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2014-06-29(Sun)

えるしってるか、狐は月・星・日と鳴く。

manman1.jpg
万作の会の行田公演「佐渡狐」「棒縛」を行田市産業文化会館で観てきました☆
狂言師野村万作さんと萬斎さんが埼玉は行田まで来てくださるというので
友達とわあわあはしゃぎながら出かけましたよ。
会場に着いたら人いっぱいいてやっぱりわあわあ言いましたよ。
ホールには松の木を描いた能舞台セットがあってやっぱりわあわあ言いましt(もういい)

萬斎さんは映画『のぼうの城』で行田の忍城城代・成田長親を演じたのが縁で
3年前から行田で狂言の公演をなさっています。
ものすごい人気でチケットもなかなか取れないのですが、今回は取れた!良かった!!
映画の長親様をナマで見られる~~何より萬斎さんの本業が見られる~~と
(萬斎さんの本業ナマで観るの初めてだったのです)、
ずっとずっと楽しみすぎて週末はほとんど仕事になりませんでした←
チケット取ってから今日までものすごく長い日々に感じた…そして幸せな時間はあっという間だった。
( ˘ω˘ )


公演が始まる前、萬斎さんが舞台の切リ戸口からひょこっと現れて挨拶してくださいました。
先週までパリにいらしたという萬斎さん、
行田は1年ぶりとのことですがすっかりなじんでいらっしゃる様子。
「みなさんお元気でしたか、あ、お元気だからいらしてるんですね。ぼくも元気なので演技できます」とか
着物の袖からぬっと手をだして袖の下をあらわしたりとか
「狂言初めてご覧になる方~、ご覧になったことある方~」と呼びかけられて
パラパラと手が挙がるのをご覧になって「イーブンですね。野鳥の会みたい」とのお言葉に
客席から笑いが起きたりしました。
常に笑いを取ることを忘れないのが、狂言師だなあ~と思いますね。
かと思うと、「舞はふつうこんな感じ」と片手で扇を広げて優雅にひとつ舞われて
優雅に片手で扇を閉じて腰にさし何事もなかったかのようにしゃべり出したりして
ああ~狂言師だなあ!って思いました(笑)。

パンフレットを手にして演目の解説をしてくださったのですが
「これ(パンフ)よくできてますねえ、あらすじも細かく書いてあるし語句解説あるし、
ぼくの解説は要りません~」とおっしゃいながらもひとつひとつ丁寧に説明してくださいました。
「佐渡狐で年貢を納めることを『御嘉例(めでたいこと)』と表現するのは戦争がない証拠」とか
「奏者が何もないところに向かって挨拶するけど、視線の先にはお上がいる設定」とか
「舞台を一周してここが館だ、着いた!とか言ったら目的地到着です」とか
「役者が座ったらいないのと同じなのが狂言のお約束です、いるけどいません」など
裏話や狂言のイロハも交えてあってわかりやすかった。
しゃべりながら舞台を行ったり来たりしていろんなジェスチャーも混ぜてくださって
ほんとによく動く方ですね。
佐渡狐で佐渡の百姓が「佐渡に狐なんかいないだろ」とバカにされてつい「いる!」と言ってしまうのは
「狐がいないのに勝ちたいんです」という心理だとか
棒縛で「2人がお利口に留守番するとお話になりません。狂言は道徳劇はしないんです」など
狂言の本質もサラリとおっしゃった。
萬斎さんが客席にマイクを向ける場面もあって、
「いるけど(萬斎さん)」「いない(観客)」「見えてるけど(萬斎さん)」「見えない(観客)」とか
面白かったです!もはや萬斎節。
豊富な知識と経験、無邪気でたまにブラックユーモア、狂言への深い思いなど
隅々まで萬斎さんらしさに溢れたすてきな解説時間で
いっそお芝居上演中に「あ、今のはこういうわけですね」とか「はい○○さん出てきましたね」とか
実況解説つけてくれたらいいのにって思いました。
最後にちゃっかり「のぼうの城DVDが出てますのでぜひ~」と宣伝も忘れてなかった(笑)さすがだ。


「佐渡狐」は初めて見ましたが面白かったです!
佐渡に狐はいないでしょと言う越後のお百姓さんに「いる」と嘘をついてしまった佐渡のお百姓さんが
年貢を納めに行った先の奏者を買収して(笑)なんとか狐は佐渡にいるとごまかしたものの
最後に決定的な質問をされてぐぬぬ、というお話。
ちなみに佐渡に狐は今も昔もいないそうです。「トキがいる!胸を張ろう!」とは萬斎さんの談(笑)。

奏者が万作さんなのですが、かーわーいーすーぎー☆
最初ぬっと舞台に出てきたときはすごく怖い人なのかなって思っちゃったんですけど、
すぐに化けの皮が剥がれて(笑)滑稽さがそこかしこににじみ出ていました。
「ダメよーいらないよー」って大声で叫んでごまかしながらちゃっかり袖の下もらったり
(そのときの目がギョロっとして余計に滑稽だった)、
狐の姿かたちは「犬より小さい」「口は耳まで裂けてる」「尾はふっさりと太く長い」「毛はきつね色」と
丁寧に佐渡のお百姓に教えてあげたのに
肝心のお百姓が越後のお百姓にとんちんかんな返答をしてしまうのを
ハラハラしながら見守るのかわいい。
越後のお百姓の肩ごしに佐渡のお百姓へ手をバタバタさせたり口めっちゃ動かしたりボディーランゲージで
「狐ってこんなよ!」ってヒント送っててもう笑うしかない。
でもお上に挨拶したり、「狐はいる!」と頑として批判を受けつけず去っていく姿などは
それまでのアホっぽさ消滅して有無を言わさない強さがあってかっこいいです!
去年の太郎冠者も感情が七変化する面白いお役でしたけど貫禄のあるお芝居もステキ…☆
月崎晴夫氏・高野和憲氏のお百姓2人もかわいくて、
万作さんのご指導とおふたりの努力のたまものですね。
ラストで越後のお百姓が「おまえ狐はなんと言って鳴くか知ってるか」と問うて
佐渡のお百姓は奏者から狐の鳴き声までは聞いていなかったため、
ごまかしきれずに月・星・日(ツキ・ホシ・ヒ)~~~って叫んでバレてしまいます。
ちなみに月星日とは月と星と太陽のことで転じて三光をあらわし、
「ツキ、ヒー、ホシ、ホイホイホイホイホイ」と鳴く三光鳥の鳴き真似であり、
ウグイスの古い鳴き声表記でもあるとか。
昔の人の感性って美しいなあ…。


「棒縛」は狂言でおなじみの太郎冠者と次郎冠者のペアが
主人の留守中に主人のお酒を飲んでいることを咎められて
太郎冠者は棒に、次郎冠者は後ろ手に縛られてしまいながらも
一生懸命(?)に蔵にしのびこんでお酒を飲もうと奮闘するお話。
狂言の代表作ともいえる有名な作品ですので(確か歌舞伎にもなっています)、
映像で見たことはあるものの、ナマで観るのは初めてでした。
海外でもよく演じられ非常に人気があるそうです。
好きなものをガマンできずに食べたり飲んだりしてしまうのはどこの人にも共通するのでしょうね~。
太郎冠者の着物の背に鶴、次郎冠者の背に亀が描いてあって長寿のイメージでしょうか、
でもこの2人みたいな性格してたら長生きするだろうな(笑)。

萬斎さんの太郎冠者かわいすぎる!
酒樽からお酒を汲もうと右手をぐっと下げたら左足をひょっと上げてバランス取ったり
縛られた手に持った盃をがんばって口にもっていこうとしてクワーッて歯をむいたり
次郎冠者に後ろ手に盃を持ってもらってごくごく飲んで「ヒャ~~さてもさてもよい酒ぢゃ」とか
もう何もかもキュート!おキュート!!
深田博治氏の次郎冠者も負けてないかわいさ、
太郎冠者からお酒もらって一気飲みしてプハーって息ついて
「さてもさてもよい酒ぢゃ」ってすっごく幸せそうな顔するんですよ~もうお茶目さんなんだからっ♪
御主人様に叱られようが縛られようが、蔵の扉を開け(鍵を外して閂を引っ張る動作が超もえた)、
酒樽を探し当て、片方が盃を持って片方に呑ませてあげたりと
あれこれ工夫しながらお酒求めて三千里な2人を見ていると
「あーもうしょうがないなあ」って笑うしかなくて面白くてたまらない。

