ノーと言えるようになりたい。

どんどん変になる。
ヴァニラ画廊のエドワード・ゴーリーの世界展に行ってきました。
『エドワード・ゴーリーの世界』の著者である濱中利信氏のゴーリーコレクションから
約100点を展示。
内容は直筆絵はもちろん、シリアルナンバーやゴーリーのサイン入り絵やエッチング、
宣伝ポスター、レコードジャケット、人形やカンバッチ、本の表紙など多岐にわたります。
「これゴーリーに返却してください」的なメモ書きついてる絵とかあって笑っちゃった。
なんでこんな適当に扱われてるの(笑)。

ゴーリーって知る人ぞ知るみたいな作家なのでご存知ない方は濱中氏のサイトをご覧ください→こちら
とりあえず変な絵いっぱい描いてます!
何て言えばいいのか、ティム・バートンから濃さを抜いて毒気を足したような、
アダムス・ファミリーから濃さとコメディ色を抜いたような、
一見シンプルで実は緻密なライン、フリーハンドの味わいと不気味さと目力のワルツ。たまらん。

濱中氏がパンフレットの解説で
「書店で、ある本を手にしてパラパラとめくる。「ふ〜ん」と唸って棚に戻して他の棚に移る。
しかし、しばらくすると戻って来て再度同じ本を手に取って読み直す…。
初めてゴーリーの作品に接した時、この様な行動をとった方も多いのではないでしょうか」
と書いてらっしゃいますけど
わたし数年前にゴーリーの絵本を初めて書店で見たとき、まさにこの行動を取りまして。
確かゴーリーの復刊フェアか何かで10冊くらい平積みされてて
最初に手に取ったのがギャシュリークラムか蒼い時かうろんな客か覚えてないのですがたぶんどれかで
へんなのってパラ見して棚に戻して去ろうとして、
もいっかいギャシュリークラムか蒼い時かうろんな客かどれかパラ見して
結局その場の平積み全部読んでしまった。
こんな絵描く人がいるんだ…ってしばらく気になってじわじわ好きになった作家ですね。
(そして好きなものが紫式部とアリスとアガサ・クリスティと猫、と本人のインタビュー集で知って
ますます親近感が湧いた。
自分の好きなものを自分の好きな作家も好きってわかると嬉しくなっちゃうよねえ)

大の猫好きで猫も飼っていたゴーリーの猫絵は萌え絵の極地ですな…。
「キャッテゴーリー」って絵本がありますけど、もうほんとかわいくて。
リボン持ってたり本読んでたり、空飛んだり、とぼけたお顔で何もせずちょこんと立ってたり
アルファベットで遊んでたりするの。
Tシャツからぼってぼてのお腹がはみ出たにゃんこが半開きのギョロ目でこちらを見つめてくるっていう萌え絵。
わたしを殺す気か。本望だ。
(ゴーリーの作品では人間はひどい目に遭うけど猫は幸せな絵が多くて、
それは本人が猫をひどい目に遭わせる絵が描けないからっていう理由だったりします、猫好きの鑑)
ちなみにゴーリーが犬を描くとやっぱりお腹ぼってぼてでトレーナー着てます。
で、やっぱり飛びます。自分で飛んだり吊られて揺れたりします。ちくしょー!(バンバンバン!←床叩)
さらに、ゴーリーが象を描くとやっぱりお腹ぼってぼt(ry
で、やっぱり飛びm(ry

TV番組「MYSTERY!」のポスターもな~もう何ていったらいいのか。
「ジキルとハイド」や「スウィーニー・トッド」「ブラウン神父」などの宣伝なのですが
ジキルとハイドは背中がくっついてるしスウィーニー・トッドはカミソリと首飾りだし
それ描く!?的なぞくりとする内容。
ストーリーの核になる最低限のモチーフでシンプルなデザインなのに底冷えする。
10周年記念ポスターには画面いっぱいに大きな樹が描かれ、
ポワロ、マープル、ホームズ&ワトソン、キャンピオン、ダルグリッシュ、モースら名探偵がいっぱい。
じーっと見ていたら木に魚が刺さってたり根元に倒れた人が描かれているのに気づいて息のんじゃった。
あとゴーリーが舞台セットと衣装を担当した「ドラキュラ」のポスターな…。
真っ暗闇にガイコツ顔の天使が飛ぶわガイコツ顔の月が浮かぶわ、怖いんだかかわいいんだか。
今宵は…長くなりそうだぜ…!
他にもハムレットやバーナビーの物語や国際犯罪作家会議のポスターとか描いてるんですが
なんでこのモチーフなの、なんで?って小一時間、じゃない五時間くらいインタビューしたい。

ゴーリーが表紙を描いた本の展示。
シルクハット被った猫たちやふんぞり返った王様、長いレースを纏った女性、遊ぶ子どもたち。
宇宙戦争や荒涼館、失踪者、ルンペルシュティルツキンなども描いてるんですね。
「The Cut Direct」の表紙、写真なんですがゴーリー本人が殺されてましたよ。好きそう、こういうの。
友達の文章に挿絵を描いたり表紙デザインをすることもあったそうで、
いくつかそんな本の展示もありました。
「いつか一緒に本を出そう」と約束していた友達との合作は
家族のクリスマスの風景が表紙のカラフルな絵本だったみたいです。いいなあ。

グッズもいくつかありまして、猫たちの缶バッチやコウモリのぬいぐるみ、スタンプ、トランプ、
ゴーリーと飼い猫が仲良く写る写真も。
折りたたみ絵本はアコーディオンみたいに伸ばすことができて表紙にレンズがついていて
中を覗くと登場人物たちが立体的に見えるというもの。
これ楽しいなあー伸ばしたり縮めたりすると奥行きが変わるんだ!
ゴーリーは人形制作もしていたらしく(テレビ見ながら縫ってたそうな)、
手縫いの変な人形がありましたよ。
クリスマスカードは虎の縞模様でMerry Christmasと書いてあったりしてわ、わ、欲しい~!!
とどめはケースにちょこんと立っていたうろんな客人形。
つるすべな布製、ふわりと巻かれたマフラーときゅっとした白靴。
うおちょっとこれ超クオリティ高い持って帰りたい…!という気持ちをぐっと抑えて見つめてきた。

外に出たとき、世界が歪んで見えました……。
ほんとに中毒性高いなあ。
ゴーリーの絵って見ているうちにどんどん変になって戻れなくなるというか、
自分の中の変な部分や気がつかなかった部分、無意識に考えている部分を引き出される気がして
でもそれは全然怖くなくむしろあ、自分こんなこと思ってたんだって発見したり
それもあなたの一部だよってゴーリーに背中押されてる感じで面白いです。
人間って変ないきものだ!
たぶん一生好きな作家です、ゴーリー。

「わたしはいわば、潜在意識からそれらを呼び寄せてどんどん変になっていく順番で並べただけですよ」
(エドワード・ゴーリーのインタビュー集より)



さてさて、今年も色んなことがありました。
歌舞伎と能と浮世絵と妖怪画と深海とミュシャとターナーとゴーリーと久石さんの第九で大騒ぎしたり
京都と仙台と東大と熊野と伊勢でやっぱり大騒ぎしたり
『風立ちぬ』と『かぐや姫の物語』に泣いたり、宮崎さんの引退発言にしみじみしたり
パンスターズ彗星とイプシロンロケットとアイソン彗星に一喜一憂したり
八重の桜とあまちゃんと半沢直樹とお天気お姉さんと猫侍と相棒とリーガルハイと事件救命医とSPEC零と
ガルガンティアと有頂天家族と銀の匙とサバサビと京騒戯画とキルラキルとのんのんびよりでフィーバーしたり
和食の世界遺産登録と小笠原の新島とNDLのひなぎくとBMの春画展とBLのFlickrCommonsに感動したり
相変わらずのエリアメールと政局にあたふたしたりと、色んなものを見て感じた1年でした。

