新緑の京都と姫路城の旅その2。
旅行2日目~。前回記事の続きで今回は姫路レポです。
姫路城への旅は大修理が終わった頃から気になってたけどタイミングが合わず機会をうかがっていたら
修理後にさんざん言われていた白すぎる効果がそろそろ薄れてきたとの噂を聞いて
「な、なんだって~~~!?」となって大慌てで計画した次第でして^^;
この日も前日の夜にホテルで姫路城のパンフレットをのんびり眺めながら
「明日はお城見ておいしいもの食べてゆっくりお散歩しよう~」とか呑気に考えていたのですが
寝る前になってふと、「ちょっと待て、GW中の姫路城がそんな優雅にすいてるわけがない」と思い至り
Twitterで検索したら朝から行列とか整理券なくて入れなかったとか恐ろしいツイートが出てきて
ぐぐったら姫路城大入実況なるサイトまで作られている力の入れよう。
大変だ~明日は早起きして整理券もらおう!と早々に就寝、
お蔭で目覚ましの鳴る前に起きられました。

朝ごはんだよ~しっかり食べてお腹も心も準備万端。

歩いてお城にやって来ました!信号機に「姫路城前」って書いてあるの最高にハイってやつですね。
桜門橋から天守をのぞむ。

入場口。朝7時半に着いたのにすでにこの状態でした。。
整理券は無事にもらえました。1日に1万枚以上配られるそうですが午前中にはなくなるらしい。
以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開きますのでどうぞ☆

朝8時半、開門~!これより白鷺城へ城攻めするぜ☆
写真は菱の門で、姫路城の正面玄関にあたります。

くぐると井戸と三国堀がありまして、天守は間近に見えてすぐ行けそうな気がするのですが。
(菱の門からは直線で150メートルの距離だそうだ)

菱の門からろの門までは一直線に門が並んでいます。
左右に高い石垣のあるろの門をくぐりますと、

目の前に狭間!
なんだこの城まっすぐ行きゃいいじゃんとか思ってると矢とか銃弾が飛んでくるんだな、油断大敵。

ここでぐるりと急なカーブを曲がってはの門へ向かいます。
天守はすぐそこに見えているのに遠回りさせられている…戦略的配置。

狭間からはろの門が丸見え。
姫路城の狭間は多いときは4850個もあったんですって(今は997個)。

にの門の破風に残っている十字瓦。
いっとき姫路に住んでいた黒田孝高がキリシタンだったことと関係がある?と考えられているそうです。

姥が石。
秀吉がこの姫山に石垣を築いていたとき、城下の老婆が差し出した古い石臼を使ったのだそうです。
(実際は池田輝政が築いた石垣らしいので、ただの言い伝えのようですが)
ちなみにこの石のすぐ側に油壁という壁があって、そちらは秀吉が築城した当時のもの。
砂利や赤土粘土でできているらしいですが、見た目が油のようということで油壁と呼ばれるとか。

他にも他にも無数の門をくぐっていざ、大天守へ!

天守内部には靴を脱いで上がります。中の様子。
姫路城は屋根が5層あり、中は7階建てになっていまして、まずは1階から見学します。

頼山陽の額!姫路城を讃えた漢詩。直筆かな??
山陽は姫路藩家老の河合道臣の招きにより藩内で教鞭を取っていた時期があるらしい。

天守の内部は身舎(もや)と呼ばれる部屋を廊下(武者走り)が取り囲む設計になっています。
廊下には武具掛けがずらりと並び、鉄砲280丁・槍90本を収容できるそうです。

用具掛け。
武具掛けのすぐ上に設置されていて、銃弾などを袋に入れてぶら下げておくもの。

釘隠し。黒塗りでとても美しく、ハート型模様があってかわいい^^

1階にある重たそうな扉。
通行禁止で閉じられていますが、開けると二の渡櫓に続いているそうです。
いざというときは開くのかな?

3階の階段下にある倉庫。
現在は閉じられていますが、大河ドラマ『武蔵』放送中は扉が開いて武蔵の人形が置いてあったそう。
吉川英治『宮本武蔵』で池田輝政によって閉じ込められた武蔵の精神修行の部屋でもありますな。
あと階段を登ると踊り場があって、振り向くと内室がよく見渡せるので
攻め込んできた敵は踊り場から狙い撃ちされたに違いない。

5階の心柱(通し柱)「東大柱」上端。
姫路城内部は高さ25m、太さ1mの東西2本の巨大な柱が地下1階から5階の天井までを貫いています。
東は築城当時のもの(!)で、西は前回の大修理のとき交換されたそうです。
山から里へ、里から城下へ、城下から天守へ、たくさんの人の手で運ばれてきたのだろうなと思うと胸熱。

千鳥破風。各階にあります。
戦闘時には見張り場になった場所で内部にも武具掛けが設置されていました。
窓を開けると屋根に出られるらしくて、階によっては小天守の屋根をつたって脱出できたりするとか。

5階の破風の棟木に刻み番付(建築材をどこに使うか彫っておく文字)があるよ~!
うまくフラッシュが作動しなくて難儀していたらスタッフさんが「大丈夫かい?」とライトで照らしてくださって
無事に撮影できました。ありがとうございました!!

