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2019_05
27
(Mon)23:50

集合知。

(某所の〆切が近いので6月初旬まで留守にします)

まだ5月だというのに真夏日の気温が続いてヘバっているゆさです、こんばんは。
昨日の祖父の四十九日は炎天下の中の納骨で祖母や参列者(ほぼ高齢者)の体調が心配でしたが
何事もなく終わってホッとしております。
汗めっちゃかいたけどね!ずっとペットボトルの水飲んでました。ストッキングもパンプスも暑かった。
北海道の佐呂間の最高気温39度は観測史上初だそうですが
札幌の友人のところはそうでもなかったようで、でも夏がこわいと言っていました。対策しっかり。
まだ日陰に入れば涼しいから何とかなってるけど…梅雨以降の湿気がこわいです。


Twitterであやふや文庫なるアカウントができていて、何だろうと覗いてみたところ
タイトルが思い出せなかったり、ストーリーの一部しかわからないような本がある人のために
みんなで解決していこう!というコンセプトのようです。
国立国会図書館ではストーリーレファレンスといって、
図書館司書が本の内容をもとにタイトルを探してくれるサービスがあるのですが
このアカウントはそれをTwitterの一般ユーザーの力を借りてやっているところに新しさがあると思う。
SNSには様々な人がいるので、わからないわからない~と自分だけでぐるぐる考えるよりも
発信すればそれについて知っている人が答えてくれる場合があって、その方が早いこともあるよね。
人々の善意を信じる取り組みだなあと思いました。
実際、TLを見ていると質問の発信から数秒後には回答が寄せられている本がいっぱいあって
皆さんなんて親切なんだ…!
フォロワーもたくさんいるし、これならTLを見てる人もたくさんいるだろうから
何人かは質問を見てくれて、何人かは考えてくれて、何人かは答えてくれる可能性が高いですな。
集合知ってすごいよね…未解決の本も回答が見つかる日が来ますように。

わからないことを調べて回答を見つけていくプロセスを、図書館ではレファレンスと呼びますが
そのレファレンスをこんな風にできる時代が来たんですねえ…。
数秒後に投げられるリプライ群を見ていると
わたしも利用者さんにこれくらいのスピードで回答を用意できたらと思ったりします。
知っていることは答えられますが、知らないことはお時間いただいてお調べしないとなりませんのでね。
レファレンスで大切なのは速さではなく情報の正確さというのは理解していますけども
あまりお待たせせずに回答できたら…というのもね、考えてしまうわけです。

アカウントは現在、質問の依頼を停止しているようですが(殺到してパンクしたらしい)
再開してくれたら質問してみようかな…と思っている本があります。
小学生の頃に読んだ本でタイトルも著者もわからないのですが、
何度も読んだ本なのでストーリーは詳細に覚えています。
「主人公は相田くんという男の子と愛野さんという女の子。
相田くんはある日、学校で古びたおまじないカードを見つけます。
カードにはハートマークが描いてあり、真ん中に『S・アイダ、Y・アイノ』と書いてありました。
相田くんと愛野さんは2人でカードについて調べていき、
この名前は相田くんのお父さんと愛野さんのお母さんのことではないかと思い始めます…」
というもの。
(結末も覚えておりますがここでは申しません)
小学校の図書室で読んだ本で、その小学校はもう廃校になって図書室の本ももうないので
学校に行って調べるわけにもいかず、
かなり前の本なので絶版かもしれず、流通していない可能性が高い本です。
どなたかご存知ないですか…ネットの集合知に期待します。



そういえば映画紺青の拳をGWに見に行って、感想書くのすっかり忘れてましたが
コナン史上初の女性監督による映画なんですね。
あとコナン映画史上初の海外が舞台の作品でもありますね。
(ベイカー街の舞台はロンドンだったけどあれはバーチャルリアリティなのでノーカウントと思われ)
そんなわけで選ばれたシンガポールですが海からタンカー突っ込んでくるわ海岸沿いの街がほぼ壊滅するわ
マーライオンが血を吹かされるわとだいぶ気の毒。彼らが何をしたっていうの^^;
これを機にファンによるシンガポールへの観光が増えるかもしれないですね。

