猫・本・歴史・アートなど、その日見たもの考えたことをそこはかとなく書きつくります。つれづれに絵や写真もあり。
祓いたまえ清めたまえ。
2017年01月29日 (日) | 編集 |
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川越八幡宮(川越八幡神社)に厄払いに行ってきました。
友人が年明けに何やら災難があったらしく「お祓い行きたい!」というお誘いがあったので。
川越には何度も来ていますが、この八幡宮に来たのは初めてで
駅から徒歩5分というのも初めて知りました。近いなー!
入口の鳥居の参道には朱塗りの燈籠がズラリと並んで美しい。

kawahatchi2.jpg
社務所で御祈祷の受付をすませてから神社にお参り。
川越八幡宮は1030年、甲斐守だった源頼信が長元の乱の必勝祈願を行い鎮圧した折に
八幡神社を創建したのが始まりと伝わっています。
祭神である誉田別尊は八幡神の別名だそうな。

kawahatchi3.jpg
拝殿。
老朽化のため1975年に改修されたそうで、とても綺麗でした。
休日でしたが境内は静かで人もまばら。お正月から一区切りついた感じかな。

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装飾と鈴。
破風や懸魚などすべてに同じ植物の意匠が施されていました。

kawahatchi6.jpg
屋根の鬼瓦もきれいです。
巴紋は防火の意味もありますが、確か八幡宮の神紋だったね。

以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開きますのでどうぞ☆
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戯れせんとや生れけむ。
2017年01月25日 (水) | 編集 |
BirdandAnimalPicture1.png
「鳥獣戯画制作キット」で遊んでいます☆
鳥獣人物戯画甲巻に描かれている動物たちや小物を好きに配置して
自分好みの画像を作れるスマホアプリです。
この兎たちは作って保存した後に、ちょっと1964年の亀倉ポスターのイメージ入ってるなって思った。

BirdandAnimalPicture7.png
制作画面はこんな感じ。
蛙や猿や兎など、動物たちがカテゴリごとに分けられていてタップすると画面に挿入できます。
同じ画像をいくつも挿入できたり、大きさも変えられるし反転もできて楽しい。

BirdandAnimalPicture8.png
ひらがなとアルファベットのみですが文字も入れられます。
こちらも大きさの調整は可能。

BirdandAnimalPicture2.png
猫と高山寺ハンコ。
ハンコは鳥獣戯画の紙の継ぎ目に押されているあれですね。
猫の足が不自然に切れていますがこれは原本だと猫の前に狐が描かれていて
狐の持つ扇に猫の足が隠れてしまっているためです。
鳥獣戯画に出てくる猫はこの1匹のみで
虎柄で尻尾の長い猫が制作者の周辺にいたのか、それともこんな柄の猫の絵を見たのかなあ…。
烏帽子かぶってるのかわいい。

BirdandAnimalPicture3.png
狐たち。
お猿とセットになってる画像は意図して組み合わせたわけではなく、
カテゴリ「群」をタップしたら登録されていたものです。元絵でもセットで描かれてるやつ。
どうでもいいけど狐と猿と聞くと、狐が猿を出し抜くイソップ童話とか
野村萬斎さんの「うちの芸は猿に始まり狐に終わる」を思い出します。
そういえばワオキツネザルという動物もいるね。

BirdandAnimal Picture4
文字を入れてみました~賭弓の蛙たちがいたので平家物語から那須与一の場面っぽく。
この語り入れると蛙たちすごくかっこよく見える、実際は遊んでる場面なんですけど^^

BirdandAnimalPicture5.png
文字は梁塵秘抄から。
鳥獣戯画甲巻は平安末期~鎌倉時代前期の成立といわれているので
ちょうど梁塵秘抄の成立時期とだぶるんですね。
世の中の動乱に対して底抜けに明るいあの感じが似通っているような気が何となくしていて
制作者と後白河法皇の精神の共通点も見える気もする。
あるいは同著は諷刺も見え隠れするので世の中を笑っているような面もあるかも。

