初秋の広島と京都旅その2。
旅行2日目~。前回記事の続きで今回は宮島をめぐります。

大鳥居に向かうため朝早くにホテルを出たらドレミファと並んだ鹿さんたち!
おはようございます。

朝日に輝く平清盛像。と、足元に鹿さん!
特別大きくもなくて等身大かな?厳島神社を造営した頃の50代の清盛をイメージしているそうです。
太陽でも何でも呼び戻しそうな堂々とした風格。

朝日に輝く日本三景の碑。
うふふこれで松島も天橋立も宮島も制覇したぞうふふ。(まだ言ってる)

清盛像のそばにある世界遺産登録記念碑は真ん中の穴から覗くと大鳥居が見えるんですぜ。
そんなに覗いてる人も見かけなくて、文字通りの穴場。
(厳島神社は1996年に原爆ドームとともに文化遺産に登録されています)
さてさて、昨夜は行けなかった大鳥居の足元に今朝は行けるかなあとやって来ましたら。

わー水がほとんどない!てかもう結構な人行ってる!

雁木を下りて歩いていきます。
鳥居からまっすぐに伸びている水の道は船の参道。
昔は船でお参りすることがあったらしくその名残で、神社本殿と客神社まで続いていて
ところどころに飛び石があって渡れるようになってる。
(参道は今も神事や祭礼などで船が通ることがあるそうです)
以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開きますのでどうぞ☆

見上げてごらん朝の鳥居を。
目の前で見るとやっぱり迫力が違いました~かっこいいです。
青空に朱色ってすごく映えるなあ。
この大鳥居は厳島神社建立当初から数えて8代目といわれ、今建っているのは近代初期のもの。
海から船でお参りすることもあったなら、海にも鳥居が必要とされたのでしょうね。
樹齢数百年の楠製、高さは約16mなので奈良の大仏さんとそんなに変わらないですな。

鳥居の足元は土台になっていて継ぎ木されています。
土の中に埋めて固定されてるとかじゃなく、内部に石をたくさん詰めてくさびも打ち込むなどされて
自重のみで建っているそうです。
100年以上も海水と風雨を浴びながら立ち続けるたくましい6本足。アスリートだ。
もとの木の形をそのまま生かした真ん中の主柱は直径3m。巨人だ。

屋根の東西には太陽と月が金色で描かれています。鬼門封じらしい。

扁額の文字が表と裏で異なっていて、左の「伊都岐島神社」が神社側、右の「嚴嶋神社」が海側。
日本後紀811年の項に万葉仮名で「伊都岐島」と書かれていて(神を斎きまつる島、つまり神の島の意味)
神社側の額はそのなごり。
清盛の時代には嚴嶋と表記されるようになったそうです。

振り向いて社殿を見てみました。水がない!(千と千尋風に)
海水が引いているとはいえ地面はじめじめしているし水たまりもあるので
裸足にサンダルつっかけて歩いている人がほとんどでした。
わたしは何も考えずにスニーカーで来てしまってたまに泥が跳ねたお…。
普段は海の底なんですものね。

本殿、平舞台の下まで歩いて来ました。朝早いのでまだ誰もいなかった。
実はこの平舞台と、舞台を乗せている石柱も固定されず接ぎ木となっていて
大潮や高潮で波に浸かると舞台が筏のように浮いて板から水を逃がすことで破損を防ぐのですって。
平清盛がほどこした平安時代末期のハイテク。

縁の下はこんな風になってます。
鳥居もそうだったけど柱や石ころにはフジツボや牡蠣がびっしり。

シオマネキいた!
横歩きしてるのも見て動画撮ろうとしたけどシャーーっと走ってたちまち隠れられてしまった。。
素早くてたくましい。
(うちの弟が数年前に宮島を訪れているのですが、
その時もシオマネキの動きが音速レベルで撮れなかったって帰ってきたので
よしおねえちゃんチャレンジしてくるぞ弟よ!と誓って来たものの、
そんなものは自然の生命力の前にあっけなく粉砕されたのでした。シオマネキ侮りがたし)

西の松原を歩いて清盛神社へ。
清盛没後770年目の1954年に建てられていて命日近くになるとお祭も行われるそうです。
お隣には清盛茶屋もあって一休みできます。

清盛神社から戻って厳島神社本殿の裏道を歩いていると、後白河法皇お手植えの松の遺木が。
近代に切り倒され一部が保存されているようです。
また、写真撮り忘れてしまったけどこの近くに三翁神社(山王神社)という摂社があって
そこには安徳天皇・二位尼・竹林内侍など平氏ゆかりの人々が祀られていました。

朝のお散歩を楽しんだので朝ごはん!豊国神社の近くにあったサラスヴァティさんにてモーニング。
ふわふわあったかスコーンとオレンジジュースとホットミルクティー、
いつになく「モーニング」って感じの朝食でした。

サラスヴァティさんから徒歩1分、塔の岡に龍髯の松を見に来たよ。
樹齢200年の松の木で曲がりくねって伸びているのが龍の頬髯っぽく見えることから呼ばれているとか。
ヒゲというより龍の体のように見えますが、そもそも龍のヒゲってこんなに太いんだろうか…
そしてこんなぶっといヒゲを持つ龍の体長とは…下手すると神龍よりデカそう。やばい。

