無双。
長親にすっかり腹を立てて胸ぐらつかんで怒ってる甲斐姫、かわいい。
止めようとする屈強なヤローどもを次々に投げ飛ばす甲斐姫、かっこいい!(笑)
それをオーホホホと笑いながら見ていた珠姫もすごい(笑)。いや、わたしも弟も笑ったけどさ。

長親はとうとう口にしなかったけど、甲斐姫のために戦う道を選んだっていうのもあったと思う。
城主の娘を秀吉に渡したくないから戦う、みたいなね。
「戦はわしのためか」「そんなわけないでしょ」「そうだと言え!」の押し問答は笑っちゃったけど
絶対に頷かなかったのはのぼう様にもプライドがあったということでしょうか(^ ^;)。
演じていた榮倉奈々ちゃん、たくましくてかわいかったです☆
史実の甲斐姫は兵を率いて持田口を守ったり、浅野長政軍を撃退したりと大活躍ですが
映画ではそういうシーンはなく馬を駆って薙刀を振るカットだけでしたねー。
かっこよかった。
個人的に大好きなお姫様のひとりなので、もう少し活躍してくれると嬉しかったかな。

もう勝てる見込みはないからと、お百姓さんたちを逃がそうとする丹波守がイケメンでね…。
「おれがそのバカ者だからだよ」って、自分で言っちゃうそれ!
繰り返すけど日本史上の坂東武者は「おれはやるぜヒャッハー」とか言って地元や都で大暴れしちゃう、
空気読めない荒くれ者か頭おかしいヤンキーばっかしです。
そんな坂東武者がわたしは大好きです。
堤が壊れて三成側に被害が出たのは史実ですが、映画では長親のために農民が動いた設定になってて
DVDの未公開映像集には城から堤を壊しに行かせるカットも収録されてて、そうくるかー、と。
あっきー、すごいメイクだったな…血ノリまずそう…。

開城にあたって三成と忍城軍が対面するシーン、エリート軍vs烏合の衆の再来(笑)。
三成の人の好さが出ていて良かったです。
同時に、ああ、これは関ケ原の戦いで勝てる人じゃないな…とも。
三成が「北条の支城で落ちなかったのはここだけ」と伝えたとき、長親は救われたのかなあ。
開城し城から去っていく農民や家臣たちを、長親が櫓の上から見おろすシーンが
映画のラストシーンなのですが、
空が真っ青できれいだなあと思いました。
長親はこのあと愛知に行くけど、和泉守と靱負のその後の記録は残ってないのか…。
甲斐姫のその後もよくわかってないんだよね…秀吉の側にいた人なのにね…女性はね、そうなんだよね。

エンディングに流れる行田市の映像は、ほとんど場所はわかりましたが
高源寺は初めて知りました。
正木丹波守が、忍城攻めで命を落としたすべての人の菩提を弔うために建立したお寺です。
丹波守のお墓もあるようです。行ってみたい。
撮影はほとんど北海道と京都だったのですね~。行田市は資料提供かな。

あ、そうだ。
三献茶、皆朱の槍、矢来、部屋住み、連歌の友、暫時、槍合わせ、兵書読み、野伏、将器…。
なかなか現代の時代劇では聞けない言葉がポンポン出てきて、それも良かったです。
できるだけ当時っぽさを残したまま、かつ現代人が戸惑わずに聴けるセリフを考えるのは
本当に大変な作業だと思うので。
あと、古の貴人を「きじん」じゃなく「あてびと」って言ってたのがすばらしかったです。感動した。

『ひょっこりひょうたん島 海賊の巻』における博士のセリフの、
「城に籠って最後まで守り切った例は少ない」ではないですが…。
史実では、1590年、豊臣秀吉の小田原攻めで攻撃された武蔵国における小田原城の支城は
河越(川越)城、岩槻城、鉢形城、忍城など計20ヶ所以上にものぼります。
忍城攻めは6月から7月までの約1か月半。
映画で描かれたように、銃撃戦や水攻めなどに苦しめられますが
沼地の城なので攻め口が少なかったり、石田軍側の堤が壊れるなどして最終的には落城しないまま、
小田原城が先に開城したため籠もる意味がなくなったので開城しています。
ひょうたん島の脚本を書いていた井上ひさし氏の脳内に、忍城があったかどうかわかりませんが
最後まで落ちなかった数少ない例のひとつが埼玉のお城というのが
個人的にはやっぱり嬉しいです(^ ^)。

