2015-11-30 (Mon)
今季アニメ感想というか所感というか、そろそろ書かねば!
ワートリ、妖怪ウォッチ、ハイキュー2nd、終わセラ2期、攻殻GIG、BSの90年代セーラームーンのほか
新作もぼちぼちと。
HD毎週録画機能のおかげで充実したアニメライフです。うふふ。

青ルパンを「毎週次元ちゃんが見られる~わーい」と軽い気持ちで録画したら
なんだか作画もストーリーの作り方も奇妙にベタでなつかしい、なにゆえとぐぐったら
総監督が友永和秀氏だった!
まじかよ、犬のホームズやカリ城のカーチェイスシーンの作画のおかたではないか~。
道理でルパンのジャケット羽織る動きとか、次元ちゃんの目元チラリズムの絶妙な角度とか
全然出ないけど出たらすごい五ェ門とか、青年にやさしい不二子さまなど既視感が多いわけだ。
友永氏のすごさは、カリ城の打ち合わせで宮崎さんに「わかったな、わかれ!」って無茶な説明されて
車の運転したことないのにあそこまでのシーンを仕上げたことでも有名でありますな。
しかもいつの間にかテレコムの取締役に就任されていたそうで…おおおおめでとうございました。

OPの作画を片目つぶって見るのが楽しくて、毎回スキップしてないです。片目3Dたのしい!
アイキャッチの爆発ルパンと、花束をプイってする不二子さまもかわいい。
つか今期の次元ちゃんのかわいさはおかしい、
次元回(絵コンテ切ったのは友永さん)とホーンテッドホテルの回が次元ちゃんの目チラ多くて
帽子や前髪からのチラリズム目フェチとしてはたくさん拝めて最高に有難いです。
小林清志氏のコミカル&ハードボイルド演技も磨きに磨かれてるしなー。
そしてニクスに半分くらい持ってかれてます…
腕ききスナイパーで渋かっこいい職業人かと思えば
ザッピング・オペレーションで家族の危機にテンパって大暴走したり
娘のためにレベッカにサインお願いするのが大変おもしろかったので
イタリアの夢回のときはルパンと一時的に手を組む展開とかないかな、カリ城のとっつぁんみたいに。
(例によって馴れ合いじゃなく目的を同じくするということで握手なし&基本的に別行動でおねしゃす)


ヤングブラックジャックの、手塚キャラのスターシステムが細かすぎて
毎回「これ誰だっけ?」って人が2~3人はいて原典から探し出す日々です(^^;)。
マサト君とかルリ子さんとか雪の夜ばなしの双子とか、わかりやすい人たちはわかるのですが
人間昆虫記とかエンゼルの丘の子たちとかわからないわのよ~全部読んでないし。
エンディング映像に原典カットとアニメ絵を並べてくれてるけど名前がパッと出てこないキャラの多さ、
アンパンマン並にキャラ数が多い手塚マンガほんと奥深いです。
黒男はちゃんと医学生時代のカットが載っててスタッフさんの気遣いを感じる。
まだ「治療代は高くつきますぜ」(無免許で保険きかない)とか言ってないのが新鮮ですな~。
無残帳はどろろからの登場人物が多くて、百鬼丸はともかくみおや田之介とかはなじんでるけど
多宝丸の髪型をそのまま再現したのは惜しみない拍手を送りたい。
藪さんも最初は誰だかわからなくて、綿引博士と知ったときは「あーいたなあ」と思い出して
そういうところからレギュラーキャラクターを引っ張ってくる原作者さんたちの読み込み愛を感じます。
(余談ですがきたるべきチャンスはBJ先生の
「どんなオペでもダメとか絶対できるとか決めることはできない」のセリフがぐっとくる)
藪さんは最初、中毒と寝不足でクマがひどかったけど今はすっかり明るい顔になったし
ベトナムで生き延びるサバイバルスキルも身につけたし、何よりひたすら「いい人」で最高です。
Yシャツがピンク色なんですよね。かわいい。

諏訪部さんのキリコが、まだ人を救うことに希望をもっていたキリコが~(泣)。
キリコは原典でも大好きですが絶望する前はどんなだったろうとよく妄想していたので
仕事に真摯で命を諦めないキリコが出てくれて泣けました。
どろろと百鬼丸とか、原典のバックボーンを踏まえて性格や立ち位置設定されてたり
あのキャラとこのキャラが共演!って発見するのもスターシステムの楽しみですね。
ミツヒデの中の人も色っぽいけど、明夫さんのナレーションと予告マジ渋すぎかっこいい…
いつも黒男を「間は」って呼んでますがもし「わたしは」って言ったりしたら卒倒すると思う。


櫻子さんのタイトルの元ネタは梶井基次郎の「桜の木の下には」だと思うけど、
梶井のような凄みはなく気楽なラノベミステリーですな。
身長の高い女性と女性より身長の低い男の子という構図にデレデレしながら
時折語られる骨解説が勉強になるアニメ。
骨を手に恍惚とする櫻子さんは変な人というよりも
数学者や棋士が数式や駒の並びを「美しい」と愛するようなのと似た系統だと思う。
猫の骨を気にしているというのが、猫好きとしてはぜひお話をうかがってみたいような
でも一度踏み込むと元には戻れなそうで怖いような。
櫻子さんは賢い人ですが闇(おそらく弟さんに関する何か)を表面化せずかたくなに閉ざしている感じなので
少年では彼女の闇を汲みきれないような気がしますね…。
そしてやっぱり気になってしまうのは磯崎先生です(主に中の人のせい)。
石田氏の妙に耳に残る声はときに作画以上の演技性を感じる。
先生が鴻上さんにした「他人の人生を背負うな」という忠告は社会人としての経験からか、
それとも先生は過去に誰かの人生を背負おうとしたことがあるのかな…などと深読みしましたが
あの後何も言及されなかったですね。