階段を登ったところにある五重塔。室町時代の建築で高さは27.6mもあります!
朱色が朝日を浴びてきれいだった。

豊国神社正面には南国の植物がでーんと。
豊臣秀吉がお経を読んだり奉納したりするための大経堂として安国寺恵瓊が建てていましたが、
完成する前に秀吉が亡くなったので未完成のまま現在に至るそうです。
宮島でもっとも広い建物で千畳閣とも呼ばれるとか。
内部には絵馬や額、巨大しゃもじや大鳥居の尺杖(ものさし)などが奉納されています。

屋根の鬼瓦がすげぇかっこいい。

縁の下を歩けます!
背の高い人は中腰で歩かないとかもしれないけど、わたしは問題なく通れました。

厳島神社出口の目の前にある大願寺へ。
開基は不明ですが、鎌倉時代に再興されたという古刹です。
本堂には空海作と伝わる厳島弁財天(秘仏)や木造薬師如来像、
7代目大鳥居の木で作られた大黒天像と恵比寿像もいらっしゃるよ。

入口にあった平重盛お手植えの松の遺木。
厳島弁財天を見て感動した重盛が一族の繁栄を祈って植えたそうです。

本殿の前にある、伊藤博文お手植えと伝わる九本の黒松(天然記念物)。
ヤマタノオロチみたいだと思いましたがオロチより1本多いですな。立派な木。

しゃちほこみたいな本殿の鬼瓦。

勝海舟・桂小五郎(木戸孝允)会見の間もあった。
第二次長州戦争の際に講和会議をした部屋と伝わります。
コゴローちゃんは山口の人ですからあまり驚かないけど勝せんせーも宮島に来たことあったのかあ、
長崎にいたこともあるし、国内移動はそんなに苦になる人じゃなかったのかも。

平和観音像。
「原爆戦争犠牲者慰霊・祈願世界平和・原水爆禁止」と刻まれた碑文もそばにあって
やっぱりここも広島だなあと思いました。

厳島神社宝物殿。神社に奉納されたものや文化財が収蔵・展示されています。
平家納経は複製とはいえ、制作当時を偲ばせるようなキラキラ絢爛豪華っぷりがすごかったし
狩野探幽の布袋・大黒・寿老人の掛軸はとぼけた表情がかわいいし
高倉天皇所有と伝わる扇や笙は雅だったし
大鳥居を建立するときの足場の模型や、4代目大鳥居に掲げられていた額(大内義隆奉納)の巨大さにびびったし
他にも鎧や刀などの武具、能狂言に使われる衣装や神社の狛犬などもありましたね。
源頼政が奉納したと伝わる燈籠(実は頼政から29代目の子孫の奉納)はボロボロだったけど
当時の形はこんなだったのかなと想像できたし、
現在も同じ形のものが神社本殿の沖側にぶら下がっていると知ってよっしゃ後でちゃんと見よう!って思った。
常盤御前と子どもたちの絵を描いた巨大絵馬には、
奉納当時に常盤に抱かれた牛若丸の泣き声がして当直のお坊さんがノイローゼになってしまったので
常盤の胸に鍵をつけたら収まったという言い伝えがあるそうです。
神社も歴史が長いと様々な話がありますね。

宝物殿脇の階段をひたすら登って登って、多宝塔のある景色へ。
大鳥居、フェリー、本州までよく見渡せました。ほんといいお天気で有難かった。

多宝塔から歩いて大聖院に来たよ。
宮島の中でもっとも古いお寺で、開基は例によって空海といわれますから1200年の歴史があるのですね。

観音堂。行基作と伝わる十一面観世音菩薩像がいらっしゃいます。
わたしは時間がなくてやらなかったけど、お堂の地下では戒壇めぐりもできるよ。

観音堂のお池にも蓮の花が(^^)。

観音堂の前に閻魔様イター!赤いな!!
足元に小さなお地蔵さんたちもいた。
このお寺はこういった石像がふつうに境内に点在していて色々見つけて歩くのが楽しいです。
小さいお地蔵さんは立ってるのばかりではなく寝てたり笑ったり、見ざる聞かざる言わざるだったり
兜被ってたり本読んでたり色んなことやってます。
あとちっちゃなアンパンマンやウルトラマンやバルタン星人なども見かけたよ。
他にも烏天狗や七福神、涅槃の釈迦、三十三変化観音、聖ミカエル像(!)などもいたし
「INORI」とタイトルがついた折り鶴像もありました。

勅願堂。
鳥羽天皇の勅願によって建てられ、豊臣秀吉が朝鮮出兵の折に海上安全祈願として
波切不動明王像を奉納しています。
中には無数の小さな仏像に囲まれた不動明王像が勇ましく立っていらっしゃって思わず拝んだ。