サイジョウカーイ!天空の白鷺!ひゃっほう!!
さすが城主のための部屋だけあって書院造風の内陣は廊下より一段高くなっていて
今はフローリングですが畳が敷かれていた時期もあったとか。
中央の長壁神社は姫路城の守護神で、もともとはとの門(城の鬼門)に池田輝政が祀っていたそうで
近代になってこちらに勧請されたそうな。
(との門前には長壁神社の石碑が建っています)
祭神は姫路長壁大神と播磨富姫。そう、泉鏡花『天守物語』の世界ですよ皆さん!
富姫!図書之助!白石加代子さん~~~!!(→こちら)

見晴らしもすばらしい。
手前から備前丸(かつての本丸)、三の丸(今は公園)、姫路駅へ続く道路が一望できます。
わたし昨日は駅からここを見ていたんだなあ…。
そしてこんな見晴らしのいい場所から富姫は釣りを楽しんでいたんだなあ( ̄▽ ̄)ニヤニヤ
(天守物語は富姫と妖怪たちが天守閣から釣竿を垂らして花釣りを楽しむシーンから始まります)

しゃちほこ。
白漆喰と黒い瓦のストライプ模様に黒いしゃちほこ、映える。

釘隠しも金色。

埋め木。
前回の大修理の際、大工さんたちが埋め込んだもので五芒星や瓢箪など遊び心に満ちています。
他にも隠し狭間とか、あとで紹介しますが幻の窓があったり姫路城の天守閣は本当に楽しい。
「世は戦でも蝶が舞う、撫子も桔梗も咲くぞ。馬鹿めが!ここに獅子がいる。お祭礼だと思って騒げ!」
(泉鏡花『天守物語』末文より)

名残惜しいですが降ります。
階段がとにかく急で(敵の侵入を防ぐためかな?)、皆さんゆっくり降りていらっしゃった。

武者隠しのある風景。
中を覗くと、人が1~2人くらい入れる程度の狭さで
ここから敵を不意打ちしたり、内部の鉄砲狭間から外の敵めがけて攻撃したりしたのかな。
ちなみに扉は上しか開いてなかったけど、下の壁にも小さな扉があって
武者隠しのスペースになってるらしい。

石打棚。監視や射撃のために使われたそうです。
さらに上部には入室(いりむろ)という廊下のようなスペースが続いていて
人や武器を隠したりできたとか。

2階の筋交柱。
柱の隣に支柱を足して、横揺れなどから建物が崩れないように補強してあります。
あと、筋交の看板の隣に蝶番が見えますが、
開けると石落としになっていて槍や石や煮えたぎった油などを落としたそうです。
石垣を登ってくる敵はここから集中砲火を浴びるはめになったのだなと。

幻の窓。
大天守最上階は壁の中央に窓がいくつか設置されていますけども、
当初はどうも四隅の外壁まで窓にする予定だったのが何らかの事情により塞がれたと考えられています。
前回の大修理で判明し、今回の大修理で公開されました。
(ちなみにこの紹介板は1階の広間で撮りました。
前は最上階にあったみたいですが、
なにぶん混雑しすぎているので混乱を避けるため1階に持ってこられたと思われる)

地下まで降りてきたよ~石垣の内部ですので真っ暗です。。
正面は押入れと厠で便器もあるそうですが、使われた形跡がないところから
籠城戦のときなどに使用する目的で作られたのかもしれない。

武器庫。
フラッシュ焚いたので明るいですが、本当はもっと真っ暗でした。
よくドラマとかで泥棒や忍者が武器庫に侵入して矢とか鉄砲とか盗んでいくけど
この暗さじゃ見張りに見つかりそうになっても物陰に隠れたらバレないんじゃないかって気がする。

流し台。
隣に台所櫓へ通じる扉もありまして(閉まってる)、やっぱり籠城戦用だったのかな。

出口です~。
この石階段は築城当時のものだそうだ!

