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2018_02
27
(Tue)23:58

空白の絵師。

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川越市立美術館の「生誕130年 小村雪岱ー雪岱調のできるまで」展に行ってきました。
川越出身の画家小村雪岱の画業を紹介する展覧会です。
過去に雪岱のグラフィックデザインを紹介する展覧会に行ったことがあるのですが
今回は挿絵や肉筆画が多くて絵師としての面も強調されていたように思います。
雪岱は東京美術学校(現東京藝術大学)で日本画を学んでから
本の装丁や挿絵、舞台美術、広告デザインなどで活躍した人でして、
基礎がしっかりしてる人は何でもできるのだなァ…。
(ちなみに今年は雪岱の生誕から131年目です)
装丁は前の展覧会でたっぷり見ましたけど、彼の肉筆や挿絵をこんなに一度に見たのは初めてで
相変わらずの極細タッチと大胆すぎるくらい大胆な空白の使い方に改めて感心しました。
酒井抱一だってここまで空白取った絵描いてないと思うよ!

泉鏡花の本の装丁の仕事はやっぱりすばらしいです☆
透き通るような色彩の『日本橋』に、草木にかかる橋を行く女性たちが雅な『由縁文庫』、
真っ青な画面に鶴が飛ぶ『斧琴菊』、テキスタイルデザインみたいな『龍蜂集』、鳥たちと菜の花が美しい『雨談集』。
『鴛鴦帳』は月夜の小屋にたたずむ女性が本当に美しいんですよ…!
『鏡花選集』の風景は色鉛筆みたいな柔らかな色彩がいいなあ。
濃い色を嫌った鏡花のリクエストに応えるのが難しかったというのは雪岱本人がエッセイに書いてますが
静かで清かに、しかしふと目に留まるデザインが多くて素敵です。
(鏡花と雪岱は何度も一緒に仕事をしていまして、わたしの好きなエピソードは
雪岱が鏡花と初めて会った際に「色白で小柄で勝気な美人が男装したような方」と表現していたのが好き)
他の作家への装丁も、たとえば里見弴『多情仏心』の装丁は文字だけのシンプルなデザインながら
その文字が強烈なインパクトを放っていて見とれてしまう。

初めて知ったのが資生堂の香水瓶の装丁デザインもしていたこと!
雪岱は当時創設されたばかりの資生堂意匠部(現デザイン部)で働いていたことがあり、
「資生堂書体」と呼ばれるフォントの制作に携わっていたそうなのです。
梅の花や藤をイメージした香水瓶と箱に花の絵を描いていたようで
さらりと描かれた白描の花にミュシャを思い出しました。
資生堂アートハウスが所蔵する『日本歴史物語』の挿絵原画も展示されていて
織田信長や関ケ原の戦い(石田三成)、桜田門外の雪など。
どの絵も決して動きがあるわけじゃないのに情感があって引きつけられます。ほんとに不思議な魅力。

挿絵の原画。
主に新聞連載の小説に挿絵を寄せることが多かったようです。
邦枝完二の小説『おせん』は笠森稲荷の鍵屋お仙をモデルに人間模様を書いていて
このときの挿絵は雪岱の挿絵画家としての人気を決定的にしています。
「傘」の絵がすごくて、無数の番傘にまぎれて歩くお仙と男性の視線がかち合うシーンが
白描で見事に表現されていて、かつとても斬新なレイアウトになっています。
挿絵というより傘をデザイン的に散らしたような…リアルより見た目のバランスを追求したような。
雪岱が単行本の装丁や宣伝ポスターも手掛けたこの『おせん』は
人物デザインがどう見ても鈴木春信のそれで、
近くには春信の描いたお仙の錦絵もいくつか展示されていました。
雪岱は実際に春信の錦絵や青楼美人合などを所蔵していたらしい、勉強してたんだろうなあ。
同じく邦枝完二の『江戸役者』から挿絵がいくつか紹介されていて
八代目團十郎が主人公の物語だそうで、国貞のようなイケメン八代目がたっくさん!
(雪岱は国貞の描く人物が最も好きとエッセイに残しています)
この小説、ちょっと雪岱の挿絵と合わせていつか読んでみたいですね^^
屋形船から盃を持つ女性の手がチラリと出る絵もあって
これは松岡映丘が主宰する国画院同人展にも出品したそうです。
(雪岱の美術学校時代の担任は下村観山ですが美術院の五浦落があったのでほとんど学べず、
卒業後に松岡映丘のもとで学んでいます)
また同じく邦枝完二の『お伝地獄』もやっぱりすごい、
入れ墨の挿絵で背中に彫り物をする女性の目つきが強い。
川に投げ込まれたお初の挿絵は圧巻、真っ黒い水からに白い足がにゅっと出ていて
犬神家の一族のあのシーンは市川崑氏による雪岱へのオマージュなんじゃなかろうか…
などと思ってしまうくらいの強烈なインパクトがありました。
尾崎久弥『綵房綺言』の表紙は「春信画版」の朱印が押されて
描かれた女性たちもやっぱり春信風。
同じく尾崎久弥の『日本遊里史』や『洒落本集成』なども
春信の柳腰を連想させるポーズをとった女性たちがさらりと描かれていました。
吉川英治『遊戯菩薩』は江戸時代の吉原が舞台の小説で、挿絵も江戸風俗がきちんと考証されていますが
いきなり平賀源内が(後ろ姿で)登場し主人公を座敷に呼び出していて仰天しました。
んまあー雪岱さんたら春信だけじゃなく源内も描いてるわよ!(なんだオマエ)

林房雄『西郷隆盛』第二部は新聞連載の時の挿絵原画で
第86回「巨盃」の挿絵は雪岱の絶筆。
仕上げた2日後に倒れ、そのまま亡くなったそうです。
世田谷区の妙高寺に雪岱のお墓があり、東京画人雪岱碑と題した墓碑が建てられているそうですが
その拓本が展示されていました。大きかったー!
文は里見弴によるものだそうです。いつかお寺に本物を見に行きたいな…。
また、雪岱が亡くなった際には遺族から挿絵の依頼主に原画が贈られたそうで
矢田挿雲「義士余聞」はその原画を掛軸に貼りつけたものでした。
思ったより小さなサイズだったのは縮小コピーという機能が当時はなかったからかも。