ネット上でもブロとも&リンともの皆様ととても仲良くさせていただいたり、
歌人たちの連載をしてみたり
超美麗イラストをいただいたり交換させていただいたりと充実していました。
いただける拍手やコメントがすごく励みになっています。皆様本当に本当にありがとうございます!
来年も余裕があれば連載にチャレンジしてみたいと思っています。
お仕事もがんばれますように!
Twitterはフォロワーさんも増えてますます楽しくなってます~。

本年の更新は今日で終わりです。来年も皆様にとってよい年でありますように☆

「雪降りて年の暮れぬる時にこそ つひにもみぢぬ松も見えけれ」読人不知
(古今和歌集巻六・三四〇番)
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テーマ : ぐっときた本
ジャンル : 本・雑誌

おのおのがた討入りでござる。

前回記事の続き。両国の吉良邸跡、泉岳寺の赤穂浪士たちのお墓参りの後に
歌舞伎座で仮名手本忠臣蔵・夜の部を観てきました。
昼の部は11月に観劇済なので、これで大序から大詰めまで通しで観ることができました☆
やっほい✧*。٩(ˊωˋ*)و✧*。


12kabuki1.jpg
泉岳寺駅から東銀座駅に着くと、地下街は完全に忠臣蔵ムード。
だんだら模様ののぼりや吉良邸っぽい看板が出て、忠臣蔵グッズもいっぱい売られていました。

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すっかり気に入ってしまった歌舞伎座5階の寿月堂さんにて遅いお昼ごはん。
鯛茶漬けをいただきました。あっさりよいお味。

食べ終えてギャラリーやお土産屋さんを物色していたらあっという間に時間になったので
イヤホンガイドを借りて席に移動。
今回はいつもより奮発して花道&舞台に近い席を取ったよ!役者さんがいつもより近かったよ!
高いお席いいね!!
(チケットが発売早々に完売してしまい戻りチケットしか取れなかっただけです…でもあの席良かった)

夜の部は勘平切腹から吉良邸討入りまでを上演してくれます。
浅野家の大事に居合わせられなかったので自害しようとしたのを恋人お軽に止められた早野勘平を
今回は染五郎さんが演じています。
猟師に身をやつした設定なので蓑に菅笠という格好。染ちゃん似合~う。
鉄砲の火縄が雨に濡れないように守るしぐさとか、イノシシを追っかけて鉄砲を構えるのとか
間違えて人を撃ってしまいショックで松の木にぶつかってフラフラするのとか
でも懐からちゃっかり50両の財布持ってちゃったりとか(討入り参加費用が必要だったのだ)、
芸が細かいです。
その前の獅童の定九郎もちょっとすごかったけど。。
お軽のパパが娘の身売代を懐にひとりごと言いながらの帰り道だったんですけど(フラグ全立ち)、
舞台の真ん中の藁小屋みたいな中から白い手がぬっと出てきてパパを引きずり込んで
ギャー…。
仕事早い。
パパから50両ぶんどってドスの効いた声で「ごじゅう~りょお~」と満足そうな顔だったりとか
あっという間に鉄砲で撃たれて口からこぼれた血糊で白い足が赤く染まるとか、なんという演出。
歌舞伎って容赦ないなあ。

(余談ですが獅童が顔を見せたときわたしの周囲で「獅童だ」「獅童だね」と小さな声が口々に。
彼にとっては大変な中での舞台になってしまったよね。
こういうときでも役者さんは休めないのだなあと思いました。
そういえば去年の今頃は中村屋の兄弟が口上で勘三郎丈のことを述べていたっけ…。
がんばれ若手花形役者たち。応援しています)

お軽の実家では一文字屋お才と女衒の源六が訪ねてきていて(2人ともしたかかな演技!)、
すでにパパに50両渡した、今日また50両を渡す、証文もあるということで
お軽をむりやり籠に乗せて連れて行こうとするのですが
そこへ何も知らない勘平が帰って来て
「なんだこりゃ、猟師の女房がおめぇ、お籠でもねえじゃねえか、おら、この籠戻せぃ」って
籠の棒をチョイとつつくと籠引きがおっとっとと後ろへ下がっていきました。
おお!勘平かっこいい!!
で、お軽に「あれは誰だ」と聞いても、どう説明したらいいかわからないお軽は
「あの方は…あの方どすなぁ」と曖昧に答えるだけ。
このお軽がね!七之助なんですけどね!はあぁぁぁああしっとり美しや…。
相変わらずのしなやかな身のこなし、恋人を「こぬ人」と呼ぶときのやさしく艶やかな声色。
何も知らずに籠で運ばれていくシーンなんか別れの悲しさがにじみ出ています。天使。
七之助のお軽人形どこかに売ってませんか、1体うちに欲しい。

しかし染ちゃんも負けていません。
母おかやからお軽が身売りをしたと聞いて驚き、お才から財布のことを聞いてさらにびっくり。
自分が持っている50両の包みと、お才の持っている包みを見比べて同じ布だったことから
自分が撃ったのはお軽パパだと思い込んで猛烈なショックを受ける演技、
お軽が淹れてくれたお茶を飲んでむせる演技、
パパの遺体が運ばれてきても驚かない演技(自分の仕業と思い込んでるからね)、
何か知っているのかとおかやに問い詰められて血を吐くように告白する演技、
「金が欲しかったのか!」とおかやに叩かれて何も言えない演技、
ぜんぶ神。
母ちゃん違うんだよ~染ちゃんじゃないんだよ~(;´Д`)アウアウ
そこへやって来た千崎弥五郎と原郷右衛門からの
「由良之助さんが『おまえは仲間に入れない』だってよ」という返事で完全にハットトリックかまされて
その場でぶすっとお腹に刀刺しちゃう勘平。
うええ~痛いよう~痛いよう~~(;´Д`)。
お腹に巻いたサラシ(?)がみるみる真っ赤に。うおお血糊気持ち悪そう…。
からの、弥五郎がパパの遺体の検分をして
「これ鉄砲傷じゃないよ、刀傷だよ」「…え…」の間が、もうね…。
やっとここで、定九郎がお軽パパを殺して、勘平はそうとは知らず義父の敵討ちをしたということが
明らかになったわけで。
敵討ちは武士の誉れですので、郷右衛門さんの計らいで討入りの仲間に入れてもらえることになって
勘平は最後の力を振り絞って血判状に名前を記し、満足そうに微笑んで切腹。
ガクッといく前の染ちゃん、目が真っ赤でした。メイクじゃなくて白目が真っ赤ってどういうことなの。
自然にそうなるんだろうか。役者魂。

よくできてるなあこの話…。

12kabuki3.jpg
休憩~。本日のお弁当。
染ちゃんの勘平やお七のお軽を思い出しながらほくほくいただきました。


幕が上がり七段目。
大石内蔵助が吉良方の目をあざむくために遊郭で遊びまくっていたというのは史実にもあるところですが、
それが大胆に脚色されて上演されます。

遊郭から帰ってこない由良之助を迎えに、3人の赤穂浪士が花道をやってくるところから始まりますが
3人の後ろから猫背でコソコソついてくる平右衛門が海老ちゃんだったということに
イヤホンガイドさんに言われて初めて気づきました。
「えっ海老蔵?」「海老蔵なの?」ってわたしの周囲でも小さな声がちらほら。
ちょっと面白い演出でしたね。
で、仲間の浪士たちに迎えに来られても、遊女たちとめんない千鳥とかやって呂律回ってない由良之助。
幸四郎さん、酔っぱらい演技うまいですね(笑)。
めんない千鳥で捕まっちゃう亀三郎さんかわいかったよー☆
「討入り?何それおいしいの?」的な由良之助に平右衛門が僕も討入りに加わりたいって申し出る場面で
身分の低い自分でも高いあなたでも殿様への忠義は同じだって言ったり、
酔っぱらって寝てしまった由良之助にお布団出してあげたり、
手紙をそっと渡したのにポイってされてもめげなかったり、
3人浪士が由良之助を斬ろうとするところでも「まあまあ」ってなだめたり、
おお、海老ちゃん何気にデキる男ではないか(^v^)。
語尾に「ごわりまする」ってつくのとか面白かった。奴言葉だそうですね。