海外が舞台のため英語字幕がかなりあって、
ゲストキャラのレオンさんとかずーっと英語しゃべりっぱなしで大変だなあ声優さんはどなただ?と思ってたら
エンディングテロップで山崎育三郎氏とわかって驚きましたが同時にものすごく納得した。
道理で色気のある英語だったわけだ~!すごくハマっててよかったです。
他のゲストキャラクターは英語の会話だけネイティブの人が吹き替えたりしてましたが
山崎氏は吹き替えせずに全部自分でやったらしい。すごい。
コナンはどうやってシンガポールに行くのかと思っていたらキッド様が連れて行ってくれたね(笑)。
(あの特殊スーツケースきっとお寺井ちゃんのお手製だよな…)
今回のキッドとコナンの距離感がとてもよくて、つかず離れず道は決して交わらないけど
お互いの力を信頼して相手がどう動くかもわかっていて、ちゃんと探偵と怪盗って感じがしました。
業火の向日葵のときは君たちちょっと距離近すぎませんか…という気がしましたのでね。
コナンが名乗ったアーサー平井の名前の元ネタはすぐわかりましたけど、
あのキャラのまま最後まで突っ走るとは思いませんでした。
コナンとして蘭ねえちゃんに会えたのは最初と最後だけだった…こういうのも初めてだよね。

お話ですが、最近のコナン映画の例に漏れずミステリ要素3割アクション要素7割でした。
キーマンの京極さんが空手有段者のためそういう描写が多いのかなと思っていたら
がっつり見せてくれたのはクライマックスでしたね~。
京極さんが園子ちゃんを背負ったまま戦ったのは
映画中盤で離れてしまったがために園子ちゃんが怪我をして守れなかったという後悔からだと思いますが
見ているほうはちょっと気が気じゃありませんでした。
京極さんあんまり速く動くのやめてあげて~~園子ちゃんむち打ちになっちゃう!(゚Д゚;≡;゚Д゚)
いやそれどころじゃないのわかるんだけど!京極さんの気持ちもわかるから葛藤すごかりし。
あと、コナンの設定やキャラクターは既に完成されてしまっているので
良くも悪くも先の展開が読めてしまう感がどうしても抜けなくて。。
でかい建物が出てくれば「ああ今回被害に遭う建物ね」ってなったし
細目のキャラクターがいれば「クライマックスで開眼して身の上話をするのね」て思ったし
レオンさんの部下が蘭ねえちゃんとおっちゃんを取り囲んだときも
「蘭ねえちゃん逃げて」とは1ミリも思わなくて「ああ、この部下たちかわいそうに」って思ってしまった。
京極さんと蘭ねえちゃんは空手が強くて、おっちゃんも柔道強いしキッドとコナンも武器があれば強いし
あのチーム色々と無敵ですよね。
彼らだけではなくても、映画には出てないけど服部くんは剣道できるし和葉ちゃんは合気道だし
警察関係者はひと通り戦えるしFBIの人たちも公安の人たちも何だかんだ強いし…。
Teamコナンができつつあるのがとっても楽しいです☆
そろそろ原作もクライマックスに向かうのかなあ、「あの方」の正体もわかったことですしな。

エンディングの映像に後日譚が挿入されていて、これ去年もそうだったと思いますが
これからはそうしていくのかな?
ちらりと見えた予告によると来年は赤井さんが主役なのでしょうか。

あと、これはどうでもいい余談ですが
空手というと今は蘭ねえちゃんや京極さんよりも某シンカリオン運転士を思い出してしまうわけで。
彼が空手を極めすぎて京極さんみたく強くなっちゃったらどうしよう。


というわけでシンカリオン71話感想は追記です。↓アズサ様回。

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2019_05
23
(Thu)23:57

うつし世はゆめ、よるの夢こそまこと。

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旧江戸川乱歩邸に行ってきました。
かつて江戸川乱歩が暮らし、現在は立教大学の大衆文化研究センターになっている建物です。
毎週水曜日と金曜日に公開されていて、予約不要、入場料無料!有難いね☆
大学正門近くの道の角では池袋のシンボルふくろうが案内してくれています。

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着いた…!門のあるおうち。
乱歩せんせいは生涯で26回ほど引っ越しているそうですが
池袋のこの家に移ってからは動くことなく住み続けたそうです。
住み始めたのは戦前で、その頃のこの周辺は住宅も少なく自然がのどかだったそうで
静かに小説を書くにはもってこいだったのかしら。