外へ出て備前丸(池田輝政居住の本丸跡)から天守をパチリ。いい天気でよかったー☆

色んな人がやってたのでわたしもやってみました、手乗り姫路城☆

備前門に設置されている石棺。古墳に埋葬されていた棺を石垣に転用してしまったらしいです。
なんてことだ、貴重な古代の遺跡が~!
(姫路城にはここの他にも古墳の棺を使った石垣があります……
石が足りないとかゲン担ぎとか理由は色々あったのかもしれないけど、ああなんということ)

井郭櫓の井戸。水深16mあるそうです。

帯の櫓(非公開)。戦闘時に使われますが内部には茶室があったり何気に雅な櫓です。
この下の階段を下りていくと腹切丸に出ます。

太鼓櫓を出たところにお菊井戸!
怪談「播州皿屋敷」で知られるお菊さんが投げ込まれたとされる井戸です。
(のちに江戸に輸入され「番町皿屋敷」として語られてもいますね)
中を覗いて見たら結構深かった…そして小銭がたくさん見えた(笑)。

りの一渡櫓は現在工事中。外から少しだけ内部の見学ができました。
休日のため職人さんたちはお休みのようでしたが、平日はお仕事する様子が見られるのだろうか。

菱の門から西の丸へ向かいます。
階段の半ばには西の丸南門跡を示す石と、武者溜りの跡地もありました。

振り返るとこんなすばらしいお城ビューだぜ!
ここは撮影スポットらしくてたくさんの人が写真を撮っていました。わたしも夢中で撮ってしまった。

西の丸長局(百間廊下)に向かいます。
西の丸の端から天守に向かって300m近く続いている櫓群で、
姫路新田藩の初代藩主・本多忠刻と結婚した千姫が侍女たちとともに生活していたようです。

中に入りまして、わの櫓。ここがスタート。

こんな廊下が延々と続きますのでひたすら歩いていきます。
途中で微妙に折れ曲がっていたり、階段を登ったりすることもありますし
石落としや狭間、武者溜りも要所要所に設置されていて
有事の際の心得もあるのはやっぱりお城だなという感じ。

廊下には部屋が隣接していて、ここで女性たちが生活したり仕事したりしていたとか。
写真は下女中部屋ですが、もっと奥へ行くと上女中、総取締役など身分によって分けられていた様子。
そういえば、廊下沿いの扉は誰でも開けられそうな感じですが
1か所、階段を登った踊り場にある大扉(潜戸付き)だけ頑丈な造りになっていました。
女性が住む建物ということで毎夜閉ざして厳重にしていたようです。

姫路城の建築や歴史についての展示のあるお部屋も。

廊下のゴール、化粧櫓。
化粧櫓は千姫が本多忠刻と結婚した際の10万石の化粧料(持参金)をもとに建てられ、
普段は休息所としたお部屋だそうです。
内部は大天守最上階と同じように書院風で、過去には極彩色の障壁画があったとか。

廊下とは比べものにならないほどの明るい室内で、お人形さんたちがかるた遊びをしていました。
周囲に「ちはやふるだ~」「ちはやふるだね」的な会話が交わされる中、
お人形さんの取り札が気になってズームしてみると。

小野篁と赤染衛門!こんなところにまさかの篁!!なんで!!!
この下の句持たせたのどなたですか、ジャンピング土下座&全力握手してお礼が言いたい!!!!!
(花巻の賢治記念館でも思ったけど世の中には隠れ篁ファンがいったいどんだけいるというのだ、
お互い名乗り合ってないだけで無数にいるのではないか。
少なくとも花巻と姫路にいることは確認しました。ありがとうございました)

昨日の京都でも新緑が目に沁みましたが、姫路も植物が美しい季節でした。
藤棚の藤は満開。

西の丸のツツジも満開でした。

黒田官兵衛ゆかりの石垣や姫路神社を見学した後、御土居に囲まれた姫山公園をお散歩。
緑がまぶしいんじゃ~。
この辺りの自然は姫山原生林といって保存樹に指定され大切にされているそうです。

北勢隠門まで歩いてきた。
中央が開いてますが、ここはまだ城外ではないそうです。

かつて清水門と呼ばれる門が建っていた跡地にやってきました、ここがやっと城外。
写真は復元された「鷺の清水」という井戸です。播磨十水のひとつに数えられる名水だったとか。

千姫の小径からお堀を散歩していると、小舟に乗って楽しむ人々を見かけました。
気持ちよさそうだなあと見ていたら目の前を白鷺がヒュッと横切っていった!(早くて撮れなかった)
白鷺城に本物の白鷺。

下水路の跡。
かつてこの上にあった本多家の屋敷で使われていたのではないか、とのことでした。

突然ですが姫路城ネコ歩きのコーナーです!!
お堀を散策していたらまさかまさか、不意打ちすぎて変な声出そうになりました…!
すてきな出会い~♪(トトロのエンディング風に)

お休み中のところをパチリ。大変失礼いたしました…。
ノラさまなのか飼い猫さまなのか、存じ上げませんが癒しをありがとうございました!

