FC2ブログ
2018_06
27
(Wed)23:58

紫陽花や昨日の誠今日の嘘。

NCM_0393.jpg
図書館の近くに咲いていた紫陽花。
今年は花の季節が本当に早くて、もう終わりかけていましたが
こちらはまだギリギリ綺麗に咲いていました。

NCM_0394.jpg
上と下で花の色が違ってる。

NCM_0395.jpg
この日は曇りぎみでしたが、紫陽花は曇りや雨の日にはしっとりとして見えるので
曇りの日に写真を撮るのも悪くないと思ってる。
何より水に濡れると花が元気に見えますね。

NCM_0396.jpg
ハートの形の紫陽花!
と、最初は思ったんだけどじっと見てるうちに「やあ!僕アジサイだよ、ハハッ」て声が聞こえそうな気もした。

NCM_0400.jpg
雪だるまみたいな形のも。

NCM_0398.jpg
大きいのと小さいの。

NCM_0401.jpg
地上の紫陽花と水鏡の紫陽花。



妖怪ウォッチワールドやりたいなあ。
でも今あれをDLしてしまうと致命的な事態になるのが明白な状況なので
宣伝PVだけ見て我慢しています。バンプさんは相変わらずよい曲を作るね。
久々に動くジバニャンやウィスパーやコマさんたちを見られて幸せです。TVシリーズ以来だ。

根がオタクなせいか、何か見たり読んだりゲームしたり調べものなどしていると
とことんまで突き詰めなければ気が済まない傾向があります。
もっとこう「1日2時間まで」とか、日常生活に支障がない程度にライトに楽しめたらいいんだけど
ハマる時にはたいていご飯食べるのがめんどくさくなったりとか寝る間も惜しんで夜更かしたりとか
健全な生活スタイルを放り出す勢いでハマってしまう。
(念のため申し上げますと一応、完徹はしてないし食事は1日3食きちんといただいています。ご心配なく)
というわけで新しいことを始めるのは今も昔も大好きなのですが、好きすぎて過度にハマるのが怖いため
近頃はなかなか新規ジャンルに手を出せていない感が強いです。
最近はねこあつめと旅かえるにハマったけど、新しいゲームをプレイするのも久々でしたな…
特に最近のゲームは長時間遊べる要素があちこちに入っていたりするのでますますやばい。
ポケモンや妖ウォみたいな、何かを集めるゲームはとても中毒性があって
ああいうのは気合いを入れて集め出すと熱いやらおもしろいやらで
ストーリーやレベルアップよりキャラに出会うのを主軸にプレイしてしまう場合があります。
まあ、ストーリーを進めないとイベントも起きないしレベルアップも適度に進めないと
敵が強くなって勝てなくなったりアイテムも手に入れにくくなりますから気を付けていますけども。


ちょっと某所の〆切が近いのでしばらく留守にします。7月中旬には戻る予定です。
スポンサーサイト



2018_06
23
(Sat)23:54

さても過ぎさりし日々。

友人が出産したのでお祝いを贈ろうとプレゼントを買いに行きました꒰ ᵕ͚̈ ꒱
彼女から特にリクエストがなかったため、おもちゃを贈ることにしまして
子持ちの別の友人や従妹に相談しながらあれはどうか、これはどうかとお店でうんうん悩んで
日焼け止めやおしり拭きなどの生活必需品も詰め込んで何とか形にしてきました。
(しかし最近のおもちゃは色や形もさることながら、音やアレルギーへの配慮がされていたり
赤ちゃんが口に入れても大丈夫なようにお米の成分が使われていたり
わたしが子どもの頃遊んでいたものよりはるかに進化を遂げておりますな…
見る人が見れば当たり前の光景かもしれませんが、普段赤ちゃんコーナーを見慣れない者にとっては
とてもおもしろい時間でした。喜んでくれるだろうか)

その友人は学生時代にわたしの絵を気に入ってくれて
彼女が考えたお話や設定をもとにわたしがノートにマンガを描くこともあった仲でして。
手紙のやりとりとか、授業中にノートやプリントの切れっぱしにわたしがやたら描いていたらくがきを
彼女が片っ端からもらっていってしまって、
数年後に彼女の家に遊びに行ったとき「まだ持ってる」と言われダンボールいっぱいの絵を
どさっと見せられて凍り付いたのも今となってはいい思い出。
あれまだ持ってるんだろうか…持ってるなら海に捨ててほしい……;;
今は住む街が違っているけど時々連絡をくれたりわたしも連絡することがあったりして
じわじわ交流が続いているのが有難い。
あのとき彼女がいいねと言ってくれたことはわたしが細々とでも絵を描き続けていられる理由の一つになっているので
今でも感謝しています。


子どもの頃は割とお絵かきしたり本を読む友人が近くにいたせいか、あまり感じなかったのですが
社会人になって、いや大学あたりから何となくそういう感じはしていましたけど
意外と「何かをつくる」趣味を持つ人が周りにいなくてびっくりしたのを覚えています。
絵やマンガに限らなくても、ハンドメイドとかDIYとかやってる人も案外いなくて
だからネット上にそういう人たちを見つけたときはとても楽しくなったし
部活の友人にイベントに連れて行ってもらったときも各地からこんなに参加する人がいると知って
世界は広いなァと思ったものです。
その頃はまだネット黎明期だったから交流はイベントやペーパーやカタログでやってて
頒布物を買うには住所を伺って切手と宛名シールと小為替送ってたよね…(遠い目)。
個人サイトが主流になり始めた頃もサーチエンジンとかwebリンク登録して同盟バナー置いて
Enterページに「ようこそ貴方は◯◯人目のお客様です」の言葉とともにカウンターがあって
キリ番踏んだ人がBBSやメールで報告してお礼にイラスト描いたりしてたけど、
今はお絵かきのリクエストをブログやSNSやpixivで気軽にやっている人が増えて…いや増えたというか
そちらに移行した人や最初からそうしてる人が多いだけかな。今も個人サイトやってる人はやってるし。
ネット上のやりとりや環境は随分変化したけど、
創作物を発表することや誰かの作品を求める部分は変わらないなあと感慨深く思います。
特にSNSはBBSよりも気軽にリプやメッセージ飛ばせるせいか
結構、積極的な人が多いなあという印象がある。
(豆腐メンタルのわたしにとっては誰かに創作を依頼するという行動は
たとえ親しい創作者様といえどとても勇気が要ることなので、
あんな風に気軽に絵を描いてって言い合える関係はいいなあと思うのです)
あくまでわたしの感覚ですが、個人サイトって本当にその人を大好きな人たちがブクマして通うことが多くて
絵置き場やブログやリンクなど様々なお部屋があるので
本当に「ホーム」ページというか他所様のお家をノックして訪問するようなイメージですが、
SNSはフォローひとつでいつでも有名人や専門家や神絵師様の日常を垣間見たり
タイミングが合えば交流できる場所というか、自分のホームに誰かを引っ張ってくるイメージ。
それでもあと数年もすれば、個人サイトがそうだったようにSNS使ってた時代もあったなァなんて
通過点になってしまう場合もあるのかしら…。
その頃には何が主流になっているのかちょっと怖くもあり楽しみでもあります。

そういえば先日、Twitterで「自分の絵をどう思いますか?」みたいなアンケートが流れてきて
集計で一番多かった票が「割と好き」のところだったのを見て
ポジティブに自分の絵と付き合っている人が多いのかなと思ったのもおもしろかったです。
たまたまそういう人たちが答えただけかもしれないけど。
わたしも、過去記事にも書きましたが技術面はともかく自分の絵は好きだし
たぶんこれからもずっとそうだと思います。
ペンを取れる日は減ったけど妄想は毎日しておりますので精神はスーパー元気です。妄想は呼吸。

というかTwitterはフォロワーさんがおいしそうなもの食べてるといいな~☆ってなるし
新しい服買ったとかいいことあったって言ってると素敵だね!ってなるし
お仕事つらい辞めたいって言ってるとこれから一緒に労基法で殴りに行こうか!?ってなるし
毎日色んな人が色んなこと考えて発信しているカオスな場所だよね。
特に好きなのは「その人が新しく発見したことや今勉強していることや妄想」を発表してくれること。
歴史や創作に関係していてもしてなくても、そういうツイートは本当に楽しい。
わたしもたまにやりますけど、書いてると考えがまとまるし聞くときは知識として吸収できるし一石二鳥。
異分野の話を聞くのが好きなので、そういう意味ではTwitterはわたしに合ったSNSツールだと思います。


arusshime.jpg
締切りまであと2週間足らずだというのにこの真っ白ボードをわたしはどうしたらいいのか、
ぢっと手を見る。
2018_06
19
(Tue)21:53