勅願堂の右側にあった御心鏡。
心を映す鏡ということで、映った自分の姿が気に入らなければ改善していきましょうというもの。

摩尼堂。空海が勧請した三鬼大権現を祀ります。
三鬼大権現は3柱の鬼神たちで宮島の弥山の守護神だそうです。
お山を守るのが鬼の神様ってすごくいいよね…!(๑´ㅂ`๑)moeru
この建物の前の階段に大般若経筒(摩尼車)がい~~っぱい設置してあったのでガラガラ回してきました。
功徳を積むぜ。

大師堂まで登って来たよ~ここが一番高い場所。
大聖院最古の建物で空海を祀るお堂です。
お堂の後ろに回ると一願大師や稚児大師がいらっしゃって、
一願大師は絵馬にひとつだけ願いを書いてお参りすると叶えてくれるお大師さんとのこと。

大師堂の地下にある遍照窟。
四国八十八ケ所霊場の本尊が安置されています。
足元にやはり八十八ヶ所の砂があってお砂踏みをすると霊場巡りと同じご利益をいただけるそうです。

そろばん地蔵。読み地蔵。書き地蔵。お参りすると頭がよくなるとかあるのかもしれません。
他にも愚痴を聞いてくれるぐちきき地蔵や、ありがとう地蔵、十二支地蔵、六地蔵ほか
たくさんのお地蔵様が境内にいらっしゃるので探して歩くと楽しいよ。

鐘楼のところにあるねがい玉もご利益スポットのひとつ。
石を3つ投げて、奥に設置された石の穴めがけて投げて入れば願いがかなうというものです。

無数のマニ車がカラカラ回っている階段を降りていくと庭園があり、石段にずらりと並んだ五百羅漢が。
本当に五百いらっしゃるかはともかくとして(たぶん「多い」という意味)、
どれもどなたかの寄進だそうです。
無数の色んな顔した羅漢さんたちが全員、毛糸の帽子をかぶっているのは面白い眺めでした。
あと階段の途中にあった霊宝館にふと寄ったら大きな不動明王坐像が安置されていました。
大正時代に京都・仁和寺の塔頭である真乗院から移され、弥山の大日堂に安置されていたそうですが
数年前の台風でお堂が倒壊したため現在はこちらにいらっしゃるようです。
平安時代中期の制作で檜の一木造、どっしりとした立派なお不動様でした。
あと、同じく台風で倒壊したという仁王門の仁王像も一緒に並んでいました。

サラスヴァティさんに戻ってランチ☆
モーニングのときメニューの端にチラッと見かけた「宮島牡蠣と牛すき煮込みのパスタ」が気になって再訪。
牡蠣は大きくて甘くてクリーミーで関東の牡蠣と全然違いました…!おいしかったああ。
お店の人が朝も来たのを覚えていてくださって「またご来店ありがとうございます」と言っていただいた、
こちらこそおいしいランチご馳走様でした!

のんびりしていると満潮の時間が迫っていたのでお店を出て海に来てみたらファー!水が!!
朝の写真と見比べていただくとおわかりかと思いますがえらい様変わりしちゃって…わあ…。
看板も半分水に沈んでおりました。
すげーほんとにこんなに水来るんですな…何だか不思議な眺め。
(朝と夜で水が引いたり増えたりすると考えると千と千尋を思い出しますが
もしかしたら厳島神社がヒントになっていたりするんだろうか)

というわけで満潮時の厳島神社(創建593年)にお邪魔します☆
入口の燈籠にいるカラスのブロンズ像。
厳島の神が鎮座のために舟で島のあちこちを巡った際にカラスが先導役を務めたということで
神社では神使とされているとか。
また、大鳥居の見える参道から神社入口までは各所から奉納された燈籠がズラリと並んでいまして
(ヘレン・ケラーが写真撮影したのとかあるらしい)大変壮観な眺めでした。

入口は東回廊から。長い回廊を通って中央の本殿へ向かいます。
(厳島神社は平安時代の寝殿造を模して造営されているそうです)
波の音するし、天井を見上げると反射した水面の光が映ってゆらゆらしてるし
干潮時とはまた違った感じが楽しい(*´︶`*)。
さすがにお昼過ぎだと人が多くて例によって見学の小学生さんたちやツアー客が多かった。

入口から最初のスポット、祓殿。
ここで身を清めてから神社各所をお参りします。

祓殿の向かいには客(まろうど)神社。
厳島の三女神の兄弟神である天忍穂耳命ほか5柱の神様を祀ります。

お参りしてふと上を見上げると猪目(招福や魔除けの文様)がありました、ハート型かわいい。
他の場所にはなくて客神社だけなのは何か意味があるのでしょうか。
(そういえば4月に姫路城に行った時も釘隠しに猪目が使われていたっけな→こちら)

昨日の夕方は見えていた鏡の池も満潮の頃には沈んでいました。

卒塔婆石。
平家物語には、鬼界ヶ島に流された平康頼が故郷を想って千本の卒塔婆に和歌を書いて流したところ
そのひとつが神社に流れ着いたという話があります。
また、卒塔婆石の隣に2つめの鏡の池があります。
奥には康頼燈籠という、鬼界ヶ島から帰って来た康頼が奉納したと伝わる燈籠も立ってるよ。

