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2015-09-28(Mon)

北陸・近畿縦断の旅その3。

旅行3日目です~2日目はこちら。今回は奈良と京都を回りますよ。

2015nara12.jpg
朝ごはん!とにかく食べないことには1日が始まらないゆさです。
しっかりいただいて旅行最終日スタート☆

2015nara13.jpg
すっかり晴れて気持ちのいい早朝の奈良公園。車も人もあまりいなくて静かでした。
春日大社参道前にて信号待ちする鹿さんを激写。

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theme : 京都・奈良
genre : 旅行

2015-09-24(Thu)

北陸・近畿縦断の旅その2。

旅行2日目です~1日目はこちら
今回は福井県内と、ちょこっと奈良です。

fukui1.jpg
まずは朝食!納豆ごはんとお味噌汁、サラダ、ヨーグルト。
しっかりいただいて今日も1日楽しむぜ(゚∀゚)☆

福井駅でレンタカーを借りて、最初の目的地・永平寺を目指します。
天気は曇りで雨はぽつぽつ、このままもってくれないかなーとぼんやり考えながら
30分ほど車を走らせまして。
fukui2.jpg
ひゃっほう、永平寺に到着☆
入口に建つ石碑には永平寺開創・道元さんの歌が刻まれています。
「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり」

門前町にはこれを含む9つの歌碑が立っていまして、
道元の歌を集めたとされる『傘松道詠集』から引用されているとか。
傘松というのは永平寺の山号である吉祥山の旧名です。
1244年、45歳の道元が越前(今の福井)に来て最初に建てたお寺の名前は傘松峰大佛寺といって
2年後に吉祥山永平寺と改めたのだそうで、
由来は中国に初めて仏法が伝来したときの元号「永平」から。意味は「永久の和平」だそう。

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theme : 国内旅行
genre : 旅行

2015-09-20(Sun)

北陸・近畿縦断の旅その1。

先週末に金沢・福井・奈良・京都の4か所を2泊3日で旅行してきました☆

当初の予定では金沢だけのつもりだったのですが(北陸新幹線に乗りたかったのです)、
金沢~福井間が電車で1時間程度しかないと気づき「あ、永平寺に行ける」とつぶやいたら
母から「東尋坊も行きなよ」と勧められまして予定を増やし、
さらにTwitterで奈良公園内のライトアップがこの時期しか行われないと知って
調べたら福井~奈良間は在来線でも4時間で行けるとわかって
あれよあれよと行きたい場所が増えてしまって縦断することにしたわけです( ˘w˘ )。
で、奈良からの帰り道には京都があるんだから必然的に寄るよね!ってなった。

まずは1日目の金沢レポをお届けします~。
お天気がいまいちでしたが何とか観光できました。ホッ。

kanazawa1.jpg
朝6時半。大宮駅から北陸新幹線かがやきに乗っていきます!
ホームにすべりこんでくるピカピカのお姿を激写。車内も紅のシートがかっこよく並んでいました。
朝が早かったので途中でうつらうつらしてしまったものの、
びゅんびゅん飛んでいく景色を楽しみながら鉄道の旅を満喫。
はくたか(各駅停車)に乗れば軽井沢や新潟にも降りられるのだよな…
新潟もずいぶん行ってないから北陸の旅がしたい。

kanazawa2.jpg
2時間半ほど揺られて金沢駅に到着したよ~写真は駅前にそびえる鼓門。
金沢は昔から謡や能楽がさかんで(前田利家が奨励したらしい)、
この門はお能に使われる鼓をイメージしているそうで
そう思って見ると足のあたりが鼓っぽいというか砂時計っぽいというか。

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theme : 国内旅行
genre : 旅行

2015-09-14(Mon)

小さい秋みつけたその2。

chiiaki.jpg
庭でにゃんこと遊んでいたら彼岸花が咲いていたのでパチリ。もうすぐお彼岸ですな。
うちの庭に咲いてるなら田んぼの畦道や河原にもそろそろ咲き始めるかな。