肉筆画もたっぷり。
藝大卒業制作である「春昼」は泉鏡花の小説にヒントを得ていて
ぽつんと立つ社の周囲を蝶が優雅に飛んでいます。
「柳」も卒業制作といわれ、大きな柳の木が画面いっぱいに描かれています。
「唐津くんち」は縦長の掛軸で、屋根の街並みを割っている大通りの人混みの中に
曳山がぬっと頭を出している迫力のある絵。
「春告鳥」はキービジュアルにもなっている絵で、
柳の下にしゃがむ女性がいましも鶯のさえずりを聞いてハッと振り向いた一瞬をとらえていますが
動きが感じられず時が止まったかのような静謐さがあります。
「武者絵貼り混ぜ屏風」は源義家・ヤマトタケル・平忠度・童子をそれぞれピンで描いた絵を貼りつけたもので
こちらはどの人物も動きというか、風を感じさせる雰囲気。
「見立寒山拾得」はしゃがんで向かい合った人たちがかわいいし、
「赤とんぼ」は国貞のようなバストアップに赤とんぼという目を引く演出、
団扇絵の「月に美人」は新月の夜に橋の上にたたずむ女性の後ろ姿が何だかドラマチック。
「柳橋」は横に大きくて、橋の上に2人、川の船の上に2人の女性たち。
「七夕」は機織り機のミニチュアを持った女性がしゃなり。
「白衣観音」は竹林の磐座に静かに座る観音菩薩が美しい。
「絵番付」は畳に芝居の番付を広げた娘が夜空の月を見上げている絵で
これは演芸画報という雑誌の表紙にそのまま使われたそうな。
初公開の「蝶」はたたずむ女性の周りにひらひらと蝶が飛んでいて
これも雑誌「苦楽」の表紙になったらしくて隣に実物が展示されていました。
「雪の朝」と「青柳」は過去に観たことがあって「落ち葉」は初めてだなあ、
人物は描かれていないのにしんしんと降る雪の下にともる窓の明かりと
畳に置かれた三味線と、開け放たれた和室の長机で人の気配を感じさせるのがすごいのです。
そしてどの絵も空気が澄んでいるように感じる。

雪岱の絵はリアルではないし、線は極細で柔らかいけど全体的な柔らかさはなくて
動きがなく時が止まった絵というか、仏像やお人形さんを描いたような雰囲気があるというか
何と表現したらよいか未だにわからない。
どの絵もとてもきれいで静かで、写真のような時間を感じさせるとでもいえばいいのかな…
そして時としてわかりやすく描かれた絵よりもずっと鬼気迫る殺伐さや切なさを垣間見せたりする。
たぶん人物の切れ長の目がそう思わせるんだろうな。

「私にとりまして、一番嬉しくも有難いのは、その仏像なり、または古画や浮世絵等の名作で
実にほれぼれとした、その俤を現在の人の上に見出した時であります」
『小村雪岱随筆集』p.16「推古仏」より


常設展にも雪岱作品がいくつか出ていまして、
「夜雨」はそぼ降る雨の中、屋形船の簾から少しだけ顔を出す女性が雅だし
「如意輪観音」は坐した観音像を淡い色遣いで描いているし
「太刀の図」は藝大時代の絵だそうですが描きこみの細かさから意匠への意気込みを感じる。
雪岱の叔父である小田容亭(川越出身の日本画家)の春蘭図も展示されていました。
容亭のお墓は川越の光西寺にあるそうなのでそのうち訪れてみたいです。
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2018_02
23
(Fri)23:50

猫は365日が猫の日。

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昨日は猫の日でした!にゃんにゃんにゃんの日ですよ(=^・ω・^=)ニャー☆
巷に猫イベントや猫グッズがあふれネット上にも猫様画像が流れまくる日、それが猫の日!
そうして人間たちが大騒ぎしているというのに猫様たちはいつも通りです。そりゃそうです。
彼らは毎日猫として生きて、猫として過ごしてるんだもんね…。
お天気のいい日の娘にゃんこのお昼の居場所はすっかり窓辺になりました、
相変わらずカーテンでかくれんぼです。

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カメラ目線が欲しくてこっち向いてくださいよぅとお願いしてもこの有様。
「わたしの昼寝を邪魔しておいて目線が欲しいというの、恥を知りなさい」
というお声が聞こえてきそうなお顔…ぐうの音も出ない。
毎回素敵なお写真のためのご協力ありがとうございます。
たぶん下僕のわたしは死後は地獄に堕ちて猫様に踏まれます。(なにその肉球天国)

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庭に福寿草が咲き始めて春を感じていましたら、、

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母にゃんこ様がやってきてカメラ目線をくださいました☆

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足元に福寿草。春はもうすぐですね。

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散歩しているとついてくる母にゃんこ様。
「わたしより前を歩くなんていい度胸ね」とでも言わんばかりに先導してくださいます。
下僕は後をついていくだけです。ははー。

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原っぱを走って。

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時々立ち止まって周囲を見回します。毎日欠かさず行うパトロール。
木があればマーキングし、草があればパクつき、花があれば匂いを嗅ぎます。
毎日続けることで自分の行動範囲を確認しているのだよね。

猫の行動範囲は家から200m以内といいますが、
うちの猫様は結構縄張りが広いらしく1km先とかでもたまに見かけます。
それでも帰って来られるんだから方向感覚すごいよなあ…
猫は家につくとは、昔の人はよく言ったものです。

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というわけで今年行って来た猫イベントです!(笑)
西武池袋の三省堂書店は店内に神保町いちのいちというグッズ売り場があるのですが
今月いっぱいの期間限定で小物作家さんたちによる猫雑貨を特集してくださっています。

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ポタリングキャットにとうとう手を出してしまいましたっ…!
猫閻魔さまのかわいさに負けてしまいました。悔いはないです。
「読書猫」というコンセプトの栞の種類が本当に多くて迷いに迷って1つだけ選びましたが
やっぱり読んでる猫も買ってくればよかったと後悔中。
「猫」と「本」という、ゆさの最強に好きなものの双璧を組み合わせたあげくこんなにかわいいなんて
しかもこんなにゆさ的ツボをクリティカルヒットしてくるグッズに出会えるなんて人生でなかなかないよ。
たぶん今後も悩みに悩んで少しずつお迎えすることになると思います。お財布がgkbr

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いちのいちにあるカフェスペース「おふくわけカフェ」にて期間限定販売されている
佐藤屋さんの「じんぼろう練り切り」!
じんぼろうは神保町いちのちのキャラクター猫です。それがお菓子になったら買うしかないね!
黒糖にラム酒の香りの、ふわっと食べやすいお味でした^^

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賞味期限が(笑)。

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池袋西武はルビアンのガトーにゃんテ。
フランス・ナント地方の焼き菓子のアレンジですって。肉球だ!

あと、今週は新宿高島屋にて「若き匠たちの挑戦」(通称:ワカタク)が開催されていますので
仕事帰りに行って来たのですよ。
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このイベントのすばらしいところは!職人さんが目の前で!和菓子を作ってくださるところだ!
わたしがお願いしたのは引網香月堂の御主人です。
引網さんは富山のお店ですが高島屋によく和菓子を置いていらっしゃって
その再現度や芸術性に感動しまくっているのですが、
その御主人にお菓子をお願いできる貴重な機会がワカタクなのです。
過去に何度か開催されているイベントで、毎回企画してくださるバイヤーさんに感謝感謝。

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スマホで母にゃんこの写真をお見せしたら作っていただけました~~☆
一度見ただけで「イメージでいいですか」とおっしゃって出てきたのがこれだよ…
1個10分とかからずに仕上げてしまわれるんだよ…最高ですよ…かっこいいよ和菓子職人…!
「すごい(食べられない)…!」って呟いたら「一口で食べてください」とおっしゃった御主人まじつよい、
言われた通り一口でばくっと食べました。
(ちなみに右のは「結び」というタイトルのお菓子です。きれい)

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帰宅して、「これはあなたですよ」と母にゃんこにお見せしたら
くんくんと匂いをかいでこのお顔。
ピンク色の鼻とか首のフサフサ具合とかもそっくりで、改めてすごいなと思いました。