酔ってごきげんになってしまった2人が「カラオケ歌うみたいな感じ(萬斎さん談)」で歌い舞う姿は
縛られたまま舞う技術や表現をたくさん見ることができます。
ひょっとこみたいな顔して首を振ったりアゴを突き出したりする深田さんと
手を棒で縛られて自由がきかない中クルクルと回りながらコミカルに舞う萬斎さんの!かわいさ!!
解説で「棒縛は動きの曲です。この舞を見ていただければ
ああ、だから萬斎はのぼうの城であれだけやれたのかと思っていただけます」とおっしゃったんだけど
確かにのぼう様が縛られて踊ったらこうなるなって感じの
(シチュエーションとしてはイタズラか何かして丹波様に縛られるパターンに違いない)、
手の動きもステップも軽やかな舞でした。
しかも楽しそうにあっちこっちクルクル回ってひょうきんな表現なのに
オペラグラスで見えた萬斎さんの目はものすごい真剣だったりしてギャップ萌え。
あのまなざしはアカン…。
もし椅子に座ってなかったらしびれちゃって床に倒れて流した涙で「犯人はのむらまんs」って
途中で力尽きた非常にややこしいダイイングメッセージ書いて残したかもしれない。
きっと捜査が難航しますね。ややこしや~(にほんごであそぼ風に)。
萬斎さんはただでさえ上目づかいがぴんとして美しいので今後の舞ぜんぶあんな感じでやってほしい。
あとねあとね、次郎冠者の舞のとき萬斎さんが
「酒はもと薬なり、世はまた人の情けなり、憂き世を忘るるもひとえに酒の徳とかや」って謡ってた!
これ『のぼうの城』の酒宴でのぼう様が口ずさんでた謡じゃないか!
棒縛だったのか~♪

ラストで御主人が帰ってきて、2人の後ろに立ったのに酔った2人は全然気づいてなくて
のんきにくだ巻いたりしてるんですけど、
盃に入ったお酒にカンカンに怒った御主人の顔が映っていることにやっと気づいて
真っ青になるとこかわいかった(笑)。
御主人にお仕置きされそうになって2人は慌てて逃げ出しますが、
きっと次の日もその次の日も懲りずに同じことをして、こんな光景が繰り返されるのだろうなあ。
佐渡狐もですが、棒縛も平和な世だから起こる出来事だと思いました。
何度も言いますが萬斎さん深田さんとにかく良かった!
体当たりで笑いをとりにくる人たちはかっこいいですね~至芸。

いやー面白かった!ひさびさに劇場で大笑いしました。
友達も周りのお客さんたちも、万作さんや萬斎さんが何かするたびに声出して笑ってて
ホールの中は暗いけどとても明るい雰囲気でした。
お年寄りから若い人まで幅広い年齢層の人たちが見に来ていて、
あーこんなたくさんの人たちと一緒にさっきまで笑ってたんだなってほのぼのしました。

「劇場は役者とお客さんが笑いや涙を共有して一緒に笑ったり泣いたりする場所です。
そうして生きていることを分かち合います」という内容のことを萬斎さんが解説でおっしゃいました。
ほんとにそうだなあ。
「来年もと言われたのでぜひまた(行田に)来ようと思います」ともおっしゃってくださった。
うおおお来てください~またチケット取って観に行きます!
そして次回は裕基くんと一緒に来てくださると…うれしいな…!(アンケートには書いといた)

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大入袋です!初めてもらいました(笑)。
お客さんがたくさん入ったとき配られるご祝儀のようなものだそうです。
中には万作さん・萬斎さんのお名前入りの小鉤(足袋の足首部分についてる金具)が入っていました。
行田は足袋の街ですものね(*´w`*)。

手持ちの足袋の小鉤をつけかえようかなとも思いましたが
わたしは基本的に足袋を履かないので(着物着るときはサンダルかブーツ)、
でもある日突然「履きたい」ってなるかもしれないから大事にとっておきます。
あっでも、足に万作さんと萬斎さんをくっつけるなんて恐れ多い!どうしよう。

あと、会館の前にはこんな方こんな方がいらっしゃってのぼうの城のビラ配ってました。
かっこよかった…写メ撮りたかったなあ。
そろそろ忍城おもてなし甲冑隊の長親さまにも会いに行きたいです。
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theme : 能・狂言
genre : 学問・文化・芸術

2014-06-25(Wed)

蒼い時(L' Heure bleue)。

6月だ!梅雨だ!紫陽花の季節だ!
というわけで各地でパチパチ撮って来た写真をアップしてみます。
この時期はどこへ行っても手まりのような紫陽花がそこかしこに咲いていて、
歩くのがとても楽しい。

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職場の庭に咲いていた花。ちょっと小さいけど見とれました。
この青は胸がつまる。

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箱根の星の王子さまミュージアムのレストランのテラスに咲いていた花。
真っ白紫陽花ってなかなかお目にかかれないので貴重な機会でした。

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ミュージアムの帰りに強羅駅で撮影。

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箱根登山鉄道の車内から深沢銭洗弁天を撮影。
鉄道沿線には6月になると紫陽花が咲くことから、この時期だけ「あじさい電車」と呼ばれるそうです。

「思いきり愛されたくて駆けてゆく6月、サンダル、あじさいの花」俵万智
(『サラダ記念日』より)

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「紫陽花や藪を小庭の別座敷」松尾芭蕉
(『俳諧別座鋪』・子珊編)

ajisai20146.jpg
上野の寛永寺に寄った帰り道に咲いていました。額紫陽花というやつですね。
紫陽花には100種類もの花があるそうです。

ajisai20147.jpg
巣鴨の善養寺へ尾形乾山のお墓参りに行ったとき撮影。
(乾山のお墓については、また後日、改めて)

ajisai20148.jpg
きれいな青紫。
紫陽花はやっぱり、こんもりとまんまるく咲いているのが好きですね~。

ついこの間まで梅が、桜が、藤が咲いていたのにいつの間にか紫陽花の季節になってるっていう。
もうしばらくすると、夏椿が咲いて、ヒマワリが咲いて、コスモスが咲いて、
萩が咲いて、葉っぱが赤や黄色に色づいて、菊が咲いて、山茶花が咲いて
クリスマスローズが咲いて、寒椿が咲いて、スノードロップが咲いて
また梅の季節が来るんだな…。
せっかく四季のある国に生まれたんだし、季節の花を楽しみながら日々を過ごしたいです。

「あっちの方で、僕らには思いもよらないことが起きている。
ひょっとして何か未知の恐ろしい状況のせいかも。」
(エドワード・ゴーリー『蒼い時』より)


サッカーワールドカップ、青い選手たちのブラジル大会が終わりましたね。
3試合とも早朝だったのでリアルタイムでは見ていませんが、
テレビをつけると地球の裏側でボールを追いかける選手たちが常に映っていて
ハラハラドキドキの10日間でした。
コロンビアとの試合後、グアリン選手が長友選手に寄り添う写真がTwitterで流れてきて
(グアリンと長友さんはインテルのチームメイト同士)、
無言の背中から色んな思いが伝わってくるようで涙が出ました。。
ザッケローニ監督、選手の皆さん、スタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした。
素敵な時間をありがとうございました!
(でも優勝国が決まるまでは試合も情報も追っかけようと思います^^
コスタリカ代表にボルヘスというMFがいると実況で聞いて、『砂の本』を片手に応援したくなっている)


あ。6月といえばディズニー映画「ふしぎの国のアリス」のこの歌が思い浮かびます。
6月の花園には夢のしあわせいっぱい♪

theme : 季節の花
genre : 写真

2014-06-21(Sat)

さあ、もう、なんにもいうことはない。

前回記事の続き。箱根の岡田美術館の後に星の王子さまミュージアムに行ってきました。
何年か前に妹がサークル仲間たちと行って、最近は母が友達たちと行ってきて
おみやげ話に聞くだけでもすごく素敵そうな場所と感じていたので
楽しみにしながら向かいました。

PetitP14.jpg
小涌谷駅から箱根登山電車に乗って、終点・強羅駅をめざします。

PetitP15.jpg
ゴトゴト揺られて強羅駅に到着!
扉が開いたとたん、小涌谷よりも強い硫黄のにおいがしました。やっぱりここも温泉地。

天井には友好のカウベルなるものがぶら下がっていました。
30年ほど前に箱根登山鉄道とスイスのレーティッシュ鉄道が姉妹鉄道提携を締結した記念に
スイスからいただいたものなんですって。
一時期はこれを鳴らして発車していたそうですよ。
(また強羅とスイスのベルンは標高がほぼ同じで、しかも温泉地帯という共通点もあるそうだ)

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明星ヶ岳の大文字。強羅駅から見えます。
お盆の送り火として戦前から毎年8月16日に点灯されているそうです。

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駅からバスに乗ってミュージアムを目指します!