そういえば荻原規子さんの『レッドデータガール』で八王子城の戦いがチラリと出てきますが、
あれも小田原攻めの一戦ですね。

(そしてこの映画を見た次の日に夏八木勲さんの訃報を聞きました。
ゴーイングマイホームで病気の役をやっていらしたけどあの頃から本当にご病気だったそうで、
闘病しながらのお仕事だったそうです。
この映画で拝見した和尚様がわたしにとって最後の姿となりました…御冥福をお祈りいたします)



背中越し。※クリックで大きくなります
「貫之1111首」古今集編その21。20はこちら
友則邸から帰宅した貫之に、萩ちゃんが話しかけてきました。

萩「あたし、明日、花閉じるわ」
貫之「そうかよ」
萩「また来年」
貫之「……」
萩「あんた、春まで泣いてるつもり」
貫之「わかってる。牡丹に笑われたくねぇからな」
萩「笑わないよ、あの子は」
貫之「……」
萩「不幸中の幸いだったね、牡丹」
貫之「ん?」
萩「直接知らずにすんだから」
貫之「………」
萩「おやすみ」
貫之「おやすみ」

前回記事で星の王子さまパーキングエリアのレポを書きましたが、
あの後、まだ時間があったので急遽、行田市の忍城址に行ってきました☆
(実は彩の国に住んでいながら一度も来たことがなかったりします…近くなら車でたまに通るけど…^ ^;)

忍城は北条氏の本拠地・小田原城の支城として、室町時代末期に成田氏により築城されたお城です。
利根川と荒川、広い堀に囲まれて水に浮かんでいるように見えたことから
「亀城」「浮き城」とも呼ばれたそうです。
上杉氏や北条氏との戦でも、石田三成の水攻めでも落城せず戦国時代を生き抜き、
江戸時代には松平氏が城主となって約260年間を過ごします。
江戸時代が終わると廃藩置県により建物は撤去されますが、戦後に櫓や鐘楼が再建され現在に至ります。
最近は、映画『のぼうの城』の舞台としてちょっと話題にもなりましたね。

以上、おさらい終わり!では行ってみよー☆

いらっしゃいませ。
駐車場に隣接する城址入口の門。うおおお大好きですこういう雰囲気!ワクワクする!

緑がいっぱい。
城址内はこんな感じ。
木がたくさん植えてあって、道が整備されて、水場やベンチもあります。涼しい。
犬のお散歩をしている人もいました。

白い。
三階式櫓!(本丸や天守閣ではありません…念のため)
ものすごいぴかぴかでした。
当時の櫓はこんなに立派ではなかったようですが(笑)、それでも3階まではあったのだそうな。
ちょうどお堀のツツジが満開だったのでした。綺麗な写真が撮れたー☆

白いよ。""
壁が白いねえ。目立つねえ。
ちなみに壁に開いているバーコードみたいな穴は、櫓の中から外を見るための穴です。
櫓は見張り台ですからね…。

さかさまさかな。
しゃちほこ。
お城を火事から守ってくれる大事な存在です。
屋根の上にあるので小さく見えますが、実際は180センチくらいあります。でかっ。

ひょろろんひょろろん。
お堀。
昔々はこれが今の倍以上の広さだったんだな…そりゃ浮いてるように見えるわな…。

ごーん。
鐘楼。
大晦日には行田市民の手で、除夜の鐘が鳴らされるそうです。
(ちなみに突けるのは1人につき1回で、ものすごい倍率らしい^ ^;)
映画『のぼうの城』で、城代の成田長親が被災した民たちを城内に迎え入れる場面があるけど
あんな感じで毎年ワイワイしながら鐘突きが行われるのでしょうか。
お城の鐘が鳴らせるなんてステキよねー。

そういえばこの近くに池があって、傍らで水がボコボコ湧き出ているくぼみがあったな…。
なんだろうあれ。パワースポット?