通勤に使ってる道路沿いに毎年、彼岸花がきれいに咲く場所がありまして
この時期は車の中から眺めるのが楽しみだったりします。
ちなみに今、その道はサルスベリが満開です。

chiiaki2.jpg
紅葉も始まってた。赤と緑のグラデーションがきれい。

chiiaki3.jpg
少しずつ色づき始めています~毎年この木は9月末までに真っ赤になるので楽しみ。
にゃんこが乗っているのは燈籠です。


昨日はテレ朝のドラマ「陰陽師」を見ていたのですが、
平安時代の装束や暮らし、建物などたくさん見られて眼福でした(^ω^)。
えさし藤原の郷はいつか行ってみたい場所のひとつです。色んなロケ地になってるよね。
原作から組み込まれてた首大臣のエピソードがおもしろすぎてお腹痛い、
イタミンオーラ消してる川原さんの藤原兼家がむちゃくちゃかわいかったです!!
眉が常に八の字で「ひもじいのう~」ってヒモ爺みたいなことしか言わなくて
あれきっと屋敷中のお酒とお菓子盗み食いしてると思う。
っていうかメインの青音さんのお話が師輔一族どころか長屋王まで巻き込む壮大さだったから
エピローグのとき兼家のこと忘れてたなんて言えない。(言った)
あと堂本光一くんの笛最強(笑)やっぱり博雅は天使でした。

ドラマと並行してTwitter眺めてたら歴史クラスタは考証大会で盛り上がってるし
歌舞伎クラスタは配役大喜利やってるし相変わらず楽しい(笑)。
歴史TLはのんびり突っ込む人から10tハンマー振り回す人までいまして
わたしも途中まで突っ込んでたけど後半はどうでもよくなってやめた^^
そもそも陰陽師は萬斎さんの映画の頃からアクション&ファンタジー作品ですし
お正月や番組編成の時期に民放で制作される歴史ドラマのスペシャルは
様々な事情から敬遠されがちな古代ドラマに飢えている歴オタの食欲を満たしてくれますから
多少ぶっとびストーリーでもいいやっておいしくいただきました。mgmg
何だかんだで不意打ち的に史実ぶん投げて歴オタサービスしてくれるのも楽しいよね、
「広嗣か?奈良麻呂か?井上か?早良か??」って怨霊をつぎつぎ列挙する師輔が
どこかで見た顔だなと思ったら志垣太郎氏でした。アンドレ~。
藤原氏はほんと歴史のあっちこっちで怨みの心当たりがありすぎますな…。
染五郎さんの晴明は歌舞伎座以来ですが、術を使うとこほんとにハマってて素敵だったし
酔っぱらって踊りだすシーンは「染さま踊ってくれるの!?」って
一気にかぶクラさんたちのテンションあがってましたよ。
もしこのドラマを歌舞伎化したら青音さんは七之助か米吉くんよねとか
配役妄想もエスカレートしてておもしろかったです。
名前しか出なかった賀茂忠行が仁左衛門さんだったらどうしようって夢見てる人がいて
にざ様忠行さんにしごかれる染さんを想像してわたしもどうしようって思った。

ところでこのドラマ、歌舞伎の人たちには情報いってるかしらって思って巡回したら
松緑さんがブログでぼやきを綴っておられまして→こちら
あらら……「百足、出て来ないの」のとこすごい笑っちゃいました^^;
百足は出ましたよ松緑さん、
でも新作歌舞伎の百足みたいに大きくなかったからわざわざ晴明さん呼ばなくても
俵藤太さんならぷちって踏みつぶせるよ。
(ちなみに当時は堂内に牛が上がったり鼠が柱をかじったら怪異扱いされますので
百足も陰陽師呼び出し案件になる可能性はあるそうです)
海老さんやラブさんもブログで何もおっしゃってないし、
亀兄さんはついったでいつものようにスワらしいお時間をお過ごしでしたからご存知ないかもしれない。

そんな初秋の休日でした。

週末に北陸と近畿をうろうろしてきますので、ちょっと留守にします。(Twitterには居ます)
週明けには戻ってきてレポあげる予定です~。



本日のお絵かき↓
tadashuntei.jpg※クリックで大きくなります
お盆が過ぎてもはやお彼岸ですが描いてます、
源氏物語を知らないご先祖様がお盆に帰って来たら読み聞かせようシリーズ。
菅原孝標女に続く源氏物語オタクとして平安文化史に燦然とその名を遺す藤原俊成・定家親子は
きっとミュージカルみたいに語って藤原忠平をドン引かせてそうだなと思ってこうなりました^^