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表札にはふたつのお名前。
平井太郎は乱歩の本名、平井隆太郎は乱歩の息子氏で立教大学名誉教授。
ちなみにこの乱歩邸を立教大学に帰属させたのは隆太郎氏だそうな。

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アプローチをたどって玄関へ。ガラスがはめ込まれたモダンな雰囲気です。

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入れるのは玄関先まで。
展示ケースには乱歩の著書や新聞記事などが展示されていました。
雑誌『探偵クラブ』はもうほとんど国内に残っていない貴重な雑誌だそうで
乱歩をはじめ横溝正史や夢野久作などが参加したリレー小説なども執筆されていたそうな。

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壁に貼ってあった探偵小説トリック分類表。
「被害者が犯人」「被害者のひとりが犯人」「探偵が犯人」「双子トリック」「錯覚トリック」「時間トリック」など
現代の推理小説にもよくみられる手法がひとつひとつ記述されていました。
1950年9月に書いたらしいから戦争が終わって推理小説が書けるようになった頃のものですねえ…
乱歩せんせいの熱心な研究成果。

ranpotei_20.jpg
では、玄関を出てお庭へ向かいますよっと。

以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開きますのでどうぞ☆

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2019_05
19
(Sun)23:51

国際博物館の日。

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国際博物館の日に東博へ行ってきました☆
ICOM(国際博物館会議)が1977年に「毎年5月18日は国際博物館の日」と採択しており、
この日は各地の博物館や美術館が無料で観覧できたりイベントが開催されたりしています。
東博も常設展が無料になるので、お出かけしてまいりました^^

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今回とっても気に行ったのがこれ!陵王と納曾利の舞楽人形(江戸時代後期)です。
お面の精巧な作りや装束の刺繍がすばらしく、当時の着付けの雰囲気もわかります。
何よりかわいい。小さい舞人かわいい。
うおおぉ~~君たち最高だぞ~~~~!!!(気分はプロのダンサーを撮影するファン)

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納曾利。
ポーズから何から生き生きとして今にも動き出しそうです。

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陵王。どっしりしたポーズがかっこいいです。
はぁ~陵王の舞楽また見たい…過去に厳島神社で一度観ましたがほんとかっこよかったので。

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下から見上げるとお面の下のお顔がチラリと見えます。
紅をさしてあるからおめかししてるのかな?

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お人形の近くには実際に舞楽に使われた装束とお面が展示されていました。
お人形で当時の雰囲気を感じた後、実物を見られるのはとてもいいですね☆
装束は江戸時代で、お面は鎌倉時代で、どちらも実際に使われたものだそう。

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季節を感じさせる展示もあります。鈴木春信「雨の縁側菖蒲手折る美人」。
五月雨と花菖蒲で5月らしい錦絵です。

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狩野探幽「波濤群燕図」。落款から探幽が69歳のときの作とわかります。
風になびくように流れるように飛ぶ燕が美しく、構図の妙にホレボレします。
こういう構図うまく描けるようになりたいんだよな…バランスがものすごく難しいのですけども。

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狩野探幽「飛禽走獣図巻」から飛禽巻のニワトリちゃん。
ニワトリといえば若冲ですが彼のタッチと全然違いますね…でもしっかりニワトリですな。
探幽は細かく描くことはないけど輪郭をとらえるのがうまいと思う。

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土佐光起「女房三十六歌仙図屏風」。
平安~鎌倉時代の女性たちの姿と歌を書いて貼りつけた屏風です。

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トップにいた小野小町。
奈良時代にも女性の歌人はたくさんいますが、平安時代となると彼女が最初期に近いのかなと思います。
百人一首でも持統天皇に続いて出てくる女性ですしね。

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光武彦七「白磁梅枝菊花額」。第2回内国博に出品されたものです。
これが陶技でできているなんて信じられない…!欠けずに残っているのもすばらしいです。

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鎌倉時代の蔵王権現立像。
小さな像ですが、それでもこの斜め具合はすごい…。
後ろにつっかえ棒とかもないんですよ。よく立ってる。どういう技術なんだろう。

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春の庭園解放もありましたので日向ぼっこがてら散策。新緑がとてもきれいでした。