かつての。
忍城の櫓に実際に使われていた石垣の一部が、城址に残されていました。
あまり大きくないので、説明の立札がなかったら
休憩用の石と勘違いして座ってしまいそう(笑)。

資料の宝庫。
行田市郷土博物館。城址内にあります。
のぼうの城のポスターがいっぱい貼ってあった(笑)。

展示内容はさきたま古墳群周辺の生活から、戦国時代の戦い、江戸時代の忍藩の様子など。
石田三成の忍城攻めを解説した映像が流れていて、あれわかりやすかったですね。
忍城攻めの時に城主だった成田氏長(長親の従兄)の手紙がやっぱり一番テンション上がりました☆
筆跡見るの好きです、その人が過去に存在したことの何よりの証明なので。
戦国時代の忍城の姿を描いた地図もありまして、これが広大な沼地に建物が点在しているもので
しかも周りは全部田んぼで、つまり平地なわけで山もなにもなくて
何だかもう、よくこんな土地に城建てる気になったな成田氏はと(笑)。
建物の間の水地に土塁を盛ったり橋で繋いだりして、何とか周辺の村への通り道を確保していますが
結果的に大量の人間が一度に城内に入るには橋を渡らなければならず、
不便でありながらも防御に関してはいろいろ工夫されたお城だったこともわかりました。
つか、この沼地がもし戦場になって、敵が重い鎧をつけた状態、あるいは馬に乗って駆け込んできたら
あっという間に足を取られてすっ転んじゃうんじゃないかなあ。
そういう意味でも攻めにくいお城だったのかもしれない。

城下町や、現在と過去の行田市の立体地図もありました。
ああいうの好きです、今のあれが昔はこうだったのかーとかわかるので。
お城の本丸や二の丸があった場所は、今は小学校や中学校になっているのですねえ…。
あと、行田市は足袋の生産が盛んなのでその展示もありました。
(一応、足袋の全国シェア6割は行田産らしい)
行田の足袋はとても丈夫なため、お相撲さんの足袋も作っているそうで
曙関や若貴兄弟、舞の海さんなどの足袋が展示されていましたよ~。
曙さんの足めっちゃでかかった…戦慄…!

わたしたちが行った日は休日だったせいか、館内はとても賑わっていました。
子どもたちが鎧の着付け体験などを楽しんでいましたよ。
兜とかズッシリ重たそうで、かなり本格的っぽかった。あれいいですね。

何が見える。
郷土博物館は三階櫓の1階と直結していて、櫓の中に入って登ることもできます。
写真は、櫓の3階に上がって見た景色。行田は平地なのでずいぶん遠くまで見えました。
城下町を見下ろす城主の気分(笑)。
天気がいいと榛名山や赤城山や、富士山が見えるそうな。

兵どもの跡。
櫓を出てお庭をぐるりと回って、駐車場に帰ってきました。
来たときは気づかなかったのですが、これが駐車場のはずれにぽつんと。
良かったこっちから回ってきて。見過ごすところだった!

忍城址は年間を通していくつかイベントも催されているらしく、
夏祭りや時代まつりなどで賑わうそうです。
特に時代まつりは武者行列や火縄銃イベントとかあるそうな。なにそれ楽しそうー(^▽^)
あ、運がいいとこの人たちに会えるらしいよ♪

他にも行田市内にはさきたま古墳群、石田堤、水城公園、高源寺など
忍城ゆかりの場所がたくさんあります☆
そのうち聖地巡礼したいなあ。
…は、そういえば、映画『のぼうの城』の感想をまだ書いてなかったのを思い出しました…。
次回記事で書きたいと思います~。



(イラストにミスを発見したのでアップしなおしました。申し訳ないです)
喪服。※クリックで大きくなります
「貫之1111首」古今集編その20。19はこちら
紅葉が燃え上がるような赤い色をつけるころ、友則のお葬式が行われました。

躬恒「桜と橘は?」
貫之「北の方が引き取るって」
躬恒「良かった…それならお互い、さみしくないよね。友則さん、安心してくださいねえ」

このとき貫之と忠岑が詠んだ哀傷歌が、古今和歌集に加えられています。

紀貫之「明日知らぬわが身と思へど暮れぬ間の 今日は人こそかなしかりけれ」(八三八番)
壬生忠岑「時しもあれ秋やは人の別るべき あるを見るだに恋しきものを」(八三九番)

GWに友達と、寄居の「星の王子さまパーキングエリア」に行きました。
サン=テクジュペリの「星の王子さま」がコンセプトという、ありそうでなかったパーキングエリアです♪
ここ、オープンしたのがずいぶん前で、できた当初から行きたいなあと思っていまして
今回やっと行けましたよー楽しかったよー(*´∀`*)。

入口は9:00~20:00まで。
パーキングエリアというと、ふつうは高速道路に乗らなければ入れないのですけれども
ここは一般道からでも入れます☆
施設の後ろに細い道がありますよ~。

小さな町。
全体はこんな感じ。
煙突がずんぐりむっくりで壁の色はパステルカラーで、おもちゃの町みたい!かわいい~♪
レストランやショップなどの壁や看板には、「星の王子さま」の中から引用された言葉が
フランス語で書いてあったりします。
絵本クラスタ魂がたぎる!

