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ゆさな日々

猫・本・歴史・アートなど、好きなものやその日考えたことをそこはかとなく書きつくります。つれづれに絵や写真もあり。


昨日がくれた今を未来へ君らしいペースで届けてよ。

  1. 2018/09/02(日) 23:58:20_
  2. アニメ
  3. _ tb:0
  4. _ comment:0
今期アニメ感想まだ書いてなかった!書きます。
シンカリオン、ぼのぼの、ねこねこ日本史、はたおに2期、ヤマノススメと信長の忍び3期、
ルパン5期、鬼太郎6期、ロミ空とハイキューの再放送ほか、新作を見ております。

つくもがみ貸しますは小説を書店で見かけたことがあって、どんな感じかしらと観てみたら
江戸で損料屋「出雲屋」を営む2人のいとこ(義理)がつくもがみ憑きの小道具の力を借りながら
街に起こる小さな事件を解決していく時代劇なんですね。
畠中さんの小説は「しゃばけ」を読んだだけですけども
あれは主人公の若旦那が妖怪たちと会話もするし仲良く暮らしている感じでしたけど、
出雲屋の2人はつくもがみの存在や会話に気づきながらも普段は素知らぬ顔で話しかけたりはしないで
つくもがみたちも人間の前では化けないし会話もしない、という設定がおもしろい。
でもつくもがみたちが奥でわちゃわちゃ会話しているときは2人のどちらかが必ず聞き耳をたてていて
2人が表で会話しているときはつくもがみたちの方もしっかり聞いていて
時々、事件解決のためにわざと聞こえるように大声出して情報を伝えたり
つくもがみたちが自分から貸し出されようとわざと音を立ててみたりするのもおもしろいです。
五位が幸之助さんとお花ちゃんの仲をまとめたり
お姫が麻布神社の神様になりすましてイタチ小僧の正体をあばいたり
うさぎが早苗さん親子が仲直りするきっかけをつくったり
野鉄があちこち飛び回って情報収集してくるのは痛快で楽しい。
一番楽しかったのは月夜見が活躍した掛軸シャッフル回です。
桃太郎の家来につっこむ義経、見返り美人に抱きつく光源氏、若冲の鳳凰に乗っかる加藤清正、
歴史上の人物と物語の登場人物たちのコラボでこんなことができるんだなあ。
月夜見がかぐや姫に自らを狩野派の月だと名乗るのを聞いて、
言われてみれば月は昔から色んな人が絵にしてるから色んな画風があるってことだよね。
流派ごとに見比べてみたら楽しいかもしれない。
最新話は夏らしく怪談テイスト、本物の幽霊と、香炉「裏葉柳」にとりついた勘違い亡霊さんかわいい。
初代仲村菊之丞か四代目仲村菊之丞かをちゃんと聞き分けた清次さんお見事でした、
名前は同じでも役者の特徴が異なるところから推理するのはおもしろかったです。
ってかついに清次さんから話しかけたね!つくもがみたちは聞いてるから返事しなかったけどね。
幽霊さんと一緒に「恨み晴らさずおくべきか~」っておどかすの楽しそうだった(笑)。

オープニングのmiyabiさんvsシシド・カフカさんのバトルバチバチソングが楽しいし
エンディングが倉木麻衣さんで、映像もお江戸の景色が次々出てくるのいいよね。
お姫がいた神田明神の鳥居、うさぎと五位が腰かけていた明神石坂、
月夜見が飛ぶのは乙女稲荷神社の千本鳥居、大勢の人で賑わう猿若町、
清次とお紅がいる橋は花火が上がるので両国橋でしょうか。
最後に根付姿の野鉄が帳簿の上にコロンと転がるのかわいい。
本編でも入谷の朝顔市などに2人がお出かけしたりしていてお江戸の雰囲気ありますね。
片岡愛之助氏のナレーションもお江戸の生活や文化についてゆったり説明してくれて素敵^^


