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埼玉県立歴史と民俗の博物館の特別体験事業「十二単と男子装束体験」に行ってきました!
男子装束に応募しまして、直衣狩衣は過去に着せていただきましたので
今年は赤袍を着せていただくことに。

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いつものように更衣室で単と下袴をつけていただいてから着付け会場に出るのですが
今回は冠も更衣室でかぶっていくことに。
椅子に腰かけた状態で衣紋者さんたちがつけてくださるのですが
わたしには髷がないので(冠は本来、髷を後ろの出っ張りの中に括り付けて頭に固定します)、
額と纓のバランスが崩れやすくなってしまってなかなかうまいこと引っかかってくれず、
最終的に顎の下に締める紐がぎゅーっとなることに。。
「大丈夫です殺しませんから!」という頼もしいお言葉に「はいー!」と勇ましく返事だけして
もうなるようになれと背筋を伸ばしてひたすら待ちました。
5分くらい格闘させてしまったかな…なんとか無事につけていただけたので着付け会場へ移動。

会場では単と赤袍、そして袴をつけていただきます。
(写真は博物館のスタッフさんが撮影してくださいました。ありがとうございます☆)
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じゃーん☆
赤袍は五位の官位をもつ人が着る衣裳です。あのときわたしは五位になった…!
直衣や狩衣のときはささっと着付けていただいたように記憶しているのですが
赤袍は着付け時間が2倍近くかかり、衣裳そのものもずっしり重くて
完成したときは若干肩が痛くなってました。
これ下着と単と袍しか着てないのに、ですよ!
十二単が重たいというのは体験済みなこともあってかなり実感できているところではありますが
袍もかなりの重さということがわかって驚いてしまいました。男性も大変だったんだな…。

ここでの衣裳体験も4度目なので、さすがに手をだらんと垂らすのにも慣れてきたんですけど
(腕の上げ下げは衣紋者さんたちがやるので、着せてもらう人は基本的に何もしないのがマナー)、
やっぱりうっかりやってしまうこともあって、そのたびに「殿はじっとして!」って怒られました。
すいません生まれも育ちも一般人なので…!
でも3人もの衣紋者さんから「殿ちょっと腕上げますね」「殿、肩の力抜いてください」「殿、段差気を付けて」
などなど、殿っていっぱい呼んでいただけるのすごく楽しかったです☆
人生で殿なんて呼ばれる機会そうそうないと思うので!

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斜め後ろから。

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座ってみた。
狩衣のときは自分で座れたけど、袍は衣裳が重くて自分ではどうにもできず
衣紋者さんの手を借りて座らせてもらいました。
袴も重たいのであぐらをかくのがたいへん。
よく大河ドラマや時代劇で、朝廷の会議のシーンとかがあると
こういう格好の人たちがズラリと座っていたりすることがありますが
そんな気分が味わえました^^

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斜め45度。この角度が好きなのですよ。

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横。
冠の纓が綺麗な弧を描いているのがやっぱり好き。

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あとこれも初めて知ったのですが、笏の持ち方って
人指し・中・薬指が前で、親指と小指は後ろに添えるのだそうです。
親指はまあわかりますが小指まで後ろだとは思わなかった…!勉強になりました。

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袖口。唐草模様がほどこされています。
衣裳は厚みがあって結構あったかくて、これなら冬でも大丈夫ですね。

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更衣室にあったかぶりもの一式。
わたしは今回、真ん中にある有紋をかぶせてもらいました。
右の冠は無紋で、頭の小さい人用だそうです。左にぺったんこと置いてあるのは烏帽子。

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たたむところも見学させていただきました。
プロの方でいらっしゃるのでさっさっと畳まれていくのはまさに神技…!
あんなに大きかった衣装がコンパクトにまとまっていくのはおもしろく不思議でもあります。

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「衣裳を保管するとき首上は締めないでおきますが、持ち主が亡くなると締めます」と
衣紋者さんがふいにおっしゃったのでびっくり、そうなんだーーー!!?
人が亡くなった際に色々決まりごとがあるのはわかりますけど
物にも物としての終わりの形がある、というのは何だかドキドキしてしまいました。
本当にここの体験は勉強になることばっかりです…また来たいな。

今回までで十二単のうちピンク色・直衣・狩衣・赤袍を体験しましたので
未体験の衣装はもうひとつの十二単のみになりました。
というわけで次回の目標:
もうひとつの十二単を、着るっ。
(抽選当たるかなあ、十二単はものすごい人気で倍率がむちゃくちゃ高いのです。がんばって葉書出そう)

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帰りに大宮駅の豆の木をなんとなく撮影。
ここも何度も訪れているのに彼らがよく使う駅だと思うとつい、ね。


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年賀状マラソン始まってますよ~。
毎年、基本的には女の子を描いてるんですが
気まぐれに手癖で男の子を描いてみたらちょっとこれは…似すぎましたね…(汗)。
男の子が届いた人たちはあぁあのアニメねって生暖かい目でスルーしてください。
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