小さなおみせ。
ショップ「Cenq cents millions de Grelot (五億の鈴)」。
輸入お菓子やアクセサリー、書籍、王子さまグッズ、パーキングでしか買えない限定お菓子とかあります。
キツネや、ゾウを呑んだウワバミや、ヒツジのぬいぐるみがやっぱりたぎるね…。
わたしは、このパーキングエリアの夜景ポストカードをゲット。
夜間には施設のライトがあたたかく灯るようです。

お店の屋根の下に書かれているのは、あのフレーズですね。
「おとなは、だれも、はじめは子どもだった。(しかしそのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない。)」

バラのガーデン!
カフェのとなり、お庭の入口には王子さまがー!
周りの植物はバラだそうです。バラの季節に来たらきっと綺麗だろうな☆

ね、ヒツジの絵を描いて。
うおおおお!
絵本から飛び出したままのような王子さまではないか。
そして足元にはキツネが!何気に好きなキャラだったりします、このキツネ。哲学してるし。

サン=テクジュペリは自分で描いた王子さまの肖像を「実物を比べると月とスッポン」と言っていますね。
どんだけかわいかったんだ王子さま。

わたし、雑草じゃないのよ。
バラの花。少しですが咲いていました(^ ^)。
王子さまが「あたりまえのバラの花」と呼び、「この世にたった一つしかない花」とも呼んだ花♪
「あんたが、あんたのバラの花をとてもたいせつに思っているのは、
そのバラの花のために、ひまつぶししたからだよ」というキツネのセリフが本の中にありますね。
心に染みるねえ。

バラのアーチ。
渡り鳥のプロムナード。右の緑のトンネルをくぐると…。

小さな庭。
広いガーデンに出ます。大きな木は桜だそうです。

小さな家。
ガーデンの一番奥には、実業屋の小屋が。
たぶん小屋に向かって「タバコの火が消えてますよ」と声をかけたら
「そんなの、知っちゃいないよ」と言われてしまうに違いない。

そういえば『星の王子さま』本編に実業屋と王子さまの会話でこんなやりとり↓があるのですが。
「どうすれば、星を自分のものにできるの?」
「星はいったい、だれのものかね」
「ぼく、知らないけど、だれのものでもないでしょ」
「じゃ、おれのものだよ。だっておれが一番に、星を持つことを考えたんだからな」
「考えるだけでいいの?」
「そうともさ」
なんだか、夢枕獏氏の安倍清明と似たようなこと言う人だな、と思ったのは、つい最近です(^ ^)。
『陰陽師』で博雅と清明が、あの月を誰かにあげたらどうなるとか、どうこう言ってる、あのくだりね。

ごくり。
ぼくの描いたのは、帽子ではありません。ゾウをこなしているウワバミの絵です。(キリッ

読めない( ˘ω˘ )。
看板もフランス語。これちょっと詰め込みすぎだよね(笑)。
壁の言葉は「砂漠が美しいのは、どこかに井戸をかくしているからだよ…」というオアシスっぷり。

チカチカ☆
サテリットのカフェの中。
こんな飾りがたくさん吊られて、中にはイルミネーションも輝いています。
パンやオムライス、アイスクリームなどが食べられますよ~。

ちなみに、このお店の真向かいにパーキングの地図の看板があって
その下にはでーーーーーっかいバオバブの木の絵が描いてあります(笑)。
みんな気をつけてー。

小さなアイス。
ソフトクリーム屋さん「Magnifique image (すばらしい絵)」で買った
チョコとバニラのミックスソフトクリーム☆
この日は日差しが強く、日蔭でも汗ばむ陽気だったのでとてもおいしくいただけました。

気づいたら2時間近く滞在していましたねえ。
ショップもお庭も見るところがたくさんあって長居してしまうし、
壁やお庭の言葉を探すのも楽しいです。
おいしいものもいっぱいあるのですが、レストランにパン屋にカフェに、メニューもたくさんで
何度か通わないと制覇できないレベル。
「ゾウを呑んだウワバミ焼き」とか売ってるし(笑)。