京都寺町三条のホームズは主人公が埼玉の大宮から京都へ移住した人で
なんて羨ましい!わたしもそうやって暮らしたい!という、よくわからない理由で視聴を始めました。
始まりが清水寺の桜だったね!そこへきましたか~。
京都が舞台になるアニメやマンガにおける始まりのシーンやカットは
だいたい東寺や八坂塔(東山)、三条大橋、京都タワー、京都駅が多いように思うので
そうか清水寺があったなと気づかせてもらったのでした。
(あと「ゴーン」と梵鐘の音がしたり、季節が夏ならクマゼミの鳴き声がする場合もある)

タイトルのホームズは、主人公の葵さんが京都でバイトする骨董店「蔵」の店員・家頭清貴さんのことで
家(Home)頭(Zu)でホームズ(Homezu)なのだとご本人はおっしゃっているけど
大学院生で鑑定士として修行中でもあるので歴史や骨董に関する知識が豊富で
折に触れて色々話してくれるのが勉強になります。
お店は三条通にあるみたいですが、背景が細かくて綺麗に描かれているので
だいたいあの辺かなとか想像がついて聖地巡礼もしやすそうですね。
他にも東寺や南禅寺、葵祭、鞍馬山、貴船の川床、祇園祭、源光庵、北山など
京都の寺社や文化が随所に見られるので京都好きとしてはとても楽しい^^
葵さんは下鴨神社の近くに住んでるんだね。名前のとおりですね(*´∀`*)。
声優さんも京都や関西の人が出演されていらっしゃって
遊佐さんが京都の人って聞いて「あー…」とすんなり腑に落ちてしまった…あまりにもイメージぴったりで。
いや、遊佐さんの出身地はまったく知りませんでしたけど
お人柄やお仕事でのお声を聴いていると京都出身というのが全っ然違和感なかったので。
そんな遊佐さん演じる円生(モリアティポジかな?)は業が深くてドキドキします。
親の影響で絵を描き始めて贋作に目覚めて、見破ってくれる人がいなくなったから出家したのに
清貴さんが見破ったせいでまた楽しくなっちゃって作り始めてしまうっていう。
誰にも見破られたくないし見破ってくれる好敵手には出会いたいしその人を負かしたいっていう矛盾も抱えていて
そういう複雑さを声だけで表現している遊佐さんは本当にすごい。
彼が一言しゃべるだけで重層的なキャラクターだって一発でわかるもんね…!
京ことばも、そりゃそうだって感じですけどわたしが京都でよく聞くイントネーションで
うおー今めっちゃ京都にいる!って興奮してしまう。
遊佐さんだけでなく誠司役の小山さん(京都出身)や、南禅寺雲生役の木内さん(兵庫出身)の発音がさあ、
もう、ほんと、そうなの関西行くとああいう発音が周りにいっぱい聞こえるの…!耳がしあわせ。
石川さんの…清貴さんが怒ったり照れたりするときに出る京ことばはたぶん萌えポイントなんだろうけど
ごめんなさい、わたし遊佐さんたちの方が萌えるわ^^; ネイティブの強さ。
そもそも清貴さんより円生の方がイケズだしね。もっとイケズ度上げてほしいよね清貴さんはね(笑)。


アンゴルモアはキングダムよりライトでゴールデンカムイより裸が少ないと聞いて(どんな情報だ)
見てみたら時代考証も戦もしっかり描かれていて割と軍記物っぽかった。
数少ない鎌倉時代マンガだし平安とも戦国とも異なる武士像にわくわくします。
元寇ですね!白村江の戦いから600年以上も外国と戦争をしていなかった日本が
ものすごく久しぶりに海外から攻められた戦いだね。
(実際は鎌倉までは攻め込まれず九州北部での局地戦ですけども)
鎌倉時代の戦い方って一所懸命なので、小さな集団同士の小競り合いはあっても
数万などの大軍がぶつかるのは南北朝時代あたりまで国内でもやらないので
当時ほとんどの武士はあれだけの大軍で戦うのは未経験だったと思われ。
数千が激突した平安末期の源平合戦の経験者がいればまた違ったでしょうけど
壇ノ浦は1185年で元寇は1274年なのでたぶん源平の頃の人たちはもういないだろうし
語り部から聞いた人がいたとしても結局未経験だしなあ。災害は忘れた頃にやってくる。

