東山と桂離宮と神泉苑の旅。
先週末にまた、懲りずに京都へ日帰り旅してきました☆
当ブログではすっかりおなじみになった六道珍皇寺さんがお彼岸の特別拝観で
限定御朱印だすよとか言っちゃうからっ…!
最近の六道さんは連日のテレビ出演やマンガ・アニメ効果のためか妙に混むので
早めに行かないと御朱印なくなっちゃうかもしれないと思って夜行バスに乗って京都に降り立ちましたが
さすがに先月みたいな暑さではなくて有難かったです。
暑さ寒さも彼岸まで。

朝ごはんは宮川町のろじうさぎさんでいただきました。
おいしい和食の朝ごはんが食べたいなーとネットで探していたときに
だいたい伊右衛門カフェや賀茂さんと並んで出てくるお店だったので気になりまして。

前日に電話で予約を入れて、朝一にお邪魔。お庭も味わい深くて素敵でした。

京の朝ごはん!
漬物、煮物、お魚、出汁がめっちゃ効いた卵焼きにお味噌汁。
わたし京都でごはん食べるようになってから薄味にハマりまして出汁とかめっちゃ取るんですが
京都の人みたいにいい感じに取れるようになりたい。

歩いて10分、六道さんに来ましたよ。
去年は開門前から行列ができていましたが、今年はスムーズに入れてホッとしました。。
台風の影響もあったかな…(ちょうど雨が止んだ日だったのです)。
以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開きますのでどうぞ☆

百日紅が咲く境内へ。
雲間から差す光に照らされたお庭は湿気も相まってちょっとじめっとした雰囲気で、
9月の緑もきれいだなー。
冥途通いの井戸も黄泉がえりの井戸も相変わらずこんこんと水が湧いてて何より。

お彼岸限定の若草色御朱印。毘沙門天と十一面観音をいただきました。
六道さんの御朱印の文字は勢いがあってかっこいいです。
閻魔様と篁さん像にご挨拶した後は、電車で移動するために河原町駅へ。
先月から始まった、桂離宮の当日参観の整理券を受け取りに行くのです。

河原町から阪急に乗って桂駅に到着。15分ほど歩いて桂離宮に向かいます。

着いた!
右の道をまっすぐ行くと参観入口、左へ行くと穂垣の道です。

穂垣。縦横に組んだ竹穂と竹でできていてかなり高く、お庭の中が見えないようになっています。
この先が入口と当日受付場所です。

受付は2か所に分かれていますので、わたしは左へ。
桂離宮はこれまで事前予約しかできず、しかも予約可能日が解禁されると即埋まってしまうため
行きたくても行けなくて歯がゆい思いをしていたのですが、
先月から京都御所と同じように当日でも参観を受け付けてくれるようになりましたよ!
御所と比べると敷地が小さいため時間指定なうえに1日の入場者数が限られていて
(当日受付枠は午後1:30・2:30・3:30の3回のみそれぞれ20人までで最大60人)、
参観のためには11時頃から配布される整理券が必要とのこと。
この日は10時過ぎに到着しましたがすでに10人ほど並んでいて
中には「近所に住んでるけどいつも予約がいっぱいで入れないんです」と雑談も聞こえてきて
ギョエーってなった。。
京都に住んでてもなかなか入れない桂離宮、えらいとこです。

無事に整理券をゲットした!
どうしよどうしよ、学生時代からず~~っと見学したかった桂離宮、今日入れる!うおおお!!
とか、受け取ったときはちょっと膝が震えてしまいました。
あ、受付は名前と住所と人数を申請用紙に書いて、免許証などの身分証明も必要ですよ。

見学まで時間があるので、離宮の近辺をお散歩。
写真は橘逸勢を祀っている御霊神社です。
876年の創建で、戦国時代には後水尾天皇の宸翰の勅額が下賜されたりしているそうで
桂離宮が近いことから桂宮家からの寄進も多いそうな。

本殿。

ランチどこで食べようかなーと食べログで検索して"穴場"とあったので来てみたお店「Cafe Rouge」。
離宮から徒歩15分くらいのところにあります。

コースランチがいただけるとのことで早速注文。
本日のオードブル、にんじんのポタージュとフレンチバケットに続いて
きのことベーコンのパスタがきたよ~アツアツでおいしかった☆

デザートにグレープフルーツのムース、バニラアイスを添えて。紅茶も!
静かにゆったり過ごせて確かに穴場だなあと思いました。

お腹がいっぱいになったので桂離宮に戻ってきました。
真ん中に立ってる看板には「当日受付満員」と書いてあった。ひょえー。

入口で皇宮警察の方に整理券を見せてから、入場します。

入口を右に曲がって奥へ進むと参観者の休憩所があり、ここの受付でも身分証を提示します。
離宮を紹介する映像がモニターで流れていたり、書院に関する展示物のスペースもあって鑑賞しました。
「月」の文字の形をした襖の取っ手とかオシャレ!
桂離宮はもともと藤原道長の桂殿があったとされる場所に
江戸時代初期に八条宮智仁親王(後陽成天皇の弟)が別荘を建てるとして造営が始まり、
子の智忠親王の頃に回遊式庭園として完成してから400年以上が経ちますが
火災の記録が残っていないという驚異の建物だったりします。
現在は宮内庁が管理していて過去には何度か修理も行われてきたようですが
基本的にはほぼ創建当時の姿を見ることができるわけで…すごいな。