学校の怪談で骨格標本が動くとか、織田信長が浅井長政の頭蓋骨を盃にした逸話とか
骨=おっかないというイメージは枚挙にいとまがありませんけども
一方で聖ヒエロニムスの絵は必ず髑髏を同居させるし円山応挙や歌川国芳も絵に描いてるし
絵画のモチーフや研究対象という面もあるわけで。
杉田玄白も腑分けの帰りに野ざらしの骨を調査してるしな…。
最新話で櫻子さんと少年が徳富蘆花の寄生木の記念碑を訪ねているけど
そういえば小説やドラマで遺体や骨が木の下に埋められているイメージの初出はどこなんだろう。
昔話にも宝物や動物が木の下に埋められる事例あるよね。


おそ松さんは始まる前から薄ぼんやりとした不安があったけど(誉めてます)、
始まったらそんな不安は宇宙の彼方へふっとばされるような内容だった(誉めてます)。
投げたら投げっぱなし、パロディと諷刺がすごいなと感心していたら監督は銀魂の人なのですね、
銀魂は見てないけどネット見てると内容の想像はだいたいつくので納得というか。
これ大丈夫なのかな!?(゚∀゚)ってポカンと見ていたエピソードが
地上波→BS放送分で差替えがあったと聞いてああ、うん…と思ってしまう程度には納得している。

キャラクターの主線が青いので何となく現実感に乏しい不気味さがあって
たぶん狙ってやってるんでしょうけど見事なアイディアだなあと思います。
お蔭で心おきなくギャグアニメとして楽しめる。
(でもSEはやたらリアルでスタッフの心意気を感じます)
他のきょうだいと間違えられたり今川焼き奪い合うデッドオアアライブしてたり
かつての幼馴染が今はお金持ちとかブラック企業とか騒がしくて眠れないとかお約束が楽しくて
かと思えばデカパンとダヨーンが北へ行くシリアス展開とかもやってくれたりして
(でもラストはだいたい救いがない)、バランスが取れているので飽きないですね。
推し松はトド松ですが、一松とエスパーにゃんこのエピソードに号泣したり
目の焦点が合ってない十四松にたまに浮気したくなったりします。てへ。
あとイヤミがいつになくツッコミ役ですね…
おそ松くんのアニメは再放送で何回か見まして
昔はネズミ男みたいなキャラだった印象でしたがよく覚えてない、どうだったかな。


あと、血界戦線の最終回が無事に放送されてホッとしております。Hello, World!!!!!
レオ君と白黒のやりとりすばらしかった。よかったねえブラック、よかった。



お昼休みに水木しげる氏がこの世からあの世へ通過されたと速報が入って
午後はどうやって仕事したか全然覚えてないです。
近頃はメディアでお名前を拝見するたびにドキッとして、ああ大丈夫だったの繰り返しでしたが
とうとうこの日が来たという感じで、それでもびっくりしたなあ…。
鬼太郎アニメ3期と墓場の鬼太郎は妖怪とあの世、そしてこの世を考えるうえで
わたしの原点になった作品なので、
訃報を聞いてとてもしみじみした気分になってしまいました。
(モノノケダンスは毒もユーモアもあるすばらしいオープニングでした、カラオケでも歌ったよ。
吉幾三さんのエンディングで鬼太郎と猫娘がピョンピョンしてるのが大好きで
背景の妖怪絵が劇画タッチでむちゃくちゃ怖かった覚えがある…枕返しはかわいかったな。
言うこときかないわるい子は夜中迎えにくるんだよ…)
「ご冥福を」などの祈りに混じって「大妖怪になられた」「今頃は墓場で運動会」「(あの世への)取材旅行」
「鬼灯さんが色紙と油性マジック持って待ってる」「数日後にどこからともなく原稿が届く」など
ここまで多様なコメントがあふれる作家もいないように思います。
かつてインタビューで「なんかシューって出てる」と身もふたもないことを言ってた京極夏彦氏の
唯一無二の偉大な指標」というコメントが胸を打つなあ。
水木さん人間界での生活お疲れ様でした。閻魔様と小野篁、鳥山石燕、戦友の皆さん、手塚治虫氏にどうぞよろしく。

Twitterで拡散されまくってるカランコロン漂泊記の「死後は何も持ってゆけないし、自分のカラダだけだ。
この世は通過するだけのものだから、あまりきばる必要ないよ」のセリフを語っているのが
2匹の猫というのがとても好きだ。
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2015-11-26 (Thu)
totoro1.jpg
トトロのふるさと基金のイベント「25年の歩みとこれから」に行ってきました。
基金の活動に前から興味があったのと、
宮崎駿氏をはじめ関係者のお話を一度は聞いてみたかったので。
わたしはナショナルトラストに詳しくないので報告や対談を聴いても
へーって感心するばかりだったのが少し恥ずかしくもありましたが、それでも参加して良かったです。
写真は、会場入口の看板とのぼり。トトロから木が生えてます。うおー神様っぽい。

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会場にあった活動紹介パネルの展示。
トトロの森は1991年に第1号地を取得したそうで
その後土地を無償寄付されたり買い取ったりして保全してきた活動や
拠点のクロスケの家、現在進行中の運動の様子などがわかりやすく解説されていました。
ちなみにイベント数日前に32号地が取得されたそうです。めでたい!

