2015-05-29 (Fri)
青森旅行2日目です~1日目はこちら
今回は大間崎、恐山、八戸のレポをお届けします。すごい移動距離。

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ホテルで朝ごはん~りんごジュースも飲んでお腹いっぱい、お出かけ準備万端です。

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青森港へ朝のお散歩。1988年まで運行していた青函連絡船・八甲田丸を見に行きました。
現在はメモリアルシップとして保存され、内部も一般公開されています。
4階建てで約1200人を運べるそうです。近づいたらものすごく大きかった。

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津軽海峡冬景色の歌碑があった。紅白で何度も聴いていますのでそらで歌えます♪
いまは春なので春景色ですか。

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電車に乗って野辺地駅を目指しますよ~。
青い森鉄道のゆるキャラモーリーが車体にいっぱいくっついててかわいかった。

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2015-05-25 (Mon)
青森へ旅行に行ってきました☆
GWに高野山と比叡山をお参りしたので、当分、旅に出る予定はなかったのですが
青森県立美術館で成田亨展が開催されると聞いて(成田氏は青森出身です)、
ホウホウと公式Twitterを見ていたらあの鬼の彫刻が展示されるというではありませんか!
「は!!??!!!!????!?!?!?」ってなって調べまくったのですが
関東への巡回がないというではありませんか!!(号泣)
うぎゃあああこれは会いに行かねばーーーって頭パーンして旅行を決めて
せっかくですから他にも観光してこようと思ったわけなのでした。

夜行バスに揺られて(久々によく寝られたバスでした)朝7時到着のはずが
6時半前に弘前駅前に着いてしまって、仕方ないのでベンチでおにぎり食べて
さあ弘前城行きのバスに乗ろう~と歩いていたら、
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こんな郵便ポストを発見☆ 弘前はりんごの収穫日本一だそうな。

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バスに乗って弘前公園にやって来ました。写真は入口の追手門。
江戸時代の弘前藩主津軽氏の居城だった弘前城がそのまま公園になっているとか。

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早朝の園内はとても静かで、ジョギングやお散歩してる人が数人いましたね。
両脇の木はぜんぶ桜。満開の時期は美しいだろうなあ。

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杉の大橋。
有事の際に橋を落として敵の侵入を防ぐのを目的に架けられたため、
壊しやすく燃えやすい杉が材料として使われたのでその名がついたらしい。
ちなみに現在は檜材。

この橋を渡ると南門があり、その先にあるのが天守です^^
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2015-05-19 (Tue)
今期見ているアニメそろそろ書いておきましょう~。

ワールドトリガー、妖怪ウォッチ、くつだる、ジョジョ3部、セーラームーンCrystal2部、
FateのU.B.W.など続いている作品に加えて
今期は放課後のプレアデスと響けユーフォニアム推しです☆
魔法少女がエンジンつき星型ステッキで飛ぶアニメ…それがプレアデス…!
魔方陣、魔女の三角帽、ひらひらスカート、宇宙人、宇宙船、
ステッキに直立不動で立ったまま飛ぶ女の子、月と星の耳飾りをつけた男の子。
このアニメは萌えに満ちています。
何よりアニメーションがすばらしくてさすがGAINAXといったところ。
すばるたちが爆音のドライブシャフトで飛びまわるのも
(エンジン音を聞いてヤダモン(あれは掃除機ですが)を思い出したのは内緒)、
角少年(みなと君と思ってたら違った)とエンジンの欠片を取り合うのもかわいいよ!空中戦最高!
ドライブシャフトにアイサイトが搭載されててなぜかしらってググってみたら
もともとはSUBARUのプロモーション目的の企画で色々あって今の形になったらしくて、
だから主人公の名前がすばるなんですね。
(タイトルのプレアデスも牡牛座にある星団の名前で、和名がすばるだよね)