誰もいなくなった遊郭。花道から息子の力弥がやってくるのに気付いた由良之助。
わざと大声を出して周囲に人がいないのを確かめてから、顔世ちゃんからの手紙を受け取ります。
全然酔ってなかったのね~( ̄ー ̄)ニヤリ☆

そこへ吉良方に通じている斧九太夫(前段に出てきた定九郎のパパ)がやって来て、
由良之助が遊女や仲居たちを呼んで見立の踊りというのをやってくれたんですが
すごく面白かった!
青い布をひらひらさせる→お姉さんが泳ぐ真似→「じぇじぇじぇ!」=答え:あまちゃん
背の高い蝋燭立てを持って若衆が走る→お姉さんが盃の上で赤い前掛をひらひらさせる=答え:五輪聖火
客席中で大爆笑(´▽`)。
ここたぶん、その年の流行したものによって見立のお芝居も変えるんだろうなあ。
小山三さんも出てきてかわいらしい仲居さんを好演されてましたよー。
(しかし今年の歌舞伎座へのあまちゃん登場率は高いですな)

この辺りは由良之助が敵に本心を悟られないよう細心の注意を払っていることがわかります。
明日は内匠頭の月命日で精進しなくちゃいけないのに、ペロッと肉や魚食べちゃったり
刀をサビだらけのまま放っておいたり
明かりを消し、差出人がわからないように蝋燭で封を燃やしてから手紙を読んだりと
そこまでするのねって感じの徹底ぶり。
…徹底ぶり、なん、です、が、なぜ、なぜ縁の下に隠れている九太夫には気づかないのじゃー!!
手紙をするすると縁側に降ろしちゃって思いっきり九太夫に盗み見されてます。ああ、もう。

ここで!玉三郎さま扮するお軽ちゃんが!満を持して降・臨☆
酔いをさますために障子をあけて由良之助に「由良さんかえ」と声をかけるのが初登場シーンなんですが、
美しすぎてお腹がぞわってしたわ!!
前段のかわいらしい娘からこんな艶やか美女になりましたよお軽ちゃん。がんばったんだね(何)。
立ちのぼる色気と憂いがパない玉さまにのっけからぶっ刺された。この先もつかしら。

ここからは玉さまの独壇場でしたよ…。
かわいくて色気あっておしとやかで綺麗で、ねえ男だよね?ほんとにこの人男だよね??ってなった。
こんなにすごい人だったんだって芯から思いましたよ。
由良之助の手紙を鏡越しに盗み読みする傾きポーズと、着物の袖からのぞく手の美しさ。
由良之助に誘われて梯子を下りるのも「こりゃ、高いわぁ」「勝手が違いますわいなぁ」とか
なんだかんだ言って全然由良之助の言うこと聞かない(笑)。
幸四郎さんも負けずに応酬、女性が高い場所から男性のもとへ降りていくのもあってかなり際どい芝居です。
大ベテラン同士の駆け引きが見られて大満足でした☆

お軽に手紙を見られたと思った由良之助、事態を収拾しようと
「おまえを身請けして3日で自由にしてやる」と破格の条件をつけます。
当然、お軽ちゃんは大喜び。
その後、久々に再会したお兄ちゃんの平右衛門と喜び合うのもかわいい。
(それにしてもずいぶん年下のお兄ちゃんですね^^;)
お兄ちゃんに「おまえ、綺麗になったなあ。よく見せてくれ」と乞われると
「あにさん、こうかえ」と、すらりと美しい後ろ向きの立ち姿をご披露!
客席から拍手がわきました。本当にきれいだった。
由良之助からの条件を話して、「あにさん、あたし自由になれるの」って嬉しそうに語ります。
はぁ~玉さまかわいい…(*´Д`*)。
しかし、お兄ちゃんはあまりの好条件に「まさか妹を斬るつもりでは」とぶっとんだ勘繰りをしてしまって
しかも人にやられるくらいなら自分がとかよくわからない理屈で
いきなりお軽に斬りかかって、でもやっぱり斬れないっていうやりとりが
怖いシーンのはずですが玉さまのお蔭で笑えるシーンに変貌。
もみ合って距離をとった2人、「…お軽、こっちこい」「いや」「刀置くから」「いや、刀しまって」
「…ほら、しまったぞ」「あにさん、顔が怖い」「こりゃ生まれつきだ!」
とか何とか言い合いをして、
最終的にお軽が「刀2本とも置いて後ろ向いてて、そしたら行くから」ということでやっと決着。
客席に背を向けて微動だにしない海老ちゃんのもとへ、玉さまがじり、じりと寄っていって一言、
「…あにさん、来たが、何じゃいなぁ」
悩殺の美しさ!!
あんななよやかポーズさらっとできちゃう玉さま何なの。
だめだ。フェアリーすぎる玉さまに致命傷どころかとどめくらいましたお。もはや瀕死。
…でも、あと、ちょっと、がんばります、だいじょうぶ、ほら、みて、そこに、ようせいが、とんでる!

夫の勘平の切腹をお兄ちゃんから聞かされ、ショックでさしこみを起こしたお軽ちゃん。
玉さまの演技と海老ぞりやばかった…ほんとに息止まったんじゃないかって思った。
慌てた平右衛門、妹に水を飲ませようとするのですがうまくいかなくて柄杓の水を口に含んで
まさかの口うつしかと思いきや「あれー飲んじまったい」飲んじゃったんかい!!(爆)
勘平はなぜ死んだの、まさか裏切りですかと言うお軽ちゃんに
「あいつはそんな奴じゃねえ」って平右衛門がきっぱり言ってて嬉しかったです。
おお…海老ちゃんが染ちゃんを庇ってる…海老ちゃんいいやつ…!
と、わたしは大変にっこりでした。←
なんか知りませんが今回こんなんばっかだ。ありがとうございますごちそうさまです。

でも夫がいないならあにさんの手にかかって死にますとお軽ちゃんが言い放つと、
障子の陰ですべてを聞いていた由良之助が登場~!
兄妹の心意気に感服したわけですな。
平右衛門を討入りに加えると約束し、
お軽ちゃんに刀を握らせて床下にいた九太夫にぶすっと一太刀あびせて、
平右衛門に「鴨川で水雑炊を喰らわせやぁい!」と大音声で命じて、大岡越前みたいな決めポーズ。
了解した平右衛門が九太夫を背負ったところで幕切れでした。

ほんとこの話よくできてるなあ!!

それにしても玉さますばらしかった…。
お兄ちゃん役のはずの海老ちゃんがかすんでしまっていたよ。
海老ちゃんもかっこいいセリフ多いし粋なますらおっぷり出しててがんばってたけど、
玉さまの方が何枚も上で完全にリードしてて
逆に海老ちゃんはいいところを全部引き出してもらってた感じ。
ベテランといわれる人は周りを圧倒する存在感もさることながら
相手役にも存分に力を発揮させちゃうんだなあ。


12kabuki4.jpg
休憩入りました。花道に真っ白い板が敷かれて雪の演出に!
(ちなみに史実では雪は降っていません)

幕が開けて11段目。大詰めですよ~。
吉良邸正門前に集合した赤穂浪士たち。
ど真ん中に由良之助がすっくと立って、陣太鼓をドンドンドンと打ち鳴らします。
うおお~おのおのがた討入りでござる!!って脳内で叫んじゃった。
で、由良之助のセリフが長かったんで舞台上の浪士たちを数えたら27人。…あれ?(^▽^)
47人は舞台に乗り切らなかったのでしょうか。