シンカリオン70話感想は追記です。↓アイアン復活☆

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2019_05
15
(Wed)23:50

生き生きとした静けさ。

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目が覚めたらこんな光景がどどーん!と見られるから猫と暮らすのはやめられないぜ、
いつの間にベッドの上に来たんですか~~びっくりする。。

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「わたしはわたしが行きたいところに行くのよ」
猫さまは人間の枕に頭を乗っけて寝るのがお好きです。

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お庭の娘にゃんこ。たまに庭石に挑んでいたりします。
すりすりしたり匂いをかいだり、助走をつけて飛び乗ったりします。

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植木に頭つっこむ。
ずーっとクンクンしているので何か匂うのかなと思ってわたしも鼻を動かしてみたんですが
特に何も香ってこなかった…人間にはわからないのかもしれません。

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今度は母にゃんこも。きみたち同じような行動するね(笑)。

そういえば先日、「ネコは自分の名前を聞き分ける」という研究結果
大学の研究チームが出していましたけど、
これ猫飼いにとっては「何を今更」という感じの研究なんですけど
論文を書くには実験や調査結果が必要ですもんね。
名前を呼ばれると耳や尻尾を動かしたり、御機嫌のいいときはニャ~ンとお返事してくださるのは
どの猫さまにも共通するのではないかと思います。
記事中に「人にかまってもらいたいときだけコミュニケーションをする」とか
「人間の相手をするかどうかはネコ次第」などと書いてあって
これも猫飼いは毎日実感していることなわけですが、
研究としてデータを取ってもそういう結果になるということは裏付けが取れたということですよね。

論文はこちらで読めます。
調査に協力してくれた78匹の猫さまたちお疲れ様でした。おいしいものとかもらえているといいね。


みんなのうたで先月から放送されている谷山浩子さんの「花さかニャンコ」が好きです。
あっちこっちに花を咲かせるニャンコから宇宙へ飛ぶ相変わらずのスケール。最高だ。


シンカリオン69話感想は追記です。↓「なんとなく」の強さ。

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2019_05
11
(Sat)23:56

源氏と音羽屋の御曹子。

2019kabukiza1.jpg
歌舞伎座で團菊祭五月大歌舞伎夜の部「絵本牛若丸」を観てきました☆
尾上菊之助さんの長男・和史くんが6代目丑之助を襲名し初舞台を踏むということで
楽しみに行ってきました。
丑之助だから牛若丸を演じられるのだろうか…お父様やおじい様も同じように初舞台を踏んだそうです。

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ポスター!かわいらしくも凛々しいお顔の牛若丸^^
手には鬼一法眼から与えられた秘術の巻物を持っています。

2019kabukiza3.jpg
幕見席から観劇。
今回は祝幕を見たかったという理由もあります。宮崎駿氏が描いているんです☆
今年の12月に新橋演舞場で風の谷のナウシカ(原作版)が歌舞伎化されるので、そのご縁でしょうね。
(今のところ菊之助さんがナウシカ、七之助さんがクシャナという配役のみ発表されていますが
マッティやみっくんさんも出るらしいですが誰役なんだろ、楽しみ)

2019kabukiza4.jpg
宮崎氏の描かれた牛若丸と弁慶。
かわいい~~~弁慶をおちょくってるみたいな牛若丸がめっちゃかわいい(*´︶`*)。
もともと絵本牛若丸には弁慶は登場しないそうなのですが、菊之助さんがこの絵を見て
弁慶の出番を作って演じることになさったそうです。すごいなー!
(初日には鈴木さんがいらっしゃって観劇されたそうです。宮崎さんは千穐楽までにいらっしゃるのかしら)

歌舞伎の御曹子の初舞台をナマで見るのは中村屋以来で
テレビで見たことのある初舞台は尾上左近くんや市川右近くん、坂東亀三郎くんで
みんな本当にしっかりしていてかっこよかったですが(特に左近くんの舞踊は未だに覚えてる…)
お子様の初舞台はいつ見てもドキドキします。。
そして来年には堀越勧玄くんの市川新之助襲名が控えている。。こわい。。見たい。。。
お父さんも團十郎になりますね。おめでとうございます^^
あと寺島眞秀くんもそのうちお名前を襲名するのでしょうか、楽しみ。