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まっくろくろすけの募金箱に募金をすると、クロスケを1匹連れて帰れるというので
喜んで協力(笑)。
「写真撮っていいですか」と聞いたら「どうぞどうぞ、あ、盛りましょうね」って
スタッフさんが屋根にクロスケをいっぱい盛ってくださいました。
この量は草壁家より脅威ですぞ^^

totoro4.jpg
映画トトロの場面展示も。

イベントは映画トトロの上映、芸総高校の生徒さんたちによるトトロ音楽会、
基金の歩み報告、対談など盛りだくさん。
わたしはトトロが上映されていた当時は小さかったので映画館では見てなくて
今回初めてスクリーンでトトロを見たのですが、
何度も見てるし会場暗くて寝ちゃわないかなと思ったけど
始まったら寝るどころか見入ってしまってなんかボロボロ泣いてた。。
お父さんがメイちゃんの言うこと否定しないとことか
夜にトトロとサツキたちが木の実を巨木にざあって成長させるのとか
ネコバスがメイのもとへ疾走するのとか、今まで泣いたことないシーンで涙が出てきて
自分でもびっくりしました。
(わたしだけかと思ってたら上映後に後ろの席から「やばい」「号泣」とか聞こえてちょっとホッとした)
あと冒頭の引越しシーンでサツキとメイが家の前に走ってきたとき、
洋間のガラスに2人が映りこんでるの初めて気づきました。
ほんの一瞬、あっという間のカットなんだけど。

基金で理事をつとめる萩野氏の報告がアツイ…!
徳間書店から『あっ、トトロの森だ!』という、工藤直子さんが書かれた本が出ていてずいぶん前に読んで
基金ができてから数年間の歴史(これが悲喜交々で泣ける)は何となく記憶していたのですが
あらためて関係者の口から肉声で聞くと重みが違ってドキドキします。
第1号地取得までの道のりはもはやプロジェクトXであった…あのOPが聞こえてきそうでしたよ。
市民活動というのはよく聞きますけど、パワポで紹介される事例を見ていくと
調査や委員会や行政とのやり取りなど、事務的作業のあまりの多さに途方に暮れそうになる。
まあトトロの場合は地権と寄付金の作業が大部分ではあるけど…。
買い取った森は研究や農作業や地域の活動に活かされているそうです。

安藤聡彦氏と宮崎駿氏の対談も色々考えさせられました。
基金にトトロの名前を貸すことになった経緯について、
宮崎さんは「荻野さんが来たのは覚えてます」と切り出されて
トトロはお客さんが入らなかったけどテレビ放映やビデオで人気が出てキャラクター化の話もいっぱいきて
でも鈴木さんとそれに頼っちゃダメだよね、と懸念していたところへ
基金の話がきて「じゃあ、あげちゃおう」となったそうです。
「仕事ばかりしていたから何かいい活動をしたかった」という思いもあったとか。
(ちなみにトトロを作っているとき狭山丘陵のことは特に考えてなかったようです。
宮崎さんは所沢と東村山の境にお住まいで
引っ越してきたとき散歩していた場所がそのまま映画のロケハンになったそうだ)

活動については「こういう活動の怖いところはみんなが正しいことをしてると思っちゃうところ」
「すぐ有名人の名前を借りたがるけど(ニコルさんとか)安直なこと。ダメ絶対。地道にやること」
「みんなが『近所の森』だと思って大事にすれば100号地になっても大丈夫だと思う」
「ゴミ拾いを美談にしないでください」「自然を保護するとは私利私欲と闘うことです」
「イギリスのナショナルトラストはWW1の権利者戦死による管理者不足がきっかけで起きた。
日本の国土も大切なものという意識を持たなければ」
「寄付は個人の財政事情に応じて出せばいい。持っている人が出せばいいです。
貧者の一灯みたいな話もあるけど1万円は1万円だし1億は1億。ロマンチックにはしない」
「(現地を)見に行ったんです。とても美しい森でした。破壊することはないと思います」
など、など、終始現実的な話ぶりでした。
宮崎さんは基金の活動に参加されていた奥様を車で送迎しているうちに参加するようになったとか。
お住まいの近くにトトロの森17号地があるそうで
よくゴミ拾いや手入れをなさるそうですが、
「作業をすると愛着が湧くし、精神が癒されます。
木や土地と結びつくのはとてもいいことで、人は自然からもらうものが多いと思う」とも語られて
なんだかトトロのお父さんを思い出したりしました。
あと「活動を本にして残した方がいい」と『あっトトロの森だ!』の本を企画したのは鈴木さんと聞いて
あ~あのかたは根っからプロデューサーだなあと思った。

安藤さんが報告してくださったピクサーの顛末がすごくアツくて。。
堤大介さんを通して基金へ協力の申し入れがあったので素直に「寄付を」とお願いすると
世界中のアーティストに呼びかけて「わたしのトトロ」を200人に描いてもらって
サンフランシスコで展覧会をやってさらにチャリティオークションまで開催、
寄付金2000万円が集まり土地が買えたのだそうです。しゅごいよー!
そうだなあラセターさんたちはそれくらいのことはやると思う(^ω^)。
「欧米は寄付の文化があり土地を守ればいつか自分に返ってくる、という思想があるからではないか。
地権者、海外の人々、寄付してくれた人、ボランティア、みんなのおかげ」と安藤さんは力強く語られて
司会者の人(基金の理事)も「みんなの活動ですね」とおっしゃってました。

