学び舎探検。
先週、仕事の講習会で東京大学へ行ってきました~。
お昼休憩の散策中にキャンパス内を撮影してきたので、写真をいくつかアップしてみます。

あっかも~ん。
東大といえばまずはここでしょうね。
この赤門、言わずと知れた旧加賀藩邸の御守殿門です。
(加賀藩の御算用者一家を描いた映画『武士の家計簿』にも赤門の話題がちょこっと出ています)
現在は国の重要文化財に指定されています☆
わたしがこの門をくぐったときも、写真を撮っている人たちが何人かいました。

こっちが東大正門。
赤門からさらに5分ほど歩いたところにあります。
東大はもともと国立の大学(帝国大学)なので、昔の卒業式には天皇が来ていたそうです。
で、そのとき馬車で通行したのがこの門だとか。
よく見ると菊紋がついていたりします。なるほどなあ。
肝心の講習会ですが、1日中椅子に座って講義を聴くので
午前中が終わるころにはすでに体中がバリバリに固まってしまい、
こりゃいかんとお昼休憩中にお散歩がてらキャンパスの中をウロウロ探検してまいりました。
東大に来る機会もなかなかないしね~(´∀`)。
ではレッツキャンパス拝見!

まずはここ!総合図書館!
ロックフェラー財団がくれた図書館!!初めて見ました。
蔵書数約120万冊。古代ローマの建築物のような、かなり年季の入った建物です。
うおお関東大震災の教訓の水道管とかちゃんとくっついとるー。
少しだけパイプオルガンを連想しました。
学校関係者ではないので中には入れませんでしたが(手続きすれば入れるけど)、
入口からチラッと見た限りでは赤い絨毯の敷かれたモダ~ンな内装ですな。
いいなーいいなー。
東大生諸君、大いに図書館を利用してくださいね。

正門近くの広場にいるジョサイア・コンドル氏☆
帝大(東大)で工学を教え、鹿鳴館や三菱一号館を設計した建築家として有名ですが、
わたしがこの人を好きなのはずばり「河鍋暁斎の弟子」だから!
ロンドンからお雇い外国人としてやって来た超エリートの若者(当時29歳)が
お江戸の浮世絵師に弟子入りしちゃうっていいよね、もえる。
21歳年上の暁斎からは「コンデル君」と呼ばれてかわいがられていたそうです。
なにそれかわいい。親子か。
暁斎の絵師としてのすごさや、暁斎先生とコンデル君の仲良しこよしな数々のエピソードは
ジョサイア・コンドル著『河鍋暁斎』で読めます。
先生が好きすぎて伝記書いちゃうコンドルさんかわいい。
(今も暁斎の作品解説にはコンドルさんの書いたものが引用されることが多いそうだ)

葉巻持ってるよ!細かい!

正門を入ってすぐの銀杏並木。秋には綺麗な金色に染まるんだろうなあ。
まっすぐ歩いていくと時計堂(安田講堂)に着きます。

その安田講堂。本物見るのは初めてだ~。
講堂の名前は建設のとき多額の寄付をした安田善次郎氏に由来するそうな。
なんか思ったより小さいなあ、というのが最初の感想でした。
学園闘争の写真でしか見た経験がないのでアレですけども
あの写真のせいでものすごく大きな建物に感じていたみたいです。
近づくと結構ごつごつして、迫力のある建物でした。

安田講堂のそばにある育徳園心字池。通称、三四郎池。
大きな木々に囲まれた静かな場所です。
もともとは加賀藩邸の庭園にあった池で、3代目加賀藩主前田利常が整備したそうです。
夏目漱石の小説『三四郎』で、主人公の三四郎とヒロイン美禰子が出会う場所でもあります。

鴨が羽づくろいをしていたのでパチリ。
ふわふわの羽毛かわいい。さわってみたい。
で、この三四郎池から安田講堂の下をぐるりと回っていくと
山川健次郎氏の銅像があるはずなので嬉々として見に行きますと。

なにこれ。
なにこれ!!!!!
講堂の改装工事中のため健次郎さんも、その隣のノーベル賞記念碑も見られない状態とか!
えええええええそんなのないでしょおおお。
個人的に総合図書館の次に来たかった場所だったのですが。残念。
(ちなみに山川健次郎さんとは元会津藩士・白虎隊士で、日露戦争前に東大の総長を務めた方で
現在、大河ドラマ『八重の桜』にも出ていたりします…。
おおぉい山川健次郎が大河ドラマに出るなんて今年くらいだよ東大~。
今年見せないでいつ見せるの~今でしょ~うおああぁもううorz)