また何かの折にリピートしたいです(*^ ^*)☆



秋深き。※クリックで大きくなります
「貫之1111首」古今集編その19。18はこちら
古今集奏上から半年後の秋、友則邸にて和楽と紅葉狩りに興じる4人の図。
友則が和琴をつまびき、貫之が琴を奏でます。

忠岑「秋風にかきなす琴の声にさへ はかなく人の恋しかるらむ」
貫之「あっ、おまえ、そういう歌なんで今頃詠むんだよ。出しちまったのに」
忠岑「だから言ったろ、加えといて」
友則「なんの話?」
躬恒「ゆっきーが気に入るまで、あの歌集に歌を足したらいいって話ですよ」
忠岑「おれの助言」
友則「岑くんいいこと言うー。じゃ、わたしも。…秋ちかう野はなりにけり白露の 置ける草葉も色かはりゆく」
貫之「なんだよ、おまえまで…」
友則「貫之もやろうよ。歌は世の中を明るくするよ」
忠岑「よっしゃ、ぶっ潰れるまで飲んで歌うぞー」

その笑顔。※クリックで大きくなります
結局さんざん飲んで歌って、夜半過ぎに退散することになりました。
貫之「じゃあな、また明日来るから」
友則「うん、また明日」
友則は笑って手を振りました。貫之が今まで見た中で、一番の笑顔でした。

しかし次の日になって、貫之は約束を果たせなくなりました。
友則が眠りについたまま、どんなに呼びかけても起きなかったのです。

(こういう展開が苦手な方ごめんなさいごめんなさい。。)

Team申番外公演III朗読劇「お文の影・野槌の墓」 in 渋谷区文化総合センターに行ってきました(^▽^)ノ
前々回前回に引き続き佐々木蔵之介さん・市川亀治郎改め猿之助さん・佐藤隆太さんのお三方と
演出の長部聡介さんが3度目のタッグ。
宮部みゆきさんの短編集『ばんば憑き』から2編を朗読するイベントです。
もうね、年1回が通常運転になりつつあって!結局全部通ってるよ!毎年の楽しみ!


グッズ! つぶあん!g
開演前にゲットしたグッズとお菓子。
お三方のサイン入り栞&原作『ばんば憑き』と、どら焼き「お茶る」。
うおお生サイン!しかも1人じゃなく3人!どんだけファンサービス徹底してるんだ~泣いちゃう!
時間休とって行った甲斐があるよ…ありがとうございます感無量です。
どら焼きには申の文字!おいしくいただきました☆


今回、わたしは2階席最前列で、開場とほぼ同時に席についていたのですが
開演15分前、なんと、お三方がふらりと1階客席に登場!(どよめく客席)
猿ちゃんは近くの女性を呼び止めて「席わかります?」「あちらですよ」みたいな会話を交わしていた…
と、思われます…(←遠すぎて聞こえないのでジェスチャーを見て想像)。

で、そのまま舞台に上がられてトークとなりました。素敵サプライズ!
蔵さんと猿ちゃんはTシャツ&パンツ、隆太くんはカラフルなジャケット&デニム姿。→こちら
猿ちゃんは猿顔のTシャツでした…さすがや…。
1階の人たちいいなあ近くて、とか考えていたら、
蔵さんが舞台上からついと上を見上げて
「お2階の皆様も、ありがとうございます。高いですねぇ、落ちないでくださいね~」と
こちらにも声をかけてくれました!(*^▽^*)
ので、2階のみんなで手を振って応えました。ひゃっふー蔵さんがこっち見た見たひゃっふー!

ここで、事前に一般の方から応募された怪談話を、お三方が1話ずつ選んで朗読する企画。
選ばれた方にサイン入り栞本と、オマケで海苔などが渡されてました。
で、それぞれの怪談体験トークになるのかと思いきや全然関係のない話に。。
蔵さんは新幹線から富士山を見るのが好き!という話をしていて、
「新幹線で通路側に座ったら、隣の窓側のおじさんがカーテン閉めちゃってん、寝るしかないの」
「帰りに見ようと思ったら、席が反対側なの。寝るしかないの」
大爆笑!
この人ほんと面白いなあ。
そんなこんなであっという間の15分は楽しく過ぎて、
一度お三方が引っ込んで5分くらいしてから、朗読劇が始まります。

去年のパルコ公演と同じで、お三方は白シャツ&黒パンツに黒革靴で再登場。
舞台の上には長方形の高座に、座布団と行灯が3つずつ。
上手から猿ちゃん、蔵さん、隆太くんの順で座ります。蔵さん足細っそい。いつものこと。