基金は現在、墓地開発計画への対応中とかでお墓の話も出たのですが
宮崎さんは「自分たち夫婦は話し合って散骨にしようと言ってます。
孫は1人しかいないので全部背負わせるのはいやだし、柳瀬川に散骨しようかと」
などと、何というかとても"らしい"なあと思うお話もありました。
あと、予定時間より早く終わりそうになって質疑応答もなくて司会者がどうしましょうって言ってたら
宮崎さんが突然、「市長どうですか?」って最前列に座っていた所沢市長に無茶ぶりして(笑)、
最後の最後に急遽、市長が対談に飛び入り参加することに。。
「行政と民間のパートナシップを」と宣言して宮崎さんに肩叩かれてました。まあ、まあ。

舞台に登壇なさったとき正直、あれ宮崎さん小っちゃくなった?って思ったんですが
声は今までテレビなどで聞いてきたあの声だし、言葉もぜんぜん変わってなくて
哲学の一貫した人だなあと改めて。
10年ほど前に横浜で偶然、宮崎さんをお見かけしたときはなんて大きな人だろうと感じたのですが。
宮崎さんがお年を召されたからなのか、わたしが年を重ねたからなのか。
でも舞台袖で高校生と並んでいるのがチラッと見えたときは普通の大人サイズに見えた。むむ。

そうそう、高校生の吹奏楽と合唱は元気があってとてもよかったです。
さんぽととなりのトトロのときは会場に手拍子が起きていました。
「今日は歌ってもらえて、トトロは本当に幸せな映画だと思う」と、宮崎さんもおっしゃってたね。→こちら

totoro5.jpg
25周年記念の缶バッジがかわいくて5個ゲット。
わたしはトトロのイメージカラーは緑だと勝手に思ってるのですが
大きな缶バッジが緑色なのが個人的に高ポイント。
今回は学ランを着たボランティアの生徒さんたちが会場のあちこちに立ってて
胸や詰襟に小さな缶バッジがついてました。
舞台で楽器や歌声を披露した生徒さんたちも、胸にトトロのバッジをつけていたっけな。
| ジブリ | COM(0) | TB(0) |
2015-11-22 (Sun)
京都日帰り観光してきました!
普段は予約が必要な六道珍皇寺さんがこの連休3日間は予約なしで拝観させてもらえるのと
先着300名様に授与される紅葉色金泥御朱印がどうしても欲しくて計画しました。
あと、前回はできなかった琳派関係者の石碑めぐりもやりたかったし(^ω^)。
本当は泊まりたかったけどホテルがまったく取れなかった…11月の京都おそるべしです。

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NHK京都のねこまるが大河ドラマとコラボしたポスターが
烏丸御池駅のホームや階段にずらっと貼られていたので一部ご紹介。
写真は新選組のねこまるです。羽織の裾に肉球がついてます。かわいい(=・ω・=)。

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こちらは八重さん。かわゆい(=^ω^=)。

今回も例によって夜行バスで早朝に到着したので、六道さん拝観までの時間つぶしに車折神社へ。
5年前に嵐電の車内から見た真っ赤な紅葉がとんでもなく美しかったのが忘れられなくて
今年はどうかなあと来てみたら。
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あれ?(゚∀゚)

2015kyo147.jpg
本殿もこんな感じでした~。
今年は例年より冷え込む日が少なく紅葉も遅れているらしいですね…
ぐぐったら嵐山や北山もまだ緑もみじが多めなのだとか。
しかーし、赤と黄色と緑のグラデーションというのもまた乙なものです。
こうして季節はゆるゆると移ろってゆく。

以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開きますのでどうぞ☆ >> ReadMore
| 旅行 | COM(2) | TB(0) |
2015-11-17 (Tue)
suyaa1.jpg
とある休日のお昼、出窓にてスヤァ( ˘ω˘ )のおふたり。
朝晩は冷え込みますが日中は暖かい日が続いていますので、日向ぼっこも気持ちよさそうです。
こういうときの猫様の体毛はお日様の匂いがして触るとポカポカモフモフでとても好きなのですが
うっかり起こそうものなら爪と歯による報復が返ってきて痛い目を見ます。自業自得。
でも時々は「まあちょっとくらい触らせてあげるわよ」的な雰囲気で触っても大丈夫な日もあって
問題はそんなご機嫌を見抜ける目がわたしにないことです。ううむ。

suyaa2.jpg
埼玉県内の民家にてかわいすぎる姿を見せつけたとして、
埼玉ゆさ警察署は17日、容疑者のQ(年齢非公開)をかわいすぎる罪で現行犯逮捕。
なお、前日から布団を毛だらけにした件にも関与した模様で
調べに対し容疑者は「寒くて暖をとりたかった」などと供述しており、いきさつを詳しく調べています。

早くも換毛期がやってきているうえに、猫様たちはふかふかした物が大好物ですので
お布団や座布団に毛が大量に落ちているのを発見次第ガムテープを手に格闘する日々です。
掃除機で吸ってもいいけどそれには掃除機をかける係と布団を押さえてる係が必要で
2人がかりで作業を終えても次の瞬間には猫様が乗っかって元の木阿弥になる。
仕方がないんだ猫様は猫様なのですから!