今年も世界中の猫たちに幸せが訪れますように。

そういえば昨日、BSで田中要次氏がひたすら猫を愛でるだけのドラマを笑いながら見ていたら
クライマックスに嶋田久作氏が合流したあたりからポカンと口開けて何も突っ込めなくなりました。
おっさん2人が無数の猫たちとともにニャニャニャンドするなんて誰が想像しただろうか…!
田中さんの猫好きは有名ですけどぐぐったら嶋田さんも猫と暮らしているそうで、
また1人猫派の芸能人を見つけてうれしくなりました。
近年は「岩合光昭の世界ネコ歩き」を筆頭に猫の出てくる番組やCMが爆発的に増えて
テレビつけてるだけで猫を見かけるのが日常になりつつありますな…
去年の大河ドラマなんて猫で終わりましたからね!すばらしかった(笑)。
そういえば放送中のドラマ「anone」にちょこちょこ出てくる白猫さんは
ドラマ「猫侍」に主演していたあなごちゃんであるというのを最近知りました。
またあの白くて美しいお姿を見られてうれしい~☆
最近はも出版したみたいだし、お元気でお仕事してほしいな^^
(anoneの出演者さんは皆さん猫を飼っているそうで、なるほどあなごちゃんを抱く手つきも慣れているわけだ)
2018_02
19
(Mon)23:59

かえるの旅路。

「旅かえる」絶賛プレイ中です☆
前回記事を書いてからも、かえる氏が色んなところに旅に出て
写真をたくさん送ってくれるようになりましたので今回は写真を中心にご紹介します。

その前に。
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最近の発見。
右上のメニューをタップするとかえる氏の持ち物や写真アルバムが見られるページに移動するのですが
かえる氏の部屋にある暖簾をタップしても同じページに移動できる。
いや、それだけなんですけど。思いがけず発見したのでちょっとうれしかったんだ(笑)。

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前回記事に載せ忘れてしまった「ふくびき」のご紹介。
かえる氏がくれたり、お友達のまいまいさんからもらえる福引チケットがたまると5枚で1回引けます。
白・青・赤・黄・緑の色の玉がどれか出てきて、何かしらの景品が必ずもらえます。

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青玉は色のお守をどれかひとつ選べて、かえる氏に持たせてあげられます。
旅の安全祈願と、東西南北どれかの方角にそれぞれ行きやすくなる効果があるらしいので
「そういえばまだあっち方面の「いっぴん」、持ち帰っておられないな…」と思うと
その方角のお守をもらって持たせてみたりします。

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お友達はまいまいさんだけかと思っていたらある日突然別の人(?)が登場しました!
ぶんぶんさんというそうです。蜜蜂かな?
まいまいさん同様にお土産の中から何かさしあげると
クローバーや福引チケットをお礼に置いていってくれます。
リンゴやイチゴを差し上げると置いていってくれるクローバーの数が多い気がします、甘党なのかな^^

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こちらも別の日に突如現れたお友達。ぷかぷかさん。
こんなところにいらして、水が恋しくならないのだろうか…?と思ったけど
ここの住人はカエルなので意外とこの周囲は湿地とか、そういう可能性もあるかもしれない。
水をさしあげると喜んでくれます^^

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かえる氏が旅先の「いっぴん」を少しずつ持ち帰ってくれるようになりました。
こちらは西海陶器で有名な九州のお土産。すごくデザインセンスのあるボタンだなあ☆

そんな旅先でかえる氏が撮って来てくれる写真の一例が以下です。
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奥入瀬渓流の苔橋。きれい。

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入道崎灯台。青い空。

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草津温泉。お湯の流れる音がすごそう。

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善光寺。人が少ない!早朝に行かれたのかしら。

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伊勢神宮内宮の宇治橋。これ一番古い擬宝珠だろうか。

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天橋立。股のぞき楽しそう!

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有馬温泉。潮の匂いがすごそう。

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別府温泉。熱そう(笑)。

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屋久島の縄文杉。大きいですね。

また、さっきから蝶やカニの同行者がちらほら写ってますが
実在の場所が背景になってはいなくても素敵な写真を送ってくれることがあります。
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ガラスの器を荷物に持たせたら使ってくれた!流れ流れてどこどこ行くの。

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カマキリ先生(笑)の笹船に乗ってお出かけもしたらしい。

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サンショウウオのバス。
雨の中やって来るネコバスみたい!切符はなさそうだから物々交換とかで乗せてもらうんだろうか。

Twitterで#旅かえるのハッシュタグで検索すると
他にもレアなお写真がいっぱいあるみたいなので楽しみに、
しかし慌てずのんびりプレイしたいと思います。
旅行のお写真も背景は同じでも同行するお友達が異なるパターンもあるので
地道に送ってもらってコンプリートしなくては。
そして「いっぴん」早く揃う日が来ないかなー!
2018_02
15
(Thu)23:53

少しのことにも先達はあらまほしき事なり。

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東博の「仁和寺と御室派のみほとけ-天平と真言密教の名宝」に行ってきました。
そんなに混んでないと聞いていて2時間で足りるかなあと思ったら結構混雑していたし
(たぶんみんなこの日から展示される葛井寺の千手観音像を見に来たんだよな…わたしもだ)、
書に絵巻に仏画に宸翰、そして仏像の群れというラインナップで3時間でも足りなかった。。
写真はラウンジに展示されていた御室流のいけばなです。毎週変わるらしいよ!綺麗。

仁和寺は平安時代初期に光孝天皇が発願し、子の宇多天皇が完成させ初代をつとめたお寺です。
真言宗のお寺なのは宇多天皇が真言宗の僧を戒師として出家したからで、
さらに法皇が住んだ僧坊が御室と呼ばれたので真言宗御室派というようになったのですね。
室町時代に描かれたとされる宇多法皇像は袈裟をまとった立派な姿、
法皇所蔵とされる刺繍袈裟の断片も近くに展示されていました。
宇多法皇以後も主に親王が門跡をつとめておりまして、
6世守覚法親王(後白河天皇の子)が自ら行った祈祷や法要を記録した密要鈔から
孔雀経法則と開白次第が展示されていました。
孔雀経は安産祈願や厄払いの際に唱えられるもので、平徳子の出産の御修法にも使われたそう。
また、歴代天皇の書も仁和寺にはたくさん残されていて
だいたいは門跡に宛てて天皇が書いた手紙や色紙のようです。
(わたしが行ったのは後期なので見られなかったけど、
前期展示には平徳子の出産の際に祈祷を行ったことへの高倉天皇からのお礼の手紙と
兄である守覚法親王の返事の手紙が並んで展示されていたそうな)
どの天皇の書にも龍に囲まれた「仁和寺」の印がでかでかと押されていて
これは高倉天皇の宸翰に押されている印だそうで、
他の宸翰にもいくつかその印が押されている例がみられました。蔵書印みたいな使い方なのかな。
後水尾天皇と後西天皇の和歌懐紙はさすが親子で書体がむちゃくちゃ似てて微笑ましかったし
19歳の霊元天皇が書いたむちゃくちゃ真面目な字もすてき。
光格天皇の薬師経は紺紙に金字で書かれていて、
天皇は制作の途中で亡くなったので後は子の親王が書いて完成させたそうです。
天皇本人によるお経の最初の部分が展示されていて、フォントのような厳格な筆跡に舌を巻いた。