祝幕が開いて、舞台に現れたのは中央に浅黄幕、両脇に霞幕。
チョンチョンと前奏が始まりやがて霞幕が外されてお囃子の人々がズラリと登場。
全員、裃をつけて音羽屋の家紋である重ね扇に抱き柏をつけていました。
すると、浅黄幕の前にズラズラっと武装した6人の男たちがご登場。
彦三郎さんやマッティさんたち菊五郎劇団の皆様だったのですが
「鞍馬山の牛若丸が本当に強いのか試してやる」などと物騒なことを言って去っていきます。
向かう先は、鞍馬山。

浅黄幕が切って落とされると背景には鞍馬山の三門と満開の桜!春の設定なのですね。
奈落から菊五郎さん・吉右衛門さんとともに丑之助くんがご登場すると
客席から「音羽屋!」の大向こうとともにワ~~ッと拍手!!
丑之助くん、そんな客席の様子にもまったく身じろぎせずにどっしり腰かけていまして
5歳であの大物感はすごい…牛若丸は拍手ごときで動じないのだね(^◇^)☆
菊五郎さんの吉岡鬼次郎と吉右衛門さんの鬼一法眼によって、
今日は修行を終えた牛若丸が鞍馬山を出て奥州へ旅立つ日であると語られます。
「おともに弁慶をつけます。弁慶、出ておいで~」と鬼次郎さんが呼びかけると
花道から菊之助さんの弁慶がのっしのっしとご登場!
弁慶というと勧進帳の山伏のいでたちが有名ですが、
今回の演目の弁慶は下ろし髪に黒袴をつけた、武家のおともっぽいファッションでした。
「弁慶まかりこしました」と朗々と述べる声が低く低くぶっとい声でびっくりした!
菊之助さんあんな声出るんだ…一瞬海老さんかと思っちゃったよ。
と、ここで親子孫3代の4人が揃いましたので
「じゃあ皆様にもご挨拶を」と、皆さん急にお芝居モードを解かれて
舞台の前方に出てきて深々とお辞儀!
「ああ口上なんだな」とわかっている客席はクスクス笑いが漏れつつも拍手が起こりました^^

最初に菊五郎さんが「音羽屋にとって大切な丑之助を襲名し初舞台を踏みます。
将来は立派な役者になると思います。皆様ご指導・ご鞭撻のほどを」と、
続いて吉右衛門さんが「わたしにとっても孫にあたる丑之助が初舞台です。よろしくご愛顧・ご鞭撻のほどを」と、
菊之助さんが「ゆくゆくは両祖父のような役者になってほしい。何卒よろしくお願いします」と挨拶されて
最後に丑之助くんが菊之助さんに促されながら
大きな声で「どうぞよろしくお願いいたします!」と締めくくりました。おめでとうございます~☆
(菊之助さんがずっと「ご挨拶を」って合図してて大変そうだった…がんばれお父さん)

お芝居に戻ると、「常盤さまの御使いで参りました」と2人の女性が花道から歩いてきます。
時蔵さんと雀右衛門さんですよまた豪華なお使いですね^^;
常盤御前も牛若丸が旅に出るのを心配して、様子を見てくるようにと遣わされたとのこと。
そこへさっきの男たちがわらわらっとやって来て、牛若丸に戦いを挑んでくるのですが
最初は弁慶が牛若丸を守って戦っていたのを、牛若丸が制して
「ちょこざいな。牛若丸の手並みを見よ!」と勇ましく立ち向かってゆきました。
がんばれ、がんばれ牛若丸(5歳)!!
お兄さんたちが1人ずつかかってくるのを最初は素手で難なくいなして「強い牛若丸」という感じなのですが
黒子さんという、歌舞伎お約束の見えざる力を借りて(笑)軽々とジャンプして
お兄さんたちの背中にピョ~~ンと乗ったり、
お兄さんたちに担がれながら両肩に乗ってポーズ決めてみせたり、
黒子さんとお兄さんたち3人がかりで桜の木のところまで連れて行ってもらい枝を1本ポキッと折って
その枝を優雅に振り回しながら華麗に戦ってみせたりします。
両足をバッ!と開いてバ~~ッタリと見得をする姿は力強く決まって大喝采!
あの小さな体でも見得はぐわっと大きく見えるから不思議~。
お兄さんたちもきっちりアクションを合わせてくれるので全然問題なくて
こんなに微笑ましい殺陣シーンがこの世に存在するのかと(笑)めっちゃ笑いました。
そんなわけでボロボロにされた(笑)お兄さんたちですが、
急に態度が改まり跪いて牛若丸に頭を下げると
「実は自分たちは平氏ではなく源氏です。機会をうかがっていたのです」と正体を明かしました!
よかったね味方が増えたよ٩( ᐛ )و