お堀の外側、国道2号沿いの信号機(大手前)のところに石垣が残っていました。
今は観光案内所ですが、昔は中濠(中曲輪)だったらしくここまでお城だったんですね。

天守閣に2時間半、姫山公園のお散歩に1時間、ネコ歩きに30分はかけたせいで
4時間近く歩きっぱなしでくたくたになったので、お城の前にあるお土産屋さんでランチにしました。
姫路おでん定食!

お腹がいっぱいになったので、姫路城を東西南北から眺める旅に出ようと歩き始めたら
姫路護国神社の近くに姫路藩剣道師範の碑を見つけてパチリ。
木々にまぎれていてうっかり通り過ぎるところでした、ホッ。

まずは城見台公園からのお城ビュー!
しゃちほこ(実際にお城に使われているサイズと同じ原寸大)の間からのぞむ。

煉瓦造の姫路市立美術館のバックに飛ぶ白鷺。美術館が背負ってるみたいに見えます。
洋風建築と和風建築ってすごく合うよね。

兵庫県立歴史博物館(丹下健三設計)にはガラスに映る天守閣!
これきっと計算して設計されてるんだろうな。

シロトピア記念公園からはお城の後ろ側ビュー。
東小天守と乾小天守を繋いでいる渡り櫓が見えますね。

清水門の近くにある宮前橋から。

千姫天満宮への入口にある鳥居にやって来ました。

階段を登ったところにある千姫天満宮。本人による発心建立したことからその名前で呼ばれるそうです。
境内に揺れていた羽子板の形をした絵馬には、菅原道真と千姫が書いてありました。

天満宮からさらに階段を登り、男山八幡宮へ。
入口に狛犬ならぬ阿吽の狛馬が今にも駆け出しそうなポーズで立っていてかっこよかった!

さらに登って男山配水池公園の展望台から見えるお城ビュー!
左が大天守で右に百間廊下が見えます。

3つの小天守と大天守をセットで。
言い忘れてたけど姫路城は大天守・西小天守・東小天守・乾小天守が渡り廊下でつながっていて
連立式天守と呼ばれています。
この後は200段の階段を下りて、姫路駅へ戻って帰路につきました。

すっかり気に入った柿の葉寿司^^
姫路からひかりに乗って、新大阪でのぞみに乗り換えたのですが
運のいいことに新大阪のは始発列車だったらしくスッカラカンの自由席がホームに滑り込んできたときは
ガッツポーズ取りそうになったよね(笑)。
お蔭でゆったり座りながら関東まで帰って来られたよ!始発すばらしい、有難い。

おみやげの「千姫の恋」(左)と「姫路城お城ケーキ」。
千姫は柔らかいお餅和菓子で自宅用、ケーキはお城の形が面白かったので職場用。
姫路城、どこから見ても美しい素敵なお城でした☆
初めてだったので見落とした部分もあるし、おいしいものとかもっと食べたかったので
次回はすいてる時期にゆっくり見学したいな。
姫路城への旅は大修理が終わった頃から気になってたけどタイミングが合わず機会をうかがっていたら
修理後にさんざん言われていた白すぎる効果がそろそろ薄れてきたとの噂を聞いて
「な、なんだって~~~!?」となって大慌てで計画した次第でして^^;
この日も前日の夜にホテルで姫路城のパンフレットをのんびり眺めながら
「明日はお城見ておいしいもの食べてゆっくりお散歩しよう~」とか呑気に考えていたのですが
寝る前になってふと、「ちょっと待て、GW中の姫路城がそんな優雅にすいてるわけがない」と思い至り
Twitterで検索したら朝から行列とか整理券なくて入れなかったとか恐ろしいツイートが出てきて
ぐぐったら姫路城大入実況なるサイトまで作られている力の入れよう。
大変だ~明日は早起きして整理券もらおう!と早々に就寝、
お蔭で目覚ましの鳴る前に起きられました。

朝ごはんだよ~しっかり食べてお腹も心も準備万端。

歩いてお城にやって来ました!信号機に「姫路城前」って書いてあるの最高にハイってやつですね。
桜門橋から天守をのぞむ。

入場口。朝7時半に着いたのにすでにこの状態でした。。
整理券は無事にもらえました。1日に1万枚以上配られるそうですが午前中にはなくなるらしい。
以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開きますのでどうぞ☆