舞台が対馬なのでオオワニ(鮫)とかツシマヤマネコとか出てくるの楽しい、
特にヤマネコが!1話につき1ツシマヤマネコを貫いてくれるスタッフ最高!ねこ~。
主人公の朽井さんが元御家人の流人なので、たまに堅苦しいけど
鎌倉武士だぞ!っていばるんじゃなくいい感じに肩の力が抜けているのがよきです。
島の人たちに地形を聞いて「こうか」って地図を書いてみせたり
(ここで島の人たちが「自分の住む島の形を初めて知った」と言ってたのが印象的)
金田城の大きさに対して人手不足を心配しても長嶺判官の話を聞いて考えを改める柔軟な部分もあって
きちんと教育を受けて経験も積んだ人なのだなと。
名越さんの教えがよかったんでしょうな…回想でとても尊敬してたみたいだったしな。。
顔に傷があるけどまぶたについてないから目を開けたままつけられたのかな?敵に背を向けないのかな。
他の流人たちも目のいい少年が斥候をやったり、ガタイのいい男が戦闘で大活躍したり
僧侶がけが人を治療したり、宋の商人が損得勘定や苦言を呈したり濃いメンツで楽しい。
そんな中で頭のいい人が急に裏切ったりもしますけれど…
白石さん急に寝返ったけども何か考えがあってのことなのか、男衾三郎に感化されちゃったのか
本当のところはそのうち明かされるのでしょうか。生きてほしいけどフラグ立ちまくりで心配です。
なんというか、このてのマンガやアニメは
人物のパーソナルが掘り下げられたとたんに退場が待ってるからおっかないんだよ、
阿比留さんも頼もしくなったとたんに退場しちゃったしさあ。。なんでや。
そんなみんなのリーダーをやることになった輝日姫、
想定外のことばかりで戸惑いつつもしっかりみんなを見て行き先を決めていますが
何かというと最前線に出ようとするので危なっかしくて仕方ない、リーダーはいのち大事に!
(でも何だかんだ理由つけてしょっちゅう朽井さんの寝込みを襲いにいくのはよくわからなかった)
安徳天皇が生きていたという設定は別にぶっとんでないけどキャラデザ見てびっくりしましたよ、
いやだって等身まで身投げした頃のまんまとは思わないじゃん…!(笑)
輝日姫のひいおじいちゃんだっていうからどんなイケ爺かと思ったら3頭身くらいの老人が出てきて
このアニメで一番度肝を抜かれたのは彼ですよ!
わたし安徳帝はもし成人していたらそれなりに背は伸びていたろうなと勝手に思ってたので…いやはや。
そんな天皇の先祖に対馬を守ることを命じられた防人の子孫である刀伊祓たち、
白村江の戦いから600年以上もずっと、たまに出没する海賊を追い払ったりしながら
来るかも来ないかもわからない戦争に備えて訓練していたんだな。
大宰府や隠岐もですけど、日本海のあの辺りは大陸と近いから交易船も私的な船も通る貿易拠点で
インターナショナルな場所であるがゆえに揉め事も起こりやすく色んなことがあったんだよね。
長嶺判官が帝の命令がなければ村の人たちを引き入れはしなかったというのもよくわかる。
あと刀伊祓の一族は戦うのが男だけじゃなく女もっていうのがいいよね、
協力して浅瀬に敵を誘い出しあっという間に屠る女性たちのかっこよさよ。強い女の人は大好きです。
そして蒙古軍は櫻井孝宏に子安武人にトップがショウハヤミという布陣だった。つよそう(確信)。
エンディングのメロディがとても切なく、でもどこか希望のあるやさしい音色なのが気に入って
いつもスキップせずに聴いています。朽井さんとみんなの後ろ姿が、よい。(後ろ姿フェチ)