時間になるとガイドさんに先導していただきながら、いざ!参観開始。
桂離宮の参観はツアー方式で団体行動のため、個人で自由に見学することはできません。
庭園内の1kmほどのコースを、ガイドさんに案内していただきながら約1時間かけて歩きます。
参観にあたりガイドさんがアナウンスしてくれた注意点は
写真撮影は自由だが橋の上では撮らないこと(過去に池に落ちた人がいるらしい)と
飛び石が多いので足元に気をつけることと、庭園の苔を踏まないこと。
「ただし踏んでいい場合もあります。転びそうになった時です。その際は遠慮なく踏んでください」
との有難いお言葉もありました(苦笑)。
身の安全を優先してよいとの許可があれば怖いものなし。足元に気をつけていざいってみよ~。

入ってすぐ、生垣(桂垣と呼ばれている)に挟まれた太鼓橋があります。
左右の盛り上がりにびっしり生えているのは全部苔で、
今は秋なので茶色いけど春には青々としているのかも。かすかに紅葉も始まっているしね。
ちなみにこの橋、進行方向に対して僅かに曲がって設置されていますが
これは遠近感で距離感を演出したり、橋を渡ると自然と曲がった方向に進むようにするためだとか。

太鼓橋を渡ってまっすぐ進んで御幸門をくぐったところの景色。
奥に小さく見えているのは表門で、桂離宮の正門です。
当時、御所の隣に住んでいた親王が輿に乗って半日かけて桂離宮までやって来た時や
天皇の御幸のときなどに開けられます。

表門からこちらの御幸門まで入って来ると輿を下りて(右手前に輿を置くための切石があります)、
徒歩で離宮に入ることになります。

御幸門から庭園まで伸びる御幸道には小石が敷き詰められています。(霰こぼしという)
一見、無造作に敷かれているように見えますが
すべて石の平らな面が上向きになって凸凹してなくて、転ばずにスタスタ歩くことができました。
職人さんの配慮だろうか。
また、道の両脇より真ん中が少しこんもりして水はけをよくしているそうです。

島津家から献上されたというソテツが群生する一角に来ました。
南国の植物を庭に植えることは離宮ができた頃に流行したそうです。

ソテツの向かいにある御腰掛。
桂離宮の庭園内には茶屋が4つあって過去には茶会が開かれていたそうで、
お茶会に招かれたお客さんはここに座ってお呼ばれを待ったとのことです。
砂雪隠(お手洗い)も設置されていますがあくまで心配りで、使われたことはないとか。

鼓の滝の音を聴きつつ石畳(延段)を歩いて庭を抜けていきますと。

うおー!

急に開けたお庭に出ます。
手前に敷き詰められた石は州浜を、左の燈籠は岬の灯台を、真ん中の橋は天橋立をあらわしているそうです。
(見切れてるけど左には高砂の松と名付けられた松の木も立っている)
智仁親王の妻京極常子が宮津の出身で、彼女のために故郷の景色を再現したそうで
つまりここは池ではなく海に見立てられているのですね。
庭に点在する茶屋の屋根が池の奥にぽつぽつと見え隠れしておりますが、
建物が全部見えないのは「お楽しみは後にとっておきましょう」という考え方によるもの。
「焦らしプレイです」とガイドさんがおっしゃってて笑ってしまいましたけども
桂離宮はこの考え方がお庭の随所に配慮されていました。

飛び石と白川橋を渡って最初の茶屋、松琴亭へ。
桂離宮の茶屋はそれぞれ春夏秋冬のイメージで建てられており、松琴亭は冬の茶屋で
離宮の中で最も格が高いそうです。
名前は源氏物語「松風」で琴を奏でる明石の君が源氏へ返した歌の
「変らじと契りしことを頼みにて 松のひびきに音を添えしかな」のシーンから採られています。
周囲の石群は荒磯様というらしい。(荒磯と呼ばれた明石の海から)
また、左手前に立っているのはキリシタン燈籠(京極常子さんの父親がキリシタン大名だったらしい)。
庭園にはこれを含め7つのキリシタン燈籠があります。

松琴亭の内部を外から見学。中には入れません。
左の襖を開けると茶室がありますが、この日は修復中とのことで閉まっていました。

一の間から二の間をのぞむ。青と白の市松模様の襖はモダンなデザイン。
青色は日光で日焼けしてしまったそうで、本来は一つ上の写真の左襖のように濃かったようですが
色褪せてもオシャレなのはさすが。
天袋には狩野探幽による水墨画が描いてあったり、
その下には石炉があって料理を冷まさないために使われたほか、暖房の役割もあったそうな。
お茶だけでなく料理も楽しめるっていいなあ。