部室の窓から見える星空とか、宇宙とか、みなと君のいる天望室(温室?)とか
美術がとてもきれいでいつも楽しみ。
そんな景色を背景に動き回るキャラクターたちもかわいいです。
すばるの飛び方が最初は危なっかしくてハラハラしていましたが、
今は土星の輪っかまで飛んでいけるようになって頼もしい成長ぶり☆
いつきがカチューシャを気にするのも、ひかるが時々途中で何かを放り出すのも
本人たちはずっと言えなかったけど(言語化することさえ考えなかったと思うけど)、
5人で空を飛ぶ中でほぐれていくのが心にじわりときました。
ということは、ななこが寡黙なのも理由がありそうですが
今のところ彼女だけが会長の言葉がわかって4人と会話できてるのが、なんかいいね。
あおいとすばるが疎遠だったっぽいけどどんどん仲良くなっててやばい、
角少年とあおいの間に立ちふさがったすばるの圧倒的百合力やばい。
2人が宮沢賢治の「星めぐりの歌」をうたいだしたときはびっくりしたけど
一緒になって歌ってしまいました♪そのうち5人で歌ってくれないだろうか。

あと、毎週見ていて何となく不安を感じるな…と思ってて理由がわからなかったのですが
たぶんあれだ、5人がパラレルワールドから選び出されて今の世界に集められたってことは
最終的にお別れして元の世界に戻るのかもしれないっていう予感と、
最終目的が会長自身もよくわかってないのがなんかエヴァっぽいのと
キャラ造形からまどマギを連想しちゃって、
「今回こんなにまともだったから次回は大崩壊するんじゃないか」みたいな気分が
見てる間ずっと募ってるからかなと思いました。なにせ安心と信頼のGAINAXだから。
でも宇宙船の時間を止めることで可能性を閉ざした過去を持つ会長の言った
「君たちは確定していないから無限の可能性がある」的な言葉は希望とも取れるよな…
とか思ってたら最新話の終わりにみなと君の秘密をぶっこんできて
来週マジどうなるんだろ?というのも含めて楽しみにしています。なにせGAINAXだから。


ユーフォニアムは舞台が京都の宇治市なんだと思ったら(宇治神社のウサギさんいたし)、
原作者さんが京都出身なのですね~制作も京アニ。
アイキャッチが毎回、各パートメンバーの楽器の音が鳴ってて好き♪
なんでもいいので楽器を吹いてみたくなります。
このアニメがきっかけで吹奏楽始めようかなって思う人出てくるかもしれない。

しかしあれだね…描写がリアルで中学時代の部活の自分たちを見ているようで
懐かしくなったりしにたくなったりしますね。
わたしは合唱部でしたが、パートごとに練習したりコンクールで金賞目指したり
自分用のファイルつくって楽譜とじたり赤ペンで書きこんだり、全体練習で音合わせしたり
音楽部活の細かい描写が郷愁を誘うといいますか、
楽しかったこともしんどかったことも色々思い出しちゃいます。
久美子ちゃんがとてもバランスのいい立ち位置にいてくれるから感情移入しやすくて
隣に葉月ちゃんがいるから元気になれるし緑ちゃんがいるからホッとできますね。
部長さんや先輩たちも、やる気が爆発してる人もいれば意識の低い人もいて
友達が所属していた中学校の吹部がこんな感じだったなって。部活あるある。
しかし松本先生の軍曹みたいな話し方と後藤先輩がぼそぼそしゃべるのは大好き。
あすか先輩のただ陽気な人ってだけじゃなさそうな気配というか、陰影が垣間見えるのは
後半へ向けての伏線なのでしょうか…。
そして滝先生のリアリティのある言葉の重さ、
1話で只者ではない片鱗をみせて2話で一気に厳しさが炸裂したね。
まあ確かに1~2話の音はひどすぎましたな、
たとえ「全国を目指す」じゃなく「楽しむ」目標に設定していたとしてもあれは…^^;
だからサンフェスの音は文句なしにかっこよくて感動しました。
(フルネームが滝昇って聞いて黄河の急流をのぼりつめて鯉から龍になるところまで想像はついた)
香坂さんはたぶん滝先生に教わりたくてあの高校に入ったんだろうなあ、
何を言うこともなく淡々と練習する姿とか
高台で校舎を見おろしながらペット吹く姿が神々しすぎて胸に手を当てて敬礼したくなる。
エンディングテーマ「Tutti」はイタリアの音楽用語で全部、転じて合奏のことだそうで
楽しい曲なのでつい口ずさんでしまいます。
トゥッティ!わたし~た~ちが心を奪う♪