BirdandAnimalPicture6.png
月曜日の本音(笑)。

最近は小物やファッションやインテリアなどに鳥獣戯画がたくさん進出していて楽しいです。
(ゆさはPUTITTOシリーズ手ぬぐい半幅帯や根付を持っております。そのうち着物もほしい)
動物たち生き生きしてるから風呂敷みたいな平面に描いても鳥獣机画みたいな立体化してもおもしろいよね^^
本物は過去に2度見ていて、動物たちの動きやレイアウトも汎用性高いなと感じたんですけども
バラしてもじゅうぶん絵として成立させることが可能な作品なんだなと思いました。
制作者の技法と表現力の高さを思い知るのはこういう時ですな…。
今後もどんなアイテムが登場するのか楽しみです☆
そういえばこうの史代さんが連載してるギガタウンはいつ単行本になるんだろう。
キャットアートで猫まみれ。
2017年01月21日 (土) | 編集 |
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川越市立美術館の猫まみれ展を見てきました(ФωФ)。
猫に関する美術品のコレクター・招き猫亭小銀氏が40年かけて収集したコレクションの展示で
錦絵、彫刻、油絵、日本画、エッチング、コラージュ、スケッチまでたくさんの猫たちに会えました。
夕方に駆け込んだら展示室の壁と床に猫アートがみっしり並んでいて、鑑賞者もほどほどでしたので
展示室のあっちこっちを行ったり来たりしながら
好みの猫を探したり、気になる猫を見に戻ったり、思いもよらぬ作品に感動したりウロウロしてきました。
好きなところへ好きなように好きな時間だけいる…なんだか猫みたいな行動だ(ФωФ)。

入口で出迎えてくれたのは写真↑のチラシにもいる白猫ちゃんで
高橋弘明「ジャパニーズ・ボブテイル」という版画作品です(ФωФ)。
歌川国芳の描く猫もそうだけど、日本猫は尻尾が短いのが特徴なのよね。
錦絵の展示は国芳がやっぱり一番多くて、どれも愉快な内容でした。
擬人化した猫、怪談の猫、芝居の猫、女性のそばにいる猫など
フィクションからリアルまで様々な猫の姿を追求した絵師だなあと改めて思いました。
国芳の弟子だった河鍋暁斎の「戯画」は七福神の宴会などにいる猫の図で
大黒天がネズミを猫にとられてアワアワしてるのとか描いてるけど(ネズミは大黒天の御使いですね)、
掛軸の「猫」は白猫がつんとおすましした雰囲気で背中向けてちょこんと座ってて
あれは普段から猫を観察していないと描けないと思いました。
こういう絵も描けるから暁斎は本当ずるいな~~ギャップ萌えたまんない。
小林清親の「猫と提灯」は3年前にも見たから久し振りの再会、
提灯にちょっかい出してる猫ちゃんほんとにリアルでかわいいです。
尾形月耕の「鼠 陸州黒石常教寺の猫」は猫vs鼠のバトルで迫力ありますが
それよりも右上に書き込まれた随筆の挿絵にある机の脚が猫足でしかもめっちゃリアル!
揚州周延の「二品親王女三宮」は柏木が女三宮を垣間見る例のシーン。
歌川広重の「名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣」で窓辺にちょこんと丸まってる猫いつ見てもかわいい。
竹久夢二の「黒猫を抱く女」有名なアレだ…あとこの人猫の豆本も作ってたらしくて
それもかわいかったです(ФωФ)。

3年前にまるごと猫展でも見た新田猫絵が今回は6点も展示されててびびった(ФωФ)。
養蚕が盛んだった上野国の岩松氏の殿様4代がネズミ除けの猫絵を描いて藩の収入としていた話は有名ですが
こんなにいっぱい見られるとは思いませんでした。
浮世絵と同じで消耗品だったので現存数が少ないのだよね。
水墨画で首輪だけが赤くて、太いラインで一気に描いたような筆致が生き生きしてて
どのお猫さまもかわいいです。
何より殿様が描いてたっていうのがいいよね(ФωФ)。