朝8時半、開門~!これより白鷺城へ城攻めするぜ☆
写真は菱の門で、姫路城の正面玄関にあたります。

くぐると井戸と三国堀がありまして、天守は間近に見えてすぐ行けそうな気がするのですが。
(菱の門からは直線で150メートルの距離だそうだ)

菱の門からろの門までは一直線に門が並んでいます。
左右に高い石垣のあるろの門をくぐりますと、

目の前に狭間!
なんだこの城まっすぐ行きゃいいじゃんとか思ってると矢とか銃弾が飛んでくるんだな、油断大敵。

ここでぐるりと急なカーブを曲がってはの門へ向かいます。
天守はすぐそこに見えているのに遠回りさせられている…戦略的配置。

狭間からはろの門が丸見え。
姫路城の狭間は多いときは4850個もあったんですって(今は997個)。

にの門の破風に残っている十字瓦。
いっとき姫路に住んでいた黒田孝高がキリシタンだったことと関係がある?と考えられているそうです。

姥が石。
秀吉がこの姫山に石垣を築いていたとき、城下の老婆が差し出した古い石臼を使ったのだそうです。
(実際は池田輝政が築いた石垣らしいので、ただの言い伝えのようですが)
ちなみにこの石のすぐ側に油壁という壁があって、そちらは秀吉が築城した当時のもの。
砂利や赤土粘土でできているらしいですが、見た目が油のようということで油壁と呼ばれるとか。

他にも他にも無数の門をくぐっていざ、大天守へ!

天守内部には靴を脱いで上がります。中の様子。
姫路城は屋根が5層あり、中は7階建てになっていまして、まずは1階から見学します。

頼山陽の額!姫路城を讃えた漢詩。直筆かな??
山陽は姫路藩家老の河合道臣の招きにより藩内で教鞭を取っていた時期があるらしい。

天守の内部は身舎(もや)と呼ばれる部屋を廊下(武者走り)が取り囲む設計になっています。
廊下には武具掛けがずらりと並び、鉄砲280丁・槍90本を収容できるそうです。

用具掛け。
武具掛けのすぐ上に設置されていて、銃弾などを袋に入れてぶら下げておくもの。

釘隠し。黒塗りでとても美しく、ハート型模様があってかわいい^^

1階にある重たそうな扉。
通行禁止で閉じられていますが、開けると二の渡櫓に続いているそうです。
いざというときは開くのかな?

3階の階段下にある倉庫。
現在は閉じられていますが、大河ドラマ『武蔵』放送中は扉が開いて武蔵の人形が置いてあったそう。
吉川英治『宮本武蔵』で池田輝政によって閉じ込められた武蔵の精神修行の部屋でもありますな。
あと階段を登ると踊り場があって、振り向くと内室がよく見渡せるので
攻め込んできた敵は踊り場から狙い撃ちされたに違いない。

5階の心柱(通し柱)「東大柱」上端。
姫路城内部は高さ25m、太さ1mの東西2本の巨大な柱が地下1階から5階の天井までを貫いています。
東は築城当時のもの(!)で、西は前回の大修理のとき交換されたそうです。
山から里へ、里から城下へ、城下から天守へ、たくさんの人の手で運ばれてきたのだろうなと思うと胸熱。

千鳥破風。各階にあります。
戦闘時には見張り場になった場所で内部にも武具掛けが設置されていました。
窓を開けると屋根に出られるらしくて、階によっては小天守の屋根をつたって脱出できたりするとか。

5階の破風の棟木に刻み番付(建築材をどこに使うか彫っておく文字)があるよ~!
うまくフラッシュが作動しなくて難儀していたらスタッフさんが「大丈夫かい?」とライトで照らしてくださって
無事に撮影できました。ありがとうございました!!

サイジョウカーイ!天空の白鷺!ひゃっほう!!
さすが城主のための部屋だけあって書院造風の内陣は廊下より一段高くなっていて
今はフローリングですが畳が敷かれていた時期もあったとか。
中央の長壁神社は姫路城の守護神で、もともとはとの門(城の鬼門)に池田輝政が祀っていたそうで
近代になってこちらに勧請されたそうな。
(との門前には長壁神社の石碑が建っています)
祭神は姫路長壁大神と播磨富姫。そう、泉鏡花『天守物語』の世界ですよ皆さん!
富姫!図書之助!白石加代子さん~~~!!(→こちら)