やれめでたしと思いきや、そこへ2人の山法師が頭巾に薙刀という勇ましい姿でご登場。
海老さんと松緑さんだったのですが、何やらケンカしながらここまでやってきたご様子。
どうやら自分たちのどっちが牛若丸の旅のお供をするかでモメているらしくて
お師匠の阿闍梨蓮忍(左團次さん)も困り果てながらやってきました。
2人とも声がデカいから口喧嘩もド派手、「おれだ」「いやおれだ」と両方とも譲らず。おじさんたちかわいい☆
さらに今度は金売り吉次と渋谷金王丸までやって来て「おれたちもお供します!」とか言い出して
牛若丸めっちゃモテ期じゃん!(笑)
見かねた鬼次郎さんが「阿闍梨さまどうしましょう」と声をかけると
「もうみんな一緒に行ったらいいんじゃない?」という鶴の一声で
全員でおともすることになりました!!すごい賑やかな道中になりそうですね(^◇^)。

で、牛若丸は鬼一法眼さんに秘術について書かれた巻物をもらって
「魔王堂で7日間修行してから奥州へ向かいなさい」と言われて旅立つことになりました。
さあ引っ込みです☆
弁慶に連れられて舞台を去り、花道の七三に立ち止まった牛若丸が
激しい附け打ちの伴奏で飛び六方の構えをしたので「えっ六方で引っ込む?えっ???」と思っていたら
花道の途中で「くたびれた…」と立ち止まってしまいました。。
えええええ~~~っ!!最後までしないんだ…さっきめちゃくちゃかっこよかったのに(爆笑)。
しかも「弁慶、おれの馬になれ」とか言い出すものだから弁慶が戸惑っちゃって
「牛若さまそれは…」と勘弁してほしそうに言われても
「おれはいずれ平家の一門を滅ぼす男じゃ(だから大事にしろ)」とか何とか都合のいいことを言って
弁慶に肩車してもらいました!!!
もうこのやりとりの間中ずっと客席は爆笑、わたしも爆笑でした。お腹いたい;;たすけて;;;
音羽屋!の大向こうと万雷の拍手に送られて2人は引っ込んで行きました。すごいな。

丑之助くん、髪を頭の後ろに結った姿がめっちゃ似合ってたし
話し始めるとかわいいのに立ち回りで見得すると綺麗でかっこよくて
最初から最後までずーーーーっとニコニコさせられっぱなしでした。
菊之助さんの弁慶も、台本に弁慶の出番がないなんて信じられないくらいしっくりとハマっていて
これきりではもったいないから「弁慶がいるVer.」としてたびたび上演したらいいと思います。
丑之助くんを見る目が完全にパパ目線で、口上でハラハラしているのが遠目にもわかったし
最後の引っ込みがどう見ても親子で本当に微笑ましい(笑)いや、大変だなあ。。
両おじい様たちもお孫さんを暖かいまなざしで見守っておられたし
他の出演者さんたちも丑之助くんを見る目がやさしくて、なんて幸せなお舞台かと泣きそうになりました(*´ω`*)。
千穐楽まで無事に走り抜けられますように。


そしてナウシカ歌舞伎が今から楽しみすぎてこわい。
菊之助さんのナウシカなんて美しすぎて卒倒するし七之助さんのクシャナ殿下なんてもっと卒倒する。
ユパ様とかセルム様とかどなたがやるのかな、テトは出てくるのかな。
あとみんな言ってるけど王蟲は!市川中車さんがいいです!!よろしく!!!!!(笑)
2019_05
07
(Tue)23:57

花開く時節京城を動かす。

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箭弓稲荷神社のぼたん園に行ってきました。
ぼたん園といっても牡丹の他に色んな花があって5月の今頃が一番花の多い時期です。