銃の擬人化か~と何となく録画した千銃士はゲームが原作なんですね。
独裁者である世界帝府と自由を求めるレジスタンスとの争いだけど、政治はほとんど語られなくて
貴銃士たちの人間関係や精神的成長がテーマになってますね。
キャラがいっぱいいてそれぞれにお当番回がある感じで、
既に成熟したナポレオン陛下とかイエヤスさんたちみたいな大人組もいますが
成長株のポジションにいるのはブラウン・ベス、シャルルヴィル、スプリングフィールド、ケンタッキーの4人っぽい。
彼らの中で一番成長しそうなのはベス君じゃなくてシャルル兄ちゃんだと思ってますが
(ベス君はあのまんまいきそう)、スーチンもケンタも少しずつ変わりつつある感じがします。
いつかみんな絶対高貴になれるといいですね。
というか絶対高貴はマリオのスターみたいな、時間制限のある無敵状態みたいなものなのだろうか。
攻撃を受けても自動的にかわしたり、身体能力が向上して場合によっては空が飛べたり
連射できない古銃のみんながFateのギル様みたいに無数の銃を頭上に出現させて攻撃できるあたり
スターよりもやばそうですけど。
あと現代銃の人たちが本編でぜんぜんしゃべんないの気になる…
予告でのおしゃべりは楽しい^^ ひらりん兄さんぶっとんでるよね。

フルサトさんが癒しすぎて彼のためだけに見てるし
彼のセリフのとこだけ毎回リピートするくらいには推しです。
常にアジトにいてマスターの側を片時も離れないフルサトさんですが
「年寄扱いしないで、わたしは今も現役よ」っておっしゃってたからいつか戦う姿や絶対高貴が見られるのかな。
というかこのアニメ、作画はジェットコースターですが(しかし背景はいつもハイクオリティ)
そこまで気にならない理由がわかった、フルサトさんの作画だけ妙にレベル高いからだ。
わたしがフルサトさんにばっかり目がいくのでそう見えるだけかもしれないけどそれでいいのだ。
4話はフルサトさんがいなかったけど成長株の4人がねこあつめしてて、
楽しそう~って和んでたのに唐突に闇ラストになってフルサト成分が足りないって思いました…
あれ目を真っ赤に泣きはらした4人がアジトに帰ってフルサトさんにハグされてわんわん泣き出すまでが任務でしょ…。
シャルル兄ちゃんのギャルソン姿とスーチンの郵便屋さん姿の破壊力やばい。かわいい。
(というか4話のキーワードが魔女宅すぎる、パン屋にお届け物に猫に港町)
あとエカとアレクのペアよい!ニコラ&ノエルの双子ちゃんもよい!レオとグレートルのコンビ好き!
キセルもっと出て!ホールとゲベールは早くお子ちゃんたちの遊び場にお菓子持って遊びにいくべき!


はたらく細胞は原作マンガを少し読んだとき「アニメに向いてそうだなあ」と思ったのですが
やっぱりアニメ化しましたね。
連載が始まった当初は擬人化の波がとうとう細胞にまで及んできたかと驚きましたけど
読んでるうちに細胞はおろか細菌や体内のしくみ、病気、健康や養生法の知識までつくというお得マンガで
キャラクターもみんな濃くておもしろい。
OPとEDがどっちも癖のあるメロディで脳内をぐるぐる回ります。We are HATARAKU! Fuuuuuu!!!
エンディングで赤血球の台車に乗って足をぶらんぶらんさせてる血小板がかわいい。

