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ゆさな日々

猫・本・歴史・アートなど、好きなものやその日考えたことをそこはかとなく書きつくります。つれづれに絵や写真もあり。


染めの町その2。

  1. 2019/09/07(土) 23:59:55_
  2. 徒然写真
  3. _ tb:0
  4. _ comment:2
kumagayazome1.jpg
ラグビーワールドカップ2019熊谷開催を記念して
星川で始まった熊谷染の反物と提灯の展示を見に行きました!

kumagayazome2.jpg
星川は戦後に整備されて現在のような公園っぽい姿になった川です。
交通用の橋がかかり、歩道と車道が分けられていて、歩行者用の休憩スペースもあります。

kumagayazome3.jpg
八木橋側から熊谷駅方面へしばらく歩いていくと、あった!
熊谷染の反物が4列になってズラリと並んでいました。
夜にはライトアップもされるらしいです。→こちら

kumagayazome4.jpg
すごい~色鮮やか!めっちゃきれい。
時々、風をはらんでフワ~ッとなびいたりして涼しげでした。

kumagayazome5.jpg
色彩が赤系で統一されていてとても素敵。水に赤色はとても映えると思う。

kumagayazome6.jpg
反物の模様は伝統的なモチーフから現代的なデザインまで、
植物や幾何学模様など様々ありました。

kumagayazome7.jpg
こちらは少し青色が混じっていて綺麗だった。
菊の花に雪輪っぽいデザインがすごくモダンでいいなあ。

kumagayazome8.jpg
水と反物と青い空。

kumagayazome9.jpg
提灯も展示されています。夜には灯りが入るらしい。

kumagayazome10.jpg
今回の反物と提灯のデザインをされたのはAK・designの熊谷明美さん。
展示されているのは染めではなくプリントだそうですが、熊谷染の型紙が使われているそうです。
熊谷染の起源ははっきりしませんが中世の頃には行われていたようで
藍染めや友禅染のデザインや技法がとり入れられ現代まで伝わっていて
その型紙は市立図書館で保管されており、最近になってデータ化・公開されています→こちら
昔、熊谷で染職をしていた人々がデザインした型紙が保存され現代人によってスキャン・データ化されて
現在の星川に表現されているところに歴史の流れを感じずにはいられません。繋がっているなあと思いました。
どれかひとつでも欠けたら実現できなかったプロジェクトなのだ。

あと今回の展示を見て、過去に新宿中井の染の小道に行ったのを思い出しました。
あのイベントでも川に反物が飾られていて、風になびいて綺麗だったのを覚えてます。
あちらは毎年開催されているんだよな…しばらく行ってないけど、また行きたいです。

kumagayazome11.jpg
そうそう、この子も連れて行きました。なぜかというと。

追記にシンカリオンな日々です。↓
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Author:ゆさ
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歴史やアートも溺愛中
最近は新幹線とシンカリオンも熱い
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