普段は前足を揃えて凛と座っていることが多くても
火を消したばかりのグリルから魚の匂いを嗅ぎつけてヒョイと手を突っ込んで大パニックおこしたり
飛び乗った椅子にかかってた布がずり落ちて爪立ててふんばるも落っこちて勝手にダメージ受けたり
こたつから立とうとすると膝に乗ってきてお茶を淹れたりお手洗いへ行くはずの計画を破綻させてくれたり
毎日何かしらハプニングを起こしてくれる猫さま達ですが
「あーあーまったくもう」という雰囲気がかわいいからどうでもよくなります。
動物って割とそんなもんですね。
猫侍の玉ノ丞さまも時々思いもよらぬ行動をなさって、でもそこがかわいいんだあ。

ところで。
pan1.jpg
先日、母が巨大な食パンを知り合いからいただいてきまして
だから何ってわけでもないんですが、記念に猫様と一緒に撮ってみました。
大きさが何となくおわかりいただけるでしょうか…。
3度の食事でやっと食べ終わったからたぶん3斤くらいあったんじゃないかな。

(帰宅したらダイニングテーブルの上にこのパンが高層ビルみたいに立ってて
思わず「なにこれ!」って声出ちゃったんですけど、
わたしの後に帰宅した弟や父も第一声がまったく同じでした。うちの家族わかりやすすぎる)

pan2.jpg
別角度より。
急に目の前に現れた茶色のブロックに対して、猫様は匂いを嗅いだり爪でつっついたり興味津々でした。

我が家はパンよりごはん派が多くて、普段も安売りとかしてない限り買わないので
久々にがっつりのパン食でしたな~。
好き勝手に具をつめてサンドイッチにしたり、卵とミルクに漬けてバターで焼いてフレンチトーストにしたり
適当な大きさに切って野菜と混ぜてオープンサンドにしたりして楽しかったです。
そしてこのてのパンの耳がすきなわたしは真っ先に両脇ともスライスして食べましたとも…。
電子レンジで軽くチンしていただくのが好きです。焼いたら固くなってしまいますのでね。


猫とパンで思い出したのですが、最近、焼きごて肉球なるものが発売されたようで。→こちら
やべぇ使ってみたい…ホットケーキ焼いて足跡つけたい…!
他にもシリコンモールドやクッキーの抜き型などに猫や肉球モチーフを見かけるようになって
購買能力が試されている気がしてなりません。
猫柄キッチン用品というとエプロンやお茶椀、コップ、カトラリー程度かと思っていたら
とうとう調理器具に猫柄が進出してきましたよ。いやあいい時代になったもんだ。
そろそろ冬になるので猫土鍋が気になっています。お鍋食べたい。
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2015-11-13 (Fri)
雪見だいふくモンブラン味がとてもお上品な味わいで感動したゆさです、こんばんは。
クッキー&クリームはピンとこなかったけど、モンブランはモンブランだった。おいしい☆
1個分けてあげて食べた弟の感想が「ロッテかっけぇ」だったことをここに記します。
キャラメル味は試してませんが生チョコレート味もおいしかったので
箱もいいけど2個パッケージも出ないかな。


図書館総合展に出張してきたのですが、出展や参加者の情熱もさることながら
フォーラム会議室に並べられた机や椅子やPCやマイクを見ると
今日までにセッティングした人たちがいたんだなぁお疲れ様です…と思う癖が近頃つきました。
これが大人になるということです。
あと、みなとみらい駅の観覧車きれいだしクリスマスツリーが大きくて写メ撮ってしまった。

企業や団体さんの出展ブースや大学のポスターセッションもおもしろかったです。
うちの職場もお世話になっているキハラさんのブースがもう毎年のことですが大繁盛していて
今年もレジには大行列ができてました。
フォーラムがパリコレならキハラブースはコミケかデザフェス。ならば買う。買わねばならぬなにごとも。
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手に取ってレジに並んでるときは楽しくて鼻歌混じりだったけど
帰宅して鞄の中からグッズ引っぱり出したら、なんというかその、頭が冷えました。あわわわ…。
図書館司書キャラクター「コモちゃん」のシールはスタッフさんが譲ってくれました~。
LINEスタンプにもなってるみたいで
殺伐としたTLにブックトラックをカートにした図書館司書が(ry なんてことが起きそう。
貸出カードはメッセージカードになってて封筒がついてるんですが
散りばめられた禁帯出と館内マークの中にひとつだけ貴重書マークがあって胸熱、
来年にはぜひ貴重書マグネットを作っていただきたいものだ。

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去年は売切れで血涙をながした禁帯出マグネットを!ゲット!
キハラブースは「完売御礼」「売切れ」「本日の配布は終了しました」に耐えるメンタルが求められます。
「これありますか」「申し訳ありません…」の会話の近くでラストワンをレジに通すような地獄絵図が
最終日に限らず見られたりするのです。
きょうは閉館しました缶バッジはくじ引いたら出てきたのですが一体どう使えばいいのか、
ぬいぐるみにつけて休館日に入口に置いたら和みますか…?
ちなみにわたしは買わなかったけど禁帯出シールなるものもありますので
よそへの貸出を禁止したい人が周囲にいる方はどうぞ。

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夜明けの図書館も置いてあった。
マンガは現在も連載中で4巻を楽しみに待っているところです。すすめレファレンスマンガ!