鏡からは逃げられない。

escher1.jpg
上野の森美術館で開催中の「ミラクル・エッシャー」展に行ってきました。
生誕120年を迎えたマウリッツ・エッシャーの回顧展で、
出品されるのはすべてイスラエル博物館が所蔵している作品だそうです。
結構、事前の宣伝を多く見かけたので予想はしていたけど案の定初日から混んでるみたいで
休日は朝から1時間待ちの行列ができたというツイートを見かけてすわ!と大慌てで行ってきました。
展示替えがないから時期を選ばなくていいのは助かりますね。

混雑は朝と午後がピークで、お昼はいくらか待ち時間が減るらしいので
お昼の少し前に行きましたら入口に40分待ちの札が出ていて
どうしようかなァと思ったけど結局並んで鑑賞しまして、
入ってからも中はかなりの混雑で絵の前に常に10人くらいが集まってなかなか最前列には出られない感じ。
この日がちょうどエッシャーの誕生日だったことも影響していたかもしれませんが
会期は2ヶ月しかないし今後もどんどん混んでいくと思いますので気になる方お早めにどうぞ~。

escher2.jpg
「写像球体を持つ手(球面鏡の自画像)」の看板。
エッシャーが鏡像をモチーフに作品作りを始めたのは30代からで、これは37歳のときの絵。
真っ平な鏡に映ったものよりも、球体に映るぐにゃりとした景色を描くことに興味があったようです。
球体を持っている手は左手ですが、これは版画なので反転しているため
描かれているのは実は右手なのですよね。(エッシャーは左利き)
彼は鏡像について、「球面鏡を見ると自分自身の顔、両目の中央が中心に来る。
どんなに自分を移動したりねじ曲げたりしても鏡の中心点からは逃れられない。
球面鏡を見る人は不動のまま世界の焦点となっている」という内容の言葉を残しています。

鏡像がテーマの作品は他にも展示されていまして、
「鏡のある静物」は一枚の鏡の周りに本や蝋燭、コップに入った歯ブラシなどが並んで生活感がありますが
鏡の中には屋内ではなく屋外、つまり街の景色が映っているというもの。
鏡の向こう側は非現実世界に通じているのか、それともこちら側が非現実なのか、
ちょっとくらりとする作品だと思いました。おもしろいね。
「水たまり」は、雨上がりの濡れた地面に自動車や自転車のタイヤ跡や人の足跡がついた水たまりを描いていて
水面には森の景色が映り込んでいます。
エッシャーがコルシカ島で見た木々がモデルだそうで素敵なデザインですが
こんな形の水たまりの作品を見るのがたぶん初めてで、そっちの方がインパクトでした。
水たまりってだいたい円形で表現されてる絵や写真が多いから…。
本と新聞が積まれた上に球面鏡を乗せた「球面鏡のある静物」は
鏡像の中にエッシャーとアトリエが小さく映っていて、
その傍らにシームルグが静かにたたずんでいるのが印象的な作品。
(シームルグはペルシャ神話の人面鳥でエッシャーはこの鳥をしばしば作品に登場させます)
あと、これはちょっとしたことなのですけども
この絵が掛けられていた壁の両脇が天井まで鏡張りになっていたのがおもしろかった!
「上野の森ってこんな奥行あったっけ?」と一瞬だまされかけて奥へ歩こうとした矢先に
自分が映っていたので気づきました。楽しい☆

escher3.jpg
「相対性」の中の階段を昇っている人が展覧会ロゴにデザインされていた^^
館内のカフェやお手洗いの表示にも彼らがペタペタ貼られていてかわいかったです。
あと1階展示室から2階へ行く階段の壁にはでんぐりでんぐりがいて応援してくれる。

エッシャーというとやはり晩年のだまし絵や幾何学的な作品が有名ですが、
今回は他にも様々な作品を展示してくれていますので
エッシャーの画業について総合的に鑑賞することができました。
初めて知ったのですが、彼は木版もエッチングもリトグラフも基本的には自分で彫って摺っていて
年齢とともに画風が変化するのではなく同時期に色んな技法を取り入れてチャレンジしているのですね。
レンブラントのエッチングを模写した「貝殻」は20代のときの作品で、
もうこの頃から既にそっくりリアルに模写するのではなく彼なりにデフォルメを始めていて
ああエッシャーは青年時代からエッシャーだったんだなと思った。
「とげのある花」は茎じゃなく花びらそのものにとげがあって「そこ!?」ってなるし、
「蝶」は絵の上部でひとつの白い模様だった蝶たちが下部でバラバラと離れて自由に飛んでいくし
マルタ島の街を描いた「バルコニー」は真ん中だけ魚眼レンズみたいに膨らんでるし
「版画画廊」は青年が展覧会の壁に自分が描かれた作品を見ていることで
青年も作品の一部なんじゃないかと後から気づくのがドキッとする。
(ちなみに版画画廊のアイディアはバルコニーから生まれたとエッシャーは語っている)

神話の絵や旅行スケッチなども。
旧約聖書の創世記から「天地創造」シリーズ、絵柄はやっぱりシュールですけど
個人的に「二日目」の大雨が降りそそいで海ができる絵はモノクロの迫力もさることながら
幾何学的な雲と波のデザインがすごくきれいだと思いました。
「人類の堕落」はヘビがイヴをそそのかす場面を描いていますが
ヘビに手足が生えていてより爬虫類っぽさが増しているというか、
このまま大きくなったら巨大ドラゴンになりそうな、ちょっとおもしろい表現でした。
イタリアが大好きだったというエッシャーは各地を旅行してスケッチをして
帰宅してから版画作品として制作していたようで、
あまりに気に入ったのかファシズムの台頭でスイスに移住する1935年までは実際に暮らしてもいたようです。
サンジミニャーノ、ローマ、コルシカ、シチリアなど、あらゆる地域を描いていますが
いつも決まって構図が「手前に大きな山と切り立った崖、道が奥に続いて街も見える」みたいな、
お決まりのパターンに収斂していくのはやっぱり個性なんだろうか。
中でもアマルフィ海岸は住んでいたこともあって描きこみが細かかったです。
カストロヴァ・アプルッツィ地方の絵には「STAMPATO I. CRAIA, ROMA」と書いてあって
何の事だろうと思ったら印刷工房の名前なんですね。
日本の錦絵も版元の名前が入っていたりしますけど、イタリアにも似た事例はあるんですな。

基本的にエッシャーの作品に登場する人物は架空のキャラクターなので
目鼻がなかったりする場合が多いですけど、
自画像や家族の絵を描くときはきちんとその人とわかるように描いていたそうです。
まだ若い頃のエッシャーを描いた「椅子に座っている自画像」は
顎に手を添えて口元だけニヤリとさせた雰囲気の本人が
下からアオリの構図で描かれていて何だかニヒル。
エッシャーが作品に自分を登場させることは少なく、現時点で12点ほどしか確認されていないとか。
家族の絵もあって、父親のジョージ・エッシャーの肖像は
サンバイザーをつけたジョージが拡大鏡で新聞を読む姿を描いています。
「妻イエッタの肖像」は百合の花を持つイエッタが目を閉じた姿で美しい、
全体に太い縦線が入っていて強烈です。
(この絵を描いた数か月後に2人はローマに住み始めたらしい)
「表皮」も同じく妻のイエッタの絵ですが、空中に螺旋状に浮いているリボンの表面に彼女の横顔を表現したもので
これはウェルズの『透明人間』で透明になった主人公が自分の顔に包帯を巻くシーンを読んで思いついたそうです。
版木も展示されていて、雲の版木2枚とリボンの版木1枚。よく残ってたもんです。
「ひざに猫を置いて座る男」は架空の人物のようですが表情がちゃんとあって
膝の白猫も気持ちよさそうに眠っていて素敵な絵です。
あ!エッシャーの版画には猫もしばしば登場するよ^^

近代の画家の例に漏れず、エッシャーも広告やカードなどをデザインしています。
ハーグのレストラン「インシュリンデ」のためのエンブレムは鳥と小屋と南国の木があしらわれていて
「南洋酒樓」と漢字が入っていたことにびっくりしたし、
「漢字用便箋のためのデザイン」にも、「十態風炎歌夷鳥」「十洲錦繡報春萼」と漢字が入っていて
柳などの植物が揺れる欄干に鳥がとまって鳴いている絵が素敵でした。
エッシャーもメンバーだったオランダ蔵書票協会のための年賀状(グリーティングカード)は
ナチスに抵抗したオランダのレジスタンスへのオマージュになっていて、
井戸の中でたくましい手が梯子をつかんで外へ出る、まさにその瞬間を描いていて
外の景色、滑車の向こうに広がる空には鳥も飛んでいて自由の象徴のようだし
「WIJ KOMEN EUR UIT!(我々は脱出する)」のメッセージがアツイ!
三男ヤン・エッシャーが生まれたときの誕生通知カードは
ヤンが眠る小舟の上を小鳥たちが舞い、水面には魚たちが顔を出して祝福しているのがかわいい。
アッセルヘルフのための年賀状は海に浮かぶ船が中央に描かれているけど
波は下部では魚たちにメタモルフォーゼして、まるで魚が船を乗せているように見えてきます。