真言密教のお寺のため空海に関する文化財も。
10cmほどの薬師如来坐像は秘仏で、過去にほとんど御開帳されたことがなく(直近は1986年)、
歴代門跡の持念仏であり元々は空海の持ち帰り物と伝えられていたそうですが
平安時代後期の制作で円勢・長円という仏師によるものと今はみられているそうです。
衣に金色が少しだけ残っていてキラキラしていた☆
光背と台座には薬師如来が7人、台座には日光・月光菩薩、十二神将が浮彫で見事に表現されていました。
国宝「三十帖冊子」は空海が遣唐使として唐に渡った際にあらゆる経典を写して持ち帰ったもので
ノートとか手帳サイズなので空海が常に持っていたとされるもの。
展示されていたのは30冊のうち20帖と26帖で、「空」と「海」の字も見つけました。
(後でミュージアムショップを覗いたらその2文字がTシャツやトートバッグなどにあしらわれていました)
唐の写経生の人たちにも書いてもらったらしく、丁寧な楷書が並んでいまして
空海は行書で書いているので印象が全然違っておもしろい。
不空(空海の師である恵果の師)筆と伝わる「尊勝陀羅尼梵字経」の堂々とした梵字もかっこよかった。

修法のためのお経や仏具。
掛軸の孔雀明王像は孔雀経修法の際に掛けて使われたものなのかしら、
羽の1枚1枚まで細かく描かれていて、何より江戸時代の絵だから色がきれいに残ってる!
孔雀明王同経壇具等相承起請文は覚法法親王(白河天皇の子)によるもので
修法に使う画像や仏具をみだりに持ち出してはいけないという戒めを書いていて
でっかい手形も赤く押してあったんだけどこれ親王の手なんだろうか…。
また覚法法親王は消息にて修法の秘伝を安易に伝授する者を批判したりしていて
なかなか厳しい人だったようです。
国宝の両界曼荼羅は一条天皇から仁和寺へ贈られたもので
紺地に金色の白描で描かれた、壁いっぱいに広がる巨大な曼荼羅であった。
童子経曼荼羅は子どもを守る修法の際に使われるもので
中央に不動明王がいて、乾闥婆・梵天が子どもを守り、
周囲には犬・猫・獅子・牛など子どもに害をなすという15の動物が描かれていました。
こんなこと言ってもしょうがないけど猫は子どもには害じゃないよー!(アレルギーとかは別です)
白描の薬師十二神将画像は干支の神々がそれぞれの動物に乗った姿で描かれているんだけど
寅神が乗っている首長の虎は鳥獣人物戯画の乙巻にいる虎に似ているので
模写されたのではないかという説があるとか。
そうそう、仁和寺には鳥獣戯画もあります!
甲巻のうさぎの弓矢の場面と、丙巻の人間たちの場面が展示されていまして
何らかのタイミングで写されたものが伝わっているのではないかとのこと。高山寺印のない戯画は新鮮です。
古筆手鑑は紀貫之の如意宝集切・小野道風の写経断簡、
藤原行成・源俊頼の和歌断簡のページが開かれていて
貫之が仮名文、道風が漢文、行成と俊頼は仮名交じり文で何だか時代の流れを感じて楽しかった。
後深心院関白記は1375年10月のページが開かれていて
著者の近衛道嗣が後円融天皇に付き添って仁和寺所蔵の御禊行幸絵巻7巻を見たことを記録しています。
蓮華王院宝蔵の絵で云々とのことですが…時代を考えると応仁の乱で焼けてしまった可能性が。。
現存最古とされる日本図は、現代では日本地図ってだいたい東が右で西が左側ですけど
これは近畿が右で遠江が中央で陸奥国が左向きに描かれていました。
文字が縦向きだったのでたぶんこれが正位置だと思うんだけど、びっくりする。

応仁の乱で荒廃した仁和寺を、江戸時代に復興した21世覚深法親王(後陽成天皇の子)の展示も。
徳川家光に許可をもらい伽藍を再興した人だそうです。
このとき御所から移築した清涼殿や紫宸殿、常御殿などが現在の仁和寺の伽藍を形づくっているとか。
(現在の金堂は元紫宸殿だそうだ)
狩野孝信による牡丹図襖や唐人物図屏風はたいへん美しく、
これらは実際に建物の中に配置されていたそうです。

そしてこの頃建てられたのが仁和寺観音堂なのですが
この展覧会ではその堂内が会場に再現されています!
観音堂は修業の道場であるため通常は非公開ですが現在は解体修理中のため、
安置されている仏様たちを東博にお連れしてくださったようです。
しかも展覧会場で唯一写真撮影が許可されているポイントなのだ!最高。
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キエエエエェェェェェエエエエエ( ゚Д゚)
ご本尊の千手観音菩薩立像、脇侍の不動明王立像・降三世明王立像、
さらに二十八部衆像と風神・雷神像!全部で33体が勢揃い!!
なんじゃああなんなのじゃああああああスゲエエェェェエエエエ(゚Д゚;≡;゚Д゚)

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降三世明王側。

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不動明王側。
SNS映えとか言ってる場合じゃない、ひたすら拝んでは撮らせていただきます。
千手観音様も他の仏様もレプリカじゃない全部本物、それがこんなに並んでいるド迫力☆

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風神。
なんかハーフパンツ穿いてるみたいでかわいい…。

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雷神。
三十三間堂こと蓮華王院でも千手観音軍団の両脇を風神雷神が守っていますけども
あの2柱もだいたいこんなポーズしてるんですよね。
俵屋宗達が風神雷神図を描くとき参考にしたのは三十三間堂や北野天神絵巻だけじゃなくて
仁和寺観音堂のお像もなんだろうか…
でも修行場なら当時も非公開だったかもしれないし、さすがに見られなかったかな。
あるいは風神雷神といえばこのポーズ!みたいなのが当時すでにある程度確立されていたとか、かなあ。

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観音堂再現の周囲をぐるりと囲んでいる壁画は
同じく仁和寺観音堂の壁画を高精細デジタルスキャナで取得したものだそうです。
(京都大学の研究室によるデジタル化→保存するプロジェクトだそう)
オリジナルは木村徳応という絵師による作品で上部に仏画、下部に六道絵という
仏教の世界観を表現した内容になっています。
(木村徳応は江戸時代前期に活躍した絵師で、主に寺社の仏画や肖像画を手掛けていたそうな)

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上から仏様に見下ろされてひたすら恐縮し、下の地獄絵を眺めて楽しくなる時間。
観音堂は長い年月の間に雨漏りとかもあったらしくそういう傷みの痕も見受けられますが
これだけ色が残っているというのは普段から非公開であることも理由のひとつだろうな…
光に当てなければ絵は傷みにくいのでね。
建物が修復されれば雨漏りの心配もなくなるし、これからも大切に保存されていってほしい。