原作は6編の短編集ですが、今回朗読されたのは、タイトルにもある通り以下の2編。
・お文の影
・野槌の墓
(個人的には博打眼も好きな話ですが、群像劇だしな…。
つかもし博打眼やって、もし猿ちゃんが狛犬さんだったら
悶えまくって動けなくなって帰れなかったかもしれん…´∀`)

「お文の影」は少年・吉三が「長屋で影踏みをしていた子どもの影がひとつ多い」と気づき、
老人左次郎と岡っ引き政五郎が、政五郎の養子おでこ(ものすごい記憶力がある)も加えて
理由を調べていくストーリー。
「野槌の墓」は、何でも屋・源五郎右衛門が娘の佳奈を通して化け猫・お玉と出会い、
ある物の怪を退治してほしい…と頼まれるストーリー。
前者は子どもたちが、後者は妖怪たちがわんさか出てきて賑やかでした。
そして両方とも前半はヒヤリと、後半はホッコリ(*´∀`*)しました。人情噺…♪

京都公演・大阪公演を経てきているので、お三方もすっかりペースをつかんだようでノリノリ。
セリフの間とか、緩急とか、呼吸がバッチリ合っていました。
たまに声にエコーがかかるのですが(マイクが床にあったようです)、
それがまた絶妙な効果を生んでいて良かったです☆

蔵さんのおでこが!か わ い い … !!
舌足らずで一生懸命しゃべる坊っちゃんを軽妙に演じていました。
「おんこちしんというものでござんす」わかったよ!抱きしめりゃいいんでしょ!ガバッ
なんということだエア抱擁するしかないではないか…。
あんなかわいい子がこの世にいるなんて知らなかったんだ…蔵さんのせいだ。
責任とって来年もまた番外公演やってください。←
源五郎右衛門は一転、まじめで物静かで頭がよくて、
でも夜中に出かける自信のなさとか、役に立ちたいけど立てない歯がゆさとか、野槌を見たときの顔とか
手に取るように想像できるのがさすがだなぁと思います。
娘にはすごくあたたかい父親で、加奈ちゃんが愛されて伸び伸び育っているのがとてもよくわかるし。
「加奈、おいで」と呼ぶ声が包容力のある父親全開であった…加奈ちゃんうらやますい…。
ナレーションになると、淡々としつつも力を込めて場を盛り上げてくれます。
あれですね、BS歴史館のナレとおなじ。気分が高揚してくるの。不思議。
あと、手をとめている間は猿ちゃんや隆太くんや、客席をやさしく見つめていてね…(´Д`)。
なにこの人。菩薩か。

猿ちゃんはいつものことですが変幻自在、役の振り幅がすごい、切り替え早い。
ナレーション、老人、化け猫、全部なりきっていた。
原作を読んでから観劇したので、お玉さんは猿ちゃんだといいなぁと思っていたら
蔵さんがパンフレットに「サルがネコですから」と書いていたので
おおっやっぱりお玉さんは猿ちゃんなのねってwktkして、本当にそうだったから感激でした。
身をくねくねさせながらお茶目に語る姿はさすがだなと(笑)。
でもしっとりする部分はしっとりしているんだよね…もうこの人のギャップたまらんね…( ̄▽ ̄)。
さあ爺役は重厚感のある演技で、足がよくない設定だからかあまり動かしていなかったし、
細かいところまで気を遣うなあと思いました。
以下、印象に残った猿ちゃんセリフ↓
・「吉、戻っておいで」(おじいちゃんっ…!)
・「気をつけて行くんだぞぉ。いずれ、このさあ爺も行くからなあ」
・「ごめんくださいましぃ」
・「細かいことをおっしゃいますのねぇっ!かわせばいいんですよ、かわせば!」(会場大爆笑)
・「あれが留守番を務めまぁす」(まぁ~すって言った、まぁ~っすって!旅行ガイドさんみたいに!爆笑)
・「ンもう、騒がしいね」(姐さんっ…!)
・「明日は雨になりますわ」
うわあああ猿ちゃん、京都芸劇春秋座(京都造形芸大)芸術監督就任おめでとおおお!!
(話変わってる)