だまし絵もちゃんとあるよ!ここが一番混んでましたね。
美術の教科書ではもちろん、画集やマンガや映画などあらゆる場所で使われているエッシャーのだまし絵ですが
見慣れているはずの「滝」「相対性」でさえ、何だかそわそわして見てしまったのは会場の雰囲気かな。
「上昇と下降」は昇っても昇っても高いところに辿りつけないぐるぐる階段ですが
これはライオネル・ペンローズとロジャー・ペンローズ親子の論文「不可能なオブジェクト」にある
三角形に触発されたらしい。
親子が三角形の絵をエッシャーに送って、エッシャーが「上昇と下降」に仕上げたそうです。
(ちなみに「滝」もペンローズの三角形がヒントになってできた絵だそうです)
エッシャーが作り出した架空の虫「でんぐりでんぐり」が
無数にゴロンゴロンと転がりながら徘徊する「階段の家」は消失点が2箇所あって
重力の向きもコロコロ変わるから見ていてぐるぐるする作品。
「でんぐりでんぐり」の絵もあって、転がりながら前進する様子が何ともキモかわいい。
(ちなみに「でんぐりでんぐり」という名前は過去にBunkamuraの学芸員さんがつけたそうです)
絵にはエッシャーがこの虫について説明したオランダ語の文章がびっしり書かれているのですが
公式さんが日本語訳を載せてくださっています→こちら なるほどわからん(爆)。
最後にあった「メタモルフォーゼⅡ」は4mもの超大作。
metamorphoseの文字→トカゲ→蜂→魚→鳥→建物→チェス駒→metamorphoseの文字と
横へ見進めていくとモチーフが少しずつ形を変えながら別のモチーフになっていきます。
何だか絵巻物を見ているような気分。
モチーフは劇的に変わるのではなくいかに鑑賞者が違和感を持たずにひとつの流れとして受け入れられるか、
細心の注意が払われているように感じたし
ひとつひとつが細部まで丁寧に緻密に綺麗に仕上げられているのもわかって
何という計算し尽された作品なのかと思いました。
ましてや描かれているのは鳥や虫など、普段から目にする現実性のあるものばかりで
それらが少しずつ変化していく非現実性に頭がくらくらします。楽しい!

「湧き出たインスピレーションに比べればどの作品も失敗。
あるべき姿の片鱗さえもそこには表現されていない」マウリッツ・エッシャー


escher4.jpg
ショップでプリントクッキーをげっと!職場へのお土産にします。

escher5.jpg
相対性の絵の中に入れる体験コンテンツ「ミラクルデジタルフュージョン」もやってきました。
ここでは写真や動画撮影が可能です。

escher6.jpg
まず、四角い太線で囲われた場所に立ちます。2ヶ所あるのでどちらに立ってもOK。
反対側の壁にカメラがあって、レンズに向かって10秒間適当に動くと
撮影した動画を相対性の絵と合成して動画を作ってくれます。
動画はモニターでの撮影ができるほかQRコードももらえますので保存して持ち帰れるよ。

escher7.jpg
動画のスクショの一部です。階段の途中にいるわたし。

escher8.jpg
階段やバルコニーの上に立ち手を振っているわたし。
服が青と黒だから全然目立たないね(^^;)世界観がモノクロなのでこれはこれでありかな…。
目立ちたい人は赤や黄色の服を着ていくといいかもです。

動画は絵の人物たちもCGで動いていて、階段を上り下りしたりピョンと跳ねて重力変化に対応したり
ちょっとリーチが足らなかったのか転びそうになったりしている人もいます。
そしてまったく違和感がなくてすごい…動画を制作したスタッフさんの力もさりながら
エッシャーの作品てこんなにもCGとの親和性が高いのだと思いました。
たぶんエッシャーが現代に生きていたらCGでむちゃくちゃ遊んだと思う。
2018_06
15
(Fri)23:57

一番怖いのは理由もなく怖がること。

映画『ズートピア』を金曜ロードショーで観ました。
公開当初から評判がいいのは聞いていたけど劇場に観に行けなかったので
ノーカット放送はうれしい!
随所に過去の名作映画へのオマージュがあふれていて探すのも楽しかったです。
(デュークが売ってた海賊版DVDのところ、ベイマックスやラプンツェルやアナ雪だけじゃなく
当時まだ公開されてないモアナまでパロられていて細かいなあと思った)

あらすじは何となくしか知らなくて、ウサギが主人公のハートフルでソウルフルなストーリーかと思っていたら
差別やステレオタイプについてユーモアと風刺で突っ込みまくる割と社会派映画だった件。
動物の大きさに合わせて電車のドアが3つ設置されていたり、ネズミがチューブの通路で出勤したり
ネズミのスタッフが働くお店でキリンがジュースを買うとエアシューターで手元まで上げられるようになってたり
多様性に富む素敵な世界観で、
ジュディとニックが行方不明の肉食動物たちを見つけてめでたしめでたしって訳じゃなくて
その後どうなったかをやったのがよかったですね。
地球上の動物は90%以上が草食で、肉食は1割に満たないマイノリティなのは割と知られていると思いますが
それはズートピアの世界でもそうみたいで、
クライマックスに舞台となる自然史博物館の入口には槍をかまえたマンモス像が展示されているし
展示室の壁には肉食動物を大勢で追いつめる草食動物の絵があって
その絵の前でベルウェザー市長は「肉食を数で圧倒するのだ」と語る。
聖書とかでも割と弱者として表現されている羊を黒幕にもってきた制作者さんたちしゅごい。
見ながらふと、絵本『スイミー』で大きな魚に数で立ち向かうスイミーたちはかっこよかったけど
大きな魚を追い出した後彼らはどうなったんだろうとか考えてしまいました。
こんな風に草食と肉食について表現する方法があるんだな…制作者さんたちしゅごい(2回目)。

きょうだいが275羽いるらしいジュディは長女ってことでいいんだろうか、
ご両親がジュディをズートピアに送り出すときの雰囲気で何となくそんな感じがしました。
元気なときや何かに気づいたときには耳がぴっと立って、帽子被ったり落ち込んでいるときは下がっているのが
いちいちかわいいし、
警察学校の訓練で教官に「命はない!」とか言われながらも首席で卒業する能力とか
駐車違反200件取り締まったりとか、オオカミたちの警備を遠吠えでごまかすのとか
(ジュディにつられて遠吠えを始めちゃうオオカミさんたちがベタだけどかわいかった)
知力体力に加え機転もきくの本当にかっこいいよね。
「いいうさぎばかりじゃなく怖いウサギもいる」と両親に言っていたジュディが
ヒーローインタビューで生まれつきとかDNAとか言っちゃうのはものすごく怖いシーンだったし
きっとジュディもそんな自分にびっくりしたろうな。
ライオンハート市長も逮捕されたとき言ってたけどまだ原因がわかってない状況だったし、
きちんと原因を解明したうえで下準備してマイクの前に立った方がいいんじゃ…と思ってたら
やっぱりああいう結果になったのはジュディの甘さだったし
それをそのまま報道するメディアと受け止めてしまう大衆の愚かさだし、あるあるでもあるような。
ギデオン・グレイに謝られて、ズートピアに戻って即座にニックを探して謝るジュディがよかったし
ニックの「よしよし…あーもう本当に頑張るんだから」も素敵。
ベルウェザー市長の前で2人で渾身の芝居を見せて
にんじんペンで録音した音声を突きつけて「詐欺師って呼んでくれる?」って笑うの最高のタッグすぎた!
そんなニックはミスター・ビッグが小さくても敬意を払うけど女の子を「にんじん」と呼ぶ狐でギルバートかよって思ったし
狐が詐欺師っていう、ある意味世界共通のイメージともいえる生き方をしていて
(ニックが作ったアイスキャンディー食べるハムスターの群れがかわいかった)
でも後々そのイメージから離れるまではなくても賢く素敵な人という感じだったかな。
狐がずる賢いというイメージがいつからあるのか、具体的にはよく知らないのですが
少なくともイソップにはカラスや鶴をだます狐が出てくるので相当昔からあると思う…
中国や日本でもだいたい狐は美女に化けて国を傾けさせるイメージが強いよね。
ジュディが狐除けスプレーを携帯していたのを最初から知ったうえで
半ば強引にジュディに巻き込まれる形で連続行方不明事件に関わることになったけど、
リムジンならとミスター・ビッグのところへ連れて行ったり
データベースにアクセスできないジュディを免許センターへ連れて行ったりと、
情報を手に入れるにはどこへ行けばいいか、誰がその情報に詳しいかきちんと知っているあたり
リテラシーのしっかりした狐だなあと思いました。
かと思えばフルー・フルーの結婚式で小さなフォークを使って小さなケーキを食べていたり
副市長のフワフワな羊毛をモフっていた32歳をわたしは忘れない。
(あと「やっぱり眠いときは自分を数えるのかな」って言ったの、わたしも同じこと考えたよ)
ロープウェーでジュディに過去を語る姿が痛々しかったけど、
その昔に何にも傷つかないと決めて映画冒頭からずっとほとんど感情を出さなかったニックが
DNAと言ったジュディの言葉に傷ついて怒るところが印象的でした。
ハイパーイケボ森川さんの声で「俺のこと好きだろ?」って言ったニックにジュディが
「どうかな?うん、そう」って言ったのはきっと「質問に質問で返して答えろ」ってアドバイスからだと思うし
あれ字幕だと「You know you love me」「Do I know that?…Yes, yes I do」だと聞いてやっぱり萌えた。