紙吹雪が舞い散る中でのチャンバラもすごかったですよ。
竹森喜多八の尾上松也、小林平八郎の獅童と、若手同士の斬り合いが一番派手でした。
飛んだり跳ねたり、雪ぶっかけたり冬の冷たい池に落とされたり、割と何でもあり。
池に落ちてびっしょびしょになって(ほんとはなってないけど)あがってくる松ちゃんが
濡れてずっしり重たくなった服の重量感とか、顔や髪にかかった水を振り払うしぐさとか
ぜんぶ感じさせるような演技で良かった。
獅童の最後の断末魔とダイレクトな倒れっぷりも良かったです。
何もせず逃げる人たちは見逃されていましたな。
浪士たちはあくまで、抵抗する武士たちだけを相手にしたとイヤホンガイドさんが教えてくれました。
なるほど。

呼子のピーーーッ…っていう音で…とうとう…見つかっちゃった…見つけた……などと。
弥五郎が吉良の首を打つシーンで全員が客席に背中向けてるんですけど、
浪士たちひとりひとりの袖にひらがなを一字書いた札がぶら下がっているのに気づきました。
おお、ここでタイトルが生きてくるのか。「仮名」手本忠臣蔵。
そして首級をあげたとき、全員がざざっと真正面を向いて、
由良之助が「おのおのがた、勝どきィ!」全員「エイ、エイ、オー!!」
感無量。
でも舞台には37人しかいません。さっきより増えたけど^^;


以上、仮名手本忠臣蔵、これにて観劇終了です!
うわー…すごかったなあ。
定式幕が閉まっていくときはくたくたで頭と胸がいっぱいでどうしたらいいかわからなかった。
でも気持ちよく疲れていました。
こんなにも狭く、ぎゅーっと狭い世界にこれだけたくさんのエピソードを盛り込んで
何重にも張られた伏線もきっちり回収して、役者の見せ場もあって
恋愛や主従愛やきょうだい愛まで詰め込んで濃縮しちゃった芝居ってそんなにないだろ…。
(幕間ごとに四谷怪談が上演される場合もあったしね)
悲しく容赦なくえげつない事件をどこまでも美しく奥深く。濃密な時間でありました。
とても満足の内容だったのですが、11段目の討入りがなんとなく短く感じてしまったのは
七段目の玉さまがすごすぎたからだと思う。

実はわたし今年1月に歌舞伎デビューしたので、つまり歌舞伎元年だったのですけど
すばらしい元年になったなあと思っています。
役者の皆さまの全力のお芝居に感謝。
三味線や唄などのお囃子さん、黒子さん、大道具さん衣装さん照明さん、イヤホンガイドさんほか
お芝居を全力で支え続けた裏方の人々にも感謝。
来年も彼らがつつがなくお芝居を続けられますよう、
三津五郎さん、仁左衛門さん、福助さんが早くお元気になられますよう。芸能の神様、なにとぞ。
よーし来年も張り切って歌舞伎見物するぞー。
(実は1月、初めての浅草歌舞伎に行ってきます、楽しみっ*^ ^*)


12kabuki5.jpg
本日のいでたち。寒かったので羽織を着てマフラー巻いて、足元はブーツ。
少し雨も降る天気でしたので帽子被ってよかった。


本日のお絵かき↓
oishi.jpg※クリックで大きくなります
大石内蔵助吉雄。
11月の記事で予告しましたので描きました。浅野内匠頭と対になっています。
冷静で用意周到、かつ熱いスピリットの持ち主ということで、着物は青と黒ですがバックは赤にしました。

享年45歳。天智天皇、有島武郎や三島由紀夫と同じですね。
*ブログ内のイラスト記事一覧はこちらです*

この約150年後、だんだら模様を浅黄色にして隊服としたのが新選組ですな。

テーマ : 歌舞伎
ジャンル : 学問・文化・芸術

両国と泉岳寺を訪ねる旅。

昨日、歌舞伎座へ仮名手本忠臣蔵夜の部を観に行って来たのですが
午前中は時間があるなあと思っていたら、頭の中に
「じゃあ吉良邸と泉岳寺へ行けばいいよ、ハハッ♪」と声が降ってきたので
突発的に両国界隈へ行ってまいりました。

で、せっかくなら吉良邸周辺の史跡めぐりもしてこよう~と欲張りまして
あちこちうろうろして写真も撮りましたので、そちらもあわせてご紹介いたします。

にゃんにゃん。
回向院は動物供養塔の前にいた猫ちゃんたち。
千羽鶴やお花がたくさん供えてありました。

以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開閉しますのでどうぞ☆

続きを読む

テーマ : 史跡
ジャンル : 学問・文化・芸術

ポストカード展示2013。

※期間限定トップ記事。最新記事はこの下です↓

展示その1☆
熊谷市のアルス画房さんにてポストカード展が開催中です☆

作品一覧→こちら(後日リンク貼ります)
テーマは「自由作品」「オレンジ」「アニマル」「しあわせ~」の4つで、
参加者の皆様のすばらしいポスカイラストが展示されています。
かわいいのあり美しいのありクールなのあり、何でもありです。見てるだけで楽しい♪

poska2013-1.jpg
力作だらけ!1人で何枚も描いてる方とかいました。

poska2013-3.jpg poska2013-4.jpg
わたしも「自由作品」テーマで今年は新作描きました!
1枚はカラーでもう1枚はペン描き。
去年は縮小印刷かけちゃってましたが、今回はちゃんとデザインから考えてポスカに描いてます(笑)。
カラーは「天山の巫女ソニン」の例のシーンへのオマージュ、
ペン画のほうはネットニュースで見たゴルチエのメンズスカートが描きたくて描いたもの。
両方とも満足のいく仕上がりになりました。
写真は、作品保護のビニールで光っちゃってますけど遠方の方々、雰囲気だけでも感じていただければ。
興味のある方ぜひナマ絵を見に来てやってくださいませ☆


【アルス画房】 HP→<http://arsgabou.com/
埼玉県熊谷市鎌倉町152
10:00~19:00 毎週水曜日定休
ポストカード展会期:2012/12/19(木)~2013/1/19(日)

お店へのアクセス:こちら
JR熊谷駅から徒歩7分
駅北口のロータリーを左方向へ、線路に平行して歩いてください。一方通行出口右角。

お近くの方や興味のある方、お時間がございましたらぜひお越しください♪
ヽ(*^∀^*)ノ

テーマ : 展示会、イベントの情報
ジャンル : 学問・文化・芸術

年の瀬の歌。

先週末、NHKホールで「久石譲 第九スペシャル」を聴いてきました♪
久石さんが第九を初めて指揮するコンサートです!
新聞広告で知ったのですが、
チケットの発売日が待ち遠しいイベントは数多くあれど今回は楽しみすぎてはげそうでした。
発売初日にファミマへすっ飛んでいって取りましたとも。
(あとで聞いたら即日完売だったそうだ)

yoyogi.jpg
ホールへ行く途中にあった代々木公園の大樹イルミネーション。
うきうきしていたのでかなり光輝いて見えました☆

子どもの頃はとても大きく広く感じていたNHKホールは、十数年ぶりの身には何だかコンパクトな印象。
(でも実際に演奏が始まったら本当に安定したすばらしい音響で、
さすがは何十年も音楽を聴きつづけてきた建物だなって思った)
わたし誰かのコンサートに来るといつも会場をぐるっと回ることにしてまして、
今回も例に漏れずレッツ会場拝見。
おおおここが紅白の審査員席かーとか、審査員席からだとこう見えるのかーとかwktk。
月末に紅白を見る目が少し変わりそうです。
ステージの上ではすでに何人かの方が調弦中で、
クラリネットの人が風立ちぬのメロディをパラポラピロンと軽やかに吹いてらして素敵すぎて
ちょっとあなたあと30分くらいそうしててくださいって思った。