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日本財団が今年から始めた「これも学習マンガだ!」の選書がブックトラックに乗っていて
チラシもあったのでもらってきました。
わたしも手元に置いてるマンガがリストにたくさん載ってるし、気になってたのもあるし
タイトルも作者さんも知らなかったのもある。

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分類キャラクター「ブックパンケーキ」のマスキングテープ!近頃流行りのマスキングテープ!
図書館の棚の間を歩いていると「哲学」「歴史」「小説」などの見出しが挟まってると思いますが
あれをキャラクターにしてさらにマステにするという二段構えのキハラさんすごい。
「本棚にぬいぐるみを置くような感覚で」というコンセプトで作られたのに
その後本当にぬいぐるみ作っちゃうのすごい。
クリアファイル売ってたから買ったしチラシももらってきました。ゆるキャラ好きの後輩に布教しなくちゃ。

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帝京大学メディアライブラリーセンターさんの「共読ライブラリー」は4年前から続く展示で
いつも2階建てブースになってて、こちらも分類キャラが活躍している。
しかもそれぞれの分野に1種類とかじゃなく、歴史は王様や探検家がいたり
自然科学には科学者や物理学者がいたりと色んな職業で表現されてておもしろかったです。

他にも色々回りましたが、人が多すぎたのとブースでお話に夢中になったのと楽しかったのとで
あまり写真撮らずに帰って来てしまった。
埼玉福祉会のブースで声優さんがオーディオブックを公開録音してて技術の高さに唸ったり
カーリルさんがソース配ってたりB&Bが北欧家具売ってたりししょまろはんはビラビラしてたり
あちこちでプレゼンやトークやワークショップがあり毎年回り切れずに時間切れになってる気がする。
あと電動棚とか、電子系のブースにペッパーをちらほら見かけました~。
確か山中湖の図書館ではペッパーが職員として働いていたっけな。


そういえば話は変わりますが、世の中には本棚マスキングテープというのがありましてな。
masute.jpg
新宿トゥールズで見つけた時は即レジに連れてったよね!
だからマステ沼は深いって言ったのに…。
ちなみに型抜きで、写真だとわかりづらいかもですが本のサイズに合わせて凸凹しています。
手作業かどうかはわからない。
あとこれ眺めてると「これ分類どうなってんだろう?棚は何層?全集と単行本混ざってない?
棚毎に余裕はありそうだしスピンは全部入れ込んであるな、司書GJ」とか、職業病を発症します。
| その他本のこと | COM(2) | TB(0) |
2015-11-09 (Mon)
サントリー美術館の「逆境の絵師久隅守景 親しきものへのまなざし」展に行ってきました☆
狩野探幽に師事した絵師・久隅守景の画業を紹介する展覧会です。
とても画力があり探幽の姪と結婚した人なので、狩野派関連の資料で必ず名前が出てくるけど
本格的な回顧展が開催されるようになったのは最近だとか。
(一番近いのは石川県立美術館のやつかな?)
わたしも守景については金沢旅行や大倉集古館ほか画集でいくつか作品を見た程度で
ミリしらではないしよく知っているわけでもないですが
彼の娘の清原雪信が大好きで絵もいろいろ見ておりまして(^ω^)。
今回は雪信の作品も出品されると聞いてそれだけを目当てに行きましたら
もののみごとに「ふえぇ…守景パパやべぇ…」ってなって帰って来ました。
いつどこでどのようにドボンするかわからないそれを我々の業界では沼と呼びます。油断大敵。

まずは狩野派らしく大きな屏風から。
今回の目玉である四季耕作図は旧浅野家本と旧小坂家本の2種類がありました。
農家の春夏秋冬を中国の風俗で描いた屏風で
畑を耕して作物を植えたり、田植えして稲刈りしてお米をついたりする様子が柔らかい色彩で筆致もやさしい。
大人たちが仕事に励むかたわら子どもたちが遊びに興じていたり
犬たちがケンカしていたり野に雉の一家がいたりして
ブリューゲルやミレーの絵みたいな、のどかな田園風景という感じ。
雨が降ったら狭い小屋に人々がぎゅうぎゅう詰になってるのおもしろい(^ω^)。
鷹狩図屏風は武家が秋冬に行う小鷹狩・大鷹狩の様子で
鷹を放って丹頂鶴や雉を追いかけたり、餌をつかまえたり、1日が終わってあくびしてる人がいたりと
こちらもかなり自由な人々の姿が見られます。
耕作図とはうって変わり濃い色彩で、屏風の中央に立派な鞍を積んだ白馬もいるので
武家(加賀藩前田家?)からの注文ではないかと言われているとか。
(鶴のような鳥も当時は許可を得た大名でないと捕まえてはいけない)
賀茂競馬・宇治茶摘図屛風大倉集古館の展示で見て以来、2年振りの再会。
平等院鳳凰堂の屋根を遠くにのぞみながら茶摘みをする女性たちも
宇治川のほとりで蓆を敷いて、摘んだばかりのお茶の葉を干す光景もゆったりした空気を感じます。
馬に乗って上賀茂神社の境内を突っ走る騎手はかっこいいし
ごはん食べたりおしゃべりしたり木に登ったりしながら思い思いに見物する人々も
ひとりひとりの行動に個性があっておもしろい。
(そういえば徒然草には賀茂競馬があまりに混んでいるので木に登って観戦するお坊さんが出てくる)

狩野永徳や岩佐又兵衛の洛中洛外図屏風に色んな人が色んなことしてる様子が出てくるのと同じで
守景も屏風の中に様々な人を配置しているな…。
全員顔も着物も違うし、持ち物やしぐさで職業も性格も表現されているから見飽きないしね。
狩野派というと派手な屏風絵や大きな襖絵のイメージですけども
守景は大きなキャンバスに描きこそすれ、派手とは限らないというか
あくまで淡々とシンプルに描く人のような印象を受けました。
たぶん師匠である探幽の影響が強いんだと思う。