「紫式部歌よみの程よりも物かく筆は殊勝なり。
そのうへ花宴の巻はことにえんなる物なり、源氏見ざる歌よみは遺恨の事なり」
(六百番歌合・十三番より)
俊成はこのひとことによって源氏物語を「顕彰すべき古典化」したように思う。
あなたこれ知らないの?って言葉はその物に権威を与えますね。

俊成が発案し定家が引き継いだ多くの仕事は研究者やアーキビストの仕事と似ている。
歌合に出て腕をみがくのはもちろん大切としながらも
「この本を読めばこういう歌が勉強できる」と案内するのはライブラリアンのレファレンスに、
過去の資料を研究し解説をつけて顕彰するのは学芸員の仕事とそっくりです。
古今集や源氏や枕草子を、朝廷における文化レベルや定家自身の経験と勘に照らし合わせて
歌詠みたちが継承するに相応しいと決めたこと、
校訂本をつくり当時の現代人(つまり鎌倉時代人)が読めるようにしたことも
(源氏物語や枕草子と定家たちの時代は200年近くの隔たりがありました)、
多くの書物が現代まで「古典」と呼ばれる大きな効果になっていると思う。
それらは現在、京都の冷泉家時雨亭文庫で保存されています。
京都は歴史の中で何度も危機的状況に見舞われましたが
冷泉家の人々が雨にも風にも戦争にも負けず守り続けてきてくれたお蔭で今もそれらが読めますので
今後も古典オタクのひとりとして応援していきたい。

そういえばあと1ヶ月半で古典の日ですね。
*ブログ内のイラスト記事一覧はこちらです*

theme : 何気ない日常の写真
genre : 写真

2015-09-10(Thu)

小さい秋みつけた。

sakuranbo1.jpg
ちょっと前に撮影した写真が出てきましたのでアップ。さくらんぼに興味津々の娘にゃんこです。
見慣れないものがテーブルにあるとわざわざ寄ってきてくんくんします。

sakuranbo2.jpg
差しだされて「なにかしら??」と匂いを嗅いだけど好きな匂いではなかったようで
この後は椅子に座ってしまいました。違いのわかる子。
基本的に野菜や果物は興味はあっても食べることはないです。
逆にかつおぶしやお刺身、煮魚、鳥の照り焼きなどは迂闊にテーブルに放置しておくと危ない。

onedari1.jpg
朝晩が涼しくなってきたので、人の膝にも乗ってくる日が少しずつ増えてきました。
この日はわたしが体育座りしてたら、いつものようにやって来て「座れないわ…」って顔してた。

onedari2.jpg
ねえ、おひざちょうだい!

onedari3.jpg
おひざ!!

onedari4.jpg
根負けして足を降ろしたら早速乗ってくださいました~。
もう本当こういう時が圧倒的にかわいいです、かわいさは罪(=^ω^=)。

fun1.jpg
娘はまだまだ子どもね、とでも言いたそうな母にゃんこ。
座椅子を独り占めして悦に入っております。

onedarifun2.jpg
意地張ってないで膝に来ればいいのに…と思っていたら
この後母が座椅子にすわりましたので、いそいそと膝に乗ってくつろいでおられました。
差しだされる椅子は拒まない、それが女王様にゃんこ。

蛇口の水を冷たく感じたり、掛け布団を増やしたり、鈴虫の声を聞いたり、梨を食べたりすると
夏ももう終わるなあと思いますが、猫様たちが膝に乗ってくるようになるのもそうですな。
昨日はふたりともわたしのお布団にやって来てごそごそもぐって(=˘ω˘=)スヤァでしたので
秋の訪れですね~。
涼しい部屋で猫様抱っこしながら寝られるしあわせ!秋最高。

choyo.jpg
くらづくり本舗の今月の上生菓子から2つゲットしてきました、友禅菊(左)と月夜(右)。
昨日は重陽の節句でしたので、なにか菊に関するものをいただきたくて
お酒はのめないから和菓子にしようとお店に行ったらちょうど良いのが売られていました。
さすが和菓子屋さんは季節の行事に敏感だ。
月夜は満月に見立てた栗にうさぎが寄り添っててかわいい~(´▽`)。