工事現場の後ろに回って、隙間から撮影した後姿の山川健次郎像。
工事が終わったら真っ先に会いに来よう。ぐぬぬ。
と、そんな感じでテンションがた落ちで安田講堂に戻ってきたら。

にゃんこだーーー(*゚▽゚*)☆にゃんこ発見!!
一気にテンションが最高潮に(笑)。
ぴんと伸びた姿勢、つぶらな瞳、きれいなキジトラ模様!もゆる。
にゃーんと話しかけたら、にゃーんとあくびしつつ答えてくれました。いい子や。
触りたかったけど、触らせてはもらえませんでした。でもいいや。かわいいから。
にゃんこは心の栄養剤。

東大にはレストランやカフェがたくさんあります。
わたしは13階にあるイタリアンレストランで昼食をいただきました。
サーモンとブロッコリーのパスタおいしかったです☆

レストランから見えた風景。
曇っててあいにくの天気でしたが、スカイツリーが見えました。

東大広報センター。東大に関する広報資料がたくさんあります。
関東大震災後に建てられた、割とがっしりした建物。
現在は都の選定歴史的建造物に指定されています。

講習会が終わってから行きました。東京大学出版会。
仕事でこちらの図書にはいつもお世話になっております。

東大工学部キャンパスにある、弥生式土器発掘ゆかりの地碑。
このあたりは地名を弥生といって、近代に土器が発掘され、関係者がその地名をとって
現在わたしたちが教科書で習う「弥生時代」「弥生式土器」と名付けられたのだとか。
初めて知りました^^;
現在はまるっと「弥生町遺跡」として指定されているそうな。
というわけで、講習会に来たのか観光に来たのかよくわからなくなりましたけども(笑)、
東大本郷キャンパス訪問記でした。
時間がなくてあまり回れなかったけど、他にも面白い遺跡や銅像やカフェがたくさんあります。
(東大のホームページにマップがあるよ!PDFで重いけど興味のある人は見てみてください)
何かの機会にまた訪れてみたいです~。
お昼休憩の散策中にキャンパス内を撮影してきたので、写真をいくつかアップしてみます。

あっかも~ん。
東大といえばまずはここでしょうね。
この赤門、言わずと知れた旧加賀藩邸の御守殿門です。
(加賀藩の御算用者一家を描いた映画『武士の家計簿』にも赤門の話題がちょこっと出ています)
現在は国の重要文化財に指定されています☆
わたしがこの門をくぐったときも、写真を撮っている人たちが何人かいました。

こっちが東大正門。
赤門からさらに5分ほど歩いたところにあります。
東大はもともと国立の大学(帝国大学)なので、昔の卒業式には天皇が来ていたそうです。
で、そのとき馬車で通行したのがこの門だとか。
よく見ると菊紋がついていたりします。なるほどなあ。
肝心の講習会ですが、1日中椅子に座って講義を聴くので
午前中が終わるころにはすでに体中がバリバリに固まってしまい、
こりゃいかんとお昼休憩中にお散歩がてらキャンパスの中をウロウロ探検してまいりました。
東大に来る機会もなかなかないしね~(´∀`)。
ではレッツキャンパス拝見!

まずはここ!総合図書館!
ロックフェラー財団がくれた図書館!!初めて見ました。
蔵書数約120万冊。古代ローマの建築物のような、かなり年季の入った建物です。
うおお関東大震災の教訓の水道管とかちゃんとくっついとるー。
少しだけパイプオルガンを連想しました。
学校関係者ではないので中には入れませんでしたが(手続きすれば入れるけど)、
入口からチラッと見た限りでは赤い絨毯の敷かれたモダ~ンな内装ですな。
いいなーいいなー。
東大生諸君、大いに図書館を利用してくださいね。

正門近くの広場にいるジョサイア・コンドル氏☆
帝大(東大)で工学を教え、鹿鳴館や三菱一号館を設計した建築家として有名ですが、
わたしがこの人を好きなのはずばり「河鍋暁斎の弟子」だから!
ロンドンからお雇い外国人としてやって来た超エリートの若者(当時29歳)が
お江戸の浮世絵師に弟子入りしちゃうっていいよね、もえる。
21歳年上の暁斎からは「コンデル君」と呼ばれてかわいがられていたそうです。
なにそれかわいい。親子か。
暁斎の絵師としてのすごさや、暁斎先生とコンデル君の仲良しこよしな数々のエピソードは
ジョサイア・コンドル著『河鍋暁斎』で読めます。
先生が好きすぎて伝記書いちゃうコンドルさんかわいい。
(今も暁斎の作品解説にはコンドルさんの書いたものが引用されることが多いそうだ)

葉巻持ってるよ!細かい!