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行ったらちょうどぼたん祭閉園の儀式の真っ最中でした。
神社のお祭ということで雅楽演奏やお神楽、茶席など色々な儀式やイベントがあったようですが
この日でラストだったみたいです。
(お祭が終わったという意味でぼたん園そのものは見学できます)

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まずは藤棚へ。大きいです!
延命(ながらへ)の藤と名付けられていて、樹齢は250年ほど。江戸時代から生きてるのかあ!
元東武鉄道社長の根津嘉一郎氏(根津美術館のコレクションの人だね)による奉納で
それまでは小金井にあったようです。
無事に根付いてよかったですね^^

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青い空と白い雲と紫の藤。

yakyujinja5.jpg
根っこを見るとだいぶ花が落ちていたけど
咲いている花はまだまだたくさんありました。綺麗。

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藤のシャワーだ~。

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すっごい長い房もあった。

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他にも花が咲いていますよ。
アヤメなのかショウブなのかカキツバタなのか未だに区別がつかない。花がすごく大きい。

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ツツジも見頃でした。花の絨毯や~。

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ピンクのツツジもきれい。

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牡丹もまだありました。
つぼみでいっぱいになってる木もありましたからもうすぐですね。
牡丹は花が大きいのでひとつ咲いただけでもすごく見ごたえがあると思う。


aobota.jpg
帰りに買ったくらづくりの今月の和菓子。初夏と富貴。
新緑の青もみじとピンク色の牡丹です。かわいい☆

fujikabu.jpg
菓匠花見の藤と兜。
武士にはよく桜が似合うと言われますが藤の花も似合うと思う、あと椿と紅葉も。
藤に囲まれたり椿を身につけたり、紅葉をバックに立つ武士とか想像するだけでかっこいいですよ(*´Д`)。


シンカリオン68話感想は追記です。↓「セイリュウ」「フタバさん」はわわわ…!(顔を覆う)

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2019_05
03
(Fri)23:52

元気の出るおまじないのおにぎり。

kandam4.jpg
神田明神に行ってきました。
現在、文化交流館「EDOCCO」内にて鈴木敏夫とジブリ展が開催中なのですが
連休中のため4時間待ちだったので諦めまして
(元々すいてたら入ろうかなァくらいの気持ちだったのでそれは別にいいんですが)、
今回はむしろ展示よりも楽しみに、いや展示が見られなくても何が何でもこれだけは!という目的があったので
そっちへ回ることに。

kandam5.jpg
これです!!
展覧会の開催中、交流館内のカフェ「MASU MASU」で期間限定メニューがいただけまして
そのひとつがこれなんです!!!

kandam6.jpg
展覧会もですがカフェも大行列、店内の利用は2時間待ちと聞いてテイクアウトにしたのですが
それでも1時間は並んで待ったかな、
無事にハクのおにぎりと大黒様の縁結びプリンをゲット。
店内にイートインがありましたのでそちらでいただきました。
プリンは展覧会の期間だけ鈴木さんの描きおろしパッケージになってます。かわいい^^

kandam7.jpg
んぐおああぁぁぁああぁああああハクのおにぎりだあああぁぁぁああああ+゚+。:.゚(*゚Д゚*).:。+゚ +゚
すごい、ほんもの、たべられる、まじうれしい、生きててよかった。
たぶん初のフードメニュー化なので本当に、本っっっっっ当に感動しました…!
映画のとおりに竹の皮にくるまれて3個入りで再現度400%!!!すげぇぜ。

kandam8.jpg
塩むすび。
お味は塩、梅ぼし、鮭の3種類なのですが何食かに1回は3個すべて塩むすびが出るとか(笑)。
映画で千尋が食べたのは全部塩むすびでしたから当たった人は千尋の気分が味わえるんですね!
ちなみにわたしは塩、梅ぼし、鮭のセットでした。おいしかったですよ最高でしたよ。
ハク様が握ってくれたのだと思ってかみしめながらいただきました。
形と大きさがほどよいというか、コンビニおにぎりより少し小さいくらいの、
少年の手で握った感がすごくあってすばらしかったしお米も柔らかくておいしくて
ハク様に「お食べ」って言われてる気がして(幻聴)めちゃくちゃ楽しい時間でした。
企画してくれた方ありがとうございましたありがとうございました!!!