イルマのMoonlightを聴いています。
朝から雨と水だらけの報道で4年前みたいに「何もできない」と引っ張られそうになるけど
今いるのはここだからとぐっと踏みとどまる。わたしはわたしの位置から応援することにします。
早く雨があがって青空と星空が戻りますように。

そういえば有吉佐和子さんの『鬼怒川』をずいぶん前に読んだのですけど
結城紬の織り手の話かと思ってたらとんでもない大河小説だったな…。
作中に鬼怒川の地名について昔と違って怖い名前になってしまった的なことが書いてありますが、
江戸時代までは毛野国(栃木)を流れる川ということで毛野川と表記していたようですな(常陸国風土記)。
ほかにも蚕と絹がさかんで着物を洗うから絹川、衣川などがあり現在の表記は近代以降のものだとか。
鬼が怒るような川、まさに暴れ川であることを伝えようとした先人の知恵なのかもしれない。

theme : 猫のいる生活
genre : ペット

2015-09-06(Sun)

冥途のみやげに見るものは。

urameshi1.jpg
東京藝術大学美術館の「うらめしや~、冥途のみやげ」展に行ってきました。
谷中のお寺・全生庵が所蔵する三遊亭圓朝の幽霊画コレクションを中心に
絵画史のなかの「うらみ」の表現をたどる展覧会です。
三遊亭圓朝は牡丹燈籠の記事にもちょこっと書きましたが
幕末~近代に活躍した落語家で無数の噺を創作しており、
得意とした怪談噺をやる際は幽霊画の掛軸を高座にかけて行ったことで有名な人です。
菩提寺である全生庵には圓朝が所蔵していた幽霊画50幅ほか遺品がありまして
今回はそのコレクションのほか、幽霊や怪談を描いた錦絵や日本画、能面などが展示されていました。
あと一龍斎貞水氏が話す四谷怪談の映像も流れてて、青ライトに照らされたアップのお顔にぞわってした。

まずは圓朝を紹介する展示。
河鍋暁斎による圓朝像の掛軸や、江戸勘亭流の骨太文字で書かれた東京演芸会のビラ、
演目の宣伝に使われたチラシや番付などが展示されていました。
『怪談牡丹燈籠』初版本は圓朝による高座の話を速記者が書きとめたのを本にまとめていて
当時から使われるようになった速記技術の宣伝にも一役かったようです。
全生庵所蔵のコレクションからピックアップして制作されたポストカードが7枚セットなのは
圓朝の七回忌に制作されたからだとか。
(しかも包み紙には七回忌じゃなく七怪奇と書いてあってブラックユーモアすぎた)
あと、圓朝は書や絵もやったらしく「月と萩」の掛軸には画賛も入ってました。
辞世の色紙には戒名のとなりに「眼を閉じて聞定めけり露の音」と流麗な筆致で句が書かれ、
扇面には圓朝の横顔がシルエットで描いてあってセンスを感じた。
圓朝が高座に持ち込んだ湯呑や楽屋で使っていたパイプ、
数珠、硯、矢立、湯たんぽなどの遺品もありましておお、生きた証…と思ってたら
展示ケース左上の壁にゆらゆらと展示品の幽霊画がプロジェクターで投影されててびっくりした。

続いて、今回の目玉となっている圓朝コレクションの掛軸。
本人による収集と、没後に彼の友人や支援者たちが全生庵に寄贈した絵で構成されているそうです。
(圓朝は百物語を意識して100幅集めようとしたという説もあるらしい)
会場は照明がギリギリまで落とされ雪洞が灯り蚊帳がつってあるし→こちら
掛軸は展示ケースではなくナマで堪能できるというものでしたが
絵の前には榊に注連縄がしめられた結界が張られていて、隙も抜かりもないという雰囲気でした。
(内覧会では全生庵のご住職による法要まで行われたそうだ)
江戸から近代の絵師たちによる掛軸はすべて肉筆画で、
それらと同じ空間に立てるというのは文句なしにドキドキします。ガラスなし効果やばい。