ミスター・ビッグがイケメン☆
トガリネズミがホッキョクグマのSPを従えてスーツで安楽椅子に座ってるだけでもツボなのに
しゃべり方とか指の動きとか、胸にバラ差してるとことか細かくてゴッドファーザーみたいだなと思ってたら
本当にヴィト・コルレオーネがモデルだそうで、道理で…!
そこはかとなく漂うマーロン・ブランドみにポ~ッとなってしまいました。かっこいいよミスター・ビッグ。
氷漬けが趣味みたいだけど、ジュディが娘の命の恩人とわかるやしっかり借りを返してくれるし
ニックのこと怒ってた理由が「おばあちゃんのお葬式の絨毯の素材をスカンクの毛にされた」で
重度のファミリー好きなのがとっても素敵。
娘のフルー・フルーはふわふわしたお花畑キャラかと思いきや氷漬けしようとするパパに「待って~」って言うの見て
ああこれが彼女の日常なんだなってちょっと震えました。
ジュディは彼女の子どもにどんな名前をつけたのかなあ。
フィニックはしゃべる前はゾウさんコスプレでパオンパオンとか鳴くの最高にかわいくてもんどりうって
しゃべったら渋かっこいいオッサン声でもんどりうった、二度おいしいキャラですね。
アライさんが「やめるのだフェネック!」とかとても言えそうにない悪人ヅラなのもいい。
自分よりはるかにでっかいアイス担いでる姿と、サングラスの外し方が鬼かっこいいので好きです。
ニックより年上らしいですが年上の方が身長小さいっていいよね。ミスター・ビッグもだけどね。
フラッシュが免許更新センターでニックのジョーク聞いて笑い始めるまでの
気の遠くなるような動きがめちゃくちゃ好き!
職員がナマケモノなのはアメリカの同センターが手続きにものすごい時間がかかるのを皮肉ったそうですが
日本の免許センターも更新までに結構時間かかるからここで笑うのはアメリカの人だけではなさそう。
バッファローのボゴ署長の圧がすごい、
草食動物が弱いといわれる中で署長にまで昇りつめた彼のエピソードオブボゴをスピンオフでぜひ作ってくれ。
あとクロウハウザーとの友情物語も。同じ職場の中で同じアイドル推しって結構な確率の奇跡だと思うんだ。
2人でガゼルさんのライブ行けて踊ってて幸せそうでよかった^^
ガゼルさんは最後までみんなのアイドルだったし誠実な発信者でもあってかっこいい。
一緒に見てた母が「マドンナみたい」って言ってたけど本名はレディー・ガガゼルだそうですね。
彼女のバックダンサーの虎さんたちもいい筋肉でセクシーでかっこよかった。

(あ。この映画で唯一気に入らないのはクロウハウザーが受付をやめさせられたときに
「地下室で記録係をやる」ってがっかりした風に言うシーンなんだけど、あえて何度でも言う。
記録係は!ものすごく!!重要な仕事!!だぞ!!!
ハウザーの配置替えは本人が望んだことではないので確かに不当なんだけど
その理由に記録に関わる仕事を否定的に使うのは頼むからやめてくれ、子どもも見る映画ではありませんか)

ラストのフラッシュのスピード違反に全部持ってかれた。。
言われてみれば彼はフラッシュ(閃光)という名前でしたし、
車のハンドル持つと性格が豹変する人とかいるけどフラッシュはそういうナマケモノなのかもしれないし
車のアクセルはゆっくり踏むと急にスピードが出ることがあるので
動作の遅いナマケモノが運転するとそうなってしまうのかもしれない。
ただあのシーンもある意味この映画の芯だと思っていて
さんざん「固定観念で物を見る危うさ」「知らずに発言することの怖さ」を見せつけられてきたのに
車の窓が開いてフラッシュの顔が出てきて思わず笑ってしまった自分に気づいて反省したのでした。
見ながら色んなこと考えたけど、きっとこれからも色んなことを考え続けていくのが大切なのだ。
(どうでもいいけどフラッシュの吹き替えって村治さんだよね。ぴったりすぎてずっと笑ってました)

ニックのサングラスとジュディのにんじんペンあれグッズになってないのかなー!ほしい。
特ににんじんペンは録音もできるスグレモノで映画の随所でその機能を発揮させていて
なんて便利な道具なんだと思いました。
フィニックやベルウェザー市長のぬいぐるみとかあったら欲しい、市長のあたまをモフりたい。


ところで皆様、明日は何の日か知ってる?(by 鏡の国のアリス)
6月16日は和菓子の日です!
848年6月16日に仁明天皇が16個のお菓子やお餅を神前に供えて厄除けと健康招福を祈り
元号を嘉祥と改めた古例にちなみ日本和菓子協会が1979年に和菓子の日と定めています。
この日に和菓子を食べる習慣は室町時代や江戸時代の記録にも残っておりますよ~みんな和菓子たべよう!
2018wagasinohi3.jpg
かんだ和彩にて雨上がりと水無月を。

2018wagasinohi1.jpg
花扇の河原撫子と薔薇とかぼちゃの馬車。

2018wagasinohi2.jpg
馬車の形が上の写真だとわかりにくいのでアップを。
緑色の車体(?)に白い車輪がよく映えていて綺麗な一品、ロマンだわあ。

とらやの嘉祥菓子、今年も食べられなかった…!来年こそは。。
2018_06
11
(Mon)23:43

お値段以上の寝床。

sutereoneko1.jpg
うちの猫様はときどき突拍子もない場所で寝ていることがあります。この日はターンテーブルの上。
カーテン開けようとしたらこっち見てる金色の目が2つあって「何してるんですか??」って声かけちゃった。

sutereoneko2.jpg
弁天小僧なら「問われて名乗るもおこがましいが…」とか言いながら長台詞しゃべってくれそうですが
娘にゃんこ様は問いかけても無言です。
たぶん真っ平で寝心地よかったんだろうな…この後しばらくのんべんだらりと満喫しておられました。

bedsuri1.jpg
また別の日。
一応、ベッドの上なのでいつもの光景ではあるんですが
彼女が寝そべっているのは干して取り込んだばかりのオフトゥンです。なんということでしょう。
干したてのお布団を持ち主のわたしではなく猫様の方が先に堪能される、いつものことです。

bedsuri2.jpg
ご動座いただこうと手を出したらなんか顎を差し出されたのでそのままゴロゴロする羽目に。
なぜだ、なぜなんだ。

bedsuri3.jpg
猫は至福。わたしは困惑。

bedsuri4.jpg
あっこの体勢になったらやばい…と思って
心を鬼にして実力行使(抱きあげてどいていただく)に出ようとしたら、

bedsuri5.jpg
察されたのか「わたしはここで寝るのよ!」と言わんばかりに噛みつかれました。がぶ~。
(甘噛みなので怪我はしていません)
どうしても動きたくないらしい。

bedsuri6.jpg
さんざんわたしの手をmgmgした後、こうなりました。なぜだ。
とりあえず熟睡なさるのを待ってそっと手を抜きました。

猫様と暮らすようになってずいぶん経ちますが未だにこういうときはどうしたらいいかわからない。
潔くシュッと手を抜くか、そろそろ抜くかどっちがいいのか考えまくって
そもそも手を枕にされる前にゴロゴロすんのやめりゃいいんだと気付くまでにわたしは半年かかった…。
そりゃあ「油断してると膝にヒョイと乗っかられて猫様が動くまで立てなくなる現象」に敗北するわけですよ。
まず観察眼を鍛えないとね。


joanyan.jpg
母にゃんこは座布団の上で器用に香箱座り。
別にひそまそごっこをしたかったわけじゃないんですけど(わたしはオレンジよりブルーベリー味派だし)
週一で見ていると目に留まるものですね、つい買ってしまいました。
きっと同じような視聴者がたくさんいるんだろうなあ。
2018_06
07
(Thu)23:53

わたしにだって都合も考えもあるんです!