テオフィル・アレクサンドラ・スタンラン「猫と少女」は素描集『猫』の表紙で、
小銀氏が猫コレクションを収集するきっかけになった絵だそう(ФωФ)。
ご飯を入れたタライを持った少女(スタンランの娘コレットがモデル)のスカートに群がる猫たちが
とても生き生きと描かれていて、ニャーニャーおねだりする声が聞こえてくるようでした。
(スタンランは猫を多頭飼いしていたらしい)
同じくスタンランが猫を単体で描いた絵は手すりやクッションの上でご満悦の様子で
金色の目は虎や豹のようにするどくて、猫は小さい虎だなあと思い出させてくれた。
『アンリエット・ロナーの猫と子猫』はアンリエット・ロナー=ニップの猫画集で
ページは開かれてないけど表紙の猫がもうかわいい。
彼女は猫の絵を他にもい~~っぱい描いているそうで、いいなあいつかまとめて見てみたい。
シャガールの「猫と2羽のスズメ」はラ・フォンテーヌの寓話からとっていて
ダークな色彩の中で猫がネズミをむしゃっと捕まえていた。
オーブリー・ビアズリーの黒猫はエドガー・アラン・ポーの小説『黒猫』の挿絵で
片目を奪われた猫のすさまじさが伝わってくる。
レオノール・フィニ「飛ぶ魔女」はほうきで飛んでいる魔女の背中に猫がゆったり乗っかっていて
主はわたしであると言わんばかりのかっこよさ、
未完成の絵なのか試し書きや下書きみたいなのがいくつか残ったままでした。
藤田嗣治は「猫十態」からいくつか展示されてて、どれも猫の周囲にうっすら光環のようなものが描いてあって
まるで発光しているかのような美しさ。
生涯で20匹以上の猫と暮らしたアンディ・ウォーホルの「Sam」は
ウォーホルが描く猫たちの中で最も多くの作品に登場する猫ですね。
ほんとに好きだったんだろうなあ…どんな猫だったのかな。
フジ子・ヘミングの「猫十態(ソニア)」はちょっと不意打ちだった、ヘミングさん絵も描くのか~(ФωФ)。

籔内佐斗司「猫も歩けば」は猫が一歩一歩あるく姿を4パターンの彫刻で表現した立体作品で
床に展示してあったのでしゃがみこんで猫の視点で鑑賞(ФωФ)。
「尻上がり寧子」も首にリボンが結んであってかわいい。
小泉淳作「猫」の目がすごく人間ぽくてこういう人の顔どこかで見たな…としばし考えたけどわからなかった。
横尾忠則「日の本の猫」はこれは…ポスターなのかな…?
真っ赤な日の出と鳥居をバックに陶器の招き猫と国芳の猫がコラージュされていて
招福ならぬ「招猫」の筆文字が勇ましい。
靉嘔の猫たちは虹色というか色見本帳みたいな配色で強烈なインパクトがあって
特に「怒」の猫の顔は額から耳にかけての赤が強烈だった。
蔡國華「ある日心地良い」は腰かける女性の傍らにぽってり猫ちゃんが気持ちよさそうに寝てるし
「孤高」はお尻を向けた猫が振り向いたときの一瞬をとらえていて
そうそう猫ってこういう顔や目をする…って思った。
西誠人「伸太郎」が前足を伸び~~ってしてる猫の立体作品で
気持ちよさそうな表情や筋肉の動きまでリアルで一瞬後には動き出すんじゃないかと錯覚したし
「燐太郎」は腰を低くして歩く猫の姿で、ハンティングにでも出かけるような気配があった。
弘屋光渓「アルチンボルドに捧ぐ五題のうち 猫」は猫を寄せ集めて猫の横顔の形を作っていました。
安元亮佑のコラージュはどの作品も猫が半月型にうにょ~んと伸びていて
特に「月を呼ぶ猫」「蒼い猫」がおもしろかった。
鈴木敦子「光る」はバケツの水面に映る夜空の星を物珍しそうに眺める猫が
ちょこんと前足をバケツにひっかけていてかわいかったです。
山田純嗣「TURN AROUND」は樹脂やパール粉を使って描かれていて
林の中にたたずむ白猫が浮き出している立体的な作品でした。
秀島由己男「美しき野生(片耳リリー)」は片耳をなくした猫が凛々しくこちらを見つめていたし
「猫の鎧武者」のかっこよさパないし、
「猫の平家物語」は猫たちが平安時代の風俗に扮した景色を布に描いていて
十二単を着た猫たちは美しいし、牛車の御簾に映る影が猫型になってて笑えました。
大森暁生「月夜のテーブル」はテーブルにぽっかり空いた青い穴を猫が覗きこむ微笑ましい立体作品だし
「ぬけない棘の山猫」はユニコーンのような角を生やした猫の頭蓋骨がかっこいい(ФωФ)。