正門を入ってすぐの銀杏並木。秋には綺麗な金色に染まるんだろうなあ。
まっすぐ歩いていくと時計堂(安田講堂)に着きます。

その安田講堂。本物見るのは初めてだ~。
講堂の名前は建設のとき多額の寄付をした安田善次郎氏に由来するそうな。
なんか思ったより小さいなあ、というのが最初の感想でした。
学園闘争の写真でしか見た経験がないのでアレですけども
あの写真のせいでものすごく大きな建物に感じていたみたいです。
近づくと結構ごつごつして、迫力のある建物でした。

安田講堂のそばにある育徳園心字池。通称、三四郎池。
大きな木々に囲まれた静かな場所です。
もともとは加賀藩邸の庭園にあった池で、3代目加賀藩主前田利常が整備したそうです。
夏目漱石の小説『三四郎』で、主人公の三四郎とヒロイン美禰子が出会う場所でもあります。

鴨が羽づくろいをしていたのでパチリ。
ふわふわの羽毛かわいい。さわってみたい。
で、この三四郎池から安田講堂の下をぐるりと回っていくと
山川健次郎氏の銅像があるはずなので嬉々として見に行きますと。

なにこれ。
なにこれ!!!!!
講堂の改装工事中のため健次郎さんも、その隣のノーベル賞記念碑も見られない状態とか!
えええええええそんなのないでしょおおお。
個人的に総合図書館の次に来たかった場所だったのですが。残念。
(ちなみに山川健次郎さんとは元会津藩士・白虎隊士で、日露戦争前に東大の総長を務めた方で
現在、大河ドラマ『八重の桜』にも出ていたりします…。
おおぉい山川健次郎が大河ドラマに出るなんて今年くらいだよ東大~。
今年見せないでいつ見せるの~今でしょ~うおああぁもううorz)

工事現場の後ろに回って、隙間から撮影した後姿の山川健次郎像。
工事が終わったら真っ先に会いに来よう。ぐぬぬ。
と、そんな感じでテンションがた落ちで安田講堂に戻ってきたら。

にゃんこだーーー(*゚▽゚*)☆にゃんこ発見!!
一気にテンションが最高潮に(笑)。
ぴんと伸びた姿勢、つぶらな瞳、きれいなキジトラ模様!もゆる。
にゃーんと話しかけたら、にゃーんとあくびしつつ答えてくれました。いい子や。
触りたかったけど、触らせてはもらえませんでした。でもいいや。かわいいから。
にゃんこは心の栄養剤。

東大にはレストランやカフェがたくさんあります。
わたしは13階にあるイタリアンレストランで昼食をいただきました。
サーモンとブロッコリーのパスタおいしかったです☆

レストランから見えた風景。
曇っててあいにくの天気でしたが、スカイツリーが見えました。

東大広報センター。東大に関する広報資料がたくさんあります。
関東大震災後に建てられた、割とがっしりした建物。
現在は都の選定歴史的建造物に指定されています。

講習会が終わってから行きました。東京大学出版会。
仕事でこちらの図書にはいつもお世話になっております。

東大工学部キャンパスにある、弥生式土器発掘ゆかりの地碑。
このあたりは地名を弥生といって、近代に土器が発掘され、関係者がその地名をとって
現在わたしたちが教科書で習う「弥生時代」「弥生式土器」と名付けられたのだとか。
初めて知りました^^;
現在はまるっと「弥生町遺跡」として指定されているそうな。
というわけで、講習会に来たのか観光に来たのかよくわからなくなりましたけども(笑)、
東大本郷キャンパス訪問記でした。
時間がなくてあまり回れなかったけど、他にも面白い遺跡や銅像やカフェがたくさんあります。
(東大のホームページにマップがあるよ!PDFで重いけど興味のある人は見てみてください)
何かの機会にまた訪れてみたいです~。
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