今期アニメ感想☆
ぼのぼの、ねこねこ日本史、ロミ空とちはやふるの再放送、
信長の忍び3期と鬼灯の冷徹2期とCCさくらと覇穹封神演義ほか、新作を見ております。

ピアノの森は劇中の演奏をすべてプロのピアニストが担当しているのが見どころのひとつですが
さらにピアニストキャラそれぞれの演奏を全員別のピアニストがやっているというのが
ピアノ好きとしてはたまらんアニメ。
弾く人間によって音がガラッと変わる楽器なので、そこを考慮してくれた制作側には感謝しかない~!
原作を読んだのがはるか昔なので内容はだいぶ忘れてしまっていますが
阿字野さんと雨宮パパのあれこれとか便所姫とかマリアとか、見てるうちに色々思い出しますね。
ハノンのエピソードもな~~~わたしも学生時代にピアノ習ってたので海くんの気持ちはよくわかる。
モーツァルトもベートーヴェンも1度聴いただけで弾ける海くんが仔犬のワルツを弾けない。うーん。
海くんが本気でピアノと向き合うための第一歩というか、基礎練習をちゃんとやった方がいいということで
阿字野さんはハノンをやらせたわけだけど
あれは指ならしのための曲でメロディがあるわけじゃないから海くんにとっては苦痛なだけだよね。。
(わたしは今でも無理のない範囲で鍵盤を触っていますが、未だに指ならしはハノンからです。
2~3曲通してからじゃないと曲を弾ける指にならないってことが最近ようやくわかってきた…
昔は基礎練習が嫌でしたが今はハノンの偉大さが理解できます)
でも1番をひたすら弾き続けたら仔犬のワルツが弾けるのはやっぱりしゅごい…!
現実的ではないけどめちゃめちゃ羨ましい才能です。あれは雨宮くんじゃなくても嫉妬してしまうよ。

本作の目玉ともいえるピアノ演奏シーンは、手描きの部分と
それぞれのキャラの演奏担当のピアニストのモーションキャプチャによるCGの二通りがあって
滑らかなのはやっぱりCG作画で、
何より音と指の動きがばっちり合ってるのがいいですよね~!弾いてるって感じする。
でも手書き作画も二次元みがあってそれはそれで好きなんだ…。
監督はドリームワークスでCGアニメーションに携わった人だそうで、
演奏シーンにはとても力を入れているようです。
四月は君の嘘のアニメもピアノ演奏シーンが印象的だったけど、
ピアノの森はもう少し静かな情熱というか落ち着いた演出になっているように見えます。
これからショパンコンクールが始まってハイレベルなピアニストたちが何人も登場して
彼らがどんな演奏をするのか今からとても楽しみです。盛り上がっていくぜ。


ヲタ恋は以前に妹が原作マンガを貸してくれて途中まで読んで
だいぶゆるいなァ、でもそれがいいなあという印象でしたが
アニメになったらますますゆるくなっている気がする。
たまにTwitterとかで流れてくる「実話です」的なノリの小話やマンガなどの
オタクヴァージョンみたいな雰囲気なので気楽に見られますね。
普段からオタク生活を送っている身としても共感できるエピソードが結構あるし。

日中はお仕事に集中して、退勤したら即オタクスイッチをオンにして
アニメイト行ったりファミレスで推しトークしたり誰かの家に集まってゲームしたり
イベントが終わると次のイベントのこと考えたりする成海ちゃんたちがやたらリアル(個人的に)。
成海ちゃんと小柳先輩がすごく仲良いのに推しカプがいつも逆になるとか
(彼氏でやっても真逆になるのある意味すごいと思う)、
二藤くんがお昼休みにイヤホンつけてカロリーメイトかじりながらSwitchでモンハンやってるのとか
もう、ほんと、あるあるすぎてな…!
飲み屋でモンハンやりながら「あんだよ出ねぇじゃねえかよ紅玉よおぉ!」とか叫ぶ女子の姿が
ノイタミナ枠で流れたよ。まじかよ。。
(ちなみにあれが本当にモンハンなのか、わたしは未プレイのためわからなかったので
ハンターの弟に見せたら一発でモンハンと当てやがりました。エンディングにもクレジットがあった)
ネットスラングの発音がすごく難しいと声優さんがおっしゃっていたらしいけど
わたしは今のところ違和感はないかな…。
というか、オタクやってると紙媒体やネットから情報を得ることが多いので
文字情報だけだと発音までわからないから自分のイントネーションで想像してしまって
後で他人の発音を聞いたときに「あれっ、そういう発音なのかな?」ってなることも、ままありますよな。

個人的に7話前半のゲームネタがすごく面白かったです(笑)。
アバンから作画がRPGで「チャンネル間違えたかな…?」とか一瞬本気で思ったけど
「※ご覧のアニメはヲタ恋で間違いありません」的な表示がすぐに出てきたのでホッとした。
しかしメンバーが…ソードマンでレベルが中間管理職な樺倉先輩、
エルフと見せかけていかついレベルのガチ勢アサシン成海ちゃん、
後方サポートを任せたいけど初心者な小柳先輩、ヒーラーの不在。
樺倉先輩が頭を抱えたくなるのもよくわかる^^;
(小柳先輩の「無(理のない)課金」は今後積極的に使っていきたいワードだ)
そしてネトゲ久し振りな宏嵩くんが一番レベル高いとかわかりみが強すぎて爆笑した。
ジャージに 【絶対に働きたくないでござる】 のたすき掛けにほほえみスリッパ、
何あのふざけたネタ装備^^;
尚ちゃんの「ばたり」からの宏嵩くんへバトンタッチ→「お待たせ」の頼もしさと
ノーダメの前言通り一発で瞬殺するレベルMAXアーチャー。いや~笑った笑った。
アイキャッチカードの「ピザ届いたからちょい抜けるね」はリアルすぎて笑えなかった。


ニル・アドミラリの天秤は人の感情が込められた本のお話と聞いて見てみたんだけど
まあ確かに本がキーアイテムではあるけどどちらかというと人間ドラマが中心ですかね。
展開が早くて色んなことが起こるので楽しみであります。
タイトルにもある天秤、色んな意味で笑いが止まらないOPにしか今のところ出てないけど
クライマックスに向けてキーアイテムになったりするんだろうか。
(Nihil admirariはラテン語で揺るぎないという意味ですが
この単語を最初に見たのは森鴎外の舞姫だったような。漱石もどこかに書いてなかったっけ)

舞台が(改元してないけど)1935年なので帝都に地下鉄(銀座線)があるしバイクも乗る!爆笑しました。
キャラクターがみんな性格がはっきりしていて、熱血クールしっかり者ツンデレお色気担当など
各方面に対応できる層の厚さがおもしろいなと思ったら乙女ゲームが原作なんですね。
ペリかわいい。(突然)
誰が一番ってペリですよ。きゅっきゅ動き回ってあざとかわいい。抱っこしたい(´Д`)。
アイキャッチで人間キャラのコスプレしてるのまじかわいい!全部ぬいぐるみ化して売っていただきたい。
そんなペリを肩に乗っけた杙梛さんにもぞっこんです…ヴィレヴァン的な彼のお店の常連客になりたい人生だった。
商売上手でそつがなくて人を見る目があって、何より一人で生きてるのにペリとは一緒に暮らしていて
朱鷺宮さんや猿子さんを呼び捨てにしてるから大人組は大人組で仲が良いのかしら。
あ。朱鷺宮さんも好き~~小瑠璃ちゃんも薔子さんも好きでして
しかしぐぐったら杙梛さん共々ことごとく攻略対象ではないことが判明(滂沱)。
こんなに非攻略対象キャラが魅力的な作品ってありますか!やばし。
ニルアドみたいに男性キャラが多いゲーム(というかアニメ?)で女性キャラが魅力的って
すごく素敵だと思うんです。
特に朱鷺宮さんみたいな強く正しい女性はドストライクすぎてずるい(*´Д`)。
部下の不始末は謝るし、歓迎会でお寿司おごってくれるし、しっかり情報共有してくれるし
ツグミが連れ去られて頭に血が昇ってる部下たちに普段の仕事を自覚させながらも
「事は一刻を争うから君たちはすぐに動け。わたしがすべての責任を取る」と力強く宣言するお姿は
イケメンすぎて倒れるかと思いました。
理想の上司朱鷺宮おねえさま!何故あなたを攻略できないんだ!!(爆)
小瑠璃ちゃんのお仕事邁進モードもおひとり様を否定しない姿勢もすばらしい、
登場するたびに毎回ファッションが違ってるのがCCさくらみたいでスタッフさんすごいと思います。
葦切先輩とうまくいくといいなあ。
妖しい魅力の薔子さんは匂い立つような威圧感があって、声優さんの声が超絶清らかで
あの声で「お友達になりましょう」とか言われたら目をキラキラさせてハイ!って言う他ない。
翡翠のお母さんととても仲が良かった感が伝わってきてな…エモい(アヘ顔)。
猿子さんも!むちゃくちゃツボ☆
ビジュアルが岸田メルですがこの作品の中で一番紳士で物知りなのは彼だと思う。知的変態かっこいい。
ツグミに稀モノの歴史を説明しがてら猿子さんが手に取っていた
『The Code of Genji-monogatari』が超絶気になる。しかも何巻もあるみたいだったぞ…!
(ちなみに猿子さんも攻略対象ではありません…つらたにえん)