カメラ目線よりも好きなことしてる猫の姿を表現した作品が多くて
そういうところも含めてすごく「猫の展覧会」って感じでした(ФωФ)。
猫はどこにいても、どんな人と一緒にいても自分の好きなことしかしないのだろうなあ、
そんな猫たちだからわたしは好きなのだな(ФωФ)。

あとさっき思い出したけど、猫のアートといえば
朝倉文夫氏の彫刻が抜群にすばらしいからよろしくな!→これとかな!!(ФωФ)
空前絶後のォォ!超絶怒涛の表現力ゥゥ!!猫を愛し!!猫に愛された男!!!
そう彼こそは!!朝倉!!文夫ッ!!イェェェエエエーーーーーイ!!ジャスティス!!!
谷中の朝倉彫塑館にそのうち行きたい(ФωФ)。


あと本日ようやく初詣に行ってきました、すっかり遅くなってしまった。
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今年の初詣は川越氷川神社。
お正月限定の御朱印をいただけたよ~節分までは書き置きをいただけるそうです。
すてきなお守りができた☆
パンフレット表紙の江野梅雪「川越氷川祭祭礼絵巻」(1826年)は埼玉県指定文化財ですよ、
人物たちのこけしみたいな風貌がかわいい。

nekonihon.jpg
猫といえば先日『猫の日本史』を買ったので
手持ちの『猫の古典文学誌』も読み返したくなって引っぱり出してきました。
休日は猫まみれになろう。

図書室と5つの物語。
2017年01月17日 (火) | 編集 |
『ぐるぐるの図書室』を読みました。
まはら三桃さん、菅野雪虫さん、濱野京子さん、廣嶋玲子さん、工藤純子さんの5人の作家さんたちが
デビュー10周年記念に書きおろした放課後の学校図書室が舞台のリレー短編集です。
皆さま2006年にデビューされたので「2006年組」と呼ばれているそう。
工藤純子さんは読んだことないけど、他の作家さんはずいぶん前から読んでた気がしていて
去年で10年だったと聞いて「おおっそんなに経つ…いやでもまだ10年…」とか
何だか長いような短いような不思議な気持ちに。
どの作家さんも深いお話作りをされるのでこれからもゆっくり追いかけていこうと思います。
とりあえず工藤純子さんの本を今度読んでみよう。

5つのお話に共通しているのは、
・主人公たちが全員同じ学校に通う小学5年生
・放課後の図書室の扉に茜色のきれいな貼り紙を見つけて入室する
・白い服の司書から図書室の仕事を頼まれたり本を薦められたりする
の3点。
あとはそれぞれの作家さんの持ち味が存分に発揮されています。
日常の学校や図書室が舞台だったり、まったく違う世界でのお話もあって
キャンディボックスやクッキー缶の色々な味を楽しむような気分で読みました。
茜色の紙が見えるのは誰でもというわけではなく、
本を読む子とも限らず全然興味のない子でも見える子は見えるっていう
決して本好きな子ばかりではないのが現実感ありますね。
見えるのは「いま、その本を必要としている子」たちで、他にも見える子がきっといて
この本はたまたまこの5人の場合を書いたんだろうなと思う。
(ランガナタンが言った「すべての人にその本を」みたいな感じの)
子どもたちは過去と未来を行き来したり、妖怪のためにご飯を作ったり、秘境で絶体絶命になりかけたり
わかり合える相手を探してみたり、書きかけの読書感想文のために大冒険をしたりして
本を通した体験を終えるとみんな少しだけ元気になっているのがいいなと。
しかも冒険の始まりがすべて1冊の本であるというところに
ビブリオ・ファンタジーとかドラクエのぼうけんの書とか二ノ国のマジックマスターみたいなロマンを感じる☆
人生の節目に本があるって素敵だ。

ひとくちに小学5年生といっても主人公たちの性格や人間性は様々で
ひたすら元気な子や何となくふわふわしてる子、責任感の強い子や厭世的な子まで様々。
ただどことなく地に足が着くか着いてないかみたいな危うさとか、
目の前の出来事をストンと受け入れて大冒険するにはギリギリ可能な子たちな感じは
共通しているように思いました。
だからこそ誰かの助けが必要で、それが彼らの場合は本だったってことかもしれなくて
それをあの司書さんは見抜いて彼らに声をかけたのかもしれない。
何という理想のレファレンス!
図書館で働いてると完璧なレファレンスなんて都市伝説じゃないかと思いがちですが
こういう物語や夜明けの図書館とか読んでるとやっぱりがんばろう…!って思う。