松琴亭の正面から見える池。
実は木々の向こうにさっきのソテツの庭があるのですがまったく見えません~。
一度見せた景色は二度見せないのが桂離宮の心意気。

蛍橋を渡って大山島を飛び石づたいに越えていきます。ほとんど山登りの気分。

賞花亭。
池を掘り返した土を盛った小高い場所にあり、峠の茶屋とも呼ばれます。
茶屋の前に群生しているのは萩で、
「花を賞する亭」という名前のとおり春の茶屋なので周りにたくさん花が植えられているそうです。
桂離宮のお茶屋は本当に建物の間近まで行かないと全体が見えないようになっていて
とにかく焦らしまくってるなーと思う。

内部。畳に腰かけてお茶をいただけるのだな~。
「賞花亭」の扁額は智仁親王の次男によるものです。
竹の連子窓から緑が透けて見えるし南向きは壁もとっぱらわれて、見通しがすごくいい。

賞花亭から再び山登り。

園林堂の前を通っていきます。地面の飛び石がおもしろい配置になってる。

笑意軒。夏に使われる茶屋で離宮の茶亭の中では最も大きい建物。
ここには池に船を浮かべて乗って来ることもあったようで、手前に船着き場があります。

縁側の前にも石がごろごろ。
右上には格子の丸窓が6つあって春・梅雨・夏・秋・秋霜・冬を表現しているともいわれます。

次の間。
桂離宮でもっとも風通しの良い場所に建つ茶屋のため、窓を開けると風がよく通りますので
縁側に座っているとすごく気持ちいいです。
窓の向こうに見えるのは田んぼ。毎年、農家の方が耕して収穫しているそうです。

中の間の腰壁。
紺と槐を組み合わせた市松模様の天鵞絨と金箔があしらわれています。
規則正しい模様と流れるようなラインの金箔がとてもオシャレ。

櫂の形をした襖の引き手。舟遊びを意識しているのかな。

杉戸の引き手は鉄製の矢の形をしていた。

船着き場を上から。

笑意軒から園林堂をのぞむ。
園林堂は離宮の持仏堂として建てられたもので、
過去には観音像と智仁親王の像を祀り宮家代々の位牌も安置されていたそうです。

園林堂にかかる橋は足が高くなっていて、下を船がくぐれるようになっています。
ガイドさんが「ここからは3つの橋が見えるんですよ」と教えてくれたのでどれどれと見てみたら
立ち上がったら上2つ、座ったら下2つしか見えなくて
どうがんばっても2つしか見えないようにしてあるみたいです。竜安寺のお庭みたいだね。
こちらは座って撮影した写真ですが、
橋の足の奥にもうひとつ小さな石橋が見えるのがおわかりいただけるでしょうか。

どんどん行きますよ~書院御殿です。左から新御殿・中書院・古書院。
古書院は1615年に智仁親王が桂離宮の造営を始めたとき、最初に造られた建物で
智忠親王が中書院と新御殿を増築しています。
鍵のようにギザギザな建築は雁が飛ぶようだということで雁行形と呼ばれ、
どの部屋からも庭を眺めることができるそうです。
こちらは遠くから見るだけで室内の見学はありません。
内部の写真は過去に写真集とかで見たことありますが、
わびさび感溢れる書院造の中に細かい意匠が施されていて、ゆったりできる上に飽きさせない印象だったので
ナマで見られる機会があるといいのですけど。

高床式になっているのは離宮の近くを流れる桂川が氾濫した場合を想定しているとか。
古書院の前には月見台が造られていて、それも高床式でした。

後ろを振り向くと、さっきまで滞在していた笑意軒がまったく見えません。
逆に書院から進んでいくと笑意軒が見えたときに「おお」ってなるのかもしれない。

月波楼に着いた。
名前のとおり池に映る月を愛でるための茶屋で、お月見ということで秋の茶屋ですね。
(昔から月には巨大な桂の木が生えているという故事や言い伝えがありますから
桂離宮に観月スポットがあるというのはある意味とても"らしい"感じがします)

内部。
ちなみに月波楼の名前の由来は白楽天『西湖詩』の一節「月点波心一顆珠」から採ったようです。
土間の上がり口には唐船の絵馬が掲げてありますが
これ、午前中に行ってきた御霊神社にかつては奉納されたものらしいです。

中の間からは外の景色が見渡せます!縁側で植物が隠れてまるで池に浮かんでるみたいな錯覚。
ここからは松琴亭も見えるんですね~。

書院の玄関、御興寄前庭。
沓脱石は6人分の沓が並べられることから「6つの沓脱」と呼ばれているそうです。

出口に向かいます。あっという間に終わってしまった~。

おお、見覚えのある風景。入口の太鼓橋に戻ってきたわけですな。
桂離宮の庭園は登ったり下りたりぐるりと回って歩く場所ばかりで方向がわからなくなりますが
それも狙いのひとつかもしれない。

ここで解散して見学は終了です。お疲れ様でした&ありがとうございました!
ガイドさんの説明を聞くのと写真を撮るのに夢中になってしまって
何だかあわただしく終わってしまった気もしますので、
せっかく当日でも入れるようになったんだしまた来たいと思います。
2度目来れたらあまりよく観られなかった燈籠とか(桂離宮の燈籠は全部で24基あるらしい)、
もうちょっと余裕のある参観にできるといいな…。
電車で四条に戻ったあと、時計を見たらまだ時間があったので
「そういえばまだ行ったことなかったなー」とふと思いついて。