というかツグミさんも何だかんだで好きです。素直で芯がしっかりした人は素敵^^
乙女ゲームのアニメ化って、遥時とか神あそもそうだったけどヒロインは特に誰ともくっつかずに
(視聴者にはプレイヤーもいるだろうから配慮だろうけど)急に世界が大崩壊しそうな事態が起こったりしますが
ニルアドは今のところフラグを片っ端からへし折っている気もするけどどうなっていくのかな。
性格が戦隊もののレッドで、学生時代からジャケットは羽織る派だったっぽい隼人くんとか
何か事情がありそうな雰囲気を醸し出していたけどやっぱり事情持ちくんだった滉や翡翠とか
絵にかいたようなツンデレ自爆王子の昌吾くんとか、顔はいいけど声が悪役すぎる累くんとか
このての作品に必ず1人はいる大人の色気系の紫鶴さんとか
攻略キャラも一癖も二癖もあっておもしろいです。
翡翠とお母さんのお話は、稀モノに宿る感情が必ずしもネガティブばかりではないとわかって
ちょっとホッとしたエピソードでもありましたね。
本好きなわたしとしては本を読んでネガティブな行動を取ってしまう人がいるの結構ショックだったので。。
(行動といえば自分でフラグ立てて自分で回収する葦切先輩がすごかった)
EDもOPと同じく最初から笑ってました。スパイラル推理の絆みたいに突発的に色気出してくるから。
そしてペリはかわいい。(落ち着け)
EDの終わりに毎回キャラクターが交代で手紙調の次回予告をやってますけど
ペリの予告なんだあれ、かわいすぎてしにそうになりましたよ…!
ずっときゅきゅ~って言ってたのに杙梛さんの名前だけ「クイナ~」とかちゃんと呼ぶから
萌えてしまってその場に仏倒れダウン。SUKI(*´﹃`)。
話に関係なくても1話につき必ず1ペリぶっこんでくるスタッフと握手したいです。どうもありがとう。
この子と朱鷺宮さんの中の人が同じとかさあ…声優さんてすごいよね。


銀英伝は学生時代に友達が原作を貸してくれてドハマリし、石黒版OVAも過去に見ているので
このたび再度アニメ化と聞いてときめきがナイアガラの滝のように溢れ出ております。ヒャッホー!
キャラデザがみんなイケメンだしメインキャストが中堅から大ベテランまで揃っていて震えてしまう、
当時の男性声優を使い倒して銀河声優伝説と言わしめた前作を越えていく勢いで
Neue Theseもがんばってほしい。
こうなったら全10巻+外伝までアニメ化しようぜ!
(アニメが盛り上がれば田中先生が外伝の続きを書いてくれるかもしれないという狡い欲望は胸にしまっておく)
OPがゆったりと壮大なアレンジで毎回聴き惚れています。Uruさんの歌声は美しいな~。
いい声のナレーションの下山氏は銀英伝やアル戦の朗読とかなさってる人ですが
ひそまそ飯干さんもこの方だと知って最初はとても信じられませんでした。声優さんてすぎょいよね。

アスターテ会戦をラインハルト側とヤン側で2週にわたってやってくれて楽しかった☆
この調子で帝国と同盟の話を交互にやるのかと思っていたら最近は帝国側が空気になってしまっていて
でもわたしは学生時代から同盟派なのでアニメで同盟がたくさん描かれてとてもうれしい(*´︶`*)☆
ヤンが提督じゃなく准将と呼ばれているの懐かしいやらこそばゆいやら、
そうだね、そんな時期もあったね…的な、もう後半の提督って呼ばれてるヤンの印象が強いから
アニメの始まりの辺りはしみじみしていました。
ジェシカの手を引いて走ったりカーチェイスしたり、自宅に押しかけてきた騎士団を散水機で追い払ったり
士官学校時代にラップと背中を預け合っていた姿が目に浮かぶくらい、頼もしさが増していて
原作のぽやんとした雰囲気があまりなくてちょっとびっくり。
というかユリアンがいない頃のヤンの部屋見て驚いちゃったんですけど、綺麗だね!?
とか思ってたらユリアンが来てさらに綺麗になってインテリアもいい趣味のものが置かれるようになって
ああやっぱりヤンにはユリアンが必要だわって思った。
ユリアンな~~~5話でヤンに全身で庇われていたあのしっかり者が
後々ヤンの身長を抜いてくんだから萌えますわ。
(そういえば石黒版では猫の元帥を抱いてヤン家に来たけどNeue Theseにはいないね)
後片付けするときに「邪魔なのでテーブルの上にでも乗っていてください」って言うユリアンは
既に参謀としての頭角を現しつつあったし、素直に乗るヤンもすき。
自分にできる精一杯のことで保護者をやってるヤンのこう、ユリアンへの責任感と
自分より少し遅く生まれただけの人間として接している絶妙な距離感が好き。これがヤン・ウェンリーですよ☆
でも朝は起こされるけどね!朝に弱いのかわいい。
あと、今回やってくれるかわからないけど、日記を書きながら寝落ちしちゃったユリアンを
ベッドまで運んであげたヤンがとても素敵なのでどうにかして見たいんですが。どうかな。(どうって)
彼らは何というか、見れば見るほど関係性のバランスがとんでもねえなと思う。
そんな2人がこれからずっとシェンコに尽くされ守られるのたまらんですなあ(*´Д`*)。
そうシェーンコップ!びっくりしたわ~。
原作と石黒版は食えない美中年ですがNeue Theseは若くなったね!(笑)
でもってどっちも、こいつが味方にいれば何が起こっても大丈夫みたいな安心感があります。
そんなイケメンが三木眞の声でしゃべったときは弟と一緒に「うおわ!?!」って声出た。。
てゆか三木さんは石黒版は帝国側で今回は同盟側なんだね。いいねえ完全にシェンコの立場ですね。楽しい。
あとキャゼルヌさんが相変わらずみんなのお父さんだし、ビュコックさんがみんなの良心で素敵。
トリューニヒトの、反戦で慎重派だけど野党に力がなさすぎるから政権交代できないアレとかも
Neue Theseはそのあたりの解釈がなかなかおもしろいです。どんどん突っ走ってほしい。

帝国側も好きな人いっぱいいますけど、
まずロイエンタールとミッターマイヤーが先日やっと出てきたので拍手しました。
みっちゃんはあまり変わった感じはしないけど(それでも若いキャラデザにはなってるけど)、
ロイエすっげ若返ったね!?
「えっイケメン…?」って言葉をロイエに言う日が来るとは思わなかったよ。IGマジックまじやばい。
でもって彼らの近くにルッツがいて、隣にケンプさんがいて、他の面々も、なんかもう
色々と完璧な布陣すぎて何のサービスかと思いました。あぎゃ~。
ラインハルトとキルヒアイスも大好きですよ!大好きなんですけど、
キルヒに色々あった後のラインハルトは痛々しくて見るのがつらいので
アニメも帝国サイドが映るたびにドキドキしています。
オーベルシュタインに「お人払いを」って言われてキルヒのことだってわかってないラインハルトがかわいい。
(えっここ俺とジークしかいないけど??)とか本気で思ってそうな顔してたよね。
キルヒもラインハルトが言うまで退席しないのいいよね。
ラインハルト様のご命令じゃないと動かない男キルヒアイス。ナイス。
オーベルシュタインの企み方もかなり露骨になってたの理由も察しやすいからよかったと思います。
(そして諏訪部さんの塩沢さんへの寄せ方がすぎょい、
我々は今声優という職人の高度なテクニックと先人への限りないリスペクトを目の当たりにしているぞ…!)