そう、血小板!かわいいかよ!!
幼稚園生みたいなスモッグ着て黄色い帽子かぶった子ども集団がぞろぞろ歩くだけでこんなにかわいい。
(アニメ化前のテレビCMでオルガンの音色に合わせてよちよち歩いていくのかわいかった)
擦り傷切り傷があるときは道路工事の要領でしっかりお仕事しますけど
ロングヘアの子がホイッスル鳴らして交通整理したり他の子たちがよいしょよいしょって工事したり
そんな働く姿であの白血球さんさえ和ませるほどの破壊力パない。
最近わたし猫にひっかかれたり仕事中に少し引っかけたり
どこでつけたかとんと覚えのない擦り傷(おい)にかさぶたができていたりすると
「あー血小板ちゃんたちがんばってくれた…」と思うようになりました。圧倒的感謝。
かっこよくて強い白血球さんと頑張り屋な赤血球さんはなんだかんだ縁のある関係だなと思います、
3日に1度は会ってそうだよね。
白血球さんのばいばい菌にめっちゃ笑ったし
体内に掲げられた標語「さわやかにお別れしようばいばい菌」にも笑った。大丈夫なのかこれ。
白血球さんやキラーT細胞さんが細菌を倒すたびに返り血浴びてるの地味におっかないですが
それ以上におっかないのがマクロファージさんで、
あの方はどんなに血を浴びても汚れない感がすごくてドキドキします。井上喜久子ヴォイスのせいだ。
B細胞さんが背中に背負ったタンクから抗体を勢いよく発射するのがいつも爽快で
消火器使ってる気分というか、火事を消すのってああいう感じだろうかと時々思ったりする。
あと体内でもキングジムのファイル使われてるんですね、
ヘルパーT細胞さんやマスト細胞さんが時々棚から引っぱり出して調査してますよね。
最新話でヘルパーT細胞さんがキラーT細胞さんと幼なじみと判明して
2人が仲良くなるまでの過程が努力・友情・勝利で完全にジャンプイズムなの笑ったし
それを冷静に見つめていた制御T細胞さんはイケメンだし
写真を撮影してアルバムに保存していた樹状細胞さんは黒い。GJ。
あと7話で、見た目は一般細胞だったやつが実はがん細胞だと判明したけど
2~3話でしゃべったときの声が石田彰だった時点で首魁と気づいてたクラスタは一定数いそうだよね。
がん細胞とまでは思わなくても「こいつ絶対一般細胞じゃなくて細菌か病原菌か何かだ」くらいは
想像しちゃったもんね。
いやだって石田彰はモブじゃないでしょ…儚い少年か喰えない青年かピカレスクかラスボスでしょ…(笑)。
でもってそんながん細胞を倒したNK細胞が自ら爆笑することで活性化し強くなるというのも
現代のがん研究からの引用ですよね。本当によく調べて作っていると思う。(確か医療監修がついてるはず)


BANANA FISHはタイトルと、本編のどこかにニューヨーク図書館が出てくるらしいという知識だけあって
(タイトルはサリンジャーの「バナナフィッシュにうってつけの日」という短編らしい。読んでみたい)
原作は未読なのですが全体的に作画がとてもきれいで雰囲気も合っている気がします。
舞台設定は現代のアメリカですけど、原作既読の友人から聞いた話では本来は1980年代だそうで
連載もその頃だったそうですから当時はリアルタイムなマンガだったのでしょうね。
毎回次から次へと色んなことが起こるしテンポよく進んでいくので30分があっという間ですけど
たぶんあれくらい詰め込まないと原作のエピソードがやりきれないかもしれないという緊迫感は
未読のわたしが見てもわかるほどひしひしと伝わってくるので、
スタッフもギリギリのところで作ってるんだろうなという気はする。
あとストーリーのテンポとかキャラクターの表情やアクションの細かさからユーリを思い出したのですが
制作がMAPPAで監督は内海氏でしたか。道理で。
(ユーリも久保氏のネームを削って削って毎回尺ギリギリに詰め込んでたそうだから)

アッシュと英二が出会ってから怒涛のようにストーリーが進んで行ってるので
どんな時もアッシュが英二を守ろうとする理由づけが少し弱いような感じもしますけど、
これはたぶん後で原作を読めば補完できるだろうと思ってるので今は放置しています。
最初は放っとけなかっただけかもしれませんが(英二くん戦えないから)、
自分は持ってないものというか、なくしてしまったというか
違う育ち方をしていれば自分も持ちえたものを持っている英二への憧憬みたいなものなのかな…。
英二も決して何もできない人ではなく、2話の棒高跳びのシーンとか見ると彼にもちゃんと専門があって
今はたまたまその専門を活かせない場面ばかりが続くので弱く見えてしまっているだけだと思う。
小競り合いや銃の使い方に関してはアッシュやショーターが場慣れしているだけで
英二も経験と訓練を積めばでき……るようになるとは限らないかな…^^;(自信無)向き不向き。
あとどんなことがあっても自分の周りにいる人たちを疑わない強さもありますね。
おじさんたちも一生懸命、少年たちを守ろうとしてるけど
有事の際に行動が早いのはやっぱりアッシュでおじさんたちはいつも一歩遅れを取りますけど
常に自分たちのできることを精一杯やろうとしているなと。
1話の冒頭でマックスが歌っていた歌がどうも聞き覚えのあるメロディだなと思って
でも題名が全然わからなかったのですが(特打でシンディが歌ってるやつだよね)、
6話でマックスが原語で歌ってくれたから歌詞をぐぐったら一発で出てきました。
「Oh My Darling Clementine」というタイトルでアメリカ開拓時代の歌だそうです。あーすっきりした!
平田さんめっちゃいい声でしたね、ありがとう。