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六道絵の一部、畜生道。
たぶん犬追物をした人が死後に落ちて犬になった様子なのかなと思います。
(ちなみに隣に描かれていたのは修羅道)
江戸時代に描かれた絵だからか、モチーフや世界観がほぼ完成された地獄絵のような気もします。
室町以前の地獄絵によくある「これなんだろう?」っていうのが、あまりない。

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風神雷神がいます!正面には龍神。

後半は怒涛の御室派仏像ラッシュ。
ほとんどの仏様が360度、お背中まで見せていただけるのがすごくうれしかったです。
平安時代の制作のものが多く、蓮光院の大日如来坐像とか屋島寺の千手観音菩薩像とか
一木造が多いのもこの時代の特徴だなと思った。
仁和寺創建時の本尊である阿弥陀如来坐像および両脇侍坐像(国宝)は
光孝天皇の一周忌、つまり仁和寺創建供養に制作されたもので
そんなに大きくはないけどふくよかでゆったりしたお姿が優美。
平安時代の吉祥天像は唐風のお姿というか、和様のお姿を見慣れているので新鮮でした。
帽子にリボンついてるみたいな飾りがかわいい。
悉達太子像(釈迦の王子時代)は少年の姿に小さな角髪を結ってかわいらしい。
金剛寺の五智如来坐像は密教で5つの知恵を仏にあてはめたもので
大日如来を中心に金剛界の五人の仏様が鎮座していらっしゃいました。
平安末期の優美なお姿だけど玉眼が入ってるんだよね。時代の移り変わり。
明通寺の降三世明王立像・深沙大将立像はおふたりとも2.5mもの阿吽像で
ものすごい迫力ですが筋肉はすっきりした一木造で、鎌倉時代との差を感じます。
深沙大将は磐座に乗っておられて、降三世明王はシヴァとパールヴァティを踏んでいました。
中山寺の馬頭観音菩薩坐像は33年に一度しか御開帳されない有難い仏様、
3面8臂の勇ましいお姿は慶派仏師によるものだそうです。
長勝寺の八幡神本地仏坐像は頭部がそれぞれ如来・菩薩・僧で体は神像という3体。
八幡神は阿弥陀如来や釈迦牟尼仏を本地仏としますが(八幡大菩薩というやつ)、
僧はなんだろ、空海かな。香川のお寺なのでね。
雲辺寺の千手観音菩薩坐像・毘沙門天像・不動明王像は秘仏だそうです!
42本手の千手観音像はぴったり合掌しておられて
目を閉じているのかと思いきやよく見るとうっすら開けておられた。
像内の胸のあたりに「目アヘラカニナシタマエ」という墨書があるそうで眼病に効く仏様とのこと、
施主は「女大施主中原氏」という女性と伝わっているそうですが目がお悪かったのかな…。
神呪寺の如意輪観音菩薩坐像はひとつの頭に6本腕、足を降ろさず組んでいる珍しいお姿ですが
ゆったりした雰囲気が伝わってくるのは他の如意輪観音にも通じるなあと思います。
お寺が兵庫県の甲山山麓にあるため「100万ドルの夜景を見下ろす仏像」とキャッチコピーがあって笑った。
大聖院の不動明王像は宮島に行ったとき階段の途中にあった霊宝館にいらした不動様だー!
かつて仁和寺真乗院にいらしたのを宮島の弥山に移されたんですよね。
巻髪ではなく総髪のお不動様は真言宗御室派の特徴だそうです。
道明寺の十一面観音菩薩立像は秘仏で、
道明寺は菅原氏の先祖にあたる土師氏の氏寺であることから菅原道真の制作と伝わるそうです。
(どうでもいいけど道明寺と聞くと桜餅を思い出してしまう)
中山寺の馬頭観音菩薩坐像も33年に1度の秘仏で
くわっと口を開けたお姿がとてもかっこよかった。

そしてこの日からお出ましの葛井寺の千手観音菩薩坐像が!すごかった!!
この展覧会、本当は混まないうちに来たかったけどこのお像が展示されるのは会期半ばからで
どうしても会いたくて展示初日まで我慢して、当日は案の定混雑してたわけですが
ご本人はかなり大きな仏様だったのでどこからでもよく見えたのがよかったです。
通常、千手観音像は手が40~42本で制作されることが多いのですが
この観音菩薩様の手は両方で1043本あります!
そもそも千手観音の「千手」は「多い」的な比喩であることがほとんどなのに
ガチで1000本以上の手をつけてしまった注文主と職人の狂気を感じる。
物理的に1000本の手を持つ千手観音像は現在このお像しか確認されていないそうです。
無数の脇手は左右4つのパーツに分けられ支持柱や環に釘止めされており、
飛び出している大手は38本ありすべてに持ち物が持たされています。(後世に付けられたらしい)
持ち物をひとつひとつ眺めながらお像の周囲をグルグル回っていたら
向かって右の何も持たれていない大手に目が描かれていてびっくりした。
さらに他の脇手にも目が描かれた手がちらほら…どれも細いけど少しずつ開き方が違っておもしろい。
改めて正面から見ると羽を広げた孔雀のような仏様で、でもどこかで見たことある造形だなと思っていたら
どこからか「宝塚の背負い羽根みたい…」と聞こえてそれなー!って思いました。
この千手観音像はリアルに手が千本ある、まさにトップスターなのだ。すごい。

葛井寺は過去に一度訪れていますが、ご本尊の御開帳日ではなかったので(毎月18日だそう)
今回はお会いできて本当によかったです。
合掌しておられる手が少しだけずれているのが興福寺阿修羅像を思い出しました。
そういえばあの阿修羅もこの千手観音も奈良時代の乾漆造だ。

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会場の特設ショップで限定御朱印がいただけると聞いて!
とても雅なパッケージに書き置きの御朱印を入れていただけました。
ただこの御朱印、日付が入っていないのであれー?と思っていたところ、、

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決まった時間になると仁和寺のお坊様がラウンジで日付を入れてくださるというので駆けつけました!
ちょっと並んだけど無事に書いていただけました。よかった!

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「仁和寺」の印は例の高倉天皇宸翰の印を復元しているそうです。
普段仁和寺でいただける御朱印には押されないそうなので、気になる方はこの機会にぜひ。


そうそう、仁和寺は徒然草の「仁和寺にある法師」や「これも仁和寺の法師」などが有名ですが
(仁和寺近くの双ヶ丘長泉寺に兼好法師舊跡の碑があるよね)
わたしにとって仁和寺といえば野々村仁清だったりします。
江戸時代前期に仁和寺の門前に御室窯を開き、弟子に尾形乾山がいたことでも有名。
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本館に展示されていましたよ~仁清の「色絵牡丹図水指」。
唐風の形の器に和様の牡丹が丁寧に描かれた作品です。きれいだ。

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こちらも仁清、「色絵梅花文茶碗」。
金と赤のきれいな梅の絵。

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東博のレストラン「ゆりの木」のフォンダンショコラ。自分へのバレンタインです。
ここ、デザートのお皿がハート型なんですよね^^
2018_02
11
(Sun)23:51