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バスに揺られて箱根の山をくねくね進むこと約20分、とうとう着きました、やっほー☆
入口はこんなオシャレな門、フランス国旗が風にはためいていました。
サン=テクジュペリが子どもの頃に過ごしたサン=モーリス・ド・レマンス城の門を
イメージしているとか。
(彼は伯爵家の第三子として生まれましたが、4歳の時に父親が亡くなりまして
伯爵夫人である大叔母を頼って移り住んだのが同城だったそうです)

このミュージアムは1999年(サン=テグジュペリ生誕100年記念の年)にオープンしたそうです。
ということは、今年で開館15周年ですね。記念イヤーだ!

では早速中に入ってみます✧*。٩(ˊωˋ*)و✧*。

以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開閉しますのでどうぞ٩( ᐛ )و

more...

theme : 児童文学・童話・絵本
genre : 小説・文学

2014-06-17(Tue)

おかえり。

先週末に箱根に行ってきました~。
小涌谷の岡田美術館と、仙石原の星の王子さまミュージアムが目当てです☆
(日帰りで行ってきたんですが、早起きして出かけたら割と何とかなりました。ホッ)

まずは小田急線に揺られて小田原駅まで来て、箱根登山電車に乗り換えます。
hakooka1.jpg
真っ赤な電車!れっつごー。

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車両の先頭に乗れました。
外の景色がとてもいいので連結部分からパチパチ撮影。

箱根登山鉄道は唱歌「箱根八里」の中で天下の嶮と歌われる箱根の山の中を
名前のとおり「登山」をしながら進みます。
特に箱根湯本駅~小涌谷駅間はものすごい高低差で電車のスピードもゆっくりなため、
5~6kmの距離を20分近くかけて移動しました。
急な坂や鉄橋、トンネル、急カーブなどのポイントをひとつひとつクリアしていくのがワクワク♪
運転手さんと車掌さんが交代するスイッチバックが3回あって、
こういうのも初めてなのでワクワク。

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めちゃめちゃいい眺めーうおおお!
昼間でしたので谷が霧に閉ざされることはありませんでしたが、山に雲はかかってた。

hakooka4.jpg
太閤石風呂のある蛇骨川に沿ってゴトゴト進んだ先にあるのが、目的地の小涌谷駅。
ホームに降りたとたんにふわっと硫黄の匂いがしました。
この匂いかぐと箱根に来たって感じがしますね~。

目的地の岡田美術館は温泉施設「小涌園ユネッサン」の隣にあるので
ユネッサン行きのバスに乗っても行けるのですが、
駅員さんにお尋ねしたら歩いても15分ほどとのことなので、歩いていくことにしました。

hakooka11.jpg
幾重にもくねくねとする坂道を歩いていきます。
「羊腸の小徑は苔滑か」の歌詞を思い出しますが、苔はアスファルトの道端にチラチラ見られました。

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登り坂をひたすら歩いて、岡田美術館に到着!去年できたばかりなのでぴかぴかの建物。
現在「再発見 歌麿 まぼろしの<雪>」展を開催中ですよ~☆

カメラやスマホ、ペットボトルはエントランスのコインロッカーに預けて
金属探知機をくぐり荷物もベルトコンベアに通すなど、
空港みたいなセキュリティ対策にひょえーってなりながらも入口をくぐっていざ展示室へ。
建物は5階建て、どのフロアもかなりだだっ広くて
鑑賞しながら「えっまだ先ある、まだある!」って何度も思いました。
展示品もすごいですよ~。
1階は焼き物展示で、景徳鎮を中心に東洋の焼き物がどっさりありました。
白地に青色で龍が描かれた絵皿や壺がいくつもあって
どの龍の顔も目をむいて口をくわっと開けて、どこかユーモラスでおもしろかった。
「加彩楽舞俑」という、10体の楽人+2体の舞人の俑が小さくて愛らしくて
とってもかわいかった♪これフィギュアにして売ってくれないかなあ、一揃いほしいです。
唐三彩の「三彩駱駝」も凛々しくてかっこいい。

2階に上がると一番広い展示室で、日本の焼き物が展示されています。
土器や埴輪、壺や大皿、有田焼美濃焼、信楽焼!
縄文土器とかすごいですよ~保存状態がとてもよくてたった今焼き上がりましたみたいな美しさです。
織部焼の「織部切落四方手鉢」はバスケットみたいな形の焼き物で、
さすが織部で、手持ちの部分から何から全部くねくねしててかわいい。
「色絵筆硯文大皿」が金地に墨と硯、竹を大きく配置したおもしろいデザインで見入りました。
そして!京焼コーナーの野々村仁清&尾形乾山師弟の展示品がマイベストヒット☆
尾形乾山「色絵紅葉文透彫反鉢」「色絵菊文透彫反鉢」が、ちょっと、これは…セットでやばい!
美術館のサイト
に紅葉鉢の写真がありますが見てくださいよ、なんたる味わい深さ。
内側の底にさらりと川が描かれ、縁を彩る紅葉の色が鮮やかでもはや焼き物じゃないよ景色だよ!
竜田川が、竜田川がからくれなゐに水をくくっている!(by在原業平)
透かし彫りとか初めて見ましたけどこんなことできるんですね、焼き物ってすごいや…。
兄の光琳との合作「銹絵白梅図角皿」もありまして、光琳が絵をつけて乾山が焼いているのですが
お皿の裏に「これは兄光琳の真筆に間違いございません」とか何とか乾山が書きつけていて
思わず笑ってしまいました。
だってお皿の隅っこに小さくとかじゃなく、裏面いっぱい使って太筆で堂々と書いてるんだもの(笑)。
乾山ったらお兄ちゃん大好きなのね!かわいい兄弟め!( ´艸`)
乾山の師・野々村仁清の焼き物も壺やお皿などたくさん見ることができました。
仁清の焼き物をまとめて見るのは初めてでしたけども
決して派手ではないのですがすっきりのっぺりシンプルなデザイン、
しかしどこか朴訥とした印象で乾山と似てるというか、師弟だなーと思った。
白雁の香入れが本当に美しくて、ミュージアムショップにあったら買って帰りたかった。なかったけど←
あと鍋島家所蔵の鍋島焼がずらーーりと並んでいて壮観でした。

で、2階展示室のど真ん中にどーんと展示されている喜多川歌麿「深川の雪」。
歌麿の晩年に栃木で描かれ展覧会に出品され、その後パリに売りに出され色々あって帰国して
1948年に銀座の松阪店で展示されたのを最後に行方がわからなくなっていたのですが
2年前に発見され大がかりな修復を経て、66年ぶりの公開です。
おかえりなさいー会えてうれしいよ!(^▽^)
縦199㎝×横341㎝、つまり2mの高さで登場人物27人もいて誰ひとり同じポーズをしてなくて
女性たちの着物の色も柄も全部ちがって、笹色紅とかの風俗もすてきで
(高級な紅を濃く塗ると緑色になるそうです。下唇だけ緑色にするのが当時流行ったんですって)、
というかそもそもこんな巨大な絵一体全体どうやって描いたの!
絵のサイズも描写の細かさも、これだけの作品を描きあげる歌麿のエネルギーもとにかくすごくて
しばらく呆然としていました。大きな大きな圧倒だった。
晩年の作品とされているけど、彼の晩年といえば松平定信の改革が進んで
華美な絵も遊女の絵も描くことを禁止されて、それでも抗ったせいで手鎖50日の刑も受けて
すっかり気落ちして数年後に亡くなったとされる説があるのに、
そんなこと微塵も感じさせない筆力で、こんなに元気に絵を描いていた。
それを思うとすごくうれしくなって涙が出てきました。
館長である小林忠氏も日曜美術館で「ホッとしました」とおっしゃっていたな。