本殿前まで来たよ~本当に海の上にいるみたいな気分。
狛犬も海の中に建ってるし、四足の燈籠もおもしろい。

振り向くと客神社と五重塔のツーショットが見えます。
水と、朱色と、塔と、緑と、青空。なんてすてきな眺め。

というわけで本殿。市杵島姫・湍津姫・田心姫の宗像三女神が祀られています。
檜皮葺の屋根の形が優美。
現在の本殿は戦国時代に毛利元就が改築したもので
正面には頼政燈籠がぶら下がっていました、さっき宝物殿で見たやつの最新型(?)だ!
前には平舞台と高舞台があって、神社のお祭の際は平清盛の頃から伝わる舞楽が奉納されるそうです。

楽房。本殿からみて左右に1つずつあります。
楽器を置いたり楽人たちの待機場所に使われるのかな。

門客神社(かどまろうどじんじゃ)。楽房と同じく本殿の左右にあります。

燈籠から海方面をのぞむ。
奥の燈籠までには火焼前という板敷きがあるのですが、工事中のため行けず。。

神社の各所の床板には隙間が空いています。
大潮の満潮には本殿まで水が来ることがあるらしく板をずらして水を逃がす仕組み。
また、本殿をはじめ海側の楽房や客神社に囲い板がついているのは
台風などの災害対策と、船でお参りしたときの波除けらしい。
海の神社ともなると様々な対策が必要になってくるのですね。

絵馬奉納所の奥には天神社があって、菅原道真をまつります。
毛利元就の長男隆元の寄進だそうです。

能舞台。
観世太夫の来演や福島正則による常設の能舞台寄進から能が上演されるようになったとか。
現在の舞台は藩主の浅野氏が建てたもの。

反橋。
かつて朝廷から勅使が来るときのみ使われた橋で勅使橋とも呼ばれ、
今は通行禁止ですが近づいて見ると急勾配すぎてとても歩いて渡れるとは思えなかった(笑)。
現在の橋は毛利元就・隆元親子が再建したそうです。
宮島は本当に、歩けば毛利氏の名前をあちこちで見かけるので
毛利の本拠地であったことを改めて思い知ったし、
戦国時代に建てられたものや寄進されたものが今も残っていることに感動したし、
創建した平清盛と宮大工さんたちすげぇと思ったし保存して伝えてきた無数の人たちパネェって思った。
おかげで現代人は美しい風景を見ることができます…ありがとうございます。

神社を後にしました。こうして見ると本当に海に浮いてるみたいだ…。
この日は小潮でしたが、大潮の時は水がギリギリまで来るので浮いてる感がこんなもんじゃないらしいので
次は大潮のときに来たい!

フェリー乗り場に戻る途中に表参道商店街で見かけた、世界一大きいといわれる巨大しゃもじ。
厳島神社の世界遺産登録の頃から展示されているとか。
弁財天の夢を見た江戸時代のお坊さんが琵琶からしゃもじを連想し、
弥山の木を使ってしゃもじを作ってご飯をよそって食べることを広めたそうです。

広島カープ応援中のキティさま。
わたしが旅行していた期間はちょうど、広島カープが25年振りに優勝するか否かの瀬戸際で
広島駅も宮島口駅も赤い帽子やTシャツの人たちで賑やかだったし、
宮島のホテルのフロントでも「テレビで応援したいから夜中まで開いてるバーはないか」とか質問してるお客さんもいました。
わたしは特にどこのチームのファンでもないですが、場違いな振る舞いしてなかったか心配です。
カープ優勝おめでとう。

というわけで名残惜しいですがフェリーで宮島を去ります。
弥山と要害山に行けなかったので次回は行きたいなぁ…(実は予定があるのであります^^)

フェリーから大鳥居を眺める。さよならさよなら。また来ます。

広島駅から新幹線さくらに乗ります!初めてです!さらば広島☆
この後は京都に寄る予定で、そのつもりで新幹線で移動したわけですが姫路でちょっと途中下車しました。
なぜかというと。

姫路城のライトアップが撮りたかった!からです!!
4月の旅行で諦めたライトアップ、今回なら時間があったので撮れましたライトアップ!
間近で見られたのでとても幻想的だった…一人旅はこういう無茶がきくのでやめられないです。
次回記事では京都レポをお届けします~☆

大鳥居に向かうため朝早くにホテルを出たらドレミファと並んだ鹿さんたち!
おはようございます。

朝日に輝く平清盛像。と、足元に鹿さん!
特別大きくもなくて等身大かな?厳島神社を造営した頃の50代の清盛をイメージしているそうです。
太陽でも何でも呼び戻しそうな堂々とした風格。

朝日に輝く日本三景の碑。
うふふこれで松島も天橋立も宮島も制覇したぞうふふ。(まだ言ってる)

清盛像のそばにある世界遺産登録記念碑は真ん中の穴から覗くと大鳥居が見えるんですぜ。
そんなに覗いてる人も見かけなくて、文字通りの穴場。
(厳島神社は1996年に原爆ドームとともに文化遺産に登録されています)
さてさて、昨夜は行けなかった大鳥居の足元に今朝は行けるかなあとやって来ましたら。

わー水がほとんどない!てかもう結構な人行ってる!