隆太くんはパリッとした江戸っ子を演じるのがうまいなぁと思っているのですが、
今回も不思議な出来事に戸惑う岡っ引き役が初々しくて良かったです。
(実はこの岡っ引きさん、過去に何かあったようです。『日暮らし』を読めばわかるのかなあ)
そしてまさかの加奈ちゃん役!かわいかった☆
「お文~」では足をおろしていたお三方ですが、「野槌」に入って蔵さんと猿ちゃんは胡坐をかいてて
隆太くんは膝をそろえていたのはこのためだったのね~。
きをつけして「タマさんは好きです」って言うのがむっちゃかわいくて抱きしめたかった!
「タマさん、ずっとおるすです」「父のところには来たよ」「本当?」のやり取りもかわいかった。
そして、狂骨が笑えた(笑)。
井戸に棲む妖怪なのですけど、声のエコーのかかり方が特徴的で、
紙袋の中でごわごわしゃべってるみたいに聞こえました。あれどうやってるんだろう。

舞台の背面には夜空や満月がライティングされて、場面に応じて消えたり出たりします。
月の中には墨絵で様々なものが浮かび上がります。
影絵のキツネ、お文、妖怪屋敷、野槌が逃げ込んだトチの木、にいっと笑ったお玉の顔。
子どもたちが影踏みをするシーンは、影が8つ、時には9つ、映し出されていました。
源五郎右衛門が野槌と対決するシーンでは、バサッという音とともに葉がひらひらと散ってきました。
過剰でも不足でもなく、何かが起きたと、観客が想像できる余地のある演出。素敵です☆

カーテンコールは1度、お三方が舞台に出ていらして一通り頭を下げられたのですが、
2階のわたしたちの方も見上げて、深々とお辞儀してくれましたよ!
思わず身を乗り出して拍手しちゃったよね!
ひゃっふー蔵さんがこっち見た見たひゃっふー☆(本日2回目)





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遅くなってすみませんでした。皆様いつもありがとうございます(^-^)/☆ 続きを読む

前回記事の続き。仙台と平泉への一人旅、2日目です☆
今回は平泉の観光と、春の藤原まつりの模様をお届けします。
(実はお祭があるとは知らずに行ったのですが^ ^ 何だか得した気分です)


平泉に行く前日、つまり旅行1日目で仙台市内をほぼ回りきってしまったので
夜のホテルであまちゃん見ながら明日どこ行こうかなーと地図をめくっていたら
平泉が意外と近いんじゃないか…と気がつきまして。
乗換案内で調べてみたら仙台から2時間弱で行けることがわかって
「なんだ、うちからビッグサイト行くような距離じゃん!よっしゃ平泉、行こう~」ってなって
急遽行くことにしました(笑)。

しかしあれですね…「平泉が近い」ってロマンのある言葉の響きですね…最高ですね…( ̄▽ ̄)ニヤリ
仙台の皆さまは2時間で平泉に行ける距離に住まわれているのか、はああ。

洋食!
そんなわけで翌朝。ホテルで朝食をいただいて、今日も元気に歩く準備は万端。
パンとチキンカレーがおいしかったです!ごちそうさまでした。

仙台駅でお土産をたらふく買い込んでから、東北本線に揺られてしゅっぱ~つ。
仙台さようなら、また来ますね。

4両編成!
一ノ関駅に到着!臨時列車に乗っていざ平泉へ。
思えばこのとき気づくべきだったな…何で「臨時」列車だったのかってことに…。
(平泉駅に着くまで本当に気がつかなかったのです^ ^;)


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大宮駅にて。
というわけで(笑)、5月2~3日の2日間、仙台と平泉に一人旅してきました。
今回次回とレポートしていきたいと思います☆

…で。出発の2日の朝、大宮駅に到着して早々にハプニングが。
新幹線自由席で行こうと思って切符を買ったのですが、
いざホームに行ったらわたしが乗りたい時間の電車には自由席がないことが判明(半泣)。
大慌てでみどりの窓口へ駆け込んだら案の定、その電車は行ってしまったので
次の時間の指定席切符を買い直してホームに戻ったのですが
エスカレーターを降りたとたんにスーパーこまちが滑り込んできてピギャーッ!てなりました。
sendai2.jpg
見てくださいよこのイケメンを。
わたしが乗ったのは後ろにくっついてるはやぶさですが、こまちさんに引っ張ってもらって東北行きました。
ぴぎゃー。