見晴らしもすばらしい。
手前から備前丸(かつての本丸)、三の丸(今は公園)、姫路駅へ続く道路が一望できます。
わたし昨日は駅からここを見ていたんだなあ…。
そしてこんな見晴らしのいい場所から富姫は釣りを楽しんでいたんだなあ( ̄▽ ̄)ニヤニヤ
(天守物語は富姫と妖怪たちが天守閣から釣竿を垂らして花釣りを楽しむシーンから始まります)

しゃちほこ。
白漆喰と黒い瓦のストライプ模様に黒いしゃちほこ、映える。

釘隠しも金色。

埋め木。
前回の大修理の際、大工さんたちが埋め込んだもので五芒星や瓢箪など遊び心に満ちています。
他にも隠し狭間とか、あとで紹介しますが幻の窓があったり姫路城の天守閣は本当に楽しい。
「世は戦でも蝶が舞う、撫子も桔梗も咲くぞ。馬鹿めが!ここに獅子がいる。お祭礼だと思って騒げ!」
(泉鏡花『天守物語』末文より)

名残惜しいですが降ります。
階段がとにかく急で(敵の侵入を防ぐためかな?)、皆さんゆっくり降りていらっしゃった。

武者隠しのある風景。
中を覗くと、人が1~2人くらい入れる程度の狭さで
ここから敵を不意打ちしたり、内部の鉄砲狭間から外の敵めがけて攻撃したりしたのかな。
ちなみに扉は上しか開いてなかったけど、下の壁にも小さな扉があって
武者隠しのスペースになってるらしい。

石打棚。監視や射撃のために使われたそうです。
さらに上部には入室(いりむろ)という廊下のようなスペースが続いていて
人や武器を隠したりできたとか。

2階の筋交柱。
柱の隣に支柱を足して、横揺れなどから建物が崩れないように補強してあります。
あと、筋交の看板の隣に蝶番が見えますが、
開けると石落としになっていて槍や石や煮えたぎった油などを落としたそうです。
石垣を登ってくる敵はここから集中砲火を浴びるはめになったのだなと。

幻の窓。
大天守最上階は壁の中央に窓がいくつか設置されていますけども、
当初はどうも四隅の外壁まで窓にする予定だったのが何らかの事情により塞がれたと考えられています。
前回の大修理で判明し、今回の大修理で公開されました。
(ちなみにこの紹介板は1階の広間で撮りました。
前は最上階にあったみたいですが、
なにぶん混雑しすぎているので混乱を避けるため1階に持ってこられたと思われる)

地下まで降りてきたよ~石垣の内部ですので真っ暗です。。
正面は押入れと厠で便器もあるそうですが、使われた形跡がないところから
籠城戦のときなどに使用する目的で作られたのかもしれない。

武器庫。
フラッシュ焚いたので明るいですが、本当はもっと真っ暗でした。
よくドラマとかで泥棒や忍者が武器庫に侵入して矢とか鉄砲とか盗んでいくけど
この暗さじゃ見張りに見つかりそうになっても物陰に隠れたらバレないんじゃないかって気がする。

流し台。
隣に台所櫓へ通じる扉もありまして(閉まってる)、やっぱり籠城戦用だったのかな。

出口です~。
この石階段は築城当時のものだそうだ!

外へ出て備前丸(池田輝政居住の本丸跡)から天守をパチリ。いい天気でよかったー☆

色んな人がやってたのでわたしもやってみました、手乗り姫路城☆

備前門に設置されている石棺。古墳に埋葬されていた棺を石垣に転用してしまったらしいです。
なんてことだ、貴重な古代の遺跡が~!
(姫路城にはここの他にも古墳の棺を使った石垣があります……
石が足りないとかゲン担ぎとか理由は色々あったのかもしれないけど、ああなんということ)

井郭櫓の井戸。水深16mあるそうです。

帯の櫓(非公開)。戦闘時に使われますが内部には茶室があったり何気に雅な櫓です。
この下の階段を下りていくと腹切丸に出ます。

太鼓櫓を出たところにお菊井戸!
怪談「播州皿屋敷」で知られるお菊さんが投げ込まれたとされる井戸です。
(のちに江戸に輸入され「番町皿屋敷」として語られてもいますね)
中を覗いて見たら結構深かった…そして小銭がたくさん見えた(笑)。

りの一渡櫓は現在工事中。外から少しだけ内部の見学ができました。
休日のため職人さんたちはお休みのようでしたが、平日はお仕事する様子が見られるのだろうか。

菱の門から西の丸へ向かいます。
階段の半ばには西の丸南門跡を示す石と、武者溜りの跡地もありました。

振り返るとこんなすばらしいお城ビューだぜ!
ここは撮影スポットらしくてたくさんの人が写真を撮っていました。わたしも夢中で撮ってしまった。

西の丸長局(百間廊下)に向かいます。
西の丸の端から天守に向かって300m近く続いている櫓群で、
姫路新田藩の初代藩主・本多忠刻と結婚した千姫が侍女たちとともに生活していたようです。