スキップかわいいなあ、ショーターいいやつだなあと思ってたら2人とも天国へいってしまった…
鉄血のときもそうでしたがわたしが推した人はことごとく退場してしまうので慎重に見ていたつもりだったけど…
特にショーターは想像以上に傷が深いです。どうしたらいいのか。
初登場シーンから「あっこいつ絶対いいやつ」って直感してずっと大好きでしたし
ムードメーカーで仲間思いで、アッシュが唯一背中を預けられる人でシンたちにも慕われていて
逃亡中は英二が危機的状況に陥ると助けてくれたり英二ができないことをずっと引き受けてやっていて
そんな風にショーターがいるのが、あの3人が一緒なのが当たり前だったから
月龍に脅されてゴルツィネに捕まったときもこれどっちに転ぶだろう、
彼ならギリギリのところで生き残るんじゃないかって一縷の望みをもって見ていたので
あの最期は本当に本当につらかった。
ずっとアッシュと一緒に英二を守ってきたショーターがなんで、なんでこんな目に遭わなきゃならないの、
あんなに仲良しだったのにってずっと泣きながら見てました。ドラッグダメゼッタイ。
アッシュの叫びを聞き天使の彫刻を見て一瞬だけ正気に戻るとこでぶわって涙出て
その後アッシュが英二を守るために撃ち殺さなきゃならないのしんどすぎるでしょ。
あとこれグリフィンが廃人になったときの状況とすごく似てるなって思った…
アッシュはマックスをずっと責めていたけどもう今後はそうしないだろうな。
でもってあの状況でぶっ壊れるどころかアドリブまで入れて最後までやりきったオーサーあいつやばい、
時々かわいい部分も見せる人だったけど10話で完全に戻れないところまで陥落したわ。
自由すぎるWeb次回予告であんなに日本に詳しいオーサーに爆笑させられた後でこの展開はきついよ…
というかあの次回予告書いてるの誰だよ…毎回傑作すぎて笑いと涙が止まらないよ!
(細谷さんはあけおめ声優で「そろそろクズの役をやりたい」とおっしゃっていたように記憶しているので
念願叶ってよかったねえと思いました。オーサー楽しそうだもんね)
ゴルツィネはお膝に猫を乗っけるという、マフィアのボスにありがちな登場の仕方だったので和んだけど
和んだのはそこだけで話がすすむごとにどんどん裏社会の迫力が出てくるのほんと怖いし
こいつからどうやって逃げたらいいんだろうと絶望的な気持ちになる。石塚氏はすごい。
(氏の訃報はまだ信じられません…オーキド博士が、中森警部が、ジェットが、あああああ。
バナフィ公式はお悔やみ以降沈黙しているけど収録は終わってるのでしょうか…ご冥福を)


あとFreeDF観ましたが相変わらず水の表現が驚異的な美しさで最っ高…!
真琴の大学がどう見ても京都造形芸大だし宗介氏は病院行きながら鮫柄に顔出しててホッとした。
新キャラの日和くんが郁也のこと大好きですごく切なくて、声が木村さんだから狂気を感じるし
「バックなら俺が勝負するよ」って言ったまこちゃんは衰えを知らぬ筋肉と技術+有言実行の男で
おまえ世界目指せるよって思ったし
赤ちゃん姪っ子のキックくらって悶えながら「くっそいいキック持ってんじゃねえか」って叱らない旭が素敵だし
帰国して後輩たちを安心させる凛ちゃんも実家で飼い猫スティーブに塩対応される凛ちゃんもイケメンだし
全日本選抜のリレーで日和くんが言った「僕の負けだ」にハルが返した「フリーはな」がもう最高。
そしてエンディング!ついに!踊った!!
5人が並ぶ後ろ姿はスタンドバイミー(1話で貴澄が友達のセリフ言ってる)だし
渚くんが黄色いコート着て行く道は雨に唄えばでジーン・ケリーが歌うシーンのオマージュだろうし
後に続く4人のコートと揃ってラ・ラ・ランドのドレスの色だし
向こうからやってきた郁也たちとウエストサイド物語みたいに睨みあうし
水鉄砲片手にバスタブに入った貴澄はジェームス・ボンドだし
大宮ソニックシティのロビーでスーツに着替えてからのロームシアター京都の舞台でみんなで華麗にダンシング!
京アニはいつもこちらが思いも寄らぬことをやってくれます。すごい。