雁木を下りて歩いていきます。
鳥居からまっすぐに伸びている水の道は船の参道。
昔は船でお参りすることがあったらしくその名残で、神社本殿と客神社まで続いていて
ところどころに飛び石があって渡れるようになってる。
(参道は今も神事や祭礼などで船が通ることがあるそうです)
以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開きますのでどうぞ☆

見上げてごらん朝の鳥居を。
目の前で見るとやっぱり迫力が違いました~かっこいいです。
青空に朱色ってすごく映えるなあ。
この大鳥居は厳島神社建立当初から数えて8代目といわれ、今建っているのは近代初期のもの。
海から船でお参りすることもあったなら、海にも鳥居が必要とされたのでしょうね。
樹齢数百年の楠製、高さは約16mなので奈良の大仏さんとそんなに変わらないですな。

鳥居の足元は土台になっていて継ぎ木されています。
土の中に埋めて固定されてるとかじゃなく、内部に石をたくさん詰めてくさびも打ち込むなどされて
自重のみで建っているそうです。
100年以上も海水と風雨を浴びながら立ち続けるたくましい6本足。アスリートだ。
もとの木の形をそのまま生かした真ん中の主柱は直径3m。巨人だ。

屋根の東西には太陽と月が金色で描かれています。鬼門封じらしい。

扁額の文字が表と裏で異なっていて、左の「伊都岐島神社」が神社側、右の「嚴嶋神社」が海側。
日本後紀811年の項に万葉仮名で「伊都岐島」と書かれていて(神を斎きまつる島、つまり神の島の意味)
神社側の額はそのなごり。
清盛の時代には嚴嶋と表記されるようになったそうです。

振り向いて社殿を見てみました。水がない!(千と千尋風に)
海水が引いているとはいえ地面はじめじめしているし水たまりもあるので
裸足にサンダルつっかけて歩いている人がほとんどでした。
わたしは何も考えずにスニーカーで来てしまってたまに泥が跳ねたお…。
普段は海の底なんですものね。

本殿、平舞台の下まで歩いて来ました。朝早いのでまだ誰もいなかった。
実はこの平舞台と、舞台を乗せている石柱も固定されず接ぎ木となっていて
大潮や高潮で波に浸かると舞台が筏のように浮いて板から水を逃がすことで破損を防ぐのですって。
平清盛がほどこした平安時代末期のハイテク。

縁の下はこんな風になってます。
鳥居もそうだったけど柱や石ころにはフジツボや牡蠣がびっしり。

シオマネキいた!
横歩きしてるのも見て動画撮ろうとしたけどシャーーっと走ってたちまち隠れられてしまった。。
素早くてたくましい。
(うちの弟が数年前に宮島を訪れているのですが、
その時もシオマネキの動きが音速レベルで撮れなかったって帰ってきたので
よしおねえちゃんチャレンジしてくるぞ弟よ!と誓って来たものの、
そんなものは自然の生命力の前にあっけなく粉砕されたのでした。シオマネキ侮りがたし)

西の松原を歩いて清盛神社へ。
清盛没後770年目の1954年に建てられていて命日近くになるとお祭も行われるそうです。
お隣には清盛茶屋もあって一休みできます。

清盛神社から戻って厳島神社本殿の裏道を歩いていると、後白河法皇お手植えの松の遺木が。
近代に切り倒され一部が保存されているようです。
また、写真撮り忘れてしまったけどこの近くに三翁神社(山王神社)という摂社があって
そこには安徳天皇・二位尼・竹林内侍など平氏ゆかりの人々が祀られていました。

朝のお散歩を楽しんだので朝ごはん!豊国神社の近くにあったサラスヴァティさんにてモーニング。
ふわふわあったかスコーンとオレンジジュースとホットミルクティー、
いつになく「モーニング」って感じの朝食でした。

サラスヴァティさんから徒歩1分、塔の岡に龍髯の松を見に来たよ。
樹齢200年の松の木で曲がりくねって伸びているのが龍の頬髯っぽく見えることから呼ばれているとか。
ヒゲというより龍の体のように見えますが、そもそも龍のヒゲってこんなに太いんだろうか…
そしてこんなぶっといヒゲを持つ龍の体長とは…下手すると神龍よりデカそう。やばい。

階段を登ったところにある五重塔。室町時代の建築で高さは27.6mもあります!
朱色が朝日を浴びてきれいだった。

豊国神社正面には南国の植物がでーんと。
豊臣秀吉がお経を読んだり奉納したりするための大経堂として安国寺恵瓊が建てていましたが、
完成する前に秀吉が亡くなったので未完成のまま現在に至るそうです。
宮島でもっとも広い建物で千畳閣とも呼ばれるとか。
内部には絵馬や額、巨大しゃもじや大鳥居の尺杖(ものさし)などが奉納されています。

屋根の鬼瓦がすげぇかっこいい。

縁の下を歩けます!
背の高い人は中腰で歩かないとかもしれないけど、わたしは問題なく通れました。

厳島神社出口の目の前にある大願寺へ。
開基は不明ですが、鎌倉時代に再興されたという古刹です。
本堂には空海作と伝わる厳島弁財天(秘仏)や木造薬師如来像、
7代目大鳥居の木で作られた大黒天像と恵比寿像もいらっしゃるよ。