終わりのセラフのオープニングが、英語ってこんな綺麗なんだなあと思えるほど美しくて
毎回スキップしないで聴いています。踊るクルル様もすてきだ~。
入野自由くんの少年声をひさしぶりに聞きまして(たぶん小狼以来)、
優ちゃんほんとすばらしいですね。わたしは優ちゃんの声が好きです。
てか、優ちゃんの同級生男子の中の人たちが
ハイキューの烏野メンバー(スガさん、ノヤっさん、影山君)で揃ってるうえに
君月くんは影山君とツッキーのコラボだよね。髪がピンク色のツッキー。
一瀬中佐の、少年たちに甘いんだか厳しいんだかわからないけどやっぱり甘いとこが好きで
授業では前髪下ろしてるのに出動するとオールバックになるとこも好き。
原作買ってる弟に「櫻井孝宏とどっちが強いの」と聞いたら「櫻井さん」て返ってきて
だよね…ってなってる。
てかフェリドもミカエルも1話で死ぬわけないよねって思ったらやっぱり普通に生きてた、
そりゃそうです…滝先生とハリー・ポッターだぜ…(←関係ない
分割2クールだそうなので続きも楽しみ、原作もまだ続いているのですね。
弟から「ミカは今でも優ちゃんが大好きです」と聞いて
けしからん、いいぞもっとやれと応援していこうと思います(^ω^)。


荒川版アルスラーン戦記のマンガはちょこちょこ追いかけていますけど、
まさかこんなに早くアニメ化するとは思いませんでした…!
原作小説がたまってるのでストーリーは大丈夫でしょうけど
(まだマンガに登場してないキャラクターのデザインも荒川氏が描いてらしたし)、
マンガだけ読んでる方たちくれぐれもネタバレご注意くださいね^^;

アル戦は原作小説を読んだのがたぶん高校生くらいで、
角川から発売されていたカセットブックを聞いたのもたぶん同時期で
映画2作を再放送で見たのがその後くらいだっけな…。
アルスラーンの声はカセットブックが関俊彦さん、映画が山口勝平さんで両方大好きでした。
今のアニメも小林さんのアルスラーンと細谷さんのダリューンのすばらしいこと、
特に細谷さんが細マッチョ演じるとすごい様になってかっこいいよね!旭さんとかね。
エラムは佐々木望さんの少年声が大好きでしたけど
花江さんのエラムもしっかり者でかわいくて女装声も最高にかわいかったので拍手送りたい。
(てか、エラムがアルスラーンにつんけんしてるのが意外だったんですけど
原作小説でも最初こうでしたっけ?後半のキャッキャしてる2人しか記憶にない;;)
ギーヴは矢尾さん→KENNさん、ファランギース様は勝生さん→坂本真綾さんで
カセットブックの2人は色気があって、アニメの2人は明るくかっこいい感じがしますよ。
ナルサスはね…ごめんなさい、カセットブックの大塚芳忠さんがやってた
悪すぎるナルサス(褒め言葉)が大好きすぎるんです…ごめんね浪川さん。
ぜんぶ芳忠さんのせい←
エトワールとアルスラーンが初陣前に会ってたっていうのすごく萌えたので荒川氏GJ、
てかエラムvsエトワールがまさか来ると思わなくてしかも振り切りまくって楽しかったので
早く再会して「あ」「あ」ってなってほしい。
イノケンティス王は小説読む限りはヒョロリとしたお年寄りのイメージでしたが
荒川氏のデザインが、もう、例のシーンに説得力を持たせるためだけに
ああなったとしか思えないっていうか(笑)。
そしてギスカールは想像以上にテラ子安。
中尾隆盛さんのギスも強欲さと心の弱さが出ていてすごく良かったけど、
子安さんのギスは額の血管と「アアン?」が面白すぎて撃沈しました。どうもありがとう。
ヒルメス…仕方ないんだカセットブックが池田秀一氏だったんだっ…梶さんは悪くないっ…!
アンドラゴラス王の「ヤシャスィーン」が「優しい~」に聞こえますごめんなさい。

エンディング映像でかっちょよく決めポーズのダリューンと
エラムの料理をつまみ食いするナルサスと、ギーヴの演奏を聴くアルスラーンの絵が好き。
2クールで小説のどこまでやるのかわかりませんが、
長さ的に王都奪還は難しいような…おれたたエンドになるのかな。
アルスラーンのアイデンティティ発言で終わらないことを祈りつつ。色んな意味で。