開始時刻が迫ると舞台袖から演奏家の人たちと合唱隊の皆さんがしずしずと出ていらっしゃった。
合唱は一般公募を含む約320人。ステージ後方に人がぎっしり。すごい眺め。
そして、全員がスタンバイしたところでいよいよ久石さんがご登場~☆
うわああ~~!!!Jooooooooo!!!←
感激しすぎて拍手しまくって手が真っ赤になりました。
実はご本人をナマで見るの初めてだったのでした…テレビでは何度も見てるけど…。
ナマ久石さんは2階席からはマッチ棒でしたがもうそんなんどうでもいい、
同じ空間にいられるって考えただけで頭の後ろがどっかへ飛んでいきそうになった。
だってナウシカやトトロの頃から好きでさ…生き神様でさ…そんなわけで拍手しすぎました。

第九ってだいたい単品で聴くのが多いように思いますが、今回は久石さんの曲も演奏されました。
Orbisという曲、そして映画「風立ちぬ」と「かぐや姫」からの組曲です。
Orbisはパイプオルガンと合唱つきの曲でした。
タイトルはラテン語で環とか繋がりの意味で、グレゴリオ聖歌にも同じタイトルの歌がありますね。
演奏もすばらしく優雅で、合唱がすごくきれいで讃美歌のようだった。→こちらで聴けます
(サントリーホールと大阪城を中継で繋ぐイベントの際に作った曲だそう)
パイプオルガンも良かったなー。ひさびさにパイプオルガンの音を聴きました。
久石さんの曲だと何かが始まりそうな予感がするような、歌うようなメロディがいいなあ。

風立ちぬのバラライカとバヤンとギターすばらしかった…!
あのかそけく、でも確かな、強くやさしく弦をはじく音やばいっすね…!!
映画のことぶわっと思い出して鳥肌立って、そんな自分に自分でびっくりした。
もうね、出だしのタータターターン、タタタタターターン、のくだりで涙出てきて
ああ今空飛んだなあ…今学校だなあ…ああ働き始めたなあ…飛行機作ってるなあ…落ちたなあ…
菜穂子さんだなあ…軽井沢デートだなあ…汽車に乗ったなあ…名古屋駅で再会したなあ…
カストルプさん出たわあ…カプローニさんと会ってるなあ…とか、
音楽で映画のシーンを次々に思い出しては泣いてました。
隣の席の人きっとこの人やばいってドン引きしてるよなあって思ったけど
曲が終わったとたん、お友達同士だったのかしら、隣の2人のお嬢さんたちと
「やっぱり風立ちぬいいよね!好きだわ!」って語ってらしてちょ、混ぜてくださいって言いたかった。
言わなかったけど。

かぐや姫も泣きそうでした。ってか泣いてた。
さらっとした音とメロディ、引き算の映画なら音楽も引き算。
楽器が必要最低限で室内楽みたいなんですけど、
本当に郷愁を誘われるメロディだなと思いました。かぐや姫の山に帰りたくなった。
竹藪で翁に見つけてもらって、すくすく育って野山を走り回って転がって笑って
捨丸兄ちゃんとランデブーして…わあああああ。。
やばいまた観たくなってきた、3回目行くか、DVDを待つか、2つに1つ、明日はどっちだ。
(そういえばサントラを風立ちぬとともに密林でぽちりました。明日届くはず)

休憩を挟んで第九です!
演奏者でもないのに、もう休憩中からドキドキするわたし。
第九をナマで聴くの初めてだったんですけど、指揮者が久石さんだなんて幸せすぎる。ぬおお。
久石さん、第九を指揮するのがずっと夢だったそうで
パンフレットのコメントもご自分の曲は少しだけ、第九は倍以上のスペースで語っていらっしゃった。
ベートーヴェンを作曲家として、音楽家として尊敬なさっているのだなあと思いました。

そういえば第九のフル楽章も初めての経験でした。約1時間20分の長丁場。
第一楽章の出だしを聴いて、わあ、ベートーヴェンだって思ったのは
事前に久石さんの曲を聴いていたからかもしれません。
さっきまで久石さんがニコニコしていたステージに、突然ベートーヴェンがあのコワモテで
のっそりやって来た感じ。
運命とか英雄あたりの、暗くも明るくもない雰囲気にすばらしいバランスで構成された音。
すみずみまでみっちり音が詰め込まれたような隙のなさ。
これが音楽の理想の形式ですと言わんばかりの、
でもドヤ顔じゃなくまじめくさったコワモテのベートーヴェンが浮かんできました。
演奏はさすがの読響で、いちいち音がかっこよかったです。
均整のとれた第一楽章、旋律がリフレインする第二楽章、なんだか夢の世界のような第三楽章。
もう感動。

合唱隊の皆さんは第一~三楽章までずっと座りっぱなし。第四楽章でやっと立ち上がりましたが
300人が一斉に立つと空気が震えますね(笑)。
前列にいたソロ歌手の4方も立ち上がって、まずは
「O Freunde, nicht diese Tone!」のバリトンソロ!!キターーーーーかっこいいっ(゚∀゚)☆
テナーとバリトンのFreude、Freudeの掛け合いと、すぐの合唱の
「Freude, schoner Gotterfunken」とのコンボでもうあかんかった。
想像を果てしなく超えた歌声と音楽に五感ぜんぶ刺激されまくって頭おかしくなりそうだった。
ソプラノとアルトが加わっての掛け合いもやばかった。
クライマックスの全員合唱はもうホールを突き抜けるような神演奏であった。
わあああ一緒に歌いたいー!!
久石さんもタクトをたたきつけるように振って、コンマスも楽団も懸命についていってて
なんかそれ見せられてるってだけで本日何度目かわかりませんが涙出ました。
第九で涙出るってなんなの。
ステージの上の人たちがどこまでも全力すぎて完敗です。ほんとなんなの。動悸が止まらないよ。

演奏が終了した直後の拍手の大きさったら、文字通り埋め尽くすような大拍手。
スタンディングオベーションしてる人もいました。
わたしも手が真っ赤で痛くなるまで拍手してしまった。
1824年に初演されたときベートーヴェンは指揮台にいたけど
そのときは耳がもう聞こえてなくて拍手が聞こえなかったんだよね、
ベートーヴェンにほんと今日の音聴かせてあげたかった。

カーテンコールは3回。
出てくるたびに照れてる久石さんかわいかった。
2階席じゃなく1階席だったらわぁわぁわめきながら駆け寄るところでしたよ。
どこまでも楽団の人たちをたててらした。謙虚な方ですね。

いやー…しかし第九のクラシックとしての完成度の高さがすごくよくわかりました。
単品だとわかりにくいけど今日は久石さんの曲があったから、重厚さ四角四面さを余計に感じたのかも。
久石さんのタクトなので重厚な中に優雅さがあったようにも思いました。
指揮を終えてくるっと客席を向いた久石さんがすがすがしいまでの笑顔でしたな。
良かったですねえ、夢がかなって(´▽`)。

ジブリ関係者も何人かいらしてたみたいでした。
鈴木さんと高畑さんはいました。鈴木さんはいつものあの服装(笑)。
山田洋次さんを見たってツイートなさってる方がいました。わあー、気がつかなかったわ。

daiku2.jpg
ロビーにお花もたくさんきていましたよ。

daiku5.jpg
いつものトリオ+EXILEのATSUSHIさん。
東博の京都展テーマソングで一緒にお仕事なさってましたね。

daiku3.jpg
ダイオウイカと深海ザメからも(笑)。
あー、今日のステージにATSUSHIとダイオウイカさんが来てくれたら
久石譲2013Worksの総決算ができたのに!(笑)
第九の上を飛ぶダイオウイカってすごい絵ヅラじゃありませんか。見てみたい。

会場にカメラ入ってますってアナウンスあったからそのうち放送あるといいな!