入口にあった平重盛お手植えの松の遺木。
厳島弁財天を見て感動した重盛が一族の繁栄を祈って植えたそうです。

本殿の前にある、伊藤博文お手植えと伝わる九本の黒松(天然記念物)。
ヤマタノオロチみたいだと思いましたがオロチより1本多いですな。立派な木。

しゃちほこみたいな本殿の鬼瓦。

勝海舟・桂小五郎(木戸孝允)会見の間もあった。
第二次長州戦争の際に講和会議をした部屋と伝わります。
コゴローちゃんは山口の人ですからあまり驚かないけど勝せんせーも宮島に来たことあったのかあ、
長崎にいたこともあるし、国内移動はそんなに苦になる人じゃなかったのかも。

平和観音像。
「原爆戦争犠牲者慰霊・祈願世界平和・原水爆禁止」と刻まれた碑文もそばにあって
やっぱりここも広島だなあと思いました。

厳島神社宝物殿。神社に奉納されたものや文化財が収蔵・展示されています。
平家納経は複製とはいえ、制作当時を偲ばせるようなキラキラ絢爛豪華っぷりがすごかったし
狩野探幽の布袋・大黒・寿老人の掛軸はとぼけた表情がかわいいし
高倉天皇所有と伝わる扇や笙は雅だったし
大鳥居を建立するときの足場の模型や、4代目大鳥居に掲げられていた額(大内義隆奉納)の巨大さにびびったし
他にも鎧や刀などの武具、能狂言に使われる衣装や神社の狛犬などもありましたね。
源頼政が奉納したと伝わる燈籠(実は頼政から29代目の子孫の奉納)はボロボロだったけど
当時の形はこんなだったのかなと想像できたし、
現在も同じ形のものが神社本殿の沖側にぶら下がっていると知ってよっしゃ後でちゃんと見よう!って思った。
常盤御前と子どもたちの絵を描いた巨大絵馬には、
奉納当時に常盤に抱かれた牛若丸の泣き声がして当直のお坊さんがノイローゼになってしまったので
常盤の胸に鍵をつけたら収まったという言い伝えがあるそうです。
神社も歴史が長いと様々な話がありますね。

宝物殿脇の階段をひたすら登って登って、多宝塔のある景色へ。
大鳥居、フェリー、本州までよく見渡せました。ほんといいお天気で有難かった。

多宝塔から歩いて大聖院に来たよ。
宮島の中でもっとも古いお寺で、開基は例によって空海といわれますから1200年の歴史があるのですね。

観音堂。行基作と伝わる十一面観世音菩薩像がいらっしゃいます。
わたしは時間がなくてやらなかったけど、お堂の地下では戒壇めぐりもできるよ。

観音堂のお池にも蓮の花が(^^)。

観音堂の前に閻魔様イター!赤いな!!
足元に小さなお地蔵さんたちもいた。
このお寺はこういった石像がふつうに境内に点在していて色々見つけて歩くのが楽しいです。
小さいお地蔵さんは立ってるのばかりではなく寝てたり笑ったり、見ざる聞かざる言わざるだったり
兜被ってたり本読んでたり色んなことやってます。
あとちっちゃなアンパンマンやウルトラマンやバルタン星人なども見かけたよ。
他にも烏天狗や七福神、涅槃の釈迦、三十三変化観音、聖ミカエル像(!)などもいたし
「INORI」とタイトルがついた折り鶴像もありました。

勅願堂。
鳥羽天皇の勅願によって建てられ、豊臣秀吉が朝鮮出兵の折に海上安全祈願として
波切不動明王像を奉納しています。
中には無数の小さな仏像に囲まれた不動明王像が勇ましく立っていらっしゃって思わず拝んだ。

勅願堂の右側にあった御心鏡。
心を映す鏡ということで、映った自分の姿が気に入らなければ改善していきましょうというもの。

摩尼堂。空海が勧請した三鬼大権現を祀ります。
三鬼大権現は3柱の鬼神たちで宮島の弥山の守護神だそうです。
お山を守るのが鬼の神様ってすごくいいよね…!(๑´ㅂ`๑)moeru
この建物の前の階段に大般若経筒(摩尼車)がい~~っぱい設置してあったのでガラガラ回してきました。
功徳を積むぜ。

大師堂まで登って来たよ~ここが一番高い場所。
大聖院最古の建物で空海を祀るお堂です。
お堂の後ろに回ると一願大師や稚児大師がいらっしゃって、
一願大師は絵馬にひとつだけ願いを書いてお参りすると叶えてくれるお大師さんとのこと。

大師堂の地下にある遍照窟。
四国八十八ケ所霊場の本尊が安置されています。
足元にやはり八十八ヶ所の砂があってお砂踏みをすると霊場巡りと同じご利益をいただけるそうです。

そろばん地蔵。読み地蔵。書き地蔵。お参りすると頭がよくなるとかあるのかもしれません。
他にも愚痴を聞いてくれるぐちきき地蔵や、ありがとう地蔵、十二支地蔵、六地蔵ほか
たくさんのお地蔵様が境内にいらっしゃるので探して歩くと楽しいよ。