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今朝、職場の先輩が東上線の「毎年恒例☆肌寒い日に突然冷房を入れるイベント」に遭遇したらしく
震えながら出勤してきて「TOBUあたまおかしい」って言いました。
先輩「今日ってなんかの記念日だっけ」
ゆさ「ク、クールビズ…(震え声)」
これが午前中のハイライト。そんな東上線がわたしは好きです。

三寒四温とはよく言いますが、ここ数週間は暑いのか寒いのかよくわからないな…。
今日もいい天気だったのでお昼休みに外へ出たら、風がひやっと冷たくて
でもお散歩して戻ってきたら背中に汗をかいていました。どういうことなの。


仕事の帰りに美容室で前髪を切ってもらいまして、よく担当してくれるおにいさんだったのですが
ハサミをパチパチ動かしながら「ゴールデンウイークってすごい名前ですよねえ」と言うので
「はあ、黄金ですからね。すごいですねえ」と返したら
「どこかお出かけします?」と聞かれたので「出かけますよ。おにいさんは?」と尋ねたら
「ん~…」と言葉を濁されて、ふいに「インドネシアのバリ島にはね、年に1回、
絶対に出かけちゃいけない日があるそうです」とおっしゃった。
「なんです、それ」
「外出禁止、仕事もお店も全部お休み、車も乗っちゃだめ、電気もガスも使用禁止になるので
みんな前もって食料を買い込んで家にこもるそうです」
「へえ~」
「外国人観光客も対象ですよ」
「えっ」
「法律で決まってるらしいですよ」
「へえ~」
おそるべしインドネシア、おそるべしバリ島。
帰宅してぐぐってみたら、バリ島のお正月のことみたいですね。→ニュピ祭
釈迦暦新年にあたり、現地の人には西暦の新年よりも大切な日だとか。
世界には色んなお祭があるのだなあ…。
ニュピの前後に行われるお祭「オゴオゴ」も賑やかで楽しそう。一度見てみたいです☆
…これが午後のハイライト。連休中は自主的ニュピであろうおにいさんのいるあの美容室がわたしは好きです。


朝ドラ「あまちゃん」は欠かさず見ております☆
朝とお昼の放送は見られないので、いつも夜に観るのですが
いつ見てもあのオープニングは元気出ますね!
ピョーンと飛び跳ねるあきちゃん、走るあきちゃん、そして久慈の海がキラキラ。きれい。
安部ちゃんとのお別れシーンがきゅんときました。安部ちゃんステキだったなあ。
はっきりした物言いの中に、悔しさと励ましと感謝と不安と未来への展望が見えた。
安部ちゃんは春子さんにはなれなかったけど、春子さんと再会して
娘のあきちゃんとも一緒に漁をしているうちに思いのほか楽しくなっちゃって
ずっと抱えてきた気持ちが晴れて、安部ちゃんもきっとそんな自分に驚いただろうなあ。
ああいうやりとりをナチュラルに描けるのがクドカン氏の手腕だと思います。いいもの見た!

ところで今日の放送でも寄居町が協力していたらしくテロップが出ていました☆お疲れさまです。
ゆさ「(オープニングを見ながら)あ、寄居町でたー」
弟「なにーーっ海なし県民が海のドラマに参加するとは何事か!海なし県民の誇りを忘れたのか!」
ゆさ「そんなものは海に捨てました」
弟「なん…だと…!」
これが夜のハイライト。そんな彩の国民がわたしは好きです(^ ^)。


連休中は仙台に行ってきます~。
帰ってきたら友達とも会う約束したし、遊ぶぞ~食べるぞ寝るぞ遊ぶぞ~~☆(フルバのうおちゃん風に)



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「貫之1111首」古今集編その18。17はこちら
古今和歌集の奏上の褒賞として、撰者たちは衣帛をいただきました。
箱を開けて大喜びの紀一家の図。

一子「やだー、絹じゃないの!こんなにたくさん」
牡丹「すごーい」
貫之「何か作ろうか。一子、新しい仕事着、いるって言ってたろ」
一子「えええもったいないわよ、それ…」
貫之「じゃあ、晴れ着かな」
小松「ははうえーわたし晴れ着欲しい」
一子「そうね。みんなの作ろっか」
牡丹「いいなあ、いちこちゃん、あたしも欲しい」
一子「いいわよー来年までに用意しといたげる」
牡丹「やったあ!ありがとう♪」

いきなりすぎっ…!ですが(^ ^;)、貫之と一子の子どもたち登場。長女・小松、長男・阿古です。
阿古は、貫之の幼名でもあります。