テーマ : クラシック音楽
ジャンル : 音楽

鳥、虫、けもの、草木、花。

来年夏公開のジブリ最新作は『思い出のマーニー』だそうですね!!
Twitterのニュースでマーニーの4文字見て「ぴぎゃーー」って叫ぶところでしたよ。
やばいっめちゃくちゃ嬉しいっ待ち遠しい☆
アリエッティに次ぐ米林宏昌氏の2作目ですよ。
アリエッティに続いてアンナとマーニーがジブリの絵で動きますよ。
そして、アリエッティと同じように舞台設定をイギリスから日本に変更するそうな。

原作は前に宮崎駿氏がプッシュしていたので読みまして、面白いようにハマって
今も大好きな本です。
静かで暖かくて胸がぎゅーっとする切ないエブリデイ・タイムファンタジー。
出てくる人みんなすごくいい人ばかりなんだ…。
時の旅人とかトムは真夜中の庭でとかグリーン・ノウシリーズとか、
イギリスは良質なタイムファンタジーが多い国ですね。

公式サイトもできていたので見たら、脚本が3人体制ですね。
千と千尋のとき作画監督だった安藤雅司氏が脚本に参加してる、たぶん作監もやるんだろうな。
音楽が村松崇継氏!京都1200年の旅のテーマ「希望という花を」のお方ではないか。
マーニーの世界観にぴったり~♪
村松氏の音楽に合わせてマーニーがあんな風に、アンナがこんな風に動くとか(落ち着け)
やばい見たすぎる。
生きねば\\\ ٩( 'ω' )و ////


…と、前置きがだいぶ長くなりましたが。
先月と今月と2回観に行ってきた映画『かぐや姫の物語』の感想を書きたいと思います。
あめつちよ。
以下、盛大にネタバレしていますので未見の方はご注意ください。
大丈夫な方はクリックでどうぞ~↓

続きを読む

テーマ : スタジオジブリ
ジャンル : 映画

光の先駆者。

東京都美術館でターナー展を見てきました☆
ロンドンのテート・ギャラリーに所蔵されているターナーの作品約110点が来日ということで
去年からずっと楽しみにしていました。
ターナーの絵は昔から大好きで画集もよく見ますけども
本物をまとまって見る機会は今までなかったので行って良かったです。
もんのすごく混んでましたが(;´∀`)。

作品は年代順に並んでいて、ターナーの青年期から晩年期までの水彩画・油彩画を
たくさん見ることができます。
10代の頃は、あらゆる芸術家がそうであるように先人の技法を真似してお手本通り描いたりしてて
ほとんどが水彩画ですね。
「パンテオン座、オックスフォード・ストリート、火事の翌朝」とか
「ダラム大聖堂の内部、南側廊より東方向を望む」なんか見てると
事件を描くことや光を描くことにこの頃から興味があったんだなあと。
「月光、ミルパンクより眺めた習作」でやっと油彩が出てきますが
やっぱり油絵はコントラストがくっきりしますね。
ターナーの描く月光、美しかったです。

「嵐の近づく海景」あたりから、普段わたしたちがイメージするようなターナーの絵が出てきます。
川や海、波しぶき、船、空など、ああターナーの風景画だよねって。
「バターミア湖、クロマックウォーターの一部、カンバーランド、にわか雨」の虹が
静かな色合いでしたね。
虹に色はついてないのですが、画面が暗いので虹とわかるようになっています。
(そして西洋で虹といえばノアの方舟のエピソードだ)
ちょうどこの頃は自然に対して崇高なイメージを持つことがイギリスで流行りだしていて
その影響でしょうか、「グリゾン州の雪崩」とか、すごいですよ。
キャンバスに雪の白色をたたきつけまくって、ゴッホのように筆のタッチをビシバシに残している。
ターナーは海の絵もよくそんなタッチで描いてるよね。
しぶきを表現するために白絵の具でキャンバスを凸凹にしていたり。
さすがは嵐の絵を描くため船のマストに自分の体をくくりつけて荒れ狂う嵐の海をスケッチしたという
逸話を持つターナー(当時60歳前後)ですよ!
アラ還おじさんの根性パない。
(ちなみにこの逸話の真偽は不明です^ ^;)
「エジプトの第十の災い:初子の虐殺」「ディドとアエネアス」あたりは
宗教と芸術が一体化しているよくあるパターンですが、
人物よりも風景に力が入れられているのはターナーならでは。
風景は抜群にうまいけどたぶん人を描くの苦手よね…歌川広重みたいに。

「ポーツマス港に入る拿捕された二隻のデンマーク船」、
イギリスに降伏したデンマーク船が護送される様子を描いています。
(ターナーは実際に港に出向いてこの光景をスケッチブックにどっさり残している)
当時の様子を知る資料ともなりうるし、
社会や事件を油彩で描くことの先達にもなった絵ですな。
この絵と「イングランド:リッチモンド・ヒル、プリンセス・リージェントの誕生日に」などは
イギリス王室から注文がもらえたらいいなァ…の思いがこもる、何ともしたたかな作品だそうですが
ターナー、一度だけ王室からの注文を受けたことがあって
そのひとつであるトラファルガーの海戦のための習作がきていました。
とてもすばらしい絵ですが、沈みかけた戦闘船から落ちた人を助けようとする絵なので
海戦の勇ましさも何もありはしないということで怒られて、二度と注文が来なかったそうです。。
王室の比護が欲しかったのに描きたいものが斜め上すぎていまいち好かれないターナー、
かわいい。

「回廊装飾のための絵を準備するラファエロ」、ターナーがイタリア旅行をしたときに描いた絵です。
これを描いた年はラファエロ没後300年だったらしくて
ラファエロブームのようなことが起きていたとか。
ターナーはラファエロやティツィアーノら過去の巨匠が大好きでリスペクトしていたそうですが、
割とライバルのようにも思ってたらしくて
自分の絵にラファエロを描いたのはそのためと考えられているそうです。
他にもクロード・ロランの絵が好きで、
死後はロランの絵の隣に自分の絵を飾ってほしいと遺言も残しています。
(遺言は実行されロンドンのナショナル・ギャラリーには2人の作品が仲良く並んでいます^^)
「レグルス」は古代ローマの将軍レグルスが失明寸前に見た最後の景色を絵画化。
暗いところから急に明るいところに出て目が眩んだときのような、
思わず「まぶしっ…!」と目を細めたくなるような作品。
(レグルスは獅子座の1等星の名前でもありますね)
「チャイルド・ハロルドの巡礼」は、
夏目漱石がロンドン留学のとき見た絵ではないかとも言われているそうな。
『坊っちゃん』で赤シャツが松山の海の島を勝手にターナー島と名づける場面がありますが
島の松のモデルになった木がこの絵に描いてあります。
漱石せんせいは酒井抱一だけでなくターナーも見てたんですね。
ついでにミレーのオフィーリアも、ロンドン塔のジェーン・グレイも見てますね。うふふ。

詩集のための挿絵とか、研鑽の書とか版画集のための水彩画が綺麗でした。
水彩画なので主線も色もさらりとしていまして、本文の邪魔をしないように意識したのかな。
なんだか宮崎駿氏の絵みたい…。
「イングランドの港」のスカボローが気に入りました。静かな漁港、何気ない人々の生活。
海の水にスカボロー城が映っていた。
あと、色彩の実験のようなこともしていたらしく、わざとはっきり物を描かなかったり
景色の色を混ぜたりぼかしたりした作品も。
「三つの海景」が面白かったです。1枚の紙に3つの風景を分けて描いたもの。
3つとも海辺の景色で、ひとつは凪、ひとつは荒れ海、もうひとつは絵を逆さまにして見る海辺。
ターナーは1枚のキャンバスにいくつもの絵を描くというのをよくやっていたそうな。