この雪の絵の他に、歌麿は「吉原の花」「品川の月」という大きな肉筆画を描いていまして
あわせて雪月花三部作といわれているのですが
現在、花はワズワース・アセーニアム美術館が、
月はフリーア美術館が所蔵しています(両方ともアメリカの美術館です)。
雪が発見された当時、さっそくアメリカから三部作揃えて展覧会をしたいと申し出があったそうですが
しばらくは国内で…ということで丁重にお断りしたそうな。

続いて3階へ。
今度は金屏風の群れが迎えてくれます!
「洛外図屏風」「修学院図屏風」「競馬図屏風」などたくさんの金色屏風が
奥行きのある展示室に並んでいて壮観です。目がチカチカする(;´∀`)。
伊年の印が押された屏風があって、あれ、てことは俵屋宗達の工房か、
その系統を受け継いだ絵師の作品かな??(*‘▽‘)ソワソワッ
「誰ヶ袖図屏風」という、ちょっと変わった屏風があって
衣紋掛けにかけられた女性用の着物、すごろく、香炉が描かれている静物画で
着物の柄が雪や藤、紅葉など四季をいっぺんに表現していてすごいです。

肉筆画もどっさり。
宮川長春の「遊楽図」、田村水鴎の「花見・舟遊図鑑」は横に長~~い絵巻物で
遊びにふける人々がゆったり丁寧に描いてあります。
歌麿の「三美人図」「芸妓図」もすっくと立った姿がたいへん艶やかで、
西川祐信「蚊帳美人図」も透ける蚊帳や絵本を読む女性の描写がしっとり美しい。
葛飾北斎は「立美人図」のモノクロ表現にほおおってなって
「傾城図」の遊女の着物おりゃー!なポーズに笑って
「堀川夜討図」の源義経・静御前・弁慶に歌舞伎を感じたりしておもしろいです。
他にも懐月堂や英泉、広重などの肉筆画が!ああ、書き切れないすばらしい。
上村松園の「夕涼」や「汐くみ」の優雅さにも感動しました。
松園さんは人物の頬やうなじ、指先などのほんのりとした色遣いが本当にうまい。
伊藤若冲が81歳の時に描いた「三十六歌仙図」屏風がもう、楽しい♪
歌人たちがお酒飲んだり水風船ポンポンしたり料理してたり琴にまたがったり
好き勝手なことして遊んでるのですが、みんなどこかとぼけてて楽しそう。
シンプルな線で一気に描き上げたというか、勢いのある筆遣い、これでこんな絵描けるのすごい。
この隣に若冲がまだ若い頃に描いた「花卉雄鶏図」があって、
若冲って聞くと誰でもだいたいこういう鶏思い浮かべるよねって典型例のような絵でしたので
見比べもできて楽しいです。

あと春画のコーナーがちゃんとゾーニングされてた!こういう配慮いいですね。
北斎や英泉、鳥文斎栄之らの気合いの入った春画がありました。
いま日本で春画展やるのすごく難しい状況なのに、展示した岡田美術館さんの肝っ玉パネェ。

4階も日本絵画のコーナー。
狩野探幽の「風神雷神図」はちっちゃな掛軸の中で2柱が暴れ回ってて楽しい1幅。
俵屋宗達の風神雷神図とは左右の位置が逆で色も雷神が赤、風神が白になってるんですね。
(赤い体の雷神というと北野天満宮所蔵の「北野天神絵巻」の雷神がそうですな)
曽我蕭白の「山水図」、相変わらずゴツゴツ岩にマッチ棒のような人を描いてて
もう一目で蕭白ってわかりますね(笑)大好きだー。
長沢蘆雪の「牡丹孔雀図」はまだ応挙先生の影響がみられる時期の作品で
すんごい細かく描いてあって、落款も魚ではなかったです。
円山応挙の「子犬に綿図」が…かーわーいーいー!!(じたばたじたばた)
茶色いわんこに白いわんこ、目がウルウルして肉球がぷにぷにして
毛がモフモフ感満載で触ったら柔らかそうってことまで感じられますよ。
応挙先生のことだから「リアルにかわいく」を意識して描いたらこうなったんだろうな。
尾形光琳、与謝蕪村、横山大観、小林古径、速水御舟などもあったけどタイトルを忘れてしまった。
東山魁夷「朝の聖堂」は遠目でもすぐわかりました。見るからに魁夷の青だった。

5階は仏教美術。
ど真ん中に薬師如来様、左右に増長天・持国天が鎮座ましましてて拝むしかない。
小さな木造四天王立像も細かい技巧で作られていてため息が出ました。

あ。展示品のキャプションが4ヶ国語対応のタッチパネル式でした。
日本語・英語・中国語・ハングルと、あと子ども用(日本語)。
日本語で見てみて、よくわからなかったら子ども用を見てました(笑)わかりやすかった~。

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5階の展示室を出て階段を降りたら、休憩所のあるお庭に出ました。
庭というか、もはや山。

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美術館に併設されている足湯カフェ!源泉かけ流しだそうですよ~。
さすが箱根で、美術館の敷地内から温泉が出たらしく足湯作っちゃったとか(笑)ほかほか。
2時間近く館内を歩いてヘトヘトでしたので、有難く入浴させていただきました。
(入館者は無料で利用できます。タオルも借りられますよ)

右のガラス部分はどうなっているかというと。

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じゃん!
大壁画「風・刻」という、これも美術館の展示品です。
福井江太郎氏(まだ40代だそうだ!)がたったひとりで5年をかけて描き上げた
縦12m×横30mにも及ぶ日本一巨大な風神雷神だそうです。
宗達を引き伸ばしたわけじゃないよ手書きだよ!
(歌麿といいこの方といい、大きな絵を描いてバランスとれる人ってほんと頭の中どうなってるのだ)
これ、ちゃんと建物の中からも見られます。
下から見上げるしかないのですが、大きさと迫力に圧倒されるまま見ていたら首痛くなりました(^ ^;)。
わざわざ宗達の絵に雰囲気を近づけるために金色の部分にわざと茶色を入れてエイジングされてて
宗達へのリスペクトと心意気を猛烈に感じた。

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足湯に浸かり風神を眺めながらいただく煎茶。しあわせ。

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風神雷神図の手前には池があって、金魚が泳いでいました。すいすい。

うはー猛烈に楽しかった☆
個人の美術館でこんなに色んな作品を見られるとは思いませんでした。
入館料2800円とか高っ!って思ったけど充実の内容でお腹いっぱいですよ。ご馳走様でした。

岡田美術館の隣の小涌園ユネッサンでは日帰り温泉にも入れます。
今回はこの後予定があったから入れなかったけど、次は入ってみたい!ぞ!
(それにしても小涌園はすっかり様変わりしましたね…。
小学校の修学旅行で古い旅館の方に泊まって、友達とお風呂入りに行ったら場所を間違えて
うっかりボイラー室みたいな扉とか開けたのを昨日のことのように覚えてます)

あ、インフォメーションをひとつ。
岡田美術館の割引券が、わたしが確認した施設では
・小田原駅の箱根登山電車乗り換え口
・小涌谷駅切符売り場
・ユネッサン入口
・強羅駅改札口
・星の王子さまミュージアムのミュージアムショップ五億の鈴
に、置いてありました。
2800円→200円割引で2600円になりますから行く方はゲットしていった方がいいですよ。

この後、電車とバスに乗って仙石原の星の王子さまミュージアムに行ってきましたので
次回記事でその様子をお届けしたいと思います☆

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2014-06-13(Fri)

ウルトラリラックス。

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連日雨が続く中、外にお出かけできなくてテンション下がりぎみなにゃんこたちですが
夜にはリラックスして見事な香箱座りをしていたのでパチリ。

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横から見るとこんな感じ。
手足がお腹の下に埋もれて見えないのがチャームポイントです。
こういうときに顎をさすってあげるとゴロゴロ鳴らしてくれます。ありがたき幸せ。

それにしても「香箱」座りって何とも雅な名前だなあと思います。
言葉の由来は見たまんまといいますか、この座り方が香箱の形を連想させるからだそうですが
最初に言った人は誰なんだろう。
(例としては森鴎外の『青年』の序盤や芥川龍之介の『老年』のラストにもこの表現がありますな)
猫が香箱座りをする理由はよくわかっていませんが、ホッとしたり安心していたりしないと
やらないことは確かですね。
何かあっても前足をパッと出すことができないからね。