虫を見るような目で見られたいんだ。

細谷正充『少女マンガ歴史・時代ロマン 決定版全100作ガイド』を読みました。
これまでに発表・刊行された膨大な少女マンガやレディスコミックの中から
歴史・時代ものをセレクトして100作品を紹介するガイドブックです。
過去の名作から現在連載中の作品まで幅広く紹介されてますよー!
ちなみにこの100作品のうち、わたしがこの本を読む前に読了していたのは15作品、
作品名やあらすじを知っているのは半分程度で、両方とも存じ上げなかったものがほとんどでした。
こんなに世の中には歴史少女マンガが溢れているんだ…!たくさん知ることができてよかったです。

ラインナップは日本史(古代~近代史)、フランス(ルネッサンス~近代)、
ヨーロッパ(中世~近代)、ロシア、アメリカ、エジプト、オリエント、インド、中国・西域です。
あらすじやキャラクター、作品が発表された時代背景、著者による萌え要素まで
1作品につき2ページ程度で紹介されています。
少女マンガ雑誌に限らず幅広いジャンルの雑誌やウェブ連載ものも入っていて著者の興味の範囲が伺える。
連載された年月日や掲載雑誌などのデータがなかったり
それぞれのコミックス総巻数が記載されていないのは少々残念ではありますけども
ネット社会ですし興味を持ったらぐぐって探してみてね!ってことなのかもしれない。
(たぶん絶版作品とかも混じってるので)

わたしが読んだことがあるのは以下の作品たち。
山岸涼子『日出処の天子』。聖徳太子と蘇我毛人が主人公なんですが、
ご存知の方はおわかりかと思いますがあの内容なので
初めて見かけた学生時代にはまったく読めなくて、何年か経ってから一気読みした作品です。
とにかく太子がやべえ…!それ以上に刀自古がやべえ!と戦慄しっぱなしだったよ…
歴史教科書のイメージと全然違うし仏教やSFめいた演出がとても壮大だった。
(どうでもいい萌えポイントですが毛人が猫を膝にだっこして気を紛らわせるコマがあって、あれ好きです)
里中満智子『天上の虹』。完結した際に過去記事にも書きましたけど
キャラクターが誰も彼も複雑で深みのある造形で読みごたえがあるんですよね。
D・キッサン『千歳ヲチコチ』これおもしろいよー!最高におもしろいですよ!!(力説)
ほのぼのとギャグとシリアスと恋愛がおもしろいくらいにバランスよく組み込まれていて
しかもそれらはガッチリと調査された史実と古典に裏打ちされていることがコマ間からばしばし伝わってきます。
「具注暦(カレンダー)」「部活か!」「ハーレクインも腰抜かすぞ」「女房モブ」「ノンストップ行事」「U・T・K」など
現代的なセリフが多いのに全く気にせず読めるのはどうしてだろうと思っていたのですが
作者さんが過去のツイートでこんな発言をなさっていて
ああこれはどろろだったんだ…読み慣れていたからかあ、とスコンと納得がいったのでした。
あとキッサン氏がどろろを読んでいたこともちょっとうれしかった。いい妖怪マンガですよね。
ねこしみず美濃『猫暦』。伊能忠敬に弟子入りしたおえいの研究生活がほんとすこ、
司天台を始め天文学の描写が非常に丁寧で勉強になるし、
ねこしみず氏の時代考証は徹底的なことで有名なので安心して読めますよね。
あとヤツメの描写が!毛めっちゃフサフサふわふわしてそう~~触ってみたい。
沙嶋カタナ『咲くは江戸にもその素質』。きましたわ~!
たまたまネットで連載中だったのを見つけて読み始めてあっという間にハマったんですよ…
「〇×〇いいと思うの」とか唾ゴクリとか腐女子あるあるトークをわかる…わかる…と静かに頷きながら読んだよ…
八犬伝を通じてじわじわ仲間が増えていくとか3次元男子で妄想始めちゃうとかしゅごいよ、沼が深い。
あとフルカラーマンガなのすごいよね!どんだけ手間暇かけて描いていらしたのか。いやはや。
永尾まる『猫絵十兵衛 御伽草子』は少女マンガなのかどうかわかりませんが
お江戸猫ぱんち連載だし猫と人間の人情とか萌え要素もあるのでカテゴライズされるのかな。
日常から妖怪、神様や仙人の世界まで色んな猫が出てきて楽しい、猫のお伊勢参りの話がすきだ~。
捨てられていた幼い十兵衛がたくさんの猫に囲まれていたコマも好きすぎる…ああいうのに弱いです。
あとニタ様の本当の姿はかっこよすぎてしねる。
渡辺多恵子『風光る』。これ学生時代から読んでますがまだ続いてるんだね!
熱いファンだった友達が部室でめっちゃ語ってくれたのを今でも覚えています。
池田屋事件で沖田総司に吐血させなかった理由を渡辺氏がコミックス巻末に詳細に記してくれていたのを読んで
マンガって自分の考えを持って描いていいんだと自信をくれた作品でもあるので最後まで見届けたい。
菅野文『北走新選組』、歳さんが勇ましいけど儚げで哀しいんだよね…でもそれがいいんだ…(何)。
海に落ちた野村利三郎が「青い…」とモノローグする様は碧血碑を知っている人は泣くよきっと。
あとこの作品の大鳥圭介は!とても!いいぞ!!(熱弁)
(菅野氏は斎藤一を主人公に描いた『誠のくに』もおすすめです)
大和和紀『はいからさんが通る』、読んだのいつだっけなあ?
楽しい物語なのかなと読み始めたら早々に裏切られ波乱の展開にドキドキしたものです。
ギャグ要素もあってホッと笑えたりもしますが最後までぐいぐい引っ張られてました。
あとこの物語に出てくる男性は皆美人ばかりであった…筆頭は蘭丸くんね。
あと、著者も言ってるけど関東大震災の芸能人のエピソードはわたしも読みながらへー!って思ったなあ、
当時蝶々夫人を上演中だった浅草オペラで田谷力三がピンカートンの扮装のまま逃げたとか
肉声や体温が垣間見えるエピソードは興味深いです。
草間さかえ『タケヤブヤケタ』。きましたわ~!(その2)
草間氏のマンガは『さよならキャラバン』も『うつつのほとり』も『魔法のつかいかた』も大好きですが
最初に出会ったのがタケヤブで、たちまちその作風にハマってしまったのでした。
わずかなセリフと人物の交流からドラマが繰り広げられ、そうくるかー!という展開からのカタルシス…
特に氏の描く枯れたおじさまがエロい。わかりみが高い。(何か言い出した)
都戸利津『嘘解きレトリック』、おおおおこれも大好きですわ~!
嘘を見抜く能力のためにずっと村八分にされてきた主人公の鹿乃子が
東京に出てきて祝先生のところで居場所を見つけられたのが本当にほっとする。
ミステリも作り込まれていて最後まで読まないとわからないし(推理作品は推理しないで読むタイプです)、
都戸氏の描かれるレトロモダンな背景も綺麗なのでおすすめですよ。