あと、攻殻ARISEがTVシリーズになったので見ています。
素子さんたちがニアミスしつつも、すぐに馴れ合うことなく急接近したり離れたりして
どんな風に公安9課になっていくのかが楽しみです。
三佐と呼ばれる素子さんが新鮮。トグサはこの頃からロクな目に遭ってない。ロジコマかわゆ。
真綾さんとコーネリアスのオープニングテーマが幾何学的な雰囲気できれいだ…。
わたし2年前の映画見てないのでシリーズ化ありがたや~と思って録画してたら
先日からテレ玉で攻殻SACまで始まっちゃって懐かしすぎてヒャッハーしてます。
うおお田中敦子さんの素子さんに大塚さんのバトーに山ちゃんのトグサに
玉川さんのタチコマアアァァァアア☆
「でもね、今日のは酷いよ、酷すぎる。こんな茶番なのにちっとも笑えませんよ」のセリフを
懐かしく感じる日が来るとは…いやはや(^∀^)。
(そしてオルガ様、すばらしい歌声をありがとうございました。ご冥福をお祈り申し上げます)

あ。テレ玉といえば埼玉県民の皆さん、浦和の調ちゃん見てますか?
声優も制作スタッフも全員埼玉県民という埼玉アニメで
浦和の名が付く8つの駅を擬人化したキャラクターが埼玉名物の宣伝してますよ皆さん☆
浦和の~町には~しんかんせんは、とまらなーい♪
2期があればヤマノススメみたいに5分アニメから15分アニメに拡大してほしい。


ところで先日西から帰って来たばかりですが、突然ですが週末に北へ旅行に行きますので
しばし留守にします~成田亨展と恐山がわたしを呼んでいる!
帰ってきたらレポ書きます^^


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「風神雷神図屏風Rinne」光琳・乾山編その2。1はこちら
乾山に肩を借りてどうにか部屋へ入った光琳。冷やした手ぬぐいをもらいました。
光琳「あぢーーーーー」
乾山「何やってんの」
光琳「花の御所みたくしたかった」
乾山「バッカみたい」
光琳「うるせえ、何の用だよ」
乾山「お金返して」
光琳「は?」
乾山「鳴滝へ引越しも終わったし、窯を開くのにお金が要るの。そろそろ返して」
光琳「二条様に法橋の便宜をはかっていただくまで待ってろ」
乾山「やだーいつになるかわかんないじゃん」
光琳「そう言うなよ、がんばるから」
乾山「(ため息)……………もうひとつ」
光琳「ん?」
乾山「頭になんかいる」
光琳「…???」

へんな生きものたちが、今度は光琳の頭上に現れたようです。

1694年、乾山は二条家所有だった福王寺鳴滝の山屋敷を拝領し移り住み、
のちに鳴滝窯と呼ばれる窯を開いて、陶芸家として本格的な出発をはかります。

光琳・乾山の父宗謙は東福門院御用達の呉服商「雁金屋」を営んでいましたが、
院が没すると次第に傾き、宗謙の死後は縮小してしまいました。
家業は長男の藤三郎が継ぎ、
次男の光琳は能道具一式と大名貸の手形、三男の乾山は墨・書籍と手形を相続し暮らしましたが
まじめに働いた乾山と違い光琳は遊興生活をやめられず、兄弟からも借金していました。
乾山の引越しはそんな中で行われたのでした。
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2015-05-15 (Fri)
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根津美術館で開催中の「燕子花と紅白梅-光琳デザインの秘密」展に行ってきました☆
琳派400年記念イヤーと、来年の尾形光琳300年忌を記念した展覧会で
光琳の「燕子花図屏風」と「紅白梅図屏風」が56年ぶりに並んで展示される貴重な機会!
根津美術館そのものも初訪問なのでめちゃくちゃ楽しみでした。ヒャッホー☆

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この美術館は近代の実業家・根津嘉一郎氏の邸宅をそのまま敷地にしていまして
広い庭園には水場や茶室が点在し、
石造の仏像や瓦、狛犬、燈籠などの文化財が無造作に置かれていたりします。
写真は入口にあった月の石舟。