人物画や動植物画が…すばらしくてですね…!
ここが一番テンション高かったです、色んなもの見られました^^
梅花雉図の空に描かれてるのは太陽かと思ったら
箱書きに「月雉子」とあるので赤い月なんですね~なかなか見ない例のような気がする。
猿猴捉月図は水面の月を取ろうとするお猿の姿で
絵の中の空に月はなく、猿の手つきで月があることを表現しています。
水の月を取るエピソードで有名なのは李白ですが、猿の故事の方が先なのかな…。
牛乗り天神図という、童子姿の菅原道真が牛に乗った姿の掛軸や
束帯姿の道真を描いた天神図もありまして
これらは守景が加賀に滞在したとき、菅原氏を先祖にもつ前田家のために描いたのではないかとのこと。
山鳥の後ろ姿がかわいらしい「山鶏図」は柿本人麻呂の「あしびきの~」の歌をイメージしたらしい。
達磨が山を越えて来迎する様子を描いた「山越達磨図」は筆さばきが速く畳の跡もみられるため
座敷にて即興で描かれたのではとキャプションにありました。
本来、このテーマで来迎するのは阿弥陀如来であって
守景がそれを踏まえて達磨に置き換えたならこれは戯画でもあるわけで、
ならば注文ではなく即興というのもわかる気がするな…。
(山越え阿弥陀様は杉浦日向子さんの『百日紅』にもお栄の夢にでてくるね)

六歌仙画帖は文屋康秀・壬生忠岑・河原左大臣・藤原伊尹・赤染衛門・能因法師の6人に
それぞれ百人一首の歌を添えられていて
いわゆる六歌仙とはメンバーが違いますが注文主の好みだろうか…。
三船図は、藤原道長が大井川の舟遊びに詩の舟・管弦の舟・歌の舟を浮かべて
それぞれの道に通じた人をそれぞれの舟に乗せたところ
歌の舟に乗った藤原公任がみごとな歌を披露しつつも「詩の舟に乗ればよかった」と嘆くという
大鏡のエピソードを踏まえた絵で、
考えられる絵のパターンとしては3つの舟を描くと思うんですけど
守景は川を前に扇を振る公任の姿だけを描いているんですね。
(あえて多くを描かず構図を大胆に、というと歌川広重のようだ…いや彼の方が後だ)
小野小町図は立ち姿に着物の袖をふわりと上げていて
古今集にある「わびぬれば身をうき草の根を絶えて誘ふ水あらばいなむとぞ思ふ」という
文屋康秀への返歌を踏まえているそうです。
ふっくらしたおかめさん顔で源氏物語絵巻の人物描写のよう。

それから、サントリー美術館はミッドタウン3Fと4Fが展示室で順路は4Fからなのですが
階段で3Fに降りたら真ん前の展示ホールに「許由巣父図屏風」があって不意打ちすぎて超びっくりした。
うおお許由~~古代中国の人でその聡明さゆえ堯帝から帝位を譲ると言われ断って山にこもって
「耳が汚れた」と川で耳を洗った人ではないか~。
東博に狩野永徳の許由巣父図がございますが守景も描いてたんだね!
永徳は掛軸で全景図、守景は二曲一双で人物をアップに描いてる。
あと、わたしは耳を洗うとこしか知らなかったのですがこの故事には続きがあって
連れていた牛に川の水を飲ませようとしていた巣父は、そんな許由を見て
「汚れた水を飲ませたくない」と立ち去ったとか。
古代中国、なんともストイックな人がいるものです。
(そういえば封神演義で許由は申公豹の青年時代とされてるけどあれは訳者さんの創作でしたっけ…
あと確か兼好も徒然草に許由のこと書いてる)

おもしろかったのが佐野舟橋図という、
藤原定家の「駒とめて袖うちはらふかげもなし佐野のわたりの雪の夕暮れ」の歌を踏まえた掛軸で
定家が馬に乗って佐野の舟橋と渡しを見に行く様子を絵にした図なのですが。
キャプションに「舟橋と渡しは本来は別の名所」「当時はよく混同されて描かれた」とあって
アチャー(ノ∀`)ってなりました。。
守景も当時の常識から逃れられなかったのだと思うと同時に
ああやっぱりあの時代を生きた人なんだ!的なライブ感もあって何とも感慨深いです。
あ。肝心の絵は定家と馬、景色をシンプルに表現していて
飽きずに見ていられるタイプの絵だと思いました。

はーここまで多彩な画家だったとは守景…。
狩野派に習った人だから当たり前っちゃ当たり前ですが
風景から動植物まで一通りのものは描ける人だったんだなと。
これだけの能力を持った人だから、色々あって探幽のもとを離れて加賀や京都へ行っても
まったくブレないというか、むしろさらに能力発揮できたのかもしれないな。
会期中の展示替え回数がハンパないので作品数も多そうだし
もっと研究がすすんで色々わかったらいいなあ、まずは生没年から^^;