中に入りまして、わの櫓。ここがスタート。

こんな廊下が延々と続きますのでひたすら歩いていきます。
途中で微妙に折れ曲がっていたり、階段を登ったりすることもありますし
石落としや狭間、武者溜りも要所要所に設置されていて
有事の際の心得もあるのはやっぱりお城だなという感じ。

廊下には部屋が隣接していて、ここで女性たちが生活したり仕事したりしていたとか。
写真は下女中部屋ですが、もっと奥へ行くと上女中、総取締役など身分によって分けられていた様子。
そういえば、廊下沿いの扉は誰でも開けられそうな感じですが
1か所、階段を登った踊り場にある大扉(潜戸付き)だけ頑丈な造りになっていました。
女性が住む建物ということで毎夜閉ざして厳重にしていたようです。

姫路城の建築や歴史についての展示のあるお部屋も。

廊下のゴール、化粧櫓。
化粧櫓は千姫が本多忠刻と結婚した際の10万石の化粧料(持参金)をもとに建てられ、
普段は休息所としたお部屋だそうです。
内部は大天守最上階と同じように書院風で、過去には極彩色の障壁画があったとか。

廊下とは比べものにならないほどの明るい室内で、お人形さんたちがかるた遊びをしていました。
周囲に「ちはやふるだ~」「ちはやふるだね」的な会話が交わされる中、
お人形さんの取り札が気になってズームしてみると。

小野篁と赤染衛門!こんなところにまさかの篁!!なんで!!!
この下の句持たせたのどなたですか、ジャンピング土下座&全力握手してお礼が言いたい!!!!!
(花巻の賢治記念館でも思ったけど世の中には隠れ篁ファンがいったいどんだけいるというのだ、
お互い名乗り合ってないだけで無数にいるのではないか。
少なくとも花巻と姫路にいることは確認しました。ありがとうございました)

昨日の京都でも新緑が目に沁みましたが、姫路も植物が美しい季節でした。
藤棚の藤は満開。

西の丸のツツジも満開でした。

黒田官兵衛ゆかりの石垣や姫路神社を見学した後、御土居に囲まれた姫山公園をお散歩。
緑がまぶしいんじゃ~。
この辺りの自然は姫山原生林といって保存樹に指定され大切にされているそうです。

北勢隠門まで歩いてきた。
中央が開いてますが、ここはまだ城外ではないそうです。

かつて清水門と呼ばれる門が建っていた跡地にやってきました、ここがやっと城外。
写真は復元された「鷺の清水」という井戸です。播磨十水のひとつに数えられる名水だったとか。

千姫の小径からお堀を散歩していると、小舟に乗って楽しむ人々を見かけました。
気持ちよさそうだなあと見ていたら目の前を白鷺がヒュッと横切っていった!(早くて撮れなかった)
白鷺城に本物の白鷺。

下水路の跡。
かつてこの上にあった本多家の屋敷で使われていたのではないか、とのことでした。

突然ですが姫路城ネコ歩きのコーナーです!!
お堀を散策していたらまさかまさか、不意打ちすぎて変な声出そうになりました…!
すてきな出会い~♪(トトロのエンディング風に)

お休み中のところをパチリ。大変失礼いたしました…。
ノラさまなのか飼い猫さまなのか、存じ上げませんが癒しをありがとうございました!

お堀の外側、国道2号沿いの信号機(大手前)のところに石垣が残っていました。
今は観光案内所ですが、昔は中濠(中曲輪)だったらしくここまでお城だったんですね。

天守閣に2時間半、姫山公園のお散歩に1時間、ネコ歩きに30分はかけたせいで
4時間近く歩きっぱなしでくたくたになったので、お城の前にあるお土産屋さんでランチにしました。
姫路おでん定食!