展示室で最初に迎えてくれるのは伊年印の四季草花図屏風と伝俵屋宗達の蔦の細道図屏風です。
伊年印ということは宗達工房の作品でございますね、
六曲一双の金地に70種類もの花々が散りばめられている豪華さ!
蔦の細道図屏風は『伊勢物語』の「東下り」から宇津山の景色を宗達が描き、
宗達と仲良しだった烏丸光広が歌による賛を入れていました。
屏風の右から左へ流れるような山と蔦の景色がゆったりしていて
宗達の大らかさを感じられる絵です。これ伝じゃなくていいよ宗達だよ(暴論)。
歌は全部で7首ありますが、個人的には最後の
「ゆかで見る宇津の山辺はうつしゑの まことわすれてゆめかとぞおもふ」が
光広の素直な感想がうたわれていていいなあと思いました( ´ᴗ` )。
わたしは旅をしていないけれど、絵の山辺は本当の景色も忘れるほど夢のように思えた。

そして、ふいに、唐突に光琳の燕子花図屏風が!しかも隣に紅白梅図屏風が!
燕子花図屏風は伊勢物語の八橋の場面を絵画化したもので
うおってびっくりしたのがまずその大きさ、宗達屏風より頭一つ分は高くて
映画のスクリーンを間近で見るときの気分といえばいいのか、とりあえずでかい。
縦横フル金地の中に燕子花の紫と葉っぱの緑がジグザグに並んでてインパクトもでかい。
宗達に取材した花と、型紙を思わせる単純化された花の繰り返しと、
空間をすごく活かしてて花を全部画面に収めようとするよりも
(たぶん)意図的にはみ出させてるからどこまでもどこまでも続いているように見えるのとで
いつの間にか橋とか人々とか空とか脳内補完で見えてくるからやばい。
すごくシンプルな絵なので色々想像しちゃう、というかせざるを得なくて
この花の中を行く在原業平やかきつばたの歌を聞いて涙を流した人々を想像したら
なんかどうしようもなく泣けてきました。
人物も景色も描かないのは宗達の影響でしょうけど(さっきの蔦の細道図みたいな)、
光琳が能好きだったことも影響しているだろうな…。
あらゆる小道具をそぎ落としたシンプルな舞台づくりが能の真骨頂なわけで
光琳はそれを目指したのかなあとかぼんやり考えました。
(ちなみに光琳は晩年にもう一度燕子花図を描きますが、それには橋が描かれています)

燕子花図が根津美術館にあることは大学の恩師の授業で知ったのですが
なかなか展示中に行けずやっと行けると思ったら修復のため数年間お披露目なしとか
タイミングを逃し続けていましたのでやっと見られて感激でした☆
教授~わたし見たよ!見ましたよ!
あと、伊勢物語八橋の場面を最初に読んだのは中学校の古典の授業でしたが
先生の話もうちょっと真剣に聞いておけばよかったって思った(;´∀`)。
色々覚えていたら、この絵の前でもっと有意義な鑑賞ができたかもしれない。

隣の紅白梅図屏風も負けずに背が高く大きく、
中央にたっぷり流れる川と左右にそびえる紅白梅のくねくね具合がおもしろかったです。
木の幹にたらし込みが使われていて一見、写実かと思うのですが
花を見るとデフォルメされているのでやっぱりデザイン感覚なのかもしれないな…。
向かって左の白梅、今は白く見える花はもともと有機染料のピンクだったとか
今は黒っぽくなっている水流も最初は銀色だったとか、この絵が経てきた年月も感じられます。
水流はまず銀箔を貼り、その上に礬水で波模様を描いて
硫黄の粉で銀を変色させ礬水の部分の銀だけを残すという方法が使われていて
(銀を硫黄で変色させるのは工芸で使う技法なので、光琳の得意技ですな)、
つまり最初は銀箔でギラギラしていた波が300年を経て剥がれ落ち
今のような絵になったのですね~。
それを踏まえて銀色の波を想像するのも楽しかったです。
梅の間を流れる銀の河、ドヤって光琳の顔が見えてくるよね(^-^)。
あとこの屏風、燕子花図と違って二曲一双なので宗達の風神雷神図と同じなのですね、
どことなく紅梅が風神、白梅が雷神に見えなくもないような。

