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ゆさな日々

猫・本・歴史・アートなど、好きなものやその日考えたことをそこはかとなく書きつくります。つれづれに絵や写真もあり。


ホテルで休日。

  1. 2016/09/01(木) 23:37:08_
  2. 旅行
  3. _ tb:0
  4. _ comment:2
JANAT1.jpg
グランドハイアット東京のフレンチキッチンにて
「JANATキティキャット アフタヌーンティー」をいただいてきました!
フランスの紅茶ブランドJANAT社のフレンチアップルティーに
アップルにちなむりんごと会社のシンボルマークの猫がモチーフになってるオシャンティなメニュー。
9月までの限定なのですがなかなか予約が取れなくて、先日やっと取れてよかった。

アフタヌーンティーってだいたい複数人からの受付のところが多いですけど
こちらは1人からでも予約できるのが有難いですね。
ネットから予約すると割引な上にウェルカムドリンクのサービスがついてきますので
わたしはお酒が飲めませんからグレープフルーツジュースをお願いしました。
飲める方はスパークリングワインとか注文できますぞ。

JANAT2.jpg
アップルティーはおかわり自由。
ポットがずっとポカポカ温まっていたので冷めずにあったかいお茶をいただくことができました。
お料理はスコーンとツナのキッシュ、スイーツはアップルタルトと本日のケーキが絶品でしたよ…
高級品とはこういうものですと思い知らされた感じ(笑)。

JANAT3.jpg
サブレビスキュイに向かい合う猫!
一緒に写ってるJANAT社のオリジナルチャームにも同じ猫たちがいます^^
アフタヌーンティーを注文するとおひとつプレゼント、ということだそう。かわいい^^


あと、ホテル繋がりというか
「そういえば行こう行こうと思ってて全然行けてないんだった」というのを思い出したので。
chinzan1.jpg
この日は椿山荘のお庭も見に行ってきました!
山縣有朋が邸宅を建てた椿山にあるホテルです。

chinzan2.jpg
なぜここに来たかったかといいますと、こちらの三重塔「圓通閣」が目当てでした。
この塔が見たかったの^^

chinzan3.jpg
もともとは広島の篁山竹林寺(小野篁出生の地という伝説のある山)に建てられていた塔が起源で
その後何度か建てなおされ、現存する塔は室町時代のものと推定されますが
平清盛も修復したという言い伝えがあることからもっと昔かもしれないとのこと。
台風で大破したのを藤田平太郎(椿山荘二代目当主)が1925年に移築し修復したそうです。

篁山は体力のあるうちに行きたいなァと思っていますが
広島市内からかなり遠いうえにお山に車は入れないとかでほぼ1日がかりのハイキングになるそうで、
行くにはちょっと覚悟が要るようです。さて、さて。。

chinzan4.jpg
塔内に奉安されている聖観世音菩薩像は2010年の制作。まばゆく輝いていたよ…!
ちなみに圓通閣というのは観音堂のことだとか。

以下、お庭をぐるりと回って写真も撮ってきました↓クリックで開閉しますのでどうぞ☆
 
 
 
chinzan5.jpg
三重塔の隣に立っている般若寺式石燈籠。鎌倉時代に制作されたそうです。

chinzan6.jpg
その隣にある丸型大水鉢。京都は山科の日ノ岡峠にあったものを持ってきたらしい。
もともとは木食上人だった養阿という僧が旅人のために置いたものと伝わります。
養阿は江戸時代中期の人ですから、これも江戸時代の制作なのかな。

ここだけで既に鎌倉・室町・江戸といくつも時代が並んでいて歴史というか、美術年表感がすごいよ…
あらゆる時代の建築や工芸を見られる椿山荘、もはや野外博物館。

chinzan7.jpg
神社もあるよ~1924年に京都伏見稲荷から白玉稲荷を歓請した白玉稲荷神社です。
社殿は下鴨神社から移築されたもの。
根津美術館に行ったときも思ったけどかつて人家だった庭に神社があるって、なんか不思議。

chinzan8.jpg
七福神もいるよ!写真は恵比寿像。
この像を含め8体の神像がお庭の各地に鎮座しています。
なぜ8体かって?椿山荘の庭には八人目の福の神がどこかにいたりするのですよ。
行った方は探してみてね^^
(ヒント:朝を告げる鳥と言えば。白玉稲荷の近くに像がちょこんとあります。かわいかった)