kandam9.jpg
巨大コニャラ。カフェの前にある撮影スポットです。
鈴木さんがデザインした日清製粉のキャラクターですが、確か子猫のはずですが
こんなに大きくなっちゃって(笑)もはやトトロ。

kandam10.jpg
こっちに回ったらようやく上下が切れることなく全身図が撮影できました。
(後ろは待機列なのであまり下がれないのです)

kandam11.jpg
触ったら毛がふさふさしておりました。かわいい。
これでお腹がボヨンボヨンしていたらマジでトトロだと思った。

この後は本殿にお参りして、さてお腹もいっぱいになったのでどうしようと思案して
(小さいおにぎり3つでしたけど食べ終わったら結構お腹いっぱいになる量でした)、
そういえば神田明神には何度も来ているけど肝心の祭神である平将門の首塚には
まだ行ったことがなかったなと思って、いい機会だから行こうと思って移動開始。

tokyosta7.jpg
秋葉原から東京駅に移動したら在来線ホームから新幹線が見えたので
「ホギャーッ!」ってなって走って撮影。
E2やまびこ&E3つばさです!シノブくんだよ~~ヒャッホウ☆\(^o^)/

あと、別に新幹線見たからってわけじゃないんですけど
「東京駅に来たらTBSストアに寄るんだ、ぬかるなよ」という声が聞こえた気がしたので(幻聴)、
一番街に降りて寄ってみましたらば。
tokyosta8.jpg
ぬおああああぁぁお店番リュウジさん再び!!(☆o☆)
3月にお会いしたばかりですがまさか再会できるとは思わなくて腰がくだけそうになりました。。
ここのキャラクターパネルはローテーションで、週替わりくらいでの交代制なので
必ずしも彼に会えるとは限らないのですけど、この日はたまたまお店番してくださってた…!
はわわわわスタッフさんマジでありがとうございました。ご縁に感謝します。

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地上に上がって丸の内駅舎側で中央迎撃システムに思いを馳せるなど。
ここらへん一帯のビル群巻き込んでのシステムほんと壮観でしたなァ…
撮影のためわたしが立った場所も確か地下に沈んだと思われ。
ここにみんなとカイレン様がいたんだよなあ、リュウジさんもいたんだよなあ…
東京駅は聖地。(強い意志)

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やっと首塚に到着です…寄り道しすぎ。。
940年2月に坂東の地で乱を起こし斃れた平将門の首を祀っていると伝わる場所です。
ビルの間にあるというのは聞いていたけど本当に周りはビルだらけで
ここだけ緑がわらわらっとあってちょっとびっくりします。

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首塚。
京都で晒された将門の首が関東まで飛んできて落ちたのがこの場所ということで、
この場所は神田明神創建の地でもあります。
現在は外神田に移転した同社ですが今月行われる神田祭ではお神輿がここまで来て神事を行うそうです。

開発などで首塚を動かそうとすると揺れたとか嵐が起こったとか、
霊感の強い人は何かを感じる場合もあるとか、この首塚にまつわる話は昔から聞きますけども
周りがこれだけ開発される中でここだけぽつんと保存されているのを見ると
人々が長いこと将門に寄せてきた畏怖と期待について考えずにはいられません。
わたしがお参りしている間も(連休中だったせいかもしれませんが)参拝者が切れ目なく訪れていて
知名度も高いのだなぁと改めて思いました。

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境内にあった案内板で、かつてここに酒井家上屋敷があったことを知りました。
伽羅先代萩や樅ノ木は残ったに描かれた伊達騒動の舞台がここなのですな。

この後はお買い物をして帰宅しまして、
そういえばと思って久々に押し入れから引っぱり出してみました。
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うちにあるハクのおにぎりフィギュア☆
千尋のDVDが発売された際の購入特典で、宮崎さんが握ったおにぎりから型をとっているそうです。
今日食べたおにぎりよりはちょっと大きいかな。
訳あってうちには3つあるのですが、これを竹の皮にくるんで懐に入れるのが夢だったので
カフェの竹の皮持って帰ってくればよかったかなァ…!
だいぶ湿ってたので鞄に入れる勇気がなくてお店に置いてきてしまったのです。
ああいう皮はどこで買えるんだろう。