さらにさらに、隣の孔雀立葵図屏風も夏草図屏風も白楽天図屏風も大きかった。
光琳はこのサイズの屏風を描くことが多かったんかな~。
孔雀立葵図は連続性のない絵なのが気になっていたら
もともと衝立の裏表だったそうで、ああなるほどねと。
孔雀のもっさもっさした羽が細か~~く描きこまれているけど、
これ例えば応挙先生だったらもっともっと細く描くと思うから
やっぱり写実より美しさを強調した絵だと思う。
立葵はさっきの燕子花図のように型を繰り返して使っているのがわかります。
白楽天図は謡曲「白楽天」に取材した作品で、全体にびっしり描きこまれた大波の模様と
5秒後にはひっくり返りそうなくらい揺れまくってる船に白楽天と住吉明神が乗ってるのが
ダイナミックでおもしろい。

屏風以外にも光琳作品がありました。
扇面貼交手筥は花や富士山、木の下で遊ぶ人々が描かれた扇やうちわを
箱に直接貼りつけたというユニークな一品。
よく見ると富士山の扇子は折りたたんだ跡が残っていました。なんとも不思議な味わい。
水葵蒔絵螺鈿硯箱は水紋に螺鈿の葵がからみついている優雅な箱でした。
水紋は踊っているかのようなタッチで、ちょっとこの描き方教わりたい…!
弟の乾山が焼いたお皿に光琳が絵をつけた銹絵梅図角皿や菊図角皿も
さらさらっと描いたようなタッチがすてき。
銹絵染付金彩絵替土器皿が展示されていてびっくりしました!
この絵で参考にしましたから…。
個人的にうれしかったのは小西家文書。
光琳の子の寿市郎が養子に入った小西家に伝わった尾形家の資料群のことで
作品の下絵や着物図案帳などが展示されていました。
雁金屋衣裳図案帳はちょうど燕子花のページが開かれていて
ピアノの鍵盤のように規則正しく並ぶ燕子花が描かれていました。
パソコン使ってないのに線がこんなにまっすぐ引けるのは道具なのか本人の腕なのか。

宗達の扇面貼付図屏風、彼のこのての屏風はいくつも見ていますが今回のは割と小さめ。
金箔の舞い散る中、藤やススキをバックに扇がちらほら飛んでいて
小ぢんまりとかわいらしくてよかったです。
光悦の芦舟蒔絵硯箱は葦の茂る中に一艘の小舟が表現されていて
とても綺麗に保存してあって、さすが東博所蔵品☆
群鹿蒔絵笛筒は笛を入れておくためのケースで実際に使われたかは不明ですが
あまりに蒔絵の鹿さんたちが美しすぎて、とてもじゃないけど使えないね…(;・∀・)。
謡本や新古今和歌集の巻物もありまして、どれも光悦が装丁を担当していて
色紙にタイトルだけというシンプルなのもあれば絵入りに金箔が散らされた仕上がりのもあって
紙も筆もよくよく吟味して作ったんだろうなあと思いました。
四季の花が描かれた巻物に和歌がさらりと描かれているの超かっこいい!


同時開催のテーマ展示も充実。
1931年に根津氏がご友人を招いて光琳の燕子花図屏風と庭園の燕子花を鑑賞した後に
お茶を点てておもてなししたそうで(根津氏は茶人でもあったそうだ)、
その際の茶器や調度品などが展示されています。
日本のだけでなく中国や朝鮮の茶器もあってどれもきれいな色付がされてて
これは相当に素敵なお茶会だったんだなあと想像できました。
考古室には饕餮文の青銅器がたくさんあったよ~全国の十二国記ファン必見だよ!
双羊尊ちゃんは未年のうちに見ておきたかったのでうれしかったです^^
春日若宮大般若経と春日厨子はちょっとかっこよすぎたな…。
鎌倉時代の浄阿という尼さんが摂関家の人々や自分の親族を弔うために
14年間かけて全600巻を書写し春日大社の若宮社に奉納したものです。
割と紙もしっかりしてきれいに残っているのと、厨子つきというのに感動しました。

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地下に下りると燕子花図屏風の等身大レプリカが展示されていました~。
写真撮影可とのことでパチリ。
展示室では見上げる形だったので燕子花の景色が空間全体にいきわたる気がしましたが
こちらは見おろす形で、足元にどんどん花が広がっていくような感じがする。
作品と対面する位置でも印象ってガラリと変わりますね。