ゲゲゲの鬼太郎6期。もう6期!
わたしが最初に見たのは3期の戸田恵子版鬼太郎からですが、
今期の沢城みゆき版鬼太郎もクールで横顔が美しくて背中で語るのもイケメンですね。
1話で満月をバックに跳躍したのすげぇかっこよかったし
リモコン下駄を飛ばしたアングルが3期OPそのまんまでテンションむちゃくちゃあがった~!
その後の指鉄砲が完全に霊丸で(SNSでも突っ込まれてた)原作は本当に指を飛ばしてるけど
さすがに朝9時のお子様が見る時間帯でそういうことはできなかったとみえる。
田の中勇さんから目玉おやじを引き継がれた野沢雅子さん、
かつて1期や墓場などで鬼太郎を演じてこられた野沢さんは
その鬼太郎が父親になり子どもに自分と同じ鬼太郎の名前をつけたと思って演じていますみたいなことを
インタビューでおっしゃっていて全わたしが泣いた。
田の中さんを意識して演じないというのはとても大変だと思うし、やっぱりすごい方だな…。
鬼太郎より頭一つ以上スラリと背の高いキャラデザになった猫娘さんが
Googleマップで妖怪ポストの場所教えたりマナちゃんに好かれてLine友になってたり
見越し入道の回で逃げなさいとか逃げてとかじゃなく「逃げな!」って叫んだり
放り投げられたマナちゃんをがっちりナイスキャッチしたりと、
常に彼女を守るポジションにいらっしゃるのむちゃくちゃ素敵ですね。今期の猫姉さんは最強。
(というか見越し入道見越したりっていうアレやっぱり知らない人多いんでしょうか…うーん)
あと、砂かけ婆もですけど基本的にファミリーはスマホ使えるんですね。
一反木綿の「どうしたと?」Lineスタンプかわいい、ほしい。
妖怪ポストからゲゲゲハウスへ動物たちによって運ばれる手紙がアナログ真骨頂って感じでワクワクする!

モブが完全に水木サンのデザインだし、調布が舞台になっているのがしみじみ微笑ましい。
妖怪(怪異)の描かれ方はどこにでもいるけど見えるわけじゃないというか、
見えたら見えたで人間には何もできないというか
時には闇すぎて鬼太郎にもどうにもできないみたいな不条理があったりしますね。
すねこすりでむちゃくちゃ泣いた…!都会においでよすねこすり。
多数の行方不明者とか過疎化とか働き方改革とかストーカーとか、割と社会派な部分が見え隠れしますが
工事で封印がとけちゃったとか妖怪の森の植物には持ち主がいるから採ったらダメだとか
古民家の庭の石碑を倒したら取り憑かれるとか、お約束のパターンも割と多い。
そんな中で7話の幽霊電車がとても見事なホラー回でした…!
社長をやたら電車に乗せようとする山田さんとか、六文(260円)の切符買って電車で渡る三途の川とか
川を渡り終わると誰かが超高速で通り過ぎて社長のジャケットがなくなるとか(奪衣婆ですね!)
電車の扉が開閉する音が焼き場の音とか秀逸すぎる!
オチがわかってから見直すと伏線がまんべんなく張り巡らされているのがわかって
どんだけ盛ってるんだと思いました。
多磨霊園行き臨終列車まじやばい、怖い、怖すぎる。楽しい!(笑)
あとこのときは鬼太郎も妖怪側というか、単にお仕事してるだけっていうか
人間が酷い目にあっても一切関わらないのいいよね。
水木マンガでは鬼太郎って必ずしも人間の味方ではなくて
時には妖怪と一緒になって(だって本人も妖怪だから)自業自得、みたいに見捨てたりするのよね。
最新話の学校の怪談、花子さんとお友達の猫姉さんの顔の広さ。
スマホを使える花子さんは妖怪ウォッチで見ていたのであまり驚かなかったけど
猫姉さんがヨースケくんに繰り出した技がどう見てもニャンジバのあれで
ウォッチクラスタとしては救われた思いがしました。
まさかの百裂肉球・猫娘ヴァージョン!!\(^o^)/
学校の怪談は一時期ものすごく流行しましたな~映画やアニメにもなってたし。
小学校の図書室に木暮正夫の怪談シリーズとか怪談レストランとかめっちゃ並んでて
しょっちゅう借りられていてなかなか読めなかったのを思い出します。
ちなみにわたしの学校に伝わっていた花子さんのお話は右から3番目のトイレにいるっていうよくあるパターンで
さらに発展した話だと「いい花子さんはお花とか首飾りとかくれることがある」
「勝手に名前を呼ぶと呪われる」「悪い花子さんだと1000回以上謝っても許してくれない」
とか、色々ラインナップがありました。
ヨースケくんは知らなかったけど(うちの学校にいたのは太郎くん)ぐぐってみたら
彼について書かれた論文があるみたいでさらにびっくり、読んでみたい。

そういえば境港の水木ロードが7月までリニューアル工事中ですけど、
アニメも7月の放送2回分で境港が舞台になるそうなので楽しみにしています。
いつか境港にも行ってみたい。


ひそまその第一印象はエルマーのぼうけんやヒックとドラゴンみたいな、
ドラゴンとの冒険ものなのかと思っていたら航空自衛隊のおしごとアニメだった件。
ドラゴンがモンスターとしてでなく人間の仲間として登場する軍隊ものは
だいたい架空の戦争や神話を描くストーリーになるのがセオリーな気がしますが
ひそまそはどちらかというと日常生活が強調されていますね。
「様々な事件をみんなで解決する」のではなく
「主人公が変態飛翔生体(ドラゴン)と出会って色んなことを経験していく」のを追っている感じ。
感情表現がリアルで現実設定もはっきりしててちょっとファンタジー入ってるというと
あの花とかここさけみたいな印象もあります。脚本に岡田麿里氏が参加してるしなあ。

ひそねのマジレスは人や状況をよく見てドストレートに言語化できる長所だと思うし
強くなくても笑って受け流さない、弱々しくても抗議する姿が好ましく描かれるのはいいなあ。
「わたしにだって都合も考えもあるんです!」名言。
Dパイの面々が個性的、ヤンキーな名緒さんがこの上なく素敵すぎて生きるのがつらい。
物怖じしなくて、ひそねのことも他のDパイたちのことも気にかけてくれていて
無人島から帰って来た4人をニヤッと笑って迎えるのすごくいいし
(どうでもいいけどひそねは名緒さん人形の頭ちゃんと返したんだろうか)、
三日完徹の飛行訓練に出かける4人を「寝落ちすんなよ、おまえら」ってそっと見送る声色がやさしい。
ティナちゃんといいエリカちゃんといいフォスといい、黒沢さんは屈折した演技が本当に映えますな…すこ。
星野さんのストイックなとこ好きですけど矢印出たのは嘘だろ……てなったよ、
財投さんは容赦なく振られると思っていたので(だってやり方が完全にハラッサーのそれだし)。
ただ飯干さんの話から想像するにそういう人間じゃないとOTFが乗せないとかだったら何てエグい脚本なのか…。
ひとみんのふわふわしたおしゃべりかわいいし「ドラゴンは物じゃねえ」ってシャンプー握りつぶす姿もすこ。
りりこすがキングダム読んでるのもびっくりしたけど
それをおもしろいように利用されてしまった7話は申し訳ないけど大笑いした。
(エンディングにきちんとヤンジャンとキングダムがクレジットされていたね)
第8格納庫でのまそたん、ひそね、小此木さんのトリオがとてもよくて
4話のひそねの「はいっ!(挙手)」からの「はい、甘粕さん」とか、ほのぼのしたやりとりがかわいい。
シンゴジの安田さんがモデルという小此木さん、ぼやっとしたおっとり童顔整備士さん。
梶さんがいつもより抑えめの演技をしていてこれは後半にじわじわ効いてくる感じですかね。
一緒にクソ映画見た後にひそねがゾンビストラップをぐしゃ~ってしても動じなくて
「それ食事中はしまいましょ」とか言葉遣いや振る舞いから垣間見えるお育ちの良さとかな…
ていうか男女が一緒にいたら本人たちの真意を無視して恋愛認定しちゃうアレ何とかならんのかい…。
あと柿保飛行班長がじわじわきてます。淡々と仕事をこなしていくデキる中間管理職ですが
色々と言いたいことを飲み込んでらっしゃる気もするので報われる日が来るといいな。
しゃべり方もテキパキと事務的でそれもよい…ああいうくぎゅうは未発見だった…よい……!
曽々田司令も飄々とした中間管理職、譲治さんは安定してていいね。
そしてジョアおばさんはやっぱり伝説の人だった。
74年前のお祭に参加したってことは今90歳くらいかな?それであのドス声、朴さんのドス声めっちゃ怖い。
「この愚か者めがァ!!」とか「…と、樋本さんが」めっちゃおもしろかった(笑)。
かつてエルリック兄弟だった人たちが今回はパイロット同士で一緒に飛行機乗るの超もえる、
朴さんと釘宮さんてハガレン以外で共演あるのかな?今回は一緒に録れてそうですけども。
(ハガレンはアルが鎧だったから釘宮さんだけ別ブースで録ってたんだよね)
そしてまそたんは何歳だ?下手すると人類より長生きしてる可能性あるのかな。
ひそねが来るとすごくうれしそうだったり、森山さんの声を覚えていたり
小此木さんの話を黙って聞いていたり萌えポイントが多くてかわいい。
何よりあのビジュアルがいいよね!大きなおめめに全体的に丸っこいボディ。なでなでしたい。
体内に書かれていた間租譚の意味は最終回までに明かされるのか、気になる。
あと、まそたん他すべてのOTFの声を担当している神田松之丞氏は講談師なんですね。
公式の講談風ダイジェスト動画で急にオオォォオォォオオオ~~って鳴いて
「これが加工してないまそたんの声です」とか言うから吹きだしてしまった。