菊池容斎や鰭崎英朋が描いた「蚊帳の前の幽霊」の、幽霊と蚊帳の透け具合がパない。
幽霊画はどれだけ透明感を出せるかが真骨頂ではないかと勝手に思ってますが
この2点はそれが突出してるように見えました。
あと、渡辺省亭の幽女図みたいな「何かの向こうに何かいる」という構図も多いような気がする。
柳や火鉢の向こうとか、普段なんとなく見ている風景の中に突然何かの気配を感じて
「えっ何かいる?」と目を凝らしてじわじわ見えてきて、
それが何であるかがわかったときの怖さっていうかね。
とまあ、怖さももちろんあるのですがユーモアを感じる絵もありまして。
飯島光峨の「木魚の怪」は木魚から気配がすうっと立ち上って像を結ぶ前の様子を描いていて
何が出てくるのか想像すると楽しい。
勝文斎の母子幽霊図は四角い灯りに顔を照らす幽霊の絵なんですが
幽霊の顔がユニークすぎて、よく懐中電灯とかで下から照らすイタズラみたいに見えて笑っちゃった。
伊藤晴雨の「怪談乳房榎図」は去年の納涼歌舞伎の乳房榎を思い出してしまって
滝の中で赤ん坊を抱く幽霊が勘九郎お兄さんに見えて全然怖さを感じなかった(;´∀`)。
応挙が妻のお雪さんをモデルにしたという「幽霊図」が柔らかくて繊細で好きです、
どの幽霊よりもエネルギーを感じなくて、でも一番自然体だったな…。

半分以上の作品が筆者不詳でドキドキ。
誰が描いたかわからない絵というのはわかっている絵以上に不安定さを覚えるものですな…
名前って大事。

浮世絵の幽霊やオバケもよかったです。
四谷怪談や皿屋敷、平家物語、岡崎の化け猫など物語や歌舞伎を題材にした絵が多くて
ほとんどが国芳でしたね。
「五十三駅岡崎」では巨大な化け猫のほか手ぬぐいを被った小さな猫たちが二本足で踊っててかわいい^^
「大中臣能宣朝臣」は提灯に化けたお岩さんが描かれてて、
たぶんこれは四谷怪談の提灯抜けを意識しているよね~北斎が百物語シリーズで描いてるやつ。
そんな北斎の「皿屋敷」、これも何度も見たけど東博所蔵のとってもきれいな1枚。
あとわたし改めて月岡芳年が好きだなって思いました。
「平相国清盛入道浄海」「月百姿 横笛」「卒塔婆の月」「小野お通」どれも美しい、狂おしい。
「夕顔」は源氏物語の夕顔を描いた絵で背景に透けるような色遣いが素敵。髪がウェーブしてるね。
「老婆鬼腕を持去る図」は羅生門の鬼が渡辺綱から片腕を取り戻して去っていく一場面で
鬼の生き生きした横顔が大好きな1枚。
魁題百撰相シリーズからは「菅谷九右ェ門」がありまして、
本能寺の変に斃れた菅谷を戊辰戦争の彰義隊に見立てて描いた血みどろ絵ですが
身体にお経を巻いているのは上野に放置された彰義隊士たちの遺体に経巻をかけた人があったという
エピソードを元にしているとか。
応挙之幽霊 雪舟活画」の、自分で描いた絵から幽霊が飛び出してきて
口も両手も全開にしてびっくりする応挙にはおかしくて笑ってしまいました。
雪舟の絵は、少年のとき涙でネズミを描いたら動き出したという逸話をもとにしてますね。