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『人生はニャンとかなる!』とかの1ページに使えそうなショット。
なんの言葉が合うかなあ。

ちなみに香箱座りをしているとき、手足はこうなっているのだそうな。
かなりコンパクトにしまい込まれてるんですね(笑)。


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香箱座りから力尽きるとこうなります(笑)。ぺたーん。

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おててを器用に枕代わりにしております。
でも耳がぴんと立ってるから周囲の音はちゃんと聞いてる。
これがゴロンて横になっちゃうか、完全に上向いてお腹出してくたーってなっちゃうと
もう体中のアンテナをシャットダウン、安心しきって寝てることになります。


いや~梅雨らしい梅雨ですね。
連日の雨で家中の紙が湿気にやられております。本も新聞も雑誌もふにゃふにゃ。
今日は晴れて洗濯物も乾きましたけど、それでもこの湿気だったので
お絵かきしようにも紙がふにゃふにゃの刑に処せられ思うままにいかず、
ハイテックが紙の繊維にひっかかってキャラの顔にインクがにじんで描き直しとか。おのれ。
お天気が日替わりどころか時間替わりで一体どうなってるんでしょうね、
埼玉や茨城に竜巻注意報は出るし西東京にゲリラ豪雨は降るし
しかも雹って、そんなまさかー何かの間違いじゃないの(顔をひきつらせながら)。
あと我らが埼玉の星☆東上線は月一どころか二~三単位で事故を起こしすぎなので
そろそろ本気出してお祓いしてもらった方がいいよね…と、職場の先輩後輩としゃべったりしました。
(しかもタイミングが朝だったり夕方だったりと、
確実に出勤or帰宅社員のメンタルまでグモッチュイーンしにかかっている)
衣替えもまだ半分だけです、毎日暑かったり寒かったり何を着ればいいのかわからないので。
体調に気をつけて過ごしましょう~。

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「洗濯物が雨のにおいね」

theme : 我が家の猫
genre : ペット

2014-06-09(Mon)

Once upon a time in Japan。

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スマホアプリ「旧国名パズル」を教えてもらいました☆
江戸時代までの日本国内68カ国のシルエットを下部の選択肢から長押し&スライドさせて
それぞれの場所にはめ込んでいくゲームです。
正解すると「ピョッ」的な音(わたしにはそう聞こえる)とともにぴたっとはまるのが面白い。

関東近辺や東海、陸奥、近畿あたりは何となく覚えていたものの
いざやってみるとこれがなかなか難しいもので、
国名は知ってるけど場所がわからなかったり、アタリをつけてドラッグしてもハズレだったりと
最初はうまくいかないこともありましたが
やっているうちにだんだん覚えてきてクリアまでの時間も短くなってきました。
地理の勉強にもなるし一石二鳥。

どの国かわからなかったら赤で表示してくれるアシスト機能とかついてるんですけど
使うと負けた気がするから使ってません。
(ペナルティで30秒加算されちゃうし)

kyukoku2.jpg
トレーニング・ベーシック・エキスパートの3モードがありまして、
こちらはベーシック(国境表示なし・国名表示あり)。
国境がないだけでドラッグした指先があっさり迷子になって地図上をうろうろ。

kyukoku3.jpg
エキスパート(国境・国名表示なし)モード。国のシルエットをはめ込んで初めて国名が表示されます。
ベーシックよりも指先の迷子率高し。
ドラッグしては弾かれドラッグしては弾かれ、わからない国はずーっと選択肢に残ってて
最後にやっとはめ込んで「ああ、ここだったのか!」とすっきりする。
で、リプレイ後に忘れる。

kyukoku4.jpg
3つのモードを一定時間内にクリアすると家紋パネルがもらえます☆
左列上から:菱(武田氏)、竹に二羽飛雀(上杉氏)、加賀梅鉢(前田氏)
左から2列目上から:轡(島津氏)、九曜(細川氏)、丸に九枚笹(竹中氏)
右から2列目上から:三つ盛亀甲に花菱(浅井氏)、七つ片喰(長曾我部氏)、真田六文銭(真田氏)
右列上から:一に三つ星(毛利氏)、左三つ藤巴(黒田氏)
(()内は使用した主な武将の例)
最後のひとつがまだもらえてません。がんばろう~。

他にも世界地図パズルアプリとかあるんですけど、ドハマリしそうなので手を出せずにいます。


友達や職場の人たちの出身地や住所を脳内で旧国名に変換するのが最近のマイブームです。
おおこの人は同郷か…上野国か…陸奥国仙台藩か…筑前国福岡藩か…琉球か…など(笑)。
(恥ずかしいからご本人たちの前では言いません)
ちなみにわたしが住んでいるのは武蔵国○○郡(プライバシーのため伏せます)で
江戸時代には幕府の直轄領だった地域です。
なんで藩じゃないんだ…川越藩とか忍藩とか名乗りたかった…と、昔は思ってました( ̄ー ̄)。
自然豊かだし遺跡あるし工芸品あるし地酒おいしい(飲んだことないけど)から、地元大好き♪


そういえば昔の偉い人たちは"吉良上野介"みたいな、
苗字の後に受領名という通称のようなのを名乗っていましたけれども
これ別に出身地でもお仕事先の地名でもないんだそうな。
たとえば大岡越前守は江戸生まれだし、勝安房守(勝海舟)も江戸本所の生まれだし
松平肥後守(松平容保)は美濃国の人で仕事先は会津藩だし。
吉良上野介も上野国にはたぶん行ったことないんじゃないかな…。
(あ、なぜ上野"守"ではなく"介"かというと、上野国は親王の任国なので
守である親王を補佐するという意味で"介"というのだそうです。
織田信長の受領名"織田上総介"も同様とか)

受領名は平安~鎌倉時代あたりまではそれぞれの国へ赴いてお仕事するにあたり
朝廷から「じゃあ○○守として○○国へ行ってください」とか任じられて初めて名乗るわけですが、
室町~戦国時代以降の人たちは割と好き勝手に名乗っていたようです。
実名を名乗らない武士には通称が必要だったので、
(別に出身地でも任地でもないにも関わらず)先祖や親の受領名を子どもが継いだり
上司からご褒美代わりにもらったりして名乗っていたとか。
確か前田利家が本能寺の変後くらいに秀吉から筑前守の名前をもらっていたように記憶しています。
前田筑前守…うーむやっぱり前田大納言の方が個人的にはしっくりくる、聞き慣れてるから(;´∀`)。

江戸時代になると「従五位下以上の位階を持つ人」なら好きにつけることができたらしいですが
国が60数か国しかないのに対して大名家は170以上ありましたので
結構みなさん被っていたみたいですね。。
苗字が違えばともかく、松平さん家みたいに一族や親戚がいーーっぱいいると
自分はこれを名乗りたいけど先に名乗ってる人いないかなーとか、ちゃんと調べないといけないのが
難儀だなあ。
でもそうして一度つけてしまえば「松平○○守」って手紙とかに書くだけで
あぁあそこん家か、とか一発でわかって便利だったかもしれない。
人数多すぎて覚えるの大変そうですけど(笑)。

ただ、武蔵守については名乗ってはいけないという暗黙の了解か何かがあった気がする…。
(武蔵国には将軍のいる江戸があるので遠慮します的な)
尾張守や山城守など御三家や朝廷に縁のある名前も遠慮されたとか。

それから、浅野内匠頭(浅野長矩)とか井伊掃部頭(井伊直弼)などは官職にあたり
官途名というそうです。
これらもだいたい家で継がれることが多いそうですね。
浅野さんもおじいちゃんが内匠頭だったのをそのまま継いでいますし。


ちなみに…。
いま連載の準備をしているお話に出てくるのは、山城国愛宕郡に住んでいた人たちです。
他にも葛野郡とか、播磨国姫路藩の人で江戸在住、なんて人もいます。
…もうわかる方にはわかるよね(^ω^)。
以上、ちょっとした情報でした。



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皆様いつもありがとうございます(^-^)/☆

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theme : 歴史
genre : 学問・文化・芸術

2014-06-05(Thu)