狂言回しの司書さんの口調がどのお話も同じように描いてあるのはあえて統一されたんだろうな。
(この本の発売後に行われたトークセッションで(遠くて行けなかった)、
図書室も扉は木なのか、ガラス張りなのか、何階にあるのかなど話し合われたと聞いた)
彼女のいでたちが背が高くて黒のロングヘアに白いワンピースという描写で、
白いワンピースの人といえば竹下文子さんの『青い羊の丘』にもそんな人が出てたな…と
ふと思い出しました。
主人公たちにだけ見えてるっぽかったけど他の子たちはどうなのかな、
茜色の紙が見えれば司書さんのことも見えて、紙が見えなかったらやっぱり見えないとかなのかな…
そもそも人間なのかどうかもわかりませんけども
(人でないとしたら精霊なのか神様なのか妖怪なのかどう呼べばいいのかもわからないけど)、
人間誰でも人生の中で一度はこういう人に出会う、みたいな雰囲気の人に感じました。
図書館や本の神様がどんな形をしているかというのはたまに妄想しますが、
日本にそういう神っていましたっけ…思金神とかは知恵の神だしな…。
(書物が御神体みたいな神社ってないですよね)
西洋だと書物や図書館の守護聖人はアレクサンドリアのカタリナとかローマのラウレンティウスですかね。


巻末に5人の作家さんたちによる座談会が掲載されていて、
本との出会いや、どんな本を読んできたか、これからの読書の展望みたいなトークが交わされていました。
空想することがお好きだったという工藤さんが「子どもの頃に授業中に色んなことを想像しても
他のクラスメイトはやってないから「自分は変なのかも」と思っていたけど、
読書好きのお友達ができて一緒に物語を書いたらとても気持ちよかった」とおっしゃっていたり
菅野さんが「読んだ本を友達にプレゼンするときちょっと盛って面白く話した」とおっしゃるのとか
わ、わかる…!と同意しまくり。
まはらさんの「わからないところはとりあえずそのままにして読み進めてもいい、読書に訓練は必要」とか
濱野さんの「講演などで本は読まなきゃいけないものではなく読まなくても生きていけると話すけど
同時に読書をしないのはもったいないと伝えています」とか
名言もたくさん飛び出していた。
菅野さんの「わたし絵本もマンガも大好き!どのジャンルにもどんどん手を出して!」にも全力で頷いた。
この年齢にならなきゃ読んじゃいけないとか、この年齢でこれ読むのはみっともないとかたまに聞くけど
そんなのはないんだよー!
本は本だしその人はその人、あなたはあなただよって伝えたい。。

あと、まはらさんが「弓道がテーマの小説『たまごを持つように』を書いたとき弓道の取材をしたけど
弓を引く感触を探る気持ちで書くためにあえてその場では引かなかった」みたいなお話をされていて
それはわたしも何となくわかる気がしました。
歴史もののお話を書くために色々調べはするけど、必ず意識するのが書く対象の年齢なんです。
わたしたちは未来人ですから歴史上の人たちがどう生きて死んだかある程度わかっているけど、
ご当人は自分がどうなっていくのかまったく知らないわけです。
なのでうっかり「その人物がその時までに経験してないこと」を書かないように結構、神経使います。
結果を知ってるとどうしても伏線張りたくなったりしますけどね…
ニヤリとするくらいはやってもいいけど、できるだけやらずに描きたいなあといつも思います。
リアリティとフィクションのバランスって難しい。
酉年とりどり。
2017年01月13日 (金) | 編集 |
数年に一度の大寒波で芯から凍りつくような気温と仕事始めで早くも生ける屍状態なのに
同僚から風邪をもらってしまって喉の乾燥と鼻詰まりがひどいゆさです、なんて日々だ。。
熱や咳はありませんが息苦しいのが困ったもので、
ポカリと龍角散のど飴を買ってきてお腹と背中にカイロ貼ってドテラ着こんで
はちみつに漬けた柚子を白湯にぶっこんでごくごく飲んでおります!水分とはちみつとビタミン!
うがい薬って1日に何度も使っていいのでしょうか…とりあえず早く治します。

(今週末は小正月とかセンター試験とか全国女子駅伝とか三十三間堂通し矢とか色々重なってるのに
こういう時期に限って太陽神は全豪オープンの取材でオーストラリアに出張中とな、
早く帰ってきて日本をあっためてください)