そして本来の目的(笑)の雪信☆
一対の龍図の迫力がまさに狩野派のそれで
闇と暗雲の中から浮かび上がってくる龍の頭や爪を水墨だけで表現してて
かすかに吐く炎には朱も使われているとのことです。いやあ大迫力。
小野小町図は青年・中年・老年の小町を化粧と服装で描き分けた3幅の掛軸で
お父さんの小町はふっくらしてるけど雪信の小町はシュッとすっきり顔で凛々しい。
牧童図は牛のかたわらで笛を吹く童子の絵で
これよく見る題材ですね、森鷗外も確か絵に描いていたはず。
足葉達磨図は、その昔達磨がインドから中国へ渡ってくるときに
長江へ芦の葉一本を浮かべてそれに乗って渡って来た故事を踏まえている絵で
わたしこの故事の絵は、鈴木春信の美少女達磨の絵で知っているだけで
実はちゃんと達磨の姿で描かれた絵を見るの初めてでした(笑)グリ目の達磨さんよかった。
弁才天図や劉女図はゆったりとした女性たちですし
男舞図の片袖姿で「大小」を舞う若衆も凛として美しかった。
雪信の絵は夏の女性画家展でも見たし、今年は豊作ですな☆ほくほく(*´∀`*)。

雪信の評価についての展示も。
井原西鶴の『好色一代男』初版本が開いて展示されていて、
島原太夫の衣装は白繻子の袷に雪信の秋の野を描いて公家の和歌を添えたものと書いてあり
雪信が大坂でも知られていたことがわかります。
さらにこの本が出版された1682年が雪信の没年ではないかといわれるとか。
あと壁にあった年譜に、初代岩井半四郎が1695年に「狩野雪姫」という芝居を上演しており
雪信がモデルと書いてありました。
ひええ見てみたい!って歌舞伎公演DBで検索したけど出てこなかったorz
早稲田の演劇博物館DBで検索すると幕末の芝居絵がヒットするので→こちら
それまでは上演されてたみたいけど…。


kanoha.jpg※クリックで大きくなります
探幽、守景、雪信。
ずいぶん前に室町~江戸木挽町狩野家の系譜をまとめて描いた絵の一部です。
全体図→こちら

探幽は名前のような人っぽく描きたかったというか、髪も肌も色素の薄いイメージがあって
でも別に朝の光に弱いとかじゃなくむしろ朝日に照らされるといっそうきれいに見える、みたいな感じ。
守景は画集を見ていてなんとなく「茶髪のもっさりしたおっさん」の顔が浮かんでそのまま描いたのですが
展覧会に行った後でもそのイメージは変わっていません。
雪信も絵から受けるイメージは、普段からしっかりしてるけど
たまに熱くなると無言で下駄をつっかけて口を引き結んで走り出す人みたいな、
でも自分が何をしているか、その行動がどういう影響をもたらすかはちゃんと理解しているっぽい人。
の、ような気がする。
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2015-11-05 (Thu)
旅行2日目です!1日目はこちら
この日は10月31日。ハロウィンに京都で秋の非公開文化財特別公開を見てまわりますよ。

2015kyo106.jpg
ホテルで朝ごはん!星とかぼちゃでハロウィン気分。
量が少なめに見えますがおにぎりが結構、大きいのだ。ちゃんとお腹いっぱいになりましたのだ。

京都駅からバスに乗ろうと中央口バス乗り場に行ったら、さすが休日でどの乗り場も大行列。
団体さんはいなかったように思います…単純に個人の行列。いやはや行楽シーズン。
わたしは東山方面へ行く206か100か臨時バスに乗れればよかったのですが、3本とも混んでるし
京都のバスは時刻表が当てにならないのでどれが先に来るかわからなくて迷って
結局206に並びました。
京都駅のバス乗り場は系統をあらかじめ決めて並ばないとなので
選択肢があるときはどれに並べば一番効率がいいか判断力が問われます。
千年王城を攻略できるか試されている…!
そんな感じで京都駅を出た206バスはぎっしりでしたが
清水寺の最寄バス停でごっそり降車していかれたのでまあそういうことだったのでしょう。

2015kyo107.jpg
無事に到着しました~今年2回目の六道珍皇寺。
9月の拝観でもらいそびれた御朱印が秋の寺宝展でもいただけるとのことで
朝一にスケジュール組んだぜふははは!
同じ轍は二度と踏まない。それがクラスタ。それがオタク。

2015kyo108.jpg
閻魔・篁堂も扉が開けられておりました~紅葉も始まっています。
彼らも毎年この紅葉を眺めているのだな。

2015kyo109.jpg
色づいてる葉っぱもありました。

以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開きますのでどうぞ☆ >> ReadMore
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2015-11-01 (Sun)
名古屋と京都に行ってきました!
愛・地球博記念公園にて開催中のジブリ大博覧会・サツキとメイの家と
京都の琳派展・秋の非公開文化財特別公開の鑑賞が目的です☆
紅葉が始まるシーズンの週末でしたのでそれなりに混んでいた場所もありましたが
お天気もよく過ごしやすい行楽日和の旅でございました。

まずは1日目。名古屋と、ちょこっと京都の様子をお届けします。

2015nago1.jpg
夜行バスに乗って早朝に名古屋駅に着きまして、駅のコメダ珈琲にて朝ごはん。
コメダのモーニング初めてだ!
ドリンクを注文するとゆで卵とトーストを無料でつけてくれて有難い。
サラダもいただいて野菜とビタミンを補給。野菜大好きですのでね。

2015nago2.jpg
名古屋駅から地下鉄・リニモを乗り継いで愛・地球博記念公園駅へ。
地下鉄から乗換えの藤が丘駅で往復乗車券「リニモカード」が買えるのですが
ジブリ展の期間中はマーニーがプリントされた柄が買えるというのでゲットしたよ^^
会期末だったけど残っててよかったです。

2015nago3.jpg
記念公園に降り立つゆさ。(どーん)
10年前の万博は来ようかどうしようか迷って来なかったけど(祖母と母は行った)、
当時はどんな景色が見えたのかな。

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