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さて、庭園に出てみました。
東熊野の滝を抜けて、弘仁亭の池に咲いている燕子花を見にゆきます。

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うおおお咲いてる+゚+。:.゚(*゚Д゚*).:。+゚ +゚
ちょうどこの前日に美術館HPのお知らせに「満開です」とあって楽しみだったんだ!
光琳の燕子花を見てからのリアル燕子花、しかもこんな群生してるのは見たことないし
お池のどこもかしこも花だらけで一生分の燕子花を見たような思いでした。最高すぎた。

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光琳はこの景色を切り取ってジグザグに描いていたけど、塊で咲く燕子花も本当にきれい。
水の中にたくさんの緑と青紫がすごく映えてて、改めて目につく色だなあと。

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アップ。
余談ですが、花びらの真ん中にシュッと白ラインが入っているのが燕子花で
付け根が綾目模様なのがアヤメで、付け根が黄色いのが花菖蒲なんだとか(突然の見分け方講座)。

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庭園にはお堂もあります。こちらは薬師堂(中は拝観できません)。
木立の中に囲まれて狛犬さんたちもいました。

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天神の飛梅祠。
鳥居がふたつある天神社で、中には石造りの渡唐天神が祀られていました。
家の庭に天神様がいるってすごいな…頭よくなる御利益ありそう。

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散策後は庭園内にあるNEZU CAFEでランチ。
ミートパイをいただきました~サクサクほくほくしてすごくおいしかった☆
数をシングルかダブルか選べるので次は2個注文しちゃおうかなあ^^


そして唐突ですがお知らせです。
予告してから1ヶ月が経とうとしています…長らくお待たせいたしました…。

korin_20150516030229636.jpg※クリックで大きくなります
「風神雷神図屏風Rinne(りんね)」光琳・乾山編を始めます!
江戸時代中期に活躍した尾形光琳と乾山兄弟の周辺を
ゆさの想像(という名の妄想)で、短期ですが描いていきます。
いつものことでフリーダムストーリーですがどうぞゆるりとお付き合いください☆

※このお話に出てくるのは、日本史上に実在した人々です。
 史実に沿って描いていきますが、大部分はゆさの創作であることをあらかじめお断りしておきます。


宗達と光悦がいなくなってから80年ほどが経った、17世紀後半の京都。
真夏のさなか、兄を訪ねてやって来た乾山。兄が見当たらないので探し回っています。
乾山「にーちゃーん、どこですか……って、わーーーっ、兄ちゃん!!」
光琳「……………」

気分だけでも涼しくなろうと庭の木に白布をかけに出て倒れちゃった光琳。
暑さ対策が必要でした。

わたしも経験ありますが、夏の京都の暑さはハンパではありません。。
庭の木々に白絹布をかけて雪を表現する見立は足利義満がやっていますが、
義満は宇多天皇の先例からやってみたそうです。
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2015-05-11 (Mon)
前回記事の続きで旅行3日目。今回は比叡山レポです。
楽しい旅行もとうとう最終日になってしまいました~さみしい。けどめいっぱい楽しむ。

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もうすっかり恒例になりました、京野菜「賀茂」さんでの朝ごはん。
お粥と切り干し大根が本当食べやすいです^^ 水菜もカブも甘くてドレッシング要らず。

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京都駅に移動して、ロッカーに荷物を置いてバス停へ。
朝一のバスで向かうのは!最澄の聖地比叡山だ!

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京都の街を抜けて銀閣寺道から急速に緑が増えてあっという間にこんな山道に。
くねくね登りながら着々と比叡山に近づいていると思うとわくわくドキドキです。

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2015-05-07 (Thu)
前回記事の続きで高野山・比叡山旅行レポ。
今回は高野山奥の院と、大阪文化館で開催中の魔女の秘密展の模様をお届けします^^

まずは高野山2日目。
朝6時に起きて身支度をしていますと、小僧さんが迎えに来てくださって
6時半から宿坊の本堂で行われる朝のお勤め(勤行)に向かいました。
手に塗香をぬり、首から簡易袈裟を下げてもらって
お坊さんたちが御本尊に唱えるお経を正座して聞かせていただきます。
初めての体験で失礼がないかドキドキしましたけど
お焼香などのタイミングも教えてくださるので無事に済ませることができました。
お経はひとつではなくいくつか唱えていらっしゃって、真言宗ですから真言だと思いますが
光明真言がわかったのはちょっとうれしかった(笑)←東京BABYLON脳