2017tori1.jpg
先日、招き猫のフチ子さんと折り鶴のフチ子さんをお招きしたので
窓辺でまどろみ中の娘にゃんこ様にお披露目しましたら、

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くんくん&すりすりなさいました。なかよくしてね。

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フチ子さんは特に興味があるわけではなかったんですが
着物や袴姿が発売されたと聞いてついに手を出してしまいました。
折り鶴のフチ子さんこれ芸術品ですよ…!歌舞伎座に連れていきたいレベル。
あと膝から足首にかけての造形がものすごくわたし好みで本当にありがとうございましたグヘヘ。
招き猫と一緒に猫手を真似してるのもテンションあがる~!
猫様が右手でフチ子さんが左手だから両手招き猫になってるのですね。

あ~奇譚クラブさんフチ子さんのお着物シリーズつくってくれないかな~~~。
古代衣装とか十二単とか束帯とか水干とか直垂とか小袖とか振袖とかおすべらかしとか~~~。
全部買いしめますのでよろしくお願いします。(できれば変な風に足開いてない造形がいいな)


せっかく酉年なので身の回りの鳥グッズを撮影しようと家の中を探したら案外なかった件。
猫グッズはいっぱいあるのにね…(^^)
2017tori4.jpg
折り鶴の箸置き。
お正月とかに出すんですが今年は酉年ですからちょうどよかったね。

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過去記事にも一度載せた写真ですが、職場の先輩のNY土産。
カラフルなインテリアを演出してくれます。

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鳥獣戯画根付のフクロウをぶらぶらさせていたらガン飛ばされた件。
見てくださいよこの獲物をロックオンしたような目つき(笑)、
案の定この後は肉球パンチで攻撃されました。

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今年のお正月は干支和菓子を買いまくったぞ!
とらやの「のどかなとき」と「まる笑み」。
丸いひよことのんびり飛ぶ鳥が京都のゆったりはんなり感をかもし出している気がする。

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花扇の「酉年」は2Dのニワトリ。
こういう顔の巨大なニワトリが空を飛ぶアニメを見た覚えがあるんですが思い出せない…なんだっけな…。

2017tori8.jpg
手毬の3Dニワトリがすばらしい。
仁阿弥道八の香合みたいな、手のひらに乗せれば目が合う型にセンスしか感じない。
次の酉年にはまたお目にかかれるんだろうか。

2017tori9.jpg
くらづくり本舗のお題「野」と、丁酉。
ワンコインで2個買ってもおつりが来るお値段!くらづくりさんは消費者の懐にやさしい上にクオリティも高い。

ひとくちに干支の和菓子といってもお店や職人さんによってデザインも形も違って
かわいかったり伝統ちっくだったりオシャレだったりそれぞれ"らしい"なあと思わせてくれます。
みんな違ってみんないい。

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皆様いつもありがとうございます(^-^)/☆
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博物館に初もうでその4。
2017年01月09日 (月) | 編集 |
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今年のミュージアム始めも去年と同じく東博からスタート。
毎年恒例、「博物館に初もうで」に行ってきたよ~!
本館正面階段の生け花も毎年気合いが入ってる感じがします。松竹梅。美しかった☆

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トーハクくんにも会えたよ~色んなポーズとってくれてかわいかったです☆
かっこよく仁王立ちとか。

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片足上げたりとか。

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座ったりとか。これ中の人足どうやって畳んでるんだろう…(^^)。
ちなみにトーハクくんのモデルは東博所蔵の「埴輪(踊る人々)」(埼玉県熊谷市出土)だ!
(過去に見てきたよ→こちら

2017tohaku5.jpg
今年は酉年ということで、鳥をテーマにした特集陳列「新年を寿ぐ鳥たち」がありましたので
一部をご紹介していきます。
写真は蘿窓の竹鶏図。
ニワトリは五徳(文武勇仁信)をそなえているという言葉が中国の『韓詩外伝』にあるそうで、
「頭の冠=文、足に距(けづめ)を持つ=武、闘鶏=勇、餌を見て相呼ぶ=仁、時を告げる=信」とのこと。
(ちなみにこの考えを『十二支考』の「鶏に関する伝説」に引用した南方熊楠は
「猫の五徳」なるものも記してるよ^^)
それにしてもこのニワトリちゃんすごい目つきしてますね(笑)。