鐘楼のところにあるねがい玉もご利益スポットのひとつ。
石を3つ投げて、奥に設置された石の穴めがけて投げて入れば願いがかなうというものです。

無数のマニ車がカラカラ回っている階段を降りていくと庭園があり、石段にずらりと並んだ五百羅漢が。
本当に五百いらっしゃるかはともかくとして(たぶん「多い」という意味)、
どれもどなたかの寄進だそうです。
無数の色んな顔した羅漢さんたちが全員、毛糸の帽子をかぶっているのは面白い眺めでした。
あと階段の途中にあった霊宝館にふと寄ったら大きな不動明王坐像が安置されていました。
大正時代に京都・仁和寺の塔頭である真乗院から移され、弥山の大日堂に安置されていたそうですが
数年前の台風でお堂が倒壊したため現在はこちらにいらっしゃるようです。
平安時代中期の制作で檜の一木造、どっしりとした立派なお不動様でした。
あと、同じく台風で倒壊したという仁王門の仁王像も一緒に並んでいました。

サラスヴァティさんに戻ってランチ☆
モーニングのときメニューの端にチラッと見かけた「宮島牡蠣と牛すき煮込みのパスタ」が気になって再訪。
牡蠣は大きくて甘くてクリーミーで関東の牡蠣と全然違いました…!おいしかったああ。
お店の人が朝も来たのを覚えていてくださって「またご来店ありがとうございます」と言っていただいた、
こちらこそおいしいランチご馳走様でした!

のんびりしていると満潮の時間が迫っていたのでお店を出て海に来てみたらファー!水が!!
朝の写真と見比べていただくとおわかりかと思いますがえらい様変わりしちゃって…わあ…。
看板も半分水に沈んでおりました。
すげーほんとにこんなに水来るんですな…何だか不思議な眺め。
(朝と夜で水が引いたり増えたりすると考えると千と千尋を思い出しますが
もしかしたら厳島神社がヒントになっていたりするんだろうか)

というわけで満潮時の厳島神社(創建593年)にお邪魔します☆
入口の燈籠にいるカラスのブロンズ像。
厳島の神が鎮座のために舟で島のあちこちを巡った際にカラスが先導役を務めたということで
神社では神使とされているとか。
また、大鳥居の見える参道から神社入口までは各所から奉納された燈籠がズラリと並んでいまして
(ヘレン・ケラーが写真撮影したのとかあるらしい)大変壮観な眺めでした。

入口は東回廊から。長い回廊を通って中央の本殿へ向かいます。
(厳島神社は平安時代の寝殿造を模して造営されているそうです)
波の音するし、天井を見上げると反射した水面の光が映ってゆらゆらしてるし
干潮時とはまた違った感じが楽しい(*´︶`*)。
さすがにお昼過ぎだと人が多くて例によって見学の小学生さんたちやツアー客が多かった。

入口から最初のスポット、祓殿。
ここで身を清めてから神社各所をお参りします。

祓殿の向かいには客(まろうど)神社。
厳島の三女神の兄弟神である天忍穂耳命ほか5柱の神様を祀ります。

お参りしてふと上を見上げると猪目(招福や魔除けの文様)がありました、ハート型かわいい。
他の場所にはなくて客神社だけなのは何か意味があるのでしょうか。
(そういえば4月に姫路城に行った時も釘隠しに猪目が使われていたっけな→こちら)

昨日の夕方は見えていた鏡の池も満潮の頃には沈んでいました。

卒塔婆石。
平家物語には、鬼界ヶ島に流された平康頼が故郷を想って千本の卒塔婆に和歌を書いて流したところ
そのひとつが神社に流れ着いたという話があります。
また、卒塔婆石の隣に2つめの鏡の池があります。
奥には康頼燈籠という、鬼界ヶ島から帰って来た康頼が奉納したと伝わる燈籠も立ってるよ。

本殿前まで来たよ~本当に海の上にいるみたいな気分。
狛犬も海の中に建ってるし、四足の燈籠もおもしろい。

振り向くと客神社と五重塔のツーショットが見えます。
水と、朱色と、塔と、緑と、青空。なんてすてきな眺め。

というわけで本殿。市杵島姫・湍津姫・田心姫の宗像三女神が祀られています。
檜皮葺の屋根の形が優美。
現在の本殿は戦国時代に毛利元就が改築したもので
正面には頼政燈籠がぶら下がっていました、さっき宝物殿で見たやつの最新型(?)だ!
前には平舞台と高舞台があって、神社のお祭の際は平清盛の頃から伝わる舞楽が奉納されるそうです。

楽房。本殿からみて左右に1つずつあります。
楽器を置いたり楽人たちの待機場所に使われるのかな。

門客神社(かどまろうどじんじゃ)。楽房と同じく本殿の左右にあります。

燈籠から海方面をのぞむ。
奥の燈籠までには火焼前という板敷きがあるのですが、工事中のため行けず。。

神社の各所の床板には隙間が空いています。
大潮の満潮には本殿まで水が来ることがあるらしく板をずらして水を逃がす仕組み。
また、本殿をはじめ海側の楽房や客神社に囲い板がついているのは
台風などの災害対策と、船でお参りしたときの波除けらしい。
海の神社ともなると様々な対策が必要になってくるのですね。