「ヴェネツィア、総督と海の結婚の儀式が行われているサン・マルコ広場」…。
海との結婚!!!( ゚Д゚)
ちょ、全国のARIAクラスタは今すぐこの絵の前に集合っ!!
そういう儀式があることはマンガで読んで知ってはいたものの、
実際に絵にしている人がいたなんて。しかもそれがターナーだなんて。
建物の塗り残しとかあって明らかに未完成ではあるものの、
海との結婚を一目見ようと港に押し寄せた人々の熱気が目に見えるようでした。
「ヴェネツィア、嘆きの橋」…。
やっぱりARIAクラスタは今すぐここに集g(ry
嘆き橋は牢獄に投獄される囚人が最後に目にするヴェネツィアの美しい景色にため息をついたことから
俗にため息橋とも呼ばれますが
ターナーは絵の真ん中にぽつんと、あくまでヴェネツィアの景色のひとつとして描いてました。
カメラでズームアウトして撮影したような絵だった。
「サン・ベネデット教会、フジーナ港の方角を望む」の黄色い夕焼けが面白かったし、
「ヴェネツィア、月の出」は、モネの印象日の出はこれがモデルかと思うくらい色彩が似ていた。

「戦争、流刑者とカサ貝」と「平和ー水葬」は対になっています。
戦争~はセントヘレナ島に流されたナポレオンが真っ赤な景色の中にぽつんと立って
夕焼けなのか血の色なのか。
平和~はターナーの親友だったウィルキーが旅の途中で亡くなり水葬される様子を描いたもの。
海にマガモが飛んでいて、マガモ=mallardはターナーのミドルネームであることから
画家自身といわれているとか。
船も煙もマガモも黒いと批評されたそうですが、
ターナー本人はもっと黒く描いても良かったと考えていたそう。
そういえばこの頃はまだ影を黒く描いてるんですねえ…。

遺品も来ていました。
スケッチブックがすごい。色まで塗られて完成度高すぎる。スケッチじゃねえ。
まだ絵の具の残るパレットや、かなりしっかりした金属製の絵の具箱もありましたよ。
まだチューブが登場する前の時代だから絵の具が瓶詰めとか豚の膀胱に詰まってますよ。
そうかーこれらを使ってたんだ…。
遺品って、不謹慎かもですが官能的だなあと思うことがありまして。
その人が手に取っていたと思うと、遺品を通してその人と相対しているような気がするんですね。

晩年の作品群。
サインもないし、発表もされていないので未完成品だとか、
そもそも本人が発表する予定はなかったのではとか色々と説があるそうです。
何を描いたかわからない絵がほとんどでした。。
「荒れた海とイルカ」にイルカを見つけることはできませんでしたし、
「捕鯨船員たち」「ウォータールー橋上流のテムズ川」などは
人や建物の形を見つけるのもやっと。
まだこれから手を加える予定だったのか、76年の生涯でたどり着いた表現だったのか…。
今となってはわかりません。
最後に「湖に沈む夕陽」を見ましたが、夕陽を描いた絵かどうかもわからないそうです。
光が画面いっぱいにぱあっと広がって無数の色が混じって溶け合っていました。
目に映る光に色を与えてそのままキャンバスに塗りつけたような感じでした。
あと、影が黒じゃなかった。
ターナーが見た光がそのまま再現されて、それを見せられていると言えばいいのか…。
モネもびっくりの光でした。
これが、ターナーが「40年早く生まれた印象派」と言われる由縁でしょう。

印象派が第1回印象派展を開催するのはターナーの没後から23年後です。
続いていくのだなあ…。


というわけで全体的にはとても充実していたのですけども、実は心残りがひとつ。
ターナーの回顧展と聞いて勝手に楽しみにしていた
「戦艦テメレア」と「グレート・ウェスタン鉄道」が来ていなくてちょっと残念に思いました。
この2枚はナショナル・ギャラリー所蔵で、テートにはないので呼べなかったのかな…。
(特にテメレアは、もし来てたら007のスカイフォールごっこができたのに)
興味のある方はぐぐってみてください。2枚とも本当にすばらしい絵ですよ。


そんなわけで腹八分状態で美術館を出て上野公園の噴水広場に来てみると。
mizuart2.jpg
ファッ?ゾウさん。

mizuart3.jpg
こっちはキリンとワニ!
上野動物園名物、ホースの水で描いた動物イラストです(^ ^)わたしの好きなアート。
足元に注意していないと見過ごしてしまうのですが、今日は気づけて良かった。

ninja1.jpg
公園内でやっていた伊賀上野NIJNAフェスタもうろうろしてきました。
忍者ショーをやっていたり、忍者グッズが売られていたり、
忍者のコスプレをした人がたくさんいました(´▽`)。
イケメン忍者にお子ちゃま忍者、おじさま忍者にインド人忍者、
ありとあらゆる年代や国籍の忍者がいて楽しかったです。
目尻に紅をさした女の子忍者(くの一って言った方がいいのかな)たちが
仲良くわたあめ食べててかわいかった☆
そして会場のスピーカーからはきゃりぱみゅのにんじゃりばんばんが延々と流れていた。

はっし。
忍者イベントの定番、手裏剣コーナー☆
お子さまたちが一生懸命投げていました。
この隣の屋台で忍者グッズ(手裏剣、手刀、苦無、鉢金、鎖帷子など)を売ってて
テンションだだ上がりでした!あやうく買い占めるところだった。

白と黒。
買い物する忍者(笑)。
左の白装束のおにいさんは携帯で電話してるとこも目撃しました。忍者に携帯!!(笑)
いやでも、忍者って時代の最先端の武器を身につける職業でもあるからいいのか、合ってるのか!
なんて。

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

にゃんこたちの占領地。

しっぽ。
今年もこんな光景を目にする季節がやって来ました。
外から帰ってきてごはん食べたあと、いそいそとこたつの中に向かうしっぽを激写。

ちらり。
こたつ布団をめくるとそこは猫の国でした(笑)。
同じ夢でも見ていたのか寝相が完全に一致。

にゃんこたちはこたつのスイッチが切れててもめげずに入ってることがあるので、
うっかりキックしないように足元とか確認してから入るのですが
布団めくるといつも「なによ、ここは満員よ」みたいな顔されます。
猫はこたつで寝るために生きている。

ガンつけ。
気持ちよく寝ていたところを突然の冷気に起こされだいぶご機嫌ななめ。

ぷいっ。
そっぽ向かれました。
こうなると完全に真っ黒で保護色しちゃってますね。
もっふりお尻。

その目は。
「あなたも入りたいの?」


ところで。
nekoza1.jpg
現在ローカル系列で放送中の「猫侍」が本当にたのしくて癒されてかわいいので
うちの猫たちにも日本刀型ペーパーナイフを持たせてリアル猫侍やってみました!(笑)
(本来は長屋で猫と暮らすサムライの物語であって猫が刀振り回すわけではないですが、
まあそれは置いとくことにする)

nekoza2.jpg
ただ、ナイフが気になるようでなかなか正面を向いてくれず撮影は難航。
きらきらぴかぴかしたもの好きなのよね。

きりっ。
斬るべし!斬るべし!斬るべし!無敵の斑鬼~♪

nekoza4.jpg
おまけ。舌をしまい忘れています(笑)。

猫侍は猫好きな方なら総じて楽しめるハートフル時代劇だと思います!
猫を斬るように依頼され一度は斬ろうとしたのに
うっかり連れて帰っちゃって一緒に暮らすハメになっちゃったコワモテのサムライに萌え。
たぶんサムライ本人もそんな自分にびっくりしたろうな…。
あのての動物ものってともすると猫ちゃんがしゃべりだしたりするけど
そんなことないのがいいですね。
来年公開予定の劇場版も見に行きたい~行きたい~。



有難くもポストカード展のお誘いをいただいてまして、〆切が再来週で割とあたふたしてます。
そんな中文豪ストレイドッグス3巻を買ってしまって3度読みなんてことが起きたりしました。
中也vs太宰おもしろい。乱歩さんかわゆす様。
edonenga2.jpg
年賀状も描いてますよ!
とにかくわたしは作業が遅いので元旦に間に合うかわかりませんが、
いつも間に合わせるのを目標に描いてます。
あと、わたしは365日のうち340日くらいは着物を描いてますけど
それは中学生の太宰治が芥川龍之介の名前をノートに書きまくった理由と同じです。