お勤めが終わると、お坊さんが「お護摩もやりますけど参加されます?」というので
ぜひぜひ!と後について護摩堂に移動。
本堂よりも小さく狭くて、しかも不動明王像が目の前という位置に座らせていただいて
(言い忘れましたが人数は少なかった)こんな近くていいのかなと緊張しつつ体験しました。
火を焚いて太鼓を叩きながらの般若心経というのも初体験でドキドキ、
少しですが一緒に唱えさせていただきました。少しでも功徳になっているといいのですが。
(あと、お護摩の火ってなぜあんなに燃え上がるのかと思ってたら油を注いでるんですね、
今回、お坊さんのお作法を目の前で拝見できてやっとわかりました)

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お部屋に戻ると、すでに精進料理の御膳が用意されていました。感謝。

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お腹いっぱいになったので空海の御廟がある奥の院へお参りしようと
歩いて一の橋へやってきました。奥の院参道の入口です。

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御廟までおよそ2kmの石畳の参道を歩いてゆきます。
道沿いにびっしり並ぶのは20万基もの墓所・供養塔と、樹齢1000年近い杉の大木の群れ。
どのお墓も慰霊碑も苔むし、木々は空を覆う程の高さまで伸びていて
1200年の歳月を経てきた場所の荘厳な雰囲気がかもし出されていました。
えらいとこに来ちゃった…!と身も心も引き締めながら奥へ向かってしゅっぱ~つ。

(そして踏み出したとたんに参道をものすごいスピードでにゃんこが横切っていったので
あっとカメラ構えましたが逃げられてしまいました…高野山にゃんこ速い)

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2015-05-03 (Sun)
高野山と比叡山に行ってきました!
高野山開創1200年大法会と、比叡山へのお参りが目的です。

まずは1日目、高野山レポ。
今年は弘法大師空海が密教の修行の場として高野山に伽藍の建立を始めてから
1200年目にあたる節目の年なので、4/2~5/21まで様々な法会が行われています。
全国各地からお坊さんや関係者が集まり、ふだんは非公開のお堂も御開帳されますので
混雑を承知のうえでお参りすることにしました\\ ٩( 'ω' )و //

夜行バスに揺られて行ったのですが、難波に到着する前に目が覚めてしまって
カーテンで仕切られているのをいいことに
母が持たせてくれた炊き込みご飯(採りたてタケノコ入り)のおにぎりを食べていましたら
南海なんば駅に着きました。
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窓口で高野山・世界遺産きっぷを買って改札をくぐってこんなの見つけたときの
わたしの気持ちを想像してくださいよ。
不意打ちにも程があるだろ!思わず家族に写メ送ったわ!!
1200年公式キャラクターこうやくんとジバニャン大明神の貴重なツーショット。
(南海電鉄が妖怪ウォッチのキャラクターをプリントした特急を走らせているのだそうです)

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南海電車のホームが高野山一色☆
現在、高野山霊宝館にて展示中の八大童子像のポスターが下がっていました。かっこいい。

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お山の聖地へ連れて行ってくれる特急りんかん。1200年カラーだ!
わたしが乗ったのは黒で、ほかに赤と紫があるそうです。

橋本駅で急行に乗り換えて極楽橋駅に向かっていると、
春の遠足か何かでしょうか、帽子にジャージ姿の小学生たちが先生に引率されて
わーっと乗ってきたものですから車内がものすごくにぎやかに(;´∀`)。
おしゃべりが関西弁でしたから地元の小学校かもしれないなー。

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極楽橋駅からケーブルカーに乗って高野山駅を目指します。
(運転手さんが輪袈裟をつけていたのが、なんか高野山って感じ)
車内はお参りやお遍路の人たちで激混みですが、めげずに颯爽と山の中を走るぜ。
あと、さっきの小学生たちは1本後に乗ったようでした。人数確認もあるしね。

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ケーブルカーが動き出すと山の中にこんな看板が。
高野町はさらに上、海抜900mの盆地にあります。スカイツリーより高い。

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