神泉苑に来ました☆
現在は二条城の南にありますが、
昔は二条城のあたりには御所があって神泉苑は禁苑だったのだそうです。
824年に西寺の守敏と東寺の空海が雨乞いの祈祷を行い競った場所ということでも有名ですな。

境内にて。わー黄色い彼岸花だ~!と喜んでいたら、

突然のアヒル群団!!!(さんをつけろよこのデコ助野郎)
クワクワクワクワ言いながらよちよちペタペタ歩いてきました何これ何これめっちゃかわいい!!
お寺の境内で飼育されているようで、
境内には鯉とアヒルのごはんが買える自動販売機があって自由にあげていいみたいだし
公式サイトにはアヒルページもあります→こちら
あああああかわいいいぃぃいいい撫で撫でしたい~~。
(触っていいのかわからなかったので触りませんでした)

アヒルさんたちの後をついて境内へ。
昔々は二条~三条にわたる大庭園だったみたいですが二条城の造営により縮小され、
東寺の寺院として再興され今に至るそうです。

善女龍王社。神泉苑の池に住むという龍神をまつっています。

歳徳神(恵方社)。
日本で唯一とのことで、この祠にお参りすると自然に恵方を拝むことができます。
毎年大晦日の晩には新年の恵方に向けて祠の向きを変えているそうです。

池にかかる法成橋。
橋を渡りながら善女竜王社に向けてひとつだけ願い事を言うと叶うといわれ、
最近はパワースポットとしても人気があるそうです。

橋の上からお池を眺める。

龍頭鷁首の船むちゃくちゃかっこいい!
苑で開催されるお茶会などでは実際に乗ることもできるそうです。

お水を飲む、羽づくろいする、お休みするアヒルさんたちが一度に楽しめる贅沢な1枚☆

東寺から移築されたという本堂。
聖観世音菩薩と不動明王坐像を祀っています。

本堂脇にある与謝蕪村の句です。「名月や神泉苑の魚おどる」

お庭の奥まで歩いてきました。善女竜王社の背面が見えます。

弁天堂は工事中でした。
神泉苑の弁財天は宮島・京都繁昌神社の弁財天と並び日本三体といわれているそうです。

矢剱大明神。神泉苑の鎮守稲荷社です。

お池の穴にお顔突っ込んでたアヒルさんたちをパチリ。何か食べ物がいるのでしょうか。
顔突っ込んだり羽バタバタしたり首振ったりと忙しそうでした。

御朱印。
わたしが訪れた日は観月会が開催される予定で(曇っていたし時間がなかったので参加は見送りました)、
御朱印も通常の善女龍王のほかに、観月会限定の与謝蕪村の俳句入りのものがありました。
限定という言葉に弱いゆさはとっとと頂いてまいりましたよ^^
この後はバスで京都駅に戻って、新幹線に乗って帰路に着きました。
(三連休の京都駅はいつにも増して混雑していました…いやはや)

今回のnikinikiはシマリスと切り株^^
何となくぼのぼののシマリス君を思い出しました。目が点なところとか。
2週連続の京都旅は初めてです~ああついにやってしまった。。(;´∀`)
電車一本なので行きやすいというのもありますけど、行きたい行事が多すぎるのだ!
毎回楽しませてもらっています企画者の人たちありがとう。
当ブログではすっかりおなじみになった六道珍皇寺さんがお彼岸の特別拝観で
限定御朱印だすよとか言っちゃうからっ…!
最近の六道さんは連日のテレビ出演やマンガ・アニメ効果のためか妙に混むので
早めに行かないと御朱印なくなっちゃうかもしれないと思って夜行バスに乗って京都に降り立ちましたが
さすがに先月みたいな暑さではなくて有難かったです。
暑さ寒さも彼岸まで。

朝ごはんは宮川町のろじうさぎさんでいただきました。
おいしい和食の朝ごはんが食べたいなーとネットで探していたときに
だいたい伊右衛門カフェや賀茂さんと並んで出てくるお店だったので気になりまして。

前日に電話で予約を入れて、朝一にお邪魔。お庭も味わい深くて素敵でした。

京の朝ごはん!
漬物、煮物、お魚、出汁がめっちゃ効いた卵焼きにお味噌汁。
わたし京都でごはん食べるようになってから薄味にハマりまして出汁とかめっちゃ取るんですが
京都の人みたいにいい感じに取れるようになりたい。

歩いて10分、六道さんに来ましたよ。
去年は開門前から行列ができていましたが、今年はスムーズに入れてホッとしました。。
台風の影響もあったかな…(ちょうど雨が止んだ日だったのです)。
以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開きますのでどうぞ☆

百日紅が咲く境内へ。
雲間から差す光に照らされたお庭は湿気も相まってちょっとじめっとした雰囲気で、
9月の緑もきれいだなー。
冥途通いの井戸も黄泉がえりの井戸も相変わらずこんこんと水が湧いてて何より。

お彼岸限定の若草色御朱印。毘沙門天と十一面観音をいただきました。
六道さんの御朱印の文字は勢いがあってかっこいいです。
閻魔様と篁さん像にご挨拶した後は、電車で移動するために河原町駅へ。
先月から始まった、桂離宮の当日参観の整理券を受け取りに行くのです。