絵馬奉納所の奥には天神社があって、菅原道真をまつります。
毛利元就の長男隆元の寄進だそうです。

能舞台。
観世太夫の来演や福島正則による常設の能舞台寄進から能が上演されるようになったとか。
現在の舞台は藩主の浅野氏が建てたもの。

反橋。
かつて朝廷から勅使が来るときのみ使われた橋で勅使橋とも呼ばれ、
今は通行禁止ですが近づいて見ると急勾配すぎてとても歩いて渡れるとは思えなかった(笑)。
現在の橋は毛利元就・隆元親子が再建したそうです。
宮島は本当に、歩けば毛利氏の名前をあちこちで見かけるので
毛利の本拠地であったことを改めて思い知ったし、
戦国時代に建てられたものや寄進されたものが今も残っていることに感動したし、
創建した平清盛と宮大工さんたちすげぇと思ったし保存して伝えてきた無数の人たちパネェって思った。
おかげで現代人は美しい風景を見ることができます…ありがとうございます。

神社を後にしました。こうして見ると本当に海に浮いてるみたいだ…。
この日は小潮でしたが、大潮の時は水がギリギリまで来るので浮いてる感がこんなもんじゃないらしいので
次は大潮のときに来たい!

フェリー乗り場に戻る途中に表参道商店街で見かけた、世界一大きいといわれる巨大しゃもじ。
厳島神社の世界遺産登録の頃から展示されているとか。
弁財天の夢を見た江戸時代のお坊さんが琵琶からしゃもじを連想し、
弥山の木を使ってしゃもじを作ってご飯をよそって食べることを広めたそうです。

広島カープ応援中のキティさま。
わたしが旅行していた期間はちょうど、広島カープが25年振りに優勝するか否かの瀬戸際で
広島駅も宮島口駅も赤い帽子やTシャツの人たちで賑やかだったし、
宮島のホテルのフロントでも「テレビで応援したいから夜中まで開いてるバーはないか」とか質問してるお客さんもいました。
わたしは特にどこのチームのファンでもないですが、場違いな振る舞いしてなかったか心配です。
カープ優勝おめでとう。

というわけで名残惜しいですがフェリーで宮島を去ります。
弥山と要害山に行けなかったので次回は行きたいなぁ…(実は予定があるのであります^^)

フェリーから大鳥居を眺める。さよならさよなら。また来ます。

広島駅から新幹線さくらに乗ります!初めてです!さらば広島☆
この後は京都に寄る予定で、そのつもりで新幹線で移動したわけですが姫路でちょっと途中下車しました。
なぜかというと。

姫路城のライトアップが撮りたかった!からです!!
4月の旅行で諦めたライトアップ、今回なら時間があったので撮れましたライトアップ!
間近で見られたのでとても幻想的だった…一人旅はこういう無茶がきくのでやめられないです。
次回記事では京都レポをお届けします~☆
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宮島~
- 2016/09/17(土) 14:23:05 |
- URL |
- 大海彩洋
- [ 編集 ]
そしてそして、またまた京都ですね! 私も先日久しぶりに(半分仕事?)で京都に泊まりまして、ゆささんみたいに京都を自分なりに楽しもうと思い、六角堂と真如堂に行ってきました。自分では、京都に住んでいるときに有名どころは一通り行ったつもりだったのですが、久しぶりに歩いてみると新しい発見があってなかなか良かったです。
ゆささんは私の師匠(先達)かも! これからも旅日記楽しみにしております!
Re: 宮島~
- 2016/09/19(月) 21:36:07 |
- URL |
- ゆさ
- [ 編集 ]
わー!宮島行かれるのですね☆
わたしのレポが少しでも参考になりましたら幸いです。
弥山は行けなかったのですが次回は行く予定です!山頂の消えずの火!巨石!!
わたしも日本三景で最後に見に行ったのが宮島でした。
たまたまだと思いますけど何でだろう?他は電車で行けるけど宮島は船が必要だからワンクッションあったのかな。
毛利元就は大河ドラマ毎回見てましたよ~。
> 幼少時期の元就(V6の森田剛くん)と松阪慶子の継母・継子バトルの名シーン
うおお!?
実はわたし前半のあの体当たりバトルが一番好きなんです(笑)楽しかったですね~。
絶対に屈しない元就と、絶対に負けないお杉さん最高でしたから
お杉さんが突然いなくなってしまった時は呆然としました。うっ涙が…!
京都はすっかり通い慣れてきましたが、まだまだ行けてない場所&もう一度行きたい場所ばかりです。
再訪すると前とは違った部分が見えてきてワクワクしますね^^
六角堂もまた行きたいー!真如堂行ったことない。。
> ゆささんは私の師匠(先達)かも!
ひええとんでもない、長いレポ見てくださって本当にありがとうございます。
大海さんの宮島レポも楽しみにしてます~!
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