能面の赤般若、橋姫、生成などの静かなる迫力もすさまじくて釘づけでした。
最近は能面を見ると鬼になった人のバックボーンや制作した職人、能楽師の熱意などに心を寄せてしまって
「かっこいいなあ~」としか思えなくなってます…もはや末期。
後半の肉筆画コーナーは各地の美術館からやって来たもので、
曽我蕭白の「柳下鬼女図屏風」は蕭白ショック展以来の再会、相変わらずぶっとんでる。
河鍋暁斎の「幽霊図」はやっと本物を見られました~噂に違わずおっかない絵だ、
五代目尾上菊五郎に「これまでにない幽霊画を」と所望され描き贈ったものだそうで
妻のお登勢さんの臨終の顔を写したと伝わります。
落款に狂斎筆とあるので維新前後くらいに描いた絵ではないかな…。
吉川観方の「朝露・夕霧」は見覚えがあるなと思ったら
過去の幽霊・妖怪画大全集展で楽しそうにしゃべってらしたお岩さんとお菊さんではないか~。
あの時は圓朝の落語を桂歌丸さんから聴かせていただいたなあそういえば。懐かしい。
上村松園の「」はもう何度目かの再会ですが、怖さよりも先に「きれいだな」と思う。髪と肌のぼかしが秀逸。
所蔵している東博がとても大切に保存してくれてるな~さすがです。
次に本館に展示されるのはいつかな、2年前は写真に撮り忘れてしまったのでもったいなかった。

urameshi2.jpg
ミュージアムショップ。展覧会タイトルにもある冥途のみやげ(笑)が買えます。
ある時間になると現れる幽霊店員さんに会いたかったけど、明るい時間だったのでいませんでした。
大大吉が出たらポスカプレゼントという冥途おみくじがあったので引いたら小吉で、
旅行運が「近くへ気分転換の旅に出ましょう」だったのでおお、ちょうど良かったなあと満足。


あと、この日は東京藝術大学の文化祭の初日だったので
キャンパス内や上野公園内がライブやマーケットなどで賑わってましたよ~。
geisai1.jpg
上野公園の噴水広場で行われていた、学科対抗お神輿パレード。
毎年すごいと聞いていますが見たのは初めて、とにかく圧倒されました~。
写真は工芸・楽理チームのオオサンショウウオです。
藝祭のTwitterで知りましたが表彰式で大賞だったとか。おめでとうございます☆

geisai2.jpg
建築・声楽チームの大ダコは海から乗り上げて神殿ぶっ壊してる。

geisai3.jpg
デザイン・作曲チームのイノシシ。仁王襷つけてるよ!かっこいいな。

geisai8.jpg
彫刻・管楽器・ピアノチームの鉞かついだ金太郎。
熊の吠え声とか聞こえてきそうな大胆なデザイン!

geisai4.jpg
芸術学・弦楽器チームのタヌキ。
閻魔大王のコスプレをしているということで怒った顔つきで
尻尾の辺りで怒りの炎が燃えています!カチカチ山かよ!(笑)

geisai9.jpg
油画・指揮・打楽器・オルガン・チェンバロチームの、ええと、なんだろうこれ(笑)。
かなり鮮烈な色彩が目を引いて、ど真ん中の笑顔がすてき。

geisai5.jpg
先端芸術表現・音楽環境創造チームの、卵から羽化しようとしている何か。
恐竜っぽいけど取り付けられたコードやメカが怪しすぎて一体何が産まれるのか。SFですね~。

geisai6.jpg
個人的にベストヒットだった日本画・邦楽チームの闘牛☆
写真だとわかりにくいかもしれませんが、後ろに壊れた牛車を曳いています。
今にも大地を轟かせながら走り出しそうな造形に見とれました。
あとで聞いたら学長賞を受賞されたそうです~おめでとうございます!

geisai7.jpg
かっこいいー!!