カナダと日本とフィンランド。

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日本橋三越で開催された「モンゴメリと花子の赤毛のアン展~カナダと日本をつないだ運命の1冊」に
行ってきました☆
ルーシー・モード・モンゴメリ生誕140周年と、日本&カナダ修好85周年記念の展覧会です。
2008年にも『赤毛のアン』出版100年記念で展覧会があってあれはアンの内容が中心でしたが
今回はアンの著者モンゴメリと翻訳者村岡花子さんの人生をたどる内容になっていました。

モンゴメリ『赤毛のアン』の「マリラ・カスバート驚く」の直筆原稿!
駅からアンを連れてきたマシュウにマリラが
「その子はだれ?男の子はどこ?」と言ってアンが大ショックを受ける場面ですね。
原稿は2008年の展示でも見ましたがやっぱり本物を見るのはドキドキします。
モンゴメリさんは割と字が細かくて流れるような筆跡だ…。
他にも新聞や雑誌の切り抜きを集めたスクラップブックや結婚式で着たウエディングドレス、
お手製のキルトやレースなどの展示がありまして、
特にレースの仕事の細かさにひたすらため息が出ました。
軽く絨毯レベルの大きさのとか編んでていったいどれだけ時間かけたのかと、
それともあの時代の女性たちはこれくらい朝飯前でできてしまったのでしょうか…。
陶器のマゴグやフルーツバスケットも2008年以来で久し振り、久し振り。
バラの花柄のおしゃれなティーセットはお客様用だそうですが
マリラが牧師夫妻に出したセットのモデルはこれだろうか、とか想像して楽しくなりました。

おふたりの蔵書の一部を展示したコーナーで大興奮!
モンゴメリはアガサ・クリスティ『ナイルに死す』とかワーズワース詩集やシェイクスピア、
村岡さんはブラウニング詩集やマーク・トウェイン、ワーズワース、シェイクスピア、不思議の国のアリスなど
同じ時代を生きたおふたりですしなかなか共通点があるではないですか。
モンゴメリがクリスティを読んでいたとか、村岡さんがアリスを読んでいたとか
もう~~うれしくてたまらない!
なぜってわたしもクリスティとアリスが大好きだから!!
昔の人が自分と同じ本を読んでいたってワクワクしませんか。本を通じたパルピテーション。

おふたりの書斎再現コーナーもテンションだだ上がり↑↑
モンゴメリの机にはペンと眼鏡、原稿用紙、スクラップブックの一部、
本棚も再現されていて大きな本や小さな本が。
作家の部屋の本棚ってなんでこんなにワクワクするんだろう。
村岡さんの机には眼鏡、原稿、ペン、墨、封筒、「原稿在中」と彫られた印鑑、
隣の椅子には夫から贈られたウェブスター大辞典。
机にあった、たぶんファンレターへのお返事につかったかもしれないハガキに
「わたしの訳した本を読んでくださってありがとう。どうぞたくさん読んでください。
そしてお友達にもたくさん紹介してください。若い時間を大切にそして美しくおすごしください。
ではごきげんよう。おしあわせに」って書いてあって
なんてきれいな言葉だろうと思った。
あと、村岡さんがラジオ番組「コドモの新聞」を担当していたときの映像も上映されていて
(いつだったか『花子とアン』の特番で流れていたやつ)、
「全国のお小さい方々、ごきげんよう。これから皆様方の新聞でございます」という
村岡さんの挨拶で始まるこちらも大変きれいな言葉。
お小さい方々って、リスナーさんたちも心が躍ったろうな…ソワァ。
村岡さんが「然し、私は大胆に申します。『行け!私の小さな書よ、行け!』と。」と
前書きに記し初出版した短編集『爐邊(ろへん)』も小さなかわいらしい本でした。
雪景色の表紙下部分に「SHORT STORIES By Hana Annaka」とあって、「花子」ではないのですが
前書きには「一千九百十七年十月 愛宕山麓の校舎にて 安中花子」と記されているとか。

村岡さんがミス・ショーから贈られた『赤毛のアン』原書もありまして、
2008年の赤毛のアン100周年展でも見たのでひさびさの再会でした。
(本は閉じられた状態でしたが、扉にはミス・ショーの署名があるそうです)
この本があったから、わたしがアンを読めたんだと思うと感慨もひとしお。
1952年に三笠書房から翻訳出版された『赤毛のアン』初版や再版、
続きのシリーズ(アン・ブックスと呼ばれるそうです)の翻訳本も箱つきで残されていて
「保存用」「初版」などと朱書きしてあったりして村岡さんの意気込みが感じられます。
他にも娘のみどりさんのために買った雛人形、ピクニックに出かけたときのお弁当箱、
着物に使っていた帯留めなどが展示されていました。
英語が堪能な村岡さんでしたが、服装は終生、和服をお召しになっていたとか。
アメリカに住むみどりさんを訪ねて渡米したときも着物姿で、
着物を着た小さな女性が流暢な英語を話す様子を海外の人も驚いたようです。

anneten2.jpg
グリーン・ゲイブルズの模型がありましたよ!こちらのみ撮影OK。
2階の奥の窓がアンの部屋ですね~。

朝ドラもどんどん面白くなってますね!毎朝楽しみです。
はなちゃんと蓮さまがやっと仲良くなってキャッキャしたり
「安東花子」「白蓮」とペンネームを決めるシーンがラブラブしててかわいかった~☆
当時はあと2週間くらいはこんな2人を見られるのかなと勝手に思ってたら蓮子さんが行ってしまって、
花子さんすごい喪失感だったと思うけどわたしもものすごい寂しかったです。
大文学会のロメオ&ヂュリエットも(醍醐さんのロミオかっこよすぎて倒れるレベル)、
甲府で釣りしたりみんなとはしゃいだことも(蓮さまの「て!」がかわいかった)、
蓮子さんすごく楽しかったろうな…。
ふじさんが蓮子さんを抱きしめるシーンは朝ごはん食べながら泣いてしまいました。
もう菩薩ですよねふじさん…どんな人のどんな事情も受け入れて抱きしめることのできる人。偉大。
蓮子さんが与謝野晶子の詩を兄やんにあげたときの兄やんの目がキラキラしててな、
録画だったら一時停止して5分くらい見つめたい気分でした。
賀来賢人くんはセリフを大切に丁寧に言う役者さんですね。

女学校の人たちも最高でした。
花子さんを新聞記者から守ってくれた茂木先生や
(その後ろでへっぴり腰でホウキ構えてるスコット先生にわたしは大注目してしまったよ)、
蓮子さんが一時的に戻っていることをこっそり知らせてくれた醍醐さん、
「集中できないなら出ていきなさい、Go to bed!」って行かせてくれた富山先生、
寄宿舎を無断で抜け出した花子さんを謹慎するだけで許してくれたブラックバーン校長先生、
卒業式で実は…って甲府ことばでしゃべりだした白鳥さま!!
感動的なシーンなのに笑ってしまってごめんなさい(^ ^;)。
あと、かよちゃんが花子さんの元に逃げてきたときの2人の服装というか雰囲気というか、
片方は英才教育を受けているのに片方は工場で働いているという対比が
2人のせいではないのですが何とも複雑でした。
醍醐さんがたまごサンド持ってきてくれるシーンで泣きそうになった。
だってたまごですよ!当時は貴重品だったのでごちそうですよね。
かよちゃん、東京で働けることになってよかった…幸せになってほしいです。

甲府に戻ったら戻ったで屋根の上を歩いたり、貧しい家の女の子を教会の図書室へ連れて行ったり
お見合いしたり、ももちゃんの応援をしたりと忙しい花子さん。
初めての童話「みみずの女王」を書いた動機が教え子のためっていうの、素敵ですね。
(ちなみに「みみずの女王」などを収めた『村岡花子童話集』(1938年刊)が
国会図書館の近代デジタルライブラリーで読めますよ。→こちら
花子さんを何かと気にかけてくれる天使な朝市がすばらしすぎてキュンとします。
もう朝市とくっつかないかな、いやでもそれじゃ赤毛のアンが生まれないし、などと考える平日の朝。
蓮子さんは蓮子さんで九州でえらい目に遭ってるし、いや夫の伝助さんもだからお互い様かな。
蓮子さんは自由に外出できないし、伝助さんも興味のない本や音楽を持ってこられてしんどいし
こりゃお互いにストレスたまっちゃうっていうか
あそこまで価値観が合わないと2人ともかわいそうになってくるよね…。
伝助役の吉田鋼太郎氏はかなり役に入ってらっしゃるようで
ドラマが始まった頃の特番で「そのへんの物を投げつけたくなりますね」と苦笑交じりにおっしゃっていたな。
じきに最悪な別れ方をする2人をどう描いていくのか。ドキドキです。
早くはなちゃんのもとへ戻って来て蓮さまー!!
そして村岡印刷さんの珍獣お宅っぷりちょっと何とかならないかな(;´∀`)。