河原町から阪急に乗って桂駅に到着。15分ほど歩いて桂離宮に向かいます。

着いた!
右の道をまっすぐ行くと参観入口、左へ行くと穂垣の道です。

穂垣。縦横に組んだ竹穂と竹でできていてかなり高く、お庭の中が見えないようになっています。
この先が入口と当日受付場所です。

受付は2か所に分かれていますので、わたしは左へ。
桂離宮はこれまで事前予約しかできず、しかも予約可能日が解禁されると即埋まってしまうため
行きたくても行けなくて歯がゆい思いをしていたのですが、
先月から京都御所と同じように当日でも参観を受け付けてくれるようになりましたよ!
御所と比べると敷地が小さいため時間指定なうえに1日の入場者数が限られていて
(当日受付枠は午後1:30・2:30・3:30の3回のみそれぞれ20人までで最大60人)、
参観のためには11時頃から配布される整理券が必要とのこと。
この日は10時過ぎに到着しましたがすでに10人ほど並んでいて
中には「近所に住んでるけどいつも予約がいっぱいで入れないんです」と雑談も聞こえてきて
ギョエーってなった。。
京都に住んでてもなかなか入れない桂離宮、えらいとこです。

無事に整理券をゲットした!
どうしよどうしよ、学生時代からず~~っと見学したかった桂離宮、今日入れる!うおおお!!
とか、受け取ったときはちょっと膝が震えてしまいました。
あ、受付は名前と住所と人数を申請用紙に書いて、免許証などの身分証明も必要ですよ。

見学まで時間があるので、離宮の近辺をお散歩。
写真は橘逸勢を祀っている御霊神社です。
876年の創建で、戦国時代には後水尾天皇の宸翰の勅額が下賜されたりしているそうで
桂離宮が近いことから桂宮家からの寄進も多いそうな。

本殿。

ランチどこで食べようかなーと食べログで検索して"穴場"とあったので来てみたお店「Cafe Rouge」。
離宮から徒歩15分くらいのところにあります。

コースランチがいただけるとのことで早速注文。
本日のオードブル、にんじんのポタージュとフレンチバケットに続いて
きのことベーコンのパスタがきたよ~アツアツでおいしかった☆

デザートにグレープフルーツのムース、バニラアイスを添えて。紅茶も!
静かにゆったり過ごせて確かに穴場だなあと思いました。

お腹がいっぱいになったので桂離宮に戻ってきました。
真ん中に立ってる看板には「当日受付満員」と書いてあった。ひょえー。

入口で皇宮警察の方に整理券を見せてから、入場します。

入口を右に曲がって奥へ進むと参観者の休憩所があり、ここの受付でも身分証を提示します。
離宮を紹介する映像がモニターで流れていたり、書院に関する展示物のスペースもあって鑑賞しました。
「月」の文字の形をした襖の取っ手とかオシャレ!
桂離宮はもともと藤原道長の桂殿があったとされる場所に
江戸時代初期に八条宮智仁親王(後陽成天皇の弟)が別荘を建てるとして造営が始まり、
子の智忠親王の頃に回遊式庭園として完成してから400年以上が経ちますが
火災の記録が残っていないという驚異の建物だったりします。
現在は宮内庁が管理していて過去には何度か修理も行われてきたようですが
基本的にはほぼ創建当時の姿を見ることができるわけで…すごいな。

時間になるとガイドさんに先導していただきながら、いざ!参観開始。
桂離宮の参観はツアー方式で団体行動のため、個人で自由に見学することはできません。
庭園内の1kmほどのコースを、ガイドさんに案内していただきながら約1時間かけて歩きます。
参観にあたりガイドさんがアナウンスしてくれた注意点は
写真撮影は自由だが橋の上では撮らないこと(過去に池に落ちた人がいるらしい)と
飛び石が多いので足元に気をつけることと、庭園の苔を踏まないこと。
「ただし踏んでいい場合もあります。転びそうになった時です。その際は遠慮なく踏んでください」
との有難いお言葉もありました(苦笑)。
身の安全を優先してよいとの許可があれば怖いものなし。足元に気をつけていざいってみよ~。

入ってすぐ、生垣(桂垣と呼ばれている)に挟まれた太鼓橋があります。
左右の盛り上がりにびっしり生えているのは全部苔で、
今は秋なので茶色いけど春には青々としているのかも。かすかに紅葉も始まっているしね。
ちなみにこの橋、進行方向に対して僅かに曲がって設置されていますが
これは遠近感で距離感を演出したり、橋を渡ると自然と曲がった方向に進むようにするためだとか。

太鼓橋を渡ってまっすぐ進んで御幸門をくぐったところの景色。
奥に小さく見えているのは表門で、桂離宮の正門です。
当時、御所の隣に住んでいた親王が輿に乗って半日かけて桂離宮までやって来た時や
天皇の御幸のときなどに開けられます。

表門からこちらの御幸門まで入って来ると輿を下りて(右手前に輿を置くための切石があります)、
徒歩で離宮に入ることになります。

御幸門から庭園まで伸びる御幸道には小石が敷き詰められています。(霰こぼしという)
一見、無造作に敷かれているように見えますが
すべて石の平らな面が上向きになって凸凹してなくて、転ばずにスタスタ歩くことができました。
職人さんの配慮だろうか。
また、道の両脇より真ん中が少しこんもりして水はけをよくしているそうです。