お腹がいっぱいになったので、姫路城を東西南北から眺める旅に出ようと歩き始めたら
姫路護国神社の近くに姫路藩剣道師範の碑を見つけてパチリ。
木々にまぎれていてうっかり通り過ぎるところでした、ホッ。

まずは城見台公園からのお城ビュー!
しゃちほこ(実際にお城に使われているサイズと同じ原寸大)の間からのぞむ。

煉瓦造の姫路市立美術館のバックに飛ぶ白鷺。美術館が背負ってるみたいに見えます。
洋風建築と和風建築ってすごく合うよね。

兵庫県立歴史博物館(丹下健三設計)にはガラスに映る天守閣!
これきっと計算して設計されてるんだろうな。

シロトピア記念公園からはお城の後ろ側ビュー。
東小天守と乾小天守を繋いでいる渡り櫓が見えますね。

清水門の近くにある宮前橋から。

千姫天満宮への入口にある鳥居にやって来ました。

階段を登ったところにある千姫天満宮。本人による発心建立したことからその名前で呼ばれるそうです。
境内に揺れていた羽子板の形をした絵馬には、菅原道真と千姫が書いてありました。

天満宮からさらに階段を登り、男山八幡宮へ。
入口に狛犬ならぬ阿吽の狛馬が今にも駆け出しそうなポーズで立っていてかっこよかった!

さらに登って男山配水池公園の展望台から見えるお城ビュー!
左が大天守で右に百間廊下が見えます。

3つの小天守と大天守をセットで。
言い忘れてたけど姫路城は大天守・西小天守・東小天守・乾小天守が渡り廊下でつながっていて
連立式天守と呼ばれています。
この後は200段の階段を下りて、姫路駅へ戻って帰路につきました。

すっかり気に入った柿の葉寿司^^
姫路からひかりに乗って、新大阪でのぞみに乗り換えたのですが
運のいいことに新大阪のは始発列車だったらしくスッカラカンの自由席がホームに滑り込んできたときは
ガッツポーズ取りそうになったよね(笑)。
お蔭でゆったり座りながら関東まで帰って来られたよ!始発すばらしい、有難い。

おみやげの「千姫の恋」(左)と「姫路城お城ケーキ」。
千姫は柔らかいお餅和菓子で自宅用、ケーキはお城の形が面白かったので職場用。
姫路城、どこから見ても美しい素敵なお城でした☆
初めてだったので見落とした部分もあるし、おいしいものとかもっと食べたかったので
次回はすいてる時期にゆっくり見学したいな。
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姫路へようこそ(^^)
- 2016/05/07(土) 09:24:06 |
- URL |
- 大海彩洋
- [ 編集 ]
そうなんですよ。私も播州人たちに「あれって白すぎない?」って聞いたら、「白いのは今だけだから、行っとかないと!」と言われました。本当に、真っ白なのはしばらくの間ですぐ黒くなっちゃうんですよね。それにしても混んでいるんですね。びっくり。あのどでかい駐車場も混み混みなのかなぁ。
私は、あの覆いが取り除かれてすぐに行ったのですが、まだ天守閣には入れませんでした。また行かなくちゃ。
そして! そうなんですよ。姫路城の魅力、その1! 猫さんがむっちゃいるんですよね。私が行った時の猫さんたちはこちらに載せちゃいました(→http://oomisayo.blog.fc2.com/blog-entry-473.html)。よろしければご覧くださいませ。ねこ・ねこ・ねこ……どなたかちゃんとエサをあげているんですよね。
しかも公園内にある入場料200円の動物園も充実のラインナップです。あまりにも感動したのでうちの『迷探偵マコトの事件簿』で姫路城動物園モノレールを使っちゃいましたが、あの狭い動物園に、キリン・ゾウ・ライオン・ペンギン・フラミンゴ・おさるもいっぱい、飽きません。エサ代を寄付したいくらい。次回は是非、動物園も楽しんでくださいね!
Re: 姫路へようこそ(^^)
- 2016/05/10(火) 21:17:33 |
- URL |
- ゆさ
- [ 編集 ]
姫路でしたー☆
姫路城がお庭!そそそんなこと一度でいいから言ってみたいっ…!
そうなんです1年経って白い効果が…と聞いて慌てて行ってきました(笑)。
今がそうですから、たぶん築城当時も真っ白だったと思いますが
きっとすぐ汚れちゃって「もう黒いね」って言う人たちがいたんだろうなあ、なんて。
GWだったというのもあるでしょうけど、とにかく混んでましたね。
どこにカメラを向けても常に人が入り込んでしまうので、
写真撮るので待ってたらどんどん追い抜かれて天守閣に入る前に並ぶハメになりました。。
> 猫さんがむっちゃいるんですよね
もー!びっくりでしたっ知らずに行ったので。不意打ちです。最高です。
ねこねこねこねこねこ!!!!!(やかましい)
カメラ持って追いかけまわしてしまったので猫様たちかなりウザかったと思います。
ご飯あげてらっしゃる方いらっしゃるんですね。
どーぶつえんっ!行かなかったですが200円とは破格の安さですね。
今回はお城に集中したので、次に行くときは周囲もゆっくり回ってみたいです^^
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