…で。
好きなことを我慢すると体によくないって聞いたので前々回に引き続きシンカリオン語りします。
34話は予告からすでに楽しみすぎて吐きそうだったのですが
ついについに京都支部のトリニティ合体の子たちがご登場した~!
鹿児島出身の子と山口出身の子たちが協力して戦うって薩長同盟みたいでwktk、
同盟が締結されたのも京都の小松邸ですしね。本当に歴史ネタよく引っぱってくるアニメだわ^^
タカトラくんを探して京都中を探し回るハヤトくんとフタバさんが回った場所が
八坂の塔・産寧坂下・祇園巽橋・金閣寺・京都御所からの四条通(みずほ銀行京都支店前)で
ずいぶん手広く探したんだなと^^;
でもって錦市場で無事に発見したときの背景に舞扇堂さんがあって
タカトラくんはその向かいの刃物屋さんにいたからきっとこのお店で柳刃を買おうとしたのではないかと。
錦市場は過去に何度か訪れて舞扇堂さんも入ったことあるけど
お向かいが刃物屋さんだったとは…気づかなかったぜ…!(不覚)
包丁は食材や用途に合わせて使い分けるため種類が豊富っていうタカトラくんの話と
鉄道も走る場所や目的によって異なる特性を備えているというハヤトくんの話は
どちらも人の生活とデザインに密接に関わっている内容だったので興味深かったです。
というかタカトラくん敬語で包丁の説明も上手で情に篤くてむちゃくちゃやさしい子ですね…!
これまで料理ができると判明しているキャラはシノブくんとリュウジさんですが
タカトラくんはプロフェッショナルなレベルでお料理できそう、そのうちそんなシーンが出るかしら。
そして今回はタカトラくん掘り下げ回だったから次回はギンくんジョウくんを細かくやってほしいな、
彼らもきっとすごく魅力的な子たちだと思うのだ。
(髪型が頭の両脇でツンツン立ってるのが猫耳みたいでかっわいい)
シンカリは新キャラが出ても既出のキャラをsageないどころかさらにageてくるというか
みんな立てた上で新キャラも魅力的なところが大好きです。
話がすすむごとに主人公サイドも敵サイドも信頼が深くなっていくの最高。
ハヤトくんがあっきーや若の好みをちゃんと知っててタカトラくん探しの推理するのもとってもとっても最高。

……で。
34話の前に公式が「9月下旬にアニメにドクターイエローが出るよ!運転士はリュウジだよ!」って
唐突に流してきたじゃないすか、
「は?ファイターでヒーラーにもなる?E5とクロス合体?無敵やんけ??」ってリアルに声出ましたよね。
26話のドクターイエロー発言あれフラグだったんすか!!びっくりです。
N700Aにはもう乗らないのかそれとも戦闘次第で両方乗り分けるのか、現時点ではわかりませんが
主人公でもないのに機体乗り換えとかまじですか、
公式のリュウジさん推しがすごすぎてまったくもって話が読めない。
てっきり先輩は後輩と合体しない孤高の人なのかと思ってたからさ…楽しみです待ってます。
(そういえばFreeDFでハルのコーチについた人の名前が龍司(リュウジ)さんで僕はわたしは、、、
ハルが彼の下の名前呼ぶたびにぐらんぐらんしてます。タイミングがすごい)
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テーマ : アニメ・感想    ジャンル : アニメ・コミック

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Author:ゆさ
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歴史やアートも溺愛中
最近は新幹線とシンカリオンも熱い
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