島津家から献上されたというソテツが群生する一角に来ました。
南国の植物を庭に植えることは離宮ができた頃に流行したそうです。

ソテツの向かいにある御腰掛。
桂離宮の庭園内には茶屋が4つあって過去には茶会が開かれていたそうで、
お茶会に招かれたお客さんはここに座ってお呼ばれを待ったとのことです。
砂雪隠(お手洗い)も設置されていますがあくまで心配りで、使われたことはないとか。

鼓の滝の音を聴きつつ石畳(延段)を歩いて庭を抜けていきますと。

うおー!

急に開けたお庭に出ます。
手前に敷き詰められた石は州浜を、左の燈籠は岬の灯台を、真ん中の橋は天橋立をあらわしているそうです。
(見切れてるけど左には高砂の松と名付けられた松の木も立っている)
智仁親王の妻京極常子が宮津の出身で、彼女のために故郷の景色を再現したそうで
つまりここは池ではなく海に見立てられているのですね。
庭に点在する茶屋の屋根が池の奥にぽつぽつと見え隠れしておりますが、
建物が全部見えないのは「お楽しみは後にとっておきましょう」という考え方によるもの。
「焦らしプレイです」とガイドさんがおっしゃってて笑ってしまいましたけども
桂離宮はこの考え方がお庭の随所に配慮されていました。

飛び石と白川橋を渡って最初の茶屋、松琴亭へ。
桂離宮の茶屋はそれぞれ春夏秋冬のイメージで建てられており、松琴亭は冬の茶屋で
離宮の中で最も格が高いそうです。
名前は源氏物語「松風」で琴を奏でる明石の君が源氏へ返した歌の
「変らじと契りしことを頼みにて 松のひびきに音を添えしかな」のシーンから採られています。
周囲の石群は荒磯様というらしい。(荒磯と呼ばれた明石の海から)
また、左手前に立っているのはキリシタン燈籠(京極常子さんの父親がキリシタン大名だったらしい)。
庭園にはこれを含め7つのキリシタン燈籠があります。

松琴亭の内部を外から見学。中には入れません。
左の襖を開けると茶室がありますが、この日は修復中とのことで閉まっていました。

一の間から二の間をのぞむ。青と白の市松模様の襖はモダンなデザイン。
青色は日光で日焼けしてしまったそうで、本来は一つ上の写真の左襖のように濃かったようですが
色褪せてもオシャレなのはさすが。
天袋には狩野探幽による水墨画が描いてあったり、
その下には石炉があって料理を冷まさないために使われたほか、暖房の役割もあったそうな。
お茶だけでなく料理も楽しめるっていいなあ。

松琴亭の正面から見える池。
実は木々の向こうにさっきのソテツの庭があるのですがまったく見えません~。
一度見せた景色は二度見せないのが桂離宮の心意気。

蛍橋を渡って大山島を飛び石づたいに越えていきます。ほとんど山登りの気分。

賞花亭。
池を掘り返した土を盛った小高い場所にあり、峠の茶屋とも呼ばれます。
茶屋の前に群生しているのは萩で、
「花を賞する亭」という名前のとおり春の茶屋なので周りにたくさん花が植えられているそうです。
桂離宮のお茶屋は本当に建物の間近まで行かないと全体が見えないようになっていて
とにかく焦らしまくってるなーと思う。

内部。畳に腰かけてお茶をいただけるのだな~。
「賞花亭」の扁額は智仁親王の次男によるものです。
竹の連子窓から緑が透けて見えるし南向きは壁もとっぱらわれて、見通しがすごくいい。

賞花亭から再び山登り。

園林堂の前を通っていきます。地面の飛び石がおもしろい配置になってる。

笑意軒。夏に使われる茶屋で離宮の茶亭の中では最も大きい建物。
ここには池に船を浮かべて乗って来ることもあったようで、手前に船着き場があります。

縁側の前にも石がごろごろ。
右上には格子の丸窓が6つあって春・梅雨・夏・秋・秋霜・冬を表現しているともいわれます。

次の間。
桂離宮でもっとも風通しの良い場所に建つ茶屋のため、窓を開けると風がよく通りますので
縁側に座っているとすごく気持ちいいです。
窓の向こうに見えるのは田んぼ。毎年、農家の方が耕して収穫しているそうです。

中の間の腰壁。
紺と槐を組み合わせた市松模様の天鵞絨と金箔があしらわれています。
規則正しい模様と流れるようなラインの金箔がとてもオシャレ。

櫂の形をした襖の引き手。舟遊びを意識しているのかな。

杉戸の引き手は鉄製の矢の形をしていた。

船着き場を上から。

笑意軒から園林堂をのぞむ。
園林堂は離宮の持仏堂として建てられたもので、
過去には観音像と智仁親王の像を祀り宮家代々の位牌も安置されていたそうです。

園林堂にかかる橋は足が高くなっていて、下を船がくぐれるようになっています。
ガイドさんが「ここからは3つの橋が見えるんですよ」と教えてくれたのでどれどれと見てみたら
立ち上がったら上2つ、座ったら下2つしか見えなくて
どうがんばっても2つしか見えないようにしてあるみたいです。竜安寺のお庭みたいだね。
こちらは座って撮影した写真ですが、
橋の足の奥にもうひとつ小さな石橋が見えるのがおわかりいただけるでしょうか。