どのお神輿もすべて1年生だけで制作しており、原材料は発泡スチロールだというから驚き。
作ってる人たちが写真をアップしていましたよ→こちら
噴水広場から旧音楽学校奏楽堂までのストリートでは小物市が開かれていて
アクセサリーやTシャツ販売などが行われているし、
キャンパスでは出店や音楽ライブ(J-POPからオーケストラや雅楽まであるらしい)もやってました。
芸術系大学の文化祭って学生さんたちのものづくり魂が噴火してて
なんじゃこりゃ!って度肝抜かれるのから繊細で美しいのまでたくさん見られて楽しいですな!
あと藝大OBの伊勢谷友介氏もいらしてたみたいで楽しそうな写真がツイートされていた。


pandaman.jpg
キャンパスを物色していたら突然の豪雨に見舞われたので
東京文化会館のカフェに避難してオヒルゴ・ハーン。
ずっと食べ損ねていたパンダ肉まんをハヤシライスとともにいただきました。
パンダパンケーキもあるからそのうちまた来たい。

雨は5分で止んだので、やれ有難やとランチ後に西洋美術館のショップを物色していたら
中から出てきた女性が「誘ってくれてありがとね、楽しかった」とお連れの男性に声をかけてて
男性はニッコリしてわたしはほっこりしたという話。
ふらっと入った東博本館でも親御さんに抱かれた赤ちゃんがアウアウおしゃべりしながら長船長光を眺めてて
大きくなったらまた来てね!美術館行ってね!と、心の中で勝手にステマを連発。
雨上がりの上野公園でした。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2015-09-02(Wed)

90000ヒットありがとうございます☆

カウンターが9万を超えてしまってあわあわ、
毎日本当にたくさんの方においでいただいてありがとうございます!
9万というと源頼朝の奥州攻めの軍勢とか関ヶ原の戦いの徳川軍ではないか~。
(しかしコミケ1日目の参加者数はさらに倍ですからあそこマジ戦場だなっておもう)
それだけの規模の人に来てもらえて見てもらえてうれしいです(´▽`)。

ここしばらくの記事をさかのぼると完全に本能と萌えと煩悩のままに行動してますが
たぶん数ヶ月先までこんな感じです(笑)。
京博の琳派展とか名古屋のジブリ展とか手ぐすねどころか手ェ組んで骨バッキバキに鳴らしまくってますよ、
ああ芸術の秋。は~やくこいっ。
別にそのためだけってわけでもないけど、最近は修行のように小さな物欲に耐えています。
コンビニやドラッグストアのスイーツとかリトルマーメイドのパンを避けたり
書店の新刊コーナーでどうしても欲しい本以外はパラ読みして購入せずに去るという感じ。
そうしてどうにか出費を抑えても週末のお出かけでチケットやアフタヌーンティーと引換に出て行ってしまうし
旅行に至ってはご当地パワーに当てられて何人もの諭吉さんとバイバイするっていうね。
(今欲しいものは旅行券かどこでもドアです)
まあ地球に生きてる限りいつ何がどうなるかもわかりませんから
できるだけ色んなとこ行きたいし欲しいものゲットしたいしおいしいもの食べたいぞ。
絵も描きたいし色っぽいのも…描きたいぞ!(笑)

お絵かきに感想をもらえることは少ないけど、記事に拍手やコメントくださったり
ついったでRTやしぶで☆してくださる人がいると描いてよかったな~と思います。届いた感。うふふ。
一瞬でものんびりほのぼのしてもらえたら有難いし、そういう出会いがあったらいいなと思ってるし
そもそも書きたくて描きたいからブログやってるんだし。マイペースマイライフ。
おいでくださる方、拍手ぽちってくださる方、お声かけてくださる方みなさまへ感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございます。
描きたいものをのんびり描くのがやっぱり性に合ってる気がするから
今後もこんな感じでぼちぼち精進していきますので末永くよろしくお願いいたします~。

90000hitover.jpg※クリックで大きくなります
スーツ本阿弥光悦。(キリ番ではスーツを描くのが当ブログのデフォとなっております)
こんなポーズするキャラではないですが、たまにはいいかなと。
先日のモノノケ市で連れて帰ってきた耳飾りをつけたら何だかキラキラしちゃって
いやでもキラキラした方が光悦らしいかもしれないとか思いました。
ネクタイの柄は畠山記念館の扇面月兎画賛を参考にしています。

1週間ほどフリー配布いたします。
「もらうよ~」というおやさしい方いらっしゃいましたらどうぞ連れて帰ってやってください☆

※イラストの配布期間は終了しています。

theme : イラスト
genre : 学問・文化・芸術

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Author:ゆさ
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歴史やアートも溺愛中
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