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文化の祭典。
2017年01月05日 (木) | 編集 |
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東京国際フォーラムのお正月イベント「J-CUlTURE FEST」に行ってきました☆
フォーラム会館20周年記念事業で
全国各地から工芸や芸能や演芸、食べ物まで集めたイベントが行われると聞いて
(しかも入場は無料だ!)楽しそうだな~と思ったので。
実際行ったら想像以上にエキサイティング、門松と鳥居が迎えてくれるし
お雑煮食べられるし羽根つきなどのお正月遊びスペースもあって
もしお正月をテーマパークにしたらこんな感じになるだろうなと思いました。

JCUlTUREF2.jpg
まずはお着物コーナーから。
Eホールのロビーに展示されていたのは京都の井筒さんによる十二単と束帯。
井筒さんの衣装はすごくしっかりしていて再現度も高くていつ見てもホレボレします(//▽//)。

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後ろはこんな感じ。
裾や裳は高位になるほど長くなるのだそうです。

JCUlTUREF4.jpg
牛車もきてた!
乗車体験とかはありませんでしたが、ほぼ原寸大で乗ろうと思えば乗れそうだし
引いてもらえば移動も可能ではないかと。(車輪には動かしたような跡がついてました)

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正面から着物がチラリ。中にはお人形さんが乗っていました。
いつかチャンスがあれば牛車にも乗ってみたい、何だかとても優雅な気持ちになれそうな予感がする。

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風俗博物館の源氏物語の六条院模型もきてた!
正面に再現されていたのは胡蝶巻の舞楽の場面です。
風俗博物館は去年も訪れましてその精巧さに圧倒されたな…。

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2017年が明けました。
2017年01月01日 (日) | 編集 |
゚・:*:・。♪☆彡★Happy New Year★ミ☆♪。・:*:・゚
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2017年が皆様にとってすばらしい年になりますように。