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展覧会を見た後は、せっかく日本橋に来たので新しくできたコレド室町もぶらぶら。
提灯の道がありました。夜は綺麗に灯るのでしょうか。


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電車に乗って移動。後楽園駅で降りて、東京ドームシティ ラクーア内にある
ムーミンベーカリー&カフェに来ました。
着いたら1時半を過ぎていたのですが、ものすごい人気のお店なので入口に行列ができていて
お店の中に入れたのは2時半でした…おそるべしムーミン。

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お店に入るとこんなディスプレイが。黒いハットはムーミンパパがいつも被ってるのですね。
これにメニューを入れて店員さんが持ってきてくれます。

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席に案内されたら椅子の隣にスノークのおじょうさんが!フローレン!わああぃ。
他にもムーミンやリトルミィ、ママやパパ、スナフキン、スニフ、ニョロニョロ、ご先祖様など
色んなぬいぐるみがいて店員さんがどうぞ~と連れて来てくれるんですよ!
ムーミンファミリーとごはん食べられるとか幸せすぎる。

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サーモンスープとサラダのプレートを注文。フィンランドの家庭料理ですって♪
パンの食べ放題もついていたのでいっぱい取ってきてしまった。

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「そろそろ交代しま~す」と店員さんがやって来て、なんのことかと思ったら
ムーミンパパを連れて来てくれたのでした☆フローレンと交代。
フローレンは別のお客様たちのところに行ってそこでの写真撮影大会に参加していました(笑)。

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ニョロニョロのケーキ☆
ムーミン&スニフのクッキーとニョロニョロのクッキー、カトラリーの先にもニョロニョロ!

は~おいしかった…。
お店に入ったときはすでにランチが終わってティータイムの時間だったので
次回はランチの時間に来たいです。

あと、後楽園駅へ戻ったとき初めて東京ドームを間近で見ました…外からだけですけど。
よかったこれで「東京ドーム○○個分」ってニュースとかで言われても何となく想像できるぞ…。
(今まで見たことなかったから全然ピンとこなかったのです)

theme : 児童文学・童話・絵本
genre : 小説・文学

2014-06-01(Sun)

It's a tender rain。

今期はアニメを結構追いかけています~。

ハイキュー!
1話を見てサイダーとかレモンスカッシュとか柑橘系炭酸水のんだ気持ちになりました。
セリフから何から魂の底がむきだしになるような、恥ずかしさと言う名の坩堝の蓋を開けたような
気分になれるアニメだと思います。青春だなあ。
登場人物がみんな素直で負けず嫌いな子たち、自分の力も相手の力もわかってて認めてて
誰かが試合でミスしても決して誰かのせいにせず原因を探っていくっていうのが
スポーツマンシップって感じでステキです。
性根の悪い人が秩序を乱すとかじゃなく、
みんなそれぞれ理由があるからぶつかっちゃう風になっててキャラ作りもうまいなって思う。
部活でミスしたら世界の終わりみたいに落ち込むし、励まそうにもうまくいかなくてジタバタしてるし。
大いにジタバタしてくださいよ、それが若者の仕事ですよ(紫呉さん風に)。
わたしバレーボールは苦手でしたけど、見るのは昔から好きなので
日向くんたちが元気いっぱいにプレーしてるのすごく気持ちよく見られます。
IGの作画はやはりすばらしい…トスのふわっとした手首の動きやボールの飛び方、
スパイクがぶっ飛んでいくスピードに風と空気の切り裂かれる音を感じる。
音といえば体育館でシューズがキュキュッ!て鳴る音や試合前の「オネガイシャース!」もいいね。
バレーボールはサーブの動きがすきです。二次元でも三次元でも。

キャラクターも立ってて久しぶりにジャンプマンガ見たなって感じ~。
日向くんと影山くんは名前からして対になってて、日向くんの暴走中は影山くんが冷静だけど
影山くんに火がついてると日向くんも一緒に燃え上がっちゃうのが何とも微笑ましい。
大地さんは「普段はやさしい人がたまに本気で怒るとものすごく怖い」の典型例ですが(笑)、
配りすぎっていうくらいチームに気を配っててたまに空回りしてて、なんていいキャプテンなのでしょう。
田中くんがアホみたいにヒャッハーしてるとこへ菅原さんがさらっとツッコミ入れてるのも楽しい。
菅原さんは入野さんヴォイスがすごく合ってる、入野さんいい声になりましたよね。(もうハクの声は無理かな…)
あと田中くんいいヤツすぎて肩組みたくなる。ガシィッ
山口くんが月島くんを「ツッキー」て呼ぶの、おじゃる丸クラスタとしてはとても懐かしくて
(月光町の月夜が池に住む常にアルカイックスマイルを絶やさない恐竜の名前です)、
山口くんがツッキーツッキー言うたびに別の意味で2828しています。ツッキー!
月島くんのけだる気な声にいつもびっくりします。明るいメンバーの中では目立つよね。
西谷くんと旭さんが色々あった末に部活に戻ってくるのがもー泣けて泣けて…
岡本さんと細谷さんの絶叫がほんとにすばらしかったです。
てか、西谷くんが前髪に金メッシュ入れて文字Tシャツ着てたり
旭さんが長髪を頭の後ろでくるっと留めてたり、武田先生が黒縁眼鏡に目パッチリだったり
烏養コーチが金髪をヘアバンドでまとめてピアスあけてたりとオシャレメンズが多いですよね~いいねえ。
そしてこんな強烈な面々が勢ぞろいしているのに誰一人として清水さんにかなわなそうなのが
最高です。清水さん最強説。
CM入り&明けにメンバーたちがペットボトルにサーブでボール当てて成功したり失敗したりしてるけど
清水さんは一発で決めてて好きになりそうでした。シューティングゲームとか得意そう。


それでも世界は美しい。
雨の国の少女が太陽の国の王さまと婚約してだんだん仲良くなる話。
ハイキューがシュワっとする炭酸水青春なら、それでも~はシュークリーム青春ですかね、
皮が甘いと思ったら中味も甘かった感じの。
ニケはオレンジの髪に赤い耳飾りなのでこれで短髪にして服を青くしたら
ナウシカに見えるんじゃないかな…というのがパッと見の第一印象。
誰に対してもタメ口ですごく行動的で判断力もあってこう、現場に強い人ですね。
彼女が(だいたい誰かのために)唱える呪文の言葉と底冷えするような声が好き~。
1話でミーナを助けるために詠唱するシーンがドキドキしました。
うおおニケーーーおねショタだろうが何だろうが好きだーーー!
雨を降らせるシーンはこのアニメの芯で品格を決めるといっても過言ではないと思いますが、
毎回とてもきれいで見ごたえがあります。
アメフラシの歌のメロディも歌詞もすてきだし。
それにしても1話につき1雨1歌という構図ができつつあって、ニケくたびれないかなと思ったら
とうとう最新話で1時間近く歌いつづけてぶっ倒れましたね(;´∀`)。
(あれは完全にリビとバルドのせいなので2人は大いに反省すべき)
ヒロインの相手役がとてつもない地位にあって立ち直れないレベルのトラウマを抱えているのは
白泉社の少女マンガとしてはよくあるパターンかなと思いますけども、
リビの孤立無援っぷりはちょっと際立っているような気も。
そしてニール氏とジャイナ氏が万能すぎてうちの執事&シェフとしてスカウトしたい。