最初はほのぼのっぽかったけど、そしてそれをずっと見ていたかったけど
不穏な雰囲気は冒頭からずっとあって最新話で一気に「祭」っぽくなったな…。
飯干さんがずっと「まつりごと」って言ってたの、「政」か「祭」かどっちなのか気になっていたけど
たぶんお祭の方だと思う。
OTF以外への恋心を自覚した時点でOTFに乗れなくなるのは
昔の斎宮や巫女がそう在ってきたみたいな、神と女性神職の関係みたいな感じなのかな。
そしてそれは、彼らはあくまでドラゴンとパイロットであり
仲間や相棒にはなりえないのだと突きつけられたような気もする。
OP映像だとまそたんに飲み込まれずに一緒に飛んでる2人なのにな…何とか乗れるようにまた戻ってほしい。
(名緒さんがまそたんと飛べるのではないかとひそかに期待しているところですが、
樋本さんの回想みてると巫女から生贄が出される可能性が想像されて、それが地味にきつい)
エンディングテーマ「Le temps de la rentrée」をDパイのみんなが交代で歌うのが楽しみで
今日は誰だろう~と毎回スキップせずに聴いています。名アレンジ。


ゴールデンカムイは以前に原作者野田さんのインタビューを新聞か何かで読みまして、
「かっこいいアイヌを描きたかったしアイヌの人からもそう言われた」という言葉を強烈に覚えていて
へ~~と思っていたらこのたびアニメ化と聴いて視聴。
北海道を舞台にしたサバイバル&アイヌ飯アニメですね!
ストーリーとしてはゴールドラッシュというか、そのために罪人の素材を剥ぎ取って集める話ですが
小樽の川や海の猛烈な寒さとか、アシㇼパさんが作る食事や焚火のあたたかさとか見てると
何よりも怖いのが寒さと飢えというのが切実に伝わってくる。
あとたまに乱入してくるティラノサウルスみたいなヒグマも超怖い、星野さんの件でも思ったけどヒグマは本当に怖い。
そんな生き物の巣穴に身を護るためとはいえ(アシㇼパさんの助言はあったけど)とびこむ杉元さんのフィジカルパない。
というかヒグマのCG感がすごい…レタㇻもだけど、ヒグマはアップでくるから余計に。
SEの効果がとてもいいし(特にアイキャッチの木が爆ぜる音が至高)、
音楽も全体的に弦楽器でまとまっていて重厚感がありますね。

アイヌ語監修やアイヌ設定監修がいらっしゃるようで、アイヌ文化について丁寧に描かれてますね。
杉元さんがアシㇼパさんに質問する→アシㇼパさん答える→杉元さんが腑に落とすという流れが多いので
神話や信仰、食生活衣生活、アイヌの暮らし一つ一つがとてもわかりやすくて助かっています。
ご飯が…ご飯と言っていいのかわかりませんが…2人が狩りをして作る料理が本当においしそう^^
現代のご家庭で再現するのは難しそうですけども。
(調理法がどうとかいう以前にリスやシャチ肉って現代では狩る以外にどこで手に入るのか想像つかない)
一番よかったのは、これ色んな人が言ってますけど
アシㇼパさんが性的対象として描かれないし酷い目にあったりもしないことですね!
そもそも杉元さんが彼女を子ども扱いしたり女性と侮ったり差別したりせず
常に「アシㇼパさん」と呼び尊敬すべき相棒として接しているし、
「新しい時代のアイヌの女」を目指すアシㇼパさんもへりくだらず対等に付き合っててかっこいい。
久しぶりに安心して見られるバディだなと思いました。
青年マンガで「お飾りやトロフィーやお荷物でない女性」がきちんと描かれるのは本当にうれしい。
(代わりにお兄さんやおっさんやお爺ちゃんたちが体張って脱ぐけどね…男性キャラが多いのでどうしても目立つね)
たまに杉元さんが考えすぎてしまうこともあって、それはアシㇼパさんにとっては不名誉かもしれないけど
彼女が戦士であると同時に保護すべき未成年でもあることを忘れない杉元さんはとても素敵で
そういうバランスがずっと貫かれているのすばらしいと思います。
誰かが茶化されたりバカにされないしマイノリティが不当に貶められることもないし
その代わり差別や理不尽が顕在すると容赦なく薙ぎ払われる爽快感もある。
「わたしは気にしてない。慣れてる」「慣れる必要なんかないんだぜ」のところいいよね~。
アシㇼパさんに危害を加える奴絶対殺すマンな杉元さんは自分の役割をちゃんとわかっていて
そんな杉元さんの歩兵銃よりアシㇼパさんの持つ弓の方が強いっていうのもたまらない。
最近は冗談も言い合えるようになってきた2人が好きだし、いいぞもっとやれってニヤニヤ見てます。
お味噌が食べたいと遠まわしに、でもほとんど確信犯みたいな言い方で伝えるアシㇼパさんはおもしろすぎたし
彼女の真意を察してあーはいはいって用意する杉元さんとの間には信頼関係がみえて素敵。
(杉元さんきっとお味噌の料理一緒に食べられるようになってうれしかったろうな)

とはいえバディの周りに出没するヤバみな連中はキャラの顔も性格も声優もみんなギラギラして強いので
常にDead or Alive感がつきまとっていて見てるこっちの精神は常にもんどりうっております。
明夫さんが1面ボスで2面ボスが俊彦さん、ラスボスが芳忠さんで裏ボスが譲治さんとかどんな布陣だよ!
(しかも外伝ボスには津田健さんが控えているし、出没エリアの定まらないヒグマクエストも同時にこなさねばならぬ)
杉元さんたちだって決して弱くないのにね…精神力も胆力も負けてないはずですけどね。
真冬の北海道の川に落っこちても「さみー!」とは言うけどパニックにはならずに火をおこしたり
第七師団に捕まって拷問受けても相手を全滅させるんじゃなく生きて逃げることだけ考えてたり
白石さんから辺見の正体を聞いても「嘘だろ」「だましたな」って感情的にならずに
容赦なく「辺見という人間」から「手に入れるべき刺青人皮」にシフトする杉元さんの判断力よ。
どんなメンタルしてるんや…たぶん戦争体験や親友との約束も影響してるだろうけど。
(しかし辺見ヴィジョンやばかった…一緒にきらめこうか、のとこ爆笑してしまった)

原作者の野田さんが取材しまくる理由のひとつに高畑勲さんのかぐや姫を挙げていて→こちら
そういう意味でも真摯な方だなあと思った。
原作はまだ続いているみたいなので、アニメはどうまとめるのか気になります。楽しみです。
2018_06
03
(Sun)23:56

百画繚乱その3。

東京富士美術館の「暁斎・暁翠伝」後期展示に行ってきました。
前期展示は4月に行きましたが、後期にかなりの展示替えがあると聞いたので
やっぱりナマで全部見たかったのと、
この日は河鍋楠美氏と山口晃氏の対談講演会があってものすごく聞きたかったし!

富士美の講演会を聴くには当日配布される整理券をゲットしなければならないのと
さらに今回は山口氏がいらっしゃるとなれば朝から混むだろうなと思って
いつもより早く家を出て美術館に着きましたらば。
kyosaisui2_1.jpg
なん…だと…!?щ(゚д゚щ)☆
前回はなかった撮影可能ゾーンができていました~ありがとうございます!
SNSアップもOKと書いてくれてるのマジで有難い、
入口の出品作品リストが置いてある台の隣に撮影OKリストも置いてあって
その名も「SNSスポット」って書いてあって笑ってしまった。

あんまりうれしかったのと、整理券の配布が始まる時間まではまだ余裕があったので
いてもたってもいられず展示室に飛び込んでSNS Spotマークを探しましたらば。
kyosaisui2_2.jpg
こ、この作品を撮影してよいですと…!?「枯木寒鴉図」。暁斎が百圓の値をつけたカラス。
暁斎の出世作を画像でお持ち帰りしてよいという、美術館なのか企画側なのか、どこのご厚意かわかりませんが
どうもありがとうございました。
あとこの絵を勧業博に出して妙技二等賞とった時の牌とか賞状も撮影可でしたよ。

この他にも撮影可の作品がたくさんありましたので撮ってきましたよ~。
以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開きますのでどうぞ☆

百画繚乱その3。 の続きを読む »