で、毎年恒例。ゆさ的2017年はこんな年です↓

光武帝が倭奴国王に「印綬(金印)」を与えてから1960年。
プリニウスの博物誌完成から1940年。
法隆寺建立、遣隋使派遣(小野妹子ほか)から1410年。
第9次遣唐使(吉備真備・玄昉・阿倍仲麻呂・井真成ほか)入唐1300年。
小野老没後1280年。
養老律令施行、橘奈良麻呂の乱、杜甫の「春望」が詠まれてから1260年。
最澄生誕1250年。
坂上田村麻呂の征夷大将軍任命から1220年。
小野篁の参議任官から1170年。
藤原良相没後1150年。
阿衡の紛議から1130年。
藤原実資生誕1060年。
賀茂保憲没後1040年。
源満仲没後1020年。
源信(恵心)没後1000年。
カノッサの屈辱から940年。
源実朝の渡唐断念から800年。
オックスフォード大学設立から850年。
鹿ケ谷の陰謀から840年。
熊谷直実没後810年。
シャジャル・アッ=ドゥッル没後760年。
鹿苑寺金閣建立から620年。
応仁の乱終息、黒猫が太田道灌を自性院に案内してから540年。
マルティン・ルターによる「95か条の論題」提示から500年。
ピーテル・パウル・ルーベンス生誕、フランシス・ドレイクの世界周航開始から440年。
豊臣秀吉による北野大茶湯開催から430年。
狩野探幽の江戸幕府御用絵師任命から400年。
本阿弥光悦没後380年。
振袖火事から360年。
マリア・テレジア生誕、マリア・シビラ・メーリアン没後、大岡忠相の江戸南町奉行就任から300年。
田村元雄・平賀源内らによる薬品会開催から260年。
歌川広重と歌川国芳生誕、メアリ・ウルストンクラフト没後220年。
杉田玄白没後、只野真葛『独考』著から200年。
ヴィクトリア女王即位から180年。
メアリー・アニングとフェリックス・メンデルスゾーン没後170年。
フレーベルの「一般ドイツ幼稚園」(世界初の幼稚園)開園、ミレー「落穂拾い」出品から160年。
坂本龍馬と中岡慎太郎没後、夏目漱石と正岡子規生誕、大政奉還から150年。
桂小五郎と西郷隆盛没後、西南戦争、バレエ「白鳥の湖」初演、東京大学設立、モースによる大森貝塚発見、ホールによる火星の衛星発見、エジソンの蓄音機発明から140年。
小村雪岱生誕、東京美術学校(現東京藝術大学)創立、『緋色の研究』刊行から130年。
アメリア・イアハートとポール・ギャリコ生誕、古社寺保存法制定、京都帝国博物館開館、『吸血鬼ドラキュラ』『透明人間』刊行から120年。
石井桃子と中原中也と宮本常一とレイチェル・カーソンとフリーダ・カーロとロバート・ハインライン生誕、松本良順と沖田みつとアルフォンス・ドーデ没後、『怪盗紳士ルパン』刊行から110年。
泉鏡花「天守物語」成立、エドガー・ドガ没後、国産アニメーション『なまくら刀』発表から100年。
芥川龍之介没後、熊倉一雄と北杜夫と緒方貞子と長新太と馬場のぼる生誕、岩波文庫創刊、リンドバーグの大西洋単独無着陸飛行、保井コノに理学博士号が贈られてから90年。
日中戦争開戦、第1回文化勲章授与式、日本婦人団体連盟設立、中原中也とモーリス・ラヴェル没後、大阪市立電気科学館に日本初のプラネタリウム設置から80年。
日本国憲法施行、児童福祉法公布から70年。
小林古径没後、5000円札の発行、きょうの料理放送開始、スプートニク第1号打上げ成功から60年。
ヤン・シベリウスとルネ・マグリットとゾルタン・コダーイ没後、『ウエスト・サイド物語』初演、『いないいないばあ』『だるまちゃんとてんぐちゃん』『11ぴきのねこ』刊行、チョコボールとリカちゃん発売から50年。
『スター・ウォーズ』(ep4)公開から40年。
国鉄民営化(JR誕生)、『らんま1/2』連載開始、『ウォーリーをさがせ!』『わかったさんのクッキー』刊行、「アニメ三銃士」放映、コピックとファイナルファンタジー発売、澁澤龍彦とアンディ・ウォーホルとアーノルド・ローベル没後30年。
東京国際フォーラム開館、映画『もののけ姫』公開、アニメ「少女革命ウテナ」「ポケットモンスター(無印)」放映、奥むめおと星新一と三船敏郎とウィルバート・オードリーとマザー・テレサ没後20年。
iPhoneとPASMO発売、国立新美術館開館、アニメ「精霊の守り人」「電脳コイル」「モノノ怪」放映、芥川瑠璃子と木暮正夫と坂井泉水と若桑みどり没後10年。
(はいストップ)
今年も色んな記念の年です。

今日はいつものように祖父母の家にお年賀の挨拶に行って
お寿司や唐揚げやスイーツなどつまみながらおしゃべりしてきました。
ウルトラマンDASHの本物そっくりのお菓子を作る職人さんの技術が相変わらずすごいのと
清武弘嗣さんのバスへのフリーキックと、高橋大輔さんの世界一華麗なウエイターが最高でした。
スピンしながらラーメンを湯切りしジャンプで赤ちゃんをあやす、それがダイスケタカハシ!
(蝋燭の火をエプロンの風圧で消したのお見事でした)
CM初めは去年と同じでauの三太郎新作、
読書始めはジャン・ラウチほか著『図書館ねこベイカー&テイラー』でした。
アメリカの小さな図書館にネズミ捕獲係として雇われた2匹の猫のお世話をした司書さんのエッセイで
メロンが好きなベイカー、ヨーグルトが好きなテイラーがとってもかわいい。
『図書館ねこデューイ』をはじめアメリカには猫のいる図書館が多くあるそうです。
今年もたくさん読めますように。


kiitsu.jpg※クリックで大きくなります
お年賀イラスト。
去年が酒井抱一でしたので、今年は鈴木其一と風神雷神です。
背景のお正月飾りと梅は其一の「歳首の図」からいただいています。
其一の展覧会も去年に行って絵の雰囲気とか抱一との関係性とか、色々学んできましたので
お話に活かせたらと思っています。
一週間ほどフリー配布いたしますのでよろしければお持ち帰りください☆
※イラストの配布期間は終了しています。

今年も色々なことがありますよ。
バベルの塔とスラヴ叙事詩と運慶(東博)・快慶(京博)の展覧会に行って
今年こそササユリカフェに行って、図書館や舞台も行って本読んでお絵かきする!
あと善光寺とお伊勢さんの菓子博とスヌーピーカフェ行きたい!