どんどん行きますよ~書院御殿です。左から新御殿・中書院・古書院。
古書院は1615年に智仁親王が桂離宮の造営を始めたとき、最初に造られた建物で
智忠親王が中書院と新御殿を増築しています。
鍵のようにギザギザな建築は雁が飛ぶようだということで雁行形と呼ばれ、
どの部屋からも庭を眺めることができるそうです。
こちらは遠くから見るだけで室内の見学はありません。
内部の写真は過去に写真集とかで見たことありますが、
わびさび感溢れる書院造の中に細かい意匠が施されていて、ゆったりできる上に飽きさせない印象だったので
ナマで見られる機会があるといいのですけど。

高床式になっているのは離宮の近くを流れる桂川が氾濫した場合を想定しているとか。
古書院の前には月見台が造られていて、それも高床式でした。

後ろを振り向くと、さっきまで滞在していた笑意軒がまったく見えません。
逆に書院から進んでいくと笑意軒が見えたときに「おお」ってなるのかもしれない。

月波楼に着いた。
名前のとおり池に映る月を愛でるための茶屋で、お月見ということで秋の茶屋ですね。
(昔から月には巨大な桂の木が生えているという故事や言い伝えがありますから
桂離宮に観月スポットがあるというのはある意味とても"らしい"感じがします)

内部。
ちなみに月波楼の名前の由来は白楽天『西湖詩』の一節「月点波心一顆珠」から採ったようです。
土間の上がり口には唐船の絵馬が掲げてありますが
これ、午前中に行ってきた御霊神社にかつては奉納されたものらしいです。

中の間からは外の景色が見渡せます!縁側で植物が隠れてまるで池に浮かんでるみたいな錯覚。
ここからは松琴亭も見えるんですね~。

書院の玄関、御興寄前庭。
沓脱石は6人分の沓が並べられることから「6つの沓脱」と呼ばれているそうです。

出口に向かいます。あっという間に終わってしまった~。

おお、見覚えのある風景。入口の太鼓橋に戻ってきたわけですな。
桂離宮の庭園は登ったり下りたりぐるりと回って歩く場所ばかりで方向がわからなくなりますが
それも狙いのひとつかもしれない。

ここで解散して見学は終了です。お疲れ様でした&ありがとうございました!
ガイドさんの説明を聞くのと写真を撮るのに夢中になってしまって
何だかあわただしく終わってしまった気もしますので、
せっかく当日でも入れるようになったんだしまた来たいと思います。
2度目来れたらあまりよく観られなかった燈籠とか(桂離宮の燈籠は全部で24基あるらしい)、
もうちょっと余裕のある参観にできるといいな…。
電車で四条に戻ったあと、時計を見たらまだ時間があったので
「そういえばまだ行ったことなかったなー」とふと思いついて。

神泉苑に来ました☆
現在は二条城の南にありますが、
昔は二条城のあたりには御所があって神泉苑は禁苑だったのだそうです。
824年に西寺の守敏と東寺の空海が雨乞いの祈祷を行い競った場所ということでも有名ですな。

境内にて。わー黄色い彼岸花だ~!と喜んでいたら、

突然のアヒル群団!!!(さんをつけろよこのデコ助野郎)
クワクワクワクワ言いながらよちよちペタペタ歩いてきました何これ何これめっちゃかわいい!!
お寺の境内で飼育されているようで、
境内には鯉とアヒルのごはんが買える自動販売機があって自由にあげていいみたいだし
公式サイトにはアヒルページもあります→こちら
あああああかわいいいぃぃいいい撫で撫でしたい~~。
(触っていいのかわからなかったので触りませんでした)

アヒルさんたちの後をついて境内へ。
昔々は二条~三条にわたる大庭園だったみたいですが二条城の造営により縮小され、
東寺の寺院として再興され今に至るそうです。

善女龍王社。神泉苑の池に住むという龍神をまつっています。

歳徳神(恵方社)。
日本で唯一とのことで、この祠にお参りすると自然に恵方を拝むことができます。
毎年大晦日の晩には新年の恵方に向けて祠の向きを変えているそうです。