萩尾望都『王妃マルゴ』。モー様の描く人物は情感がすさまじいよね…!
モー様の作品で最初に読んだのは『ポーの一族』で、『イグアナの娘』はドラマで見たけど
登場人物がみんな強烈に生きていて下手すると見てるこっちがエネルギーを吸い取られるような気がする。
おととしの「浦沢直樹の漫勉」で制作風景を見たときも鬼気迫るマルゴが原稿上にいたしなあ、
下書きのレベルも高かったよね…何気ない神作家の「下書き」が僕の心を傷つけた!凸(☎︎ω☎︎)凸
池田理代子『ベルサイユのばら』。もう説明の必要がないくらい知名度も名作度も高い作品。
原作もアニメも何度も読んで観てて、あとは宝塚版を見に行くしかないんじゃないかという。
(でもきっと見に行ったらハマってしまうこと間違いないので怖くて行けない)
ベルナールやアランが好きでした。オスカルはル・ルーちゃんと一緒にいるときの姿が好き。
穂積『さよならソルシエ』。テオのキャラがわたしのイメージといい意味で真逆ですばらしかったんですが
もうちょっと、2冊じゃなく5冊くらいにしたら兄弟の葛藤をもう少し描きこめたような気がするんだけど…
わたしにはもったいない気がしてしまった作品でもあります。
映画にするならちょうどよい長さかなと思っていたら2.5次元舞台化されましたね。どうだったんだろ。
(ちなみにわたしは同氏の『式の前日』が大好きです) 
篠原千絵『天は赤い河のほとり』。妹が友人に全巻借りてきたとき読ませてもらいましたが長く感じたなあ!
ヒッタイトの知識は皆無で読んだけどおもしろかったです。お蔭でラムセス二世に詳しくなった。
主人公ユーリの超人ぶりがすごいけどそれ以上にナキア様の存在感がすごかった…ジュダは天使。
タイムスリップもので主人公が帰らない選択をするのはよくあることだけど
(その新しい形は先年『犬夜叉』でかごめが体現してみせた気もする)、
子孫の話にまで繋がるのは何というか、大河ドラマのようだなあと思いました。
(わたし少コミ作品はふし遊しか読んでないんだけど、天河も同じ少コミだけど
ふし遊より政治要素も恋愛要素も強めなのは史実ベースだからかな)

タイトル知ってるなあとか、まだ読めてないなあと思った作品も。
碧也ぴんく『義経記』、まだ読んでない!
碧也氏の歴史マンガは『八犬伝』『天下一!』などを読んでいますが
中でも『鬼外カルテ』シリーズのラスト2作は大傑作になっているのでおすすめします!!
よしながふみ『大奥』どうしようかなと思いつつ読んでないな…きのう何食べただったら読んでますけども…。
森薫『エマ』、あ~~『乙嫁語り』なら読んでるんですが
エマも友達が読んで絶賛していたのでこれを機に読んでみるのもよさそうだな。
いがらしゆみこ『キャンディ・キャンディ』はタイトルも作家も知ってますけど読んだことはなくて、
というか第一次大戦の頃の話って初めて知った。。あらすじを読んだけど暗い話だったんだろうか。
高尾滋『マダム・プティ』、現在も連載中なんですよね~。
オリエント急行の中で事件が起こるという発端が気になってる。
楠桂『妖魔』、作家さんローディストだったとかまじすか…!
あと鬼切丸伝を読もう読もうと思ってて読めてません、ぐぬぬ。
山下友美『妖怪と薬売り』は初めて知りましたけど
元薬剤師の作家さんによるお江戸医療マンガだと??読みたい。
岩崎陽子『王都妖奇譚』も知らない作品だ~、
「小野篁の曾孫で冥府の役人である氷月という魅力的な女性が出てくる」と紹介されていた。ほわああぁ!?

著者も「執筆中に次々と新たな作品が刊行され間に合わなかった」と悔やんでおられますが
ユキムラ『たむらまろさん』、おかざき真里『阿吽』、喜多尚江『銀のトゲ』、吟鳥子『いづれの御時にか』、
灰原薬『応天の門』、佐野絵里子『たまゆら童子』、大久保圭『アルテ』、びっけ『王国の子』、
紗久楽さわ『かぶき伊佐』『あだうち』『百と卍』あたりはあるとよかったなあ。
過去に実際に存在した人物が登場するマンガが基本的には紹介対象だったと思いますが
架空の登場人物であっても時代背景が史実を踏まえていれば入れているようなのもありましたのでね。
たぶん泣く泣く省略なさった作品いっぱいあると思うのでぜひ第2弾を企画していただいて
著者にはじゃんじゃん歴史少女マンガへの愛と萌えを語っていただきたいものです。
何かすごく親近感を覚える紹介文を書く方なのだ…!
『歴史・時代小説の快楽 読まなきゃ死ねない全100作ガイド』という姉妹編もあるみたいなので
そっちも読んでみようかなあ。
2018_02
07
(Wed)23:58

福は内鬼も内その3。

節分はとっくに過ぎたというのになかなか気分が抜けなくて
SNSで鬼の話題を見かけると脊椎反射でRTしてしまうゆさです、こんばんは。
たぶん久し振りに鬼鎮神社の鬼さんたちに会えたのが大きかったんだ…
鬼が「豆ちょうだい」「一緒に写真撮って」とか無条件で愛されている光景がまぶしすぎたんだ。尊い。

そんな節分にも和菓子がいっぱいゲットできたのでいくつかご紹介。
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ふるや古賀音庵の「鬼」と「おかめ」。
お菓子の鬼というと赤が多いけど、こちらの鬼さんは黄色い!レア!!
しかも怒ってない!!微笑んでいる!!!かわゆい(*´︶`*)。
おかめさんも三日月のような目と紅の口がかわゆい(*´∀`*)。

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鶴屋八幡の赤鬼青鬼。
たまたまお店で予約のお知らせを見かけてゲットできたものです。
こちら完全予約制で節分にも店舗では販売がないものらしい、予約の〆切に間に合ってよかった!
中味は小豆餡かと思いきや赤鬼は卵餡で黄色かった。ふわふわしてやさしい味でした^^

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菓匠花見の赤鬼。
花見さんのお菓子はいつも引き締まったような食感なんですよ~赤鬼の表情が凛々しい。

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たねやの厄除け饅頭。
小豆を生地に練り込み厄除招福の焼き印が押してあり、中には粒あんという小豆尽くしの一品。
小豆はその赤い色から災厄を払うと昔から伝えられていますね。

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俵屋吉富の福豆。
福豆のお菓子は似たようなものを各地で見かけますけど、これはパッケージがおもしろかったのでゲット。
生地がしっとり、中味の白餡もしっかりして甘くておいしい(*´ω`*)。

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銀座甘楽のおにろーる。
粒あんと求肥をどら焼きのような生地で巻いたお菓子です。鬼の焼き印がめっちゃかわいい!

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これはロール(巻いたもの)なので恵方を向いて食べました(笑)。
恵方巻はその年の気分次第で食べたり食べなかったりですが、
こういう巻きものは大好物なのでいただきます。来年も食べられるかなー!