chinzan9.jpg
羅漢像の群までいる!
京都は石峰寺に伊藤若冲デザインの羅漢像があることは有名ですが
そこからいくつか持ってきたらしい。
東京で若冲に会えるスポットをまたひとつ発見してしまったぞ!うれしい。

chinzan10.jpg
羅漢たちの近くに生えている椿の木は「金魚葉椿」といいまして
葉っぱが金魚の尻尾みたいになっているのが特徴。かわいい☆
花が咲くのは春先なので、その頃にまた見に来られたらいいな。

chinzan11.jpg
さらに隣にある庚申塔(江戸時代初期)。
椿山荘が建つ前からこの辺りに立っていた塔を、そのままお庭に置いているそうです。

chinzan12.jpg
羅漢像からほたる沢にかかる弁慶橋を渡ったところにある椿山荘の碑です。
山縣さんが椿山を「椿山荘」と名付けたときに建立されたもので、
下で支えているのは玄武でしょうか。

chinzan13.jpg
広々とした幽翠池には百日紅が咲いて鯉も泳いでいました。
右手には五丈滝と名付けられた滝も流れています。

chinzan14.jpg
水車もあるぞ!

chinzan19.jpg
水車の向かいにある古香井。
水源は秩父山中(!)だそうで、秩父からここまで水が流れて来ていると思うと感慨深い。
奥に建っている十三重の石塔は織田有楽斎に縁があるともいわれているとか。

chinzan15.jpg
雲錦池に注いでいる小さな滝。
対岸に植えられている紅葉が秋には綺麗に染まるそうです。

chinzan16.jpg
お茶室もある!
写真は長松亭といって戦後に建てられた茶室です。
これを含む5か所の茶室がお庭の外れにまとまって建てられていて、茶会も時々催されるとか。

chinzan17.jpg
ホテル本館にあたるプラザの入口にいた「福の亀」。
山梨の山奥から発見された石で、亀のように見えるためそう呼ばれているそうです。
まったく手を入れていないとのことですが甲羅みたいな部分は風化してできたということかな…
自然の神秘。

chinzan18.jpg
本館ロビーに歌仙兼定いた!(笑)
この日はとうらぶと文京区のコラボでスタンプラリーが行われていた時期でした。
近隣の関口芭蕉庵や印刷博物館などでスタンプを集めると、とうらぶグッズがもらえるみたいです。

そういえば今日から3日まで、椿山荘では歌仙兼定スイーツがいただけるそうです。→こちら
ついったで検索したら本日の早朝から大盛況で整理券があっという間になくなってしまったとか
スイーツの雅さとか、ホスピタリティのすばらしさとか色々つぶやいてる審判者さんたちがいらして
皆さん楽しまれたようでよかった。
ゲームとホテルのコラボってあまりないと思うので成功しますように。
ホテルがめちゃくちゃ忙しい週末に限定スイーツのサービスを決めた椿山荘スタッフさんたちにエールを送りたい。


椿山荘は宿泊するにはちょっと近すぎるので、
そのうちお食事とかアフタヌーンティーとかで優雅なひとときを過ごしに行きたいです。
(ロビーを少し拝見しただけでもスタッフさんたちの対応やご案内に余裕が垣間見えるというか、
こちらがご迷惑おかけする前にフォローして何事も起こさず済ませるスキルが高そう)
特にアフタヌーンティーはたいへんオシャレと聞いているので
予約したわけでもないのに考えただけでワクワクしてしまいます(笑)。
できれば椿の季節か、紅葉のきれいな季節に来てみたいなあ。
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テーマ : 高級ホテル    ジャンル : 旅行

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comment

  1. 2016/09/04(日) 23:40:10 |
  2. URL |
  3. hippopon
  4. [ 編集 ]
ゆうがぁ~~
ここは住みたいです。

先立つものを、、作らねば、、つくらねば、、

Re: タイトルなし

  1. 2016/09/05(月) 22:26:40 |
  2. URL |
  3. ゆさ
  4. [ 編集 ]
> hippopon様

一か月くらい住んでみたいですねえ…!
お庭に文化財があるってどんな気持ちなんでしょう。

少しでも人の心に残るものを作れたら素敵ですね。
 
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歴史やアートも溺愛中
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