ブラック・ブレット。
弟が原作持ってるのであれこれ解説してもらいながら鑑賞中です。
ラノベアニメ見るの久々なので盛りに盛られた設定が頭に入りきらない。でもこういうの嫌いじゃない。
壁を隔てたすぐ向こうにはガストレアがひしめき合っているというのにその壁がスッカスカで
最初はびっくりしたのですが、
(進撃の巨人の登場人物たちが見たらそれこそ青ざめて目まい起こしそうなスカスカぶりで、
いや起こしてる暇があったら立体起動でガストレア1匹残らず駆逐しに行くかもしれないけど)
ちゃんと電磁波が通ってて守られているんですね。
モノリスって名前があることを最新話で知りました←
1話で登場人物たちのキャラデザかわいいって見てたらガストレア戦は割とスプラッタだったりと
容赦なくこちら(視聴者)の心を天童流戦闘術で粉砕しにかかってくるというね。
てか蓮太郎くん仕事放り出してモヤシのセール行くなよ(6円は魅力的だけど)。

オープニングテーマの歌詞が!完全に本編と一致しててまさにアニソンですな。
蓮太郎くんと延珠ちゃんの関係はブラックジャックとピノコみたいなイメージかと思ったら
それとは少しズレてる感があるかな…。
お互いかなり依存してるというか、単なるロリコンやブラコンという言葉では片づけられない気もします。
それ以上の結びつき。
(菫先生が「仏教の世界で一番美しいのは蓮の花」と言うシーンが原作にあるけど
延珠ちゃんの名前にも水晶や数珠を連想させる「珠」が入っているので
「蓮」太郎くんのそばに延「珠」ちゃんがいるというのはなかなか面白い組み合わせだと思います)
わたしが好きなシーンは2話で蛭子影胤&小比奈ペアと少しやり合った後に2人が交わした
「勝てるか?」「わからない」の会話です。
どうということのないシーンなんだけど相棒っぽさと信頼感がばーんと出ていて好き。
ってか梶さんこんなに低い声が出るなんて知らなかったよ!エレンで鍛えられたのかな?
片桐兄さんが細谷さんなのでわたしァNo.6を思い出しちまっていけねえんだ…
おふたり他にも共演されてると思うけどわたしそんなにアニメ追いかけきれないので久々に一緒にお声聞いた気分、
ガチバトルありがとうございました。蓮太郎くんのかかと落としでも割れない片桐兄さんの石頭はかっこいい。
弓月ちゃんとティナちゃんがお互いの強さを認め合うシーンは原作でも大好きですが
義兄弟、じゃない義姉妹の契りを交わすんじゃないかというくらい素敵なハグでした。すき。
木更さん…黒髪にセーラー服に日本刀のコンボはいけない…ずるい…!
延珠ちゃんやティナちゃんとキャッキャしてて楽しそうですね。
蓮太郎くんが子どもたちに好かれるのは本人の人間性や主人公補正もあるかもだけど、
木更さんも結構子どもに好かれてると思う。
Fateの凛さん的ポジションなのかなと思ったら原作には凛さん以上に壊れた一面があるようで
例のシーンはアニメでやるのでしょうかね…。
トランクに入っていた三輪車と、未織ちゃんの実力がまだ未知数な気もするのですが
そのあたりはどう描かれていくのかな。


くつだる。
「くつしたがだるだるになっちゃうわけ。」を縮めてくつだるってことでいいのかな…。
靴下がいつの間にかだるだる脱げてきちゃうとか、
髪型が決まらない気がするとか、本を本棚にきつきつに押し込んじゃうとか
靴ひもが固結びになっちゃうとか、靴の中に小石が入っているとか
スパゲッティを食べているとなぜかミートソースが服にはねちゃうとか
いわゆる「あるある」ネタが実は「イマドキ妖怪」と呼ばれる妖怪たちの仕業だったら…という
なんとも私的ホイホイなアニメ。
妖怪といっても全然おどろおどろしくなく、単純化されたシンプルなかわいらしいキャラクターたちで
それぞれがただあるようにあるだけというか、本能に従って仕事してる感がいいですね。
それがたまに人間にとってはたいてい困ることなのが難しいとこですけども。
主人公の猫田ちゃんがだるだるくつしたと仲良くなるのはアニメオリジナルとのことですが
わたしはそういう子が妖怪たちと触れ合うパターンが大好きですので
これからも楽しみに見ようと思います。
毎週録画してますが、録ったら再放送だった日もあってOh...てなることもあるけど。Eテレクオリティ。


監督不行届。
安野モヨコさんが同名タイトルでマンガを描いていたのは知っていましたが読んだことはなくて、
アニメで見たら想像以上にカントクくんがかっとばしていて面白さMAXの5分間で
毎回笑いまくっています。
モヨコさんの自画像がロンパース着てるのかわいい。
カントクくんが特撮お宅なのは「館長 庵野秀明」展でだいたい知っていましたが
あれが生活の一部(というか全部)になるとこうなるんだ…うわあ…(^ ^;)。
カントクくんはロンパースの野菜生活沼に、
ロンパースはカントクくんのお宅生活沼にそれぞれずぶずぶ沈んでいくという
何とも持ちつ持たれつな日々が楽しそうでいいなあと思います。
そして山ちゃん&めぐ姉というキャスティングはエヴァファンにはたまらないわけですが
これもカントクくんの意向が働いていたりするんだろうか。
山ちゃんはどんな声も出せてほんとにすごい人だ。
エンディングがどう見てもルパン三世のバイク不二子ちゃん、
あと劇中に出てきたネタ解説の字が細かすぎて読めない(;´∀`)。


蟲師・続章。
満を持しての続編放送!おめでとうございます!!
8年前のアニメは欠かさず見ておりました。続編を心待ちにしておりました。
1月に「日蝕む翳」が放送されたときの感動と、ラストカットに「蟲師・続章」のテロップが出た時の
わたしと妹の大はしゃぎっぷりとTwitterタイムラインの大混乱っぷりはまさにカオスでしたね。
あああああギンコが、ギンコが帰ってくるーーっうおおおおってめちゃくちゃ騒いだ。
特別編放送だけでもうれしかったのにまさかまさかの続編放送!しかもスタッフとキャスト続投!!
アニメが数年後に再度制作される場合だいたいスタジオもスタッフもキャストも変わってしまって
アニメ化はうれしいけどもにょるってことが個人的に多いのですが
でも長濵博史氏はずっと「最後まで作りたい」という思いを持ってくださってたそうで
やっとそれが実現したとのことでもうとにかくめでたい!
原作者の漆原先生もかつてのスタッフさんということで喜ばれたらしい!そうですよねわかります!!
(もういい加減にしよう)

原作の、そしてかつてのアニメシリーズの雰囲気そのままに再現してくださってるのが
もう感動しすぎて涙も枯れました。
静かに淡々と、凄みのある場面は心の底から冷えるように、幸せな場面は心からあたたまるように
いつもながら感性にじわじわ訴えてくる作風がたまらんです。
くつだるもですが、蟲師の虫たちも特に何をするでもなくただそこに存在して行動しているだけで
時々、人とうっかり接触したために化学反応が起きて
人にとっては不幸になったり幸せになったりするけどそれは誰のせいでもない、みたいな
道理と不条理とが共存している世界観がすごくリアル。
あと、サンキュータツオさんが新聞の寄稿で蟲師の作品評書いてらしたんだけど
場面転換に使われる黒がすごくいいって書いてて共感しました。
場所が変わったり時間が経過したりするとき、ほんとに一瞬だけ画面が真っ黒になるんだけど
あの半秒くらいの黒がすごく距離感や時間を感じさせてくれますよね。

ギンコは相変わらず「登場人物の一人」でしかなくて、でもそこがいいなあ。
中野裕斗さんの渋いお声も8年ぶりに聴けて感激しております、ギンコだーここにギンコがいるー。
化野先生も相変わらず飄々としていい感じ。
淡幽さんは出てくるのだろうか。出てきてほしいです。
そして前シリーズ同様、エンディングテーマが各話ごとに全部違ってて震えるしかなくて
クレジットが勇者一覧表に見える日々。
このスタッフは本気だ…美しい音楽に映像、続く土井さんの神次回予告ナレーション。うっ涙が…!
みなさん蟲にならない程度にがんばってください。


本日のお絵かき↓
teika.jpg※クリックで大きくなります
藤原定家。
5月27日が百人一首の日でしたので(定家が選んで書写した和歌百首を小倉山荘の障子に貼った日)、
その日にアップしたかったのですが
いろいろ修正していたら遅くなってしまいました。
歌の海をゆらゆら。札はぴったり100枚書いてあります。
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ゆさ

Author:ゆさ
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歴史やアートも溺愛中
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