テーマ : 猫のいる生活
ジャンル : ペット

ギョポーン。

今期もアニメをいくつか見ていますのでそろそろ感想をまとめとこうと思います。

まずは、ぎんぎつね。
神社の跡取り娘・まことと神使の白狐・銀太郎が主人公のハートフルストーリー。
神様や神使たちが出てくる以外はいたって普通の日常生活が描かれますが、
神様や神使たちが出てくるのでそれなりに波乱な日常ではあります(どっちやねん)。
まことと銀太郎の仲良くケンカする様は見ていて微笑ましい。
まことは何かというと銀太郎にどつかれたり抱え込まれてグイグイやられてますが
あれわたしだったら銀太郎のモフモフが気になって戦意喪失しそう…尻尾とかモフりたい…。

銀太郎はいわゆるツンデレ君ですが、割とツン度の方が高くてツンツンツンツンデレくらいかな…。
最初はまことが何か頼んでも全然聞いてくれなかったのが
だんだんまことが強引になってきたのもありますが「しょうがねえな」とかぼやきつつも
付き合ってくれるようになってきているような。
神社に悟君とハルちゃんがやって来てからは面倒くさがり&面倒見の良さに拍車がかかっている。
矛盾するようですがほんとにそんな感じ(笑)。
ユミちゃんや日輪子さん、悟君のキャラがどんどん解放されてきてるのもいいですね。
閉じていた心がほぐれていく話って大好きです。

銀太郎の相方だった金太郎はいま行方がわからないようですが
1回だけ出てきた回想シーンで声が井上和彦氏でわおってなりました。
原作漫画は気になりつつも未読ですが、金太郎の件はどうなってるのかな…。


京騒戯画は「京都っぽい街が舞台&アクション&妖怪」のコンセプトが気になって見始めたのですが
説明がはしょられまくっているので最初はよくわかんなかったのですけど、
少しずつ描かれるエピソードを見るうちに面白くなってマジハマリ。
侘びさびやオドロオドロしさなんて欠片もなく、カッチカチのキャラクター造形やカラフルな画面が
すごくにぎやかです。
タイトルの通り戯画って感じ。
何となく垢抜けたモノノ怪のようなアニメだなあ…と思ってスタッフロール見たら
キャラデザが林祐己氏だったり美術が加藤浩氏だったり制作が東アニだったり、
わあ、わあ、やっぱりそうですか…。
鏡都の街をひらひらふよふよ飛んでいる光のきらめき、モノノ怪にも似たようなのあったね。
ああいうの好きです。

お父さん明恵とお母さん古都はたぶん何か考えてることがあるし
鞍馬・八瀬・明恵の3きょうだいはそれぞれコンプレックスがあるし
鞍馬の愉快な仲間たちもみんないっちゃってるし
そんな中にコトがぽいっと放り込まれてシッチャカメッチャカな空間ができてるんだけど
なんか心地よいカオスだなあと思います。
スピーディーな展開にこっち(視聴者)が混乱しかけるとパタって落ち着いて謎をひとつ明かしてくれる。
鳥獣戯画とか明恵の「あるべきようは」とか歴史ファンがときめくモチーフも出てくるし。
コトは3きょうだいの妹かなーって思ってたらやっぱりそうだったみたいで
秘密がそろそろ明かされるのか?楽しみです。


ノイタミナ枠ではガリレイドンナを視聴中。
ガリレオ・ガリレイの血を引く三姉妹がガリレオの遺産を狙う組織に追われながら
自分たちも遺産を探して旅をする話。
星月が操る金魚メカ、外見はいかめしいのにA.I.のグランデロッソのかわいさが異常。
このアニメのMVPはあの金魚です。ずば抜けたかわいさでやばいくらい気に入ってしまって
もう金魚しか見てない件(笑)。
うちに1匹欲しい☆
ストーリーは正直、もう少し知的興奮をかきたてられるような内容かと思いましたが
銃構えるグランデロッソがかわいいからいいや。
葉月の根拠のない自信はどこからくるのかとか、神月の空手はいつ活かされるのかとか
星月がメカニックな理由とか、なんか色々説明不足な点も気になるけど
ギョポーンて空中を泳ぐグランデロッソがかわいいからいいや(笑)。
OPTで、「ガリレイドンナ」のタイトル文字がぐあーっと出てくるのかっこいい。
出て真っ赤にきらーーって輝くのかっこいい。

最新話で日本にやって来て京都ではしゃぐの良かったですね、洛中から伏見まで観光三昧。
京都弁しゃべるグランデロッソかわいい。
ひろすぃ(シシーニョと言え)が葉月に空から告白しに来て、空へ去っていくのも笑えました。
名前じゃなくバンビーナって呼ぶのも笑っちゃうんですけど、
あれもし葉月って呼び始めたら本気出したってことでいいんですよね。←
柳生一族のお墓が出てくるとは思わなかった。


キルラキルは弟が見ていたのをたまたま後ろから見ていたらいつの間にかハマリました(笑)。
巨大な学園を舞台に2人の少女が激突すると書くとよくある設定ですが
学園の闘技場で武器を手にバトルと書くとちょっと事情が違ってきます。見るしかない。
制服じゃなくちゃんと戦闘服着て戦いますよ。本格的。(でも露出度高いです^^;)
流子ちゃんや皐月様の変身シーンなんて、ああいうのセーラームーン以来じゃないかしら(笑)。
(あっでもプリキュアも変身あるよね?どうなってるのかな…見てないからわかんない)
女の子だけじゃなく男の子も戦いますが、
グレンラガンのスタッフさんだけあってアクションがもうすごい。
飛んで跳ねてふっとばされて走って、キャラクターが画面を縦横無尽に移動しまくり
目で追いかけるのが大変です。カット数もシャレにならないし。
アクションも作画もメカデザインも一番すごいと思ったのはNO遅刻デーのエピソードですが
流子ちゃんとマコちゃんが激闘の末やっと登校したのに
すでに教室には半数以上の生徒が着席しているという、美木杉クラスのハイレベルさにも唖然としましたが
よく考えたらあれ朝の8時半でこれから授業だったんですね…悲報…。
あれは1話だけで3話ぶん見たような疲労感に襲われました。おそるべしTRIGGER。

戦闘服に生命戦維があるとか、負けたら戦維喪失とか、用語もいちいち狙いすぎ(笑)。
そういえば纏流子とか、満艦飾とか黄長瀬紬とか、名前も何気に服飾系。

鮮血は流子ちゃんの血をエネルギーにするわけだけど、吸いすぎて流子ちゃん貧血にならない?
と思ってたらそうなる前に鮮血自らドクターストップかけてておおオトコマエだなあと。
流子ちゃんがやれって言っても「これ以上は流子の体がもたん」ってね。かっこいいねかっこいいね。
しかも関俊彦氏ヴォイスでかっこよさ10割増しですね。いいねえ。
しかしアイロンかけてもらって気持ちよさそうにするシーンはかわいい。
皐月様は本人もとてもかっこいいですが、権力の使い方がかっこよすぎる。
蟇郡君と初めて会ったときの行動は「親の権力はかっこよく使え」の典型例だと思いました。
しかし皐月様はおかっぱも似合う。
今のところ満艦飾家の飼い犬ガッツにあふれ出る萌えを押さえきれずにおりますが
彼にはパーカー以外にも色々着てほしい。つか神衣着てほしい。どうなるか見てみたい(笑)。


キングダムは1期から見ていて今2期を鑑賞中ですが
堅物エリート、頭脳派エリート、熱血ルーキーの3人のどつき漫才が楽しいです(^ ^)。
ツンツンの王賁は果たしてデレるのか、
たまに信に理解を示しつつも自分のプライドが邪魔してる感があるような。
蒙恬は鎧着てないのかと思ったらちゃんと着物の下に着てるんですね。おしゃれ坊ちゃん千人将。

嬴政と紫夏のエピソードはひたすら紫夏さんに泣かされました。
紫夏さんってば強すぎ。

テーマ : アニメ・感想
ジャンル : アニメ・コミック

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