あとお菓子ついでに、先月の話になりますけど東京製菓学校和菓子科の期間限定ショップが
今年も銀座三越にオープンしていたので買いに行って来たわけですよ。
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地下1階の売り場に着いたら人でごった返しておりました!大人気。
夕方でもこんなに出してくれるの有難いですね~。

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実演販売も。
ひとつひとつ丁寧に手作りされているのを見ると大事に食べなくっちゃなあ…と思います。

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ゲットしたお菓子。
限定ショップで販売されるお菓子は毎年テーマが変わりますが、
今年のテーマは豆の多様性「ビーンズ・クリエイション」ということで豆を使った創作和菓子だそうです。
節分も近かったし豆のお菓子はタイムリーだったのではないかな。
丹波大納言をイメージしたという「豆蔵くん」、ピンク色にコック帽被っててかわいい☆


あと、さらに先月の話題で恐縮ですが
(ブログ巡回をしていて色んな人が記事になさっていて、そういえば書いてなかったと思ったので)
皆さん皆既月蝕ご覧になりましたか~~!?
2015年のは曇ってて見られなかったから、わたしにとっては実質2014年以来の天体イベントでした☆
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皆既のときに撮影した写真。赤い月は本当に幻想的。
あと満月のときは月といえど光が強いので周囲に星は見えないけど
皆既になるといくつか見えるんですよね。
寒かったけどそのぶん空気が澄んできれいな夜空でした。次回は2021年らしい!楽しみです。
2018_02
03
(Sat)23:28

福は内鬼も内その2。

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節分ですね!!というわけで鬼鎮神社に行ってきました。
過去記事にちらっと節分祭の様子を書きましたけども、
最近は足が遠のいてしまってたけど久し振りに行きたくなりまして。
鬼を追い出さないお祭が好きなので選択肢は限られているのですが(氷川神社とか)
そのひとつが県内に存在するのがとてもうれしいです^^

朝からバタバタしていたせいで出かけるのが遅くなってしまって、
神社に着いたときには写真のように境内が人だらけでごった返しておりました。
この日は1年で一番、この神社に人が集まる日なのに出遅れたー!自業自得。
(しかし…前回訪れたのは7~8年前ですが何だか人が倍以上に増えている気がする…
先週のぶらり途中下車の旅で紹介されたからかな)

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お祭の日には社殿の脇に特別に紅白幕が用意されまして、
時間になると赤鬼さん青鬼さん、宮司さんなど神社の人たちが続々とご登場。
参拝者の皆さんも豆まきはまだかとそわそわした雰囲気。わたしも久しぶりなのでどきどき。

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青鬼さんスタンバイ。

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赤鬼さんスタンバイ。福枡にも鬼さんたちが描かれてるんだよね。

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午後3時、豆まき開始!
「ふくはーうち!おにもーうち!あくまーそと!」という威勢のいい掛け声とともに
豆やみかん、お菓子、お守の入った袋などが一斉に撒かれます。もはや食べ物のシャワー!
参拝者の皆さんは慣れてらっしゃるので
帽子や紙袋などを高々と掲げて飛んでくるものをひたすらキャッチしまくる!
ていうか豆って、あれ飛んできたのが当たると結構痛いよね!
周りでも「痛い」「痛い」って言ってる人たちたくさんいました。笑いながらだったけど。
(節分で鬼役をつとめている人たちは毎回こんな痛い思いをしているのかと思うと申し訳ない…
そして豆をぶつけられるのは至近距離からが多いだろうからもっと痛いに違いない、
改めて誰かに豆を投げるのはやめようと心に誓った時間でした)

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豆まきって勢いのあるイベントなので撒いたり投げたりする人はだいたい遠くへ飛ばしますが
赤鬼さんが時々手近なところへ撒いていたのがちょっとホッコリ。
彼の後ろではテレビ局のカメラがばっちりそのお姿をとらえていました。
ここの鬼さんはやさしいんですよ!記録しておいて!(笑)

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豆まき終了~。お疲れさまでした!
ちょっとくたびれたご様子の赤鬼さん、金棒を手に(これ結構重いのだ)出ていらっしゃいました。
(中の人は毎年同じ人がやられてるみたいですけど、お疲れ様です)

しかし休む間もなく、鬼さんたちは参拝客に囲まれてしまって
ツーショット写真をせがまれたり子どもたちから「豆ください」とかわいらしく両手を出されたりして大人気☆
世間の節分祭では豆で追い出される鬼さんが多い中、
その豆を要求される鬼さんはちょっと、シュールですね^^

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おやあ和楽器を持った人たちだ!
わたしは間に合いませんでしたが、どうやら豆まきの前、
鬼さんたちが神社の社殿に入って行くときに和楽器の演奏が随行したらしいのが
夕方のニュースで流れて初めて知りました。
いいなーいいなー見たかった!

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お祭の後は参拝です。
社殿の中には鬼の形をした神像や燈台鬼が奉納されていたり絵馬や鬼瓦も見られます。
あと社殿内を神社の人がほうきで掃いていて、何でだろうと思ったら豆を塵取りに集めてらしたのでした。
中も豆まきしたんだねえ。

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説明をすっかり忘れておりましたけど、
鬼鎮神社は畠山重忠が菅谷館を建立した際に鬼門除けの守護神として祀ったとか
不眠不休で刀を作り続けた男が鬼になり100本目を制作中に力尽き倒れたのを供養したとか
色々な縁起が伝わっておりますが、
歴史としては鎌倉時代あたりからこの地に鎮座しているようです。
写真の金棒はお願い事が成就した人々がお礼参りとして奉納したもの。
大きさは大小様々で、近隣だけではなく県外からも奉納する人がいるそうです。

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いつから奉納されるようになったのかわからないけど、外にある物で一番古いのはたぶんこれ。
当時は"鬼神社"と呼ばれていたのかな…。
鉄製が多いために戦前には供出された時期もあったみたいです。

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屋根の鬼瓦も鬼かっこいいんだよ。

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撒かれた豆やみかんを手でキャッチはできなかったけど、
バッグや髪にいくつか豆がついていたことに豆まき終了後に気づきました。
写真撮るのに夢中だったからなあ。
福豆もいただいてきたよ~ご利益ありますように。


そんなこんなで家に帰ってから、録画しておいた「いまドキッ!埼玉」を見たら
節分の日特集ということで鬼鎮神社、定峰峠の鬼うどん、小鹿野町は観音茶屋の鬼ころり、
深谷市の鬼瓦工房鬼義が紹介されていました。
氏子総代長の方がおっしゃっていた「鬼は本当にすばらしいものです。
やさしくて、力持ちで、鬼によって世の中が真っすぐすすんでいる。
そういう鬼さんであることをいつも信じています」とか
職人さんの「鬼瓦職人にとって鬼は神のような存在」などのお言葉に泣いた。
鬼をリスペクトしている人のお話ってなかなか聞けないので…みんなもっと鬼のこと語っていいのよ…!

鬼を祭神とする神社は全国各地にありますけども、
そういう場所でも節分祭は行われるみたいですけど
基本的には鬼を追い出さなかったり「鬼は外」と言わないとか、色んなパターンがあるみたいですね。
たとえば鬼子母神を祀る神社やお寺では「鬼は外」と言わないらしくて
そういうところのお祭だったら行ってみたい気もします。
鬼には何の罪もないから…単に厄払いや病払いだったらやりたいんだ…。
あとこれずっと言ってるけど節分に鬼がお祓いをやる長田神社に!いつか行きたいーー!!