池にかかる法成橋。
橋を渡りながら善女竜王社に向けてひとつだけ願い事を言うと叶うといわれ、
最近はパワースポットとしても人気があるそうです。

橋の上からお池を眺める。

龍頭鷁首の船むちゃくちゃかっこいい!
苑で開催されるお茶会などでは実際に乗ることもできるそうです。

お水を飲む、羽づくろいする、お休みするアヒルさんたちが一度に楽しめる贅沢な1枚☆

東寺から移築されたという本堂。
聖観世音菩薩と不動明王坐像を祀っています。

本堂脇にある与謝蕪村の句です。「名月や神泉苑の魚おどる」

お庭の奥まで歩いてきました。善女竜王社の背面が見えます。

弁天堂は工事中でした。
神泉苑の弁財天は宮島・京都繁昌神社の弁財天と並び日本三体といわれているそうです。

矢剱大明神。神泉苑の鎮守稲荷社です。

お池の穴にお顔突っ込んでたアヒルさんたちをパチリ。何か食べ物がいるのでしょうか。
顔突っ込んだり羽バタバタしたり首振ったりと忙しそうでした。

御朱印。
わたしが訪れた日は観月会が開催される予定で(曇っていたし時間がなかったので参加は見送りました)、
御朱印も通常の善女龍王のほかに、観月会限定の与謝蕪村の俳句入りのものがありました。
限定という言葉に弱いゆさはとっとと頂いてまいりましたよ^^
この後はバスで京都駅に戻って、新幹線に乗って帰路に着きました。
(三連休の京都駅はいつにも増して混雑していました…いやはや)

今回のnikinikiはシマリスと切り株^^
何となくぼのぼののシマリス君を思い出しました。目が点なところとか。
2週連続の京都旅は初めてです~ああついにやってしまった。。(;´∀`)
電車一本なので行きやすいというのもありますけど、行きたい行事が多すぎるのだ!
毎回楽しませてもらっています企画者の人たちありがとう。
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ふおおっ
- 2016/09/24(土) 12:50:06 |
- URL |
- TOM-F
- [ 編集 ]
今回はとびきりですね。
か、桂離宮の当日拝観受付だとっ!
整理券が必要とか、まだ敷居は少し高いですけど、格段に拝観がしやすくないましたね。嬉しい限りです。
臨場感たっぷりの記事を読ませていただいて、久しぶりに桂離宮に行ってみたくなりました。
和朝食とイタめしランチ、どっちも美味しそうですね。あ~、お腹すいたw
おぉ
- 2016/09/26(月) 01:08:45 |
- URL |
- 大海彩洋
- [ 編集 ]
このあたりを散策すると、かつてはどんな姿だったんだろうと都の華やかなりし時を考えますね~
そして、何より、ゆささんの朱印ゲットのエネルギーがうらやましくなってきました。すごい、限定なんてあるんだ~とこちらで初めて知った私です。一応私も、朱印帳もって歩いてはいるのですけれど、よく忘れていく^^;
『清明の雪』という小説を書くときに、水をテーマにしようと決めたので、(もう○十年近く前かぁ)、改めて京都の水の名所を巡りました。神泉苑、貴船、琵琶湖疎水(哲学の道)、南禅寺水道橋、そして町の中の井戸から作られた美味しい豆腐と伏見の酒! その時出会った雲ヶ畑の志明院は今も毎年訪れるのですが(『鳴神』の舞台)、最近逆に町中に行くのが億劫になってるなぁ~う~ん、こうしてゆささんの旅記事を拝読すると、特に食の充実に感動。やっぱり碁盤の目の中は食の充実度がよいなぁ。いつも行き当たりばったりなので、これからはしっかり調べていかなくちゃな~と思います。
あ、鶏がお嫌いじゃなかったら、川端丸太町の八起庵さんもよいですよ~。何よりも鶏のガラスープで、生きてて良かった~と思いまする(*^_^*)
Re: ふおおっ
- 2016/09/27(火) 19:16:38 |
- URL |
- ゆさ
- [ 編集 ]
と、当日拝観が…始まりましたっ……!!
まさかまさかこんな日が来るとは、あの桂離宮が、当日でも何とかなる日がー!
葉書でもネットでも振られ続けてわたし一生桂離宮には縁がないと思ってましたけど
チャンスが増えたのはうれしいです。
たぶんまだそんなに知られてないので人少ないです、周知されれば増えていくかも。
そうなる前にまた行きたいなー!
京都でごはんのお店探すのが最近楽しくて(*´∀`*)
コースランチあれで1000円なんですよ!穴場でした☆
Re: おぉ
- 2016/09/27(火) 19:30:04 |
- URL |
- ゆさ
- [ 編集 ]
神泉苑きれいなところですね~名前の響きからしてきれいで、ずっと気になっててやっと行けました。
二条城の方は賑やかでしたが、神泉苑は静かでゆっくりできました^^
限定御朱印は狙ったわけではなくたまたまそういう日だったのですが、
蕪村たんの句をいただけて有難かったです☆
> 神泉苑、貴船、琵琶湖疎水(哲学の道)、南禅寺水道橋、そして町の中の井戸から作られた美味しい豆腐と伏見の酒!雲ヶ畑の志明院
京都は名水の町でもあるんですよね!
伏見と貴船くらいしか行ったことなくて、あと梨木神社も行きたいなー。
冬の京都ではお豆腐を必ずいただきます…熱々おいしい、そろそろおいしい季節ですね(*´∀`*)
旅行では、せっかく来たからおいしいもの一つは食べたいっていう欲求があって
事前に調べる場合もあるし現地の人に聞くこともあります。
行き当たりばったりでおいしいお店に出会うときもあって楽しいですね。
> 川端丸太町の八起庵
チキン大好きです、鶏ガラスープとな!じゅるり
近くに行くタイミングがあったら行ってみます、ご紹介ありがとうございました\(^o^)/
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